JPH09154202A - 電気車両における回生目標決定方法及び回生制動制御装置 - Google Patents

電気車両における回生目標決定方法及び回生制動制御装置

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JPH09154202A
JPH09154202A JP7309160A JP30916095A JPH09154202A JP H09154202 A JPH09154202 A JP H09154202A JP 7309160 A JP7309160 A JP 7309160A JP 30916095 A JP30916095 A JP 30916095A JP H09154202 A JPH09154202 A JP H09154202A
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battery
voltage
regenerative
control
value
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JP7309160A
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Masaaki Yamaoka
正明 山岡
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Toyota Motor Corp
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    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池の過充電を防止しながら、回生電力を最
大化する。 【解決手段】 電池電圧Vb のフィードバック値に基づ
き回生トルク上限値Tbmaxを計算し(116)、これに
基づき回生トルク指令値Treg を(113)、回生トル
ク指令値Treg に基づき油圧トルク目標値Thyd を(1
02)、それぞれ計算する。電池電圧Vb がその最大許
容電圧Vbmaxを越えないよう回生電力P0を制御できる
ため、電池の過充電防止と回生電力最大化とを並立でき
る。回生電力制御に必要な制御定数(ゲイン等)を、電
池の温度、充電状態等に応じて決定するため(11
5)、電池の状態変化に伴う電圧オーバシュート、電圧
振動等を抑制できる。回生充電時における電池電圧Vb
の波形が顕著なオーバシュート等を呈しているときに制
御定数を更新するため(118)、電池の経時変化等に
伴う電圧オーバシュート、電圧振動等を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車等の電
気車両にて実行される回生目標決定方法や、当該電気車
両に搭載される回生制動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両を制動する手段としては、制動油等
の非圧縮性流体を用いた流体圧制動が広く用いられてい
る。車両が電気自動車、電車等の電気車両である場合、
さらに、回生制動も使用できる。回生制動は、制動エネ
ルギを車両推進用のモータにて電力に変換し車載の電池
等に回収する制動方法であり、電池の充電頻度を低くす
る(充電1回当たりの走行可能距離を長くする)という
エネルギ効率向上作用を有しているため、電気車両の制
動に際しては回生制動力をできるだけ大きくすることが
望ましい。
【0003】他方、モータから電池に回収される電力
(回生電力)を際限なく大きくすると、あるいは長時間
に亘って大電力を回生し続けると、電池が過充電状態に
なる。過充電状態に至ると電池内部の電解液の分解によ
るガス発生が顕著になり、結果として電池の寿命が縮ま
る。これを避けるためには、回生電力に何等かの上限制
限を掛けねばならない。例えば特開平5−161215
号公報では、電池の温度及び回生充電時間に応じて回生
電力が上限制限されるよう、回生制動トルクを目標制御
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
確かに電池の過充電防止という目的は達成されている。
しかし、回生電力の上限制限が必ずしも適切なものとな
っていない。すなわち、かかる上限制限の結果、本来で
あれば電池に回収できるはずの制動エネルギが回収され
ないままとなるため(例えば油圧制動にて熱エネルギと
