JPH09155448A - ストリップ巻取り方法及び装置 - Google Patents

ストリップ巻取り方法及び装置

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JPH09155448A
JPH09155448A JP31887195A JP31887195A JPH09155448A JP H09155448 A JPH09155448 A JP H09155448A JP 31887195 A JP31887195 A JP 31887195A JP 31887195 A JP31887195 A JP 31887195A JP H09155448 A JPH09155448 A JP H09155448A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻取り開始から巻取終了にわたってストリッ
プの偏向や折れ等を発生することなくコイルの端面を平
坦にして巻取りを行うことができるようにする。 【解決手段】 デフレクタロール11と巻取りリール1
2との間に配置されたガイドテーブルの巻取りリール側
の先端であってストリップ10の両サイドに対応する位
置に対をなすサイドガイドロール20−1、20−2を
設ける。前記ストリップの巻取り中は、前記一対のサイ
ドガイドロールをそれぞれ前記ストリップの両サイドか
ら離れた位置に位置せしめると共に、前記巻取りリール
をその中心軸方向に移動させて前記コイルの端面を平坦
にする。前記ストリップの巻取り開始及び巻取り終了時
には、前記一対のサイドガイドロールのうち一方を前記
ストリップのサイドに接触する位置におき、他方は前記
ストリップの他方からわずかに離れた位置において巻取
りを行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鋼板等のストリップ
をコイルとして巻取るための巻取り方法及び装置に関
し、特にストリップの巻取り開始及び巻取り終了時にお
いてコイルの端面を平坦にそろえるための改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のストリップ巻取り装置について、
図8を参照して簡単に説明する。図8はストリップ10
を巻取り中の状態を示し、ストリップ10はデフレクタ
ロール11を経由して巻取りリール12にコイル13と
して巻取られる。巻取りリール12は、図示しない駆動
機構によりその軸方向に移動可能に構成されている。ス
トリップ10を切断するためのシャー14とデフレクタ
ロール11との間には、ストリップ10のサイドの位置
を検出するためのEPCセンサと呼ばれるセンサ15が
配置されている。デフレクタロール11と巻取りリール
12との間には、コイル13の径に応じて変位してスト
リップ10の移動を案内するガイドテーブル16が配置
されている。ガイドテーブル16には、その延在方向に
伸縮自在なスライドテーブル17が組み込まれている。
ガイドテーブル16、スライドテーブル17はそれぞ
れ、コイル13の径が所定の値に達してストリップ10
を切断した時、すなわちストリップ10の巻取り終了時
に、ストリップ10の残りの部分を案内し得る位置にく
るように、シリンダ機構16−1,17−1により、図
中実線、破線で示す矢印方向に移動可能にされている。
【0003】コイル13の外周には、その径に応じて変
位可能に押えロール18が配置され、常にコイル13の
外周に一定の押圧力を与えるようにしている。なお、セ
ンサ15は、ストリップの幅方向の中心を検出するため
のCPCセンサと呼ばれるセンサで代用されることもあ
る。
【0004】いずれにしても、ストリップ10の巻取り
中は、センサ15からの検出信号にもとづいて図示しな
い制御装置が駆動機構を制御して巻取りリール12を軸
方向に移動させることにより、コイル13の端面が平坦
になるようにしている。このような制御はEPC制御あ
るいはCPC制御と呼ばれている。コイル13の径が所
定値に達すると、シャー14によりストリップ10が切
断され、そこからコイル13までの残りのストリップ1
0が巻取られて巻取りが終了する。
【0005】ところが、シャー14による残りのストリ
ップ10の巻取りに際しては、残りのストリップ10の
位置が不安定となるためEPCあるいはCPC制御は不
可能となり、コイル13の端面が不揃いになってしまう
という問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような問題点を解
消するための装置として、例えば特開昭53−7515
3号、特開平5−228537号にサイドガイド装置と
呼ばれる改良装置が提案されている。これらのサイドガ
イド装置は、いずれもコイルの両端であってその最大径
時の外周に近い位置(図8で言えば押えローラ18に近
い位置)に対をなすサイドガイドローラを配置して、巻
取り終了時の残りのストリップを案内するようにしてい
る。
【0007】しかしながら、いずれの装置においても、
一対のサイドガイドローラがストリップの両サイドに接
し、しかも押えローラとサイドガイドローラとの間の距
離が短かいために、ストリップがコイルの径方向に動き
にくくなり、ストリップの両サイドに偏向や折れ等を発
生するおそれがある。
【0008】本発明の課題は上記のような問題点を解消
することのできるストリップ巻取り方法を実現すること
にある。
【0009】本発明はまた上記ストリップ巻取り方法に
適したストリップ巻取り装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、最終処理され
たストリップをデフレクタロールを経由して巻取りリー
ルでコイルとして巻取るストリップ巻取り方法におい
て、前記デフレクタロールと前記巻取りリールとの間に
配置されたガイドテーブルの巻取りリール側の先端であ
って前記ストリップの両サイドに対応する位置に対をな
すサイドガイドロールを設け、前記ストリップの巻取り
中は、前記一対のサイドガイドロールをそれぞれ前記ス
トリップの両サイドから離れた位置に位置せしめると共
に、前記巻取りリールをその中心軸方向に移動させて前
記コイルの端面を平坦にし、前記ストリップの巻取り開
始及び巻取り終了時には、前記一対のサイドガイドロー
ルのうち一方を前記ストリップのサイドに接触する位置
におき、他方は前記ストリップの他方からわずかに離れ
た位置において巻取りを行うようにしたことを特徴とす
る。
【0011】本発明はまた、最終処理されたストリップ
をデフレクタロールを経由して巻取りリールでコイルと
して巻取るストリップ巻取り装置において、前記ストリ
ップのサイドあるいは幅方向の中心を検出するセンサ
と、前記デフレクタロールと前記巻取りリールとの間に
配置されて前記ストリップを案内するガイドテーブル
と、前記ガイドテーブルの巻取りリール側の先端であっ
て、前記ストリップの両サイドに対応する位置に設けら
れ、前記コイルの中心からの水平方向の距離Xと垂直方
向の距離Yとを調整可能な移動機構を介して設けられた
一対のサイドガイドロールと、該一対のサイドガイドロ
ールを独立して前記ストリップの幅方向に移動させる第
1の駆動機構と、前記巻取りリールをその軸方向に移動
させる第2の駆動機構と、前記センサからの検出信号に
もとづいて前記第1及び第2の駆動機構を制御する制御
部とを備え、該制御部は、前記ストリップの巻取り中
は、前記一対のサイドガイドロールをそれぞれ前記スト
リップの両サイドからわずかに離れた位置に位置せしめ
ると共に、前記第2の駆動機構を制御して前記巻取りリ
ールを前記軸方向に移動させることにより前記コイルの
端面を平坦にし、前記ストリップの巻取り開始及び巻取
り終了時には、前記一対のサイドガイドロールのうち一
方を前記ストリップのサイドに接触する位置におき、他
方は前記ストリップのサイドから離れた位置におくよう
にしたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
好ましい実施の形態について説明する。図1〜図3を参
照して、本例ではガイドテーブル16の先端、厳密に言
えばスライドテーブル17であってストリップ10の両
サイドに対応する位置に、対をなすサイドガイドロール
20−1,20−2を設け、これらのサイドガイドロー
ル20−1,20−2の位置を後述するように制御する
点に特徴を有する。図2に示されるように、サイドガイ
ドロール20−1,20−2はそれぞれ、独立したシリ
ンダ機構(第1の駆動機構)21−1,21−2により
独立してストリップ10の幅方向(図2中、矢印で示す
方向)、すなわち互いに接近、離反し合う方向に移動可
