JPH09154389A - 脱穀機における受網着脱装置 - Google Patents

脱穀機における受網着脱装置

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JPH09154389A
JPH09154389A JP33818195A JP33818195A JPH09154389A JP H09154389 A JPH09154389 A JP H09154389A JP 33818195 A JP33818195 A JP 33818195A JP 33818195 A JP33818195 A JP 33818195A JP H09154389 A JPH09154389 A JP H09154389A
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JP33818195A
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Sakae Sonoyama
栄 園山
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱穀機の受網を脱穀フィードチェン側から容
易且つ安全に挿抜するものである。 【解決手段】 脱穀フィードチェン13側の扱室側板1
1を取り外し、開口部Aから受網7を挿抜可能にしたも
ので、扱室側板11の装着により受網7を支持固定し、
扱室側板11の取り外しにより支持固定を解除する受網
支持手段Bを設け、受網7の脱穀フィードチェン13側
で開口部Aに臨む部位に、受網支持手段Bが解除された
とき受網7が自重により開口部Aから突出することを阻
止し、かつ受網7を脱穀フィードチェン13側を持ち上
げて上記阻止を解除する受網仮保持手段Cを設けた。ま
た、受網7の前後一方側のみを持ち上げて受網仮保持手
段Cによる受網の仮保持を解除した。さらに、扱胴3始
端側の低扱歯6a,6bと受網7との間隙を後方側の高
扱歯6cと受網7との間隙より大となし、受網7の穀稈
供給口4a側のみを持ち上げて受網仮保持手段Cによる
受網の仮保持を解除した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扱室内に張設され
た受網の着脱装置を有する脱穀機に関する。
【0002】
【従来の技術】脱穀フィードチェン側の扱室側板を開放
して、その開口部から受網を挿抜可能にしたもので、受
網がその自重により下降することを阻止する受網仮保持
手段を設けることにより受網を安全に能率良く取り外す
ようにしたものは、特願平6−22038号(特開平7
−203752号公報)でもって既に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、受
網を扱口側(脱穀フィードチェン側)網と奥側網とに分
離し、奥側網に受網仮保持手段を設けたものであるた
め、作業者が開口部から扱室奥側に位置する受網仮保持
手段を目視できず、受網が仮保持されていることに対す
る不認識により受網を取り外すことができない問題があ
る。また、受網が仮保持されていることが分かっても、
受網仮保持手段が狭い扱室の奥側に位置しているため
に、作業者が開口部から手を入れてこれを解除すること
が困難である。更に、上記従来の受網仮保持手段は、受
網の前後(扱胴軸方向)2箇所に係合部が設けられてお
り、この両方の係合部を解除するには受網全体を一挙に
持ち上げなければならないが、一般に受網と扱歯先端と
の間隙は良好な脱穀性能を得るために極めて狭く設定さ
れているため、受網を上方に大きく持ち上げることがで
きず、従って、前述したように、扱室奥側の狭い間隙内
でしかも受網を扱胴軸と略々平行な姿勢を維持しながら
全体を僅かに持ち上げて両方の係合部を解除しなければ
ならないから、その解除が一層困難となる問題がある。
本発明の課題は、上記従来の提案を改良する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、扱室内に軸架
した扱胴の下側部位から該扱胴を挟んで脱穀フィードチ
ェンと反対側の奥側部位に亘り一連状の受網を張設し、
上記脱穀フィードチェン側の扱室側板を開閉自在に構成
すると共に、該扱室側板の開放により形成される開口部
から、上記受網を扱室の前後内側に設けたガイド部材に
沿って挿抜可能に構成した脱穀機において、上記扱室側
板の閉鎖状態において扱室内に張設された受網を脱穀フ
ィードチェン側から支持固定し、扱室側板の開放状態に
おいて前記支持固定を解除する受網支持手段を設けると
共に、受網の脱穀フィードチェン側で上記開口部に臨む
部位に、上記受網支持手段による支持固定が解除された
受網が、その自重により下動して開口部から外方に突出
することを阻止すべく保持し、かつ受網の脱穀フィード
チェン側を持ち上げることにより前記保持状態を解除す
る受網仮保持手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0005】また、本発明は、受網仮保持手段は受網の
前後いずれか一方側のみを上方へ持ち上げることにより
受網の保持状態が解除可能となるように構成したことを
特徴とするものである。更に、本発明は、扱室内に軸架
した扱胴の外周に多数の扱歯を植設し、該扱歯を穀稈供
給口側の低扱歯とその後方の高扱歯で構成し、低扱歯先
端と受網との間隙が高扱歯先端と受網との間隙より大と
なるようになすと共に、受網仮保持手段は受網の穀稈供
給口側のみを上方へ持ち上げることにより受網の保持状
態が解除可能となるように構成したことを特徴とするも
のである。
【0006】
【本発明の実施の形態】本発明の実施の形態をを図1乃
至図5に基づいて説明する。1は脱穀機、2は扱胴3を
扱胴軸3aにより内装軸架した扱室、4は扱室2の前側
板、5は扱室2の後側板であり、前側板4には穀稈供給
口4aが後側板5には排稈口5aが夫々切欠き形成され
ている。1aは脱穀機1の天板カバーであり支点1bを
中心に上下回動開閉自在に構成されている。13は前記
扱室2の一側に配設した脱穀フィードチェン、7は脱穀
機1の受網であり、該受網7は前記扱胴3の下方部位か
ら扱胴3を挟んで脱穀フィードチェン13の反対側の奥
側部位に亘り一連状に張設されている。
【0007】6は扱胴3の外周面に植設された多数の扱
歯であり、該扱歯6は扱胴3前端部に植設された整梳用
低扱歯6a、該整梳用低扱歯6aに続く脱粒用低扱歯6
b及びその後方の脱粒用高扱歯6cにより構成されてお
り、低扱歯6a,6b先端と受網7との間隙h1,h2
を高扱歯6c先端と受網7との間隙h3よりも大きくす
ることにより、扱胴3の始端部分で脱穀負荷が一挙に加
わらないようになっている。11は扱室2の脱穀フィー
ドチェン13側下方で、前記前側板4と後側板5の間に
設けられた扱室側板であり、該扱室側板11は上記前側
板4と後側板5に着脱自在に取り付けることにより開閉
自在に構成されている。即ち、扱室側板11の前後には
複数のフック12・・・が固定されており、該フック1
2・・・が前側板4と後側板5から突設した突起4b及
び5bに上方から係合することにより、扱室側板11が
前側板4と後側板5とに取り付けられて閉鎖状態とな
る。また扱室側板11を外側上方に引き上げることによ
りフック12・・・が突起4b及び5bより外れ、扱室
側板11は取り外されて開放状態となり開口部Aが形成
される。
【0008】次に、前記受網7の着脱構成について説明
する。即ち、扱室2の前方内側の前端外周板9には受網
7に沿う円弧状のガイド部材9aが一体的に形成され、
扱室2の後方内側に設けた扱胴3周方向の仕切板10に
は上記ガイド部材9aと同形状のガイド部材10aが固
着されている。また、上記前方のガイド部材9aの脱穀
フィードチェン13側端部には係止孔9bが穿設されて
いる。一方、前記受網7は網7aとその取付枠7b等よ
りなり、扱胴2の下側部位からの奥側部位に亘り円弧状
に一体構成されていると共に、上記該取付枠7bの前後
両端部は下方に屈曲されて支持部7c、7dに形成され
ている。また、取付枠7bの奥側端部には鎌取付フレー
ム1cに係止される突起7fが設けられ、取付枠7bの
脱穀フィードチェン13側端部には前記扱室側板11に
固定された受網調節部材8の係合孔8aに入り込んで係
止される突起7gが設けられている。また前記前側の支
持部7cの脱穀フィードチェン13側下縁には係合凸部
7eが形成されており、該係合凸部7eが前記ガイド部
材9aの係止孔9bに入り込んで係合されるようになっ
ている。
【0009】そして、受網7は、張設位置では奥側の突
起7fが鎌取付フレーム1cに係止され、支持部7cの
係合凸部7eがガイド部材9aの係止孔9bに入り込
み、取付枠7bの前後の支持部7c、7dが両ガイド部
材9a、10a上で受け止められると共に、脱穀フィー
ドチェン13側の突起7gが扱室側板11に設けた孔1
1bを通過して受網調節部材8の係合孔8aに挿入係止
される。そして装着された扱室側板11の受網7側端部
に形成した押圧面11aで受網7の脱穀フィードチェン
13側端部を奥側に押圧して受網7を支持固定するよう
になっており、これにより、扱室側板11の閉鎖状態に
おいて扱室2内に張設された受網7を支持固定する受網
支持手段Bが構成されている。また、上記閉鎖状態の扱
室側板11を取り外して開放状態にすると、上記受網支
持手段Bによる受網7の支持固定が解除されると共に開
口部Aが形成される。このとき、受網支持手段Bの解除
により、受網7がその自重によりガイド部材9a、10
aに沿って下動して開口部Aから突出しようとするが、
前記受網7の支持部7cの係合凸部7eがガイド部材9
aの係止孔9bに入り込んで係止状態にあるため、上記
受網7の自重による下動は阻止される。
【0010】次に、図3に仮想線でまた図5に実線で示
すように、上記係止状態から受網7の脱穀フィードチェ
ン13側(穀稈供給口4a側)を持ち上げると、係合凸
部7eが係止孔9bから抜け出て両者の係止状態が解除
され受網7は開口部Aから外側に抜き出し可能となる。
即ち、受網7の支持部7cに設けた係合凸部7eとガイ
ド部材9aに設けた係止孔9bにより、受網7がその自
重により下動して開口部Aから外側に突出することを阻
止すべく保持し、かつ受網7の脱穀フィードチェン13
側を上方へ持ち上げることにより前記保持状態を解除す
る受網仮保持手段Cが構成されており、該受網仮保持手
段C即ち係合凸部7e及び係止孔9c等は受網7の脱穀
フィードチェン13側で上記開口部Aに臨む部位に位置
しているものである。また、受網7の脱穀フィードチェ
ン13側で、かつその前後方向一側の穀稈供給口4a側
を持ち上げて受網仮保持手段Cによる受網7の保持状態
を解除するとき、扱胴3の始端側には低い整梳用低扱歯
6a及び脱粒用低扱歯6bが植設され、これらの低扱歯
6a、6b先端と受網7との間隙h1,h2が後側の高
扱歯6c先端と受網7との間隙h3より大きく設定され
ているから、その分だけ受網7の穀稈供給口4a側を大
きく持ち上げることができ、上記解除が確実に行われ
る。
【0011】次に、前記した脱穀フィードチェン13部
分の詳細構造を説明する。14は脱穀フィードチェン1
3の取付フレーム、17は挟持レールであり、図2に示
すように、脱穀フィードチェン13と取付フレーム14
と挟持レールは脱穀機1の前方下部に配設された脱穀フ
ィードチェン13の駆動軸13aを中心に一体的に上下
回動自在に構成されており、これらを上方へ回動させる
ことにより、脱穀フィードチェン13が脱穀機1前方に
起立した姿勢となり扱室2の側面から完全に退避するよ
うになっている。また、14bは取付フレーム14から
延設された固定用部材で、脱穀機1本体側から突設され
た部材15と上記固定用部材14bとを螺子等の締結部
材16により連結固定することにより、脱穀フィードチ
ェン13を脱穀作業位置で支持固定するように構成され
ている。また、取付フレーム14の扱室2側には扱室側
板11の支持部材14aが設けてあり、脱穀フィードチ
ェン13を脱穀作業位置にしたとき、該支持部材14a
により扱室側板11の上部側を下方側に押圧支持させ
て、閉鎖状態にある扱室側板11が開放して外れる(抜
け出る)のを防止し、脱穀フィードチェン13を上方に
回動させると扱室側板11に対する支持部材14aの上
記支持を自動的に解除するように構成されている。
【0012】また、扱室側板11には前記受網調節部材
8が上下調節固定自在に螺子8bにより取り付けられて
おり、受網調節部材8の係合孔8aに取付枠7bの突起
7gが挿入係止された状態で受網調節部材8を上下動調
節することにより、受網7と扱歯6先端との間隙調節を
行うように構成されている。尚、上記実施の態様におい
ては、扱室側板11は前側板4と後側板5に着脱自在に
取り付けられているが、かかる構造に限られるものでは
なく、例えば、扱室側板11を下方支点で外方へ回動可
能にすることにより開閉自在としてもよいものである。
また、受網7は扱胴2の下側部位からの奥側部位に亘り
円弧状に一体構成されているが、例えば、受網7を扱胴
3の周方向において奥側受網と脱穀フィードチェン13
側受網とに分割し、両受網を分割部で蝶番等により回動
自在に連結して一連状に構成してもよいものである。
【0013】上記構成の脱穀機1において、脱穀機1の
内部や受網7の掃除、点検等を行う場合は、先ず、脱穀
機1の天板カバー1aを上方に回動開放し、次に締結部
材16を解除して脱穀フィードチェン13を上方に回動
して扱室側板11の側面から退避した起立姿勢とする。
この脱穀フィードチェン13の回動により、前述したよ
うに支持部材14aによる扱室側板11の押圧支持が自
動的に解除される。そして、扱室側板11を外側上方へ
引き上げ、突起4b及び5bからフック12・・・を外
し、扱室側板11を取り外して開放状態とし、開口部A
を形成する。そして、前述したように扱室側板11を開
放状態とすると、受網支持手段Bによる受網7の支持固
定が自動的に解除されるが、受網7は受網仮保持手段C
により保持され自重により下動することが阻止される。
従って、扱室側板11を開放した途端に開口部Aから受
網7が不用意に飛び出すことを防止できる。
【0014】次に、受網7の脱穀フィードチェン13側
でかつ穀稈供給口4a側を持ち上げ受網仮保持手段Cに
よる受網7の保持状態を解除して、受網7を開口部Aか
ら外方に抜き取る。このとき、受網仮保持手段Cは脱穀
フィードチェン13側で開口部Aに臨んだ部位に設けら
れているから、作業者は受網仮保持手段Cにより受網7
が仮保持されていることを目視により確実に確認するこ
とができ、しかも、受網仮保持手段Cによる受網7の保
持解除を、開口部Aから扱室2の狭い奥側に手を深く差
し込むことなく、外側から容易に行うことができる。さ
らに、前述したように、受網仮保持手段Cは前後方向の
一方側(穀稈供給口4a側)だけに1箇所設け、受網7
を上記一方側のみを持ち上げた傾斜姿勢とするだけで受
網7の保持状態を容易に解除することができる。尚、こ
の場合、受網仮保持手段Cを受網7の後方側にだけ設け
るようにしてもよいものである。
【0015】また、前述したように、扱胴3の始端側に
は低い低扱歯6a、6bを植設し、受網7との間隙h
1,h2を大きくしたから、図3に仮想線で示したよう
に、受網7の穀稈供給口4a側を持ち上げて受網仮保持
手段Cによる受網7の保持解除を行うとき、上記間隙h
1,h2が大きい分だけ受網7の穀稈供給口4a側をよ
り高く持ち上げることができ、上記保持解除をより容易
に行うことが可能となる。そして、上記のようにして受
網7を開口部Aから外方に抜き取った後、作業者は抜き
取った受網7の掃除、点検を行うと共に、開口部Aから
脱穀機1内部の掃除、点検等を行う。そして、掃除、点
検作業が終了すると、前述と逆の手順により、先ず受網
7を開口部Aから差し込んで受網仮保持手段Cにより受
網7が仮保持されたことを確認した後、扱室側板11を
取り付けて開口部Aを閉鎖し、脱穀フィードチェン13
を脱穀作業位置に再セットする。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は前述のよ
うに構成したことにより以下の効果を奏する。請求項1
の受網着脱装置においては、受網仮保持手段により、扱
室側板を開放したとき開口部から受網が不用意に飛び出
ることを防止できるものでありながら、受網仮保持手段
を脱穀フィードチェン側で開口部に臨んだ部位に設けた
から、作業者は受網仮保持手段により受網が仮保持され
ていることを目視により確実に確認することができその
解除操作を能率よく行うことができると共に、従来のよ
うに開口部から狭い扱室奥側に手を深く差し込むことな
く、外側から受網の脱穀フィードチェン側を上方に持ち
上げるだけで、容易に受網の仮保持解除を行うことがで
き、従って、受網の抜き出し作業を容易に行うことがで
