JPH09153385A - コネクタ及びそのコネクタを備えた配膳車 - Google Patents

コネクタ及びそのコネクタを備えた配膳車

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Publication number
JPH09153385A
JPH09153385A JP30717695A JP30717695A JPH09153385A JP H09153385 A JPH09153385 A JP H09153385A JP 30717695 A JP30717695 A JP 30717695A JP 30717695 A JP30717695 A JP 30717695A JP H09153385 A JPH09153385 A JP H09153385A
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JP
Japan
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plug
outlet
pin terminal
contact
power supply
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Application number
JP30717695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yu Yamamoto
祐 山本
Keiji Mori
恵司 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】大きな接触圧を確保する必要がなくてコンセン
トに対するプラグの抜き差しを小さな力で行えるように
する。コンセントに対するプラグの抜き差しを小さな力
で行うことができるコネクタを備えた配膳車を提供す
る。 【解決手段】ピン端子1を備えたプラグ2とピン端子1
の先端に接触する接触バネ3を備えたコンセント4とを
着脱自在に相互に磁着させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高容量タイプのコ
ネクタ及びそのコネクタを備えた配膳車に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、高容量コードコネクタセットにお
いては、プラグより突設された栓刃をコンセントに設け
られた一対の栓刃受けに圧入させることによってプラグ
とコンセントとが相互に接続されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、栓刃と栓刃受けの接触圧をとるため
にプラグの抜き差しに大きな力を必要とするという問題
があった。本発明は上記問題点の解決を目的とするもの
であり、大きな接触圧を確保する必要がなくてコンセン
トに対するプラグの抜き差しを小さな力で行うことがで
きるコネクタ及びそのコネクタを備えた配膳車を提供し
ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、ピン端子1を備えたプラグ2
と、上記ピン端子1の先端に接触する接触バネ3を備え
たコンセント4とを着脱自在に相互に磁着させたことを
特徴とするものであり、ピン端子1と接触バネ3とを接
触させるにあたって、大きな接触圧を確保する必要がな
くてコンセント4に対するプラグ2の抜き差しを小さな
力で行うことができる。
【0005】請求項2の発明では、請求項1においてプ
ラグ2は接地極用のピン端子1aを備えていることを特
徴とするものであり、感電防止を図ることができる。請
求項3の発明では、請求項2において接地極用のピン端
子1aが他のピン端子1よりも長いことを特徴とするも
のであり、プラグ2とコンセント4とを接続するにあた
り、先に接地極用のピン端子1aが接するために感電防
止の効果をより高めることができる。
【0006】請求項4の発明では、請求項1においてコ
ンセント4は外部と遮断する開閉自在な扉5を備えてい
ることを特徴とするものであり、ゴミ等の侵入を防止す
ることができる。請求項5の発明では、請求項4におい
てプラグ2に設けられた接地極用のピン端子1aが最初
に当たって開く傾斜部6が扉5に設けられていることを
特徴とするものであり、プラグ2とコンセント4を接続
する時に自動的に扉5を開くことができる。
【0007】請求項6の発明では、請求項1においてプ
ラグ2は本体ケース7の外側に保護ケース8が設けられ
ていることを特徴とするものであり、安全な構造とする
ことができる。請求項7の発明では、請求項6において
本体ケース7が略円柱状の丸ケース7aとされ、端子ピ
