JPH091532A - コンクリートスラリー供給装置および供給方法 - Google Patents

コンクリートスラリー供給装置および供給方法

Info

Publication number
JPH091532A
JPH091532A JP15026395A JP15026395A JPH091532A JP H091532 A JPH091532 A JP H091532A JP 15026395 A JP15026395 A JP 15026395A JP 15026395 A JP15026395 A JP 15026395A JP H091532 A JPH091532 A JP H091532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ladle
small
concrete
slurry
concrete slurry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15026395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3612111B2 (ja
Inventor
Satoru Ishihara
哲 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Misawa Ceramics Corp
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Misawa Ceramics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd, Misawa Ceramics Corp filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP15026395A priority Critical patent/JP3612111B2/ja
Publication of JPH091532A publication Critical patent/JPH091532A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3612111B2 publication Critical patent/JP3612111B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率よくコンクリート製品を製造できるとと
もに、工場内のスペースの有効利用を図ることができる
コンクリートスラリー供給装置および供給方法の提供。 【構成】 ミキサー30内で攪拌混合したスラリー2を
コンクリート製品の成形用型枠11,21まで運んで供
給するコンクリートスラリー供給装置1を、大容積の成
形用型枠11に対応する大とりべ40と、小容積の成形
用型枠21に対応する小とりべ50と、小とりべ50を
昇降させて大とりべ40の内外間で移動させる昇降手段
70とを設けて構成し、大とりべ40の内部に小とりべ
50を収納した状態でこれらにミキサー30からスラリ
ー2を流し込むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートスラリー
供給装置および供給方法に関し、オートクレーブ養生さ
れる軽量気泡コンクリート製の建材の製造などに利用で
きる。
【0002】
【背景技術】近年、工場で予め製造した建物ユニットを
建築現場で組み立てる、いわゆる工業化建物であるユニ
ット式建物が建てられている。このユニット式建物で
は、外壁材としてオートクレーブ養生された軽量気泡コ
ンクリート製パネルが用いられている。このような軽量
気泡コンクリート製パネルは、例えば、セメントとケイ
砂を主原料とし、気泡が混入されたコンクリートスラリ
ーをミキサー内で攪拌混合し、とりべを使用してスラリ
ーをパネルの成形用型枠内に打設し、一次的に硬化させ
た後、成形されたパネルを高温、高圧のオートクレーブ
中で養生させることにより製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したユ
ニット式建物の外壁材に用いられる軽量気泡コンクリー
ト製パネルとしては、同じ面積のものばかりではなく、
大面積や小面積の異なる大きさのものを用意しておくこ
とが要求される場合がある。そして、工場でこのような
面積の異なるパネルを製造する場合には、これらの面積
の異なるパネルに対応させて、大きさの異なる成形用型
枠を複数用意し、さらに、ミキサーから、これらの大き
さの異なる各成形用型枠までスラリーを運ぶためのとり
べを複数設ける必要が生じる。
【0004】しかしながら、工場で面積の異なるパネル
