JP2528383B2 - ピンホ―ル消去方法 - Google Patents

ピンホ―ル消去方法

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JP2528383B2 JP2320194A JP32019490A JP2528383B2 JP 2528383 B2 JP2528383 B2 JP 2528383B2 JP 2320194 A JP2320194 A JP 2320194A JP 32019490 A JP32019490 A JP 32019490A JP 2528383 B2 JP2528383 B2 JP 2528383B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、台紙上に作成された版下文字、イラス
ト、ロゴ、図形等を含む画像(以下、「版下画像」と呼
ぶ。)の2値画像データに基づいて、版下画像に含まれ
るピンホールを消去する方法に関する。
【従来の技術】
カラー印刷の刷版を作成する製版工程においては、文
字や線画の原画となる版下台紙が作成される。版下台紙
は、写植文字や製図された罫線が最終印刷物と同寸法、
同品質で配置されたものである。版下台紙にはその後の
工程に関する指示も記入されており、製版工程の指示書
としての役割も有している。 多くの場合、画像内の一部の領域を所望の一様な色で
塗りつぶすための処理(平網伏せ)が製版工程で行なわ
れる。近年の画像処理システムでは、これまで手作業で
行なっていた平網伏せを自動的に行なうものもある。こ
のようなシステムでは、版下画像の2値画像データを画
像読み取り装置で読み取り、さらに画像処理装置によっ
て版下画像内の所望の閉領域を所望の色で塗りつぶすこ
とにより、平網伏せを行なっている。従来の画像処理装
置は、読み取り分解能が400線/インチ程度の低解像度
画像に基づいて画像領域の塗りつぶし処理を行なってい
た。 ところで、画像処理システムの技術進歩に伴い、大容
量の画像データを高速に処理できるようになった。これ
に応じて、製版印刷分野においても、高品質な版下台紙
の2値画像(黒白画像)を2000線/インチ程度の高解像
度で読み取って得られた大容量の画像データに対して、
網伏せ処理を行なうことのできる装置が強く要望されて
いる。 ところで、画像読み取り装置で読み取られた2値画像
には、いわゆるピンホールが含まれているのが普通であ
る。ピンホールとは、2値画像内の白領域の中の微小な
黒い点や、黒領域の中の微小な白い点のことをいう。ピ
ンホールは、画像の読み取りの際に発生する雑音成分で
あり、画像品質を向上させるために消去しておく必要が
ある。
【発明が解決しようとする課題】
従来は、ピンホールを消去するために、CRTに表示さ
れた画像上でオペレータがピンホールを1つずつ探しだ
し、これを周囲の色で塗りつぶす処理を行なっていた。
従って、多数のピンホールが含まれる画像を処理するの
にかなりの時間を要するという問題があった。 また、高解像度で読み取った画像には、低解像度で読
み取った画像に比べてピンホールのサイズが小さく、ま
た、その数も多くなるという傾向がある。従って、高解
像度で読み取った画像のピンホールをオペレータが1つ
ずつ消去するには、多大な時間を要するという問題があ
った。 この発明は、従来技術における上述の課題を解決する
ためになされたものであり、画像に含まれるピンホール
を容易に消去することのできるピンホール消去方法を提
供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、この発明によるピンホー
ル消去方法は、 (a)ピンホールとして特定すべき領域の大きさをピン
ホールサイズとして指定する工程と、 (b)前記線画画像を、互いに独立した複数の分離領域
に分離する工程と、 (c)前記複数の分離領域のそれぞれの大きさを算出す
る工程と、 (d)前記複数の分離領域の大きさと前記ピンホールサ
イズとをそれぞれ比較することにより、前記ピンホール
サイズよりも小さな分離領域をピンホール領域として特