能である。
【0013】また、図1に示されるように、サイドガイ
ドロール20−1,20−2を、コイル13の中心から
の水平方向の距離X、垂直方向の距離Yが変化するよう
に移動させる移動機構を備えている。この移動機構は、
ガイドテーブル16を変位させるシリンダ機構16−1
と、ガイドテーブル16に対しスライドテーブル17を
その延在方向に伸縮させるシリンダ機構17−2とから
成る。また、ガイドテーブル16の上方には、ホールド
ダウンロール22と、その位置を変位させるためのシリ
ンダ機構23とが設けられている。更に、図3をも参照
して、巻取りリール12には、これを回転駆動するため
の回転駆動機構24とこの回転駆動機構24も含めて巻
取りリール12をその軸方向に移動させるためのシリン
ダ機構(第2の駆動機構)25が組み合わされている。
【0014】図4はシリンダ機構21−1,21−2と
シリンダ機構25の油圧駆動系と各機構の変位量を検出
する検出系及びセンサ15による検出系との関係を示し
た図である。センサ15からの検出信号はアンプ30で
増幅されて電気−油圧式調節盤32に出力され、油圧駆
動系の油圧指令値に変換される。後述するように、シリ
ンダ機構21−1,21−2とシリンダ機構25との駆
動の切換えが切換弁32で行われ、シリンダ機構21−
2に対する油圧装置33と電気−油圧式調節盤32との
切換えが切換弁34で行われる。
【0015】シリンダ機構21−1,21−2にはそれ
ぞれ、その変位量を検出するためのアブソコーダ35−
1,35−2が設けられ、これらの検出信号は電気制御
装置36に出力される。一方、シリンダ機構25にはそ
の変位量を検出するための位置検出器36が設けられ、
その検出信号はアンプ30に出力される。
【0016】図5をも参照して、はじめにストリップの
巻取り開始時の動作について説明する。巻取り開始時に
は、図示しない制御部によりガイドテーブル16、スラ
イドテーブル17を移動させて、サイドガイドロール2
0−1,20−2が図1中、一点鎖線で示すように、巻
取リール12に接近した位置にあるように置かれる。こ
れは、コイル13の中心からの距離X,Yをあらかじめ
設定しておき、この設定値にもとづいてシリンダ機構1
6−1,17−2を駆動することにより実現できる。ま
た、ホールドダウンロール22は、これも制御部による
シリンダ機構23の駆動により、ストリップ10の先端
がガイドテーブル16から離れて上方に偏倚してしまう
ことを規制し得る位置におかれる。
【0017】ストリップ10の先端が送り込まれてくる
と、センサ15でそのサイドエッジが検出される。この
検出信号はアンプ30を経て電気−油圧式調節盤32に
送られる。切換弁32は、図示しない制御部により切換
弁34側の油圧路32−1が選択される。アンプ30か
らの信号はまたアブソコーダ35−2にもガイドロール
20−2の位置を指定する指令値として与えられる。こ
のことにより、シリンダ機構21−2が電気−油圧式調
節盤32の油圧で駆動されてサイドガイドロール20−
2が変位し、アブソコーダ35−2は指令値で指令され
た位置に達すると検出信号を出力する。制御部はこの検
出信号を受けると電気−油圧式調節盤32の制御による
移動を停止させてサイドガイドロール20−2を停止さ
せる。この停止位置は、サイドガイドロール20−2が
ストリップ10のサイドに接触する位置である。
【0018】一方、サイドガイドロール20−1は油圧
装置33からの油圧でシリンダ機構21−1が作動する
ことで変位し、その変位量は、サイドガイドロール20
−2から(W+α)だけ離れた位置にあるように制御さ
れる。Wはストリップ10の幅で既知であり、αは1〜
2(mm)の値とされる。電気制御装置36は、アブソ
コーダ35−2からのサイドガイドロール20−2停止
(電気−油圧式調節盤32の制御による停止)時の位置
信号を受け、上記(W+α)を実現するための変位量を
指令値としてアブソコーダ35−1に出力する。アブソ
コーダ35−1はこの指令値による位置に到達すると検
出信号を出力する。制御部はこの検出信号を受けると油
圧装置33の動作を停止させてシリンダ機構21−1の
動作を停止させる。
【0019】このようにして、ストリップ10は一方の
サイドエッジがサイドガイドロール20−2に接触して
案内され、他方のサイドエッジはサイドガイドロールか