を製造するにあたって、一台のミキサーから複数のとり
べに順次スラリーを流し込み、各成形用型枠までスラリ
ーを運ぶようにした場合には、ミキサーから各とりべへ
の流し込みのトータル時間が長くなってしまい、製造効
率が悪くなるという問題があった。また、仮に、とりべ
の個数に対応させてミキサーを複数設けるようにした場
合には、設備コストの増大を招くうえ、工場内において
広い設置スペースを要するという問題が生じる。
【0005】そして、このような問題は、ユニット式建
物の外壁材に用いられる軽量気泡コンクリート製パネル
を製造する場合だけではなく、一つの工場内で大きさの
異なる複数種類のコンクリート製品を製造しようとした
場合に、広く一般的に生じる問題である。
【0006】本発明の目的は、効率よくコンクリート製
品を製造できるとともに、工場内のスペースの有効利用
を図ることができるコンクリートスラリー供給装置およ
び供給方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、大とりべと小
とりべを設け、大とりべの内部に小とりべを収納自在と
して前記目的を達成しようとするものである。具体的に
は、本発明は、ミキサー内で攪拌混合したコンクリート
スラリーをコンクリート製品の成形用型枠まで運んで供
給するコンクリートスラリー供給装置において、前記コ
ンクリートスラリーを貯留した状態で前記ミキサーの下
方位置から大容積の成形用型枠の上方位置まで移動され
る大とりべと、少なくとも前記ミキサーの下方位置で前
記大とりべの内部に収納されて前記コンクリートスラリ
ーを貯留した状態で前記ミキサーの下方位置から小容積
の成形用型枠の上方位置まで移動される小とりべと、こ
の小とりべを前記大とりべの内部に収納された状態と前
記大とりべの外部に位置する状態との間で昇降させる昇
降手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】ここで、前記大とりべの内部には、前記小
とりべが複数個収納される構成となっていることが望ま
しい。
【0009】また、本発明の好適な適用例としては、前
記コンクリートスラリーが、オートクレーブ養生される
軽量気泡コンクリート製の建材に用いられるものである
場合などが挙げられる。
【0010】さらに、本発明は、ミキサー内で攪拌混合
したコンクリートスラリーをコンクリート製品の成形用
型枠まで運んで供給するコンクリートスラリー供給方法
において、大とりべの内部に小とりべを収納しておき、
この状態で前記ミキサーから前記大とりべ内および前記
小とりべ内に同時に前記コンクリートスラリーを流し込
み、その後、昇降手段により前記小とりべを前記大とり
べの外部に取り出してから、前記大とりべと前記小とり
べとを別々に移動させ、前記大とりべを大容積の成形用
型枠の上方位置まで移動させた時点でこの大容積の成形
用型枠内に前記大とりべから前記コンクリートスラリー
を流し込み、一方、前記小とりべを小容積の成形用型枠
の上方位置まで移動させた時点でこの小容積の成形用型
枠内に前記小とりべから前記コンクリートスラリーを流
し込むことを特徴とする。
【0011】
【作用】このような本発明においては、ミキサーからコ
ンクリート製品の成形用型枠までコンクリートスラリー
を運ぶためのとりべとして、大とりべおよび小とりべを
用意する。そして、先ず、大とりべの内部に小とりべを
収納しておき、この状態で一台のミキサーから大とりべ
内および小とりべ内に同時にコンクリートスラリーを流
し込む。従って、大とりべ内および小とりべ内には、全
く同じ成分構成のスラリーが流し込まれることになる。
【0012】次に、昇降手段により小とりべを大とりべ
の外部に取り出した後、大とりべと小とりべとを、それ
ぞれコンクリートスラリーを貯留した状態で別々に移動
させる。そして、大とりべを大容積の成形用型枠の上方
位置まで移動させた時点で、この大容積の成形用型枠内
に大とりべからコンクリートスラリーを流し込み、大型
のコンクリート製品の成形を行う。一方、小とりべを小
容積の成形用型枠の上方位置まで移動させた時点で、こ
の小容積の成形用型枠内に小とりべからコンクリートス
ラリーを流し込み、小型のコンクリート製品の成形を行
う。
【0013】このため、一台のミキサーから大とりべ内
および小とりべ内に同時にスラリーが流し込まれること
から、複数のとりべ内に順次スラリーを流し込む場合に
比べ、流し込みに要する時間が短縮され、製造効率の向
上が図られる。また、複数のとりべに対応させてミキサ
ーを複数設ける必要はないので、設備コストの低減が図
られるうえ、工場内のスペースの有効利用が図られ、こ
れらにより前記目的が達成される。
【0014】さらに、大とりべの内部に小とりべが複数
個収納される構成とした場合には、製造効率の向上、設
備コストの低減、工場内のスペースの有効利用がより一
層図られる。
【0015】また、本発明を、オートクレーブ養生され
る軽量気泡コンクリート製の建材に用いられるコンクリ
ートスラリーに適用した場合には、このような軽量気泡
コンクリート製の建材が、建築工期短縮や建築コスト低
減等を目的とした、いわゆる工業化建物に多く用いられ
ることから、製造効率の向上や設備コストの低減等の本
発明の効果がより一層顕著なものとなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1および図2には、本実施例のコンクリート
スラリー供給装置1の全体構成図が示されている。図1
は、工場内における立面配置図であり、図2は、平面配
置図である。コンクリートスラリー供給装置1は、ユニ
ット式建物を構成する建物ユニットの製造を行う工場内
に設けられ、オートクレーブ養生されて外壁材として用
いられる軽量気泡コンクリート製パネルの製造ラインを
構成している。
【0017】工場内の一階相当の床面10には、大面積
の軽量気泡コンクリート製パネルを成形するための大容
積の成形用型枠11を載せた台車12が複数台並べて配
置されている。各成形用型枠11の内部には、配筋材1
3が設置されている。工場内の二階相当の床面20の二
箇所(図1では、紙面直交方向に二箇所、図2では、左
右に二箇所)には、小面積の軽量気泡コンクリート製パ
ネルを成形するための小容積の成形用型枠21を載せた
台車22が複数台並べて配置されている。各成形用型枠
21の内部には、配筋材23が設置されている。
【0018】工場内の図1中右側位置には、コンクリー
トスラリーを攪拌混合するミキサー30が設置されてい
る。このミキサー30の下方位置には、ミキサー30か
ら大容積の成形用型枠11までスラリーを運ぶ大とりべ
40と、ミキサー30から二箇所に配置された小容積の
成形用型枠21までスラリーを運ぶ二個の小とりべ50
とが設けられている。ミキサー30の下方位置では、二
個の小とりべ50は、大とりべ40の内部に収納された
状態となっている。
【0019】ミキサー30は、主原料となる例えばセメ
ントとケイ砂に気泡を混入し、これらを内部に設けられ
た攪拌羽根31で攪拌混合し、下部に設けられた注入口
32から、下方に配置された大とりべ40および二個の
小とりべ50に同時に攪拌混合したスラリー2を流し込
むようになっている。従って、注入口32は、図2中一
点鎖線に示す如く、大とりべ40および二個の小とりべ
50に跨るように設けられている。
【0020】大とりべ40は、図中二点鎖線に示す如
く、下側に設けられた案内レール60に案内されてミキ
サー30の下方位置から大容積の成形用型枠11の上方
位置まで自走移動するようになっている。
【0021】各小とりべ50は、大とりべ40の内部に
収納された状態で、大とりべ40とともにミキサー30
の下方位置から中間位置Kまで移動し、その後、大とり
べ40から離れて、二方向に延びる天井レール61に沿
って中間位置Kから二箇所の小容積の成形用型枠21の
上方位置まで自走移動するようになっている。
【0022】図3には、中間位置Kにおいて、大とりべ
40の内部から小とりべ50が取り出される状態の斜視
図が示されている。小とりべ50の上端部には、二本の
支持棒51が固定され、これらの支持棒51の両端部
は、小とりべ50を大とりべ40の内部に収納した状態
では、大とりべ40の上端部に掛止されて小とりべ50
を支持するようになっている。
【0023】また、小とりべ50の上端部の四隅には、
吊上げ用のチェーン52が取り付けられ、これらのチェ
ーン52は、リング状部材53により小とりべ50の上
方で束ねられている。リング状部材53には、小とりべ
50を昇降させる昇降手段70のフック71が引っ掛け
られるようになっている。
【0024】図1および図3において、昇降手段70
は、フック71と、このフック71に接続された巻き上
げ用のチェーン72と、チェーン72を巻き上げて小と
りべ50を昇降させる昇降用モータ73と、この昇降用
モータ73を操作する操作ペンダント74とを備えて構
成されている。
【0025】また、昇降用モータ73の近傍には、昇降
手段70およびこれに接続された状態の小とりべ50を
天井レール61に沿って水平方向に移動させる水平移動
用モータ80が設けられている。この水平移動用モータ
80の操作は、操作ペンダント74で行われる。そし
て、水平移動用モータ80と操作ペンダント74とによ
り、水平移動手段が構成されている。
【0026】このような本実施例においては、以下のよ
うにして各成形用型枠11,21にスラリー2を供給す
る。先ず、大とりべ40の内部に各小とりべ50を収納
しておき、この状態でミキサー30から大とりべ40内
および小とりべ50内に同時にコンクリートスラリー2
を流し込む。
【0027】次に、大とりべ40の内部に各小とりべ5
0を収納したままの状態で、スラリー2を貯留したこれ
らを中間位置Kまで移動させる。中間位置Kにおいて、
作業者は、昇降手段70のフック71を各小とりべ50
に取り付けられているリング状部材53に引っ掛けた
後、操作ペンダント74を操作して昇降用モータ73に
よりチェーン72を巻き上げて各小とりべ50を上方に
移動させ、大とりべ40の内部から各小とりべ50を取
り出す。取り出し後には、大とりべ40内および各小と
りべ50内には、それぞれ必要量のスラリー2が残って
いる(図3参照)。
【0028】続いて、スラリー2を貯留した状態の大と
りべ40および各小とりべ50をそれぞれ別個に移動さ
せる。つまり、大とりべ40を案内レール60に沿わせ
て自走移動させるとともに、各小とりべ50を各水平移
動用モータ80により各天井レール61に沿わせて自走
移動させる。
【0029】その後、大とりべ40を大容積の成形用型
枠11の上方位置まで移動させた時点で、この大容積の
成形用型枠11内に大とりべ40の下部に設けられた注
入口41からスラリー2を流し込み、大型のコンクリー
ト製品の成形を行う。そして、スラリー2を打設した後
には、成形用型枠11を台車12と共にオートクレーブ
養生等の次工程の処理位置に送り、待機状態となってい
る次の台車12に載せられた成形用型枠11を所定の位
置に配置して次回のスラリー2の打設に備える。
【0030】一方、小とりべ50を小容積の成形用型枠
21の上方位置まで移動させた時点で、この小容積の成
形用型枠21内に小とりべ50の下部に設けられた注入
口55からスラリー2を流し込み、小型のコンクリート
製品の成形を行う。そして、スラリー2を打設した後に
は、成形用型枠21を台車22と共にオートクレーブ養
生等の次工程の処理位置に送り、待機状態となっている
次の台車22に載せられた成形用型枠21を所定の位置
に配置して次回のスラリー2の打設に備える。
【0031】また、スラリー2を各成形用型枠11,2
1に流し込んだ後の大とりべ40および各小とりべ50
は、ミキサー30の下方位置に戻される。そして、再び
大とりべ40の内部に各小とりべ50を収納した状態と
し、ミキサー30からのスラリー2の供給を待つ。
【0032】このような本実施例によれば、次のような
効果がある。すなわち、一台のミキサー30から大とり
べ40内および小とりべ50内に同時にスラリー2を流
し込むことができるので、複数のとりべ内に順次スラリ
ーを流し込む場合に比べ、流し込みに要する時間を短縮
でき、製造効率の向上を図ることができる。
【0033】また、複数のとりべに対応させてミキサー
を複数設ける必要はないので、設備コストの低減を図る
ことができるうえ、工場内のスペースの有効利用を図る
ことができる。
【0034】さらに、大とりべ40の内部に小とりべ5
0を二個収納できるので、製造効率の向上、設備コスト
の低減、工場内のスペースの有効利用をより一層図るこ
とができる。
【0035】また、大とりべ40および各小とりべ50
は、ミキサー30の位置から各成形用型枠11,21に
スラリー2を打設する位置まで自走するので、作業者の
負担の軽減、製造時間の短縮、製造効率の向上を図るこ
とができる。そして、各小とりべ50の大とりべ40か
らの取り出し作業は、昇降用モータ73を備えた昇降手
段70により行われるので、これによっても作業者の負
担の軽減、製造時間の短縮、製造効率の向上を図ること
ができる。
【0036】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形
等は本発明に含まれるものである。すなわち、前記実施
例では、コンクリートスラリー供給装置1には、二個の
小とりべ50が設けられていたが、本発明のコンクリー
トスラリー供給装置には、一個、あるいは三個以上の小
とりべが設けられていてもよい。
【0037】また、案内レール60や天井レール61の
配置は、前記実施例の図2の配置状態に限定されるもの
ではなく、大とりべ40や小とりべ50を各成形用型枠
11,21まで導くことができれば任意である。
【0038】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、大
とりべの内部に小とりべを収納しておき、この状態で一
台のミキサーから大とりべ内および小とりべ内に同時に
スラリーを流し込むので、複数のとりべ内に順次スラリ
ーを流し込む場合に比べ、流し込みに要する時間を短縮
でき、製造効率の向上を図ることができるうえ、複数の
とりべに対応させてミキサーを複数設ける必要はないの
で、設備コストの低減や工場内のスペースの有効利用を
図ることができるという効果がある。
【0039】また、大とりべの内部に小とりべが複数個
収納される構成とした場合には、製造効率の向上、設備
コストの低減、工場内のスペースの有効利用をより一層
図ることができるという効果がある。
【0040】さらに、本発明を、オートクレーブ養生さ
れる軽量気泡コンクリート製の建材に用いられるコンク
リートスラリーに適用した場合には、このような軽量気
泡コンクリート製の建材が、建築工期短縮や建築コスト
低減等を目的とした、いわゆる工業化建物に多く用いら
れることから、製造効率の向上や設備コストの低減等の
本発明の効果をより一層顕著に発揮させることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のコンクリートスラリー供給
装置の全体構成を示す工場内の立面配置図。
【図2】前記実施例のコンクリートスラリー供給装置の
全体構成を示す工場内の平面配置図。
【図3】前記実施例の大とりべの内部から小とりべが取
り出される状態の斜視図。
【符号の説明】
1 コンクリートスラリー供給装置 2 コンクリートスラリー 11 大容積の成形用型枠 21 小容積の成形用型枠 30 ミキサー 40 大とりべ 50 小とりべ 70 昇降手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミキサー内で攪拌混合したコンクリート
    スラリーをコンクリート製品の成形用型枠まで運んで供
    給するコンクリートスラリー供給装置において、前記コ
    ンクリートスラリーを貯留した状態で前記ミキサーの下
    方位置から大容積の成形用型枠の上方位置まで移動され
    る大とりべと、少なくとも前記ミキサーの下方位置で前
    記大とりべの内部に収納されて前記コンクリートスラリ
    ーを貯留した状態で前記ミキサーの下方位置から小容積
    の成形用型枠の上方位置まで移動される小とりべと、こ
    の小とりべを前記大とりべの内部に収納された状態と前
    記大とりべの外部に位置する状態との間で昇降させる昇
    降手段とを備えたことを特徴とするコンクリートスラリ
    ー供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したコンクリートスラリ
    ー供給装置において、前記大とりべの内部には、前記小
    とりべが複数個収納される構成となっていることを特徴
    とするコンクリートスラリー供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載したコン
    クリートスラリー供給装置において、前記コンクリート
    スラリーは、オートクレーブ養生される軽量気泡コンク
    リート製の建材に用いられるものであることを特徴とす
    るコンクリートスラリー供給装置。
  4. 【請求項4】 ミキサー内で攪拌混合したコンクリート
    スラリーをコンクリート製品の成形用型枠まで運んで供
    給するコンクリートスラリー供給方法において、大とり
    べの内部に小とりべを収納しておき、この状態で前記ミ
    キサーから前記大とりべ内および前記小とりべ内に同時
    に前記コンクリートスラリーを流し込み、その後、昇降
    手段により前記小とりべを前記大とりべの外部に取り出
    してから、前記大とりべと前記小とりべとを別々に移動
    させ、前記大とりべを大容積の成形用型枠の上方位置ま
    で移動させた時点でこの大容積の成形用型枠内に前記大
    とりべから前記コンクリートスラリーを流し込み、一
    方、前記小とりべを小容積の成形用型枠の上方位置まで
    移動させた時点でこの小容積の成形用型枠内に前記小と
    りべから前記コンクリートスラリーを流し込むことを特
    徴とするコンクリートスラリー供給方法。
JP15026395A 1995-06-16 1995-06-16 コンクリートスラリー供給装置および供給方法 Expired - Fee Related JP3612111B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15026395A JP3612111B2 (ja) 1995-06-16 1995-06-16 コンクリートスラリー供給装置および供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15026395A JP3612111B2 (ja) 1995-06-16 1995-06-16 コンクリートスラリー供給装置および供給方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH091532A true JPH091532A (ja) 1997-01-07
JP3612111B2 JP3612111B2 (ja) 2005-01-19

Family

ID=15493124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15026395A Expired - Fee Related JP3612111B2 (ja) 1995-06-16 1995-06-16 コンクリートスラリー供給装置および供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3612111B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5478344U (ja) * 1977-11-15 1979-06-04
CN112794597A (zh) * 2021-01-21 2021-05-14 淮北海聚环保设备有限公司 一种商砼整体式化粪池装置及其使用方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5478344U (ja) * 1977-11-15 1979-06-04
JPS5733170Y2 (ja) * 1977-11-15 1982-07-21
CN112794597A (zh) * 2021-01-21 2021-05-14 淮北海聚环保设备有限公司 一种商砼整体式化粪池装置及其使用方法
CN112794597B (zh) * 2021-01-21 2023-01-17 淮北海聚环保设备有限公司 一种商砼整体式化粪池装置及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3612111B2 (ja) 2005-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108058266A (zh) 预制构件综合生产线
CN112045821B (zh) 一种预制件生产设备及生产工艺
CN106380134B (zh) 电梯对重块及其生产方法
CN109203215A (zh) 混凝土预制构件生产线
CN111186011A (zh) 一种叠合板梁工厂预制自动流水线布置结构及生产方法
CN113580356B (zh) 水泥混凝土预制构件加工设备及加工方法
US20060011802A1 (en) Vertical casting apparatus and method
KR100833527B1 (ko) 캡슐형 또는 동굴형 지하구조물의 미경화 콘크리트 성형틀
JPH091532A (ja) コンクリートスラリー供給装置および供給方法
CN211842522U (zh) 叠合板梁工厂预制自动流水线布置结构
CN106113239B (zh) 加气混凝土砌块生产方法及用于该方法的翻转台
CN101748831B (zh) 预制钢筋混凝土节能外墙挂板及其生产工艺和设备
JP2660659B2 (ja) コンクリート二次製品の製造方法及び装置
CN212795365U (zh) 一种高速铁路装配式桥面附属结构预制件台座法生产线
KR102570169B1 (ko) 로컬 초고성능콘크리트 믹싱기
CN113021609A (zh) 混凝土预制构件的生产装置
CN111496993A (zh) 一种混凝土预制构件环形生产线
CN107792802A (zh) 一种小型构件移动及安装系统及方法
CN112192718A (zh) 一种水泥预制板的成型模具及其水泥预制板的加工工艺
CN114789505A (zh) 一种紧凑型小模台全自动叠合板生产线
CN104817307A (zh) 隧道中心水沟单体、及制备方法和隧道中心水沟
CN108915310A (zh) 移动式建筑工厂及其房屋建造的方法
CN212795366U (zh) 一种轻钢框架结构装配式建筑的外墙板生产线
CN212103934U (zh) 闸门门槽二期混凝土衬砌的悬吊式滑模
CN211469163U (zh) 预制板静置存储设备

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041022

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071029

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111029

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121029

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees