JPH09153145A - エージェント表示装置 - Google Patents

エージェント表示装置

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JPH09153145A
JPH09153145A JP7314132A JP31413295A JPH09153145A JP H09153145 A JPH09153145 A JP H09153145A JP 7314132 A JP7314132 A JP 7314132A JP 31413295 A JP31413295 A JP 31413295A JP H09153145 A JPH09153145 A JP H09153145A
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Osamu Araki
修 荒木
Yutaka Tomioka
豊 富岡
Kazusane Harada
和実 原田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザの目的や好み、熟練レベルに合った処理
をするユーザインタフェースを提供する。 【解決手段】エージェントの属性データを格納するエー
ジェントオブジェクト記憶領域1と、エージェントのメ
ッセージを格納するメッセージ記憶領域2と、エージェ
ントの画像フレームを格納するフレーム画像記憶領域3
とを設ける。エージェントの表示イメージに服装イメー
ジを上書きする服装イメージ設定手段7によって、検索
対象分野を明確に表現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムのヒューマンインタフェースにおいて、擬人化され
た情報処理プロセスであるエージェントの表示を行うエ
ージェント表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】擬人化されたエージェントは、計算機や
ネットワーク内を代理人のように自由に動き回って仕事
を行ない、次のような特長を持つことが期待されている
(Laurel,B., The Art of Human-Computer Interface D
esign)。
【0003】それは、エージェントの外見から内面を予
想できること、言語的な対話ができること、我々の注意
を引くようなメタファを持つことである。各ユーザに一
つずつ起動されたエージェントが、図14のように、ユ
ーザの要求に適合する情報を他のエージェントと協調し
て得るという技術が知られている(公開特許平7-6142)。
【0004】また、ユーザインタフェースに用いた場
合、案内役のキャラクターがシステム状態を表情によっ
て表現するという技術が知られている(公開特許平3-215
891)。
【0005】従来、インターネット上の情報を表示する
ネットスケープ・ナビゲータ(Netscape Navigator)のよ
うなソフトウェアツールが知られている。ある情報につ
いてユーザが知りたい場合には、キーワードを入力する
と関連する情報の存在するネットワーク上の場所を提示
してくれる検索技術を使ったサービスがよく知られてい
る。
【0006】一方、人の動きをリアルにコンピュータ上
に実現するために、人の骨格の動きをモデル化するスケ
ルトンモデル技術が知られている(Monheit et al. A k
inematic model of the human spine and torso.IEEE C
omputer Graphics and Applications, March 1991.)。
【0007】3次元のスケルトンモデルにイメージを張
り付けて、動作させることによってアニメーションのフ
レーム画像を作成するコンピュータグラフィックス技術
が知られている(Robertson,B., Toy Story: A triumph
of animation, ComputerGraphics World, August 199
5.)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】インターネットナビゲ
ーションと呼ばれる検索対象が曖昧な場合の情報検索に
おいて、キーワード検索はキーワードの選択が難しかっ
た。
【0009】インターネットのWWWサーバでユーザに提
供されるおすすめのサーバ情報は、提供情報が固定的で
あり、各ユーザはその中から自分の目的や好みに合った
情報を探さなければならないという問題点があった。ま
た、コンピュータシステムから一般ユーザに対して出力
されるヘルプメッセージやシステムメッセージが、初心
者にとって分かりにくいという問題点がある。
【0010】本発明は、検索対象が曖昧な場合の情報検
索におけるユーザの目的や好みや、ユーザのコンピュー
タの熟練レベルに合った処理をしてくれるユーザインタ
フェースを提供することを第一の目的とする。
【0011】一方、エージェントなどを表現する際の、
コンピュータグラフィックスによる3次元モデルで擬人
的なアニメーションを作成するには、レンダリング処理
などのコンピュータグラフィックス処理に膨大な計算量
を必要とするため、作成に時間がかかり過ぎてリアルタ
イムに表示できないという問題点があった。また、エー
ジェントの画像表現や反応が固定的であり、変更ができ
ないため、ユーザが自分の好みに応じて表現に変更を加
えることができないという問題点があった。
【0012】本発明は、擬人的な動きをするアニメーシ
ョンを簡単な操作で作成して表示し、動きのパターンを
状況やユーザの好みに応じて変更できる手段を提供する
ことを第二の目的とする。
【0013】また、電子メール通信においては、マルチ
メディアを駆使した楽しい電子メールを相手に出したい
という利用者の要望は多いが、動画像データや音声デー
タを加工するのに手間がかかるので、文章による伝達が
一般的に多用されている。文字ばかりであると、読む時
間がかかる、一目見て用件が分かりにくいという問題点
があった。
【0014】本発明は、電子メールにおいて、単純な用
件を簡単な操作で分かりやすく伝達できる意志伝達手段
を提供することを第三の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】第一の課題を解決するた
めに、本発明は、エージェントのディスプレイ上の表示
イメージに服装イメージを上に重ねる服装上書き手段
と、服装データベースとを有することによって、検索す
る対象分野をエージェントの服装によって分かりやすく
表現し、エージェントの属性によってメッセージの言い
回しを変更するメッセージ設定手段と、種々の言い回し
をするメッセージを格納するメッセージデータベースと
を有することによって、メッセージの言い回しからエー
ジェントの検索方針を分かりやすく表現し、また、現在
の状況によって感情を表現するイメージパターンを動的
に設定するフレーム画像生成手段と、感情表現イメージ
パターンデータベースとを有することによって、検索状
況をエージェントの感情として分かりやすく表現し、複
数個のエージェントを表示するエージェントリスト表示
手段を有することによって、ユーザの趣向や目的に合っ
たエージェントが選択できるようにするものである。
【0016】第二の課題を解決するために、本発明は、
エージェントオブジェクトに記述された処理を実行する
エージェント処理手段と、感情を表現するイメージのス
ケルトンモデルを格納する感情表現イメージパターンデ
ータベースと、スケルトンモデルを編集する感情表現イ
メージパターン編集手段と、スケルトンモデルに基本イ
メージをマッピングしてフレーム画像を生成するフレー
ム画像生成手段とを有することによって、スクリプトと
スケルトンモデルによる簡単なフレーム画像を生成でき
るものである。
【0017】第三の課題を解決するために、本発明は、
上記の感情表現イメージパターンデータベースと、感情
表現イメージパターン編集手段と、フレーム画像生成手
段とに加えて、通信手段やシステム状態監視手段を有す
ることによって、エージェントによるコミュニケーショ
ン手段を提供するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、擬人化された情報処理プロセスであるエージェント
に関して、エージェントの属性や処理を規定するデータ
であるエージェントオブジェクトを格納するエージェン
トオブジェクト記憶領域と、エージェントの出力するメ
ッセージを格納するメッセージ記憶領域と、エージェン
トの画像フレームを格納するフレーム画像記憶領域と、
エージェントの表示イメージの基本構成画像を格納する
基本イメージデータベースと、エージェントオブジェク
トに記述された処理を実行するエージェント処理手段
と、エージェントの出力を出力装置に送出するエージェ
ント出力手段と、複数個のエージェントを表示し、ユー
ザの選択を受け付けるエージェントリスト表示選択手段
と、エージェントの表示イメージに服装イメージを上書
きする服装イメージ設定手段と、服装イメージデータベ
ースとを有するエージェント表示装置としたものであ
り、エージェントイメージの服装を着せ替えることによ
って、エージェントの対象とする分野の変更を表現し、
ユーザが種々のエージェントの中からエージェントを選
択できる環境を提供するという作用を有する。
【0019】本発明の請求項2に記載の発明は、擬人化
された情報処理プロセスであるエージェントに関して、
エージェントの属性や処理を規定するデータであるエー
ジェントオブジェクトを格納するエージェントオブジェ
クト記憶領域と、エージェントの出力するメッセージを
格納するメッセージ記憶領域と、エージェントの画像フ
レームを格納するフレーム画像記憶領域と、エージェン
トの表示イメージの基本構成画像を格納する基本イメー
ジデータベースと、エージェントオブジェクトに記述さ
れた処理を実行するエージェント処理手段と、エージェ
ントの出力を出力装置に送出するエージェント出力手段
と、複数個のエージェントを表示し、ユーザの選択を受
け付けるエージェントリスト表示選択手段と、エージェ
ントの属性によってメッセージの言い回しを変更するメ
ッセージ設定手段と、種々の言い回しをするメッセージ
を格納するメッセージデータベースとを有するエージェ
ント表示装置としたものであり、エージェントの性格特
性をメッセージのいい回しによって表現しユーザが種々
のエージェントの中からエージェントを選択できる環境
を提供するという作用を有する。
【0020】本発明の請求項3に記載の発明は、メッセ
ージ設定手段とメッセージデータベースとが、音声によ
る音声メッセージ表現方法設定手段と、音声メッセージ
データベースとである請求項2記載のエージェント表示
装置としたものであり、エージェントの性格特性を音声
によるメッセージのいい回しによって表現しユーザが種
々のエージェントの中からエージェントを選択できる環
境を提供するという作用を有する。
【0021】本発明の請求項4に記載の発明は、感情を
表現するイメージのスケルトンモデルを格納する感情表
現イメージパターンデータベースと、スケルトンモデル
に基本イメージをマッピングしてフレーム画像を生成す
るフレーム画像生成手段とを有する請求項1記載のエー
ジェント表示装置としたものであり、エージェントの感
情を動きのある画像パターンによって表現しユーザが種
々のエージェントの中からエージェントを選択できる環
境を提供するという作用を有する。
【0022】本発明の請求項5に記載の発明は、エージ
ェントの属性によってメッセージの言い回しを変更する
メッセージ設定手段と、種々の言い回しをするメッセー
ジを格納するメッセージデータベースとを有する請求項
4記載のエージェント表示装置としたものであり、エー
ジェントの感情を動きのある画像パターンと言語によっ
て表現しユーザが種々のエージェントの中からエージェ
ントを選択できる環境を提供するという作用を有する。
【0023】本発明の請求項6に記載の発明は、複数の
エージェントを管理するエージェント制御手段を有する
請求項5記載のエージェント表示装置としたものであ
り、複数のエージェントを同時に起動するという作用を
有する。
【0024】本発明の請求項7に記載の発明は、擬人化
された情報処理プロセスであるエージェントに関して、
エージェントの属性や処理を規定するデータであるエー
ジェントオブジェクトを格納するエージェントオブジェ
クト記憶領域と、エージェントの出力するメッセージを
格納するメッセージ記憶領域と、エージェントの画像フ
レームを格納するフレーム画像記憶領域と、エージェン
トの表示イメージの基本構成画像を格納する基本イメー
ジデータベースと、エージェントオブジェクトに記述さ
れた処理を実行するエージェント処理手段と、エージェ
ントの出力を出力装置に送出するエージェント出力手段
と、感情を表現するイメージのスケルトンモデルを格納
する感情表現イメージパターンデータベースと、スケル
トンモデルに基本イメージをマッピングしてフレーム画
像を生成するフレーム画像生成手段とを有するエージェ
ント表示装置としたものであり、フレーム画像を動的に
生成できるという作用を有する。
【0025】本発明の請求項8に記載の発明は、スケル
トンモデルを編集する感情表現イメージパターン編集手
段と、エージェントオブジェクト編集手段とを有する請
求項7記載のエージェント表示装置としたものであり、
感情によって表示パターンの変化するエージェントを自
由に編集して登録するという作用を有する。
【0026】本発明の請求項9に記載の発明は、エージ
ェントの出力するメッセージの編集を行なうメッセージ
編集手段を有する請求項8記載のエージェント表示装置
としたものであり、性格や感情によって表示パターンや
メッセージの変化するエージェントを自由に編集して登
録するという作用を有する。
【0027】本発明の請求項10に記載の発明は、擬人
化された情報処理プロセスであるエージェントに関し
て、エージェントの属性や処理を規定するデータである
エージェントオブジェクトを格納するエージェントオブ
ジェクト記憶領域と、エージェントの出力するメッセー
ジを格納するメッセージ記憶領域と、エージェントの画
像フレームを格納するフレーム画像記憶領域と、エージ
ェントの表示イメージの基本構成画像を格納する基本イ
メージデータベースと、エージェントオブジェクトに記
述された処理を実行するエージェント処理手段と、エー
ジェントの出力を出力装置に送出するエージェント出力
手段と、エージェントの表示イメージに服装イメージを
上書きする服装イメージ設定手段と、服装イメージデー
タベースと、エージェントの属性によってメッセージの
言い回しを変更するメッセージ設定手段と、種々の言い
回しをするメッセージを格納するメッセージデータベー
スと感情を表現するイメージのスケルトンモデルを格納
する感情表現イメージパターンデータベースと、スケル
トンモデルに基本イメージをマッピングしてフレーム画
像を生成するフレーム画像生成手段と、エージェントオ
ブジェクトを編集するエージェントオブジェクト編集手
段と、ネットワークに接続された通信手段とを有するエ
ージェント表示装置としたものであり、エージェントオ
ブジェクトを送受信して通信を行なうという作用を有す
る。
【0028】本発明の請求項11に記載の発明は、ネッ
トワークに接続された通信手段が、システムの状況を監
視するシステム状態監視手段である請求項10記載のエ
ージェント表示装置としたものであり、エージェントが
システム状態を知らせるという作用を有する。
【0029】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図12を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1によるエ
ージェント表示装置100の構成図を示す。本実施の形
態では、情報検索手段111を通じて、ネットワーク1
14上の情報源をエージェントによって検索する際のエ
ージェントの表示に関して説明する。まず、全体の処理
の流れの概要を説明する。
【0030】最初に情報検索処理を起動すると、情報検
索手段111がエージェント制御手段14を起動する。
エージェントの指定がある場合は、エージェント制御手
段14は、エージェント処理手段5を起動する。エージ
ェントの指定がない場合は、エージェントリスト表示選
択手段13を起動して、検索に適するエージェントをユ
ーザに選択させる。単数でも複数でもエージェントを選
択できる。
【0031】エージェントを選択すると、エージェント
制御手段14は、エージェント処理手段5に制御を渡
し、それぞれのエージェントに対応した処理をさせる。
それぞれのエージェントの処理は、エージェントオブジ
ェクトと呼ばれるデータに記述されており、エージェン
トオブジェクトは、エージェントオブジェクト記憶領域
1に格納されている。
【0032】エージェントオブジェクトのデータ構造
は、エージェントの出力するメッセージ、エージェント
のディスプレイ上に一定時間ごとに出力されるフレーム
画像、基本イメージとから構成されている。メッセージ
とフレーム画像と基本イメージは、それぞれメッセージ
記憶領域2、フレーム画像記憶領域3、基本イメージデ
ータベース4に格納されている。
【0033】メッセージ設定手段9は、メッセージデー
タベース10に記憶されたメッセージのいくつかをメッ
セージ記憶領域2内にコピーしエージェントオブジェク
トの一部として設定する手段である。
【0034】服装イメージ設定手段7は、服装イメージ
データベース8内の服装イメージを、フレーム画像上に
上書きする手段である。フレーム画像生成手段11は、
感情表現イメージパターンデータベース12と基本イメ
ージデータベース4とを用いて、フレーム画像を生成し
てフレーム画像記憶領域3に格納する手段である。
【0035】以下、それぞれの部分について、詳細に説
明する。一つのエージェントに対して、一つのエージェ
ントオブジェクトが定義され、エージェントオブジェク
ト記憶領域1に格納されている。エージェントオブジェ
クトのデータ構造は、属性と属性値の組で表現されてい
る。属性の数は、増加可能な構造になっている。メッセ
ージは、メッセージ記憶領域2に格納されている。
【0036】図2に、エージェントオブジェクトのデー
タ例を示す図を示した。この例では、「花子さん」エー
ジェントのエージェントオブジェクトである。
【0037】図3に、そのエージェントオブジェクトの
リンク関係を含むデータ構造図を示した。これらを参照
して、エージェントオブジェクトのデータ構造の説明を
する。エージェントオブジェクトは、エージェント名で
一意的に管理されている。エージェントオブジェクト
は、大きく基本要素項目と、行動規則項目と、感情表現
パターン項目とメッセージ項目とに分かれる。以下、そ
れぞれについて説明する。
【0038】基本要素項目は、性格、出身、性、専門分
野、得意分野という属性を持つ。メッセージ設定手段9
は、これらの属性値から、メッセージデータベース10
の中の適当なメッセージデータを選択して、メッセージ
項目の「挨拶する」や「転送する」などにメッセージの
ポインターを設定する。
【0039】メッセージが音声の場合は、性属性によっ
て、男性または女性の声のメッセージの音声データがメ
ッセージデータベース10から選択される。
【0040】行動規則項目では、条件によってどのよう
にエージェントが行動を変化させるかが、If−The
nルールによって記述されている。ルールの条件部に
は、エージェントの表示処理についての条件を、エージ
ェント処理手段5の解釈できる言語で記述する。実行部
には、「登場する」、「挨拶する」というようなエージ
ェントの出力を指定するコマンド(スクリプトと呼ぶ)
を記述できる。スクリプトは、エージェント表示のパタ
ーンであるエージェントの感情表現パターンか、もしく
は出力するメッセージを表現する。
【0041】スクリプトの処理内容は、感情表現パター
ン項目かメッセージ項目で設定されている。
【0042】エージェント処理手段5が、エージェント
オブジェクトを解読し、スクリプトを解釈して実行す
る。各ルールの実行部の処理の内、画像イメージ操作処
理が必要な処理は、感情表現パターン項目に、フレーム
画像記憶領域3に格納された感情表現パターンへのポイ
ンターが指定されている。
【0043】登場について、いろいろな登場の仕方があ
り、図2のエージェントの例では、画面上に元気な動き
で登場する。例えば、エージェントが利用者に提示した
検索結果の中を、ユーザが詳細に参照した場合に、「あ
りがとう」とメッセージを出力して感謝を示すエージェ
ントもいれば、「どんなもんだい」と威張るエージェン
トも考えられるように、エージェントの性格、感情を反
映したバリエーションを演出して、いきいきと表現でき
る。
【0044】例えば、花子さんエージェントの場合は、
行動規則項目におけるエラー発生時のThen部に設定
された謝るスクリプトを、悲しがるや怒るのスクリプト
に変更すれば異なった反応に容易に変更できる。このよ
うに、エージェントの動作表現を簡単にカスタマイズで
きるという効果がある。
【0045】感情表現パターン項目は、行動規則に記述
されたスクリプトを実行した時に、どのような画面イメ
ージをディスプレイ112上に表現するかを定める。例
えば、「登場する」スクリプトの場合は、フレーム画像
記憶領域3の中に格納されたルンルン登場画像パターン
へのポインターを格納している。起動時の「登場する」
スクリプトを行なう時に、エージェント処理手段5は、
ルンルン登場画像パターンをエージェント出力手段6に
渡して、フレーム画像切替え表示手段101が、フレー
ム画像記憶領域3の中に格納されたルンルン登場画像パ
ターンのフレームを一定時間おきにディスプレイ112
上に表示する。
【0046】フレーム画像生成手段11は、例えば、
「ルンルン登場」といった指定がエージェントオブジェ
クトでされた時に、雛型のモデルで記述されたルンルン
登場パターンを感情表現イメージパターンデータベース
12から読み込み、それに基本イメージデータベース4
から読み込んだ該当するエージェントの基本イメージを
貼り込む。そして、生成された該当エージェントのルン
ルン登場する画像イメージのフレーム群をフレーム画像
記憶領域3に格納して、そのポインターをエージェント
オブジェクト記憶領域1に格納されている該当するエー
ジェントオブジェクトの感情表現パターンの項目へ登録
する。これにより、エージェントの感情表現イメージを
状況によって変化させることができる。エージェントオ
ブジェクトの行動規則と感情表現パターンが設定された
時に、あらかじめ画像パターンを生成してポインターを
登録しておくと高速に処理できる効果がある。
【0047】また、メッセージ項目は、行動規則に記述
されたスクリプトを実行した時に、どのようなメッセー
ジをディスプレイ112又はスピーカー113に出力す
るかを定める。メッセージは、種々の言い回しを持つメ
ッセージデータベース10から選択され、種々の特性を
持つエージェントを表現することができる。
【0048】図4にメッセージデータベース10を構成
する種々の言い方データベースの例と、それぞれの言い
方データベースにおける行動とメッセージとの主要な例
を示す。言い方データベースは、標準的な表現である標
準データベース、丁寧な言い方データベース、くだけた
言い方データベース、女性的言い方データベース、方言
(例えば、東北、関西、九州など)のデータベース、厳
格ないい方データベース、大雑把な人のいい方データベ
ース、下品ないい方データベース、上品ないい方データ
ベース、若者用語辞書データベースなどである。
【0049】例えば、図2の「指し示す」属性は、丁寧
な言い方データベースの中の「指し示す」メッセージへ
のポインターで、丁寧に指し示すメッセージ、例えば
「こちらでございます」というメッセージ記憶領域2に
格納されたメッセージを指す。従って、例えば、ユーザ
の要求に対して情報を指し示す時に、エージェントの指
し示す画像パターンを表示しつつ「こちらでございま
す」というメッセージの表示、又は音声出力を行なう。
【0050】メッセージ設定手段9は、エージェントの
性格属性や出身地属性、性属性が設定される時に、設定
する静的設定作用と、エージェントの起動中に、エージ
ェントの状況によって設定する動的設定作用とを持つ。
静的設定作用では、例えば女性ならば女性的言い方デー
タベースからメッセージを設定したり、丁寧ならば丁寧
な言い方データベースからメッセージを設定したり、大
阪出身ならば関西方言言い方データベースからメッセー
ジを設定したりする。
【0051】メッセージ項目の設定を変更することによ
り、一つのエージェントオブジェクトの中で、二種類以
上のメッセージデータベース10からのメッセージを設
定できる。
【0052】また、メッセージ設定手段9は、状況によ
ってメッセージ項目を設定するメッセージデータベース
を動的に選択する作用を有する。例えば、花子さんを何
度も登場させた時に、メッセージ設定手段9にくだけた
言い方データベースを使用するように作用させると、メ
ッセージ設定手段9が花子さんのエージェントオブジェ
クトのメッセージ項目へくだけた言い方データベースの
ポインターを設定するため、指し示すメッセージが「こ
ちらでございます」から「これだよ」という表現に変わ
る。そのため、くだけた態度に変化したように、ユーザ
に感じられるという効果がある。
【0053】行動規則項目のIf−Thenルールの実
行部でメッセージ項目の使い分けを行なっても同様の効
果が得られる。このように、エージェントのメッセージ
をそのエージェントらしい言い方に、かつその時の状況
に合った言い方に動的に変更できるという効果がある。
【0054】また、種々のエージェントを作成する上
で、組合せのバリエーションを増やせるという効果もあ
る。
【0055】また、エージェントの行なう処理の特性
と、話し方の特性とを一致させることもできる。例え
ば、厳格な話し方をするエージェントは、検索方針も厳
密に行なうが、処理がその分遅くなるという特性を持
つ。また、逆に、大雑把な話し方のエージェントは、検
索は速いが広範囲に渡って粗く検索をかける方法を取
る。キャラクターの性格がさっぱりした性格か、執着す
るタイプかで、検索結果のデータをどれくらいずつ持ち
帰るかを設定できる。このように、エージェントの発す
るメッセージの言い回しを知ることによって、エージェ
ントの処理の特性を容易に予想することができるという
効果がある。なお、メッセージを文字列データと仮定し
て説明したが、音声であっても同様の効果がある。
【0056】エージェント制御手段14は、エージェン
ト起動の命令を受け取ると、指定されたエージェント名
をエージェント処理手段5に渡し、エージェント処理を
起動する。
【0057】エージェント処理手段5は、指定されたエ
ージェントのデータ構造をエージェントオブジェクト記
憶領域1から探索し、そこに記述された基本要素項目、
行動規則項目、感情表現パターン、メッセージ項目に従
って、処理を行なう。
【0058】また、エージェント制御手段14は、複数
のエージェントを同時に起動している時の制御を行な
う。これにより、複数のエージェントを同時に処理させ
ることを可能とする。このことを利用すれば、例えば、
性格や得意分野の異なる複数のエージェントに、同時に
検索処理を行なわせることによって、検索式よりも分か
りやすい方法で複数の検索分野を指定することができ
る。
【0059】エージェント出力手段6は、各オブジェク
ト内からポインターで指示されたメッセージ記憶領域2
のメッセージと、フレーム画像記憶領域3のフレーム画
像とを参照し、ディスプレイ112上に表示を行なう。
メッセージが音声データの場合は、スピーカー113に
出力を行なう。
【0060】画像出力は、フレーム画像記憶領域3に記
憶された、フレーム画像を、フレーム画像切替え表示手
段101によって、ある一定の時間間隔でディスプレイ
112上に表示を行なう。
【0061】エージェントリスト表示選択手段13は、
エージェント制御手段14を通じて、エージェントオブ
ジェクト記憶領域1に登録されているエージェントのリ
ストを表示する。
【0062】図5は、エージェントリストの表示例を示
す図である。一番左端にエージェントの基本イメージと
エージェントの名前が表現されている。左から2番目の
欄には、エージェントの性格が示されている。例えば、
一番上の「松下MAN」の場合は、律義で丁寧な性格を
持つ人のように表現されている。これは、エージェント
の処理に関する特性を表現している。
【0063】本実施形態でのエージェントの処理は、情
報探索であるので、ユーザの要求した情報の探索範囲を
詳細に探索するという探索処理の特性を表現する。3番
目の得意分野は、ユーザからお勧めの情報を要求された
時に、優先的に探索して表示してくれる分野を示す。
「松下MAN」エージェントの得意分野が電気製品であ
るのに対して、「花子さん」は、ショッピング、食べ歩
き、海外旅行である。このように、エージェントの姿、
形から類推しやすいステレオタイプの性格イメージをエ
ージェントに採用することによって、探索分野の絞り込
みを自然に行なうことができる。
【0064】エージェントリスト表示選択手段13によ
って、エージェントを選択すると、そのエージェントの
情報がエージェント処理手段5に渡されて、そのエージ
ェントオブジェクト内に記述された起動処理に従って、
エージェントが起動される。
【0065】このように、擬人的な性格を選択すること
は、性格を持つ人を判断するという人の日常の情報処理
と似ているので、高速に判断を下しやすいという効果
と、何を基準に選択したらよいかとか、選択した結果ど
うなるかといったことが予想しやすく、また、理解しや
すいという効果がある。
【0066】性格によって、使用するメッセージデータ
ベース10の種類を別に設定すれば、それぞれのメッセ
ージの言い回しが異なり、エージェントの発するメッセ
ージがエージェントの性格に応じた言葉使いらしくな
る。例えば、律義で丁寧な「松下MAN」エージェント
のメッセージは、懇切丁寧な言葉使いである。このよう
に、メッセージを見る/聞くことによって、エージェン
トにさせる処理が、どのような特質を持つかを簡単に予
想できるという効果がある。
【0067】服装イメージデータベース8には、例えば
図6の左の欄に示した服装の服装イメージが格納されて
いる。対応する右の欄には、服装の意味する専門分野が
示されている。左の服装をしたエージェントに検索処理
を行なわせた場合、対応する右欄が検索対象分野を示
す。
【0068】服装イメージ設定手段7は、あるエージェ
ントに対して服装イメージ又は専門分野の指定があった
時に、その服装イメージを指定されたエージェントの各
フレーム画像上にオーバーレイ処理を行なって服装イメ
ージを上書きする。すると、そのエージェントの表現画
像がその服装を着用したような画像となる。
【0069】図7で示すように、花子さんエージェント
にスチュワーデス服装イメージが上書きされると、花子
さんエージェントは海外旅行が専門分野となるし、逆
に、花子さんエージェントの専門分野を海外旅行と指定
すると、服装がスチュワーデスに変化する。このことに
より、服装によってそのエージェントの検索処理などの
処理における得意分野が何かが分かりやすいという効果
がある。
【0070】なお、花子さんエージェントに図6の一番
下にある「普段着」を着せると、専門分野は設定されな
い。専門分野が指定されていない場合は、得意分野がデ
フォルト値として扱われる。例えば、図2の花子さんエ
ージェントの場合は、ショッピング、食べ歩き、海外旅
行が得意分野である。
【0071】複数のエージェントを同時に起動すること
ができ、それらのエージェントは、エージェント制御手
段14が、起動されたエージェントオブジェクトの名前
と、起動条件とを管理する。検索対象の分野の範囲を広
げたい場合に、複数エージェントを用いてそれぞれに検
索を行なわせると、検索結果がそれぞれの結果の和集合
で得られる。従って、要求を満足するような広い範囲で
の情報収集が簡単にできるという効果がある。また、複
数エージェントの選択による収集された情報が、各エー
ジェントが収集する情報の和集合であることが理解しや
すいという効果もある。また、収集情報の違いの区別が
理解しやすいという効果もある。
【0072】検索対象の情報が上記のような科学や工学
などの学問的な分野でなくビデオ・オン・デマンドと呼
ばれるユーザ要求に応じてビデオの再生を行なうシステ
ムの中での映画選択を行なう場合にも、次のような基本
イメージを持つエージェントを登録しておくことで、ど
の映画を勧めたら良いかの選択をユーザに簡単にさせる
ことができる。
【0073】例えば、基本イメージを著名な監督の似顔
絵、女優又は男優の似顔絵とすれば、監督で映画を選び
たい場合は、好きな監督の似顔絵のエージェントを選択
する。俳優やスターでテレビ番組を選びたい場合は、俳
優やスターの似顔絵のエージェントを選択する。映画の
ジャンルによって選択させたければ、カウボーイ(西部
劇というジャンルを示す)、サングラスをかけたスパイ
(アクション映画というジャンルを示す)、宇宙人(S
F映画というジャンルを示す)のイメージとする。ま
た、視聴者層での人気度による検索ならば、一般市民の
代表的な視聴者層、例えば、小学生、中高生、20代前
半、ヤングミセス、などの典型的なステレオタイプのエ
ージェントを選択するとしても同様の効果を得る。
【0074】以上のように、擬人化されたエージェント
の画像と言葉、性格を見聞きすることで、ユーザ自身の
目的や趣向に合ったエージェントを、種々のエージェン
トの中から選択することが容易にできるという効果があ
る。
【0075】(実施の形態2)図8は、本発明の実施の形
態2におけるエージェント表示装置700の構成図を示
す。以下、本発明の実施の形態1と異なる部分につい
て、主に説明する。
【0076】エージェントオブジェクト編集手段15
は、エージェントを新たに作成したり、既存のエージェ
ントの設定を変更する編集機能を有する。本実施形態で
は、エージェントオブジェクト編集手段15によってエ
ージェントを編集し、通信手段711によってエージェ
ントの送受信を行なう実施の形態に関して説明を行な
う。
【0077】言い回しのあるメッセージを設定する場合
は、エージェントオブジェクト編集手段15が、メッセ
ージ設定手段9から、メッセージの種類やメッセージ例
を得て、ディスプレイ712に表示する。ユーザがメッ
セージを選択すると、操作対象のエージェントオブジェ
クトのメッセージ項目に、メッセージへのポインターを
保存する。
【0078】図9は、フレーム画像生成手段の構成図で
ある。以下、フレーム画像生成手段の実施形態に関して
説明する。エージェントのイメージの、胴体や肢体の部
分を構成する基本イメージを編集するのが、基本イメー
ジ編集手段801である。基本イメージ編集手段801
は、胴体イメージデータベース802、肢体イメージデ
ータベース803、手足イメージデータベース804、
頭イメージデータベース805、物体イメージデータベ
ース806、顔イメージデータベース807を用いて、
基本イメージを作成する。
【0079】顔イメージデータベース807は、目、
鼻、口のイメージデータを含む。物体イメージデータベ
ース806は、エージェントが人以外を表現する場合の
物体のイメージを格納する。図3の書類渡し画像パター
ンの書類イメージは、物体イメージデータベース807
の一例である。基本イメージ編集手段801の編集結果
である基本イメージは、基本イメージ記憶領域808に
格納される。
【0080】感情を表現するイメージパターンは、スケ
ルトンモデルで表現され、感情表現イメージパターンデ
ータベース12に格納されている。
【0081】図10に、スケルトンモデルを説明する図
を示す。スケルトンモデルは、1個の胴体部901と、
右腕部902、左腕部903、右足部904、左足部9
05、頭部906を示す5つの直線で表現された肢体部
と5つの終線部分(910、911、912、913、
930)、5直線と胴体との接続した可回転部分(92
0、921、922、923、924)とから構成され
る。
【0082】頭部の終線部分930は、矢印がついてお
り、顔がどの方向を向いているかを表現している。胴体
と肢体部とが離れていてもよい。これにより、アニメー
ションらしい誇張表現を行なえるという効果がある。
【0083】スケルトンモデル編集手段814は、スケ
ルトンモデルの構成要素の配置を2次元平面上に設定す
る配置手段820と、肢体部や胴体部と肢体部を伸縮さ
せる伸縮手段822と、顔が左右上下正面のどの方向を
向いているかを設定する顔方向設定手段821とを有す
る。スケルトンモデルのデータをイメージマッピング手
段809を介して感情表現イメージパターンデータベー
ス12からコピーして編集を行ない、新たな感情表現イ
メージパターンを作成することができる。
【0084】イメージマッピング手段809は、スケル
トンモデルに対して基本イメージをマッピングする処理
を行なう。スケルトンモデルの胴体部、肢体部、頭部に
基本イメージの胴体イメージ、肢体イメージ、頭部イメ
ージを重ね合わせる。胴体部や肢体部において、伸縮変
形が行なわれている場合は、同じ伸縮変形をイメージに
対して行なう。頭部は、顔の向きによってイメージが異
なる。頭回転イメージデータベースには、あらかじめ用
意された頭部の回転イメージが格納されており、その中
から指定された回転角度のイメージを選択してマッピン
グする。選択された頭部イメージには、目、鼻、口のイ
メージ位置が指定されているので、所定の位置に目、
鼻、口のイメージをマッピングする。このようなイメー
ジマッピング処理を終了したイメージデータは、感情表
現イメージパターン記憶領域811に格納される。
【0085】目や口を持たない最も単純な基本イメージ
をイメージマッピング手段809によってスケルトンモ
デルにマッピングさせたイメージを、スキンモデルと呼
ぶ。スキンモデルは、スキンモデル記憶領域812に記
憶される。スケルトンモデル編集手段814からスキン
モデルの生成処理を起動して、スキンモデル記憶領域8
12を呼び出せる。
【0086】図11に、楽しく登場する動作を表現する
スケルトンモデルによる感情表現イメージパターン10
01と、スキンモデルによる感情表現イメージパターン
1002の例を示す。この感情表現イメージパターンは
左から右に時系列的に表示され、エージェントが登場し
ておじぎをする一連の動作を表す。スキンモデルによる
感情表現イメージパターンは、スケルトンモデルによる
感情表現イメージパターンに目鼻のないエージェントの
標準的な基本イメージを、イメージマッピング手段80
9によってマッピング処理したものである。エージェン
ト編集時に、感情表現イメージパターンを選択する時
に、スケルトンモデルよりもスキンモデルによる感情表
現イメージパターンを出力した方が、編集する人にとっ
て実際のエージェントの表示画像であるフレーム画像パ
ターンを想像しやすいという効果がある。
【0087】図12は、スケルトンモデルが人でなくペ
ンギンのような変わった形状を基本とした時のスケルト
ンモデルによる驚きの感情表現イメージパターンと、そ
のパターンにエージェントの「ペンちゃん」の基本イメ
ージパターンをマッピングして生成したフレーム画像の
例である。このように、スケルトンモデルの基本形をキ
ャラクターに合わせて自由に変形することができる。こ
のことによって、本発明が人以外の形態をしたエージェ
ントにも適用可能という効果がある。
【0088】感情表現イメージパターンデータベース1
2には、図12の他に図13で示されるような動作を表
現するイメージパターンが格納されている。フレーム画
像設定手段813は、イメージマッピング手段809の
結果の格納された感情表現イメージパターン記憶領域8
11のデータを時系列の順序に集め、フレーム画像記憶
領域3への格納と、エージェントオブジェクト記憶領域
1に格納されたエージェントオブジェクトへの設定を行
なう。これにより、エージェントのフレーム画像が設定
される。
【0089】以上のように、エージェントの基本イメー
ジを基本イメージ編集手段801によって作成し、感情
表現イメージパターンデータベース12の中から、スケ
ルトンモデルで記述された適当な感情表現パターンを選
択すれば、他のエージェントのどの動作とも同じ動作を
行なえる。すなわち、エージェントごとにフレーム画像
を作成しなければならないという手間を省くことができ
る効果がある。そして、スケルトンモデルによる感情表
現イメージパターンを作成、選択することによって、ユ
ーザの趣向に適するフレーム画像を簡単に作成できる効
果がある。
【0090】ここで、エージェントのペンちゃんにパー
ティの招待をさせる場合を例にエージェントの送受信に
関して説明する。まず、エージェントオブジェクト編集
手段15を用いて送信するエージェントペンちゃんのエ
ージェントオブジェクトを編集し登録する。まず、パー
ティ案内のメッセージをメッセージ編集手段702を用
いて編集して登録すると、メッセージ設定手段9が起動
され、メッセージがメッセージ記憶領域2に格納され
て、そのポインターがエージェントオブジェクト記憶領
域1のペンちゃんエージェントのメッセージ項目に格納
される。
【0091】次にイメージについては、エージェントオ
ブジェクト編集手段15内から「くるくる回転」という
スクリプトのフレーム画像を新規に作成してペンちゃん
の動作とする。まず、エージェントオブジェクトの感情
表現パターン項目にくるくる回転を記述する。そして、
スケルトンモデルを、スケルトンモデル編集手段814
によって編集し、スケルトンモデル記憶領域815に格
納する。ペンちゃんの基本イメージは、基本イメージデ
ータベース4内にすでに存在すると仮定する。もし、基
本イメージの修正を行なう場合は、基本イメージ編集手
段801によって編集する。
【0092】スケルトンモデル編集手段814からイメ
ージマッピング手段809を起動し、作成したスケルト
ンモデルへのマッピングを行なったイメージパターンを
感情表現イメージパターン記憶領域811に格納する。
フレーム画像設定手段813が感情表現イメージパター
ン記憶領域811に格納された感情表現イメージパター
ンをフレーム画像記憶領域3に格納し、エージェントオ
ブジェクト記憶領域1に格納されたエージェントオブジ
ェクトの感情表現パターン項目のくるくる回転にそのポ
インターを設定する。
【0093】また、エージェントオブジェクト編集手段
15を用いて、行動規則項目にIf:起動の実行部にく
るくる回転を記述する。くるくる回転以外の動作につい
ても、同様の操作によってエージェントに処理させるこ
とができる。
【0094】送信のコマンドが入力されると、通信コマ
ンド入力手段710が、エージェント制御手段14に送
信するエージェントの指定を行なう。エージェント制御
手段14は、送信するエージェントに該当するエージェ
ントオブジェクト記憶領域1に格納されたエージェント
オブジェクトのデータと、それにリンクされたメッセー
ジ記憶領域2に格納されたメッセージと、フレーム画像
記憶領域3に格納されたフレーム画像とを、通信手段7
11を用いネットワーク717を介して送信する。
【0095】受信側は、図7と同じ構成の装置を有し、
通信手段711で受信してエージェント制御手段14に
制御が渡される。エージェント制御手段14は、受信し
たエージェントオブジェクトをエージェントオブジェク
ト記憶領域1とメッセージ記憶領域2とフレーム画像記
憶領域3とに格納する。受信したエージェントオブジェ
クトのエージェントの起動は、エージェント制御手段1
4から行なう。エージェントが起動されると、行動規則
項目に記述されたルールに従って動作する。
【0096】例えば、次のような動作を行なえる。電子
メールが到着したことを注目させるために、くるくる回
転するフレーム画像で登場する。マウスクリックされた
ら、要件であるパーティに招待するメッセージを出力
し、出席または欠席の返事を待つ。マウスクリックなど
の出席の反応をユーザが行なうと、エージェントが飛び
あがる喜びの感情表現画像パターンを出力し、欠席なら
ば残念がる画像パターンを出力する。このことにより、
文字列だけでは得られない楽しい効果を与えられる。
【0097】返信する場合、例えばエージェントオブジ
ェクト編集手段15を用いて、ペンちゃんを少し変更し
て送り返すことができる。例えば、行動規則項目のI
f:起動のThen部を「驚く、喜ぶ」とし、メッセー
ジ設定手段9が関西方言データベースからメッセージを
選択するように設定しておくと、エージェントオブジェ
クト編集手段15から呼び出されたフレーム画像生成手
段11は、感情表現イメージデータベース12内の驚く
と喜ぶのスケルトンモデルにペンちゃんの基本イメージ
をマッピングしてフレーム画像を生成してエージェント
オブジェクトにポインターを設定する。
【0098】また、メッセージ設定手段9は、図4の関
西方言データベースのように「ホンマでっかー」と「え
らいうれしいですわ」のポインターをエージェントオブ
ジェクトに設定する。エージェントオブジェクト編集手
段15を用いて、「出席させてもらいますわ」という独
自のメッセージを作成して、メッセージ記憶領域2に登
録することもできる。
【0099】また、エージェントの基本イメージに自分
の似顔絵を登録することもできる。この場合、相手にと
って誰からの電子メールであるかが分かりやすく、親し
みがわくという効果がある。
【0100】これによって、エージェントを電子メール
のようにコミュニケーション手段として使用することが
できる。伝達したい文字列のメッセージだけでなく、相
手の反応に対して、感情や性格を持つかのように対話的
に反応させ、コミュニケーションの円滑化を行なう効果
がある。
【0101】また、性格や感情を表現するエージェント
をコミュニケーション手段に使用することによって、楽
しい演出を行なえるという効果がある。
【0102】エージェント制御手段14は、複数のエー
ジェントを同時に起動している時の管理を行なう。性格
や服装の異なる複数のエージェントを同時に送信するこ
とによって、さらに楽しい演出が可能である。例えば2
つのエージェントを送信した場合に、各エージェントオ
ブジェクトのメッセージを全て関西方言データベースか
ら選択し、行動規則に2つのエージェントが互いの台詞
を条件に会話をするように指定すれば、2つのエージェ
ントに掛け合い漫才的な会話を実現することができる。
すると、情報伝達における漫才的な楽しい雰囲気の演出
ができるという効果と、2つのエージェントが重要な伝
達事項を繰り返すことで、相手の印象に残るという効果
が得られる。
【0103】また、このようなエージェント表示装置を
システム状態を提示する場合に適用すると、システム状
態を効果的に示すことができる。例えば、データ転送状
態の時は、書類を左から右へ渡している画像イメージで
表現し、情報収集状態の時は、分厚い百科辞典をパラパ
ラめくっている画像イメージで表現するなどである。
【0104】キャラクターのアニメーション動作によっ
て、システムの状況が今どういった状況なのかがユーザ
に分かりやすいという効果がある。
【0105】また、エージェントの属性の中に、コンピ
ュータの習熟度を設けて、ユーザに選択させるか、シス
テムが操作レベルを判断して、属性値を設定すれば、熟
練度に対応したシステムメッセージの出力ができる。こ
の場合、熟練度に応じたメッセージレベルの変更を容易
にするという効果がある。
【0106】なお、メッセージを文字列データと仮定し
て説明したが、音声であっても同様の効果がある。
【0107】以上のように、エージェントオブジェクト
の行動規則項目のルールのスクリプトを編集するという
簡単な操作によって、キャラクターの動作を単純なアニ
メーションで表現できるという効果がある。また、スケ
ルトンモデルを編集することによって、キャラクターの
動作を簡単に作成できるという効果がある。また、エー
ジェントを電子的に送信して動作と言い回しを持つメッ
セージを出力することによって、分かりやすく楽しいコ
ミュニケーションの効果を与えることができる。
【0108】また、システムの状況を示すシステムメッ
セージやエラーメッセージをエージェントの動作で出力
することによって、現在の状況がユーザに分かりやすい
という効果がある。
【0109】
【発明の効果】以上のように本発明は、第一の課題に対
して、画像上に表現された情報検索を行なう擬人化され
たエージェントの表現パターンや言動をユーザが示し、
種々のエージェントの中から検索目的に合ったエージェ
ントを選択する方法によって検索方法の指定が行なえ
る。
【0110】ユーザにとって、検索情報の知識がない場
合やインターネットのWWWサーバのように情報源が膨
大である場合に、種々のエージェントの中から自分のそ
の時の目的に最も合うエージェントを選択するという簡
単な方法で、要求に近い情報を得られるという効果があ
る。
【0111】また、熟練度の属性を持つエージェントの
場合は、システムの処理を自分の熟練度に合わせた処理
に簡単に適応させることができるという効果がある。
【0112】第二の課題に対しては、エージェントオブ
ジェクトの行動規則項目のルールの条件部や実行部のス
クリプトを編集することによって、簡単にアニメーショ
ン作成を行なえるという効果がある。また、単純なスケ
ルトンモデルに対して基本イメージをマッピングする処
理を行なうため、スケルトンモデルの中からユーザの好
みや目的に応じて動作パターンを選択するだけで簡単に
アニメーションを作成できるという効果がある。
【0113】また、スケルトンモデルの構造が単純なの
で、変更が容易にできるという効果もある。
【0114】第三の課題に対しては、キャラクターアニ
メーションの服装、動作、言葉使いによって、システム
の状況がどういった状況であるかが、ユーザに分かりや
すくなるという効果がある。また、電子メールのような
通信手段に用いた場合は、相手がどのような状況である
かが分かりやすく、いきいきした状況を伝えるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるエージェント表示
装置の構成図
【図2】本発明の実施の形態1によるエージェントオブ
ジェクトのデータを示す概念図
【図3】本発明の実施の形態1によるエージェントオブ
ジェクトのデータ構造図
【図4】本発明の実施の形態1によるメッセージデータ
ベースの格納データ例図
【図5】本発明の実施の形態1によるエージェントリス
トの表示例を示す概念図
【図6】本発明の実施の形態1による服装名と専門分野
との対応を示す概念図
【図7】本発明の実施の形態1による服装イメージ上書
き例を示す概念図
【図8】本発明の実施の形態2によるエージェント表示
装置の構成図
【図9】本発明の実施の形態2によるフレーム画像生成
手段の構成図
【図10】本発明の実施の形態2によるスケルトンモデ
ルを示す概念図
【図11】本発明の実施の形態2による感情表現イメー
ジパターンと対応するスキンモデルの例を示す概念図
【図12】本発明の実施の形態2による感情表現イメー
ジパターンと対応するフレーム画像パターンの例を示す
概念図
【図13】本発明の実施の形態2による感情表現イメー
ジパターンの例を示す概念図
【図14】従来のエージェントシステムの構成図
【符号の説明】
1 エージェントオブジェクト記憶領域 2 メッセージ記憶領域 3 フレーム画像記憶領域 4 基本イメージデータベース 5 エージェント処理手段 6 エージェント出力手段 7 服装イメージ設定手段 8 服装イメージデータベース 9 メッセージ設定手段 10 メッセージデータベース 11 フレーム画像生成手段 12 感情表現イメージパターンデータベース 13 エージェントリスト表示選択手段 14 エージェント制御手段 15 エージェントオブジェクト編集手段 100 エージェント表示装置 101 フレーム画像切替え表示手段 111 情報検索手段 112 ディスプレイ 113 スピーカー 114 ネットワーク 700 エージェント表示装置 701 フレーム画像切替え表示手段 702 メッセージ編集手段 703 感情表現イメージパターン編集手段 710 通信コマンド入力手段 711 通信手段 712 ディスプレイ 713 スピーカー 714 マウス 715 キーボード 716 マイク 717 ネットワーク 801 基本イメージ編集手段 802 胴体イメージデータベース 803 肢体イメージデータベース 804 手足イメージデータベース 805 頭イメージデータベース 806 物体イメージデータベース 807 顔イメージデータベース 808 基本イメージ記憶領域 809 イメージマッピング手段 810 頭部回転イメージデータベース 811 感情表現イメージパターン記憶領域 812 スキンモデル記憶領域 813 フレーム画像設定手段 814 スケルトンモデル編集手段 815 スケルトンモデル記憶領域 820 配置手段 821 顔方向設定手段 822 伸縮手段 901 胴体部 902 右腕部 903 左腕部 904 右足部 905 左足部 906 頭部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 擬人化された情報処理プロセスであるエ
    ージェントに関して、エージェントの属性や処理を規定
    するデータであるエージェントオブジェクトを格納する
    エージェントオブジェクト記憶領域と、エージェントの
    出力するメッセージを格納するメッセージ記憶領域と、
    エージェントの画像フレームを格納するフレーム画像記
    憶領域と、エージェントの表示イメージの基本構成画像
    を格納する基本イメージデータベースと、エージェント
    オブジェクトに記述された処理を実行するエージェント
    処理手段と、エージェントの出力を出力装置に送出する
    エージェント出力手段と、複数個のエージェントを表示
    してユーザの選択を受け付けるエージェントリスト表示
    選択手段と、エージェントの表示イメージに服装イメー
    ジを上書きする服装イメージ設定手段と、服装イメージ
    データベースとを有するエージェント表示装置。
  2. 【請求項2】 擬人化された情報処理プロセスであるエ
    ージェントに関して、エージェントの属性や処理を規定
    するデータであるエージェントオブジェクトを格納する
    エージェントオブジェクト記憶領域と、エージェントの
    出力するメッセージを格納するメッセージ記憶領域と、
    エージェントの画像フレームを格納するフレーム画像記
    憶領域と、エージェントの表示イメージの基本構成画像
    を格納する基本イメージデータベースと、エージェント
    オブジェクトに記述された処理を実行するエージェント
    処理手段と、エージェントの出力を出力装置に送出する
    エージェント出力手段と、複数個のエージェントを表示
    してユーザの選択を受け付けるエージェントリスト表示
    選択手段と、エージェントの属性によってメッセージの
    言い回しを変更するメッセージ設定手段と、種々の言い
    回しをするメッセージを格納するメッセージデータベー
    スとを有するエージェント表示装置。
  3. 【請求項3】 メッセージ設定手段とメッセージデータ
    ベースとが、音声による音声メッセージ表現方法設定手
    段と、音声メッセージデータベースとである請求項2記
    載のエージェント表示装置。
  4. 【請求項4】 感情を表現するイメージのスケルトンモ
    デルを格納する感情表現イメージパターンデータベース
    と、スケルトンモデルに基本イメージをマッピングして
    フレーム画像を生成するフレーム画像生成手段とを有す
    る請求項1記載のエージェント表示装置。
  5. 【請求項5】 エージェントの属性によってメッセージ
    の言い回しを変更するメッセージ設定手段と、種々の言
    い回しをするメッセージを格納するメッセージデータベ
    ースとを有する請求項4記載のエージェント表示装置。
  6. 【請求項6】 複数のエージェントを管理するエージェ
    ント制御手段を有する請求項5記載のエージェント表示
    装置。
  7. 【請求項7】 擬人化された情報処理プロセスであるエ
    ージェントに関して、エージェントの属性や処理を規定
    するデータであるエージェントオブジェクトを格納する
    エージェントオブジェクト記憶領域と、エージェントの
    出力するメッセージを格納するメッセージ記憶領域と、
    エージェントの画像フレームを格納するフレーム画像記
    憶領域と、エージェントの表示イメージの基本構成画像
    を格納する基本イメージデータベースと、エージェント
    オブジェクトに記述された処理を実行するエージェント
    処理手段と、エージェントの出力を出力装置に送出する
    エージェント出力手段と、感情を表現するイメージのス
    ケルトンモデルを格納する感情表現イメージパターンデ
    ータベースと、スケルトンモデルに基本イメージをマッ
    ピングしてフレーム画像を生成するフレーム画像生成手
    段とを有するエージェント表示装置。
  8. 【請求項8】 スケルトンモデルを編集する感情表現イ
    メージパターン編集手段と、エージェントオブジェクト
    編集手段とを有する請求項7記載のエージェント表示装
    置。
  9. 【請求項9】 エージェントの出力するメッセージの編
    集を行なうメッセージ編集手段を有する請求項8記載の
    エージェント表示装置。
  10. 【請求項10】 擬人化された情報処理プロセスである
    エージェントに関して、エージェントの属性や処理を規
    定するデータであるエージェントオブジェクトを格納す
    るエージェントオブジェクト記憶領域と、エージェント
    の出力するメッセージを格納するメッセージ記憶領域
    と、エージェントの画像フレームを格納するフレーム画
    像記憶領域と、エージェントの表示イメージの基本構成
    画像を格納する基本イメージデータベースと、エージェ
    ントオブジェクトに記述された処理を実行するエージェ
    ント処理手段と、エージェントの出力を出力装置に送出
    するエージェント出力手段と、エージェントの表示イメ
    ージに服装イメージを上書きする服装イメージ設定手段
    と、服装イメージデータベースと、エージェントの属性
    によってメッセージの言い回しを変更するメッセージ設
    定手段と、種々の言い回しをするメッセージを格納する
    メッセージデータベースと、感情を表現するイメージの
    スケルトンモデルを格納する感情表現イメージパターン
    データベースと、スケルトンモデルに基本イメージをマ
    ッピングしてフレーム画像を生成するフレーム画像生成
    手段と、エージェントオブジェクトを編集するエージェ
    ントオブジェクト編集手段と、ネットワークに接続され
    た通信手段とを有するエージェント表示装置。
  11. 【請求項11】 ネットワークに接続された通信手段
    が、システムの状況を監視するシステム状態監視手段で
    ある請求項10記載のエージェント表示装置。
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