JPH09154166A - データ転送システム - Google Patents

データ転送システム

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JPH09154166A
JPH09154166A JP25438496A JP25438496A JPH09154166A JP H09154166 A JPH09154166 A JP H09154166A JP 25438496 A JP25438496 A JP 25438496A JP 25438496 A JP25438496 A JP 25438496A JP H09154166 A JPH09154166 A JP H09154166A
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wireless
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JP25438496A
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Prathima Agrawal
アグラワル プラティマ
Eoin Hyden
ハイデン エオイン
Paul Krzyzanowski
クルツィザノウスキー ポール
Mani Bhushan Srivastava
ブーシャン スリヴァスタヴァ マニ
John Andrew Trotter
アンドリュー トロッター ジョン
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Original Assignee
AT&T Corp
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    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信において、基地局と移動ユニットの
リンクを制御するための信頼性の高いシステムを実現す
る。 【解決手段】 本発明のシステムは、基地局18とエン
ドポイント20の間でパケットを無線伝送する手段を有
する。エンドポイント20は、リンクセルに応答して、
基地局18とエンドポイント20をリンクする。リンク
セルはヘッダおよび本体を含む。ここでヘッダは前方誤
り訂正符号、無線ポートIDおよびトークンを含む。無
線ポートIDは、付近の各無線ポートが固有のIDを有
するように割り当てられた論理IDである。トークン
は、基地局とエンドポイントの間で選択されたチャネル
を通じてパケットの無線伝送を可能にする。トークン
は、複数のチャネルからチャネルを選択するために利用
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット通信の分
野に関し、特に、無線エンドポイントとのパケット通信
の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】無銭技術および高速サービス総合有線ネ
ットワークの継続的進歩は、近い将来、移動体ユーザ
に、遍在するマルチメディア情報アクセスを提供するこ
とを約束している。無線アクセスは、移動体ユーザに限
界のないアクセスを提供するために使用されているが、
これは主に、二つの特定の別個の領域すなわち音声電話
技術と屋内データLANの要求条件に対処するためにな
されている。セルラ電話ネットワークは、無線最終ホッ
プを通じて電話サービスの領域を拡張しており、一方、
AT&TのWaveLANやProximのRangeLANのような移動体
IP−LANは、TCP/IPデータネットワークの屋
内ユーザに対して同じことをしている。
【0003】限界のないマルチメディアコンピューティ
ングおよび情報アクセスを提供することが可能なネット
ワークにおいて、このようなネットワークの核が、音
声、ビデオ、データ、およびその他のマルチメディアト
ラフィックに対する統合サポートを提供する最近の非同
期転送モード(ATM)セル交換ネットワークにもとづ
く可能性が高くなっている。ATMにおける仮想チャネ
ルコネクションの使用により、特定のコネクションのサ
ービス品質の保証が可能になっている。このことは、無
線最終ホップのアーキテクチャについても考え直す必要
があることを示唆する。特に、無線ホップでもATMの
仮想チャネルコネクションモデルに従うことにより、有
線ネットワークでなされているサービス品質保証をエン
ドツーエンドに拡張し、無線ホップを拡張することは意
味があると考えられる。無線最終ホップがATM仮想チ
ャネルコネクションを使用すべきか、それとも、現在の
無線IP LANによってなされているようにコネクシ
ョンレス形の配信モデルを使用すべきかは、現在研究の
手段となっている未解決の問題である。
【0004】無線ホップにATM仮想チャネルコネクシ
ョンモデルを拡張することが合理的であると仮定して、
屋内無線マルチメディアネットワークがAT&Tベル研
究所で開発されている。このネットワーク、すなわち、
Seamless Wireless ATM Networking(SWAN)は、屋
内オフィス環境において持続的ネットワークコネクショ
ンを異質の移動体ATMエンドポイントに提供しようと
するものである。このようなエンドツーエンドATMコ
ネクションは、移動体ホストとの間の仮想チャネルコネ
クションを確立し、再ルーティングし、破棄する能力、
および、移動体が存在する場合にこの仮想チャネルコネ
クションに対するサービス品質保証を与える能力を必要
とする。
【0005】エンドツーエンドATMによる無線ネット
ワークは未だ開発段階にあるが、セルラ電話ネットワー
ク、屋内無線データLAN、および、MetrocomのRicoch
etのような屋外セルラ都市区域データネットワークは、
既存の商業的な無線ネットワークの三つの大きなカテゴ
リーである。セルラ電話ネットワークはコネクション型
のネットワークであり、旧式のアナログ周波数分割多元
接続を使用するか、あるいは、新しいディジタルの時分
割または符号分割多重化を使用する。おそらく、SWA
Nに関係があるのは、移動体ユーザがセルからセルへロ
ーミングするときにコネクションを再ルーティングする
ために使用される技術であり、特に、新しいマイクロセ
ルラネットワークの場合である。
【0006】SWANの領域に近いのは、AT&TのWa
veLANやProximのRangeLANのような屋内無線データLA
Nである。これらのネットワークで使用される無線は、
代表的には、SWANの無線のようなISM帯域無線で
あり、周波数ホッピングスペクトラム拡散、または、直
接スペクトラム拡散に基づくものである。周波数ホッピ
ングに基づく無線は比較的最近の開発であり、周波数ホ
ッピングの制御のための高性能のアルゴリズムはまだ独
占されている。いずれの場合でも、これらの無線LAN
は、移動ATMトラフィックではなく、移動IPまたは
移動IPXトラフィックのために最適化されている。こ
れらの無線LANにおけるメディアアクセス制御(MA
C)層および物理制御層は、提案されているIEEE
802.11標準の主題である。広義では、これらのネ
ットワークはすべてピアツーピア式に動作し、移動アク
セスポイントおよび有線ネットワークアクセスポイント