ン1の外側に位置するように丸ケース7aの両端部にマ
グネット9が配置されていることを特徴とするものであ
り、接触バネ3で接触するものにおいて接触バネ3の接
触にバラツキがある場合でもプラグ2とコンセント4を
確実に磁着させることができる。
【0008】請求項8の発明におけるコネクタを備えた
配膳車は、給電部分bがピン端子1を備えたプラグ2
と、上記ピン端子1の先端に接触する接触バネ3を備え
たコンセント4とを着脱自在に相互に磁着させて成るコ
ネクタにて構成されていることを特徴とするものであ
り、ピン端子1と接触バネ3とを接触させるにあたっ
て、大きな接触圧を確保する必要がなくてコンセント4
に対するプラグ2の抜き差しを小さな力で行うことがで
きる配膳車aを提供することができる。
【0009】請求項9の発明では、請求項8において給
電線31の先部に配されたコンセント4が接続されるこ
ととなるプラグ2を配膳車本体cに設けたことを特徴と
するものであり、外部に露出するピン端子1を備えたプ
ラグ2が配膳車本体cに設けられていることによって給
電線31側にピン端子1が露出して配されることがな
く、感電等の危険性を少なくすることができる。
【0010】請求項10の発明では、請求項9において
給電線31の先部に設けられるコンセント4が、給電線
31及びコンセント4を覆うようなカバー32を有し、
給電線31が挿通配置されたカバー32の基端部の外周
面に沿って凹設された凹所33内に外面がカバー32の
外面と面一となるようにコードクリップ34が設置され
たものであることを特徴とするものであり、給電線31
が天井からぶら下げられた状態で配置されるような場合
にコンセント4がカバー32にて覆われていることによ
って感電防止等の安全性を高めることができ、しかも、
カバー32にコードクリップ34が取り付けられた形態
を採用しているといえども、カバー32の外面に突起物
がなく、怪我をしにくいものとして安全性を高めること
ができる。
【0011】請求項11の発明では、請求項10におい
て内側にスペーサー35が入れられる空間36を備えた
コードクリップ34であることを特徴とするものであ
り、空間36内にスペーサー35を入れることによって
カバー32を介して給電線31を押圧保持することがで
きるものであり、細径の給電線31を使用する際にカバ
ー32と給電線31との間の隙間を無くすことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明における高容量のコネクタ
は図1乃至図3に示されるように相互に係脱自在に接続
可能となったプラグ2とコンセント4とで主体が構成さ
れている。プラグ2は図4、図5に示されるように内部
に収納部10とこの収納部10と隣合うようにマグネッ
ト収納部11とを備えた上面が開口する受け箱状の本体
ケース7と、取付ねじ12にて本体ケース7の上部開口
に取付けられる蓋板13と、本体ケース7の収納部10
内に収納配置される複数(4つ)のピン端子1と、マグ
ネット収納部11内に収納配置されるマグネット9で主
体が構成されている。
【0013】蓋板13には複数(4つ)の通孔14が穿
設されており、収納部10内に収納配置される複数(4
つ)のピン端子1は先部を通孔14に挿通配置するよう
にして収納部10内に収納配置されるようになってい
る。1aは接地極用のピン端子であり、他のピン端子1
よりも長さ寸法が長いものとなっている。30はマグネ
ット9の先部が挿通配置される挿通孔である。
【0014】本体ケース7の外側には軟質ゴム等の絶縁
材にて形成された保護ケース8が取付けられるようにな
っている。ここで、図示されたものにあっては、本体ケ
ース7は略円柱状の丸ケース7aにて形成され、本体ケ
ース7の上部開口に取付けられる蓋板13は円盤状であ
るものを示している。マグネット9が収納配置されるマ
グネット収納部11はピン端子1が収納される収納部1
0の外側に配置されており、端子ピン1の外側に位置す
るように丸ケース7aの両端部にマグネット9が配置さ
れるものであり、マグネット9をこのように配置するこ
とで接触バネ3で接触するものにおいて接触バネ3の接
触にバラツキがある場合でもプラグ2とコンセント4を
確実に磁着させることができるようになっている。
【0015】コンセント4は図6、図7に示されるよう
に本体ケース15と中蓋16と外蓋17とで主体が構成
されており、取付ねじ18によって外蓋17と中蓋16
とが本体ケース15に対して取付けられるようになって
いる。中蓋16と本体ケース15との間には複数個(4
つ)の接触バネ3が収納配置されるようになっており、
中蓋16と外蓋17との間には扉部材19が収納配置さ
れるようになっている。接触バネ3は中蓋16と本体ケ
ース15との間において外方(上方)に向けて付勢され
ており、上面には接点3aを有しており、この接点3a
にプラグ2のピン端子1の先部が接触するようになって
いる。つまり、プラグ2をコンセント4に接続すること
でピン端子1の先部が接触バネ3を圧縮する方向に当接
されてピン端子1の先部が図3に示されるように接触バ
ネ3の接点3aに接するようになっている。
【0016】外蓋17の上面には複数(4つ)の通孔2
0が穿設されており、この通孔20内にプラグ2のピン
端子1が挿入配置されるようになっている。通孔20を
挟むように外蓋17の両端部には凹所21が設けられて
おり、この凹所21には金属板からなる磁性体22が取
付けられるようになっている。この磁性体22は外面よ
り挿入された取付ねじ23を中蓋16のねじ孔16aに
螺合することによって取付けられるようになっている。
【0017】中蓋16と外蓋17との間に収納配置され
る扉部材19の外端部には外蓋17に設けられた通孔2
0の下側に位置して通孔20を閉じるように配置される
扉5が形成されている。この扉部材19の内部にはコイ
ルスプリングのようなばね材24が収納配置されるよう
になっており、ばね材24によって扉部材19は外蓋1
7に設けられた各通孔20を閉じる位置に位置するよう
に常時付勢されている。扉5には傾斜部6が設けられて
おり、この傾斜部6に接地極用のピン端子1aの先部が
当たった状態で押されることで接地極用のピン端子1a
の押圧力が扉部材19を側方に移動させる力に変換さ
れ、扉部材20はばね材24のばね力に抗して側方に移
動し、各通孔20を開くようになっている。
【0018】本体ケース15の外側には軟質ゴム等の絶
縁材にて形成された保護ケース25が取付けられるよう
になっている。しかして、プラグ2とコンセント4とを
相互に接続するにあたっては、図1に示されるようにプ
ラグ2とコンセント4とを相互に対向させ、ピン端子1
をコンセント4の通孔20内に差し込むようにしてプラ
グ2に設けられたマグネット9をコンセント4に設けら
れた磁性体22に磁着させることによってプラグ2とコ
ンセント4とが相互に接続されるものである。ここで、
プラグ2のピン端子1をコンセント4の通孔20内に挿
入するにあたって、接地極用のピン端子1aは他のピン
端子1よりも長さ寸法が長いものとされているために、
図2に示されるように先ず、接地極用のピン端子1aが
通孔20内に挿入され、接地極用のピン端子1aの先部
が傾斜部6を介して扉部材19を側方に移動させること
で各通孔20を閉じている扉5を開くこととなり、さら
に、他のピン端子1よりも先に接地極用のピン端子1a
が接触バネ3に接触した後に残りのピン端子1が接触バ
ネ3に接触するものであり、扉5を設けることによって
ゴミ等の侵入を防止するようにしたものにおいて、プラ
グ2とコンセント4を接続する時に自動的に扉5を開く
ことができると共に感電防止の効果を高めることができ
るものである。また、ピン端子1と接触バネ3とを接触
させるにあたって、大きな接触圧を確保する必要がなく
てコンセント4に対するプラグ2の抜き差しを小さな力
で行うことができるものである。
【0019】そして、上記した高容量のコネクタは、例
えば、内部に設けられた保温庫と保冷庫を適温に保つこ
とができると共に電動にて走行するようになった図8に
示されるような配膳車aの給電部分bに用いられるもの
であり、給電部分bを介して配膳車本体c内に設置され
た蓄電池を充電し、この蓄電池を電源として内部に設け
られた保温庫と保冷庫を適温に保ちながら電動にて走行
するものである。
【0020】この配膳車aの給電部分bに用いられるコ
ネクタとしては、コンセント4またはプラグ2のいずれ
かが取り付けられるものであるが、感電防止等の安全性
を考慮すると外部に露出してピン端子1が設けられるこ
ととなるプラグ2を図9(b)に示されるように配膳車
aを構成する配膳車本体cの給電部分bに設置すること
が望ましい。
【0021】配膳車本体cに取り付けられるプラグ2の
構造としては、図11に示されるように基本的には上記
した図5に示されるプラグ2と同じ構成であるが、配膳
車本体cに埋め込むようにして取り付けが可能となるよ
うに保護カバー8の代わりに取り付けケース37内に収
納配置されるようになっている。この取り付けケース3
7は有底筒状に形成されており、端部開口の開口縁から
はフランジ片38が突設され、底部には電線39を挿通
するための通孔40が設けられている。フランジ片38
には複数の取り付け孔41が穿設されており、図9
(b)に示されるように取り付けケース37を配膳車本
体cの給電部分bに埋め込むように配置し、フランジ片
38を配膳車本体cの外面に当接して取り付け孔41を
介して固着具を配膳車本体cに打入することによって配
膳車本体cに取り付けられている。
【0022】不使用時あるいは給電時の配膳車aが収納
される収納庫のような部屋dの天井部には図9(a)に
示されるように給電装置42が設置されており、給電装
置42から室内に導出された給電線31の先部にはコン
セント4が取り付けられている。このコンセント4の構
成は上記した図7に示されるコンセント4と同じ構成で
あるが、この実施形態においては保護ケース25の代わ
りにコンセント4の外部には図15、図16に示される
ようにコンセントを覆うように軟質ゴム等からなるカバ
ー32が設けられており、配膳車本体cに設けられたプ
ラグ2に対して磁着するようになっている。
【0023】このカバー32は、一端に給電線31が挿
通保持される給電線保持部43を備えると共に、他端に
コンセント4が収納保持されるコンセント保持部44を
備えて主体が構成されており、コンセント4及びコンセ
ント4と給電線31との接続部分を同時にカバーするこ
とができるようになっている。給電線保持部43の給電
線挿通孔45内には内方に向けて複数の突片46が突設
されており、この突片46が給電線挿通孔45内に挿通
配置された給電線31の外面に当接されるようになって
いる。
【0024】また、給電線保持部43の外部には外周面
に沿って凹所33が凹設されており、この凹所33内に
はコードクリップ34が取り付けられるようになってい
る。コードクリップ34は半弧状に形成された一対のク
リップ体47にて形成されており、クリップ体47の一
端部には固着具48が挿入される通孔49が形成される
と共に他端部には固着具48が螺着されるねじ孔50が
設けられている。クリップ体47の内周面には内方に凹
んだ空間36が凹設されており、この空間36内にはス
ペーサー35が取り付けられるようになっている。空間
36内に取り付けられるスペーサー35の高さ寸法は空
間36の高さ寸法よりも高いものとなっており、空間3
6内に取り付けられるスペーサー35はクリップ体47
の内周端よりも外方に突出した状態で空間36内に取り
付けられるようになっている。
【0025】そして、コードクリップ34は各クリップ
体47の端部を相互に当接するようにして凹所33に嵌
合し、一方のクリップ体47より突設された固着具48
を他方のクリップ体47のねじ孔50に螺着して締め込
むと共に、他方のクリップ体47より突設された固着具
48を一方のクリップ体47のねじ孔50に螺着して締
め込むことでカバー32の凹所33に取り付けられるも
のであり、各クリップ体47に取り付けられたスペーサ
ー35によって凹所33が押されて図15に示されるよ
うに凹所33の底部より突設された突片46が給電線3
1の外面に強く圧接されて給電線31を保持するもので
あり、給電線31として細径のものを使用する場合でも
カバー32と給電線31との間に隙間が形成されないよ
うに給電線31をカバー32の給電線保持部43にて保
持することができるようになっている。ここで、凹所3
3に取り付けられるコードクリップ34は、外面が給電
線保持部43の外面と面一となるようにカバー32に取
り付けられるものであり、カバー32に別体のコードク
リップ34を取り付ける構造を作用しているといえど
も、コードクリップ34とカバー32とが一体的なもの
となり、カバー32の外面に突出部分が形成されないよ
うになっている。つまり、天井からぶら下げられる給電
線31の先部に設けられるコンセント4に取り付けられ
たカバー32の外面に部分的に突出する突出部が形成さ
れず、歩行時にカバー32に当たっても怪我をしにくい
ようになっている。また、突片46が給電線31の外面
に圧接された状態となって給電線31が給電線保持部4
3の給電線挿通孔45に対して隙間なく挿通配置される
場合にはコードクリップ34を取り付けなくともよいも
のである。
【0026】しかして、配膳車本体cに設置されたプラ
グ2に対して給電線31の先部に取り付けられたコンセ
ント4を接続するにあたっては、図12に示されるよう
にプラグ2とコンセント4とを相互に対向させ、ピン端
子1をコンセント4の通孔20内に差し込むようにして
プラグ2に設けられたマグネット9をコンセント4に設
けられた磁性体22に磁着させることによってプラグ2
とコンセント4とが相互に接続されるものであり、配膳
車本体cに対して給電可能状態となる。ここで、プラグ
2のピン端子1をコンセント4の通孔20内に挿入する
にあたって、接地極用のピン端子1aは他のピン端子1
よりも長さ寸法が長いものとされているために、図13
に示されるように先ず、接地極用のピン端子1aが通孔
20内に挿入され、接地極用のピン端子1aの先部が傾
斜部6を介して扉部材19を側方に移動させることで各
通孔20を閉じている扉5を開くこととなり、さらに、
