JPH09149236A - カラー画像処理装置および方法 - Google Patents

カラー画像処理装置および方法

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JPH09149236A
JPH09149236A JP7304579A JP30457995A JPH09149236A JP H09149236 A JPH09149236 A JP H09149236A JP 7304579 A JP7304579 A JP 7304579A JP 30457995 A JP30457995 A JP 30457995A JP H09149236 A JPH09149236 A JP H09149236A
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image
color
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JP7304579A
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English (en)
Inventor
Takeshi Fukami
威志 深見
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランレングスデータのフォーマットを変更す
ることなく、高精細な色状態を表現できるカラー画像処
理技術を提供する。 【解決手段】 入力スキャナ1から入力されたカラー画
像要素に対して画像処理ステーション3がランレングス
圧縮処理をおこなう。このとき、色数の多い画像要素に
ついては、各色成分のそれぞれについて、その階調を色
データとする分版ランレングスデータに変換する。各分
版ランレングスデータを間引いて粗画像とした後、レイ
アウト出力演算ステーション4において、オペレータが
レイアウト処理を行う。このとき、分版された粗画像は
オフセット座標を使用して同一位置に割り付ける。レイ
アウト後の粗画像は元のランレングスデータに置換さ
れ、イメージセッタ5から出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像要素を
含んでなる画像要素群に対して画像レイアウト処理を行
い、レイアウト後の画像データを出力するカラー画像処
理装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、印刷用の画像には、文
字、絵柄、イラストなど様々な画像要素が含まれてい
る。これらの画像要素は画像処理装置に入力され、レイ
アウト処理が行われた後、出力される。上記画像要素の
中で、イラストはそのエッジを明確に表現する必要があ
るため絵柄などに比べて高密度の画像データで表現され
ている。しかし、画像処理装置は処理効率を高めるため
に、比較的低い分解能の画像データを取り扱うように構
成されている場合が多い。そこで、イラストについて
は、取り扱う画像データ量を少なくするためにランレン
グスデータ(線画データ)で表現されている。
【0003】図11は、ランレングスデータの構成を説
明するための概念図である。ランレングスデータは、図
11(a)に示す如く、色コードデータ(8ビット)と
レングスデータ(8ビット)とで構成している。イラス
トは同一色の画素が連続している場合が多く、その色の
データが色コードデータとして表現されるとともに、連
続する画素数がレングスデータとして表現されている。
【0004】ここで、色コードデータには、例えばY
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K
(墨)に色分解された各色成分の階調(濃度)の組み合
わせが対応している。すなわち、図11(b)に示すよ
うな色コードテーブルが設定されており、各色コードに
は、YMCKの階調の組み合わせが対応している。例え
ば、色コード=2にはY=2、M=7、C=10、K=
10という値が設定されている。
【0005】以上のように、ランレングスデータを使用
してイラストを表現すれば、連続する画素を1つの色コ
ードデータとレングスデータで表現できるため、画像処
理装置において取り扱うデータ量が少なくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のランレングスデ
ータの色コードデータは8ビットであるため256色
(28色)表現可能であり、また、これに対応して色コ
ードテーブルにも256通りの色が設定されている。
【0007】ところで、カラー画像を表現する際には、
使用可能な色の数が多いほど、より高精細な色状態を表
現することができる。したがって、高精細な色状態を表
現したい場合には、256色以上の色を使用したい場合
も多くある。
【0008】そこで、ランレングスデータの色コードを
8ビットより多くし、また、それに応じて色コードテー