して消費されてしまうため)、回生制動を利用するそも
そもの目的であるエネルギ効率向上を十分達成し得な
い。
【0005】本発明の目的の一つは、電池電圧のフィー
ドバックを受けた回生電力制御により、電池の過充電を
防止しながら回生電力を可能な限り大きくし、以て電池
寿命の延長及び車両のエネルギ効率の改善を共に達成す
ることにある。本発明の目的の他の一つは、電池の状態
を制御定数に反映させることにより、電池電圧のフィー
ドバックを受けた回生電力制御の際、電池の状態変化に
伴う制動フィーリングの悪化が生じないようにすること
にある。本発明の目的のさらに他の一つは、電池の電圧
の変化動向を制御定数に反映させることにより、電池電
圧のフィードバックを受けた回生電力制御の際、電池の
経時変化等による制動フィーリングの悪化が生じないよ
うにすることにある。本発明の目的のさらに他の一つ
は、制御定数の修正方法の工夫により、制御定数に修正
を施しているにもかかわらず制御に不安定性が生じない
ようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の第1の構成は、電池、電池の放電出
力にて駆動されるモータ及び制動時にモータから電池に
回生する回生電力をその制御目標に従い制御する手段を
備えた電気車両において、電池の状態変化に伴う最大許
容電圧(電池の過充電が生じないぎりぎりの充電電圧)
の変化を反映するよう、電池に関する状態量の値に応じ
て制御定数の値を決定し、上記最大許容電圧に対する電
池の電圧の制御誤差が当該最大許容電圧の変化によらず
抑制されるよう、電池の電圧に基づきかつ上記制御定数
を用いて上記制御目標を決定することを特徴とする。本
構成においては、最大許容電圧に対する電池の電圧の制
御誤差が抑制されるよう、制御目標が決定される。従っ
て、電池の過充電を防止しながら、回生電力を最大限大
きくできる。また、本構成においては、電池に関する状
態量の値に応じた制御定数の決定により、制御目標が電
池の状態に適応して変化するため、電池の充電状態、充
電深度、温度等に起因した電池電圧のオーバシュートや
振動が生じにくくなり、制動に係るフィーリング(例え
ば流体圧制動との整合性)が改善される。
【0007】本発明の第2の構成は、電池、電池の放電
出力にて駆動されるモータ及び制動時にモータから電池
に回生する回生電力をその制御目標に従い制御する手段
を備えた電気車両において、最大許容電圧に対する電池
の電圧の制御誤差が抑制されるよう、電池の電圧に基づ
きかつ制御定数を用いて上記制御目標を決定し、回生実
行中における電池の電圧の変化動向が所期の動向に対し
所定程度以上相違する動向である場合に、当該相違が抑
制されるよう、制御定数の値を修正することを特徴とす
る。本構成においても、最大許容電圧に対する電池の電
圧の制御誤差が抑制されるよう、制御目標が決定され
る。従って、電池の過充電を防止しながら、回生電力を
最大限大きくできる。また、本構成においては、回生制
御実行後に電池電圧の変化動向に応じて制御定数の値が
修正されるため、回生制御を次に実行するときには、電
池電圧の変化動向が前回のそれに比べ所期の動向に近い
ものに修正される。従って、経時変化等により電池の応
答が変化したときにも制御目標がこれに適応して変化す
るため、経時変化等に起因した電池電圧のオーバシュー
トや振動が生じにくくなり、制動に係るフィーリングが
改善される。
【0008】本発明の第3の構成は、第1の構成におい
て、回生実行中における電池の電圧の変化動向が所期の
動向に対し所定程度以上相違する動向である場合に、当
該相違が抑制されるよう、上記制御定数を決定したとき
に用いた上記状態量の値に関し制御定数の値を修正する
ことを特徴とする。本構成においては、第1及び第2の
構成双方の作用が生じる。加えて、電池電圧の変化動向
に応じた制御定数修正動作が制御定数決定時に用いた状
態量の値に関して実行されるため、ある状態に関する制
御定数の修正によってこれとは大きく異なる状態に関す
る制御定数が変化することがない。従って、制御定数の
振動等が発生せず、制御定数ひいてはこれを用いた制御
目標決定動作が安定になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
関し図面に基づき説明する。
【0010】図1には、本発明を実施するのに適する電
気自動車のシステム構成の一例が示されている。図中、
細い実線は油圧の伝達経路を、太い実線は電力配線を、
