JPH09151821A - 燃料移送装置 - Google Patents
燃料移送装置Info
- Publication number
- JPH09151821A JPH09151821A JP31248595A JP31248595A JPH09151821A JP H09151821 A JPH09151821 A JP H09151821A JP 31248595 A JP31248595 A JP 31248595A JP 31248595 A JP31248595 A JP 31248595A JP H09151821 A JPH09151821 A JP H09151821A
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- Japan
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- relay
- fuel tank
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- switch
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】副燃料タンク内の燃料量が所定以上あり主燃料
タンク内の燃料量が所定以下のときのみ、副燃料タンク
から主燃料タンクに燃料を移送させる電気回路を備えた
燃料移送装置において、使用するリレーの数をできるだ
け少なくすることにより故障発生の可能性を減らして信
頼性を向上させる。 【解決手段】エンジンへの燃料供給管及び燃料戻し管を
有する主燃料タンクの燃料量が所定値以下になったこと
を主液面レベルスイッチにより検出し且つ副燃料タンク
の燃料量が所定値以上であることを副液面レベルスイッ
チにより検出したとき常開型燃料ポンプスイッチが手動
操作されていればこの状態を第1及び第2のリレーによ
り保持し且つ燃料ポンプを駆動して該副燃料タンクから
該主燃料タンクに燃料を移送させる。
タンク内の燃料量が所定以下のときのみ、副燃料タンク
から主燃料タンクに燃料を移送させる電気回路を備えた
燃料移送装置において、使用するリレーの数をできるだ
け少なくすることにより故障発生の可能性を減らして信
頼性を向上させる。 【解決手段】エンジンへの燃料供給管及び燃料戻し管を
有する主燃料タンクの燃料量が所定値以下になったこと
を主液面レベルスイッチにより検出し且つ副燃料タンク
の燃料量が所定値以上であることを副液面レベルスイッ
チにより検出したとき常開型燃料ポンプスイッチが手動
操作されていればこの状態を第1及び第2のリレーによ
り保持し且つ燃料ポンプを駆動して該副燃料タンクから
該主燃料タンクに燃料を移送させる。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は燃料移送装置に関
し、特に燃料タンクが主タンクと副タンクとで構成され
副タンクからポンプを介して主タンクに燃料を移送させ
る燃料移送装置に関するものである。
し、特に燃料タンクが主タンクと副タンクとで構成され
副タンクからポンプを介して主タンクに燃料を移送させ
る燃料移送装置に関するものである。
【0001】
【従来の技術】図2は従来より知られている燃料移送装
置の電気回路構成例を示したもので、これは例えば量産
の小型バスに使用されているものである。
置の電気回路構成例を示したもので、これは例えば量産
の小型バスに使用されているものである。
【0002】図において、1はバッテリであり、ヒュー
ズ2,3を介してキースイッチ4の固定側接点に接続さ
れており、このキースイッチ4をON位置まで回すと、
バッテリ1の電圧はキースイッチ4からヒューズ5を介
してリレー7のコイル7aに与えられる。
ズ2,3を介してキースイッチ4の固定側接点に接続さ
れており、このキースイッチ4をON位置まで回すと、
バッテリ1の電圧はキースイッチ4からヒューズ5を介
してリレー7のコイル7aに与えられる。
【0003】コイル7aが励磁されると、リレー7の常
開接点7bが閉じてバッテリ1の電圧をヒューズ2,6
を介して互いに並列接続されたリレー21のコイル21
a及びリレー22のコイル22aに共通に与える。
開接点7bが閉じてバッテリ1の電圧をヒューズ2,6
を介して互いに並列接続されたリレー21のコイル21
a及びリレー22のコイル22aに共通に与える。
【0004】このとき、コイル21aは常開型燃料ポン
プスイッチ8と主燃料タンク11に設けられた液面レベ
ルスイッチ12とに直列接続されており、コイル21a
が励磁されるのは、オペレータ(運転者)が燃料ポンプ