ブルの設定色数も多くすれば、より高精細な色状態を表
現することが可能である。しかしながら、色コードのビ
ット数を増やすとランレングスデータのフォーマットが
異なってくるため、従来のシステムでは使用できなくな
る。
【0009】このような問題に対して、カラー画像をビ
ットマップのままで取り扱い、画素ごとの色成分の階調
数を増やすという方法もある。たとえば、Y,M,C,
Kのそれぞれの色成分について8ビットで階調を表現す
れば、合計で32ビット相当の色を識別可能である。
【0010】しかしながら、この場合には、扱うデータ
量が増加するため、多くのメモリ容量が必要になるとと
もに、画像処理装置の負荷も大きくなり、その結果、処
理効率の低下をきたすことになる。
【0011】本発明は、上記課題に鑑み、従来システム
とのデータの互換性を失うことなく、高精細な色状態を
表現できるカラー画像処理技術を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、複数の色成分を含むカラー画像
要素を含んでなる画像要素群に対して画像レイアウト処
理を行い、レイアウト後の画像データを出力するカラー
画像処理装置において、(a) 前記カラー画像要素に関し
て、複数の色成分についてのビットマップ画像データを
入力する入力手段と、(b) 前記ビットマップ画像データ
を各色成分ごとにランレングスデータに圧縮変換して複
数の色成分ランレングス画像を得る圧縮手段と、(c) 前
記複数の色成分ランレングス画像を格納する記憶手段
と、(d) 前記カラー画像要素のレイアウト位置を設定す
るレイアウト位置設定手段と、(e) 前記記憶手段から前
記複数の色成分ランレングス画像を読み出し、前記レイ
アウト位置へ重ね合わせる重ね合わせ手段と、(f) 前記
重ね合わされた画像を出力する出力手段とを備えてい
る。
【0013】また、請求項2の発明は、前記レイアウト
位置設定手段に、(d-1) 前記複数の色成分ランレング
ス画像のうちのひとつの画像を位置決め用画像としてレ
イアウト画面上に表示する表示手段と、(d-2) 前記位置
決め用画像を前記レイアウト画面上で位置決めすること
により前記レイアウト位置を設定する位置決め手段と、
を含んでいる。
【0014】また、請求項3の発明は、前記圧縮手段
に、(b-1) 前記カラー画像要素に含まれる色の数が所
定の閾値を越える場合に能動化されることにより、前記
ビットマップ画像データを各色成分ごとにランレングス
データに圧縮変換して前記複数の色成分ランレングス画
像を求める第1圧縮手段と、(b-2) 前記色の数が前記
閾値以下の場合に能動化されることにより、前記ビット
マップ画像データの各色を単一の色コード系で表現しつ
つランレングス圧縮して単一のランレングス画像を求め
る第2圧縮手段とを含み、前記第2圧縮手段が能動化さ
れた場合には、前記複数の色成分ランレングス画像のか
わりに前記単一のランレングス画像が使用される。
【0015】また、請求項4の発明は、前記圧縮手段
に、(b-3) 前記記憶手段に格納されているランレング
ス画像が、前記複数の色成分ランレングス画像と前記単
一のランレングス画像とのいずれであるかを識別する識
別データを生成して、前記識別データを前記記憶手段に
記憶させる記憶制御手段をさらに含んでいる。
【0016】また、請求項5の発明は、前記レイアウト
位置設定手段に、(d-1) 前記複数の色成分ランレング
ス画像を割り付けるべきオフセット位置を指定するオフ
セット位置指定手段を含み、前記重ね合わせ手段を、(e
-1) 前記識別データを参照することによって、前記記
憶手段に格納されている画像が前記複数の色成分ランレ
ングス画像であると識別された際には、前記オフセット
位置を基準として、前記複数の色成分ランレングス画像
を重ね合わせることとしている。
【0017】また、請求項6の発明は、複数の色成分を
含むカラー画像要素を含んでなる画像要素群に対して画
像編集処理を行い、編集後の画像データを出力するカラ
ー画像処理方法において、(a) 前記カラー画像要素に関
して、複数の色成分についてのビットマップ画像データ
を入力する工程と、(b) 前記ビットマップ画像データを
各色成分ごとにランレングスデータに圧縮変換して複数
の色成分ランレングス画像を得る工程と、(c) 前記複数
の色成分ランレングス画像を記憶装置に格納する工程
と、(d) 前記カラー画像要素のレイアウト位置を設定す
る工程と、(e) 前記記憶装置から前記複数の色成分ラン
レングス画像を読み出し、同一位置へ重ね合わせる工程
と、(f) 前記重ね合わされた画像を出力する工程とを備
えている。
【0018】また、請求項7の発明は、前記工程(d)
に、(d-1) 前記複数の色成分ランレングス画像のうち
ひとつの画像を位置決め用画像としてレイアウト画面上
に表示する工程と、(d-2) 前記位置決め用画像をレイア
ウト画面上で位置決めすることにより、前記レイアウト
位置を設定する工程とを含んでいる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態の一例について詳細に説明する。
【0020】A.画像処理装置の装置構成:図1は本発
明の実施形態にかかる画像処理装置100の構成を示し
た全体ブロック図である。この画像処理装置100は、
複数の処理手段がインターフェイス6〜10によってL
AN回線Lに接続されて構成されている。
【0021】入力スキャナ1はカラー原稿を走査するこ
とにより、画像データを複数の色成分について読み込
み、当該画像データを光磁気ディスク2に保存する。な
お、ここで、読み込まれた画像データはビットマップデ
ータである。光磁気ディスク2に保存されたビットマッ
プ画像データは、画像処理ステーション3において、ラ
ンレングスデータに変換(以下、「ランレングス圧縮処
理」とする)されて、ランレングス画像が作成される。
そして、画像処理ステーション3は当該ランレングス画
像から配置編集用の低密度ビットマップ画像を作成す
る。
【0022】図2(a)は画像処理ステーション3の電
気的構成を示したブロック図である。画像処理ステーシ
ョン3は、カラーモニタ31を備えており、オペレータ
はカラーモニタ31によって、処理画像を確認できると
ともに、画像処理ステーション3からのメッセージを受
け取ることができる。また、オペレータが画像処理ステ
ーション3に指令を与えるときはカラーモニタ31およ
びマウス32を使用して行われる。
【0023】また、画像処理ステーション3はCPU3
3、ROM34、RAM35およびDISK36を備え
ている。CPU33はROM34に記憶されているプロ
グラムに基づいてランレングス圧縮処理を行い、処理後
のランレングスデータをDISK36に保存するととも
に、当該ランレングスデータの画素を間引くことによっ
て低密度ビットマップ画像を作成する。また、ROM3
4には、ランレングス圧縮や間引きの処理プログラムの
他に予め設定された色コードテーブルも保存されてい
る。RAM35は、ランレングス圧縮時の一時的なデー
タ保存など、CPU33の作業用メモリとして使用され
る。
【0024】図1に戻って、画像処理ステーション3に
おいて作成された低密度ビットマップ画像には、レイア
ウト出力演算ステーション4で配置編集(レイアウト)
および出力演算処理(置換処理)が施される。図2
(b)には、レイアウト出力演算ステーション4の電気
的構成を示したブロック図を示す。レイアウト出力演算
ステーション4には、カラーモニタ41およびマウス4
2が備えられており、オペレータはカラーモニタ41に
表示された画像要素に対してマウス42を使用してレイ
アウト作業を行う。また、レイアウト出力演算ステーシ
ョン4は、CPU43、ROM44、RAM45および
DISK46を備えている。CPU43はROM44に
保存されているプログラムに基づいて配置編集(レイア
ウト)処理や出力演算処理を行う。RAM45は、レイ
アウト位置の基準となるオフセットアドレスの記憶な
ど、CPU43の作業用メモリとして使用される。ま
た、DISK46には、低密度ビットマップ画像および
出力演算処理後の画像データが保存される。
【0025】出力演算処理後の画像データは、図1に戻
って、イメージセッタ5から各色版毎の分解版が出力さ
れる。
【0026】B.画像処理方法:図3ないし図5は、こ
の発明にかかるカラー画像処理方法の処理手順を示すフ
ローチャートである。以下、これらの図を参照しつつカ
ラー画像処理手順について順次説明する。
【0027】まず、処理対象となるカラーイラストなど
所望のカラー画像要素を入力スキャナ1等を使用して入
力し、複数の色成分B,G,Rに色分解し、さらにY,
M,C,Kに変換する(ステップS1)。このとき、入
力された画像要素はビットマップデータで表現されてお
り、当該ビットマップデータは光磁気ディスク2に保存
される。
【0028】入力されたビットマップ画像はデータ量が
多く、レイアウト出力演算ステーション4の負荷が大き
くなるため、当該ビットマップ画像に対してランレング
ス圧縮処理を行う(ステップS2)。ランレングス圧縮
処理は画像処理ステーション3において行われるもので
あり、図4は、ランレングス圧縮処理の手順を示したフ
ローチャートである。ステップS21では、光磁気ディ
スク2に保存されている複数の画像要素が画像処理ステ
ーション3のカラーモニタ31にプレビュー画像として
表示される。次に、オペレータは、表示されたプレビュ
ー画像の中からランレングス圧縮処理を行いたい画像要
素をマウス32を使用して選択する(ステップS2
2)。そして、オペレータは選択した画像要素を分版す
るか否かを選択する(ステップS23)。ここで、分版
とは、1つの画像要素を複数の色成分のランレングス画
像で表現することであり、オペレータは選択した画像要
素の色状態によって分版するか否かを判断する。すなわ
ち、当該画像要素の使用している色の数が多い(256
色よりも多い)と判断したときは分版を選択し、その色
の数が少ない(256色以下)と判断したときは分版を
選択しない。
【0029】ここで、オペレータが選択画像要素の色数
が少ないと判断し、分版を選択しなかった場合、単一ラ
ンレングス圧縮が行われる(ステップS24)。この単
一ランレングス圧縮の様子を図6および図7を用いて説
明する。図6は選択された画像要素(ビットマップ画
像)の概念図である。ビットマップ画像は、図6(a)
に示す如く、画素単位で構成されており、画像の左端の
画素列には、説明の便宜上、画素番号1〜8までを付し
ている。ビットマップ画像における、各画素のデータは
Y、M、C、Kの各色の色データで構成されており、図
6(b)に示す如く、各画素のそれぞれについてYMC
Kの階調値が設定されている。例えば、画素番号4の画
素には「Y=10」、「M=20」、「C=30」、
「K=10」の値が設定されている。
【0030】図6に示したビットマップ画像では、例え
ば、画素番号1〜4には同じ色データが設定されてい
る。単一ランレングス圧縮は、このような同じ色データ
の連続した画素を1つのデータとして扱うことである。
すなわち、単一ランレングス圧縮では、図6(a)の左
上隅の画素(画素番号1の画素)を注目画素として、当
該注目画素と同じ色データの画素をY方向(主走査方
向)について調査する。そして、同じ色データの連続し
た画素の数をレングスデータとするとともに、当該色デ
ータを色コードテーブルに書込み、対応する色コードを
色コードデータとする。例えば、図6(a)の画素番号
1〜4の色データは同じであり、図7(a)の色コード
テーブルの色コード「0」に書込まれる。そして、ラン
レングスデータとして、図7(b)に示すように、色コ
ードデータ「0」に対してレングスデータ「4」が設定
される。次に、画素番号5〜6の画素の色データは同じ
であり、色コードテーブルの色コード「1」に書込まれ
るとともに、ランレングスデータとして色コードデータ
「1」、レングスデータ「2」が設定される。以下、同
様の手順が繰り返されて、順次ランレングスデータに変
換され、図6(a)の1つの列が終了すると、X方向
(副走査方向)に1つ移動した列を処理する。なお、こ
のときに、一度設定した色データと同じ色データの画素
が再び存在した場合には、既に設定されている色コード
データを使用する。例えば、画素番号8〜10の画素の
色データは画素番号1〜4の画素の色データと同じであ
るため、ランレングスデータとして色コードデータ
「0」、レングスデータ「3」が設定される。以上のよ
うにして、ビットマップデータから1つのランレングス
データ(単一ランレングスデータ)が作成される。
【0031】図7(c)は、図6(a)のビットマップ
画像を単一ランレングス圧縮した後の様子を概念的に示
す図である。同じ色データの連続する画素が1つのデー
タに変換されている。
【0032】既に述べたように、ランレングスデータの
色コードデータは8ビットであり、それに対応して、色
コードテーブルも256通りの色が設定できる。したが
って、図4のステップS22で選択されたビットマップ
画像要素に使用されている色の数が256以下の場合は
問題ないが、256より多い場合には色コードテーブル
が生成できなくなりエラーが発生し、単一ランレングス
圧縮処理が停止する(図4:ステップS25)。そし
て、エラーが発生した場合には、ステップS26におい
て、オペレータが分版するか否かを再度判断する。
【0033】ステップS23またはステップS26にお
いて、オペレータが分版を選択した場合には、ステップ
S27に移って、分版ランレングス圧縮が行われる。図
8は、分版ランレングス圧縮の様子を説明するための概
念図である。
【0034】図8(a)は、分版ランレングス圧縮用の
色コードテーブルで、予め設定されている。分版ランレ
ングス圧縮用の色コードテーブルはYMCKの4つの版
のそれぞれについて用意されているが、図8(a)に
は、説明の便宜上、Y版用とM版用のみを示している。
Y版用の色コードテーブルでは、Yの値が256通り設
定されており、その他の色成分についてはすべて「T」
が設定されている。ここで、「T」はトランスペアレン
シーであり、後述する出力演算処理時に他の版の値と透
過合成されることを示している。同様に、M版用、C版
用、K版用の色コードテーブルにもそれぞれ「M」、
「C」、「K」の値が256通り設定され、その他の色
成分にはすべて「T」が設定されている(階調コード
系)。なお、分版ランレングスデータのフォーマットは
単一ランレングスデータと同一である。したがって、各
版の色コードデータは8ビットであり、色コードテーブ
ルにも256通りの色コードが設定されるている。ま
た、分版ランレングス圧縮用の色コードテーブルは予め
ROM34に記憶されている。
【0035】分版ランレングス圧縮は、各色成分のそれ
ぞれについて単一ランレングス圧縮と同様の手順で行わ
れる。ただし、色コードテーブルは、予め設定されてい
るものを用いるため、単一ランレングス圧縮の時のよう
に、色コードテーブルを逐次作成することはない。例え
ば、図6に示したビットマップ画像に対してランレング
ス圧縮を行う場合、Y版については、画素番号1〜4の
画素が同じ「Y=10」であるため、Y版ランレングス
データとして、色コードデータ「10」、レングスデー
タ「4」が設定される。同様に、M版ランレングスデー
タとしては、色コードデータ「20」、レングスデータ
「4」が設定される。K版については、画素番号1〜1
0の画素が同じ「K=10」であるため、K版ランレン
グスデータとして、色コードデータ「10」、レングス
データ「10」が設定される。以上のようにして、図8
(b)に示すような4つの版のランレングスデータ(分
版ランレングスデータ)が作成される。
【0036】上記のようにして作成された単一ランレン
グスデータおよび分版ランレングスデータはDISK3
6に保存される。このときに、保存用のファイル名とし
て単一ランレングスデータの場合、「ABC.LW」、
一方、分版ランレングスデータの場合、Y版は「ABC
XX1.LW」、M版は「ABCXX2.LW」、C版
は「ABCXX3.LW」、K版は「ABCXX4.L
W」とする。ここで、ファイル名のうち「ABC」は対
象画像要素の名称であり、光磁気ディスク2に保存され
ているファイル名と同じでも良いし、オペレータが任意
に設定してもかまわない。また、拡張子「.LW」はラ
ンレングスデータであることを示し、「XX1」〜「X
X4」はそれぞれYMCKの版であることを示してい
る。ここにおいて、「XX1」〜「XX4」の部分が
「分版」を示すため、ファイル名のこの部分を参照すれ
ば、作成されて記憶されているのは複数の色成分ごとの
分版のランレングス画像であるのか、それとも分版され
なかった単一のランレングス画像であるのかを識別する
ことができる。このため、ファイル名のこの部分は分版
か否かを識別する「識別データ」となっている。
【0037】次に、分版ランレングス圧縮が終了した
後、あるいはステップS25においてエラーが発生しな
かった場合は、ステップS28に進んで、ランレングス
圧縮処理が終了したか否かがオペレータによって判断さ
れる。ここで、新たな画像要素に対してランレングス圧
縮を行いたい場合は、ステップS22に戻って、再び処
理対象画像が選択される。すなわち、ランレングス圧縮
処理はオペレータが望むすべての画像要素に対してラン
レングス圧縮処理が終了するまで繰り返されることにな
る。一方、すべてのランレングス圧縮処理が終了した場
合には、図3のステップS3に進む。
【0038】ステップS3では、レイアウト出力演算ス
テーション4の負荷を軽減するために、先に作成された
ランレングスデータに対して間引き処理を行い、ビット
マップデータで表現された粗画像(低密度ビットマップ
画像)を作成する。ここでは、間引き率を1/M(但
し、Mは整数)としたとき、図7(c)のランレングス
画像のX方向とY方向のそれぞれについて、M画素ごと
に画素を抽出するようにすればよい。なお、間引きの対
象となるランレングスデータが単一ランレングスデータ
の場合は、単一の粗画像、一方、分版ランレングスデー
タの場合は、YMCKのそれぞれについて粗画像(分版
粗画像)が作成される。これら2種類の粗画像のうち、
着目するカラー画像要素について実際に作成されるもの
が、後の画像配置編集においてそのカラー画像要素のレ
イアウト位置決定に利用される。
【0039】このように低密度の粗画像を作成すれば、
レイアウト出力演算ステーション4の負荷が軽減される
ため、後述する画像要素のレイアウト処理を容易に行う
ことができる。
【0040】上記のようにして作成された位置決め用画
像は、レイアウト出力演算ステーション4に転送され
て、レイアウト処理(配置編集処理)が行われる(ステ
ップS4)。図5は、レイアウト処理の手順を示したフ
ローチャートである。まず、画像処理ステーション3か
ら転送された位置決め用画像はDISK46に保存され
るとともに、プレビュー画像としてカラーモニタ41に
表示される(ステップS41)。なお、DISK46に
保存される粗画像のファイル名は、先に保存されている
ランレングスデータのファイル名の拡張子「.LW」を
「.TIFF」に変換したものである。
【0041】次に、オペレータがレイアウト処理の対象
となる画像要素をマウス42を使用して選択する(ステ
ップS42)。そして、ステップS43に進んで、選択
された画像要素の4つの分版粗画像がカラーモニタ41
に表示される。なお、このときに、選択された画像要素
が単一粗画像である場合は、マウスを使用して、後述す
るレイアウト領域91の所望の位置にオペレータが割り
付けるのみでレイアウト処理は終了するので、図5では
分版粗画像の場合について説明する。
【0042】カラーモニタ41に分版粗画像が表示され
ると、次に、オペレータはマウス42を使用するか否か
を選択する(ステップS44)。マウス42を使用する
場合は、ステップS47に進んで、オペレータは1つの
版を位置決め用画像として選択し、所望のレイアウト位
置に割り付ける。
【0043】図9は、このときのカラーモニタ41の表
示状態を示した図である。カラーモニタ41の表示画面
90は、レイアウト領域91とプレビュー画像領域92
に分割されている。また、プレビュー画像領域92には
4つの分版粗画像93A〜93Dが表示されている。オ
ペレータがY版の粗画像93Aを位置決め用画像として
選択し、レイアウト領域91の所望の位置に粗画像94
Aとして割り付けると、ライン95Xとライン95Yの
交点がオフセット座標(オフセット位置)95Pとして
記憶される。
【0044】次に、ステップS48に進んで、記憶され
たオフセット座標95Pに基づいて、他の分版粗画像9
3B〜93DがY版の粗画像94Aと同じ位置に割り付
けられる。
【0045】一方、ステップS44において、マウス4
2を使用しないと判断された場合は、ステップS45に
進んで、オペレータがオフセット座標を数値入力する。
そして、ステップS46では、4つの分版粗画像が入力
されたオフセット座標に基づいて、同じ位置に割り付け
られる。
【0046】以上のようにすれば、4つの分版粗画像を
割り付けたときに、各粗画像が互いにずれることなく、
割り付けることができる。
【0047】以上のようにしてレイアウト処理が終了す
ると、オペレータはレイアウト出力演算ステーション4
に対して出力演算処理の指令を与えることにより、出力
演算処理が実行される(図3:ステップS5)。出力演
算処理では、まず、所望の位置に割り付けられた粗画像
がDISK36に保存された元のランレングス画像に置
換される。この置換処理は、ファイル名に基づいて行え
ばよく、当該粗画像のファイル名の拡張子以外の部分が
同じで、拡張子が「.LW」のファイルをDISK36
から検索し、置換を行えばよい。例えば、粗画像のファ
イル名が「ABCXX1.TIFF」であれば、DIS
K36に保存された「ABCXX1.LW」のファイル
を読み込んで、そのランレングスデータを粗画像のビッ
トマップデータに差し替える。このときに、置換処理を
すべき粗画像が単一粗画像であれば対応する単一ランレ
ングスデータに置換するだけでよいが、分版粗画像であ
る場合には、同一の位置に4枚の分版ランレングス画像
が置換されることになり、当該4枚の分版ランレングス
画像は互いに透過合成される。
【0048】図10は、分版ランレングス画像の透過合
成処理を概念的に説明するための図である。図10
(a)に示すような分版ランレングスデータを透過合成
する場合、例えば、1画素目に着目すると、Y版の色コ
ードデータは「10」である。Y版の色コードテーブル
を参照すると、色コード「10」は、「Y=10」で他
の色成分にはすべて「T」が設定されている。他の版も
同様の構成になっており、「T」は他の版の色に透過さ
れることを示しているため、1画素目について4つの分
版ランレングスデータを透過合成すると、図10(b)
に示すように、「Y=10」、「M=20」、「C=3
0」、「K=10」が設定される。また、同様に、5画
素目についても、「Y=0」、「M=10」、「C=2
0」、「K=10」が設定される。
【0049】以上のようにして出力演算処理が終了する
と、ステップS6に進んで、出力演算処理後の画像デー
タに基づいて、各色成分毎の分解版がイメージセッタ5
から出力される。
【0050】このように、この実施形態では、画像要素
を構成する各色成分のそれぞれについて、その階調を色
コードデータとして表現した分版ランレングス画像を作
成し、それらを間引いた粗画像を所望の同一位置に割り
付けて配置編集を行い、出力演算処理時に当該粗画像
を、その割付け位置を保持しつつ元のランレングス画像
に置換するとともに、4枚のランレングス画像を互いに
透過合成している。また、分版ランレングスデータのフ
ォーマットは単一ランレングスデータのフォーマットと
同じである。したがって、カラー表現についての従来の
システムとの互換性を失うことなく、高精細な色状態
(2564通りの色)を容易に表現することが可能とな
る。
【0051】さらに、粗画像を配置編集する際に、オフ
セット座標を使用して同一位置に粗画像を割り付けてい
るので、出力された画像にもずれが生じない。
【0052】以上、この発明の一実施形態について説明
したが、この発明は上記の例に限定されるものではな
い。例えば、この実施形態では、YMCKの4つの色成
分についてそれぞれのランレングスデータを作成してい
たが、色成分はYMCKに限定されるものではなく、R
GBなどであってもかまわない。
【0053】また、この実施形態では、分版ランレング
スデータのファイル名として「XX1.LW」〜「XX
4.LW」を付与するとともに、間引き処理後の粗画像
には拡張子として「.TIFF」を付けていたが、ファ
イル名の規則はこれに限定されるものではなく、識別可
能な他の規則であっても良い。
【0054】さらに、分版をするかどうかの判定処理を
自動的に行わせることも可能であって、その場合にはそ
の画像要素に実際に含まれている色の数がカウントさ
れ、そのカウント値を所定の閾値(たとえば256色)
と比較する処理が自動的に行われる。
【0055】また、上記実施形態のレイアウト処理では
粗画像を位置決め用画像として用いていたが、間引き処
理しないひとつの色成分の実画像を位置決め用画像とし
て用いてもよい。この場合、位置決めにより決定された
オフセット座標を基準にして、他の色成分の実画像を同
一位置にレイアウトする。
【0056】また、上記実施形態のレイアウト処理では
ランレングス圧縮したカラー画像要素だけに着目した
が、それ以外の種類の画像要素と合わせて画像編集を行
うことも可能であり、一般に、1または複数の画像要素
からなる画像要素群のうち所望のカラー画像要素につい
てこの発明を適用することが可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項の発明に
おいては、ビットマップ形式で入力されたカラー画像要
素を色成分ごとにランレングス圧縮し、それに基づいて
画像編集を行っている。したがって、画像編集の段階に
おいて取り扱うデータ量を減少させることができる。
【0058】そして、この発明ではカラー画像要素が色
成分ごとにランレングス圧縮されるため、個々のランレ
ングスデータ中の色コード系は、それに対応する1つの
色成分についてのカラー階調を表現するためにフルに使
用できる。たとえばひとつのランレングスデータにおけ
る色の数がNビット(たとえばN=8)であり、元のカ
ラー画像の色成分の数がM(たとえばM=4)であると
きには、個々の色成分のランレングスデータ中の色コー
ド系においてNビットをフルに使用可能であり、全色成
分について全体としてN×Mビット(たとえば32ビッ
ト)相当の色を表現することが可能である。
【0059】したがって、個々のランレングスデータに
おける色コードとしてNビット系を使用しつつ、N×M
ビット相当の豊かな色状態を表現可能である。この結
果、Nビット系の色コード系で構築された従来のシステ
ムとを互換性を保ちつつ、高精細な色表現でのレイアウ
トが可能となる。
【0060】特に、請求項2および請求項7の発明で
は、複数の色成分ランレングス画像のうちのひとつの画
像をレイアウト位置と決定するために用い、複数の色成
分ランレングス画像を同一位置に割り付けるため、各成
分ごとの割り付け処理を繰り返す必要はなく、また色成
分相互の位置ズレも生じない。
【0061】また、請求項3の発明では、色の数が多い
もののみ複数の色成分に対応した複数の色成分ランレン
グス画像を生成し、色の数が少ないものについては単一
のランレングス画像を生成するので、ランレングスデー
タ圧縮を高速に行うことができる。
【0062】さらに、請求項4の発明では、複数の色成
分に対応した複数ランレングス画像を生成している否か
を識別データによって識別可能であるため、系統的な処
理が可能である。
【0063】さらに、請求項5の発明では、請求項4に
おいて、請求項2と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像処理装置の構成を示した全
体ブロック図である。
【図2】本発明にかかる画像処理装置の画像処理ステー
ションおよびレイアウト出力演算ステーションの電気的
構成を示したブロック図である。
【図3】この発明にかかるカラー画像処理方法の処理手
順を示すフローチャートである。
【図4】ランレングス圧縮処理の手順を示したフローチ
ャートである。
【図5】レイアウト処理の手順を示したフローチャート
である。
【図6】画像要素(ビットマップ画像)の概念図であ
る。
【図7】単一ランレングス圧縮を説明するための図であ
る。
【図8】分版ランレングス圧縮を説明するための図であ
る。
【図9】レイアウト時におけるレイアウト出力演算ステ
ーションのカラーモニタの表示状態を示した図である。
【図10】分版ランレングス画像の透過合成処理を概念
的に説明するための図である。
【図11】ランレングスデータの構成を説明するための
概念図である。
【符号の説明】
1 入力スキャナ 2 光磁気ディスク 3 画像処理ステーション 4 レイアウト出力演算ステーション 5 イメージセッタ 95P オフセット座標 100 画像処理装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色成分を含むカラー画像要素を含
    んでなる画像要素群に対して画像レイアウト処理を行
    い、レイアウト後の画像データを出力するカラー画像処
    理装置であって、 (a) 前記カラー画像要素に関して、複数の色成分につい
    てのビットマップ画像データを入力する入力手段と、 (b) 前記ビットマップ画像データを各色成分ごとにラン
    レングスデータに圧縮変換して複数の色成分ランレング
    ス画像を得る圧縮手段と、 (c) 前記複数の色成分ランレングス画像を格納する記憶
    手段と、 (d) 前記カラー画像要素のレイアウト位置を設定するレ
    イアウト位置設定手段と、 (e) 前記記憶手段から前記複数の色成分ランレングス画
    像を読み出し、前記レイアウト位置へ重ね合わせる重ね
    合わせ手段と、 (f) 前記重ね合わされた画像を出力する出力手段と、 を備えることを特徴とするカラー画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の装置において、 前記レイアウト位置設定手段が、 (d-1) 前記複数の色成分ランレングス画像のうちのひ
    とつの画像を位置決め用画像としてレイアウト画面上に
    表示する表示手段と、 (d-2) 前記位置決め用画像を前記レイアウト画面上で位
    置決めすることにより前記レイアウト位置を設定する位
    置決め手段と、 を含むことを特徴とするカラー画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の装置において、 前記圧縮手段が、 (b-1) 前記カラー画像要素に含まれる色の数が所定の
    閾値を越える場合に能動化されることにより、前記ビッ
    トマップ画像データを各色成分ごとにランレングスデー
    タに圧縮変換して前記複数の色成分ランレングス画像を
    求める第1圧縮手段と、 (b-2) 前記色の数が前記閾値以下の場合に能動化され
    ることにより、前記ビットマップ画像データの各色を単
    一の色コード系で表現しつつランレングス圧縮して単一
    のランレングス画像を求める第2圧縮手段と、を含み、 前記第2圧縮手段が能動化された場合には、前記複数の
    色成分ランレングス画像のかわりに前記単一のランレン
    グス画像が使用されることを特徴とするカラー画像処理
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の装置において、 前記圧縮手段が、 (b-3) 前記記憶手段に格納されているランレングス画
    像が、前記複数の色成分ランレングス画像と前記単一の
    ランレングス画像とのいずれであるかを識別する識別デ
    ータを生成して、前記識別データを前記記憶手段に記憶
    させる記憶制御手段、をさらに含むことを特徴とするカ
    ラー画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の装置において、 前記レイアウト位置設定手段が、 (d-1) 前記複数の色成分ランレングス画像を割り付け
    るべきオフセット位置を指定するオフセット位置指定手
    段、を含み、 前記重ね合わせ手段が、 (e-1) 前記識別データを参照することによって、前記
    記憶手段に格納されている画像が前記複数の色成分ラン
    レングス画像であると識別された際には、前記オフセッ
    ト位置を基準として、前記複数の色成分ランレングス画
    像を重ね合わせることを特徴とするカラー画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 複数の色成分を含むカラー画像要素を含
    んでなる画像要素群に対して画像編集処理を行い、編集
    後の画像データを出力するカラー画像処理方法であっ
    て、 (a) 前記カラー画像要素に関して、複数の色成分につい
    てのビットマップ画像データを入力する工程と、 (b) 前記ビットマップ画像データを各色成分ごとにラン
    レングスデータに圧縮変換して複数の色成分ランレング
    ス画像を得る工程と、 (c) 前記複数の色成分ランレングス画像を記憶装置に格
    納する工程と、 (d) 前記カラー画像要素のレイアウト位置を設定する工
    程と、 (e) 前記記憶装置から前記複数の色成分ランレングス画
    像を読み出し、同一位置へ重ね合わせる工程と、 (f) 前記重ね合わされた画像を出力する工程と、 を備えることを特徴とするカラー画像処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項6の方法において、 前記工程(d)が、 (d-1) 前記複数の色成分ランレングス画像のうちひと
    つの画像を位置決め用画像としてレイアウト画面上に表
    示する工程と、 (d-2) 前記位置決め用画像をレイアウト画面上で位置決
    めすることにより、前記レイアウト位置を設定する工程
    と、を含むことを特徴とするカラー画像処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009000817A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Casio Electronics Co Ltd 印刷装置

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