は共有ブロードキャストチャネルにおけるピアとして動
作する。この概念はイーサーネットの場合とやや類似し
ており、実際、これらの無線LANにおけるメディアア
クセス制御層は、多重アクセスが、衝突回避およびハン
ドシェイクにより強化されたキャリア検出多重アクセス
(CSMA)に基づいているという点で、イーサーネッ
トの変種でもある。ポーリングに基づくメディアアクセ
ス制御も、無線データLANでの使用が提案されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】無線技術および広帯域
ネットワークの使用によりかなりの進歩がなされている
が、マルチメディア情報への限界のない遍在するアクセ
スの展望が実現可能となるためには解決しなければなら
ない多くの技術的問題が残っている。従って、データパ
ケットを伝送するために基地局と移動ユニットのリンク
を制御するための信頼性の高いシステムを提供すること
が必要となっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、パケッ
ト化されたデータをネットワークで配送するシステムに
おいて、システムが固有のアドレスを移動ユニットに動
的に割り当て、無線リンク内の帯域幅をトークン方式に
よって割り当て、パケットに対して前方誤り訂正を行う
ものが実現される。
【0009】システムは、基地局とエンドポイントの間
でパケットを無線伝送する手段を有する。エンドポイン
トは、リンクセルに応答して、基地局とエンドポイント
をリンクする。リンクセルはヘッダおよび本体を含む。
ここでヘッダは前方誤り訂正符号、無線ポートIDおよ
びトークンを含む。前方誤り訂正符号は、送信器から受
信器へのデータビットの一方向通信のみに基づく誤り検
出および誤り訂正を行う。無線ポートIDは、付近の各
無線ポートが固有のIDを有するように割り当てられた
論理IDである。トークンは、基地局とエンドポイント
の間で選択されたチャネルを通じてパケットの無線伝送
を可能にする。トークンは、複数のチャネルから選択さ
れたチャネルを割り当てるために利用される。
【0010】本発明によれば、エンドポイントと基地局
の間でパケット化されたデータを配送する方法が実現さ
れる。本発明による方法は、基地局とエンドポイントを
リンクする手段を設けるステップを含む。その後、基地
局とエンドポイントをリンクする。その後、基地局とエ
ンドポイントの間でパケットを無線伝送する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は無線エンドポイントに拡
張された仮想チャネルコネクションATMを有するパケ
ット通信システムに特に適しており、この応用例に関し
て説明するが、本発明による方法および装置は、無線エ
ンドポイントを有する他のパケット通信システムにも適
用可能である。
【0012】図1は、AT&Tベル研究所におけるSW
AN移動ネットワークコンピューティング環境によって
採用されているネットワーク通信モデルの高水準の概観
図である。有線ATMによる広域ネットワーク10およ
びローカルエリアネットワーク12の階層がバックボー
ンネットワークとして使用される一方、無線アクセスが
移動ホストへの最終ホップにおいて使用されている。従
来の無線サーバホスト14およびクライアントエンドポ
イント16を接続することに加えて、有線バックボーン
は、基地局18と呼ばれる特別の交換ノードにも接続さ
れている。基地局18には無線アダプタカードが装着さ
れ、付近の移動ホスト20(これにも無線アダプタが装
着されている)と有線ネットワークの間の通信のための
ゲートウェイとして作用する。基地局がゲートウェイと
して作用するための地理的領域はセル22と呼ばれ、オ
フィス環境におけるSWANの使用目標が与えられる
と、複数の基地局18ノードが部屋の大きさのピコセル
に分配される。ネットワーク接続は、移動ホスト20を
携帯する複数のユーザがセル22からセルへと移動(ロ
ーミング)するのとともに継続的に維持される。移動ホ
スト20自体は、適当な無線アダプタを装着した携帯型
コンピュータから、ローカルな汎用のコンピューティン
グ資源を全くまたはほとんど有しないダム無線端末まで
さまざまのものがある。しかし、SWANにおけるすべ
ての移動ホスト20は、ネットワーク信号プロトコルお
よびデータ転送プロトコルに参加する能力を有しなけれ
ばならない。最後に、SWANにおける移動ユニット2
0は、現在のセル22内の基地局18を通じてすべての
トラフィックを送受信する。
【0013】SWANシステムの顕著な特徴は、有線ネ
ットワークおよび無線最終ホップ24の両方を通じてエ
ンドツーエンドATMを使用することである。これは、
今日の無線データLANにおけるコネクションレス移動
IPの使用とは異なる。SWANにおけるこの設計の選
択は、圧縮アルゴリズムの進歩と、現在利用可能となっ
ているピコセルおよび広帯域幅RFトランシーバの使用
による空間多重化によって与えられる帯域幅の増大とに
よって、パケット化されたビデオを移動ユニット20に
伝送することが可能となっていることの認識によって動
機づけられた。従って、無線セグメントを通じてマルチ
メディアトラフィックをサポートすることはSWANに
おける駆動力となっている。また、無線ホップを通じて
ATM仮想チャネルコネクションのコネクション型モデ
ルを採用することにより、オーディオまたはビデオのト
ラフィックを伝送する仮想チャネルコネクションのサー
ビス品質保証がエンドツーエンドに拡張可能になる。要
するに、エンドツーエンドATMの使用により、無線資
源は、無線ホップを通じての複数のコネクションに有意
義に割り当てられることが可能となる。
【0014】しかし、移動ホスト20までずっとATM
の仮想チャネルコネクションモデルを使用することによ
り、移動ホスト20が移動するうちにもATM仮想チャ
ネルコネクションを継続的に再ルーティングする必要が
あることになる。小さいセルサイズおよびサービス品質
に敏感なマルチメディアトラフィックの存在がSWAN
においてこの問題を特に重要なものにしている。オーデ
ィオまたはビデオを伝送する仮想チャネルコネクション
は、移動ホスト20がある基地局18から隣の基地局に
ハンドオフされる際にできる限り中断しない必要があ
る。もちろん、ATM信号プロトコルは、仮想チャネル
コネクション再ルーティングの作業を最小の遅延で実行
する必要があり、この問題に対するSWANのアプロー
チは、ループ除去および移動体発信部分的再構築と結合
した仮想チャネルコネクションの拡張に基づく。特に関
心があるのは、無線メディアアクセスを扱う低レベルの
プロトコル層もまた、ある基地局18から他の基地局へ
の移動ユニット20の移転の作業を最小の遅延で実行し
なければならないことである。従って、低遅延ハンドオ
フおよび複数の仮想コネクション間での無線資源の割当
ては、メディアアクセス制御および無線インタフェース
動作の通常の機能に加えて、SWANにおける無線ホッ
プ24で実行する必要がある作業である。
【0015】図2は、SWAN型の無線ATMネットワ
ークの無線最終ホップ24のブロック図である。基地局
18の主な機能は、基地局18に取り付けられたさまざ
まな有線ATMアダプタ26および無線ATMアダプタ
