JPH09155628A - チューブへのスリット形成装置 - Google Patents

チューブへのスリット形成装置

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JPH09155628A
JPH09155628A JP7315545A JP31554595A JPH09155628A JP H09155628 A JPH09155628 A JP H09155628A JP 7315545 A JP7315545 A JP 7315545A JP 31554595 A JP31554595 A JP 31554595A JP H09155628 A JPH09155628 A JP H09155628A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チューブ1にスリット2を形成する際に、チ
ューブ1の捩じれや凹みの影響を除去する。 【構成】 チューブ1の内周面を案内する内ガイド22
を設ける。内ガイド22の外周には、チューブ1にスリ
ット2を形成するカッタブレード24が設けられる。こ
れら内ガイド22およびカッタブレード24は、軸受手
段15によって、チューブ1の周方向に変位自在に構成
されている。 【効果】 内ガイド22は、チューブ1の凹みを矯正す
る。また、チューブ1が捩じれていても、軸受手段15
によって、カッタブレード24が追随しながらスリット
2を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチューブへのスリッ
ト形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にワイヤーハーネス用コルゲートチ
ューブに代表されるチューブは、合成樹脂を管状に成形
して形成された長尺の軟体物である。このようなチュー
ブを外装品として用いる場合には、チューブに対し、そ
の長手方向に沿うスリットを形成し、このスリットを介
して、ワイヤーハーネス等を当該チューブの内周側に導
入するようにしている。
【0003】上記スリットをチューブに形成する場合、
従来は定位置に変位不能に固定されたカッタブレード
と、このカッタブレードに対してチューブをその長手方
向に案内するガイド部材とを一体的に設け、上記ガイド
部材によってチューブを案内しながら、カッタブレード
に対してチューブを相対変位させることにより、スリッ
トを形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにチューブは軟体物であり、しばしば捩じれや凹み
が生じている。そのような捩じれや凹みがチューブに生
じている場合には、カッタブレードやガイド部材が定位
置に変位不能に固定されていることから、チューブがガ
イド部材に干渉してチューブをスムーズに送ることがで
きなくなる結果、裁断されたスリットが長手方向に対し
て斜行したり、甚だしい場合には、チューブがガイド部
材に引っ掛かって停止してしまうという不具合があっ
た。
【0005】また、直径の異なる複数種類のチューブに
スリットを形成することも要請されている。本発明は上
記不具合に鑑みてさなれたものであり、チューブの捩じ
れや凹みによって悪影響を受けることなく正規のスリッ
トを形成することができ、しかも、多品種のチューブに
適応可能なチューブへのスリット形成装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の構成は、長手方向に沿って
連続的に送給される長尺のチューブの内周面を案内する
外周面を有する内ガイドと、内ガイドを、その中心線回
りに回転可能に軸支する軸受手段と、内ガイドの径方向
に突出し、且つ内ガイドと一体的に設けられて、上記外
周面に案内されるチューブをその長手方向に裁断するカ
ッタブレードとを備えていることを特徴とするチューブ
へのスリット形成装置である。
【0007】この構成では、チューブを内ガイドの外周
面によって案内し、チューブの長手方向に送給すること
により、カッタブレードがチューブにスリットを形成し
てゆく。この過程において、チューブに捩じれが生じて
いる場合には、軸受手段により内ガイドが捩じれに追従
する結果、内ガイドと一体的に設けられたカッタブレー
ドも上記捩じれに追従しながらスリットを形成すること
になる。また、チューブに凹みが生じている場合にも、
これを内ガイドの外周面によって除去することができ
る。
【0008】また、請求項2記載の構成は、請求項1記
