JP2021149619A - 表示制御装置、表示制御方法、およびプログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに、より適切な出力態様で情報を提供することができる表示制御装置、表示制御方法、およびプログラムを提供すること。【解決手段】出力装置にキャラクタの画像を表示させる表示制御装置であって、前記出力装置に、前記キャラクタに関連付けた付随画像を前記キャラクタの画像とともに表示させる設定を受け付ける画像設定部と、前記出力装置に前記キャラクタの画像が前記付随画像がとともに表示される場合における前記キャラクタの動作の設定を受け付ける情報設定部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、表示制御装置、表示制御方法、およびプログラムに関する。
従来、車両の表示装置にキャラクタを表示させ、ユーザと対話を行いながらユーザの要求に応じた運転支援に関する情報や車両の制御、その他のアプリケーション等のサービスを提供する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−335231号公報
近年では、カーシェアリングサービスの拡大により、様々なユーザが車両を利用する場合があるが、対話を行うキャラクタをユーザに合わせて、より適切な出力態様で表示したり、各種の情報を提供することについては考慮されていなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、より適切な出力態様で情報を提供することができる表示制御装置、表示制御方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る表示制御装置、表示制御方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る表示制御装置は、出力装置にキャラクタの画像を表示させる表示制御装置であって、前記出力装置に、前記キャラクタに関連付けた付随画像を前記キャラクタの画像とともに表示させる設定を受け付ける画像設定部と、前記出力装置に前記キャラクタの画像が前記付随画像がとともに表示される場合における前記キャラクタの動作の設定を受け付ける情報設定部と、を備える、表示制御装置である。
(2):上記(1)の態様において、前記情報設定部は、ユーザごとに前記キャラクタの動作の設定を可能とするものである。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記付随画像は、前記キャラクタが装備する装飾品の画像または前記キャラクタとは異なる他のキャラクタの画像のうち一方または双方を含むものである。
(4):上記(1)〜(3)のうち何れか一つの態様において、前記出力装置を使用するユーザを認識する認識部をさらに備え、前記情報設定部は、前記認識部により認識されたユーザが、前記付随画像を表示させる権限を有する場合に、前記出力装置に前記キャラクタの画像が前記付随画像がとともに表示される場合における前記キャラクタの動作の設定を受け付けるものである。
(5):上記(4)の態様において、前記認識部により認識されたユーザが、前記付随画像を表示させる権限を有する場合に、前記キャラクタの動作パターンの設定に関する情報を前記出力装置に出力させる出力制御部を、さらに備えるものである。
(6):上記(1)〜(5)のうち何れか一つの態様において、前記出力装置は、車両に搭載可能な装置であり、前記情報設定部は、前記キャラクタの動作を、前記車両の状態に対応付けて設定可能とするものである。
(7):上記(5)の態様において、前記出力制御部は、前記出力装置に複数のキャラクタの画像を表示させる場合に、それぞれのキャラクタの動作を同期または連携させて前記出力装置に表示させるものである。
(8):本発明の他の態様に係る表示制御方法は、出力装置にキャラクタの画像を表示させる表示制御装置が、前記出力装置に、前記キャラクタに関連付けた付随画像を前記キャラクタの画像とともに表示させる設定を受け付け、前記出力装置に前記キャラクタの画像が前記付随画像がとともに表示される場合における前記キャラクタの動作の設定を受け付ける、表示制御方法である。
(9):本発明の他の態様に係るプログラムは、出力装置にキャラクタの画像を表示させる表示制御装置に、前記出力装置に、前記キャラクタに関連付けた付随画像を前記キャラクタの画像とともに表示させる設定を受け付けさせ、前記出力装置に前記キャラクタの画像が前記付随画像がとともに表示される場合における前記キャラクタの動作の設定を受け付けさせる、プログラムである。
(1)〜(9)の態様によれば、ユーザに、より適切な出力態様で情報を提供することができる。
エージェント装置100を含むエージェントシステム1の構成図である。 第1実施形態に係るエージェント装置100の構成と、車両Mに搭載された機器とを示す図である。 表示・操作装置20の配置例を示す図である。 エージェントサーバ200の構成と、エージェント装置100の構成の一部とを示す図である。 エージェント機能部150の構成例を示す図である。 ユーザ設定情報162の内容の一例を示す図である。 付随画像設定情報164の内容の一例を示す図である。 付随情報関連DB255の内容の一例を示す図である。 エージェント画像に所定の装飾品を着用した態様で表示させる手順を説明するための図である。 第1場面における出力態様の様子を説明するための図である。 第2場面における出力態様の様子を説明するための図である。 第3場面における出力態様の様子を説明するための図である。 第4場面における出力態様の様子を説明するための図である。 第5場面における出力態様の様子を説明するための図である。 第6場面における出力態様の様子を説明するための図である。 第7場面における出力態様の様子を説明するための図である。 第8場面における出力態様の様子を説明するための図である。 画像制御部152および出力制御部158によるエージェントの出力例を一覧形式で示す図である。 エージェント装置100による処理の流れの一例を示すフローチャートである。 エージェント装置100による処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の表示制御装置、表示制御方法、およびプログラムの実施形態について説明する。表示制御装置の一態様であるエージェント装置は、エージェントシステムの一部または全部を実現する装置である。以下では、エージェント装置の一例として、車両(以下、車両M)に搭載され、1種類以上のエージェント機能を備えたエージェント装置について説明する。エージェント機能とは、例えば、車両Mを利用するユーザと対話をしながら、ユーザの発話の中に含まれる要求(コマンド)に基づく各種の情報提供を行ったり、ネットワークサービスを仲介したりする機能である。複数種類のエージェントが実現される場合、複数種類のエージェントはそれぞれに果たす機能、処理手順、制御、出力態様、内容が異なってもよい。また、エージェント機能の中には、車両内の機器(例えば運転制御や車体制御に関わる機器)の制御等を行う機能を有するものがあってよい。
エージェント機能は、例えば、ユーザの音声を認識する音声認識機能(音声をテキスト化する機能)に加え、自然言語処理機能(テキストの構造や意味を理解する機能)、対話管理機能、ネットワークを介して他装置を検索し、或いは自装置が保有する所定のデータベースを検索するネットワーク検索機能等を統合的に利用して実現される。これらの機能の一部または全部は、AI(Artificial Intelligence)技術によって実現されてよい。また、これらの機能を行うための構成の一部(特に、音声認識機能や自然言語処理解釈機能)は、車両Mの車載通信装置または車両Mに持ち込まれた汎用通信装置と通信可能なエージェントサーバ(外部装置の一例)に搭載されてもよい。以下の説明では、構成の一部がエージェントサーバに搭載されており、エージェント装置とエージェントサーバが協働してエージェントシステムを実現することを前提とする。また、エージェント装置とエージェントサーバが協働して仮想的に出現させるサービス提供主体(サービス・エンティティ)をエージェントと称する。エージェント装置100は、出力装置(ディスプレイなど)にエージェントに関連するキャラクタの画像を表示させる。
<全体構成>
図1は、エージェント装置100を含むエージェントシステム1の構成図である。エージェントシステム1は、例えば、エージェント装置100と、エージェントサーバ200とを備える。本発明におけるエージェントは、サービス提供者により実現されるエージェントである。サービス提供者としては、例えば、自動車メーカー、ネットワークサービス事業者、電子商取引事業者、携帯端末の販売者や製造者などが挙げられ、任意の主体(法人、団体、個人等)がエージェントシステム1のサービス提供者となり得る。
エージェント装置100は、ネットワークNWを介してエージェントサーバ200と通信する。ネットワークNWは、例えば、インターネット、セルラー網、Wi−Fi網、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、電話回線、無線基地局などのうち一部または全部を含む。ネットワークNWには、各種ウェブサーバ300が接続されており、エージェントサーバ200またはエージェント装置100は、ネットワークNWを介して各種ウェブサーバ300からウェブページを取得することができる。
エージェント装置100は、例えば、車両Mに搭載可能な装置である。エージェント装置100は、仮想的な主体であるエージェントが、スピーカを用いた音声案内または表示装置を用いた画像表示によって情報提供するサービスをユーザに提供する。エージェント装置100は、例えば、車両Mのユーザと対話を行い、ユーザからの音声をエージェントサーバ200に送信し、エージェントサーバ200から得られた回答を、音声出力や画像表示の形でユーザに提示する。
[車両]
図2は、実施形態に係るエージェント装置100の構成と、車両Mに搭載された機器とを示す図である。車両Mには、例えば、一以上のマイク10と、表示・操作装置20と、スピーカユニット30と、ナビゲーション装置40と、車両機器50と、車載通信装置60と、乗員認識装置80と、エージェント装置100とが搭載される。また、スマートフォンなどの汎用通信装置70が車室内に持ち込まれ、通信装置として使用される場合がある。これらの装置は、CAN(Controller Area Network)通信線等の多重通信線やシリアル通信線、無線通信網等によって互いに接続される。なお、図2に示す構成はあくまで一例であり、構成の一部が省略されてもよいし、更に別の構成が追加されてもよい。表示・操作装置20は、「表示装置」の一例である。また、表示・操作装置20とスピーカユニット30とを組み合わせたものが「出力装置」の一例である。
マイク10は、車室内で発せられた音声を収集する収音部である。表示・操作装置20は、画像を表示すると共に、入力操作を受付可能な装置(或いは装置群)である。表示・操作装置20は、例えば、タッチパネルとして構成されたディスプレイ装置を含む。表示・操作装置20は、更に、HUD(Head Up Display)や機械式の入力装置を含んでもよい。スピーカユニット30は、例えば、車室内の互いに異なる位置に配設された複数のスピーカ(音出力部)を含む。表示・操作装置20は、エージェント装置100とナビゲーション装置40とで共用されてもよい。これらの詳細については後述する。
ナビゲーション装置40は、ナビHMI(Human machine Interface)と、GPS(Global Positioning System)などの位置測位装置と、地図情報を記憶した記憶装置と、経路探索などを行う制御装置(ナビゲーションコントローラ)とを備える。マイク10、表示・操作装置20、およびスピーカユニット30のうち一部または全部がナビHMIとして用いられてもよい。ナビゲーション装置40は、位置測位装置によって特定された車両Mの位置から、ユーザによって入力された目的地まで移動するための経路(ナビ経路)を探索し、経路に沿って車両Mが走行できるように、ナビHMIを用いて案内情報を出力する。経路探索機能は、ネットワークNWを介してアクセス可能なナビゲーションサーバにあってもよい。この場合、ナビゲーション装置40は、ナビゲーションサーバから経路を取得して案内情報を出力する。なお、エージェント装置100は、ナビゲーションコントローラを基盤として構築されてもよく、その場合、ナビゲーションコントローラとエージェント装置100は、ハードウェア上は一体に構成される。
車両機器50は、例えば、エンジンや走行用モータなどの駆動力出力装置、エンジンの始動モータ、ドアロック装置、ドア開閉装置、窓、窓の開閉装置及び窓の開閉制御装置、シート、シート位置の制御装置、ルームミラー及びその角度位置制御装置、車両内外の照明装置及びその制御装置、ワイパーやデフォッガー及びそれぞれの制御装置、方向指示灯及びその制御装置、空調装置、走行距離やタイヤの空気圧の情報や燃料の残量情報などの車両情報装置などを含む。
車載通信装置60は、例えば、セルラー網やWi−Fi網を利用してネットワークNWにアクセス可能な無線通信装置である。
乗員認識装置80は、例えば、着座センサ、車室内カメラ、画像認識装置などを含む。着座センサは座席の下部に設けられた圧力センサ、シートベルトに取り付けられた張力センサなどを含む。車室内カメラは、車室内に設けられたCCD(Charge Coupled Device)カメラやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラである。画像認識装置は、車室内カメラの画像を解析し、座席ごとのユーザの有無、ユーザの顔などを認識して、ユーザの着座位置を認識する。また、乗員認識装置80は、予め登録された顔画像とのマッチング処理を行うことで、画像に含まれる運転席や助手席等に着座するユーザを特定してもよい。
図3は、表示・操作装置20の配置例を示す図である。表示・操作装置20は、例えば、第1ディスプレイ22と、第2ディスプレイ24と、操作スイッチASSY26とを含む。表示・操作装置20は、更に、HUD28を含んでもよい。
車両Mには、例えば、ステアリングホイールSWが設けられた運転席DSと、運転席DSに対して車幅方向(図中−Y方向)に設けられた助手席ASとが存在する。第1ディスプレイ22は、インストルメントパネルにおける運転席DSと助手席ASとの中間辺りから、助手席ASの左端部に対向する位置まで延在する横長形状のディスプレイ装置である。第2ディスプレイ24は、運転席DSと助手席ASとの車幅方向に関する中間あたり、且つ第1ディスプレイの下方に設置されている。例えば、第1ディスプレイ22と第2ディスプレイ24は、共にタッチパネルとして構成され、表示部としてLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)、プラズマディスプレイなどを備えるものである。操作スイッチASSY26は、ダイヤルスイッチやボタン式スイッチなどが集積されたものである。表示・操作装置20は、ユーザによってなされた操作の内容をエージェント装置100に出力する。第1ディスプレイ22または第2ディスプレイ24が表示する内容は、エージェント装置100によって決定されてよい。
[エージェント装置]
図2に戻り、エージェント装置100は、例えば、管理部110と、エージェント機能部150とを備える。管理部110は、例えば、音響処理部112と、設定部116と、音声制御部118とを備える。設定部116は、例えば、画像設定部116Aと、情報設定部116Bとを備える。図2に示すソフトウェア配置は説明のために簡易に示しており、実際には、例えば、エージェント機能部150と車載通信装置60の間に管理部110が介在してもよいように、任意に改変することができる。
エージェント装置100の各構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
管理部110は、OS(Operating System)やミドルウェアなどのプログラムが実行されることで機能する。
音響処理部112は、エージェントを起動させるために、エージェントごとに予め設定されているウエイクアップワードを認識するのに適した状態になるように、入力された音に対して音響処理を行う。
画像設定部116Aは、表示・操作装置20等の出力装置にキャラクタに関連付けた付随画像をキャラクタの画像とともに表示させる設定を受け付ける。具体的には、画像設定部116Aは、エージェント機能部150からの指示に応じて一部のエージェント機能部150の制御により、例えば、車室内でユーザとのコミュニケーションを行う擬人化されたキャラクタの画像(以下、エージェント画像と称する)の設定を受け付け、受け付けたエージェント画像を第1ディスプレイ22等に表示させる。エージェント画像は、例えば、ユーザに対して話しかける態様の画像である。エージェント画像は、例えば、少なくとも観者(ユーザ)によって表情や顔向きが認識される程度の顔画像を含んでよい。例えば、エージェント画像は、顔領域の中に目や鼻に擬したパーツが表されており、顔領域の中のパーツの位置に基づいて表情や顔向きが認識されるものであってよい。また、エージェント画像は、立体的に感じられ、観者によって三次元空間における頭部画像を含むことでエージェントの顔向きが認識されたり、本体(胴体や手足)の画像を含んだりすることで、キャラクタの動作(振る舞い、姿勢、表情等も含む)等が認識されるものであってもよい。また、エージェント画像は、アニメーション画像であってもよい。また、エージェント画像は、動物や植物、昆虫、アニメキャラクター、ゲームキャラクター等の擬人化が可能な各種の物であってもよい。