破線は電気信号の伝達経路を、それぞれ示している。但
し、本発明はこのシステム以外の電気自動車にも適用で
き、また、回生制御が可能であれば電気自動車以外の車
両にも適用できる。
【0011】このシステムでは、車載の電池18の放電
出力がインバータ17により直流から三相交流に変換さ
れ、車両推進用の三相交流モータ16に駆動電力として
供給されている。モータECU(電子制御ユニット)1
9は、車両操縦者からアクセルペダル操作にて与えられ
る要求加速を実現すべく、アクセル開度に応じたトルク
指令値(力行トルク指令値)を決定し、この力行トルク
指令値に相応するトルクがモータ16にて発生するよ
う、インバータ17による電力変換動作を制御する。他
方、電池ECU20は、電池18の充電状態(SO
C)、放電深度(DOD)、温度等、電池18に関する
状態量を継続的に監視し、その結果をモータECU19
及び後述の回生ECU21に送信する。モータECU1
9は、電池ECU20から供給される情報を参照して必
要に応じインバータ17による電力変換動作に制約を施
すことにより、電池18の過放電、過熱等を防ぐ。モー
タECU19は、インバータ17やモータ16の温度、
電流等の状態を監視し必要に応じインバータ17による
電力変換動作に制約を施すことにより、インバータ17
やモータ16の過熱、過電流等を防ぐ。
【0012】このシステムでは、制動方法として油圧制
動及び回生制動を併用している。そのうち油圧制動は、
マスタシリンダ1からフロント及びリアホイールシリン
ダ3及び4に至る油圧伝達経路にて実現されている。マ
スタシリンダ1は車両操縦者によるブレーキペダルの踏
込みに応じその内部で油圧を発生させるシリンダであ
り、ホイールシリンダ3及び4は車輪に油圧制動トルク
を作用させるためのシリンダである。また、マスタシリ
ンダ1からホイールシリンダ3又は4に至る油圧伝達経
路上にはそれぞれフロント又はリアホイールシリンダ増
圧バルブ5又は6が設けられている。増圧バルブ5及び
6は、回生ECU21からの制御信号に応じ、それぞれ
マスタシリンダ1からホイールシリンダ3又は4への油
圧伝達経路を形成しあるいは遮断する。増圧バルブ5又
は6からホイールシリンダ3又は4に至る油圧伝達経路
とリザーバタンク13との間には、フロント又はリアホ
イールシリンダ減圧バルブ7又は8が設けられている。
減圧バルブ7及び8は、回生ECU21からの制御信号
に応じ、それぞれホイールシリンダ3又は4からリザー
バタンク13に至る制動油排出経路を形成しあるいは遮
断する。従って、バルブ5〜8を適宜制御することによ
り、マスタシリンダ1の油圧とは独立に、ホイールシリ
ンダ3及び4の油圧に従ってフロント及びリアの油圧制
動トルクを制御できる。
【0013】また、リザーバタンク13に排出された制
動油は、油圧ポンプ12にてマスタシリンダ1又はフル
ードタンク14に送給することができる。リザーバタン
ク13からマスタシリンダ1及びフルードタンク14に
至る制動油送給経路に設けられている2個のバルブのう
ちバルブ11はチェックバルブであり、マスタシリンダ
1又はフルードタンク14から油圧ポンプ12を経てリ
ザーバタンク13に制動油が逆流するのを防いでいる。
もう1個のバルブ15は切り替え弁であり、油圧ポンプ
12によりくみ上げられた制動油の送給先を、マスタシ
リンダ1及びフルードタンク14のいずれかに選択的に
設定する。油圧ポンプ12及び切り替え弁15は、回生
ECU21により制御される。
【0014】回生ECU21は、バルブ5〜8の制御を
通じ油圧制動トルクを制御すると共に、モータECU1
9との通信を通じ回生制動トルクをも制御する。図2に
は、回生ECU21の動作の流れの一例が示されてい
る。但し、ここでは、説明の簡略化のため、制動トルク
の制御に関係しない動作は省略している。
【0015】この図に示されるように、回生ECU21
は、制御開始と共に車両各部の状態点検、各制御パラメ
タの所期設定その他の初期化処理を実行する(10
0)。回生ECU21は、引き続き、ブレーキペダルが
踏まれているか否かを判定する(101)。この判定
は、ブレーキペダルの踏込みに応じてオンするストップ
スイッチ(図1では図示を省略)がオンしているか否か
の判定として、あるいはマスタシリンダ1における油圧
を検出する油圧センサ2の出力が所定の微小値を越えた
か否かの判定として、実現できる。ブレーキペダルが踏
まれているときには、後に詳述する動作を経て得られる
回生トルク指令値(回生制動トルクの制御目標値)Tre