28間でセルを交換することである。基地局18は、そ
のポートのうちのいくつかにRF無線ATMアダプタを
有するATM交換機と見ることができる。しかし、SW
ANにおいては、汎用PCおよびSunワークステーショ
ンが、有線ATMアダプタカード26および一つ以上の
RF無線ATMアダプタカード28を差し込むことによ
って、基地局18として使用される。セル交換機能は、
カーネル空間常駐のセルルーティング・アダプタインタ
フェースモジュール30と、ユーザ空間常駐のコネクシ
ョンマネージャ信号モジュール32とを用いてソフトウ
ェアで実現される。基地局18にPCおよびワークステ
ーションを用いることにより、それらが有線ホストとし
ても作用して、アプリケーションプロセス34を走らせ
ることが可能となる。要するに、SWANにおける基地
局18は、無線のバンクとインタフェースされたコンピ
ュータに他ならない。
【0016】無線最終ホップ24の他端には、同じくR
F無線アダプタ28、コネクション信号マネージャモジ
ュール36、および移動ユニット内の複数のエージェン
トの間でセルをルーティングするモジュール38を有す
る移動ユニット20がある。図では、移動ユニット20
は、有線アダプタがなくただ一つの無線アダプタ28し
か有しない基地局18のように描かれているが、これは
完全には正しくない。移動ユニット20におけるコネク
ションマネージャ36は異なる。例えば、これは交換機
のような機能を提供する必要はない。さらに、ダム端末
のような移動ユニット20は、ソフトウェアプロセスで
はなく、ATMセルのシンクおよびソースとして作用す
るハードウェアエージェントを有するだけでよい。しか
し、ダム端末より高機能の移動ユニット20は、アプリ
ケーション40も動作する場合もある。
【0017】特に重要なのは、基地局18のRF AT
Mアダプタ28、移動ユニット20のRF ATMアダ
プタ、および、無線最終ホップ24を通じての無線イン
タフェースパケット(リンクセル)によるそれらの相互
接続である。高水準のATM層からのATMセルのスト
リームは、移動ユニット20とその基地局18の間の無
線リンク24を通じてトランスポートされる必要があ
る。無線によるATMセルのトランスポートを実現する
ために解決する必要がある問題は2種類、すなわち、一
般的な問題とATM特有の問題に分類することができ
る。
【0018】一般的な種類に入る問題のうちのいくつか
は以下の通りである。 (1)利用可能な帯域幅をチャネルに分割すること。 (2)チャネルを基地局に分配すること。 (3)共有チャネルへのアクセスを制御すること。 (4)ある基地局18から他の基地局への移動局のハン
ドオフ。
【0019】他方、以下の無線ホップの問題点は、主に
ATMの要求によって影響されるものである。 (1)ATMセルをリンクセルあるいは無線インタフェ
ースパケットにマッピングすること。 (2)無線インタフェースパケットのフォーマット。 (3)シンボル間干渉、隣接チャネル干渉、周波数衝突
などの、無線に固有のノイズおよび干渉源によるATM
セル損失の影響。 (4)同じチャネル内での異なるATM仮想チャネルコ
ネクションの多重化およびスケジューリング。
【0020】これらの問題点に対する解決法は、部分的
には、ハードウェアによって課される制限に左右され、
特に、無線トランシーバの特性に左右される。
【0021】SWANにおける無線ホップは、図3に示
したような単一の再使用可能ATM無線アダプタアーキ
テクチャの考えに基づく。このアーキテクチャは、一方
の側で無線ポートインタフェース44を通じて一つ以上
のディジタル入力ディジタル出力無線トランシーバ42
とインタフェースし、他方の側で標準データバス48と
接続された標準バスインタフェース46とインタフェー
スし、これらの間に挟まれた標準コアモジュール50を
有する。標準コアモジュール50は、必要なデータ処理
を実現するために、フィールドプログラマブルハードウ
ェア資源52と、ソフトウェアプログラマブル埋め込み
計算エンジン54を有する。この基本アーキテクチャ
は、異なる構成要素、異なるバスインタフェース、およ
び異なる無線により、さまざまな実装が可能であるが、
すべて同じコアデータ処理モジュールを使用する。これ
により、デバイスをSWAN準備完了状態にする一様な
機構が提供される。実装は、ラップトップコンピュータ
の付属装置であるPCMCIAアダプタカードから、無
線端末に埋め込むための小規模のカード、および、基地
局で使用される多重無線用の高速アダプタまでのものが
可能である。アダプタは、埋め込まれたソフトウェアを
再プログラムすることによって、および、フィールドプ
ログラマブルハードウェアを再設定することによって、
アルゴリズムを設定可能である。BerkeleyからのSEIRA
システムのような、インタフェース合成およびパラメー
タ化されたライブラリ機能を有するシステムレベルのボ
ード合成ツールは、異なるバスおよび無線に対する基本
のアダプタアーキテクチャの変形例を容易に生成するた
めに使用可能である。現在では、Flexible Adapter for
Wireless Networking(無線ネットワーク用フレキシブ
ルアダプタ、FAWN)と呼ばれるカードの形態での、
標準アーキテクチャの一つの実装が存在する。
【0022】SWANおよびFAWNアダプタのアーキ
テクチャの詳細については、P. Agrawal et al., "A Te
stbed For Mobile Network Computing", Proc. IEEE In
tl.Conference on Communications, ICC 1995に記載さ
れている。
【0023】図4に、FAWNアダプタアーキテクチャ
のブロック図を示す。FAWNカード56は、ホストコ
ンピュータ60とインタフェースするためにPCMCI
Aバス58を使用する。PCMCIAスロットを有する
ラップトップコンピュータは、FAWNカード56を差
し込むことによって移動ホストとなることが可能であ
る。
【0024】FAWNカード56は、ARM610CP
UのようなRISCプロセッサ62を有する。RISC
プロセッサ62は、周辺インタフェース66を通じてR
Fモデム64および他の周辺機器を制御する。FAWN
カード56は、2.4GHz産業科学医学(ISM)帯
域周波数ホッピングスペクトラム拡散トランシーバとと
もに使用するように設定されるが、このトランシーバイ
ンタフェースは、当業者に周知のように、いくつかのコ
ンポーネントを再プログラムすることによって容易に修
正可能である。RISCプロセッサ62は20MHzで
動作し、カーネル、シグナリングおよびトランスポート
プロトコル機能を実行するのに十分な処理能力を提供す
る。
【0025】基地局18あるいは移動ユニット20にお
けるRISCプロセッサ62とホストコンピュータ60
の間の通信は、PCMCIAインタフェース70を通じ
てデュアルポートメモリに基づくインタフェース68を
利用する。このインタフェースは、フィールドプログラ
マブルゲートアレイ(FPGA)で実装される。これに
は二つのアクセスモードがある。一方のモードは、任意
のCPU周辺機器にアクセスするが、インタフェースが
FAWN CPUの内部バスを調停しなければならない
ため長い時間がかかる。デュアルポートRAM68の各
側はホストCPUおよびFAWN CPU62が最高速
でアクセス可能であるため、データ転送は最高速度で行
うことが可能である。
【0026】モデムコントローラ72は、もう一つのF
PGAを利用して実装され、無線アクセスプロトコルを
サポートするのに必要な低水準機能の多くを実装する。
RFモデム64(例えば2.4GHz FHSSモデ
ム)は、データおよび制御のための論理レベルのインタ
フェースを提供するとともに、アナログ受信信号強度イ
ンジケータを有する。この帯域は、周波数ホッピングに
1MHzのチャネルを83個許容する。現在、GECの
Plesseyモデムは625Kbit/secの生の帯域幅
で83チャネルをサポートすることが可能であり、別の
バージョンでは1.2Mbits/secの帯域幅をサ
ポートすることになっている。モデムのインタフェース
は、この83チャネルのうちの1チャネル、パワーレベ
ル、および二つのアンテナのうちの一つを選択すること
ができる。モデム64は、受信中にUART74にビッ
トストリームを供給し、送信中にビットストリームを受
け取る。UART74は、受信中に、モデム64からの
ビットストリームをバイトに変換し、関連する同期ビッ
トを除去し、バイトを制御FPGA(モデムコントロー
ラ)72に送る。送信中は、UART74は同期ビット
を付加し、ビットストリームをモデム64に送る。FP
GA(モデムコントローラ)72は、UART74との
間でのデータのパケットを記憶する4個の64バイトバ
ッファを有する。これにより、UART74は、FAW
N CPU62に割込みを送る必要なしに、データを非
同期的に送受信することが可能となる。FPGA72
(モデムコントローラ)は、プロトコルおよびタスクス
ケジューリングのための実時間タイマとして利用可能
な、1MHzで動作する再設定可能カウンタを有する。
アナログ−ディジタルコンバータ(ADC)76および
ローパスフィルタにより、FAWN CPU62が受信
信号強度を読みとることが可能となる。制御PAL78
がFAWNアダプタ56内に含まれる。FAWNカード
56は、プログラムおよびデータの記憶のために4Mバ
イトのSRAM80を有する。
【0027】従って、実用目的では、SWANにおける
無線ホップの性質は、FAWNアダプタ56によってサ
ポートされる個々の無線トランシーバの特性に依存す
る。遅い周波数ホッピングに関しては、SWANにおい
て使用される主な無線トランシーバはGEC Plessey製の
DE6003無線機である。DE6003は、2.4G
HzのISM帯域で動作する半二重の遅い周波数ホッピ
ング無線機であり、そのデータレートは625Kbps
である。さらに、この無線機は二つのパワーレベルを有
し、二つの選択可能な無線アンテナ82を有する。法の
要求によれば、無線機は、2.400〜2.4835M
Hz領域の83個の利用可能な幅1MHzの周波数スロ
ットのうちの少なくとも75個のうちから擬似ランダム
にホッピングし、30秒ごとに、1スロットで0.4秒
以上を経過しないように動作しなければならない。交信
するトランシーバは、そのすべてに既知の所定の擬似ラ
ンダムホッピング系列に従ってホッピングする。
【0028】遅い周波数ホッピング機構が示唆するとこ
ろによれば、SWANの無線ホッピングにおけるチャネ
ルは自然に、一つのホッピング系列、すなわち、75〜
83個の周波数スロットのうちの特定の置換に対応する
ことになる。同じ地理的領域に共存するチャネルは、二
つの相異なるチャネルが同じ周波数スロットに同時に存
在する機会が最小になるようにホッピング系列を使用す
べきであり、そのようなホッピング系列は弱く直交す
る。SWANでは、20〜25個の異なるチャネルが自
己のホッピング系列で定義され、これらのチャネルが複
数のピコセル内の基地局18に分配される。複数のチャ
ネルを一つの基地局18に割り当てることも可能であ
り、基地局18は、割り当てられたチャネルごとに別個
の無線機を有する必要がある。相互に干渉する可能性の
あるセル22内の二つの基地局18には同じチャネルを
割り当てることはできない。移動ユニット20は一つの
無線機のみを有し、与えられた時刻には特定のチャネル
で動作する。
【0029】また、同じく無線ホッピング設計に関連す
るものとして、SWANで用いられるDE6003無線
トランシーバに関連するいくつかのタイミングパラメー
タがある。この無線機の連続伝送時間は最大限10ms
であり、このような連続伝送の二つの期間は少なくとも
88μsだけ分離しなければならない。これにより、6
25Kbpsというデータレートでは、1バーストで最
大6250ビット(すなわち781.25バイト)を伝
送することができることになる。従って、無線インタフ
ェースパケットの最大サイズは6250ビットである。
さらに、受信モードから送信モードへの切替のオーバー
ヘッド時間は最大5.8μsであり、送信モードから受
信モードへの切替では最大30μsである。これらの二
つの数を、二つの連続伝送間の88μsの分離と比較す
ると、効率の観点から、トランシーバは10msの最大
伝送バーストの後に向きを切り替えるほうがよい。オー
バーヘッドを生じるもう一つのタイミングパラメータ
は、ある周波数スロットから別の周波数スロットに無線
機がホッピングするときの80μsの時間である。
【0030】無線機は、SWANの環境で動作するため
最大10-5のビット誤り率(BER)を有する。これ
は、ATMセルがノイズにより損失する確率としては
0.5%より小さいということである。有線バックボー
ンで容易に利用可能なものと比較するとずっと大きい損
失確率ではあるが、このセル損失確率よりも、二つの共
存するチャネルにおける周波数スロット衝突のほうが重
大である。例えば、75個の長い周波数ホッピング系列
を用いる二つのチャネルが系列ごとに一度だけ衝突する
としても、4%の損失が生じる。周波数スロット間の情
報拡散や高度なホッピングアルゴリズムのような技術
は、ノイズのみによる誤りを目標にする技術よりも、S
WANの無線ホッピングにおいては重要である。
【0031】図5に、SWANにおける代表的な基地局
の抽象的アーキテクチャを示す。基地局18は、そのバ
ックプレーンに挿入された複数の無線ATMアダプタカ
ード28から構成される。各カード28は複数の無線ト
ランシーバ42を処理する。各無線トランシーバ42に
は、現在の基地局または隣接する基地局内の無線機42
に割り当てられたチャネル90とは異なるチャネル90
(周波数ホッピング系列)が割り当てられる。一般に、
SWANでは、基地局18が有する無線機42は、基地
局18ごとに3〜5個より少ない。以上の無線機構成の
結果、各セルが複数の共存するチャネルによってカバー
されるようなセルラ構造が生じる。セル22内の移動ユ
ニット20には、基地局18の無線ポートのうちの一つ
が割り当てられ、これと同期して周波数ホッピングす
る。
【0032】移動ユニット20へマルチメディアトラフ
ィックを伝送することはSWANにおける主要目標であ
るため、メディアアクセス制御および物理層制御サブシ
ステムのための二つの重要なドライバは低遅延ハンドオ
フであり、与えられたセル22における複数の同時チャ
ネル90をサポートする。さらに、ATM仮想チャネル
コネクション間での無線資源の明示的な割当ても重要で
ある。最後に、少なくとも初期実装においては、実装が
簡単であることが好ましいと考えられる。いずれの場合
でも、この無線アダプタアーキテクチャはソフトウェア
および再設定可能なハードウェアに基づいているため、
アルゴリズムの改良を実装することは容易である。
【0033】以上のことを考慮して、SWANにおいて
現在用いられる基本的な物理層ストラテジは、セル22
内の各移動ユニット20を、基地局18自身の無線ポー
トすなわちチャネルに割り当てることである。利用可能
な20〜25個のチャネルは3ウェイ空間多重化で分配
され、セル22ごとに7〜8個のチャネルが利用可能と
なり、従って各基地局18は複数の無線ポートを備え
る。セル22が部屋のサイズであるとすると、これはは
じめに予想した利用パターンで十分な数以上である。会
議室のようなさらに要求の厳しい利用パターンでは、チ
ャネルごとに複数の移動ユニット20をサポートする能
力が必要となる。チャネル上の二つの周波数ホップの間
の時間はホップフレームと呼ばれ、これは、固定長のリ
ンクセルすなわち無線インタフェースパケットに再分割
される。チャネル90へのアクセスは、トークンパッシ
ング機構によって制御され、基地局18は、トークンを
処理するマスタとして作用する。ハンドオフは移動ユニ
ットにより開始される。移動ユニットは、現在の基地局
パワーの測定値に基づいてハンドオフ要求リンクセル
(Hand-off Request Link Cell, HRLC)を送信す
る。他方、基地局は空き無線ポート上で、基地局18を
探している移動ユニット20を探索する。この基本方式
については以下で詳細に説明する。
【0034】無線インタフェースパケットの定義と、A
TMセルから無線インタフェースパケットへのマッピン
グは、ハードウェアの制約に依存する。SWANでは、
標準的なシリアル通信コントローラチップが同期モード
で使用されることにより、周知の同期データリンク制御
(Synchronous Data Link Control, SDLC)プロト
コルが無線を通じて使用される。SWAN送信器は、S
DLC SYNCバイトによって分離されたSDLCフ
レームを送信する。ソフトウェアへの割込みオーバーヘ
ッドを減らすために、物理層コントローラはシリアル通
信コントローラを駆動する。物理層コントローラは、リ
ンクセルあるいは無線インタフェースパケットと呼ばれ
るデータユニットをメディアアクセス制御層から受け取
り、それをシリアル通信コントローラチップによって送
信されたSDLCフレームに充填する。受信端では逆の
ことが行われる。物理層コントローラはハードウェアと
して存在することが必要であり、SWANにおけるFA
WN無線アダプタの再設定可能ハードウェア部分におけ
るその現在の実装は、固定長64バイトのリンクセルを
使用する設計に基づく。上位のメディアアクセス制御層
は、それらの64バイトリンクセルによって物理層と通
信する。
【0035】固定長64バイトのリンクセルの制約の下
で、現在の方式は、、53バイトのATMセルをリンク
セルにカプセル化する簡単な次善のストラテジを使用
し、残りの11バイトは、メディアアクセス制御ヘッダ
および誤り制御に使用される。ATMセルをカプセル化
するリンクセルに加えて、シグナリングの目的で他のい
くつかのリンクセルも定義される。
【0036】図6に、一般的なリンクセル84のフォー
マットを示す。4バイトのヘッダ86および53バイト
の本体88があり、残りの7バイトは現在は未定義であ
る。ヘッダ86は、3ビットのセルタイプ(Cell Type)
フィールド92、8ビットの無線ポートID(RadioPort
ID)フィールド94、および、そのほかに、メディアア
クセス制御のための3個のフィールドを有する。メディ
アアクセス制御フィールドは、1ビットのToken_Gフィ
ールド96、3ビットのToken_Rフィールド98および
1ビットのBSReqフィールド100から構成される。さ
らに、ヘッダは上記の情報の前方誤り訂正(FEC)の
ために16ビットを使用する。前方誤り訂正はリンクセ
ルの完全性を与える。これにより、パケット化されたデ
ータの転送は、送信器から受信器へデータビットの一方
向通信のみによる誤り検出および誤り訂正の手段を有す
る。RadioPortID94は、無線近傍で二つの無線ポート
が同じIDを有することがないように上位のバックボー
ンシグナリングによって割り当てられる論理IDであ
る。この論理的なRadioPortID94は、基地局18によ
って、基地局18の有線ネットワークアドレスと、基地
局18内のRadioPortID94にマッピングされる。
【0037】いくつかのタイプのリンクセルが定義され
ている。ATMLCはATMデータセルをカプセル化す
る。CRLCは起動された移動ユニットによる接続要求
のためのものである。HRLCは移動ユニットによるハ
ンドオフ要求のためのものである。SYNCLCは空き
チャネルのためのものである。CHRLCACK1、C
HRLCACK2、およびCHRLCACK3は基地局
における移動ユニットの登録中のハンドシェイクのため
のものである。
【0038】チャネルに対するアクセス制御のための基
本的なプロトコルはトークンパッシングのものであり、
基地局18は、誰がトークンを(従って送信特権を)取
得したかを決定する中央のアービタとして作用する。現
行の、無線ポートごとに一つの移動ユニット20という
シナリオでは、このプロトコルは、全二重通信を確立す
るために移動ユニット20と基地局18の間でトークン
を交換することに帰着する。トークンは、高々N=8の
リンクセル期間の間保持されることが可能であり、これ
は、許容される最大の連続伝送バーストの長さである1
0msよりわずかに短い。この最大期間は、ノイズのあ
るチャネルで損失したトークンを検出するために使用さ
れる。トークン情報は、二つのフィールドすなわち1ビ
ットのTOKEN_Gフィールド96と3ビットのTOKEN_Rフィ
ールド98の形で、リンクセルヘッダ86の一部であ
る。Gフィールドの値1は、トークンが受信器に(N以
下のリンクセル期間の間)与えられていることを示すた
めに使用される。Rフィールドは、送信器において待ち
になっているATMセルの数を示し、この情報は基地局
18がトークンをスケジューリングする際に使用され
る。空きチャネルの場合、制御はG=1およびR=0で
次々とわたされるだけである。最後に、トークンがノイ
ズにより損失した場合、移動ユニット20は何もせずタ
イムアウトし、基地局18が制御を引き継いでトークン
パッシングプロトコルをリセットする。
【0039】メディアアクセス制御と密接に関連するの
は、周波数ホッピングの制御である。これら二つは論理
的には無関係な問題であるが、実装においては分けるこ
とができない。実時間でホッピング間隔を測定すること
に基づくホッピング方式を使用する代わりに、本発明で
は、ホップフレームの長さを測定するためにトークンパ
ッシングの回数を計数する。特に、ホッピングは、移動
ユニット20から基地局18にM=8回トークンが与え
られるごとに行われる。もちろん、この方式ではトーク
ン損失が問題となり、トークンを直接計数するのではう
まく行かないことがある。従って、本発明では、いつホ
ッピングするかを決定するためにトークンパッシングの
有効数を計数する。トークンパッシングの有効数は、ト
ークンパッシングの実際の回数と、トークンを待ってい
る間のタイムアウトの回数である。
【0040】特に重要なことは、さまざまな無線ホッピ
ングのシナリオを考慮することである。起動後、移動ユ
ニット20は「接続要求」リンクセル(CRLC)の送
信を開始する。この送信は、ランダムな初期周波数ホッ
ピング系列を用いて行われ、高速なレートであることに
より、この接続要求リンクセルに応答する基地局18が
ない場合、移動ユニット20は系列内の次の周波数スロ
ットにジャンプする。CRLCの本体は、グローバルに
一意的な移動ユニットIDと、ホッピング系列IDから
構成される。この情報は、(8,4)線形符号に基づく
前方誤り訂正方式によって保護される。CRLCに続い
て、関連する基地局18がCHRLCACK1セルによ
り肯定応答するための予約期間(その長さは2×リンク
セル期間)がある。CHRLCACK1には、8ビット
の論理IDが含まれる。基地局18は、この論理ID
を、移動ユニットが無線ポートに接続している間、その
移動ユニット20に割り当てる。移動ユニット20がC
HRLCACK1の受信に成功した後、CHRLCAC
K2とCHRLCACK3の交換が行われ、移動ユニッ
ト登録プロセスを構成する3相ハンドシェイクが完了す
る。
【0041】SWANにおける移動ユニット20は、そ
の基地局18から受信するパケットのRFパワーP
currentを継続的に測定する。さらに、二つのパワーし
きい値Pm inおよびPthreshが定義される。Pthresh
minより大きい。PcurrentがPth reshより小さいがP
minより大きいとき、移動ユニット20は、Pthresh
cur rentに比例する周期で「ハンドオフ要求」リンク
セル(HRLC)の周期的な送信を開始することによっ
てソフトハンドオフのプロセスを開始する。さらに、移
動ユニット20は、送信するすべてのリンクセルのヘッ
ダ86に「基地局要求」(Base Station Request)ビット
(BSReq)100をセットする。これは、空いている基
地局18および現在の基地局18に、ハンドオフが必要
であることを示す。HRLCの本体88は、グローバル
に一意的な移動ユニットID、ホッピング系列ID、お
よび現在の基地局18のIDから構成される。CRLC
の場合と同様に、HRLCの本体もまた、(8,4)前
方誤り訂正線形符号102によって保護される。HRL
Cに続くハンドシェイクは、上記のようなCRLCの場
合と同様の3相ハンドシェイクである。PcurrentがP
minより小さくなった場合、移動ユニット20は、現在
の基地局18とのコネクションが失われたと仮定し、H
RLCの継続的な送信を開始し、高速ホッピングレート
に切り替わる。この高速ホッピングレートは、他のチャ
ネルとの周波数衝突の影響を減少させるだけでなく、新
しい基地局18を見つける平均時間も短縮することによ
り、短いハンドオフ遅延という目標に貢献する。もちろ
ん、以上説明したソフトハンドオフ機構は、現在の基地
局18との通信が切断されない間に新しい基地局18に
おける登録を可能にするので、低遅延ハンドオフの主要
な機構である。
【0042】一つ以上の空きポートを有する基地局18
は、接続を要求している移動ユニット20を能動的に探
索する。これは、以下のプロセスに従って行われる。ま
ず、バックボーンからのヒントを用いて、親の基地局1
8または隣接する基地局18の無線ポートがいずれも使
用していないような空き無線ポートに対して、周波数ス
ロットが選択される。この空き無線ポートは、このよう
にして選択された周波数スロットにホッピングする。次
に、その周波数でパワーを測定し、リンクセルヘッダ8
4を探す。その周波数で活動が検出されない場合、新し
い周波数が選択され探索が再開される。活動が検出され
たが、リンクセルヘッダ84はBSReqビット100がセ
ットされていないことを示している場合、基地局18
は、移動ユニット20がハンドオフには関心がないと仮
定し、再び新しい周波数で探索を再開する。これ以外の
場合、基地局18はCRLCあるいはHRLCリンクセ
ルを待ち、あるいは、チャネルが空き状態になるのを待
つ。CRLCまたはHRLCが受信された場合、基地局
18は、起動した移動ユニット20に対する、あるい
は、ハンドオフ中の移動ユニット20に対して、場合に
応じて登録プロセスを開始する。この場合も、既に説明
した場合と同様に、CHRLCACK1、CHRLCA
CK2、およびCHRLCACK3による3相ハンドシ
ェイクが用いられる。
【0043】ATMコネクションマネージャとメディア
アクセス制御モジュールの間のインタフェースについて
考える。無線チャネルに行く複数のATM仮想チャネル
コネクション間で無線資源をスケジューリングするため
に、メディアアクセス制御モジュールは、仮想チャネル
コネクション情報ごとのテーブルを保持する。新たな仮
想チャネルコネクションを開設する必要がある場合、コ
ネクションマネージャモジュールは、この仮想チャネル
コネクションによって期間T2にわたって必要とされる
チャネル時間T1として帯域幅条件を示す要求をメディ
アアクセス制御モジュールに送信する。メディアアクセ
ス制御モジュールはこの情報を用いて、この新たな仮想
チャネルコネクションを許可または拒否する。さらに、
この帯域幅指定は、メディアアクセス制御モジュール
が、異なる仮想チャネルコネクションに属するセルの伝
送をスケジューリングするために使用される。
【0044】SWANのメディアアクセス制御および物
理層制御サブシステムの実装は、3ウェイハードウェア
−ソフトウェア共通設計タスクとみなすことができる。
機能は、三つの位置、すなわち、基地局CPUまたは移
動ユニットCPU上のソフトウェアとして、無線アダプ
タ上の埋め込まれたソフトウェアとして、または、無線
アダプタ上のフィールドプログラマブルハードウェア上
のうちの一つで実装される。埋め込まれた無線アダプタ
を有するダム端末の場合、端末にはCPUはなく、全機
能は無線アダプタ自体にある。現在の実装では、物理層
制御は、無線アダプタ上のフィールドプログラマブルハ
ードウェア上に実装され、メディアアクセス制御は無線
アダプタ上のソフトウェアとして実装され、メディアア
クセス制御が通信するATMコネクションマネージャ
は、基地局もしくは移動局のCPU上のソフトウェアと
して、またはダム端末の場合には無線アダプタ自体の上
のソフトウェアとして実装される。
【0045】無線アダプタに埋め込まれるソフトウェア
の構成を図7に示す。このソフトウェアは、マルチスレ
ッドシステムとして編成される。各無線ポートにおける
メディアアクセス制御プロトコルに対応する有限状態マ
シンは、割込みモードで動作するFSM104として実
装される。各無線ポートごとにこのようなFSM104
が一つある。これらのFSMは非常に高い優先度のスレ
ッドとみなすことができる。メディアアクセス制御FS
M104はメインスレッド106と通信する。メインス
レッド106は、ユーザモードで動作し、一方ではメデ
ィアアクセス制御FSM104への、他方では他のスレ
ッドまたは基地局や移動ユニットのCPUへのATMセ
ルの待ち行列管理および発送を処理する。スレッド間通
信はポインタの待ち行列108を用いて行われ、ATM
セル自体は共有メモリ領域に格納される。注意すべき点
であるが、自分のCPUを持たないダム端末の場合、A
TMコネクションマネージャ110およびATMセルの
ソースまたはシンクとなるスレッドは無線アダプタ上の
埋め込みCPU(ARM610プロセッサ)上でも動作
する。IRQヘッダ112は、待ち行列状態変化に応答
して割込み要求を処理する。
【0046】現在進行中の研究では、この基本的なトー
クンパッシングメディアアクセス制御を、事前に定めら
れた基地局が存在しないような臨時のネットワークにも
対応し、仮想チャネルコネクションごとに前方誤り訂正
と無線リンクレベルの再送の間のトレードオフを考慮す
るように拡張している。
【0047】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、無
線通信において、データパケット(特に、マルチメディ
ア情報のデータパケット)を伝送するために基地局と移
動ユニットのリンクを制御するための信頼性の高いシス
テムが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】SWAN無線ATMネットワークのネットワー
ク通信モデルのブロック図である。
【図2】無線ATMネットワークにおける最終ホップの
ブロック図である。
【図3】再使用可能ATM無線アダプタアーキテクチャ
テンプレートのブロック図である。
【図4】FAWNアダプタアーキテクチャのブロック図
である。
【図5】SWANにおける基地局および移動ユニットの
ブロック図である。
【図6】無線インタフェースパケットのリンクセルのフ
ォーマットの図である。
【図7】無線アダプタ上の埋め込まれたソフトウェアの
ブロック図である。
【符号の説明】
10 広域ネットワーク(WAN) 12 ローカルエリアネットワーク 14 無線サーバホスト 16 クライアントエンドポイント 18 基地局 20 移動ホスト 22 セル 24 無線最終ホップ 26 有線ATMアダプタ 28 無線ATMアダプタ 30 セルルーティング・アダプタインタフェースモジ
ュール 32 コネクションマネージャ信号モジュール 34 アプリケーションプロセス 36 コネクション信号マネージャモジュール 38 ATMセルルータ・アダプタインタフェース 40 アプリケーション 42 ディジタル入力ディジタル出力無線トランシーバ 44 無線ポートインタフェース 46 標準バスインタフェース 48 標準データバス 50 標準コアモジュール 52 フィールドプログラマブルハードウェア資源 54 ソフトウェアプログラマブル埋め込み計算エンジ
ン 56 FAWNカード 58 PCMCIAバス 60 ホストコンピュータ 62 RISCプロセッサ 64 RFモデム 66 周辺インタフェース 68 デュアルポートRAM 70 PCMCIAインタフェース 72 モデムコントローラ 74 UART 76 アナログ−ディジタルコンバータ(ADC) 78 制御PAL 80 SRAM 82 無線アンテナ 84 リンクセル 86 ヘッダ 88 本体 90 チャネル 92 セルタイプ(Cell Type)フィールド 94 無線ポートID(RadioPortID)フィールド 96 Token_Gフィールド 98 Token_Rフィールド 100 BSReqフィールド 102 前方誤り訂正線形符号(FEC) 104 メディアアクセス制御FSM 106 メインスレッド 108 ポインタ待ち行列 110 ATMコネクションマネージャ 112 IRQヘッダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/56 (72)発明者 エオイン ハイデン アメリカ合衆国,07940 ニュージャージ ー,マディソン,マディソン アヴェニュ ー 47,アパートメント 1 (72)発明者 ポール クルツィザノウスキー アメリカ合衆国,07023 ニュージャージ ー,ファンウッド,マリアン アヴェニュ ー 180 (72)発明者 マニ ブーシャン スリヴァスタヴァ アメリカ合衆国,07928 ニュージャージ ー,チャタム,ヒッコリー プレイス 25,アパートメント エイ−22 (72)発明者 ジョン アンドリュー トロッター アメリカ合衆国,07928 ニュージャージ ー,チャタム,リヴァー ロード 420, アパートメント エフ9

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの基地局および少なくと
    も一つのエンドポイントからなるディジタル通信ネット
    ワークにおいて、前記少なくとも一つのエンドポイント
    と前記少なくとも一つの基地局の間でパケット化された
    データを転送するシステムにおいて、 前記少なくとも一つの基地局と前記少なくとも一つのエ
    ンドポイントの間でディジタルパケットを無線送受信す
    る無線送受信手段と、 前記少なくとも一つの基地局と前記少なくとも一つのエ
    ンドポイントをリンクするリンク手段とからなり、 前記無線送受信手段は、前記リンク手段に応答して、前
    記少なくとも一つの基地局と前記少なくとも一つのエン
    ドポイントの間で前記ディジタルパケットの転送を調整
    することを特徴とするデータ転送システム。
  2. 【請求項2】 前記リンク手段はリンクセルからなり、
    該リンクセルはヘッダ部分および本体部分を含むことを
    特徴とする請求項1のシステム。
  3. 【請求項3】 前記ヘッダ部分は前方誤り訂正符号を含
    み、該前方誤り訂正符号は、送信器から受信器へのデー
    タビットの一方向通信のみによる誤り検出および誤り訂
    正を提供することを特徴とする請求項2のシステム。
  4. 【請求項4】 前記前方誤り訂正符号は(8,4)線形
    符号であることを特徴とする請求項3のシステム。
  5. 【請求項5】 前記前方誤り訂正符号は少なくとも16
    ビットであることを特徴とする請求項3のシステム。
  6. 【請求項6】 前記ヘッダ部分は、近傍の各無線ポート
    が固有のIDを有するように割り当てられた論理IDで
    ある無線ポートIDを含むことを特徴とする請求項2の
    システム。
  7. 【請求項7】 前記本体部分がパケット化されたデータ
    を含むことを特徴とする請求項2のシステム。
  8. 【請求項8】 前記本体部分がATMパケットを含むこ
    とを特徴とする請求項2のシステム。
  9. 【請求項9】 前記ヘッダ部分はトークンを含み、該ト
    ークンにより前記無線送受信手段は選択されたチャネル
    を通じて前記パケットを前記少なくとも一つの基地局と
    前記少なくとも一つのエンドポイントの間で無線送受信
    することが可能となることを特徴とする請求項2のシス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記トークンは、複数のチャネルから
    前記選択されたチャネルを割り当てるために利用される
    ことを特徴とする請求項9のシステム。
  11. 【請求項11】 前記ヘッダ部分は第2トークンを含
    み、該第2トークンは、送受信待ちのパケット化された
    データセルの数を示すことを特徴とする請求項9のシス
    テム。
  12. 【請求項12】 少なくとも一つの基地局および少なく
    とも一つのエンドポイントからなるディジタル通信ネッ
    トワークにおいて、前記少なくとも一つのエンドポイン
    トと前記少なくとも一つの基地局の間でパケット化され
    たデータを転送する方法において、 前記少なくとも一つの基地局と前記少なくとも一つのエ
    ンドポイントの間にリンク構造を設定するリンク構造設
    定ステップと、 前記少なくとも一つの基地局と前記少なくとも一つのエ
    ンドポイントをリンクするステップと、 前記少なくとも一つの基地局と前記少なくとも一つのエ
    ンドポイントの間でディジタルパケットを無線送受信す
    る無線送受信ステップとからなることを特徴とするデー
    タ転送方法。
  13. 【請求項13】 前記リンク構造設定ステップはリンク
    セルを設けるステップからなり、該リンクセルはヘッダ
    部分および本体部分を含むことを特徴とする請求項12
    の方法。
  14. 【請求項14】 前記リンクセルを設けるステップは、
    前記ヘッダ部分内に前方誤り訂正符号を設けるステップ
    からなり、該前方誤り訂正符号は、送信器から受信器へ
    のデータビットの一方向通信のみによる誤り検出および
    誤り訂正を提供することを特徴とする請求項13の方
    法。
  15. 【請求項15】 前記前方誤り訂正符号は(8,4)線
    形符号であることを特徴とする請求項14の方法。
  16. 【請求項16】 前記リンクセルを設けるステップは、
    前記ヘッダ部分内に無線ポートIDを設けるステップか
    らなり、該無線ポートIDは近傍の各無線ポートが固有
    のIDを有するように割り当てられた論理IDであるこ
    とを特徴とする請求項13の方法。
  17. 【請求項17】 前記リンクセルを設けるステップは、
    前記本体部分内にATMパケットを供給するステップか
    らなることを特徴とする請求項13の方法。
  18. 【請求項18】 前記リンクセルを設けるステップは、
    前記ヘッダ部分内にトークンを設けるステップからな
    り、該トークンを利用することによって複数のチャネル
    から選択されたチャネルが割り当てられ、該トークンに
    より前記無線送受信ステップは、前記選択されたチャネ
    ルを通じて前記パケットを前記少なくとも一つの基地局
    と前記少なくとも一つのエンドポイントの間で無線送受
    信することが可能になることを特徴とする請求項13の
    方法。
  19. 【請求項19】 前記トークンを設けるステップは、前
    記ヘッダ内に第2トークンを設けるステップを含み、該
    第2トークンは、送受信待ちのパケット化されたデータ
    セルの数を示すことを特徴とする請求項18の方法。
  20. 【請求項20】 少なくとも一つの基地局および少なく
    とも一つのエンドポイントからなるディジタル通信ネッ
    トワークにおいて、前記少なくとも一つのエンドポイン
    トと前記少なくとも一つの基地局の間でパケット化され
    たデータを転送するシステムにおいて、 前記少なくとも一つの基地局と前記少なくとも一つのエ
    ンドポイントの間でディジタルパケットを無線送受信す
    る無線送受信手段と、 前記少なくとも一つの基地局と前記少なくとも一つのエ
    ンドポイントをリンクするリンクセルとからなり、 前記リンクセルはヘッダ部分および本体部分を含み、 前記ヘッダ部分は、前方誤り訂正符号、無線ポートID
    およびトークンを含み、 前記前方誤り訂正符号は、送信器から受信器へのデータ
    ビットの一方向通信のみによる誤り検出および誤り訂正
    を提供し、 前記無線ポートIDは、近傍の各無線ポートが固有のI
    Dを有するように割り当てられた論理IDであり、 前記トークンにより前記無線送受信手段は選択されたチ
    ャネルを通じて前記パケットを前記少なくとも一つの基
    地局と前記少なくとも一つのエンドポイントの間で無線
    送受信することが可能となり、 前記トークンは、複数のチャネルから前記選択されたチ
    ャネルを割り当てるために利用され、 前記無線送受信手段は、前記リンクセルに応答して、前
    記少なくとも一つの基地局と前記少なくとも一つのエン
    ドポイントの間で前記パケットの転送を調整することを
    特徴とするデータ転送システム。
  21. 【請求項21】 少なくとも一つの基地局および少なく
    とも一つのエンドポイントからなるディジタル通信ネッ
    トワークにおいて、前記少なくとも一つのエンドポイン
    トと前記少なくとも一つの基地局の間でパケット化され
    たデータを転送するシステムにおいて、 基地局とエンドポイントの間でのデータパケットの通信
    をスケジューリングする制御手段からなることを特徴と
    するデータ転送システム。
  22. 【請求項22】 前記制御手段は、相異なる仮想回線に
    対応するパケットをスケジューリングするスケジューリ
    ング手段からなり、該スケジューリング手段は前記基地
    局で動作することを特徴とする請求項21のシステム。
  23. 【請求項23】 前記制御手段は、現在の仮想回線が設
    定されている間に新たな仮想回線を許可する許可手段か
    らなることを特徴とする請求項21のシステム。
  24. 【請求項24】 前記許可手段は、前記現在の仮想回線
    の設定者によって指定されるサービス品質パラメータの
    セットによって駆動されることを特徴とする請求項23
    のシステム。
  25. 【請求項25】 前記制御手段は、利用可能な資源の変
    更について、影響を受ける仮想回線の使用者に通知する
    手段からなることを特徴とする請求項21のシステム。
  26. 【請求項26】 前記制御手段は、仮想回線のサービス
    品質パラメータについて再交渉する手段からなることを
    特徴とする請求項25のシステム。
  27. 【請求項27】 前記制御手段は、新たなエンドポイン
    トの到着あるいは現在のエンドポイントの離脱を検出す
    る手段からなることを特徴とする請求項26のシステ
    ム。
  28. 【請求項28】 前記制御手段は、基地局に到着したば
    かりのエンドポイントで終端する仮想回線の使用者に通
    知する手段からなることを特徴とする請求項21のシス
    テム。
  29. 【請求項29】 前記制御手段は、基地局から離脱しつ
    つあるエンドポイントで終端する仮想回線の使用者に通
    知する手段からなることを特徴とする請求項21のシス
    テム。
  30. 【請求項30】 前記スケジューリング手段は、仮想回
    線の交渉済みのサービス品質パラメータを超過している
    該仮想回線の使用者による資源の使用量を管理する手段
    からなることを特徴とする請求項22のシステム。
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