また、エージェント画像は、キャラクタに関連付けられた付随画像と共に表示されてもよい。付随画像には、例えば、装飾品または他のキャラクタ画像のうち一方または双方が含まれる。装飾品には、例えば、お守りやお札、護符、経文、数珠、鈴、メダイ、ロザリオ、ボンフィン、プラクルワン、像などの宗教用具や、宗教的な模様や絵柄各種装飾品(ネックレス、ペンダント、ブレスレット、指輪、ブローチ、メガネ、サングラス、ピアス、イヤリング、髪飾り、帽子、手袋、ネクタイ、スカーフ、マフラー、かばん、傘、キーホルダなど)が含まれる。また、装飾品には、例えば、キャラクタが着用する洋服(例えば、スーツ、ドレス、水着やスキーウェア)や、武器や防具等が含まれてよい。他のキャラクタ画像には、例えば、車両の同乗者(例えば、運転者以外の乗員)に対応付けられたキャラクタの画像や、子供、友人、恋人、家族等をモチーフにしたキャラクタの画像等が含まれる。画像設定部116Aは、例えば、ユーザごとに付随画像の設定を可能とする。また、付随画像は、エージェントサーバ200や各種ウェブサーバ300によって設定されてもよい。
情報設定部116Bは、表示・操作装置20等の出力装置に、付随画像がキャラクタの画像とともに表示されることに対応付けて出力させる付随時情報の設定を受け付ける。付随時情報は、例えば、付随画像に関連付けられた出力情報(例えば、画像や音声)や出力態様に関する情報である。また、付随時情報には、付随画像が表示される場合のキャラクタの動作に関する情報が含まれてもよい。出力情報には、例えば、ユーザに対してレコメンドするレコメンド情報が含まれる。例えば、情報設定部116Bは、ユーザによる、第1ディスプレイ22にエージェント画像が所定の付随画像とともに表示されることに対応付けて、第1ディスプレイ22、第2ディスプレイ24、スピーカユニット30に含まれるスピーカのうち一部または全部から出力させる付随時情報の設定をマイク10や表示・操作装置20等により受け付ける。また、情報設定部116Bは、付随時情報の設定として、ユーザが付随画像を表示させたり、キャラクタの動作等の出力態様を設定する権限を有するか否かに関する情報を受け付けてもよい。情報設定部116Bは、エージェント装置100を使用するユーザごとに付随時情報(例えば、キャラクタの動作等)の設定を可能とする。また、情報設定部116Bは、例えば、キャラクタの動作等の付随時情報を、車両の状態に対応付けて設定可能としてもよい。これにより、車両の状態が、情報設定部116Bでの設定時に対応付けた状態にある場合に、出力装置から付随時情報を出力させることができる。車両の状態には、例えば、車両Mのユーザ(乗員)の数や、運転席に着座するユーザが誰であるかなどの車室内の状態、車両が停止中、車両が所定時間以上停止中、走行中、所定速度以上で走行中などの車両の走行状態、車両が手動運転で作動中、車両が自動運転で作動中などの車両の作動モードが含まれる。
音声制御部118は、エージェント機能部150からの指示に応じて、スピーカユニット30に含まれるスピーカのうち一部または全部に音声を出力させる。音声制御部118は、複数のスピーカユニット30を用いて、エージェント画像の表示位置に対応する位置にエージェント音声の音像を定位させる制御を行ってもよい。エージェント画像の表示位置に対応する位置とは、例えば、エージェント画像がエージェント音声を喋っているとユーザが感じると予測される位置であり、具体的には、エージェント画像の表示位置付近(例えば、2〜3[cm]以内)の位置である。また、音像が定位するとは、例えば、ユーザの左右の耳に伝達される音の大きさを調節することにより、ユーザが感じる音源の空間的な位置を定めることである。
エージェント機能部150は、管理部110により取得される各種情報に基づいて、エージェントサーバ200と協働してエージェントを出現させ、車両内に存在するユーザの発話に応じて、音声による応答を含むサービスを提供する。例えば、エージェント機能部150は、音響処理部112により処理された音声にウエイクアップワードが含まれている場合に、ウエイクアップワードに対応付けられたエージェントを起動する。また、エージェント機能部150は、サービス提供後にエージェントを終了させる制御等を行う。また、エージェント機能部150は、音響処理部112により処理された音声ストリームをエージェントサーバ200に送信したり、エージェントサーバ200から得られる情報をユーザに提供する。
また、エージェント機能部150には、車両機器50を制御する権限が付与されたものが含まれてよい。また、エージェント機能部150は、汎用通信装置70と連携し、エージェントサーバ200と通信する機能を備えていてもよい。この場合、エージェント機能部150は、例えば、Bluetooth(登録商標)によって汎用通信装置70とペアリングを行い、エージェント機能部150と汎用通信装置70とを接続させる。また、エージェント機能部150は、USB(Universal Serial Bus)などを利用した有線通信によって汎用通信装置70に接続されるようにしてもよい。エージェント機能部150の機能の詳細については、後述する。
[エージェントサーバ]
図4は、エージェントサーバ200の構成と、エージェント装置100の構成の一部とを示す図である。以下、エージェントサーバ200の構成とともにエージェント機能部150等の動作について説明する。ここでは、エージェント装置100からネットワークNWまでの物理的な通信についての説明を省略する。
エージェントサーバ200は、通信部210を備える。通信部210は、例えばNIC(Network Interface Card)などのネットワークインターフェースである。更に、エージェントサーバ200は、例えば、音声認識部220と、自然言語処理部222と、対話管理部224と、ネットワーク検索部226と、応答文生成部228とを備える。これらの構成要素は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
エージェントサーバ200は、記憶部250を備える。記憶部250は、上記の各種記憶装置により実現される。記憶部250には、例えば、パーソナルプロファイル251、辞書DB(データベース)252、知識ベースDB253、応答規則DB254、付随情報関連DB255などのデータやプログラムが格納される。
エージェント装置100において、エージェント機能部150は、音声ストリーム、或いは圧縮や符号化などの処理を行った音声ストリームを、エージェントサーバ200に送信する。また、エージェント機能部150は、ローカル処理(エージェントサーバ200を介さない処理)が可能な音声コマンドを認識した場合は、音声コマンドで要求された処理を行ってよい。ローカル処理が可能な音声コマンドとは、エージェント装置100が備える記憶部(不図示)を参照することで回答可能な音声コマンドであったり、エージェント機能部150の場合は車両機器50を制御する音声コマンド(例えば、空調装置をオンにするコマンドなど)であったりする。従って、エージェント機能部150は、エージェントサーバ200が備える機能の一部を有してもよい。
音声ストリームを取得すると、音声認識部220が音声認識を行ってテキスト化された文字情報を出力し、自然言語処理部222が文字情報に対して辞書DB252を参照しながら意味解釈を行う。辞書DB252は、文字情報に対して抽象化された意味情報が対応付けられたものである。辞書DB252は、同義語や類義語の一覧情報を含んでもよい。音声認識部220の処理と、自然言語処理部222の処理は、段階が明確に分かれるものではなく、自然言語処理部222の処理結果を受けて音声認識部220が認識結果を修正するなど、相互に影響し合って行われてよい。
自然言語処理部222は、例えば、認識結果として、「今日の天気は」、「天気はどうですか」等の意味が認識された場合、標準文字情報「今日の天気」に置き換えたコマンドを生成する。これにより、リクエストの音声に文字揺らぎがあった場合にも要求にあった対話をし易くすることができる。また、自然言語処理部222は、例えば、確率を利用した機械学習処理等の人工知能処理を用いて文字情報の意味を認識したり、認識結果に基づくコマンドを生成したりしてもよい。
対話管理部224は、自然言語処理部222の処理結果(コマンド)に基づいて、パーソナルプロファイル251や知識ベースDB253、応答規則DB254、付随情報関連DB255を参照しながら車両Mのユーザに対する発話の内容を決定する。パーソナルプロファイル251は、ユーザごとに保存されているユーザの個人情報、趣味嗜好、過去の対話の履歴などを含む。知識ベースDB253は、物事の関係性を規定した情報である。応答規則DB254は、コマンドに対してエージェントが行うべき動作(回答や機器制御の内容など)を規定した情報である。付随情報関連DB255には、エージェント画像を所定の付随画像を関連付けて表示させる場合の出力態様に関する情報が格納される。出力態様に関する情報には、例えば、キャラクタ画像や付随画像の表示内容に加え、エージェント画像のキャラクタ等の動作に関する情報が含まれてよい。付随情報関連DB255の詳細については後述する。
また、対話管理部224は、音声ストリームから得られる特徴情報を用いて、パーソナルプロファイル251と照合を行うことで、ユーザを特定してもよい。この場合、パーソナルプロファイル251には、例えば、音声の特徴情報に、個人情報が対応付けられている。音声の特徴情報とは、例えば、声の高さ、イントネーション、リズム(音の高低のパターン)等の喋り方の特徴や、メル周波数ケプストラム係数(Mel Frequency Cepstrum Coefficients)等による特徴量に関する情報である。音声の特徴情報は、例えば、ユーザの初期登録時に所定の単語や文章等をユーザに発声させ、発声させた音声を認識することで得られる情報である。