g 及び油圧センサ2により検出されるマスタシリンダ1
での油圧(操縦者からの要求制動トルクに相当)Pmcに
基づき、次の式
【数1】 Thyd =K・Pmc−Treg …(1) 但し、K:油圧からトルクへの変換係数に従い、油圧ト
ルク目標値(油圧制動トルクの制御目標値)Thyd を計
算する(102)。
【0016】ステップ102実行後、回生ECU21は
Treg をモータECU19に与え、モータECU19は
Treg に従いインバータ17による電力変換動作を制御
する(103)。モータECU19はその際電池ECU
20からの情報(前述)に従い必要に応じ回生制動トル
クに制限を施す。モータECU19は実際にモータ16
から出力された回生制動トルクの値(いわゆるトルクリ
ターン値)を回生ECU21に送信し、回生ECU21
は後述のテーブル修正のためこのトルクリターン値を記
憶する。回生ECU21はさらに、油圧センサ9及び1
0からホイールシリンダ3及び4の油圧のフィードバッ
クを受けながら、Thyd に従いバルブ5〜8を駆動する
(104)。本実施形態では特に減圧バルブ7及び8を
設けているため、仮に実際の回生制動トルク(トルクリ
ターン値)が時間変動したとしても、図3に示されてい
るように、回生油圧合計でPmc相当の制動トルク(図中
の“必要トルク”)を実現できる。なお、ステップ10
1でブレーキペダルが踏まれていないと判定されたとき
には、回生ECU21はTreg を次の式
【数2】 Treg =0 …(2) に従い設定した上で(105)、ステップ102〜10
4を実行する。車両操縦者がキースイッチをオフするま
では(106)上述の動作が繰り返され、キースイッチ
がオフされると回生ECU21は車両各部の電源切断等
の終了処理を実行する(107)。
【0017】ステップ101にてブレーキペダルが踏ま
れていると判定された後Treg を決定する動作は、次に
述べる一連のステップを含んでいる。ステップ101に
てブレーキペダルが踏まれていると判定されたとき、回
生ECU21は次の条件
【数3】 VbEnabled=OFFかつVb >Vbmax …(3) VbEnabled=ON かつVb <Vbmax−ΔV …(4) 但し、Vb :電池18に加わる電圧 Vbmax:電池18に加えることができる最大許容電圧…
電池18の温度等に依存 VbEnabled:電圧制約状態フラグ(ON:制約あり、O
FF:制約なし) ΔV:制御特性にヒステリシスを付与するための定数 のいずれかが成立しているか否かを判定する(108,
109)。前述のステップ100において予めVbEnabl
ed=OFFと設定されているため、力行を長い間実行し
た後のように電池18の放電が進んでおりVb が低いと
きには式(3)及び(4)のいずれも成立しない。
【0018】その場合、回生ECU21は、現在のモー
タ16の回転数wmにて図4に示されるマップを参照す
ることにより、モータ16の定格上の回生制動トルク上
限値Tmmaxを求める(110)。回生ECU21は、続
いて、次の条件
【数4】 VbEnabled=ON …(5) が成立しているか否かを判定する(111)。ここでは
この条件は成立しないため、回生ECU21は、次の式
【数5】 Tbmax=Tmmax …(6) に従い電圧Vb 上の回生制動トルク上限値Tbmaxを設定
する(112)。但し、この設定には実体的な意味はな
く、次に述べるTreg の演算上の便宜にすぎない。回生
ECU21は、続いて、次の式
【数6】 Treg =MIN(K・Pmc,Tbmax,Tmmax) …(7) 但し、MIN(・):最小値を求める関数に従いTreg
を決定する(113)。この式(7)は、操縦者から要
求されている制動トルクK・Pmcに、モータ16の定格
上の制限(Tmmax)及び電池18の電圧Vb 上の制限
(Tbmax)を施す処理を表している。ここでは式(6)
によりTbmaxが設定されているから、式(7)は、単
に、モータ16の定格上の制限を表すにすぎない。ステ
ップ113実行後、回生ECU21の動作はステップ1
02に移行する。
【0019】電池18の充電が進行していくと、式
(3)の条件が成立するに至ることがある(108)。
この場合、回生ECU21は、まず
【数7】 VbEnabled=ON …(8) の処理を行うと共に
【数8】 P0 =Vb ・Ib …(9) 但し、Ib :電池18に流れる電流 に従い回生による充電電力(回生電力)P0 を求める
