JPH09149591A - 振動モータ - Google Patents
振動モータInfo
- Publication number
- JPH09149591A JPH09149591A JP32402295A JP32402295A JPH09149591A JP H09149591 A JPH09149591 A JP H09149591A JP 32402295 A JP32402295 A JP 32402295A JP 32402295 A JP32402295 A JP 32402295A JP H09149591 A JPH09149591 A JP H09149591A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- weight
- motor shaft
- vibration
- shaft
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- Pending
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小さい質量の分銅で、従来品と同程度の振動
を発生させることが可能で、小型のペイジャー用振動モ
ータの提供。 【解決手段】 モータ軸５に取り付けられている分銅１
が、モータ軸５の回転に従い、遠心力で回転中心ｐより
外周方向に移動する構造とした。
を発生させることが可能で、小型のペイジャー用振動モ
ータの提供。 【解決手段】 モータ軸５に取り付けられている分銅１
が、モータ軸５の回転に従い、遠心力で回転中心ｐより
外周方向に移動する構造とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、無音呼び出し型ポ
ケットベル、あるいは、無音呼び出し型携帯電話機（以
下、ペイジャーという）に使用する振動モータに関する
ものである。
ケットベル、あるいは、無音呼び出し型携帯電話機（以
下、ペイジャーという）に使用する振動モータに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ペイジャー等に使用されているこ
の種の振動発生用の振動モータは、図３（ａ）の部分破
砕断面図、図３（ｂ）の側面図に示すように、ステータ
となる電機子コイル３と、ロータとなる希土類永久磁石
４と、この希土類永久磁石４に固定した回転軸であるモ
ータ軸５と、これを内部に収納した円筒状外ケースとか
らなるモータ２と、前記モータ軸５に固定した分銅１か
ら構成されている。
の種の振動発生用の振動モータは、図３（ａ）の部分破
砕断面図、図３（ｂ）の側面図に示すように、ステータ
となる電機子コイル３と、ロータとなる希土類永久磁石
４と、この希土類永久磁石４に固定した回転軸であるモ
ータ軸５と、これを内部に収納した円筒状外ケースとか
らなるモータ２と、前記モータ軸５に固定した分銅１か
ら構成されている。
【０００３】前記分銅１は、半円筒形で、タングステン
やタングステン合金製等であり、限られた寸法範囲内で
最大の質量を確保している。この重心のかたよりを有す
る分銅１によって、モータ軸５を回転させ、振動を得る
ようになっている。又、電力消費の面からは、当然のこ
とながら、分銅１は小さい方が望ましい。
やタングステン合金製等であり、限られた寸法範囲内で
最大の質量を確保している。この重心のかたよりを有す
る分銅１によって、モータ軸５を回転させ、振動を得る
ようになっている。又、電力消費の面からは、当然のこ
とながら、分銅１は小さい方が望ましい。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、大きい振動を
得るためには、分銅の質量を大きくせざるを得ず、電力
消費と振動の大きさは、相反する関係にあり、省電力化
が難しいという問題がある。
得るためには、分銅の質量を大きくせざるを得ず、電力
消費と振動の大きさは、相反する関係にあり、省電力化
が難しいという問題がある。
【０００５】そこで、本発明の技術的課題は、小さい質
量の分銅で、従来品と同程度の振動を発生させることが
可能で、小型の振動モータを提供することにある。
量の分銅で、従来品と同程度の振動を発生させることが
可能で、小型の振動モータを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、モータ軸の回
転に伴い、遠心力で分銅が外周方向に移動するようにし
た振動モータである。
転に伴い、遠心力で分銅が外周方向に移動するようにし
た振動モータである。
【０００７】即ち、本発明は、モータ軸に取り付けられ
ている分銅のモータ軸の取付穴を長円形状とし、分銅が
モータ軸の回転に従い、遠心力でモータ中心軸より外周
方向に移動するようにしたことを特徴とする振動モータ
である。
ている分銅のモータ軸の取付穴を長円形状とし、分銅が
モータ軸の回転に従い、遠心力でモータ中心軸より外周
方向に移動するようにしたことを特徴とする振動モータ
である。
【０００８】又、本発明は、上記振動モータにおいて、
モータ軸と該モータ軸に取り付けられている分銅との間
にばねを設けることを特徴とする振動モータである。
モータ軸と該モータ軸に取り付けられている分銅との間
にばねを設けることを特徴とする振動モータである。
【０００９】（作用）本発明の振動モータによれば、従
来の振動モータより小さい分銅を使用し、分銅のモータ
軸の取付穴を長円形状とし、分銅とモータ軸との間にば
ねを設けることで、モータの回転数の上昇に従い、分銅
は遠心力で外向きの力が加わり、外周方向に移動し、従
来品と同程度の振動が得られる。
来の振動モータより小さい分銅を使用し、分銅のモータ
軸の取付穴を長円形状とし、分銅とモータ軸との間にば
ねを設けることで、モータの回転数の上昇に従い、分銅
は遠心力で外向きの力が加わり、外周方向に移動し、従
来品と同程度の振動が得られる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図を用いて説明
する。
する。
【００１１】（実施例）図１（ａ）は、本発明のペイジ
ャー用振動モータの部分破砕断面図を示し、図１（ｂ）
はその側面図を示している。図１（ａ）及び図１（ｂ）
に示すように、本発明のペイジャー用振動モータは、分
銅１の長円形状の取付穴８に、電機子コイル３と、この
電機子コイル３のコイル巻線に対向する薄肉厚の希土類
永久磁石４で構成されるモータ２のモータ軸５が挿入さ
れた構造となっている。又、電機子コイル３は、モータ
軸５に整流子６を介して連結されている。モータ２は、
ブラシ７を経て整流子６より電機子コイル３の巻線に電
流が供給され、回転する。回転数の上昇と共に、図２
（ｂ）に示すように、分銅１は外周方向に移動するた
め、回転中心ｐを軸にモータ全体に振動が発生する。即
ち、振動は、回転数の上昇と共に、分銅１が外周方向へ
徐々に移動し、回転中心ｐを軸にモータ全体になめらか
に拡大しながら発生する。
ャー用振動モータの部分破砕断面図を示し、図１（ｂ）
はその側面図を示している。図１（ａ）及び図１（ｂ）
に示すように、本発明のペイジャー用振動モータは、分
銅１の長円形状の取付穴８に、電機子コイル３と、この
電機子コイル３のコイル巻線に対向する薄肉厚の希土類
永久磁石４で構成されるモータ２のモータ軸５が挿入さ
れた構造となっている。又、電機子コイル３は、モータ
軸５に整流子６を介して連結されている。モータ２は、
ブラシ７を経て整流子６より電機子コイル３の巻線に電
流が供給され、回転する。回転数の上昇と共に、図２
（ｂ）に示すように、分銅１は外周方向に移動するた
め、回転中心ｐを軸にモータ全体に振動が発生する。即
ち、振動は、回転数の上昇と共に、分銅１が外周方向へ
徐々に移動し、回転中心ｐを軸にモータ全体になめらか
に拡大しながら発生する。
【００１２】又、本発明の振動モータは、分銅１の取付
穴８とモータ軸５との間にばね９を設け、初期駆動時の
負荷を小さくしたものである。
穴８とモータ軸５との間にばね９を設け、初期駆動時の
負荷を小さくしたものである。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、小さい質量の分銅で従
来と同程度の振動を得ることができるため、従来の振動
モータより小型にすることが可能となった。又、ばねを
設けることにより、初期駆動時の負荷を小さくすること
もできる振動モータの提供が可能となった。
来と同程度の振動を得ることができるため、従来の振動
モータより小型にすることが可能となった。又、ばねを
設けることにより、初期駆動時の負荷を小さくすること
もできる振動モータの提供が可能となった。
【図１】本発明によるペイジャー用振動モータの説明
図、図１（ａ）は部分破砕断面図、図１（ｂ）は側面
図。
図、図１（ａ）は部分破砕断面図、図１（ｂ）は側面
図。
【図２】本発明の振動モータの振動モードの説明図、図
２（ａ）は正面図、図２（ｂ）は側面図。
２（ａ）は正面図、図２（ｂ）は側面図。
【図３】従来のペイジャー用振動モータの説明図、図３
（ａ）は部分破砕断面図、図３（ｂ）は側面図。
（ａ）は部分破砕断面図、図３（ｂ）は側面図。
１ 分銅 ２ モータ ３ 電機子コイル ４ 希土類永久磁石 ５ モータ軸 ６ 整流子 ７ ブラシ ８ 取付穴 ９ ばね
Claims (2)
- 【請求項１】 モータ軸に取り付けられている分銅のモ
ータ軸の取付穴を長円形状とし、分銅がモータ軸の回転
に従い、遠心力でモータ中心軸より外周方向に移動する
ようにしたことを特徴とする振動モータ。 - 【請求項２】 請求項１記載の振動モータにおいて、モ
ータ軸と該モータ軸に取り付けられている分銅との間に
ばねを設けることを特徴とする振動モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32402295A JPH09149591A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 振動モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32402295A JPH09149591A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 振動モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09149591A true JPH09149591A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=18161280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32402295A Pending JPH09149591A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 振動モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09149591A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6323757B1 (en) | 1998-09-16 | 2001-11-27 | Nec Corporation | Vibration motor assembly |
-
1995
- 1995-11-17 JP JP32402295A patent/JPH09149591A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6323757B1 (en) | 1998-09-16 | 2001-11-27 | Nec Corporation | Vibration motor assembly |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040716 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040817 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041214 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |