JPH09150902A - ごみを収集するための容器 - Google Patents

ごみを収集するための容器

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JPH09150902A
JPH09150902A JP8166584A JP16658496A JPH09150902A JP H09150902 A JPH09150902 A JP H09150902A JP 8166584 A JP8166584 A JP 8166584A JP 16658496 A JP16658496 A JP 16658496A JP H09150902 A JPH09150902 A JP H09150902A
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JP
Japan
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container
flaps
container according
rear wall
front wall
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JP8166584A
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English (en)
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Jean-Pierre Serrault
ピエール セロール ジャン
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Original Assignee
Plastic Omnium SE
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Publication date
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Priority claimed from FR9603413A external-priority patent/FR2746379B1/fr
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65F—GATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F1/00—Refuse receptacles; Accessories therefor
    • B65F1/02—Refuse receptacles; Accessories therefor without removable inserts
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65F—GATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F1/00—Refuse receptacles; Accessories therefor
    • B65F1/12—Refuse receptacles; Accessories therefor with devices facilitating emptying
    • B65F1/122—Features allowing the receptacle to be lifted and subsequently tipped by associated means on a vehicle
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65F—GATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F1/00—Refuse receptacles; Accessories therefor
    • B65F1/14—Other constructional features; Accessories
    • B65F1/1468—Means for facilitating the transport of the receptacle, e.g. wheels, rolls
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65F—GATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F2220/00—Properties of refuse receptacles
    • B65F2220/106—Collapsible
    • B65F2220/1063—Collapsible foldable

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ごみを収集するためのホイール付きかんのよう
な容器を提供することを目的とする。 【解決手段】 後壁部（３´）、前壁部（２´）、前壁
部および後壁部を連結する２つの側壁部（４´）、およ
び底壁部（１３´）を備えたごみ収集用の容器（１
´）。２つの側壁部は変形可能であり、折り畳んで前壁
部および後壁部を近づき寄せることができ、底壁部は前
壁部または後壁部に枢着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はごみを収集するためのホ
イール付きかんのような容器に関する。
【０００２】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】転動用
のホイールを後部分に備え、且つ除去車両により上昇さ
せたり、傾動したり空にしたりするためのフック留め手
段を前壁部に備えた概ね平行六面体形状の包囲体を構成
する後壁部、前壁部、側壁部、および底壁部を有してい
る容器が知られている。
【０００３】
【課題を解決する手段】本発明は２つの側壁部が変形可
能であり、折り畳んで前壁部および後壁部を近づき寄せ
ることができ、底壁部が前壁部または後壁部に枢着され
ていることを特徴とする新規な容器に関する。かくし
て、本発明による容器の大きさは、空であるとき、公知
の非折り畳み式容器の大きさより小さく、かくして充填
待機中の容器の保管を容易にする。容器が充填待機中で
ある間、容器用の保管空間の欠如に因り容器に収集可能
にごみを残すことがこれまでにできず、かくしてごみを
歩道に積み上げていた大量のごみの発生者、特に、花
屋、魚屋および薬局のような店は、現在、本発明による
折り畳み式容器を使用することができる。本発明の好適
な実施例では、各側壁部は一方の縁部により互いに関節
接合され、且つ反対縁部により後壁部または前壁部に関
節接合された２つのフラップを有している。有利には、
容器はまた、容器を広開位置に保持するための少なくと
も１つの要素を有している。
【０００４】本発明の好適な実施例では、容器は各々が
上記側パネルのうちの１つと関連した２つの保持要素を
有しており、各保持要素は、これらの２つのフラップに
係合してこれらを各々が他方に対して延びる広開位置に
保持する係止位置と、フラップを折り畳む上昇位置との
間で、側パネルの２つのフラップの幾何学的関節運動軸
線に沿って変位可能であるように設けられている。有利
には、保持要素のうちの少なくとも一方は、容器を折り
畳むと、前壁部および後壁部に嵌合して容器をこの状態
に保持するように成形されている。有利には、各保持要
素には、取っ手が設けられている。かくして、広開位置
にある容器の保持要素を有利に使用して、使用者が、例
えば側壁部のフラップ間に指を挟むことによって、容器
を折り畳んだり広開したりするのを助け、この操作中、
汚れたり損傷したりする恐れが無い。また、保持要素は
操作が特に信頼でき、容器が受ける厳しい利用条件と適
合できる。引用される好適な実施例では、各保持要素は
有利には、２つの関連フラップを互いに対して延びるよ
うに保持するために２つの関連フラップの上縁部に係合
することができる細長いボディを有している。この細長
いボディは有利には、容器を折り畳み状態に保つために
後壁部および前壁部の上縁部に係合することができる下
方に突出するタブを長さ方向端部に有している。
【０００５】有利には、各保持要素は弾性戻し手段によ
りその係止位置へ戻される。有利には、各保持要素は関
連フラップのうちの少なくとも一方により摺動案内され
るロッドに接合されており、このロッドは好ましくは２
つのフラップを連結する関節運動シャフトの延長部であ
る。この場合、弾性戻し手段は好ましくは２つのフラッ
プの関節運動シャフトの延長部に位置決めされたばねよ
りなる。このばねは有利には、互いに摺り込むことがで
き、保持要素のロッドと、フラップのうちの一方とに接
合されている下部分および上部分を有するハウジングに
収容されており、上記ばねは圧縮で作動して上記部分を
押し離す。本発明の他の特定の実施例では、容器は、前
壁部または後壁部の一方の上部分に関節接合され、他方
の後壁部または前壁部と係合して前壁部および後壁部を
近づき合うのを防ぎ且つ容器を広開状態に係止すること
ができるフレームよりなる少なくとも１つの保持要素を
有している。有利には、このフレームは一端が後壁部に
関節接合され、反対端部が前壁部に接合されたクリップ
にスナップ嵌めすることができる。本発明の他の特定の
実施例では、容器は、一端が前壁部または後壁部に関節
接合され、且つ側壁部のうちの少なくとも一方のフラッ
プの頂部に係合してこれらのフラップを広開位置に保持
することができる少なくとも１つの保持要素を有してい
る。有利には、この保持要素は、一端が前壁部または後
壁部に関節接合され、且つ各側壁部の２つのフラップの
頂部に嵌合してこれらのフラップを広開位置に保持する
ことができるフレームよりなる。
【０００６】好ましくは、底壁部には、容器の外側から
作動可能であるペダルのような制御要素が設けられてお
り、上記制御要素により、前壁部および後壁部を近づき
寄せる前に底壁部を上昇させることができる。更に好ま
しくは、前壁部および後壁部のうちの少なくとも一方に
は、下部分にホイールが設けられている。本発明の特定
の一実施例では、底壁部は、上記ホイールを連結し、且
つ上記後壁部により支持された軸に枢着されている。変
形例として、前壁部および後壁部の両方には、スイベル
ホイールが設けられている。更に好ましくは、前壁部お
よび後壁部のうちの少なくとも一方には、収集者により
容器を上昇させたり、傾動したり、空にしたりするため
のフック留め手段が設けられている。このフック留め手
段は有利には、前壁部を前方に伸ばし、且つ下方に開放
した凹部を構成するすリムよりなる。更に好ましくは、
後壁部には、取っ手と、この取っ手に枢着され、容器を
閉じるための蓋とが設けられている。
【０００７】
【実施例】図１〜図３に示す容器１は剛性プラスチック
製の前壁部２および後壁部３を有している。これらの壁
部２、３は概ね平らで、且つ平行であり、同じ幅および
高さを持ち且つ、垂直方向に配向された長い側部を持つ
実質的に矩形の形状を有している。互いに反対側で延び
る前壁部２および後壁部３の長い側部は、各々が２つの
フラップ４ａ、４ｂで構成された側パネル４により連結
されている。各フラップ４ａ、４ｂは垂直方向に配向さ
れた長い側部を持つ実質的に矩形の形状を有している。
所定の側パネル４のフラップ４ａ、４ｂは長手方向縁部
により関節接合で互いに連結されており、且つ両長手方
向縁部によりそれぞれ後壁部３および前壁部２に関節接
合で連結されている。フラップ４ａ、４ｂは関節部５に
より前壁部２および後壁部３に関節接合されており、関
節部５はフラップおよび関連した前壁部または後壁部の
重合わせ通路における実質的にフラップの全高さにわた
って延びている金属シャフト５ａを有している。
【０００８】前壁部２は、前方に突出し、且つ容器１を
廃棄物処分車両のアームまたは上昇バーに公知な方法で
フック留めするための下方に開放した凹部７を構成する
リム６をその上縁部に有している。後壁部３はその下端
部に容器１を転動させるための一組のホイールを備えて
いる。このホイール組は、後壁部３を水平方向に横切
り、前壁部２と実質的に平行である軸１０に設けられた
２つのホイール９よりなる。後壁部３は頂部に公知な方
法で斜め後方に延びる取っ手１１を備えている。取っ手
１１には、蓋１２が、後壁部３の外面と対向して静止す
る開位置と、前壁部２の上縁部に静止する広開状態にあ
る容器の閉位置との間に回動可能に設けられている。容
器１は軸１０に枢着された底壁部１３を有している。こ
の底壁部１３はホイール９間で容器の背後に突出してい
るペダル１４と一体であり、このペダル１４により、使
用者は容器１を折り畳む前に底壁部１３を上昇させるこ
とができる。容器１が広開状態のとき、底壁部１３は後
壁部３の関節接合端部１３ｂと反対側で前壁部２の肩部
１５上のその端部１３ａに静止している。
【０００９】上記実施例では、この肩部１５は図１およ
び図３に示すように前壁部２の下縁部に嵌合された賦形
体１６の内側縁部で構成されている。容器１は通常、ホ
イール９と、賦形体１６の底部および／または前壁部２
の下縁部とにより地面に静止する。変更例として、容器
１には、前壁部２の下部分に枢着され、容器１の転動を
容易にするようになっている図示しないキャスターを前
部に設けられている。好ましくは、前壁部２および後壁
部３、フラップ４ａ、４ｂおよび底壁部１３は押出／ブ
ロー成形または射出により高密度ポリエチレンから注型
される。容器１には、これを広開位置に保持することが
できる保持要素１７、１８が設けられており、この場
合、各側パネルのフラップ４ａ、４ｂが互いの延長部を
構成する。より詳細には、図１〜図３の実施例では、各
保持要素１７または１８は、互いに延びる広開位置で２
つのフラップを保持するように両フラップに係合する係
止位置と、フラップを折り畳む上昇位置との間で２つの
対応フラップ４ａ、４ｂの幾何学的関節運動軸線の方向
に沿って変位可能に設けられた側パネル４と関連されて
いる。
【００１０】各保持要素１７、１８は、図４に詳細に示
すように、底部が開放していて、フラップ４ａ、４ｂの
上部に嵌合してそれらを互いに延びる広開位置に保持す
るように成形されている細長いボディ１９を有してい
る。細長いボディ１９上には、使用者が保持要素１７ま
たは１８を上方に引き上げるための取っ手２０が設けら
れており、また細長いボディ１９から、図５、図６およ
び図７に示す摺動可能に案内されるロッド２１が下方に
延びている。各保持要素１７、１８は弾性戻し手段によ
り下方に引き下げられる。上記実施例では、この弾性戻
し手段は押すことにより作動するばね２２で構成されて
いる。詳細には、ばね２２は互いに摺り込むことができ
る２つの同軸の円筒形部分２３、２４間に軸方向に介在
されており、図８および図９では、これらの円筒形部分
は側面図で別々に示されている。部分２３はフラップの
うちの一方と一体である円筒体２５の内側に形成された
円筒形空間の内側に設けられるようになっており、上記
円筒体２５は図４に示されている。
【００１１】部分２４はばね２２を装着すると、部分２
３にスナップ嵌めし、部分２３は内側部分２４を限定移
動距離にわたって下方に摺動可能に案内する溝を２つの
直径方向両側の長さ方向の溝を内側に有している。部分
２４は溝２６にスナップ嵌めすることができる２つの弾
性舌部２７をその上部分に有し、且つ２つの他の弾性舌
部２８をその下部分に有しており、これらの弾性舌部２
８はロッド２１の下端部に構成された環状絞り部２９に
係合することができる突出部を内側に有している。ロッ
ド２１には、これを細長いボディ１９の開口部３２にス
ナップ嵌めする弾性舌部３０がその上端部に設けられて
いる。側パネル４の２つのフラップ４ａ、４ｂを組付け
るには、シャフト３１を図１に示すようにフラップ４
ａ、４ｂの重なり通路に係合させる。上記シャフト３１
はそれらの下縁部からフラップ４ａ、４ｂの高さのほん
の一部にわたって延びている。図４に示す特定の例で
は、フラップ４ａ、４ｂはそれらの上部分に４つの円筒
体を有しており、これらの円筒体には、図４に示すよう
にロッド２１および部分２３を受け入れるために重ねら
れた通路が軸方向に横切っており、下方の円筒体は上記
円筒体２５に対応する。弾性舌部３０がスナップ嵌めす
るまで、ロッド２１を頂部から細長いボディ１９の開口
部３２に挿入される。ばね２２を装着した後、部分２４
を部分２３にスナップ嵌めし、次いで組立体を底部に導
入して円筒体２５の内側に設けられた空間に係止する。
次いで、環状絞り部２９が部分２４にスナップ嵌めする
まで、保持要素１７または１８を対応するロッド２１と
共に頂部から４つの重ねられた円筒体に挿入する。部分
２４はばね２２により押圧され、ロッド２１を下方に戻
す。
【００１２】図４に示すように、細長いボディ１９は、
図２に示すように容器を折り畳み状態に保つように前壁
部２および後壁部３の外側上縁部に静止することができ
る下方に突出するタブ３３をその長さ方向端部に有して
いる。細長いボディ１９はその側壁部を連結する図示し
ない内部の補強横壁部を有するのがよく、この場合、細
長いボディ１９がフラップ４ａ、４ｂの上縁部を覆うと
きにこれらの横壁部を受け入れてこれらを広開位置に保
持するようになっている切欠きがフラップ４ａ、４ｂの
上縁部に設けられている。以上に指摘したように、容器
が広開状態にあるとき、充填したり空にしたりするため
に、保持要素１７、１８がフラップ４ａ、４ｂの上縁部
および側パネル４の各々を把持してこれらのパネルを互
いの延長部として保持する。保持要素１７、１８はこの
係止位置にばね２２の作用により保持される。容器１を
折り畳むには、使用者は、タブ３３がフラップ４ａ、４
ｂの上方になるまで保持要素１７、１８を上昇させ、次
いで使用者はペダルを押すことによって底部１３を傾動
させる。次いで、使用者は必要なら、保持要素１７、１
８の助成により前壁部２および後壁部３を近づき寄せ
る。フラップ４ａ、４ｂは容器１が図２に示すように完
全に折り畳まれるまで容器１の内側に向けて回動する。
次いで、フラップ４ａ、４ｂは互いに且つ前壁部２およ
び後壁部３に静止する。前壁部２および後壁部３の外側
上縁部間の距離が細長いボディ１９の長さ方向両端部の
タブ３３を離す距離より小さくなると、保持要素１７、
１８は前壁部および後壁部に自動的に係合して容器を折
り畳み状態に保持する。保持要素１７、１８はばね２２
により容器のこの係止位置へ戻される。
【００１３】容器を広げるには、使用者は保持要素１
７、１８を上昇させてタブを解放し、次いで保持要素１
７、１８を押し離して側パネル４を広げ易くする。図１
１は本発明の第２実施例による容器４０を示している。
この容器４０は保持要素１７、１８を容器４０の後壁部
４３と一体の取っ手４２に一端が枢着されたフレーム４
１と交換したことによる保持要素１７、１８の不在によ
り先の容器と異なる。容器は前壁部４４と、各々が互い
に関節接合された２つのフラップ４５ａ、４５ｂで構成
された２つの側パネル４５と、上記容器１のものと同様
な図示しない傾動底部とを有している。フレーム４１は
フラップを互いの延長部として保持するために各側パネ
ル４５に嵌合するように成形されている。フレーム４１
の側部分４６は広開位置で側パネル４５の上縁部に嵌合
するように成形されており、また図１３に横断面で示す
ように、底部で開放した概ねＵ字計の断面を有してい
る。フレーム４１には、リム４７が前部に設けられてお
り、このリム４７は、側パネル４５に嵌合されると、ご
み収集車の上昇要素Ｐの導入を可能にする下方に開放し
た凹部を前壁部４４に作る。
【００１４】前壁部４は下方に突出するリブ４８を有し
ており、このリブ４８は図１４に破線で示す上記要素Ｐ
用のストッパとして機能するようになっている。収集車
により容器をひっくり返す前に、収集車におけるプレー
トＶがフレーム４１の頂部に接近するか、或いは接触し
てフレーム４１を回動しないようにし、且つ容器を広開
状態に保持する。容器を折り畳むには、使用者はフレー
ム４１を上昇させ、そして後壁部４３の外面に向かい合
って延びるまで後方に回動させる。図１４は本発明の第
３実施例による容器５０を示している。この容器５０
は、フレーム４１を、一端が後パネル４３に関節接合さ
れ、他端部が前壁部４４と一体のクリップ５２と係合す
ることができるフレーム５１と交換した点で上記容器４
０と異なる。容器の広開位置では、フレーム５１はクリ
ップ５２により前部に保持され、前壁部４４および後壁
部４３を近づき合わないようにする。容器を折り畳むに
は、使用者はフレーム５１の前端部を上昇させてクリッ
プ５２から外し、且つ後壁部４３の外面と対向するまで
後方に回動させる。
【００１５】もちろん、本発明は上記実施例に限定され
ない。かくして、図１５および図１６は本発明の第４実
施例による容器１´を示している。これらの図では、先
の実施例のものと機能的に同様であって詳細には説明し
ない要素には、整数を付け加えた同じ参照番号を付して
ある。容器１´は主に、底壁部以外、容器を広開状態に
保持するための手段を有していないと言う点で先に説明
した容器と異なる。容器１´は、上記容器のものより大
きい寸法を有しており、垂直軸線のまわりに回動する４
つのスイベルホイール９´に載っており、４つのスイベ
ルホイール９´は２つが前壁部２´に取付けられ、２つ
が後壁部３´に取付けられている。本発明のこの実施例
では、自身公知な図示しないばね機構またはジャッキ機
構により底壁部１３´の上昇を助成することができる。
図１５および図１６の実施例では、フラップ４ａ´、４
ｂ´はヒンジ５´で構成された関節接合部により互いに
関節接合されており、ヒンジ５´の各々は回動可能に組
付けるべき部品の全高さにわたってそれらの重られた通
路に係合されるピンを有している。
【００１６】変更例として、ヒンジ５´は、前壁部およ
び後壁部とともに注型することによって形成ざれた膜ヒ
ンジと交換することができる。図示しない変形例では、
各側パネルには、２つより多いフラップが構成されてい
る。容器１´を折り畳むには、使用者は底壁部を上昇さ
せ、前壁部２´および後壁部３´を近づき寄せる。する
と、フラップ４ａ´、４ｂ´は、図１６に示すように、
容器１´が完全に折り畳まれるまで、容器１´の内側に
向けて回動する。容器が広開状態にあるときに前および
後壁部および側パネルの内面に付けられたシールリップ
を底壁部の周囲に設けるのがよい。図１〜図１４に対応
する実施例では、１７、１８、４１で示す保持要素によ
り容器の上部分を展開状態で強化し、空である間、良好
な保持を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例による容器の概略斜視図で
ある。
【図２】折り畳まれた図１に示す容器の概略頂面図であ
る。
【図３】図１に示す容器の下部分の子午線平面の概略横
断面図である。
【図４】関連保持要素がフラップを折り畳むための上昇
位置にある側壁部の２つのフラップの関節接合部の上部
分を示す概略部分斜視図である。
【図５】２つの関連フラップの関節運動シャフトの延長
部に各保持要素を設けるのに役立つロッドの２つの側立
面図のうちの１つの側立面図である。
【図６】２つの関連フラップの関節運動シャフトの延長
部に各保持要素を設けるのに役立つロッドの２つの側立
面図のうちの１つの側立面図である。
【図７】容器上の適所にあるロッドの部分断面概略図で
ある。
【図８】ロッドを下方に引き抜くのに役立つ機構の下部
分の立面図である。
【図９】ロッドを戻す機構の上部分の立面図である。
【図１０】図９の線Ｘ−Ｘに沿った横断面図である。
【図１１】本発明の第２実施例による容器の概略斜視図
である。
【図１２】図１１の線ＸＩＩ−ＸＩＩに沿った横断面図
である。
【図１３】図１１の線ＸＩＩＩ−ＸＩＩＩに沿った横断
面図である。
【図１４】本発明の第３実施例による容器の概略斜視図
である。
【図１５】折り畳んだり広開したりする間の本発明の第
４実施例による容器の概略斜視図である。
【図１６】折り畳み状態にある本発明の第４実施例によ
る容器の概略斜視図である。
【符号の説明】
１ 容器 ２ 前壁部 ３ 後壁部 ４ 側パネル ４ａ、４ｂ フラップ ６ リム ７ 凹部 ９ ホイール １０ 軸 １３ 底壁部 １４ ペダル １７、１８ 保持要素 ２１ ロッド ２２ ばね ２５ 円筒体 ２６ 溝 ２７ 舌部 ３１ シャフト ３２ 開口部 ３３ タブ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 後壁部（３；３´；４３）、前壁部
    （２；２´；４４）、前および底壁部を連結する２つの
    側壁部（４；４´；４５）、および底壁部（１３；１３
    ´）を有するごみを収集するための容器（１；１´；４
    ０；５０）において、２つの側壁部は変形可能であり、
    折り畳んで前壁部および底壁部を近づき寄せことがで
    き、底壁部は前壁部または後壁部に枢着されていること
    を特徴とする容器。
  2. 【請求項２】 各側壁部は、一方の縁部により互いに関
    節接合され、且つ反対縁部により後壁部および前壁部に
    関節接合された２つのフラップ（４ａ、４ｂ；４ａ´；
    ４ｂ´；４５ａ、４５ｂ）を有していることを特徴とす
    る請求項１に記載の容器。
  3. 【請求項３】 前壁部（２；２´）、後壁部（３；３
    ´）、フラップ（４ａ、４ｂ；４ａ´；４ｂ´）および
    底壁部（１３；１３´）は押出し／ブロー成形により、
    或いは射出により高密度ポリエチレンから注型されるこ
    とを特徴とする請求項２に記載の容器。
  4. 【請求項４】 容器を広開位置の保持する少なくとも１
    つの要素を有することを特徴とする請求項２または３に
    記載の容器。
  5. 【請求項５】 各々が上記側壁部の各々と関連した２つ
    の保持要素を備えており、各保持要素は２つのフラップ
    に係合してこれらを互いの延長部として広開位置に保持
    する係止位置と、フラップを折り畳む上昇位置との間で
    ２つの関連フラップの幾何学的関節運動軸線に沿って変
    位可能であるように設けられていることを特徴とする請
    求項４に記載の容器。
  6. 【請求項６】 保持要素（１７、１８）のうちの少なく
    とも一方は容器を折り畳んだときに前壁部および後壁部
    に嵌合して容器をこの状態に保持するように成形されて
    いることを特徴とする請求項５に記載の容器。
  7. 【請求項７】 各保持要素（１７、１８）に、取っ手
    （２０）が設けられていることを特徴とする請求項５お
    よび６のうちのいずれか１項に記載の容器。
  8. 【請求項８】 各保持要素は互いの延長部を構成するよ
    うに２つの関連フラップの上縁部に係合することができ
    る細長いボディ（１９）を有していることを特徴とする
    請求項５〜７のいずれか１項に記載の容器。
  9. 【請求項９】 上記細長いボディ（１９）は容器を広開
    状態に保持するために後壁部および前壁部の上縁部に係
    合することができる下方に突出するタブ（３３）をその
    長さ方向端部に有していることを特徴とする請求項８に
    記載の容器。
  10. 【請求項１０】 各保持要素（１７、１８）は弾性戻し
    手段（２２）により上記係止位置へ戻されることを特徴
    とする請求項５〜８のいずれか１項に記載の容器。
  11. 【請求項１１】 各保持要素は、関連したフラップのう
    ちの少なくとも一方により、これらの２つのフラップを
    連結する関節運動シャフトの延長部において摺動案内さ
    れるロッド（２１）に接合されていることを特徴とする
    請求項５ないし１０のうちのいずれか１項に記載の容
    器。
  12. 【請求項１２】 上記弾性戻し手段は２つのフラップの
    上記関節運動シャフトの延長部に位置決めされたばね
    （２２）よりなることを特徴とする請求項１０および１
    １のうちのいずれか１項に記載の容器。
  13. 【請求項１３】 上記ばねは互いに摺り込むことができ
    る下部分（２４）および上部分（２３）を有するハウジ
    ングに受入れられており、下部分（２４）および上部分
    （２３）の一方は上記ロッド（２１）に接合されてお
    り、他方はフラップのうちの一方に接合されており、上
    記ばねは上記部分を押し離すべく圧縮で作動することを
    特徴とする請求項１０および１１のうちのいずれか１項
    に記載の容器。
  14. 【請求項１４】 上記保持要素のうちの少なくとも一方
    は、前壁部または後壁部の一方の壁部の上部分に関節接
    合され、後壁部または前壁部の他方の壁部に係合するこ
    とができ、後壁部および前壁部が近づき合うのを防ぐよ
    うにするフレーム（５１）よりなることを特徴とする請
    求項４に記載の容器。
  15. 【請求項１５】 上記フレーム（５１）は一端が後壁部
    に関節接合され、反対端部が前壁部に接合されたクリッ
    プ（５２）にスナップ嵌め可能であることを特徴とする
    請求項１４に記載の容器。
  16. 【請求項１６】 上記保持要素（１４）のうちの少なく
    とも一方は一端が前壁部または後壁部に関節接合され、
    側壁部のうちの少なくとも一方のフラップの頂部に嵌合
    してこれらを広開位置に保持することができることを特
    徴とする請求項４に記載の容器。
  17. 【請求項１７】 上記保持要素のうちの少なくとも一方
    は、一端が前壁部または後壁部に関節接合され、各側パ
    ネル（４５）の２つのフラップ（４５ａ、４５ｂ）に係
    合してこれらを広開位置に保持することができるフレー
    ム（４１）よりなることを特徴とする請求項１６に記載
    の容器。
  18. 【請求項１８】 上記底壁部には、容器の外側から作動
    可能なペダル（１４）のような制御要素が設けられてお
    り、この制御要素により、前壁部および後壁部が近づき
    合う前に上記底壁部を上昇させることができることを特
    徴とする請求項１〜１７のいずれか１項に記載の容器。
  19. 【請求項１９】 前および後壁部のうちの少なくとも一
    方には、ホイールが下部分に設けられていることを特徴
    とする請求項１〜１８のいずれか１項に記載の容器。
  20. 【請求項２０】 上記底壁部（１３）は上記ホイール
    （９）を連結する軸（１０）に枢着され、上記後壁部
    （３）により支持されていることを特徴とする請求項１
    ８および１９のうちのいずれか１項に記載の容器。
  21. 【請求項２１】 上記前壁部（２´）および後壁部（３
    ´）の各々には、２つのスイベルホイール（９´）が設
    けられていることを特徴とする請求項１９に記載の容
    器。
  22. 【請求項２２】 前壁部および後壁部のうちの少なくと
    も一方には、収集車により容器を上昇させたり、傾動し
    たりおよび空にしたりするためのフック留め手段が設け
    られていることを特徴とする請求項１〜２１のいずれか
    １項に記載の容器。
  23. 【請求項２３】 上記前壁部（２；２´；４４）を前方
    に伸ばし、下方に開放した凹部（７）を構成するリム
    （６；６´；４７）よりなることを特徴とする請求項２
    ２に記載の容器。
  24. 【請求項２４】 上記後壁部（３）には、容器を閉じる
    ために、取っ手（１１）と、この取っ手に枢着された蓋
    （１２）とが設けられていることを特徴とする請求項１
    〜２３のいずれか１項に記載の容器。
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