(114)。式(8)の処理は、Treg をVb にて制約
すべき状態に入っていることを後のステップ111にて
検出可能にするための処理である。また、式(9)の演
算は、後述するステップ116にてTbmaxを決定するた
めに必要な量(P0 )を求めるものである。この後、回
生ECU21は、電池18の状態に応じて比例ゲインK
p 及び積分ゲインKi を決定する(115)。Kp 及び
Ki は後述のようにP0 の減算分ΔPをPI(比例積
分)制御する際に使用する制御定数である。回生ECU
21は、ステップ115実行後ステップ110を経てス
テップ111を実行する。ここでは式(5)の条件が成
立しているため、回生ECU21は、決定したKp 及び
Ki を用いてTbmaxを決定する処理を実行する(11
6)。この処理に用いる式は
【数9】 ΔP=Kp ・(Vb −Vbmax)+Ki ・Σ(Vb −Vbmax) 但し、Σ(・):制御開始からの(又は十分長い過去所定期間の)総和を 求める関数 …(10) 及び
【数10】 Tbmax=(P0 −ΔP)/wm …(11) である。式(10)は制御誤差Vb −Vbmaxが0に一致
乃至近付くようΔPをPI制御する制御式であり、式
(11)はP0 をΔPにより減算補正しさらに電力から
トルクに変換する式である。なお、本発明はPI制御に
限定されるものではない。回生ECU21の動作は、こ
の後、ステップ113に移行する。このような電圧フィ
ードバックを用いた回生制御により、本実施形態では、
電池18の過充電を防止しながら最大限のP0 を得てい
る。
【0020】また、本実施形態では、ステップ115に
て電池18の状態に応じてKp 及びKi を決定してい
る。この決定に用いることが可能な処理としては、例え
ば電池18の充電状態SOC及び温度Tb の区分格子と
Kp 及びKi とを対応付けるテーブルKp (i,j)及
びKi (i,j)を準備し、現在のSOCが属する区分
の番号i及び現在のTbが属する区分の番号jにてこれ
らのテーブルを参照する方法がある。この方法を式で表
すと
【数11】 Kp =Kp (i,j) Ki =Ki (i,j) …(12) となる。このような処理を通じKp 及びKi を電池18
の状態に適応させることができるため、本実施形態によ
れば、図6に示されるオーバシュートや振動は生じにく
くなる。なお、本発明においてKp 及びKi を決めると
きに用いる状態量は、SOC及びTb に限定されない。
また、決定する制御定数もKp 及びKi に限定されな
い。
【0021】より好ましい方法としては、図5にて破線
で示されているように、区分格子(i,j)及びその周
辺8個の区分格子を参照し、その結果得られた合計9通
りのKp 及びKi を平均する方法がある。なお、図5で
は簡単化のためKp のみを描いている点に注意された
い。この方法を式で表すと
【数12】 Kp =Σi [Σj {Kp (i,j)}]/9 Ki =Σi [Σj {Ki (i,j)}]/9 但し、Σi (・):i−1〜i+1についての総和を求める関数 Σj (・):j−1〜j+1についての総和を求める関数 …(13) となる。式(13)の利点は、後述するステップ118
においてある区分格子に対応するKp 及びKi が更新修
正されたときに、この更新修正の影響をその周辺の8区
分格子に関するテーブル修正なしで当該8個の区分格子
に反映できること、すなわち更新修正に伴いテーブル上
に現れる雑音を平滑できることである。
【0022】なお、本発明はテーブルを用いる方法に限
定されるものではなく、例えば、式(3)成立時にTre
g をSOC又はTb に応じた量だけ低減する方法を採用
してもよい。テーブルを用いる場合でも、線形補間等を
併用すると、さらに正確にKp 及びKi を設定できる。
周辺の区分格子を併せて補正するようにしてもよい。
【0023】また、以上のような一連の制御動作を繰り
返した後ある時点で車両操縦者がブレーキペダルを踏み
戻し始めるとあるいはwmが顕著に低下すると、Vb が
下がり始める。これに伴い式(4)の条件が成立する
と、回生ECU21は、まず
【数13】 VbEnabled=OFF …(14) の処理を行い電圧制約を解除した上で(117)、Vb
=Vbmaxが成立してから現時点までに得られているトル
クリターン値に基づき、直前の一連の回生動作について
図7に示されるA〜Cを求める。これらのうちAはVb
−Vbmaxの最大値(最大オーバシュート量)、BはVb
−Vbmaxが最大値から最小値に落ちるまでの時間、Cは
Vb =Vbmax成立後tc 経過時のVb −Vbmax(定常偏
差)である。A〜CはKp 及びKi の過大又は過小を反
映する量であり、この過大又は過小は、電池18に経時
変化等が生じるとステップ115における処理にもかか
わらず顕在化する可能性がある。そこで、回生ECU2
1は、次の式
【数14】 Δp=α・(A−A0 )+β・(B−B0 ) Δi=γ・C 但し、α,β,γ:重み係数 A0 ,B0 :参照値 tc :十分長い所定時間 …(15) に従い、Kp 及びKi の誤差Δp及びΔiを評価する。
この式は、一般にPI制御式中の比例項が過渡的一時的
な変動の抑制のための項であり、積分項が定常偏差の解
消のための項であることに着目してたてた式である。回
生ECU21は、Δp及びΔiに基づき、Kp 及びKi
に次の式
【数15】 Δp>Δp0 のとき: Kp (i,j)=MAX(Kp (i,j)−ΔKp0,Kpmin) Δp<−Δp0 のとき: Kp (i,j)=MIN(Kp (i,j)+ΔKp0,Kpmax) Δi>Δi0 のとき: Ki (i,j)=MAX(Ki (i,j)−ΔKi0,ε・Kp (i,j)) Δi<−Δi0 のとき: Ki (i,j)=MIN(Ki (i,j)+ΔKi0,0) 但し、Δp0 ,Δi0 :しきい値 ΔKp0,ΔKi0:ゆとり Kpmin:最小許容比例ゲイン Kpmax:最大許容比例ゲイン ε:ゲイン変換係数…例えば経験値 MAX(・):最大値を求める関数 …(16) による修正を施し、テーブルの内容を更新する(11
8)。
【0024】このような更新処理により、電池18の経
時変化にも適応できる。また、ステップ115にて式
(13)を用いた場合には、Kp (i,j)及びKi
(i,j)の更新に伴い制御が不安定化することも防ぐ
ことができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の構
成によれば、最大許容電圧に対する電池の電圧の制御誤
差が抑制されるよう、電池の電圧に基づき制御目標を決
定するようにしたため、電池の過充電を防止しながら、
回生電力を最大限大きくできる。これにより、電池の寿
命を延長できると共に、車両のエネルギ効率を改善でき
例えば電池の充電操作の頻度の低減を通じて使用者の負
担を軽減できる。また、本構成によれば、電池の状態変
化に伴う最大許容電圧の変化を反映するよう、電池の状
態に応じて制御定数の値を決定し、最大許容電圧に対す
る電池の電圧の制御誤差が最大許容電圧の変化によらず
抑制されるよう、この制御定数を用いて制御目標を決定
するようにしたため、制御目標を電池の状態に適応して
変化させることができる。従って、電池のSOC、DO
D、温度等に起因した電池電圧のオーバシュートや振動
が生じにくくなり、制動に係るフィーリング(例えば流
体圧制動との整合性)がより良好になる。
【0026】本発明の第2の構成によれば、最大許容電
圧に対する電池の電圧の制御誤差が抑制されるよう、電
池の電圧に基づき制御目標を決定するようにしたため、
第1の構成と同様、電池の過充電を防止しながら回生電
力を最大限大きくすることが可能になる。これにより、
電池の寿命を延長できると共に、車両のエネルギ効率を
改善でき例えば電池の充電操作の頻度の低減を通じて使
用者の負担を軽減できる。また、本構成によれば、回生
実行中における電池の電圧の変化動向が所期の動向に対
し所定程度以上相違する動向である場合に、当該相違が
抑制されるよう、制御定数の値を修正するようにしたた
め、回生制御を次に実行するときの電池電圧の変化動向
を前回のそれに比べ所期の動向に近いものに修正でき
る。従って、経時変化等により電池の応答が変化したと
きにも制御目標がこれに適応して変化するため、経時変
化等に起因した電池電圧のオーバシュートや振動が生じ
にくくなり、制動に係るフィーリングがより良好にな
る。
【0027】本発明の第3の構成によれば、第1及び第
2の構成を組み合わせたため、第1及び第2の構成双方
の効果が得られる他に、前回制御定数を決定したときの
状態に関する制御定数に限り修正することとしたため、
制御定数の修正に起因した制御定数の振動等の防止、ひ
いては制御目標決定動作の更なる安定化を実現できる。
【0028】
【補遺】なお、本発明は、次のような構成としても把握
できる。
【0029】(1)本発明の第4の構成は、第1又は第
3の構成において、上記状態量の値と上記制御定数の値
とを当該状態量の区分毎に対応付けるテーブルを準備し
ておき、当該テーブルを状態量の値が属する区分にて参
照することにより、制御目標の決定に使用する制御定数
の値を決定することを特徴とする。本構成によれば、テ
ーブルの利用により制御定数値決定演算が不要になるた
め、演算負担を軽減できる。また、第3の構成における
制御定数の値の修正を、テーブルの修正という簡便な手
段にて実行可能になる。
【0030】(2)本発明の第5の構成は、第4の構成
において、状態量の値が属する区分のみならずその周辺
の区分に関してもテーブルを参照し、その結果得られる
複数の制御定数値を平滑補正することにより、制御目標
の決定に使用する制御定数の値を決定することを特徴と
する。このようにすれば、制御目標の決定に使用する状
態量の空間において制御定数の値を平滑補正できるた
め、テーブル上に雑音(例えば第3の構成による制御定
数値の修正に伴い第4の構成におけるテーブル上に発生
する雑音)が発生している場合でも、その影響を抑制で
きる。平滑補正の方法として、該当区分に対応する制御
定数の値及びその隣接乃至近接区分に対応する制御定数
の値を平均する演算を採用すれば、比較的容易に平滑補
正を実現できる。
【0031】(3)本発明の第6の構成は、第2又は第
3の構成において、電池の電圧の変化動向を当該電圧の
時間変化を代表する所定個数の指標にて捕捉し、捕捉し
た指標のしきい値判定の結果から見て回生実行中におけ
る電池の電圧の変化動向が所期の動向に対し所定程度以
上相違すると認められる場合に限り、制御定数の値を修
正することを特徴とする。本構成によれば、指標化され
た少ない量の情報に基づき第2又は第3の構成の特徴に
係る動作を実行しているため、当該動作に関連する処理
負担が軽くなる。
【0032】(4)本発明の第7の構成は、第3の構成
において、電池の電圧が最大許容電圧を上回るのに応
じ、上記状態量の値に応じた制御定数値の決定動作を実
行し、下回るのに応じ、電池の電圧の変化動向に応じた
制御定数値の修正動作を実行することを特徴とする。本
構成によれば、第1の構成の特徴に係る動作と第2又は
第3の構成の特徴に係る動作とが異なるタイミングで実
行されるため、両動作が競合することがない。さらに、
電池電圧と最大許容電圧の比較判定にヒステリシスを導
入した場合には、両動作の間での制御モードのハンチン
グ(頻繁な往来)を防止できる。
【0033】(5)本発明の第8の構成は、第1乃至第
7の構成において、決定した制御目標の値に従い回生電
力ひいては回生制動力を制御する一方で、要求制動力と
当該制御目標の値との差に応じて流体圧制動力を増減自
在に制御することを特徴とする。本構成によれば、電池
の状態に応じ回生電力の制御目標の値を逐次変更したと
しても、回生制動力と流体圧制動力の合計が要求制動力
から大きく外れることがない。
【0034】(6)本発明の第9の構成は、第1乃至第
8の構成において、比例積分制御に係る制御式に従い上
記制御目標が決定されることを特徴とする。本構成によ
れば、制御定数たる比例ゲイン及び積分ゲインの決定又
は修正により、すなわち2種類という比較的少ない種類
の制御定数の決定又は修正により、電池の状態変化や経
時変化を回生電力の制御に反映させることが可能にな
る。また、比例ゲイン及び積分ゲインはスカラー量であ
るから、演算負担軽減のためのテーブル化が比較的容易
である。
【0035】(7)本発明の第10の構成は、第1又は
第3の構成において、電池の充電状態、放電深度及び温
度のうち少なくとも1個を、上記状態量として使用する
ことを特徴とする。これらの量はいずれも電池の状態管
理のため従来から用いられていた量であるから、本構成
は、センサ等の追加なしですなわち安価に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電気自動車のシス
テム構成を示すブロック図である。
【図2】 回生ECUの動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】 制動トルク配分の時間変化例を示すタイムチ
ャートである。
【図4】 モータ定格による回生制限マップを示す図で
ある。
【図5】 電池の状態と制御定数とを対応付けるテーブ
ル及び制御定数の平滑処理を示す図である。
【図6】 回生充電時における電池電圧の挙動の類型を
示す図である。
【図7】 回生充電時における電池電圧の挙動を評価す
るための指標を示す図である。
【符号の説明】
1 マスタシリンダ、2,9,10 油圧センサ、3,
4 ホイールシリンダ、5、6 増圧バルブ、7、8
減圧バルブ、16 モータ、17 インバータ、18
電池、19 モータECU、20 電池ECU、21
回生ECU、A〜C 指標値、Kp (i,j) 比例ゲ
インテーブル値、P0 回生電力、SOC 電池の充電
状態、Tb 電池の温度、Tbmax 電池電圧上の回生ト
ルク上限値、Thyd 油圧トルク目標値、Tmmax モー
タ定格上の回生トルク上限値、Treg 回生トルク指令
値、Vb 電池の電圧、VbEnabled 電圧制約状態フラ
グ、Vbmax 電池の最大許容電圧。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池、電池の放電出力にて駆動されるモ
    ータ及び制動時にモータから電池に回生する回生電力を
    その制御目標に従い制御する手段を備えた電気車両にて
    実行される回生目標決定方法において、 電池の状態変化に伴う最大許容電圧の変化を反映するよ
    う、電池の状態値に応じて制御定数の値を決定するステ
    ップと、 上記最大許容電圧に対する電池の電圧の制御誤差が当該
    最大許容電圧の変化によらず抑制されるよう、電池の電
    圧に基づきかつ上記制御定数を用いて上記制御目標を決
    定するステップと、 を有することを特徴とする回生目標決定方法。
  2. 【請求項2】 電池、電池の放電出力にて駆動されるモ
    ータ及び制動時にモータから電池に回生する回生電力を
    その制御目標に従い制御する手段を備えた電気車両にて
    実行される回生目標決定方法において、 最大許容電圧に対する電池の電圧の制御誤差が抑制され
    るよう、電池の電圧に基づきかつ制御定数を用いて上記
    制御目標を決定するステップと、 回生実行中における電池の電圧の変化動向が所期の動向
    に対し所定程度以上相違する動向である場合に、当該相
    違が抑制されるよう、制御定数の値を修正するステップ
    と、 を有することを特徴とする回生目標決定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の回生目標決定方法におい
    て、 回生実行中における電池の電圧の変化動向が所期の動向
    に対し所定程度以上相違する動向である場合に、当該相
    違が抑制されるよう、上記制御定数を決定したときの電
    池の状態に関し制御定数の値を修正するステップを有す
    ることを特徴とする回生目標決定方法。
  4. 【請求項4】 電池及び当該電池の放電出力にて駆動さ
    れるモータを備える電気車両に搭載され、制動時にモー
    タから電池に回生する回生電力をその制御目標に従い制
    御する回生制動制御装置において、 電池の状態変化に伴う最大許容電圧の変化を反映するよ
    う、電池の状態に応じて制御定数の値を決定する手段
    と、 上記最大許容電圧に対する電池の電圧の制御誤差が当該
    最大許容電圧の変化によらず抑制されるよう、電池の電
    圧に基づきかつ上記制御定数を用いて上記制御目標を決
    定する手段と、 を備えることを特徴とする回生制動制御装置。
  5. 【請求項5】 電池及び当該電池の放電出力にて駆動さ
    れるモータを備える電気車両に搭載され、制動時にモー
    タから電池に回生する回生電力をその制御目標に従い制
    御する回生制動制御装置において、 最大許容電圧に対する電池の電圧の制御誤差が抑制され
    るよう、電池の電圧に基づきかつ制御定数を用いて上記
    制御目標を決定する手段と、 回生実行中における電池の電圧の変化動向が所期の動向
    に対し所定程度以上相違する動向である場合に、当該相
    違が抑制されるよう、制御定数の値を修正する手段と、 を備えることを特徴とする回生制動制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の回生制動制御装置におい
    て、 回生実行中における電池の電圧の変化動向が所期の動向
    に対し所定程度以上相違する動向である場合に、当該相
    違が抑制されるよう、上記制御定数を決定したときの電
    池の状態量の値に関し制御定数の値を修正する手段を備
    えることを特徴とする回生制動制御装置。
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