きる。
【0017】請求項2の受網着脱装置においては、受網
仮保持手段による受網の仮保持解除は、受網の前後方向
の一方側のみを持ち上げ受網を傾斜姿勢とするだけでよ
いかち、従来の扱室奥側の狭い空間内でしかも受網を扱
胴軸と略々平行な姿勢を維持しながら全体的に持ち上げ
て前後両方の係合部を解除するものに比べ、上記仮保持
解除をより容易に行うことができる。請求項3の受網着
脱装置においては、扱胴の始端側には低い低扱歯を植設
して受網との間隙を後側より大きくすると共に、受網の
穀稈供給口側を持ち上げて受網仮保持手段による受網の
仮保持解除をするようにしたから、受網の穀稈供給口側
をより高く持ち上げることができ、上記仮保持解除をよ
り確実に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀機の正断面図である。
【図2】脱穀機の側面図である。
【図3】扱室部分の側断面図である。
【図4】要部の拡大正断面図(扱室側板を装着した状
態)である。
【図5】要部の拡大正断面図(扱室側板を取り外した状
態)である。
【符号の説明】
1 脱穀機 2 扱室 3 扱胴 4a 穀稈供給口 6 扱歯 6a 整梳用低扱歯 6b 脱粒用低扱歯 6c 脱粒用高扱歯 7 受網 9a ガイド部材 10a ガイド部材 11 扱室側板 13 脱穀フィードチェン A 開口部 B 受網支持手段 C 受網仮保持手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱室内に軸架した扱胴の下側部位から該
    扱胴を挟んで脱穀フィードチェンと反対側の奥側部位に
    亘り一連状の受網を張設し、上記脱穀フィードチェン側
    の扱室側板を開閉自在に構成すると共に、該扱室側板の
    開放により形成される開口部から、上記受網を扱室の前
    後内側に設けたガイド部材に沿って挿抜可能に構成した
    脱穀機において、上記扱室側板の閉鎖状態において扱室
    内に張設された受網を脱穀フィードチェン側から支持固
    定し、扱室側板の開放状態において前記支持固定を解除
    する受網支持手段を設けると共に、受網の脱穀フィード
    チェン側で上記開口部に臨む部位に、上記受網支持手段
    による支持固定が解除された受網が、その自重により下
    動して開口部から外方に突出することを阻止すべく保持
    し、かつ受網の脱穀フィードチェン側を持ち上げること
    により前記保持状態を解除する受網仮保持手段を設けた
    ことを特徴とする脱穀機における受網着脱装置。
  2. 【請求項2】 受網仮保持手段は受網の前後いずれか一
    方側のみを上方へ持ち上げることにより受網の保持状態
    が解除可能となるように構成した請求項1記載の脱穀機
    における受網着脱装置。
  3. 【請求項3】 扱室内に軸架した扱胴の外周に多数の扱
    歯を植設し、該扱歯を穀稈供給口側の低扱歯とその後方
    の高扱歯で構成し、低扱歯先端と受網との間隙が高扱歯
    先端と受網との間隙より大となるようになすと共に、受
    網仮保持手段は受網の穀稈供給口側のみを上方へ持ち上
    げることにより受網の保持状態が解除可能となるように
    構成した請求項1記載の脱穀機における受網着脱装置。
JP33818195A 1995-11-30 1995-11-30 脱穀機における受網着脱装置 Pending JPH09154389A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006311820A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Kubota Corp 脱穀装置の受網脱着構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006311820A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Kubota Corp 脱穀装置の受網脱着構造
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