対話管理部224は、コマンドが、ネットワークNWを介して検索可能な情報を要求するものである場合、ネットワーク検索部226に検索を行わせる。ネットワーク検索部226は、ネットワークNWを介して各種ウェブサーバ300にアクセスし、所望の情報を取得する。「ネットワークNWを介して検索可能な情報」とは、例えば、車両Mの周辺にあるレストランの一般ユーザによる評価結果であったり、その日の車両Mの位置に応じた天気予報であったり、乗車人数に応じたレコメンド情報であったりする。
また、対話管理部224は、エージェント画像や付随画像等の出力態様に応じたレコメンド情報を生成してもよい。レコメンド情報には、画像や映像、音声等の各コンテンツが含まれる。この場合、対話管理部224は、例えば、車両Mからユーザに出力させるエージェント画像の種類や付随画像の種類等に基づいて、付随情報関連DB255を参照し、合致する情報に対応付けられた出力態様情報(例えば、レコメンド情報)を取得してユーザに提供したり、提供する優先順位を他のコンテンツよりも高くしたりする等の制御を行う。レコメンド情報DB256に含まれるレコメンド情報は、予め記憶部250に記憶されていてもよく、ネットワークNWを介して各種ウェブサーバ300から取得されてもよい。
応答文生成部228は、対話管理部224により決定された発話の内容が車両Mのユーザに伝わるように、応答文を生成し、エージェント装置100に送信する。応答文生成部228は、ユーザがパーソナルプロファイルに登録されたユーザであることが特定されている場合に、ユーザの名前を呼んだり、ユーザの話し方に似せた話し方にしたりした応答文を生成してもよい。
エージェント機能部150は、応答文を取得すると、音声合成を行って音声を出力するように音声制御部118に指示する。また、エージェント機能部150は、音声出力に合わせてエージェントの画像を生成し、生成した画像を表示するように管理部110に指示する。また、エージェント機能部150は、エージェントサーバ200からの指示に従い、スピーカユニット30から出力される音量の調整や、車両機器50(例えば、空調機器)に関する機器制御等を行うための機器制御情報を生成し、生成した機器制御情報を車両機器50等に指示する。このようにして、仮想的に出現させたエージェントが車両Mのユーザに応答するエージェント機能および付随画像の表示内容に対応付けられた出力態様によるサービスの提供が実現される。
[エージェント機能部]
次に、エージェント機能部150の詳細について説明する。図5は、エージェント機能部150の構成例を示す図である。エージェント機能部150は、例えば、画像制御部152と、ユーザ認識部154と、エージェント関連情報設定部156と、出力制御部158と、記憶部160とを備える。記憶部160には、例えば、ユーザ設定情報162や、付随画像設定情報164などのデータやプログラムが格納される。ユーザ認識部154は、「認識部」の一例である。
画像制御部152は、音声案内を含むサービスを提供するエージェント画像を表示・操作装置20に表示させる。例えば、画像制御部152は、エージェントが所定の装飾品を装備した状態の画像や、エージェントにペットや他のエージェントを含めた画像を表示・操作装置20に表示させる。
ユーザ認識部154は、出力装置を使用するユーザを認識する。例えば、ユーザ認識部154は、乗員認識装置80により認識されたユーザの動作や口元の動き等に基づいて、表示・操作装置20を操作しているユーザを認識したり、エージェントと対話しているユーザを認識する。また、ユーザ認識部154は、乗員認識装置80により認識されたユーザが、エージェント装置100を使用するユーザとして予め登録されているか、またはエージェント画像に付随画像の設定があるユーザであるか否かを認識する。また、ユーザ認識部154は、出力装置を使用するユーザが、付随画像を表示させたり、キャラクタの動作等の出力態様を設定する権限を有するユーザであるか否かを認識してもよい。
エージェント関連情報設定部156は、ユーザ認識部154により認識されたユーザが、エージェント画像や付随画像の設定、エージェントの動作等を含めた出力態様の設定を行うことができる権限を有する場合に、設定部116と連携してユーザからの各種の設定情報を受け付ける。例えば、エージェント関連情報設定部156は、ユーザ認識部154により認識されたユーザが、付随画像を表示させる権限を有する場合に、情報設定部116Bにより設定されたエージェント画像が付随画像がとともに表示される場合におけるエージェント(キャラクタ)の動作の設定を受け付ける。エージェント関連情報設定部156は、ユーザから受け付けたキャラクタの種類や付随画像の種類、出力態様等の情報をユーザ設定情報162として記憶部160に格納する。
図6は、ユーザ設定情報162の内容の一例を示す図である。ユーザ設定情報162は、ユーザを識別するユーザIDに、エージェントに対応付けられたエージェント画像を識別するエージェントIDと、付随画像情報と、出力態様情報とが対応付けられた情報である。付随画像情報には、例えば、付随画像を識別する付随画像識別IDと、付随画像の具体的な名称が格納されている。出力態様情報には、付随時情報が含まれる。出力態様情報は、例えば、エージェントIDで識別されるエージェント画像の出力態様や、エージェント画像に付随して表示される付随画像の出力態様が格納される。出力態様は、例えば、予め設定またはユーザにより登録された複数の出力パターンの中から何れかを選択することで設定されてもよい。出力パターンには、例えば、エージェント画像のキャラクタの表情や動作(例えば、手を合わせる、手を振る、踊る、歩く)等に関するパターンが含まれる。また、ユーザ設定情報162には、付随画像を表示させるか否かについての条件設定が格納されてもよい。条件設定とは、例えば、「装飾品の画像は他者が乗車しているときには表示させない」、「他者の設定している装飾品の画像を見たくない(表示させない)」、「他者が同乗している場合に、設定している装飾品の画像を見せてもよい(表示させる)」などの、表示の許否に関する条件である。
また、エージェント関連情報設定部156は、ユーザにより設定された付随画像に関する情報を付随画像設定情報164に格納する。図7は、付随画像設定情報164の内容の一例を示す図である。付随画像設定情報164は、付随画像情報に、画像データと、画像を識別する画像IDとが対応付けられた情報である。画像の種類には、例えば、複数のユーザが車両Mに乗車している場合に、所定の装飾品を同時に表示してもよいか否かを識別するための分類情報が含まれてもよい。例えば、同一の団体が提供する装飾品同士は、親和性が高いため、同時に表示されてもよいことから同一の装飾品の種類に設定する。また、装飾品の提供元である宗教団体のそれぞれが本社(本宮、本山)と支社(末社・摂社、末寺)の関係にある場合には、親和性が高いため、同時に表示されてもよいことから同一の装飾品の種類に設定する。また、宗教性のない装飾品は、同時に表示されてもよいことから同一の装飾品の種類に設定する。
なお、単一のユーザが装飾品の種類の異なる複数の装飾品(例えば、神道の装飾品と仏教の装飾品)を同時にエージェント画像に装備した状態の画像を表示させると設定している場合には、装飾品の種類の違いは無視されてよい。
エージェント関連情報設定部156は、ユーザがキャラクタ画像や付随画像を取得した場合に、取得したキャラクタ画像や付随画像に関するユーザ設定情報162や付随画像設定情報164に格納される情報を設定してもよく、画像を取得する前または取得した後に設定してもよい。また、エージェント関連情報設定部156は、ユーザの設定により、既に設定された情報を変更してもよい。また、エージェント関連情報設定部156は、エージェントサーバ200から取得した情報に基づいて、ユーザ設定情報162や付随画像設定情報164を変更してもよい。ユーザ設定情報162や付随画像設定情報164は、エージェントサーバ200の記憶部250に記憶されていてもよい。
出力制御部158は、例えば、ユーザが発生した音声にウエイクアップワードを含む音声が含まれる場合、またはユーザからの問い合わせに対する応答を行う場合に、ユーザ設定情報162や付随画像設定情報164に基づいて、表示・操作装置20に表示させるエージェント画像および付随画像を生成する。また、出力制御部158は、エージェントサーバ200から取得した応答結果や出力態様に基づいて、エージェント画像や付随画像を生成したり、エージェントの音声を生成したり、車両機器に関する制御情報を生成する。