載のチューブへのスリット形成装置において、上記内ガ
イドは、カッタブレードを着脱可能に保持するカッタホ
ルダを一体に有しているものである。この構成では、カ
ッタブレードを容易に取り換えることが可能になる。
【0009】また、請求項3記載の構成は、請求項1ま
たは2記載のチューブへのスリット形成装置において、
上記軸受手段に対して内ガイドを着脱可能に装着する装
着リングをさらに備えているものである。この構成で
は、内ガイドが装着リングによって軸受手段に着脱可能
に装着されるので、内ガイドの取り換えが容易になる。
【0010】また、請求項4記載の構成は、請求項3記
載のチューブへのスリット形成装置において、上記チュ
ーブの送給方向においてカッタブレードの下流側に配置
され、カッタブレードによって形成されたスリットを貫
通した状態で内ガイドと上記装着リングとを一体に連結
するガイドブレードをさらに備えているものである。
【0011】この構成では、カッタブレードが形成した
スリットをガイドブレードが案内しながらチューブを送
給することになるので、内ガイドが一層チューブの捩じ
れに追随しやすくなる。また、形成されたスリットにガ
イドブレードが貫通しているので、スリットの両端がカ
ッタブレードの下流側で重なり合うことを阻止すること
になる。
【0012】また、請求項5記載の構成は、請求項4記
載のチューブへのスリット形成装置において、上記ガイ
ドブレードは、カッタブレードを着脱可能に保持するカ
ッタホルダを一体的に形成するものである。この構成で
は、同一部材によって、カッタホルダとガイドブレード
が構成される。
【0013】また、請求項6記載の構成は、定位置に外
輪が固定され、内輪が相対回転可能な軸受手段と、軸受
手段の内輪に着脱可能に装着されてチューブの内周面を
当該チューブの長手方向に案内可能なガイドユニットと
を備え、上記ガイドユニットは、上記軸受手段の中心線
沿いに連続的に送給される長尺のチューブをその長手方
向に裁断するカッタブレードを一体的に有していること
を特徴とするチューブへのスリット形成装置である。
【0014】この構成では、チューブをガイドユニット
によって案内し、チューブの長手方向に送給することに
より、カッタブレードがチューブにスリットを形成して
ゆく。この過程において、チューブに捩じれが生じてい
る場合には、軸受手段によりガイドユニットが捩じれに
追従する結果、ガイドユニットと一体的に設けられたカ
ッタブレードも上記捩じれに追従しながらスリットを形
成することになる。また、チューブに凹みが生じている
場合にも、これをガイドユニットの外周面によって除去
することができる。さらに、ガイドユニットが軸受手段
の内輪に対し、着脱可能に構成されていることから、ガ
イドユニットを交換することにより、複数種類のチュー
ブに対応することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。図1は
本発明の実施の一形態におけるスリット形成装置10の
外観を示す斜視図であり、図2は、図1のスリット形成
装置10の縦断面図である。
【0016】これらの図を参照して、各図に例示されて
いるスリット形成装置10は、長手方向に連続的に送給
されるチューブ1に対し、その長手方向にスリット2を
形成するためのものである。チューブ1をその長手方向
に連続的に送給するための機構としては、例えば、本件
出願人が先に詳細に提案している特願平6−34421
5号(特開平6−344215号)の構成等、種々のも
のが知られているので、その詳細についてはこれを省略
する。チューブ1としては、例えば、表面が平らな塩化
ビニール樹脂製のものの他、ワイヤーハーネスやワイヤ
ーハーネスを構成するサブアセンブリの外周部分を保護
するためのコルゲートチューブを加工することが可能で
ある。
【0017】スリット形成装置10は、支柱体11と、
支柱体11の下端に形成されたねじ部12に螺合するこ
とにより、載置台3(図2のみ図示)に支柱体11を固
定する一対のナット13と、支柱体11の上端に固定さ
れた円筒形のフード体14とを備えている。フード体1
4は、その中心線が水平に向く姿勢に配置されている。
フード体14の当該中心線方向一端側の下端部分には上
記支柱体11が固着されている。
【0018】このフード体14の上記一端側には、軸受
手段としての軸受15が固定されている。軸受15は、
フード体14と同心に配置されており、その外輪15A
がフード体14と一体的に固定されているとともに、内