他のピン端子1よりも先に接地極用のピン端子1aが接
触バネ3に接触した後に残りのピン端子1が接触バネ3
に接触するものであり、扉5を設けることによってゴミ
等の侵入を防止するようにしたものにおいて、プラグ2
とコンセント4を接続する時に自動的に扉5を開くこと
ができると共に感電防止の効果を高めることができるも
のである。また、ピン端子1と接触バネ3とを接触させ
るにあたって、大きな接触圧を確保する必要がなくてコ
ンセント4に対するプラグ2の抜き差しを小さな力で行
うことができるものである。
【0027】また、配膳車本体cに給電を行っている状
態で、配膳車本体cが外力によって移動したとしてもプ
ラグ2とコンセント4とは磁着によって相互に接続保持
されているだけであるために簡単に外れるものであり、
配膳車本体cの給電部分bや給電線31に無理な力が加
わるようなことなくプラグ2とコンセント4とが外れる
ものであり、給電線31や配膳車本体cに損傷を与えに
くいようになっている。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、ピン端子を備えたプ
ラグと、上記ピン端子の先端に接触する接触バネを備え
たコンセントとを着脱自在に相互に磁着させて構成され
ているので、ピン端子と接触バネとを接触させるにあた
って、大きな接触圧を確保する必要がなくてコンセント
に対するプラグの抜き差しを小さな力で行うことができ
るものである。
【0029】請求項2の発明は、請求項1においてプラ
グは接地極用のピン端子を備えているので、請求項1の
効果に加えて感電防止を図ることができるものである。
請求項3の発明は、請求項2において接地極用のピン端
子が他のピン端子よりも長いものであるので、プラグと
コネクタとを接続するにあたり、先に接地極用のピン端
子が接するために感電防止の効果をより高めることがで
きるものである。
【0030】請求項4の発明は、請求項1においてコン
セントは外部と遮断する開閉自在な扉を備えているの
で、請求項1の効果に加えてゴミ等の侵入を防止するこ
とができるものである。請求項5の発明は、請求項4に
おいてプラグに設けられた接地極用のピン端子が最初に
当たって開く傾斜部が扉に設けられているので、請求項
4の効果に加えてプラグとコンセントを接続する時に自
動的に扉を開くことができるものである。
【0031】請求項6の発明は、請求項1においてプラ
グは本体ケースの外側に保護ケースが設けられているも
のであるので、請求項1の効果に加えて安全な構造とす
ることができるものである。請求項7の発明は、請求項
6において本体ケースが略円柱状の丸ケースとされ、端
子ピンの外側に位置するように丸ケースの両端部にマグ
ネットが配置されているので、請求項6の効果に加えて
接触バネで接触するものにおいて接触バネの接触にバラ
ツキがある場合でもプラグとコンセントを確実に磁着さ
せることができるものである。
【0032】請求項8におけるコネクタを備えた配膳車
は、給電部分がピン端子を備えたプラグと、上記ピン端
子の先端に接触する接触バネを備えたコンセントとを着
脱自在に相互に磁着させて成るコネクタにて構成されて
いるので、ピン端子と接触バネとを接触させるにあたっ
て、大きな接触圧を確保する必要がなくてコンセントに
対するプラグの抜き差しを小さな力で行うことができる
配膳車を提供することができるものである。
【0033】請求項9の発明は、請求項8において給電
線の先部に配されたコンセントが接続されることとなる
プラグを配膳車本体に設けてあるので、請求項8の効果
に加えて外部に露出するピン端子を備えたプラグが配膳
車本体に設けられていることによって給電線側にピン端
子が露出して配されることがなく、感電等の危険性を少
なくすることができるものである。
【0034】請求項10の発明は、請求項9において給
電線の先部に設けられるコンセントが、給電線及びコン
セントを覆うようなカバーを有し、給電線が挿通配置さ
れたカバーの基端部の外周面に沿って凹設された凹所内
に外面がカバーの外面と面一となるようにコードクリッ
プが設置されたものであるので、請求項9の効果に加え
て給電線が天井からぶら下げられた状態で配置されるよ
うな場合にコンセントがカバーにて覆われていることに
よって感電防止等の安全性を向上させることができ、し
かも、カバーにコードクリップが取り付けられた形態を
採用しているといえども、カバーの外面に突起物がな
く、怪我をしにくいものとして安全性を高めることがで
きるものである。
【0035】請求項11の発明は、請求項10において
内側にスペーサーが入れられる空間を備えたコードクリ
ップであるので、請求項10の効果に加えて空間内にス
ペーサーを入れることによってカバーを介して給電線を
押圧保持することができるものであり、細径の給電線を
使用する際にカバーと給電線との間の隙間を無くすこと
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すものであり、接続前の状態
を説明する説明図である。
【図2】同上の扉の動作状態を説明する説明図である。
【図3】同上の接続状態を説明する説明図である。
【図4】プラグを示すものであり、(a)は正面図、
(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB
−B線断面図、(d)は(a)の背面図である。
【図5】プラグの分解斜視図である。
【図6】コンセントを示すものであり、(a)は正面
図、(b)は(a)のC−C線断面図、(c)は(a)
のD−D線断面図である。
【図7】コンセントの分解斜視図である。
【図8】本発明の一使用例を説明する説明図である。
【図9】プラグの配置状態の一例を示すものであり、
(a)は設置部位を説明する説明図、(b)は給電部分
の拡大斜視図である。
【図10】同上に用いられるプラグの斜視図である。
【図11】同上のプラグの分解斜視図である。
【図12】接続前の状態を説明する説明図である。
【図13】同上の扉の動作状態を説明する説明図であ
る。
【図14】同上の接続状態を説明する説明図である。
【図15】カバーの取り付け状態を示す断面図である。
【図16】コードクリップとスペーサーの取り付け前の
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
a 配膳車 b 給電部分 c 配膳車本体 1 ピン端子 1a 接地極用のピン端子 2 プラグ 3 接触バネ 4 コンセント 5 扉 6 傾斜部 7 本体ケース 7a 丸ケース 8 保護ケース 9 マグネット 31 給電線 32 カバー 33 凹所 34 コードクリップ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピン端子を備えたプラグと、上記ピン端
    子の先端に接触する接触バネを備えたコンセントとを着
    脱自在に相互に磁着させて成ることを特徴とするコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 プラグは接地極用のピン端子を備えて成
    ることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 接地極用のピン端子が他のピン端子より
    も長いことを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 コンセントは外部と遮断する開閉自在な
    扉を備えていることを特徴とする請求項1記載のコネク
    タ。
  5. 【請求項5】 プラグに設けられた接地極用のピン端子
    が最初に当たって開く傾斜部が扉に設けられていること
    を特徴とする請求項4記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 プラグは本体ケースの外側に保護ケース
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネ
    クタ。
  7. 【請求項7】 本体ケースが略円柱状の丸ケースとさ
    れ、端子ピンの外側に位置するように丸ケースの両端部
    にマグネットが配置されていることを特徴とする請求項
    6記載のコネクタ。
  8. 【請求項8】 給電部分がピン端子を備えたプラグと、
    上記ピン端子の先端に接触する接触バネを備えたコンセ
    ントとを着脱自在に相互に磁着させて成るコネクタにて
    構成されていることを特徴とするコネクタを備えた配膳
    車。
  9. 【請求項9】 給電線の先部に配されたコンセントが接
    続されることとなるプラグを配膳車本体に設けて成るこ
    とを特徴とする請求項8記載のコネクタを備えた配膳
    車。
  10. 【請求項10】 給電線の先部に設けられるコンセント
    が、給電線及びコンセントを覆うようなカバーを有し、
    給電線が挿通配置されたカバーの基端部の外周面に沿っ
    て凹設された凹所内に外面がカバーの外面と面一となる
    ようにコードクリップが設置されたものであることを特
    徴とする請求項9記載のコネクタを備えた配膳車。
  11. 【請求項11】 内側にスペーサーが入れられる空間を
    備えたコードクリップであることを特徴とする請求項1
    0記載のコネクタを備えた配膳車。
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