ここで、エージェントサーバ200の対話管理部224は、例えば、ユーザに表示しているエージェント画像と共に表示される付随画像に基づいて、付随情報関連DB255を参照し、ユーザにレコメンドする内容を決定して出力制御部158に出力する。図8は、付随情報関連DB255の内容の一例を示す図である。付随情報関連DB255は、例えば、付随画像情報に、出力情報と、レコメンド内容とが対応付けられた情報である。出力情報には、例えば、所定の装飾品に対応付けられた安全運転に関する情報や、付随画像の表示制御内容に関する情報が含まれる。例えば、所定の装飾品が交通安全の「お守り」である場合、出力情報には運転アドバイスや、神仏からのお告げ、交通運の占いなどが含まれる。また、所定の装飾品が健康に関連する「お守り」や「アクセサリ」である場合、出力情報には食事に関する専門家のアドバイスや、車内でできるストレッチの情報、目的地周辺のおすすめレストランやスーパーマーケットの案内などが含まれる。また、所定の装飾品が宗教的な意味合いの強い装飾品である場合、出力情報には、装飾品の提供元である宗教に基づいた情報(例えば、その宗教の信仰を促すために、僧侶、神職者、聖職者などの宗教上の指導者の発言)が含まれてもよい。
なお、出力情報は、ユーザにより予め登録された誓い(決意や目標など)の内容が反映されてもよい。誓いは、例えば、ユーザにより所定の装飾品の登録や設定変更が行われる際に、併せて登録されるものであり、ユーザによる他の発話と同様に、エージェントサーバ200の音声認識部220および自然言語処理部222により解析される。これにより、応答文生成部228は、付随情報関連DB255から誓いに関連する情報を読み出してエージェント装置100に送信し、エージェントに誓いの内容が反映された出力情報を出力できるようになる。例えば、所定の装飾品が交通安全のお守りであり、ユーザにより誓いとして「無事故無違反」とあらかじめ登録されている場合、出力情報には、車両Mが事故多発地点に接近する前に警告することや、法定速度の案内などが含まれる。
また、出力情報に誓いの内容を反映する条件や、誓いの内容を反映させない条件が併せて設定されてもよい。例えば、個人的な誓いを同乗者に知られたくない場合に、ユーザは、装備時情報の出力条件として、「一人で乗車している場合には、誓いの内容が反映された出力情報とするが、他者が乗車している場合には、誓いの内容は出力情報に反映しない」のような設定を行う。
また、付随画像が洋服等のファッションやヘッドホン等の場合、出力情報には、エージェントに着用または装着させるか否かを示す情報(装備情報)や、付随画像に関連付けられたキャラクタの動作がユーザ等により設定されてよい。例えば、付随画像が登山用のファッションである場合に出力情報としてキャラクタが登山用の洋服を着用して歩く動作が設定されたり、付随画像が海向け用のファッションである場合に出力情報としてキャラクタが海用の装備を着用している場合に泳ぐ動作が設定される。また、付随画像が、ペット等の他のキャラクタである場合、出力情報には、表示態様や出力パターンを示す情報(例えば、キャラクタが並んで表示)や、他のキャラクタの動作を示す情報がユーザ等により設定されてもよい。
レコメンド内容は、付随画像や付随画像の出力情報に関連してユーザに提供するレコメンド情報である。レコメンド情報は、付随時情報が含まれてもよい。レコメンド情報には、例えば、運転に関する情報(例えば、走行ルート、運転支援情報)、付随画像で示される商品(物品)の販売元や監修者である施設、関連性のある場所が含まれる。例えば、所定の付随画像が交通安全のお守り(装飾品の一例)の画像である場合には、そのお守りの提供元である寺社、お守りの提供元である寺社と同一の宗派の寺社がレコメンド内容に含まれる。付随情報関連DB255は、エージェント装置100から得られるユーザの設定情報によって更新されてよい。
図8の例において、XX神社の交通安全のお守りを付随画像として表示させる場合であって、出力情報として「安全支援に関する情報(パターン1)」が選択された場合、対話管理部224は、事故の少ないルートを優先してレコメンドするとともに、提供元である寺社をレコメンドするための応答文を応答文生成部228に生成させる。事故が少ないルートは、例えば、ネットワーク検索部226がネットワークNWを介して交通情報を管理する管理装置等から取得される。また、出力情報として「安全支援に関する情報(パターン2)」が選択された場合、対話管理部224は、運転支援に関する情報をレコメンドするための応答文を応答文生成部228に生成させる。運転支援に関する情報には、例えば、前方車両との車間距離を調整させる情報や、車線の逸脱を抑制させるための情報、車線変更のタイミングを指示する情報等が含まれる。
また、図8の例において、対話管理部224は、付随画像として、海向けのファッション画像をエージェント画像に着用させる場合、対話管理部224は、海に関する音楽をレコメンドしたり、海沿いルートをレコメンドしたり、海鮮料理のレストランをレコメンドするための応答文を応答文生成部228に生成させる。
また、図8の例において、付随画像として、ヘッドホンをエージェント画像に装着させて表示する出力態様が設定された場合、対話管理部224は、音楽に関する情報をレコメンドする。また、対話管理部224は、音楽に関する情報をレコメンドするのに代えて(または加えて)、スピーカユニット30から出力させる音の音量を、エージェント画像がヘッドホンを装着していない場合よりも所定量だけ大きくするといった出力態様に関する情報を、応答文生成部228に生成させてもよい。また、付随画像として、耳栓をエージェント画像に装着させて表示する出力態様が設定された場合、対話管理部224は、スピーカユニット30から出力される音声を小さくする(または音を出力しない)といった出力態様に関する情報を、応答文生成部228に生成させてもよい。
また、対話管理部224は、他のキャラクタが表示されていない場合(自己エージェント画像のみ表示させる場合や、表示させる他のキャラクタの人数や属性(例えば、友人や家族)に応じて、レコメンドする内容を変更してもよい。
出力制御部158は、例えば、所定の付随画像に関連するコンテンツ(レコメンド情報等)を他のコンテンツよりも優先的にユーザに提供する。例えば、出力制御部158は、エージェント画像とともに、付随画像として他のキャラクタの画像を出力装置に表示させる場合に、表示されるキャラクタの数や種類に応じたコンテンツを、他のコンテンツよりも優先してユーザに提供させる。例えば、出力制御部158は、付随画像として、ファミリー(家族)が表示を表示させる場合に、ファミリー向けのレストランや音楽をエージェントサーバ200から取得して表示・操作装置20の表示部に表示させる。また、出力制御部158は、エージェント画像が、付随画像であるアロハシャツを着ている場合に、ハワイアン領域のレストランのレコメンド情報を、他のレコメンド情報よりも優先して表示・操作装置20の表示部に表示させる。これにより、エージェント画像や付随画像の数や種類等の内容に応じて、より適切な出力態様でユーザに情報を提供することができる。
また、出力制御部158は、ユーザが、付随画像を表示させる権限を有するユーザである場合に、出力態様情報等の付随時情報を表示・操作装置20等の出力装置に出力させてもよい。例えば、出力制御部158は、ユーザが交通安全のお守りの画像を表示させる設定をしている場合に、予め設定された安全運転に関する情報(図8の例において、パターン1、パターン2)を出力態様情報または出力情報の候補としてユーザに提示し、提示した出力パターンの候補の中からユーザによる選択を受け付けてもよい。出力パターンには、例えば、キャラクタの動作パターンが含まれてもよい。これにより、ユーザは、付随時情報を容易に設定することができる。
[付随時情報の出力態様]
次に、本実施形態における付随時情報の出力態様について具体的に説明する。図9は、エージェント画像に所定の装飾品を着用した態様で表示させる手順を説明するための図である。例えば、車両Mのユーザは、寺社仏閣で所定の装飾品の現物を購入する。ユーザが購入した装飾品ACには、画像登録用の二次元コードが付随し、ユーザが利用する端末装置T(例えば、スマートフォンやタブレット)や、車両Mの車載カメラを利用して専用のアプリケーションを介して二次元コードを読み取る。その専用のアプリケーションは、二次元コードを読み取ることで取得したVR(Virtual Reality)情報を読み取り、車載に搭載されたエージェント画像A1に仮想的に装飾品画像IMAを装備させることを実現させる。
なお、専用のアプリケーションが、車載カメラ等を用いて所定の装飾品の現物の外観が分かる画像情報を取得して、エージェント画像A1に仮想的に装備させる装飾品画像IMAの画像を生成してもよい。また、ユーザは、端末装置Tを介して各種ウェブサーバ300の提供する画像専用のマーケットサイトにアクセスし、エージェント画像A1に仮想的に装備させることができる装飾品画像IMAの画像の利用権を購入してもよい。以下の説明において、所定の装飾品を表示させる権限を有するユーザとは、上述のように購入や譲渡などにより装飾品画像IMAの表示が許諾されたユーザであり、エージェント装置100の利用設定が登録可能な(または予め登録されている)ユーザのことである。
画像制御部152は、ユーザ認識部154により認識されたエージェント装置100のユーザが、所定の装飾品を表示させる権限を有する場合に、所定の装飾品を装備したエージェント画像を表示・操作装置20に表示させる。出力制御部158は、画像制御部152により所定の装飾品を装備したエージェント画像を表示・操作装置20に表示させる場合に、付随情報関連DB255を参照し、出力情報をユーザに提供する。「所定の装飾品を装備したエージェント画像を表示・操作装置20に表示させる場合」には、既に所定の装飾品を装備したエージェント画像を表示・操作装置20に表示させた状態であることに加え、これから表示を開始しようとしていること(表示・操作装置20に画像表示を開始すると同時に、または画像表示の直前に)出力情報をユーザに提供することを含む。
出力制御部158は、例えば、ユーザが所定の装飾品を表示させる権限を有する場合に、付随時情報をユーザごとに設定の受け付けが可能であり、その設定内容はユーザ設定情報162に格納される。また、出力制御部158は、車両Mの状態(どのユーザが乗車しているか、ユーザが一人か複数人かなど)に対応付けて出力情報を設定することができる。以下、場面ごとの出力態様の様子について具体的に説明する。
[第1場面]
図10は、第1場面における出力態様の様子を説明するための図である。第1場面は、車両Mの運転席DSにユーザUAが一人で乗車している場合において、お守りの付随画像をエージェント画像A1と共にユーザUAに提供する場面を示している。第1場面において、画像制御部152は、ユーザUAが予め設定している通りにエージェント画像A1が付随画像IMAを装備した状態の画像IM1を生成し、生成した画像IM1を表示・操作装置20の表示部に表示させる。また、出力制御部158は、第1場面における出力情報(付随時情報)OP1として、「XX神社の神様のお告げです。」等の音声をスピーカユニット30に出力させる。
[第2場面]
図11は、第2場面における出力態様の様子を説明するための図である。第2場面は、車両Mの運転席DSに着座しているユーザUAと、助手席ASに着座するユーザUBとが乗車していることがユーザ認識部154により認識されている場合において、お守りの付随画像を含む出力情報を、ユーザUAおよびUBに提供する場面を示している。第2場面において、ユーザUAおよびUBは、同一のエージェント画像A1および同一の種類の付随画像IMAを同一の出力パターンで出力すると設定しているものとする。この場合、画像制御部152は、ユーザUAおよびUBが予め表示設定している通りに、単一のエージェント画像A1が付随画像IMAを装備した状態の画像IM1を生成し、生成した画像IM1を表示・操作装置20の表示部に表示させる。また、出力制御部158は、第2場面における出力情報OP1として、第1場面と同様に「XX神社の神様のお告げです。」等の音声をスピーカユニット30に出力させる。
なお、第2場面において「付随画像が同一の種類である」とは、例えば、付随画像識別IDが同じであることである。また、「付随画像が同一の種類である」とは、付随画像がお守り等の装飾品の画像である場合に、装飾品の販売元の宗教団体が同一であることや、装飾品の販売元の宗教や宗派が同一であること、装飾品の目的(例えば、「安全」、「健康」など)が同一であること、装飾品の外観が同一であることが含まれてもよい。また、ユーザUAおよびUBが、それぞれ異なる装飾品を表示すると設定しており、ユーザUAおよびUBのそれぞれが設定した所定の装飾品のいずれにも宗教性がない場合には、画像制御部152は、装飾品の種類が同一であるものとして表示制御を行ってもよい。
なお、ユーザUAとUBとが、異なるエージェント画像、且つ同一の所定の装飾品を出力すると設定していた場合にも、画像制御部152は、第2場面と同様にエージェント画像のそれぞれが所定の装飾品を装備した状態の画像を表示してもよい。また、ユーザUAとUBとが、同一のエージェント画像、且つ同一の種類の所定の装飾品を表示すると設定しており、且つユーザUAとUBがそれぞれ異なる誓いを登録している場合、出力制御部158は、付随時情報として、ユーザUAおよびUBのそれぞれの誓いに基づく出力情報を出力してもよいし、ユーザUAおよびUBのうち、運転席DSに着座するユーザUAの誓いに基づく出力情報を出力してもよいし、誓いに基づく出力情報を出力しないようにしてもよい。例えば、ユーザUAが交通安全に関する誓いを登録しており、ユーザUBが健康に関する誓いを登録している場合に、出力制御部158は、付随情報として、交通安全に関連する出力情報と健康に関連する出力情報の両方を出力する。
[第3場面]
図12は、第3場面における出力態様の様子を説明するための図である。第3場面は、車両Mの運転席DSに着座するユーザUAと、助手席ASに着座するユーザUCとが存在することがユーザ認識部154により認識されている場面である。第3場面において、ユーザUAとUCとは、同一のエージェント画像であって、且つそれぞれが異なるお守り画像を出力すると設定されているものとする。この場合、画像制御部152は、エージェント画像A1がお守りの画像を装備していない状態の画像IM2を生成し、生成した画像を表示・操作装置20の表示部に表示させる。これは、ユーザUAが設定しているお守り画像と、ユーザUCの設定しているお守り画像とが付随画像設定情報164において異なる装飾品の種類に属するためである。このように、エージェント装置100は、異なる装飾品の場合に、それぞれの装飾品を表示させないように制御することで、ユーザUAおよびUCが、自らが想定していない他の宗教の装飾品の画像を目にすることで不快に感じる可能性を低減させることができる。
また、第3場面において、出力制御部158は、それぞれの装飾品とは関連しない出力情報OP2を生成して、スピーカユニット30に出力させる。図12の例では、「安全運転を心だけましょう。」という音声が出力されている。これにより、エージェント装置100は、ユーザUAおよびUCが、自らが想定していない他の宗教的な発言を耳にすることで不快に感じたり、出力情報OP2の提供後の車両MでのユーザUAおよびUBのお互いの雰囲気が悪くなる可能性を低減させたりすることができる。
[第4場面]
図13は、第4場面における出力態様の様子を説明するための図である。第4場面は、車両Mの運転席DSに着座するユーザUAと、助手席ASに着座するユーザUDとが存在することがユーザ認識部154により認識されている場面である。第4場面では、ユーザUAとUDとが、それぞれ異なるエージェント画像A1および画像A2を出力すると設定しており、ユーザUAは所定の装飾品を表示する設定をしているが、ユーザUDは所定の装飾品を表示する設定をしていない場合、画像制御部152は、第4場面において、エージェント画像A1およびエージェント画像A2が所定の装飾品を装備していない状態の画像IM3を生成し、生成した画像IM3を表示・操作装置20の表示部に表示させる。また、出力制御部158は、所定の装飾品とは関連しない出力情報OP2をスピーカユニット30に出力させる。
これにより、エージェント装置100は、ユーザUAおよびユーザUDが、自らが想定していない他の宗教の装飾品を目にすることで不快に感じる可能性を低減させることができる。また、エージェント装置100は、ユーザUAおよびユーザUDが、自らが想定していない他の宗教的な発言を耳にすることで不快に感じたり、出力情報OP2の提供後の車両Mでの雰囲気を悪くしたりする可能性を低減させることができる。
なお、ユーザUAおよびユーザUDが、他のユーザが他の宗教の装飾品を表示してもよいと許可している場合には、画像制御部152は、エージェント画像A1およびエージェント画像A2にそれぞれ所定の装飾品を装備させた画像を表示してもよい。
[第5場面]
図14は、第5場面における出力態様の様子を説明するための図である。第5場面は、エージェント画像が付随画像とともに表示させる場合に、エージェント画像に所定の動作を実行させる場面を示す図である。例えば、車両Mの運転席DSに着座するユーザUAが存在することがユーザ認識部154により認識されている場合、車両Mの運転席DSにユーザUAが一人で乗車している場合において、お守りの付随画像をエージェント画像A1と共にユーザUAに提供する場面を示している。第5場面において、画像制御部152は、ユーザUAが予め設定している通りに、エージェント画像A1が付随画像IMAを装備した状態の画像IM4を生成し、生成した付随画像IM4を表示・操作装置20の表示部に表示させる。ここで、ユーザUAが付随時情報としてエージェント画像A1のキャラクタが手を合わせる動作を設定していた場合に、画像制御部152は、エージェント画像A1のキャラクタが手を合わせる動作を行う画像を生成する。付随画像IM4は、アニメーション画像でもよい。また、出力制御部158は、第1場面における出力情報OP1として、「XX神社の神様のお告げです。」等の音声を出力する。これにより、エージェント画像ともに表示される付随画像に応じて、エージェント画像に所定の動作を行わせることができるため、ユーザに、エージェントを親しみ易くさせることができる。
[第6場面]
図15は、第6場面における出力態様の様子を説明するための図である。第6場面は、上述した第5場面と比較すると、運転席DSに着座するユーザが、ユーザUAではなくユーザUEである点で相違する。この場合、画像制御部152は、ユーザ認識部154により認識されているユーザUEが認識された場合に、ユーザUEが予め設定している通りに、エージェント画像A1が付随画像IMAを装備した状態の画像IM5を生成し、生成した画像IM5を表示・操作装置20の表示部に表示させる。ここで、ユーザUEが付随時情報としてエージェント画像A1のキャラクタにお辞儀をさせる動作を設定していた場合に、画像制御部152は、エージェント画像A1のキャラクタがお辞儀を行う画像を生成する。画像IM5は、エージェント画像A1のキャラクタがお辞儀を行うアニメーション画像でもよい。
第5場面および第6場面に示すように、ユーザごとに設定された付随時情報として動作を設定することで、ユーザごとにエージェントに適切な動作を実行させることができる。
また、出力制御部158は、ユーザ認識部154により複数のユーザが認識された場合であって、それぞれのユーザが異なる動作を設定している場合に、キャラクタに動作をさせないように制御してもよい。また、出力制御部158は、それぞれのユーザが共通または関連性の高い動作を設定している場合に、それぞれのキャラクタの動きを同期または連携させて表示させてもよい。例えば、出力制御部158は、複数のキャラクタが一緒に手を振ったり、歩く動作を行わせたり、お互いのキャラクタが握手をしたり、交互にジャンプするといった動作を行わせてもよい。このように、キャラクタ同士が同期または連携して動作させることで、ユーザ同士の親交が深まるように支援することができる。
[第7場面]
図16は、第7場面における出力態様の様子を説明するための図である。第7場面は、エージェントに関連付けられた付随時情報に応じて、ユーザにレコメンドする場面を示している。第7場面では、車両Mの運転席にユーザUAが着座しているものとする。画像制御部152は、ユーザ認識部154により認識されているユーザUAが認識された場合に、ユーザUAが予め設定している通りに、エージェント画像A1が海向けのファッションを着用した画像IM6を表示させる。ここで、出力制御部158は、エージェントサーバ200から海に関するレコメンド情報を取得し、取得したレコメンド情報を他のレコメンド情報よりも優先してユーザに出力する。
図16の例において、ユーザUAが目的地までの走行ルートをエージェントに問い合わせた場合に、問い合わせ結果として得られた経路のうち、エージェント画像が海向けのファッションをしているため、海沿いを走行するルートを優先的に表示させる。また、出力制御部158は、第7場面における出力情報OP3として、「海沿いのルートを走行します。」等の音声を出力する。図7場面によれば、ユーザが設定した付随画像に対応付けられたレコメンド情報を他のレコメンド情報よりも優先してユーザに提供することができる。
[第8場面]
図17は、第8場面における出力態様の様子を説明するための図である。第8場面は、ユーザ認識部154により認識されたユーザが複数人である場合にレコメンド情報を出力する場面を示している。図17の例では、図13と同様に運転席DSにユーザUAが着座し、助手席ASにユーザUDが着座しているものとする。この場合、画像制御部152は、それぞれのユーザUA、UDに対応するエージェント画像A1、A2を表示させると共に、エージェントが二人表示されている場合のレコメンド情報として、二人で楽しめる観光スポット等をレコメンドする。また、出力制御部158は、第8場面における出力情報OP4として、「二人で楽しめる観光スポットを紹介します。」等の音声を出力する。
これにより、車両Mの乗車しているユーザや、表示されているキャラクタ画像に応じて、より適切なレコメンド情報を優先的にユーザに提供することができる。この結果、より適切な情報をユーザに提供することができる。
図18は、画像制御部152および出力制御部158によるエージェント画像の出力例を一覧形式で示す図である。図18に示す情報は、例えば、画像制御部152および出力制御部158による制御時に用いられる。図18の例では、エージェントが同一であるか否かを示す情報、装飾品のグループを示す情報、他者の装飾品を表示するか否かを示す情報に、出力イメージが対応付けられている。例えば、ユーザ認識部154により認識されたユーザが複数人であって、表示するエージェント画像が同一であり、且つ所定の装飾品の種類が同一である場合(図18に示すNo.1の場合)、画像制御部152は、エージェント画像A1が所定の装飾品画像IMAを装備した画像を表示・操作装置20に表示させる。なお、ユーザ認識部154により認識されたユーザが一人であって、所定の装飾品を表示すると設定されている場合も同様に、エージェント画像A1が所定の装飾品画像IMAを装備した画像を生成し、生成した画像を表示・操作装置20に表示させる。このとき、出力制御部158は、装備に関する付随時情報をエージェントに提供させる。
また、ユーザ認識部154により認識されたユーザが複数人であって、表示するエージェント画像が同一であり、且つ所定の装飾品の種類が同一でない場合であり、ユーザの少なくとも一人が他者の装飾品画像の表示を不許可とする設定をしている場合(図18に示すNo.2の場合)、画像制御部152は、エージェント画像A1が所定の装飾品画像IMAを装備していない画像を表示・操作装置20に表示させる。このとき、出力制御部158は、付随時情報をエージェントにサービスとして提供させない。
また、ユーザ認識部154により認識されたユーザが複数人であって、表示するエージェント画像が同一であり、且つ所定の装飾品の種類が同一でない場合であり、ユーザの全員が他者の装飾品画像の表示を許可する設定をしている場合(図18に示すNo.3の場合)、画像制御部152は、エージェント画像A1がそれぞれのユーザが設定した所定の装飾品画像IMAを重ね付けした画像を表示・操作装置20に表示させる。このとき、出力制御部158は、所定の装飾品のそれぞれに関連する出力情報をエージェントにサービスとして提供させてもよいし、いずれかのユーザの設定した装備時情報のみをサービスとして提供させてもよいし、装備時情報を提供させなくてもよい。
一方、ユーザ認識部154により認識されたユーザが複数人であって、表示するエージェント画像が異なり、且つ所定の装飾品の種類が同一である場合(図18に示すNo.4の場合)、画像制御部152は、エージェント画像A1とエージェント画像A2のそれぞれが所定の装飾品画像IMAを装備した画像を表示・操作装置20に表示させる。このとき、出力制御部158は、所定の装飾品のそれぞれに関連する出力情報をエージェントにサービスとして提供させてもよいし、いずれかのユーザの設定した装備時情報のみをサービスとして提供させてもよいし、装備時情報を提供させなくてもよい。
また、ユーザ認識部154により認識されたユーザが複数人であって、表示するエージェント画像が異なり、且つ所定の装飾品の種類が同一でない場合であり、ユーザの少なくとも一人が他者の装飾品画像の表示を不許可とする設定をしている場合(図18に示すNo.5の場合)、画像制御部152は、エージェント画像A1およびエージェント画像A2が所定の装飾品画像IMAを装備していない画像を表示・操作装置20に表示させる。このとき、出力制御部158は、装備時情報をエージェントにサービスとして提供させない。
また、ユーザ認識部154により認識されたユーザが複数人であって、表示するエージェント画像が異なり、且つユーザの全員が他者の装飾品画像の表示を許可する設定をしており、一方のエージェントは所定の装飾品を装備する設定であり、他方のエージェントは装飾品を装備しない設定である場合(図18に示すNo.6の場合)、画像制御部152は、エージェント画像A1がユーザにより設定された所定の装飾品画像IMAを装備し、エージェント画像A2は装飾品を装備していない画像を表示・操作装置20に表示させる。このとき、出力制御部158は、装備時情報をエージェントにサービスとして提供させてもよいし、装備時情報を提供させなくてもよい。
また、ユーザ認識部154により認識されたユーザが複数人であって、表示するエージェント画像が異なり、且つユーザの全員が他者の装飾品画像の表示を許可する設定をしており、それぞれのエージェント画像は異なる所定の装飾品を装備する設定である場合(図18に示すNo.7の場合)、画像制御部152は、エージェント画像A1およびエージェント画像A2がユーザにより設定されたそれぞれ異なる所定の装飾品画像IMAを装備した画像を表示・操作装置20に表示させる。このとき、出力制御部158は、所定の装飾品のそれぞれに関連する出力情報をエージェントにサービスとして提供させてもよいし、いずれかのユーザの設定した装備時情報のみをサービスとして提供させてもよいし、装備時情報を提供させなくてもよい。
なお、出力例の一覧形式には、図18に示す情報に加えて、装飾品以外の付属画像のグループや表示を許可するか否かの情報に対応付けた出力イメージが含まれていてもよい。また、図18に示すに示す出力イメージには、エージェントの動作に関する情報(例えば、手を合わせる、お辞儀をする、手を振る、踊る、歩く等)が含まれていてもよい。
[処理フロー]
次に、エージェント装置100における処理の流れについて説明する。なお、以下では、ユーザによるエージェントや付随画像の設定を受け付ける設定処理と、設定された情報とに基づいて、エージェントの表示制御処理とに分けて説明する。
図19は、エージェント装置100による設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図19に示す処理フローは、例えば、車両Mにユーザが乗車する前や、ユーザが所定の装飾品を購入したタイミングなどに行われる。
まず、エージェント装置100は、ユーザによる表示エージェントの設定を受け付ける
(ステップS100)。次に、エージェント関連情報設定部156は、表示・操作装置20に表示するエージェントの画像と併せて表示する付随情報の登録を受け付ける(ステップS102)。付随情報には、例えば、購入した装飾品や洋服等の物品の登録や、登録した物品に関する付随画像が含まれる。また、付随情報には、ユーザの誓いに関する情報が併せて登録されてもよい。次に、出力制御部158は、付随情報関連DB255を参照して出力情報、出力態様等の付随時情報の候補を提示し(ステップS104)、ユーザによる付随時情報の選択を受け付け、ユーザ設定情報162や付随情報関連DB255に反映する(ステップS106)。これにより、本フローチャートの処理は、終了する。
図20は、エージェント装置100による表示制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図20に示す処理フローは、例えば、エージェント機能部150によりエージェント画像を表示してサービスを提供している最中や、エージェント画像の表示を開始するタイミング、乗員認識装置80により新たなユーザが認識されたタイミングに行われる。以下では、付随画像の一例として装飾品の画像を用いて説明する。
まず、ユーザ認識部154は、乗員認識装置80により認識されたユーザのユーザ設定情報162を呼び出す(ステップS200)。次に、ユーザ認識部154は、認識されたユーザが一人か否かを判定する(ステップS202)。ユーザが一人であると判定された場合、画像制御部152は、ユーザ設定情報162に格納されたユーザの事前設定に応じて、エージェント画像が所定の装飾品を装備した画像の表示を開始し、出力制御部158は、出力情報の設定に基づく情報提供を行う(ステップS204)。ステップS204の処理において、出力制御部158は、エージェント画像とともに表示される装飾品画像に応じて、エージェントに所定の動作を行わせたり、装飾品画像に応じたレコメンド情報を優先的に出力する制御を行ってもよい。
また、ステップS202の処理において、認識されたユーザが一人ではない(複数人である)と判定された場合、画像制御部152は、認識されたユーザのそれぞれが設定している装飾品の種類が同一であるか否かを判定する(ステップS206)。なお、ステップS206の処理において、「装飾品が同一である」とは、装飾品が完全に一致することや、装飾品の種類が同一(または類似)であることが含まれてもよい。また、ステップS206の処理において、少なくとも一方の装飾品の宗教性がない場合には「装飾品が同一」と判定されてもよい。
ステップS206の処理において、同一の装飾品であると判定された場合、画像制御部152は、装飾品を装備したエージェント画像を表示すると決定する(ステップS208)。ステップS206の処理において、同一の種類の装飾品でないと判定された場合、画像制御部152は、ユーザ設定情報162等を参照し、ユーザが装飾品画像の表示を許容しているか否かを判定する(ステップS210)。「表示を許容する」とは、ユーザ設定情報162の出力態様情報において、何らかの出力パターンで付随画像を表示させると設定されている場合を示す。表示を許容する場合、画像制御部152は、ステップS208に処理を進める。表示を許容しない場合、画像制御部152は、装飾品を装備していないエージェント画像を表示すると決定する(ステップS212)。
ステップS208またはステップS212の処理の後、画像制御部152は、同一のエージェントを表示するか否かを判定する(ステップS214)。同一のエージェント画像を表示すると判定した場合、画像制御部152は、単一のエージェント画像を表示・操作装置20に表示すると決定する(ステップS216)。ステップS214において異なるエージェント画像を表示すると判定した場合、画像制御部152は、複数のエージェント画像を表示・操作装置20に表示すると決定する(ステップS218)。ステップS216またはステップS218の処理の後、画像制御部152は、ステップS204に処理を進める。以上、本フローチャートの処理の説明を終了する。
上記説明した実施形態のエージェント装置100によれば、ユーザに、より適切な出力態様で情報を提供することができる。また、本実施形態によれば、エージェント画像に装飾品を付すことでエージェント画像の動作内容を、ユーザが、装飾品ごとに設定することができる。また、エージェント画像が装飾品を装備した状態の画像を表示させることができる。これによりユーザに、仮想的にお守りなどの装飾品を携行させることができる。また、これによりユーザは、装飾品を携行し忘れたり、車両に装飾品を置き忘れたりするといった煩わしさから解放される。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
10 マイク
20 表示・操作装置
30 スピーカユニット
40 ナビゲーション装置
50 車両機器
60 車載通信装置
70 汎用通信装置
80 乗員認識装置
100 エージェント装置
110 管理部
112 音響処理部
114 表示制御部
116 設定部
116A 画像設定部
116B 情報設定部
118 音声制御部
150 エージェント機能部
152 画像制御部
154 ユーザ認識部
156 エージェント関連情報設定部
158 出力制御部
160、250 記憶部
200 エージェントサーバ
220 音声認識部
222 自然言語処理部
224 対話管理部
226 ネットワーク検索部
228 応答文生成部

Claims (9)

  1. 出力装置にキャラクタの画像を表示させる表示制御装置であって、
    前記出力装置に、前記キャラクタに関連付けた付随画像を前記キャラクタの画像とともに表示させる設定を受け付ける画像設定部と、
    前記出力装置に前記キャラクタの画像が前記付随画像がとともに表示される場合における前記キャラクタの動作の設定を受け付ける情報設定部と、
    を備える、表示制御装置。
  2. 前記情報設定部は、ユーザごとに前記キャラクタの動作の設定を可能とする、
    請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記付随画像は、前記キャラクタが装備する装飾品の画像または前記キャラクタとは異なる他のキャラクタの画像のうち一方または双方を含む、
    請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記出力装置を使用するユーザを認識する認識部をさらに備え、
    前記情報設定部は、前記認識部により認識されたユーザが、前記付随画像を表示させる権限を有する場合に、前記出力装置に前記キャラクタの画像が前記付随画像がとともに表示される場合における前記キャラクタの動作の設定を受け付ける、
    請求項1から3のうち何れか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記認識部により認識されたユーザが、前記付随画像を表示させる権限を有する場合に、前記キャラクタの動作パターンの設定に関する情報を前記出力装置に出力させる出力制御部を、さらに備える、
    請求項4に記載の表示制御装置。
  6. 前記出力装置は、車両に搭載可能な装置であり、
    前記情報設定部は、前記キャラクタの動作を、前記車両の状態に対応付けて設定可能とする、
    請求項1から5のうち何れか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記出力制御部は、前記出力装置に複数のキャラクタの画像を表示させる場合に、それぞれのキャラクタの動作を同期または連携させて前記出力装置に表示させる、
    請求項5に記載の表示制御装置。
  8. 出力装置にキャラクタの画像を表示させる表示制御装置が、
    前記出力装置に、前記キャラクタに関連付けた付随画像を前記キャラクタの画像とともに表示させる設定を受け付け、
    前記出力装置に前記キャラクタの画像が前記付随画像がとともに表示される場合における前記キャラクタの動作の設定を受け付ける、
    表示制御方法。
  9. 出力装置にキャラクタの画像を表示させる表示制御装置に、
    前記出力装置に、前記キャラクタに関連付けた付随画像を前記キャラクタの画像とともに表示させる設定を受け付けさせ、
    前記出力装置に前記キャラクタの画像が前記付随画像がとともに表示される場合における前記キャラクタの動作の設定を受け付けさせる、
    プログラム。
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