輪15Bが転動体15Cによって相対回転可能になって
いる。そして、この内輪15Bに、ガイドユニット20
が着脱可能に装着されるようになっている。なお、軸受
としては、図示のボール軸受の他、ころ軸受を採用して
もよい。
【0019】図3は、図1のスリット形成装置10に採
用されているガイドユニット20の外観斜視図であり、
図4は、図1のスリット形成装置10に採用されている
ガイドユニット20の平面図である。図2ないし図4を
参照して、ガイドユニット20は、上記軸受15の内輪
15Bに嵌入される装着リング21と、装着リング21
と同心に配置される内ガイド22と、両者を連結するブ
レード体23と、ブレード体23に着脱可能に固定され
るカッタブレード24とを備えている。
【0020】上記装着リング21は、手作業で軸受15
の内輪15Bに圧入できる外径に設定された金属製の環
状体である。図2に示すように、上記内ガイド22は、
スリット加工が施されるチューブ1の内周面を案内する
ための筒状体である。内ガイド22の一端部には、ねじ
孔22Aが形成されている。ねじ孔22Aには、ヘッド
がテーパ状に形成された矢尻部22Bのねじ部22Cが
螺合しており、この矢尻部22Bからチューブ1を導入
するようになっている。内ガイド22は、矢尻部22B
が螺合する側(以下、上流側という)が反対側(以下、
下流側という)よりも長く装着リング21から突出して
いる。
【0021】上記ブレード体23は、板金部材を重ね合
わせてブレード状に成形することにより形成されてお
り、内ガイド22の中心線に沿って径方向に突出するこ
とにより、上記装着リング21と一体的に溶接されてい
る(図4参照)。ブレード体23は、内ガイド22の下
流側から内ガイド22の中心線方向に沿って平行に延び
る平行部23Aと、平行部23Aから上流側に向かい、
斜めに立ち上がる立ち上がり部23Bと、立ち上がり部
23Bから、内ガイド22の上流側に向かい、内ガイド
22の中心線方向に沿って平行に延びるホルダ部23C
とを一体に呈している。上記装着リング21は、平行部
23Aと立ち上がり部23Bの境界部分に溶接されてい
る。また、立ち上がり部23Bには、装着リング21の
装着時に軸受15の内輪15Bに係止する位置決め用の
肩部23Dが区画されている。
【0022】上記ホルダ部23Cは、折り返された上記
板金部材間にカッタブレード24を挟み込むことによ
り、カッタブレード24を保持している。カッタブレー
ド24をホルダ部23Cに着脱可能に固定するために、
ホルダ部23Cには、小径の六角孔ボルト23Fが、加
工されるべきチューブ1と干渉しない位置に螺合してい
る。
【0023】カッタブレード24は、市販のステンレス
製品であり、刃24Aを内ガイド22の中心線に沿わせ
た状態で内ガイド22の径方向に延びており、内ガイド
22の径方向内方側が当該内ガイド22の上流側に傾斜
しているとともに、上記刃24Aを内ガイド22の上流
側へ向けている。上述のようなガイドユニット20は、
スリット形成加工が施されるチューブ1の種類に応じ
て、複数種類形成される。
【0024】図5は、図1のスリット形成装置10に採
用可能な別の種類のガイドユニット30を示す斜視図で
あり、同図では、図1ないし図3に対応する部材には同
一の符号が付されている。例えば図5に例示されるガイ
ドユニット30では、図3のガイドユニット20よりも
大径の内ガイド22が採用されており、ブレード体23
とは別部材で構成された補助的なガイドブレード35
が、ブレード体23と断続的に形成されている。なお残
余の部分については、図1ないし図3のガイドユニット
20と同様であるので、説明を省略する。
【0025】次に、図1を参照して、上述した構成の作
用について説明する。以上の構成では、加工されるチュ
ーブ1の種類に応じてガイドユニット20(30)を選
択し、当該ガイドユニット20(30)の装着リング2
1を軸受15の内輪15Bに圧入することにより固定す
る。次に、チューブ1を内ガイド22の矢尻部22Bか
ら導入し、内ガイド22の下流側へ変位すると、チュー
ブ1は、その内周面が内ガイド22によって案内された
状態で、カッタブレード24の刃24Aによって縦割り
状に切り裂かれ、スリット2が形成される。この過程に
おいて、チューブ1に捩じれが生じている場合には、軸
受15により内ガイド22が捩じれに追従する結果、内
ガイド22と一体的に設けられたカッタブレード24も
上記捩じれに追従しながらスリット2を形成することに
なる。また、チューブ1に凹みが生じている場合にも、
これを内ガイド22の外周面によって除去することがで
きる。
【0026】また、上記ブレード体23の平行部23A
は、ガイドブレードとして作用し、スリット2に貫通し
て、チューブ1を案内している。なお、ガイドユニット
として図5に例示するものを採用した場合、ブレード体
23に加えてガイドブレード35もスリット2を貫通
し、チューブ1を案内する。以上の説明したように、上
述した実施の形態では、チューブ1にスリット2を形成
する過程において、チューブ1に捩じれが生じている場
合には、この捩じれに追従しながらスリット2を形成す
ることができるとともに、チューブ1に凹みが生じてい
る場合にも、これを内ガイド22の外周面によって除去
することができるので、軟体性を有するチューブ1の特
性にも拘らず、正規のスリット2を形成することができ
る。
【0027】また、上述した構成では、カッタブレード
24を容易に取り換えることが可能になるので、消耗品
であるカッタブレード24を交換することにより、正規
のスリット形成性能を維持することができるという利点
がある。また、手作業によって、内ガイド22が装着リ
ング21によって軸受15に着脱可能に装着されるの
で、内ガイド22の取り換えが容易になるので、図3や
図5に例示しているように、複数種類のガイドユニット
20、30を用意することにより、多種類のチューブ1
に対応してスリット形成加工を行うことができるという
利点がある。
【0028】また、カッタブレード24が形成したスリ
ット2をガイドブレード(ブレード体23の平行部23
A、およびガイドブレード35)が案内しながらチュー
ブ1を送給することになるので、内ガイド22が一層チ
ューブ1の捩じれに追随しやすくなり、捩じれの悪影響
を除去した状態で正規のスリット2を形成することがで
きるという利点がある。また、形成されたスリット2に
ガイドブレード23A、35が貫通しているので、スリ
ット2の両端がカッタブレード24の下流側で重なり合
うことを阻止することになる結果、チューブ1がカッタ
ブレード24に干渉して引っ掛かりや裁断不良が生じる
という不具合をも解消することが可能になる。
【0029】加えて、チューブ1の案内機能とスリット
形成機能とが、ガイドユニット20(30)によってユ
ニット化されているので、チューブ1の種類を変更する
際に、案内部材としての内ガイド22とカッタブレード
24との位置合わせを逐一行う必要がなくなり、交換作
業が容易且つ迅速になるという利点がある。従って、上
述した構成によれば、チューブ1の捩じれや凹みによっ
て悪影響を受けることなく正規のスリット2を形成する
ことができ、しかも、多品種のチューブ1に適応するこ
とができるという顕著な効果を奏する。
【0030】なお上述した構成は、本発明の好ましい具
体例を例示したものに過ぎず、本発明は上記具体例に限
定されない。例えば、内ガイド22を交換する手段とし
て、フード体14にクランプ部材を設け、このクランプ
部材によって、軸受15自身をフード体14に対し着脱
可能に構成してもよい。その他、本発明の特許請求の範
囲内で種々の設計変更が可能であることは云うまでもな
い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の構成では、チューブにスリットを形成する過程に
おいて、チューブに捩じれが生じている場合には、この
捩じれに追従しながらスリットを形成することができる
とともに、チューブに凹みが生じている場合にも、これ
を内ガイドの外周面によって除去することができるの
で、軟体性を有するチューブの特性にも拘らず、正規の
スリットを形成することができる。
【0032】また、請求項2記載の構成では、カッタブ
レードを容易に取り換えることが可能になるので、消耗
品であるカッタブレードを交換することにより、正規の
スリット形成性能を維持することができるという利点が
ある。また、請求項3記載の構成では、内ガイドが装着
リングによって軸受手段に着脱可能に装着されるので、
内ガイドの取り換えが容易になるので、複数種類の内ガ
イドを用意することにより、多種類のチューブに対応し
てスリット形成加工を行うことができるという利点があ
る。
【0033】また、請求項4記載の構成では、カッタブ
レードが形成したスリットをガイドブレードが案内しな
がらチューブを送給することになるので、内ガイドが一
層チューブの捩じれに追随しやすくなり、捩じれの悪影
響を除去した状態で正規のスリットを形成することがで
きるという利点がある。また、形成されたスリットにガ
イドブレードが貫通しているので、スリットの両端がカ
ッタブレードの下流側で重なり合うことを阻止すること
になる結果、チューブがカッタブレードに干渉して引っ
掛かりや裁断不良が生じるという不具合をも解消するこ
とが可能になる。
【0034】また、請求項6記載の構成では、チューブ
の案内機能とスリット形成機能とが、ガイドユニットに
よってユニット化されているので、チューブの種類を変
更する際に、案内部材とカッタブレードとの位置合わせ
を逐一行う必要がなくなり、交換作業が容易且つ迅速に
なるという利点がある。従って、本発明によれば、チュ
ーブの捩じれや凹みによって悪影響を受けることなく正
規のスリットを形成することができ、しかも、多品種の
チューブに適応することができるという顕著な効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態におけるスリット形成装
置の外観を示す斜視図である。
【図2】図1のスリット形成装置の縦断面図である。
【図3】図1のスリット形成装置に採用されているガイ
ドユニットの外観斜視図である。
【図4】図1のスリット形成装置に採用されているガイ
ドユニットの平面図である。
【図5】図1のスリット形成装置に採用可能な別の種類
のガイドユニットを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 スリット形成装置 15 軸受(軸受手段) 15A 外輪 15B 内輪 20 ガイドユニット 22 内ガイド 23 ブレード体 23A 平行部(ガイドブレード) 23C ホルダ部(カッタホルダ) 24 カッタブレード 30 ガイドユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に沿って連続的に送給される長尺
    のチューブの内周面を案内する外周面を有する内ガイド
    と、 内ガイドを、その中心線回りに回転可能に軸支する軸受
    手段と、 内ガイドの径方向に突出し、且つ内ガイドと一体的に設
    けられて、上記外周面に案内されるチューブをその長手
    方向に裁断するカッタブレードとを備えていることを特
    徴とするチューブへのスリット形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のチューブへのスリット形成
    装置において、 上記内ガイドは、カッタブレードを着脱可能に保持する
    カッタホルダを一体に有しているものである。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のチューブへのスリ
    ット形成装置において、 上記軸受手段に対して内ガイドを着脱可能に装着する装
    着リングをさらに備えているものである。
  4. 【請求項4】請求項3記載のチューブへのスリット形成
    装置において、 上記チューブの送給方向においてカッタブレードの下流
    側に配置され、カッタブレードによって形成されたスリ
    ットを貫通した状態で内ガイドと上記装着リングとを一
    体に連結するガイドブレードをさらに備えているもので
    ある。
  5. 【請求項5】請求項4記載のチューブへのスリット形成
    装置において、 上記ガイドブレードは、カッタブレードを着脱可能に保
    持するカッタホルダを一体的に形成するものである。
  6. 【請求項6】定位置に外輪が固定され、内輪が相対回転
    可能な軸受手段と、 軸受手段の内輪に着脱可能に装着されてチューブの内周
    面を当該チューブの長手方向に案内可能なガイドユニッ
    トとを備え、 上記ガイドユニットは、上記軸受手段の中心線沿いに連
    続的に送給される長尺のチューブをその長手方向に裁断
    するカッタブレードを一体的に有していることを特徴と
    するチューブへのスリット形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010005763A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd スリット形成装置
CN110587692A (zh) * 2019-09-17 2019-12-20 张锦青 裁切与下料一体化的办公用品生产设备

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