スイッチ8を手動操作してONにし且つ液面レベルスイ
ッチ12がONになるときである。
プスイッチ8と主燃料タンク11に設けられた液面レベ
ルスイッチ12とに直列接続されており、コイル21a
が励磁されるのは、オペレータ(運転者)が燃料ポンプ
スイッチ8を手動操作してONにし且つ液面レベルスイ
ッチ12がONになるときである。
【0005】ここで、この液面レベルスイッチ12は主
燃料タンク11において点線で示したレベルより燃料の
液面レベルが高くなる場合にはOFFとなり、このレベ
ルより低くなった場合にはONとなるものであるので、
主燃料タンク11の燃料の液面がこの点線で示される所
定のレベル以下となったときには副燃料タンク13から
の燃料移送を受けるために液面レベルスイッチ12はO
Nとなる。
燃料タンク11において点線で示したレベルより燃料の
液面レベルが高くなる場合にはOFFとなり、このレベ
ルより低くなった場合にはONとなるものであるので、
主燃料タンク11の燃料の液面がこの点線で示される所
定のレベル以下となったときには副燃料タンク13から
の燃料移送を受けるために液面レベルスイッチ12はO
Nとなる。
【0006】液面レベルスイッチ12がONとなると、
コイル21a,22aは共に励磁されるので、それぞれ
に組み合わされた常開接点21b,22bは閉じる。
コイル21a,22aは共に励磁されるので、それぞれ
に組み合わされた常開接点21b,22bは閉じる。
【0007】これにより、燃料ポンプスイッチ8からオ
ペレータが手を離してもリレー21のコイル21aは励
磁状態が維持されるのでリレー21は自己保持すること
になる。
ペレータが手を離してもリレー21のコイル21aは励
磁状態が維持されるのでリレー21は自己保持すること
になる。
【0008】また、リレー22においてもその接点22
bが閉じるので、リレー23におけるコイル23aが励
磁されるのは副燃料タンク13に設けた液面レベルスイ
ッチ14がONとなるときである。
bが閉じるので、リレー23におけるコイル23aが励
磁されるのは副燃料タンク13に設けた液面レベルスイ
ッチ14がONとなるときである。
【0009】この副燃料タンク13における液面レベル
スイッチ14は液面レベルスイッチ12の場合と今度は
丁度逆の動作を呈するものであり、副燃料タンク13に
おいて点線で示した所定のレベルより燃料の液面レベル
が高いときにはONとなり、この液面レベルより以下の
場合にはOFFとなる。
スイッチ14は液面レベルスイッチ12の場合と今度は
丁度逆の動作を呈するものであり、副燃料タンク13に
おいて点線で示した所定のレベルより燃料の液面レベル
が高いときにはONとなり、この液面レベルより以下の
場合にはOFFとなる。
【0010】したがって、副燃料タンク13の燃料量が
その所定レベルより液面レベルが高いときのみONとな
ってリレー23のコイル23aを励磁することになる。
その所定レベルより液面レベルが高いときのみONとな
ってリレー23のコイル23aを励磁することになる。
【0011】コイル23aが励磁されるとその常開接点
23bが閉じるので、燃料ポンプ15が作動することと
なり、この燃料ポンプ15の吸引力により副燃料タンク
13から主燃料タンク11へ設けられた配管16を介し
て燃料が移送されることになる。
23bが閉じるので、燃料ポンプ15が作動することと
なり、この燃料ポンプ15の吸引力により副燃料タンク
13から主燃料タンク11へ設けられた配管16を介し
て燃料が移送されることになる。
【0012】このようにして、主燃料タンク11の液面
レベルが下がってきたとき、副燃料タンクに充分な燃料
があるときには燃料が自動的に副燃料タンクから主燃料
タンクに補給されることになる。
レベルが下がってきたとき、副燃料タンクに充分な燃料
があるときには燃料が自動的に副燃料タンクから主燃料
タンクに補給されることになる。
【0013】なお、図において17はエンジンからの燃
料戻し管を示し、18はエンジンへの燃料供給用吸込管
を示し、そして19は燃料計器(図示せず)の計測用セ
ンサをそれぞれ示しており、オペレータは計測用センサ
19によって指示された燃料計器を目視して燃料量が不
足して来ていると判断した時(随時)に上記の燃料ポン
プスイッチ8を押すことになる。
料戻し管を示し、18はエンジンへの燃料供給用吸込管
を示し、そして19は燃料計器(図示せず)の計測用セ
ンサをそれぞれ示しており、オペレータは計測用センサ
19によって指示された燃料計器を目視して燃料量が不
足して来ていると判断した時(随時)に上記の燃料ポン
プスイッチ8を押すことになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の燃料