らαだけ離れて通過する。そして、ストリップ10の先
端が巻取りリール12に巻き込まれると、制御部は切換
弁32を油圧路32−2側に切換える。
【0020】以上のように、ストリップ10の巻取り開
始に際しては、ストリップ10の一方のサイドエッジの
みがサイドガイドロール20−2に接触して移送が案内
されるので、ストリップ10がその板幅方向に動きにく
くなるというようなことがなくなる。その結果、ストリ
ップ10の偏向や折れ等の発生が無くなる。
【0021】次に、図6をも参照して巻取り中の動作に
ついて説明する。ストリップ10の先端が巻取りリール
12に巻き込まれて巻取りが始まると、サイドガイドロ
ール20−1,20−2は、図1に示す一点鎖線の位置
からコイル13の巻取り終了時の径D(既知)よりも外
側の位置まで退避される。しかも、サイドガイドロール
20−1,20−2は、図6(b)に実線で示すよう
に、ストリップ10の両サイドから十分離れた位置に後
退される。なお、図4の切換弁32は油圧路32−2側
に切換えられている。この状態では、センサ15からの
検出信号にもとづいて制御部によりシリンダ機構25が
制御され、コイル13の端面を平坦にするための従来と
同様の制御が行われる。
【0022】コイル13が径Dに達すると、制御部はシ
リンダ機構16−1,17−2を制御してサイドガイド
ロール20−1,20−2を図1の実線で示す位置にお
く。この位置は、コイル13の径Dに応じて距離X,Y
を与えることで設定される。制御部はまた、巻取りリー
ル12の回転を停止させ、図4の切換弁32を油圧路3
2−2から32−1側に切り換える。そして、図5で説
明した巻取り開始時と同様の制御により、サイドガイド
ロール20−2はストリップ10のサイドエッジと接触
する位置に、サイドガイドロール20−1は、サイドガ
イドロール20−2から(W+α)だけ離れた位置にお
く。ホールドダウンロール22についても同様である。
続いて、シャー14によりストリップ10を切断する。
その後、巻取りリール12の回転が再開されると、巻取
り開始時と同様、ストリップ10の後端部分は、一方の
サイドエッジのみがサイドガイドロール20−2に接触
して移送が案内され、しかも板幅方向に動きにくくなる
ということがない。その結果、ストリップ10の後端部
分はコイル13の端面と揃った状態で巻取られる。
【0023】なお、上記説明では、センサ15としてE
PCセンサを使用した場合について説明したが、CPC
センサを使用した場合には巻き取られるストリップの幅
が一定であれば、ストリップ10の幅方向の中心を検出
してサイドガイドロール20−1,20−2の位置決め
が行われることになるという違いだけで巻取り開始、巻
取り中、巻取り終了時の制御動作はほとんど同じであ
る。
【0024】なお、上記説明では第1、第2の駆動機構
ではいずれも油圧シリンダ機構を用いているが、これら
は空気圧によるシリンダ機構やボールネジ機構等、周知
のどのような駆動機構でも良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ばガイドテーブルの先端部分に一対のサイドガイドロー
ルを設けて、ストリップの巻取り開始、巻取り中、巻取
り終了時に位置制御を行うことにより、巻取り開始から
巻取終了にわたってストリップの偏向や折れ等を発生す
ることなくコイルの端面を平坦にして巻取りを行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるストリップ巻取り装置の主要部の
概略構成を示す側面図である。
【図2】図1に示されたサイドガイドロールを図1のA
方向から見た図である。
【図3】図1に示された巻取りリール、ストリップ、サ
イドガイドロール等を図1のB−B方向から見た図であ
る。
【図4】図1に示された巻取りリール、サイドガイドロ
ールの駆動機構とその油圧駆動系統及びセンサの検出信
号の電気信号系統を示した図である。
【図5】本発明によるストリップの巻取り開始時の動作
を説明するための図である。
【図6】本発明によるストリップの巻取り中の動作を説
明するための図である。
【図7】本発明によるストリップの巻取り終了時の動作
を説明するための図である。
【図8】従来のストリップ巻取り装置の一例を概略的に
示した側面図である。
【符号の説明】
10 ストリップ 11 デフレクタロール 12 巻取りリール 13 コイル 14 シャー 15 センサ 16 ガイドテーブル 17 スライドテーブル 18 押えロール 20−1,20−2 サイドガイドロール 22 ホールドダウンロール 16−1,17−1,21−1,21−2,25 シ
リンダ機構 34 切換弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最終処理されたストリップをデフレクタ
    ロールを経由して巻取りリールでコイルとして巻取るス
    トリップ巻取り方法において、 前記デフレクタロールと前記巻取りリールとの間に配置
    されたガイドテーブルの巻取りリール側の先端であって
    前記ストリップの両サイドに対応する位置に対をなすサ
    イドガイドロールを設け、 前記ストリップの巻取り中は、前記一対のサイドガイド
    ロールをそれぞれ前記ストリップの両サイドからわずか
    に離れた位置に位置せしめると共に、前記巻取りリール
    をその中心軸方向に移動させて前記コイルの端面を平坦
    にし、 前記ストリップの巻取り開始及び巻取り終了時には、前
    記一対のサイドガイドロールのうち一方を前記ストリッ
    プのサイドに接触する位置におき、他方は前記ストリッ
    プの他方から離れた位置において巻取りを行うようにし
    たことを特徴とするストリップ巻取り方法。
  2. 【請求項2】 最終処理されたストリップをデフレクタ
    ロールを経由して巻取りリールでコイルとして巻取るス
    トリップ巻取り装置において、 前記ストリップのサイドあるいは幅方向の中心を検出す
    るセンサと、 前記デフレクタロールと前記巻取りリールとの間に配置
    されて前記ストリップを案内するガイドテーブルと、 前記ガイドテーブルの巻取りリール側の先端であって、
    前記ストリップの両サイドに対応する位置に設けられ、
    前記コイルの中心からの水平方向の距離Xと垂直方向の
    距離Yとを調整可能な移動機構を介して設けられた一対
    のサイドガイドロールと、 該一対のサイドガイドロールを独立して前記ストリップ
    の幅方向に移動させる第1の駆動機構と、 前記巻取りリールをその軸方向に移動させる第2の駆動
    機構と、 前記センサからの検出信号にもとづいて前記第1及び第
    2の駆動機構を制御する制御部とを備え、 該制御部は、前記ストリップの巻取り中は、前記一対の
    サイドガイドロールをそれぞれ前記ストリップの両サイ
    ドから離れた位置に位置せしめると共に、前記第2の駆
    動機構を制御して前記巻取りリールを前記軸方向に移動
    させることにより前記コイルの端面を平坦にし、前記ス
    トリップの巻取り開始及び巻取り終了時には、前記一対
    のサイドガイドロールのうち一方を前記ストリップのサ
    イドに接触する位置におき、他方は前記ストリップのサ
    イドからわずかに離れた位置におくようにしたことを特
    徴とするストリップ巻取り装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のストリップ巻取り装置に
    おいて、前記第1、第2の駆動機構はそれぞれ、油圧シ
    リンダ機構で構成されることを特徴とするストリップ巻
    取り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009263089A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Ckd Corp 巻取装置
KR101320147B1 (ko) * 2012-04-25 2013-10-23 현대제철 주식회사 스트립 사행 치입 방지용 사이드 안내부 자동 조절 장치
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KR20190035063A (ko) * 2017-09-26 2019-04-03 주식회사 선일기연 터미널 실장기용 릴 자동교체 공급장치 및 이용한 릴 자동교체 공급방법

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