JP3025789U - キャスター付き収納容器 - Google Patents

キャスター付き収納容器

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JP3025789U
JP3025789U JP1995013246U JP1324695U JP3025789U JP 3025789 U JP3025789 U JP 3025789U JP 1995013246 U JP1995013246 U JP 1995013246U JP 1324695 U JP1324695 U JP 1324695U JP 3025789 U JP3025789 U JP 3025789U
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JP
Japan
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storage container
casters
container
lid
caster
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JP1995013246U
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雅嗣 土屋
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に牽引でき、しかも定置した際には確実
にその移動を阻止できるキャスター付き収納容器を提供
する。 【構成】 容器本体2の一側方隅部近傍にキャスター3
を備えるキャスター付き収納容器において、容器本体の
底面の長手方向に延在し、この収納容器を定置した際に
キャスターの外周面よりも下方に突出する座体15を形
成し、容器本体の底面のキャスター側には、前記座体よ
りも下方に突出するゴム製のゴム座体19を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、牽引可能な収納容器に係わり、特に、キッチンのシンク下に収容し て好適なキャスター付き収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からキャスターを備えた収納容器は種々存在する。例えば、実開平4−1 09032号公報には、図16に示すように、「方形状の本体52の底面53に して一側面54と底面53との連設隅部近傍にキャスター55を該キャスター5 5の下面が本体底面53から突出する状態で枢着し、該キャスター55の外周面 を前記連設角部の角稜線に可及的に近接せしめ、本体の底面の適当位置に座体5 6を突設し、この座体56の高さを前記キャスター55が本体の底面53より突 出する高さよりわずかに高い高さに設定し、前記一側面54と対向する他側面に 把手57を付設したことを特徴とするキャスタ付き容器体51」が開示されてい る。
【0003】 こうすることで、本体52が平面上に載置された際には、座体56によりキャ スター55は作用せず、本体52は確実に定置されるようになっている。また、 牽引、運搬にあたって本体52を傾斜する際には、本体底面53に枢着されたキ ャスター55が一側面54と底面53との連設角部近傍にしてキャスター55の 外周面が連設角部の角稜線に可及的に近接せしめられているから、連設角部と載 置面との衝突を回避でき、本体傾斜角度を自由に変えながら本体を容易に運搬で きるようになっているわけである。
【0004】 また、実公昭55−17104号公報には、図17に示すように、「容器本体 62の上部に蓋体63を開閉自由に取り付けて、蓋体63の閉鎖時に腰掛可能と し、肩掛けバンド64により運搬可能に構成すると共に前記容器本体62の底壁 面65一側方隅部近くに2個のキャスター66を所定間隔を置いて取付け、かつ 前記各キャスター66の外方における隅部に、プロテクター67を突設する一方 、前記本体62の底壁面65他側方隅部に、前記キャスター66の接地部と略同 程度の高さを持つ座体68を形成したことを特徴とする保冷容器61」が開示さ れている。
【0005】 こうすることで、この保冷容器61を自動車のトランクに収容して運搬する場 合、座体68をしてトランク内での移動を阻止することができるわけである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したキャスタ付き容器体51にあっては、座体56をもっ て本体を確実に定置させるようにしているが、定置される表面が滑りやすい材質 であった場合、座体56と平面との摩擦抵抗が小さくなり、例えば、容器体51 の蓋部に蓋面に沿ってスライド移動する扉を備えた場合、この扉の開閉に伴って 容器体51が移動する虞が生じてくる。
【0007】 また、後者の保冷容器61にあっては、座体68が形成されている位置が、本 体62の底壁面他側方隅部であることから、図14に示す一段下がった部分に座 体68を出してしまった場合、この座体68は全く機能を果たさなくなるもので あり、こういった使用用途には不向きであった。
【0008】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、容易に牽引でき、しかも定置した 際には確実にその移動を阻止できるキャスター付き収納容器を提供することをそ の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、第1の考案に係わるキャスター付き収納容器は、 上面が開口した箱状を成す容器本体と、この容器本体の一側方隅部近傍にキャス ターを備えるキャスター付き収納容器において、容器本体の底面の長手方向に延 在し、この収納容器を定置した際にキャスターの外周面よりも下方に突出する座 体を形成し、前記座体のキャスター側には、ゴム製のゴム座体を備えることを特 徴とする。
【0010】 このように、収納容器を定置した際には、座体とゴム座体とが接地することか ら、キャスターが浮いた状態となる。よって、収納容器はその移動を阻止される 。そして、この収納容器を移動させる際には、反キャスター側を上方に持ち上げ ることで、キャスターの外周面が接地することから、移動が容易となる。さらに 、例えば、キッチンのシンク下の収納庫に本収納容器を収容して使用した際に、 図14に示すような使用状態が考えられるが、このように使用した場合でも、収 納容器の前部が、内容物を含めた収納容器の重心位置を越えない範囲内で突出し ている限り、座体とゴム座体とが接地していることから、収納容器の移動は阻止 される。
【0011】 第2の考案に係わるキャスター付き収納容器は、上記した容器本体の開口に、 この開口を閉塞する平板状の蓋体が取り付けられ、前記蓋体の一側には蓋体開口 が形成され、この蓋体開口には板面に沿ってスライド移動して当該蓋体開口を開 閉自在に閉塞するスライド扉を備えることを特徴とする。
【0012】 このように、スライド扉を用いることによって、収納容器内に収納された物品 を蓋体全体を取り外すことなく取り出すことができ、そして、スライド扉は蓋体 板面に沿ってスライド移動して開閉することから、収納容器の上方に十分な空間 を必要としない。また、スライド扉を操作する際に、何等かの要因により扉の動 きが悪くなった場合、容器本体にこの動きが伝達されるが、座体とゴム座体とに よって収納容器の移動は阻止される。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態について説明する。
【0014】 本実施形態に係わるキャスター付き収納容器1は、図1及び図2に示すように 、容器本体2、キャスター3、蓋体4とから概略構成されている。
【0015】 容器本体2は、図3から図5に示すように、上面が開口した容器であり、全体 をプラスチックにより一体成型されている。容器本体2の開口縁には、外側にそ して下方にさらに外側に折り返された開口縁フランジ11が形成されている。こ の開口縁フランジ11の内側には、補強用のリブ12が適宜位置に形成されてい ると共に、隅側4箇所位置にはこの容器本体2を積み重ねた際に下側の容器本体 の開口縁フランジが当接するスタッキングリブ13が形成されている。
【0016】 容器本体2の底面14は、前側(図4の左側)に向けて下降傾斜するように形 成されている。そして、底面14には、下方に向けて突出し長尺方向に延在する 4本のリブ15と、短尺方向に延在する5本のリブ16とが形成されている。リ ブ15の後端(図4の右側)は、他の部分に比べてその突出量が少なくなってお り、図10に示すキャスター3の車軸3bを枢支する枢支部17が形成されてい る。リブ15の枢支部17以外は、枢支部17にキャスター3の車軸3bを枢支 した際に、このキャスター3の外周面よりも下方に、そして開口縁に並行に突出 している。即ち、リブ15によって本考案の座体が構成されている。そして、枢 支部17側には、円筒状に下方に突出する受けリブ18が形成されている。この 受けリブ18には、ゴム製のゴム座体19が取り付けられている。
【0017】 また、容器本体2の前面は内側に窪んだ把手部20が形成されている。そして 、前面中央の開口縁フランジ11には、長尺方向に貫通する、蓋体4の後記する 係合突片が係合する係合穴22が形成されている。後面中央の開口縁フランジ1 1には、このフランジ11の水平方向成分を所定長に亘って切除した切除部23 が形成されていて、この切除部23には、蓋体4の後記する係合爪が係合するよ うになっている。
【0018】 蓋体4は、図6,7に示すように、平板状をなしており、全体がプラスチック により一体成型されている。この蓋板4の外周縁には、下方に折り曲げられた周 縁フランジ31が形成されていると共に、図6左側には開口32が形成されてい る。周縁フランジ31の前側中央内側には、内側に向けて突出する前記した係合 穴22に係合する係合突片33が形成されている。また、周縁フランジ31の後 側中央には、周縁フランジ31よりも下方に延在し、内側に向けて突出する、前 記した切除部23に係合する係合爪34が形成されている。
【0019】 蓋体4の開口32の下側には、この開口32の側方両縁部と、この縁部より所 定長下方に離間して長尺方向に延在するレール部35が形成されている。このレ ール部35は、図7に示すように左右の開口部が対向した断面略コ字状をなして おり、後記するスライド扉5の両側縁を受容するようにその寸法設定がなされて いる。そして、蓋体4の裏面の開口32の前側には、下方に向けて突出する突条 36が形成されている。開口32の後側には、蓋体4上面から下降傾斜する係止 面37が形成されている。
【0020】 次に、前記した開口32を開閉自在に閉塞するスライド扉5は、図8,9に示 すように、その周縁に上方に突出したリブ38が形成されている。また、スライ ド扉5の前側には、上方に向けて突出した断面逆U字状をなす掛部39が形成さ れている。また、扉5の後側中央には、リブ38よりもさらに上方に突出した、 前記した係止受部37に係止される係止部40が形成されている。
【0021】 以上のように構成されたキャスター付き収納容器1は、蓋体4の開口32にス ライド扉5を取り付け、そしてキャスター3を容器本体2の枢支部17に取り付 け、蓋体4を容器本体2の開口に取り付けて組み立てられる。(図11参照) このように組み立てられたキャスター付き収納容器1には、以下に説明する特 徴を有する。
【0022】 図12に示すように、この収納容器1を平面41に定置した場合、座体15と ゴム座体19が平面41に接地し、キャスター3の外周面は平面から上方に離間 している。よって、定置した収納容器1は、その移動が座体15及びゴム座体1 9によって平面41との摩擦によって規制されることから、大きな力が作用しな い限り移動することはない。
【0023】 そして、図13に示すように、収納容器1は、把手部20を持ってこの収納容 器1の前方を持ち上げることで、キャスター3の外周面を平面41に接地させ、 収納容器1を押したり、引いたりして移動することができる。
【0024】 さらに例えば、台所のシンク下の収納庫に収納容器1を収容して使用した場合 、図14に示すように、床面より一段高い位置にある平面42上に定置して使用 される。この場合、図に示すように、収納容器1を前方(図14の左側)に引き 出して使用されることがある。この場合でも、収納容器1の前部が、図示されな い内容物を含めた収納容器1の重心位置を越えない範囲内で突出している限り、 座体15とゴム座体19とが平面42に接地していることから、収納容器1の移 動は阻止されるわけである。
【0025】 特に、図15にその使用状態を示すように、蓋体4にはスライド扉5を取り付 けていることから、この収納容器1に収納された物品をスライド扉5を用いるこ とによって、蓋体4全体を取り外すことなく取り出すことができる。そして、ス ライド扉5は蓋体4板面に沿ってスライド移動して開閉することから、収納容器 1の上方に十分な空間を必要としない。また、スライド扉5を操作する際に、何 等かの要因によりこの扉5の動きが悪くなった場合、容器本体1にこの動きが伝 達されるが、座体15とゴム座体19とによって収納容器1の移動は阻止される 。
【0026】 尚、本実施形態にあっては、一方向に移動するキャスター3を採用しているが 、これに限定されるものではなく、自在方向に移動可能なキャスターを用いても 同様の作用・効果を奏するものである。
【0027】
【考案の効果】 以上詳細に説明したように本考案によれば、次の効果を奏することができる。
【0028】 第1の考案によれば、収納容器を定置した際には、座体とゴム座体とが接地し て、収納容器の移動を阻止することができ、この収納容器を移動させる際には、 反キャスター側を上方に持ち上げて、簡単に移動できる。よって使用勝手が大変 良い。さらに、図14に示すような状態で使用した場合でも、収納容器の前部が 、内容物を含めた収納容器の重心位置を越えない範囲内で突出している限り、収 納容器は移動しないことから、使用範囲をさらに拡大することができる。
【0029】 第2の考案によれば、スライド扉を用いることによって、収納容器内に収納さ れた物品を蓋体全体を取り外すことなく取り出すことができ、スライド扉は蓋体 板面に沿ってスライド移動して開閉することから、収納容器の上方に十分な空間 を必要としない。また、スライド扉を操作する際に、何等かの要因により扉の動 きが悪くなった場合でも収納容器は移動しないことから、上記第1の考案の効果 をさらに有益なものとできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のキャスター付き収納容器の斜視図であ
る。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】容器本体の側面図である。
【図4】容器本体の縦断面図である。
【図5】容器本体の底面図である。
【図6】蓋体の縦断面図である。
【図7】蓋体の縦断面図である。
【図8】スライド扉の縦断面図である。
【図9】スライド扉の縦断面図である。
【図10】キャスターの斜視図である。
【図11】図1の縦断面図である。
【図12】使用状態を説明するための側面図である。
【図13】使用状態を説明するための側面図である。
【図14】使用状態を説明するための側面図である。
【図15】使用状態を説明するための斜視図である。
【図16】従来のキャスター付き収納ケースの使用状態
図である。
【図17】従来のキャスター付き収納ケースの使用状態
図である。
【符号の説明】
1 キャスター付き収納容器 2 容器本体 3 キャスター 4 蓋体 5 スライド扉 15 リブ(座体) 19 ゴム座体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面が開口した箱状を成す容器本体と、こ
    の容器本体の一側方隅部近傍にキャスターを備えるキャ
    スター付き収納容器において、 容器本体の底面の長手方向に延在し、この収納容器を定
    置した際にキャスターの外周面よりも下方に突出する座
    体を形成し、 容器本体の底面のキャスター側には、前記座体よりも下
    方に突出するゴム製のゴム座体を備えることを特徴とす
    るキャスター付き収納容器。
  2. 【請求項2】前記容器本体の開口には、この開口を閉塞
    する平板状の蓋体が取り付けられ、 前記蓋体の一側には蓋体開口が形成され、この蓋体開口
    には板面に沿ってスライド移動して当該蓋体開口を開閉
    自在に閉塞するスライド扉を備えることを特徴とする請
    求項1に記載のキャスター付き収納容器。
JP1995013246U 1995-12-14 1995-12-14 キャスター付き収納容器 Expired - Lifetime JP3025789U (ja)

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