移送装置における電気回路構成では、次のような問題点
があった。
移送装置における電気回路構成では、次のような問題点
があった。
【0015】(1)4個のリレーを使用するため、リレ
ーの使用数に比例して故障発生の可能率が高くなり、ま
た、電気的故障時の修理においても複数のリレーを個別
に点検する手間がかかり修理に要するマンパワーと時間
が大きくなる。
ーの使用数に比例して故障発生の可能率が高くなり、ま
た、電気的故障時の修理においても複数のリレーを個別
に点検する手間がかかり修理に要するマンパワーと時間
が大きくなる。
【0016】(2)4個のリレーとそのソケットを設置
する場所とスペースを確保するために設置環境空間の制
限と点検のし易さ等の制約から設計に手間がかかってし
まう。
する場所とスペースを確保するために設置環境空間の制
限と点検のし易さ等の制約から設計に手間がかかってし
まう。
【0017】(3)リレーの使用数が多いことによりコ
ストも比例して増加してしまう。
ストも比例して増加してしまう。
【0018】したがって本発明は、副燃料タンク内の燃
料量が所定以上あり主燃料タンク内の燃料量が所定以下
のときのみ、副燃料タンクから主燃料タンクに燃料を移
送させる電気回路を備えた燃料移送装置において、使用
するリレーの数をできるだけ少なくすることにより故障
発生の可能性を減らして信頼性を向上させることを目的
とする。
料量が所定以上あり主燃料タンク内の燃料量が所定以下
のときのみ、副燃料タンクから主燃料タンクに燃料を移
送させる電気回路を備えた燃料移送装置において、使用
するリレーの数をできるだけ少なくすることにより故障
発生の可能性を減らして信頼性を向上させることを目的
とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る燃料移送装置は、エンジンへの燃料供
給管及び燃料戻し管を有する主燃料タンクの燃料量が所
定値以下になったことを主液面レベルスイッチにより検
出し且つ副燃料タンクの燃料量が所定値以上であること
を副液面レベルスイッチにより検出したとき燃料ポンプ
により該副燃料タンクから該主燃料タンクに燃料を移送
させる装置において、キースイッチがON操作されたと
きに励磁される第1のリレーと、該第1のリレーの常開
接点と常開型燃料ポンプスイッチと該主液面レベルスイ
ッチと直列回路を形成するコイルを有する第2のリレー
と、該第2のリレーの常開接点に接続されて形成される
直列回路が該燃料ポンプスイッチと並列回路を形成して
おり該第2のリレーを自己保持させる逆流阻止手段と、
を備え、該第2のリレーの常開接点に該燃料ポンプが直
列接続され、該主液面レベルスイッチが該副液面レベル
スイッチと直列接続されていることを特徴としている。
め、本発明に係る燃料移送装置は、エンジンへの燃料供
給管及び燃料戻し管を有する主燃料タンクの燃料量が所
定値以下になったことを主液面レベルスイッチにより検
出し且つ副燃料タンクの燃料量が所定値以上であること
を副液面レベルスイッチにより検出したとき燃料ポンプ
により該副燃料タンクから該主燃料タンクに燃料を移送
させる装置において、キースイッチがON操作されたと
きに励磁される第1のリレーと、該第1のリレーの常開
接点と常開型燃料ポンプスイッチと該主液面レベルスイ
ッチと直列回路を形成するコイルを有する第2のリレー
と、該第2のリレーの常開接点に接続されて形成される
直列回路が該燃料ポンプスイッチと並列回路を形成して
おり該第2のリレーを自己保持させる逆流阻止手段と、
を備え、該第2のリレーの常開接点に該燃料ポンプが直
列接続され、該主液面レベルスイッチが該副液面レベル
スイッチと直列接続されていることを特徴としている。
【0020】すなわち、本発明では、キースイッチがO
N操作されたときに第1のリレーが励磁され、この第1
のリレーが励磁されることによりその常開接点が閉じる
ので、このときに燃料ポンプスイッチが手動操作されて
いれば、第2のリレーのコイルは主燃料タンクの主液面
レベルスイッチ並びにこの主液面レベルスイッチと直列
接続された副燃料タンクにおける副液面レベルスイッチ
が共にONとなることを条件として励磁されることとな
る。
N操作されたときに第1のリレーが励磁され、この第1
のリレーが励磁されることによりその常開接点が閉じる
ので、このときに燃料ポンプスイッチが手動操作されて
いれば、第2のリレーのコイルは主燃料タンクの主液面
レベルスイッチ並びにこの主液面レベルスイッチと直列
接続された副燃料タンクにおける副液面レベルスイッチ
が共にONとなることを条件として励磁されることとな
る。
【0021】いま、主燃料タンクの燃料の液面レベルが
所定値以上であるときには主燃料タンクに燃料を補給す
る必要はないので主液面レベルスイッチはOFFのまま
であるから副液面レベルスイッチの状態に関わらず第2
のリレーのコイルは励磁されない。
所定値以上であるときには主燃料タンクに燃料を補給す
る必要はないので主液面レベルスイッチはOFFのまま
であるから副液面レベルスイッチの状態に関わらず第2
のリレーのコイルは励磁されない。
【0022】一方、主燃料タンクの燃料の液面レベルが
所定値以下であるときには主燃料タンクに燃料を補給す
る必要があるので主液面レベルスイッチはONとなる
が、このときに副燃料タンクの燃料の液面レベルが所定
値以下で副液面レベルスイッチがOFFとなっていると
きには第2のリレーのコイルは励磁されないが、副燃料
タンクの燃料の液面レベルが所定値以上で補給できる燃
料量の余裕があり副液面レベルスイッチがONとなって
いるときには第2のリレーのコイルは励磁されることに
なる。
所定値以下であるときには主燃料タンクに燃料を補給す
る必要があるので主液面レベルスイッチはONとなる
が、このときに副燃料タンクの燃料の液面レベルが所定
値以下で副液面レベルスイッチがOFFとなっていると
きには第2のリレーのコイルは励磁されないが、副燃料
タンクの燃料の液面レベルが所定値以上で補給できる燃
料量の余裕があり副液面レベルスイッチがONとなって
いるときには第2のリレーのコイルは励磁されることに
なる。
【0023】第2のリレーのコイルが励磁されると、そ
の常開接点が閉じるが、この常開接点は逆流阻止手段と
直列接続され、且つこの直列回路が燃料ポンプスイッチ
と並列接続されているので、燃料ポンプスイッチを離し
ても第2のリレーの励磁状態は自己保持されることとな
る。
の常開接点が閉じるが、この常開接点は逆流阻止手段と
直列接続され、且つこの直列回路が燃料ポンプスイッチ
と並列接続されているので、燃料ポンプスイッチを離し
ても第2のリレーの励磁状態は自己保持されることとな
る。
【0024】そして、第2のリレーの接点は燃料ポンプ
に直列接続されているので、燃料ポンプは第1及び第2
のリレーの接点から与えられる電圧により駆動され、以
て副燃料タンクから主燃料タンクへ燃料が補給されるこ
とになる。
に直列接続されているので、燃料ポンプは第1及び第2
のリレーの接点から与えられる電圧により駆動され、以
て副燃料タンクから主燃料タンクへ燃料が補給されるこ
とになる。
【0025】このように本発明では、2個のリレーによ
り燃料移送を実現している。
り燃料移送を実現している。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る燃料移送装置
の電気回路構成例を示したもので、この実施例では図2
に示した従来例と比較してリレーの数を4個から2個に
減らしている点が異なっている。
の電気回路構成例を示したもので、この実施例では図2
に示した従来例と比較してリレーの数を4個から2個に
減らしている点が異なっている。
【0027】すなわち、第1のリレーとしてのリレー7
の接点7bは常開型燃料ポンプスイッチ8と第2のリレ
ーとしてのリレー9の接点9bとに接続されており、燃
料ポンプスイッチ8はさらにリレー9のコイル9aと逆
流阻止手段としてのダイオード10のカソードとに接続
されている。
の接点7bは常開型燃料ポンプスイッチ8と第2のリレ
ーとしてのリレー9の接点9bとに接続されており、燃
料ポンプスイッチ8はさらにリレー9のコイル9aと逆
流阻止手段としてのダイオード10のカソードとに接続
されている。
【0028】リレー9のコイル9aは主燃料タンク11
における(主)液面レベルスイッチ12に接続されてお
り、ダイオード10のアノードはリレー9の接点9bと
燃料ポンプ15に接続されている。
における(主)液面レベルスイッチ12に接続されてお
り、ダイオード10のアノードはリレー9の接点9bと
燃料ポンプ15に接続されている。
【0029】また、液面レベルスイッチ12は副燃料タ
ンク13における(副)液面レベルスイッチ14と直列
接続て接地電位につながっている。
ンク13における(副)液面レベルスイッチ14と直列
接続て接地電位につながっている。
【0030】以上の点が異なっており、その他の構成は
図2の従来例と同様である。
図2の従来例と同様である。
【0031】このような実施例の動作においては、図2
の従来例と同様にキースイッチ4をON位置に回すこと
により、リレー7のコイル7aが励磁され、常開接点7
bが閉じることになる。
の従来例と同様にキースイッチ4をON位置に回すこと
により、リレー7のコイル7aが励磁され、常開接点7
bが閉じることになる。
【0032】このとき、オペレータが計測用センサ19
によって指示された燃料計器を見て燃料量が不足してい
ると判断して燃料ポンプスイッチ8を押したとすると、
バッテリ1の電圧は接点7bと燃料ポンプスイッチ8と
を介してリレー9のコイル9aに与えられるが、このと
き、上述したように主燃料タンク11における燃料量が
点線で示す所定位置より少なくなっているときには液面
レベルスイッチ12がONとなり、さらに副燃料タンク
13における燃料の液面が点線で示す所定位置より多く
なっており補給できる燃料量の余裕があるときには液面
レベルスイッチ14もONとなるので、このような条件
のときだけリレー9のコイル9aは励磁されることにな
る。
によって指示された燃料計器を見て燃料量が不足してい
ると判断して燃料ポンプスイッチ8を押したとすると、
バッテリ1の電圧は接点7bと燃料ポンプスイッチ8と
を介してリレー9のコイル9aに与えられるが、このと
き、上述したように主燃料タンク11における燃料量が
点線で示す所定位置より少なくなっているときには液面
レベルスイッチ12がONとなり、さらに副燃料タンク
13における燃料の液面が点線で示す所定位置より多く
なっており補給できる燃料量の余裕があるときには液面
レベルスイッチ14もONとなるので、このような条件
のときだけリレー9のコイル9aは励磁されることにな
る。
【0033】コイル9aが励磁されるとその接点9bが
閉じることとなり、バッテリ1の電圧は接点7b,9b
及びダイオード10を介してコイル9aに与えられるの
で、燃料ポンプスイッチ8を離してもリレー9は自己保
持することになる。
閉じることとなり、バッテリ1の電圧は接点7b,9b
及びダイオード10を介してコイル9aに与えられるの
で、燃料ポンプスイッチ8を離してもリレー9は自己保
持することになる。
【0034】そして、ダイオード10のアノードに与え
られたバッテリ1の電圧は燃料ポンプ15にも与えられ
ることとなり、図2の従来例と同様に燃料ポンプ15が
駆動されてその吸引力により副燃料タンク13における
燃料は配管16を経由して主燃料タンク11に移送され
ることとなる。
られたバッテリ1の電圧は燃料ポンプ15にも与えられ
ることとなり、図2の従来例と同様に燃料ポンプ15が
駆動されてその吸引力により副燃料タンク13における
燃料は配管16を経由して主燃料タンク11に移送され
ることとなる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る燃料移
送装置によれば、エンジンへの燃料供給管及び燃料戻し
管を有する主燃料タンクの燃料量が所定値以下になった
ことを主液面レベルスイッチにより検出し且つ副燃料タ
ンクの燃料量が所定値以上であることを副液面レベルス
イッチにより検出したとき常開型燃料ポンプスイッチが
手動操作されていればこの状態を第1及び第2のリレー
により保持し且つ燃料ポンプを駆動して該副燃料タンク
から該主燃料タンクに燃料を移送させるように構成した
ので、従来例と同一の機能を維持したまま2つのリレー
により実現できることとなり燃料ポンプが作動できなく
なる故障発生率を少なくすることができ以て信頼性が向
上することとなる。
送装置によれば、エンジンへの燃料供給管及び燃料戻し
管を有する主燃料タンクの燃料量が所定値以下になった
ことを主液面レベルスイッチにより検出し且つ副燃料タ
ンクの燃料量が所定値以上であることを副液面レベルス
イッチにより検出したとき常開型燃料ポンプスイッチが
手動操作されていればこの状態を第1及び第2のリレー
により保持し且つ燃料ポンプを駆動して該副燃料タンク
から該主燃料タンクに燃料を移送させるように構成した
ので、従来例と同一の機能を維持したまま2つのリレー
により実現できることとなり燃料ポンプが作動できなく
なる故障発生率を少なくすることができ以て信頼性が向
上することとなる。
【0036】また、リレーを設置する場所とスペースの
確保が容易となり、設計上のマンパワーも従来より逓減
するとともに、これに比例してコストも逓減されること
となる。
確保が容易となり、設計上のマンパワーも従来より逓減
するとともに、これに比例してコストも逓減されること
となる。
【図1】本発明に係る燃料移送装置の電気回路構成例を
示したブロック図である。
示したブロック図である。
【図2】従来の燃料移送装置の電気回路構成例を示した
ブロック図である。
ブロック図である。
1 バッテリ 4 キースイッチ 7 第1のリレー 8 燃料ポンプスイッチ 9 第2のリレー 10 ダイオード 11 主燃料タンク 12,14 液面レベルスイッチ 13 副燃料タンク 15 燃料ポンプ 16 移送配管 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンへの燃料供給管及び燃料戻し管を
有する主燃料タンクの燃料量が所定値以下になったこと
を主液面レベルスイッチにより検出し且つ副燃料タンク
の燃料量が所定値以上であることを副液面レベルスイッ
チにより検出したとき燃料ポンプにより該副燃料タンク
から該主燃料タンクに燃料を移送させる装置において、 キースイッチがON操作されたときに励磁される第1の
リレーと、該第1のリレーの常開接点と常開型燃料ポン
プスイッチと該主液面レベルスイッチと直列回路を形成
するコイルを有する第2のリレーと、該第2のリレーの
常開接点に接続されて形成される直列回路が該燃料ポン
プスイッチと並列回路を形成しており該第2のリレーを
自己保持させる逆流阻止手段と、を備え、 該第2のリレーの常開接点に該燃料ポンプが直列接続さ
れ、該主液面レベルスイッチが該副液面レベルスイッチ
と直列接続されていることを特徴とした燃料移送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31248595A JP3473226B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 燃料移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31248595A JP3473226B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 燃料移送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09151821A true JPH09151821A (ja) | 1997-06-10 |
JP3473226B2 JP3473226B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=18029784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31248595A Expired - Fee Related JP3473226B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 燃料移送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3473226B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100971143B1 (ko) * | 2008-07-28 | 2010-07-20 | 경남정보대학산학협력단 | 중장비의 연료이송펌프 자동제어장치 |
JP2010242546A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Isuzu Motors Ltd | 燃料供給装置 |
JP2014169635A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Isuzu Motors Ltd | 内燃機関とその燃料供給方法 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP31248595A patent/JP3473226B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100971143B1 (ko) * | 2008-07-28 | 2010-07-20 | 경남정보대학산학협력단 | 중장비의 연료이송펌프 자동제어장치 |
JP2010242546A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Isuzu Motors Ltd | 燃料供給装置 |
JP2014169635A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Isuzu Motors Ltd | 内燃機関とその燃料供給方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3473226B2 (ja) | 2003-12-02 |
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