定する工程と、 (e)前記ピンホール領域をその周囲の分離領域の色で
塗りつぶす工程と、 を備える。 なお、ステップ(e)は、 (e−1)ピンホール領域として特定された分離領域を
他の分離領域と異なる特定の色で区別して線画画像を表
示手段に表示する工程と、 (e−2)表示されたピンホール領域について、その周
囲の分離領域の色で塗りつぶすか否かを指定する工程
と、 (e−3)ステップ(e−2)において塗りつぶすと指
定されたピンホール領域のみを周囲の分離領域の色で塗
りつぶす工程と、 を含むようにしてもよい。
【作用】
線画画像を複数の分離領域に分離する処理と、各分離
領域の大きさをピンホールサイズと比較してピンホール
領域を特定する処理とは、いずれも画像データの処理で
行なうことができる。従って、オペレータが各ピンホー
ルを肉眼で探し出す作業を行なうことなく、画像データ
の処理によってピンホールを特定することができる。ま
た、ピンホール領域として特定された分離領域を、周囲
の分離領域の色で塗りつぶす処理も、画像データの処理
によって行なうことができるので、オペレータの作業を
あまり要することなくピンホール消去処理を行なうこと
ができる。 また、ピンホール領域として特定された分離領域を特
定の色で他の分離領域と区別できるように表示し、各ピ
ンホール毎に消去するか否かを指定するようにすれば、
画像に必要な要素であって、誤ってピンホール領域とし
て特定された分離領域を塗りつぶすことを防止できるの
で、線画画像に微小な画像要素が含まれる場合にも、ピ
ンホールのみを消去できる。
【実施例】
A.装置の構成 第1図は、本発明の一実施例を適用して画像のピンホ
ール消去処理を行なう画像処理装置の概略構成を示すブ
ロック図である。この画像処理装置は、次のような構成
要素を有している。 (a)画像入力装置1:版下画像を読み取って、その2値
画像を得る装置であり、平面型スキャナなどで構成され
る。 (b)ランレングス圧縮部2:画像入力装置1によって読
み取られた2値画像のデータをランレングス圧縮して、
ランレングスデータを作成する。 (c)画像メモリ3:ランレングス圧縮部2や後述するCP
U部6から与えられる版下画像のランレングスデータを
記憶するメモリである。ピンホールが消去された後のラ
ンレングスデータもここに記憶される。 (d)ランレングス伸長部4:画像メモリ3から与えられ
るランレングスデータをビットマップデータに展開す
る。 (e)カラーモニタ部5:ランレングス圧縮部2やCPU部
6から与えられる画像データを表示するための装置であ
り、次の構成要素を含んでいる。 表示メモリ51:表示する画像のビットマップデータを記
憶するメモリ。 カラーパレット52:表示メモリ51から与えられる画像デ
ータに含まれている色番号(後述する)を、R(レッ
ド),G(グリーン),B(ブルー)の濃度信号に変換す
る。色番号は、版下画像の各画像領域ごとに指定されて
いる。 カラーモニタ53:カラー画像を表示する。 表示制御部54:カラーモニタ53における画像の表示の制
御を行なう。また、カラーパレット52に収納する色情報
(色番号と各3原色の濃度信号の対応を示す情報)を書
き換えるとともに、カラーモニタ53上の表示カーソルの
位置をマウスの動きに対応させるように制御する。 (f)CPU部6:画像処理装置全体の制御および必要な演
算を行なうための装置であり、次の構成要素を有する。 制御演算部61:画像処理装置の各部の制御、および、後
述する画像の領域分離、各分離領域の面積の算出、各分
離領域の面積とピンホールサイズとの比較等の演算を行
なう。 補助メモリ62:各種の処理の過程で必要となる一時的な
情報を記憶するためのメモリ。 マウス63:カラーモニタ53に表示された画像上の処理対
象領域等を指定する際に用いられる。 (g)画像出力装置7:ピンホールを消去した画像をフィ
ルムなどの記録媒体に記録する。 B.処理の手順 第2図は、ピンホール消去処理の手順を示すフローチ
ャートである。 ステップS1では、まず台紙上に文字や図形を配置して
版下を準備する。第3A図は、版下BCの例を示す平面図で
ある。この版下BCは、白色の台紙BSの上にA,B,Cの文字
が配置されている。これらの文字は黒色で描かれてい
る。なお、通常の版下には文字の他に各種の図形が描か
れていることが多い。 ステップS2では、版下BCの2値画像データDbを画像入
力装置1で読み取る。この2値画像データDbは、版下画
像内の各画素が黒か白かを示すデータである。 第3B図は、読み取られた2値画像を示す平面図であ
る。図において、白色の領域内に黒いピンホールPH1〜P
H3が発生し、また、黒色の領域内には白いピンホールPH
4,PH5が発生している。 ステップS3では、2値画像データDbが画像入力装置1
からランレングス圧縮部2に送られ、ここで、ランレン
グスデータDrに変換される。 第4A図と第4B図とは、ランレングスデータDrの構成を
示すための説明図である。 第4A図は、版下画像のうち、文字Aの部分のみを拡大
して示している。図において、鉛直方向を主走査方向Y,
水平方向を副走査方向Xと仮定している。また、台紙上
の主走査方向Yの座標範囲は、0から150まであると仮
定している。 第4B図は、この版下画像についての副走査座標Xiにお
けるランレングスデータDriの構成を示している。ラン
レングスデータDriは、4つの連続したデータDri(1)
〜Dri(4)(以下、それぞれのデータを「単位ランレ
ングスデータ」と呼ぶ。)から構成されている。各単位
ランレングスデータDri(1)〜Dri(4)はそれぞれ32
ビットで構成されており、最上位1ビットはその単位ラ
ンレングスデータが黒か白かを示す白黒指定データDwb
であり、次の15ビットは後述するシステム色の番号を示
すシステム色データDsc、下位の16ビットはその単位ラ
ンレングスの開始点の主走査座標を示す座標データDrc
になっている。 第4A図に示すように、副走査座標Xiでは、主走査座標
Yが0から99までの区間が白色、100から119までの区間
が黒白、120から150までの区間が白色である。3つの単
位ランレングスデータDri(1)〜Dri(3)は、上記の
3つの区間の開始点の主走査座標と、その区間が白色か
黒色かを示している。また4つめの単位ランレングスデ
ータDri(4)の主走査座標の値は、最大値(=150)と
なっており、この主走査線に関するランレングスデータ
が終了したことを示している。なお、この時点ではシス
テム色が決定されていないので、ランレングスデータの
中のシステム色データDscは特に意味のない値となって
いる。 第4C図は、ランレングスデータの他の構成を示す概念
図である。このランレングスデータDsiは、3つの連続
した単位ランレングスデータDsi(1)〜Dsi(3)から
構成されている。各単位ランレングスデータDsi(1)
〜Dsi(3)はそれぞれ32ビットで構成されており、最
上位1ビットは白黒指定データDwb、次の15ビットはシ
ステム色データDsc、下位の16ビットはラン長さ(画素
の個数)を示すデータDrdになっている。第4C図のラン
レングスデータDsiは、第4B図に示すランレングスデー
タDriと同様に、第4A図における副走査座標Xiのランレ
ングスデータを示す。以下では、おもに第4C図のランレ
ングスデータDsiを用いた処理について説明する。 以上のようにして得られたランレングスデータDsは、
ランレングス圧縮部2から画像メモリ3に供給され、記
憶される。また、このランレングスデータDsに基づい
て、第3B図の画像がカラーモニタ53に表示される。ただ
し、ここで表示される画像は黒白画像である。 ステップS4では、オペレータがピンホール消去処理を
行なう領域(以下、「処理対象領域」と呼ぶ。)PRをカ
ラーモニタ53に表示された版下画像の上で指定する。第
3C図に示すように、処理対象領域PRは矩形の領域であ
り、2つの頂点P1(X1,Y1),P2(X2,Y2)のそれぞれか
ら、主走査方向Xと副走査方向Yとにそれぞれ平行に引
いた辺を有している。カラーモニタ53に表示された版下
画像において、オペレータがマウス63を用いて2つの頂
点P1,P2の位置を指定する。2つの頂点P1,P2の座標(X
1,Y1),(X2,Y2)は、補助メモリ62に記憶される。 このように版下画像内の一部の領域を処理対象領域PR
として指定するのは、ルビや文字の細かな部分など、微
小な画像要素を処理対象領域PRから除外するようにし
て、微小な画像要素がピンホールとして誤って抽出され
てしまうのを防止するためである。 ステップS4ではさらに、オペレータが図示しないキー
ボードなどを用いて、ピンホールサイズを指定する。こ
こで、ピンホールサイズは、各画像領域がピンホールで
あるか否かを判定する際に用いる閾値である。ピンホー
ルサイズは、例えば第5図に示すように、ピンホールと
みなす領域の幅Wx,Wyによって指定される。これらの副W
x,Wyは画素数で指定されるが、(cm)などの長さの単位
で指定し、これを制御演算部61によって画素数に変換し
ても良い。 制御演算部61は、幅Wx,Wyを乗算してその積Zp(ピク
セル数)を求める。以下では、この積Zpを「指定ピンホ
ールサイズ」と呼ぶ。 なお、ステップS4において、副Wx,Wyを指定する代わ
りに、指定ピンホールサイズZpを指定するようにしても
良い。読み取り分解能が2000線/インチの場合、1画素
は0.0125mmの正方形である。例えばWx=Wy=1.0mmと指
定された時には、Zp=64(画素)となる。 ステップS5,S6は、制御演算部61によって自動的に行
なわれる処理である。 ステップS5では、版下画像全体について領域分離処理
が行なわれる。領域分解処理とは、黒色部と白色部の境
界線によって互いに分離された互いに独立の領域を区別
し、区別された各領域に異なる番号(システム色番号)
Nsを割り当てる処理のことを言う。 第3D図は、領域分離処理によって分離された各画像領
域を示す説明図である。版下画像は12個の画像領域(以
下、「分離領域」と呼ぶ。)R1〜R12に分離される。各
分離領域R1〜R12にはシステム色番号Nsの値が1から12
までそれぞれ割り当てられている。このシステム色番号
Nsは、各単位ランレングスデータDsiのシステム色デー
タDscとして登録される(第4C図)。 各分離領域に割り当てられる番号をシステム色番号と
呼ぶのは、この番号が制御演算部61によって自動的に与
えられる番号であり、色を表わす番号としても使えるか
らである。なお、領域分離処理の詳細は、さらに後述す
る。 ステップS6では、制御演算部61によって分離領域の面
積が算出される。第6図は、ステップS6の詳細手順を示
すフローチャートである。また、第7図は領域面積算出
処理に用いられる積算テーブルTsumの構成を示す概念図
である。 積算テーブルTsumは、各システム色データDscごと
に、積算画素数SumとオーバーフローフラグFovとを登録
するためのテーブルであり、補助メモリ62に記憶され
る。 積算画素数Sum、オーバフローフラグFov、および第6
図のステップにおいて使用されるパラメータは、次のよ
うに定義されている。 積算画素数Sum:各分離領域の画素数の積算値。 オーバーフローフラグFov:積算画素数Sumが指定ピンホ
ールサイズZpを越えた分離領域について立てられるフラ
グ。 走査位置g:画素数の積算時において、処理対象となる走
査線の副走査位置を示すパラメータ。 ランデータカウンタk:処理対象となっている走査線上で
の単位ランレングスデータの順番を示すカウンタ。 ステップS10では、次のようにして初期値の設定が行
なわれる。 まず、ステップS10−1では、積算画素数Sumとオーバ
ー:フローフラグFovとの値をすべてゼロにイニシャラ
イズする。 ステップS10−2では、処理対象領域PRの最小の副走
査座標X1が走査位置gとして設定される。 ステップS20では、処理対象領域PR内の走査位置gの
ランレングスデータDsgが画像メモリ3から読み出さ
れ、補助メモリ62に記憶される。 まず、ステップS20−1では、画像メモリ3に記憶さ
れていた版下画像の画像データの中から、走査位置gの
ランレングスデータDsgが検索されて読み出される。な
お、第6図のフローチャートでは、第4C図の構成のラン
レングスデータを用いている。 ステップS20−2では、ランレングスデータDsgの中か
ら、処理対象領域PRに少なくともその一部が入る単位ラ
ンレングスデータDsg(1)〜Dsg(n)が抽出されて、
補助メモリ62に記憶される。ここで、「処理対象領域PR
に少なくともその一部が入る単位ランレングスデータ」
とは、第3C図のピンホールPH2の黒色部を表わす単位ラ
ンレングスデータのように、処理対象領域PRの主走査座
標範囲Y1〜Y2をはみ出す領域を表わすような単位ランレ
ングスデータも含む意味である。 なお、第6図のフローでは、処理対象領域PRに少なく
ともその一部が入る単位ランレングスデータDsg(k)
がn個あると仮定している。 ステップS20−3では、ランデータカウンタkの値を
1に設定する。 ステップS30では、各単位ランレングスデータDsg
(k)のシステム色データDsc(k)を積算テーブルTsu
mに登録し、そのランレングスを積算画素数Sumに順次加
算していく。また、積算画素数Sumを指定ピンホールサ
イズZpと比較して、その結果に応じてオーバーフローフ
ラグFovを設定する。 まず、ステップS30−1では、ランデータカウンタk
で指定される単位ランレングスデータDsg(k)から、
システム色データDsc(k)を読み出す。 ステップS30−2では、ステップS30−1で読み出され
たシステム色データDsc(k)が、積算テーブルTsumに
登録されているか否かが調べられる。 システム色データDsc(k)が登録されていなけれ
ば、ステップS30−7を実行し、このシステム色データD
sc(k)を積算テーブルTsumに登録する。そして、ステ
ップS30−8においてランレングスデータDsg(k)のラ
ン長さDrd(k)が、そのシステム色データDsc(k)の
積算画素数Sum(Dsc)として設定される。 システム色データDsc(k)が登録されている場合に
は、ステップS30−2からステップS30−3に移行して、
そのシステム色データDsc(k)のオーバーフローフラ
グFovの値が1か否かが調べられる。 オーバーフローフラグFovは、積算画素数Sum(Dsc)
が前述の指定ピンホールサイズZpを越えた時に1に設定
されるフラグである。 オーバーフローフラグFovの値が1に等しいときに
は、ステップS30−4,5,6の処理が省略されて後述するス
テップS30−9に移行する。 一方、オーバーフローフラグFovの値が1でないとき
(ゼロに等しいとき)には、ステップS30−4が実行さ
れて、その単位ランレングスデータDsg(k)のラン長
さDrd(k)が、そのシステム色データDsc(k)の積算
画素数Sum(Dsc)に加算される。 ステップS30−5では、そのシステム色データDsc
(k)の積算画素数Sum(Dsc)と指定ピンホールサイズ
Zpとが比較される。 積算画素数Sum(Dsc)が指定ピンホールサイズZpの値
を越えている場合には、ステップS30−6が実行されて
オーバーフローフラグFovの値が1に設定される。 一方、積算画素数Sum(Dsc)が指定ピンホールサイズ
Zp以下の場合には、ステップS30−6をスキップして、
次のステップS30−9に移行する。 ステップS30−9では、ランデータカウンタkの値が
nに等しいか否かが調べられる。 ランデータカウンタkがnに等しくないときには、ス
テップS30−10でパラメータkを1つ増加させて、ステ
ップS30−1にもどり、次の単位ランレングスデータの
処理を行なう。 一方、パラメータkがnに等しい場合には、現在の走
査位置gの単位ランレングスデータDsg(l)〜Dsg
(n)のすべての処理が終わっているので、ステップS4
0に移行する。 ステップS40−1では、走査位置gの値を1つ増加さ
せる。 ステップS40−2において、走査位置gの値が、処理
対象領域PRの副走査座標の最大値X2以下の場合には、ス
テップS20−1に戻り、その走査位置の単位ランレング
スデータの処理を行なう。 一方、走査位置gの値が最大値X2をこえたときには、
領域面積算出処理を終了する。 第7図は、第3C図の処理対象領域PRに対して上述した
領域面積算出処理を行なって得られた積算テーブルTsum
を示している。ここでは、指定ピンホールサイズZpの値
を100(画素)としており、積算画素数Sumが100以下の
システム色データDsc(=2,5,9,11)についてオーバー
フローフラグFovの値が0に設定されている。前述した
ように、第3D図の各分離領域R1〜R12にはシステム色デ
ータDsc=1〜12がそれぞれ対応しているので、ピンホ
ールPH1,PH2,PH4,およびPH5に相当する分離領域R2,R5,R
9,およびR11のオーバーフローフラグFovがゼロに設定さ
れていることになる。言い替えれば、オーバーフローフ
ラグFovがゼロの分離領域R2,R5,R9およびR11が、ピンホ
ール領域として抽出されたことになる。 第2図に戻り、ステップS6における領域面積算出処理
が終了すると、ステップS7において、ピンホール領域と
して抽出された分離領域がその周囲の分離領域の色で塗
りつぶされる。 第8図は、ステップS7の処理内容を示す説明図であ
る。この図では、第3D図に示す副走査座標Xiのランレン
グスデータについてピンホール領域の塗りつぶしを行な
う場合を示している。 第8図(a)は、塗りつぶし処理前の単位ランレング
スデータDsiを示している。ここで、2番目の単位ラン
レングスデータDsi(2)が、分離領域R2を、すなわち
ピンホールPH1を表わすランレングスデータである。 塗りつぶし処理では、ピンホール領域に対応するシス
テム色データDscを有する単位ランレングスデータDsi
(2)について、その白黒指定データDwbの値を、その
直前(または直後)の単位ランレングスデータDsi
(1)の白黒指定データDwbの値で置き換える。第8図
(b)はこのようにして得られたランレングスデータを
示している。第8図(b)において、白黒指定データDw
bの値が同じで、かつ、互いに隣接する単位ランレング
スデータDsi(1)〜Dsi(3)は、第8図(c)に示す
ように1つの単位ランレングスデータDsi(1)に合体
しても良い。合体された単位ランレングスデータDsi
(1)のシステム色データDscとしては、合体する前の
先頭の(または最後の)単位ランレングスデータのシス
テム色番号の値が採用される。 このように、上記実施例では、各分離領域の積算画素
数を指定ピンホールサイズと比較し、指定ピンホールサ
イズ以下の分離領域をピンホール領域として特定すると
ともに、特定された分離領域をその周囲の領域の色で塗
りつぶすことにより、ピンホールが消去される。オペレ
ータは、ピンホール処理の処理対象領域PRと、指定ピン
ホールサイズとを指定するだけで良く、その後の処理は
CPU部6によって自動的に行なわれるので、ピンホール
の消去を短時間で容易に行なうことができるという利点
がある。特に、版下画像を2000線/インチ程度の高解像
度で読み取った場合によく見られるように、ピンホール
の大きさが微小で、その数が多い場合にも、ピンホール
の消去を短時間で容易に行なうことができるという利点
がある。 C.領域分離処理の詳細 領域分離処理は、例えば次のようにして行なう。第9
図は、領域分離処理に用いる処理ウインドウWを示す図
である。斜線を施した画素Paは処理の対象となっている
画素を示し、他の画素Pb〜Peは画素Paの周辺画素であ
る。 この処理ウインドウWを主走査方向Yに沿って副走査
方向Xの小さい方から順次移動させていく。そして、画
素Paが例えば黒色の時、周辺画素Pb〜Peに黒色の画素が
ない場合には、画素Paに新たなシステム色番号Nsを割り
当てる。一方、周辺画素Pb〜Peのいずれかが黒色の画素
である場合には、すでに黒色の周辺画素に割り当てられ
ているシステム色番号Nsを、画素Paのシステム色番号Ns
とする。 処理対象の画素Paが白色の場合も同様である。ただ
し、画素Paが白色の場合、斜め方向に隣接する画素Pc,P
eが白色で他の画素Pb,Pdが黒色であるときには、画素P
c,Peと処理対象の画素Paとに異なるシステム色番号Nsを
割り当てる。このようにすることにより、白色の画素が
斜め方向にのみ隣接している場合には、これらの画素が
互いに異なる領域を形成していると認識される。こうす
れば、黒色の独立した領域と白色の独立した領域とが互
いに交差しているような領域分離を避けることができ
る。 このように、処理ウインドウWを移動させ、独立した
各領域に順次異なるシステム色番号Nsを与えていく過程
において、同一の領域に2つ以上のシステム色番号Nsが
与えられる場合がある。第10A図ないし第10D図は、この
ような場合の処理の手順を示す説明図である。 まず、版下画像は、第10A図に示すように黒色の領域R
aと、この領域Raによて互いに分離された3つの白色の
領域Rb,Rc,Rdとで構成されているものとする。 処理ウインドウWを主走査方向Yに沿って副走査方向
Xの小さい方から順次移動させて行くと、第10B図に示
すように、各領域Ra〜Rdに互いに異なるシステム色番号
Nsが割り当てられていく。 第10B図において、各画素内に書込まれている数字
は、その画素に割り当てられたシステム色番号Nsを示
す。また、数字が書込まれていない画素は、まだシステ
ム色番号Nsが割り当てられていないことを示す。第10B
図に示されているように、黒色の領域Raには、システム
色番号Ns=2が割り当てられた画素と、Ns=4が割り当
てられた画素とが存在する。処理ウインドウWが第10B
図の位置にきたとき、処理対象画素Paに隣接する画素の
うち、画素Paのシステム色番号Nsの値は2であり、画素
PdとPeのシステム色番号Nsの値は4である。この場合は
「Ns=2とNs=4とが同一のシステム色を表わすこと」
を補助メモリ62に一時的に記憶しておき、処理対象画素
Paには小さい方のシステム色番号Ns=2を割り当てる。
これを第10A図の全画素に対して行なうと、第10C図のシ
ステム色画像(システム色で塗り分けられた画像)およ
び第11図の同一システム色テーブルISTが得られる。 同一システム色テーブルISTは、システム色番号Ns=
2とNs=4とが同一のシステム色を表わしており(すな
わち、同一の画像領域に割り当てられており)、またNs
=5とNs=6も同一のシステム色を表わしていることを
示している。なお、この同一システム色テーブルISTは
補助メモリ62に収納されている。 次に、制御演算部61は補助メモリ62に記憶されている
同一システム色テーブルISTを参照して、同一の画像領
域内にあるにもかかわらず、異なるシステム色番号が割
り当てられている画素に対して、共通のシステム色番号
(例えば同一システム色番号のなかで最も小さいシステ
ム色番号)を割当て直す処理を、第10C図の画像に対し
て行なう。その結果として、第10D図のように、すべて
の領域Ra〜Rdに互いに異なるシステム色番号Nsが1つず
つ割り当てられた画像が得られる。 なお、以上の説明は、ピクセル画像に対する処理につ
いて行なったが、第4B図,第4C図のようにランレングス
圧縮された画像データに対しても同様に処理できる。 ランレングス圧縮された画像データに対して領域分離
処理を行なう場合には、隣接する2本の走査線のランレ
ングスデータが読み出される。2本の走査線のうち、座
標原点に近い走査線上に第9図の処理ウィンドウWの左
側の周辺画素Pc,Pd,Peが存在し、2本目の走査線上に周
辺画素Pbと処理対象画素Paが存在するものとみなされ
る。 そして、2本の走査線のランレングスデータを同時に
調べてゆき、1本目の走査線において、分離領域の境界
(すなわちランレングスの境界)が画素PcとPdとの間、
または、画素PdとPeとの間にきたときに、上述の方法と
同様に、周辺画素Pb〜Peの色と処理対象画素Paの色とを
比較して、処理対象画素Paのシステム色番号を割り当て
る。また、2本目の走査線上において、周辺画素Pbと処
理対象画素Paとの間に、分離領域の境界がきたときに
も、同様にして処理対象画素Paのシステム色番号を割り
当てる。 こうして、常に2本の走査線上のランレングスデータ
を比較しながらシステム色番号を割り当ててゆくことに
より、ランレングス圧縮された画像データに基づいて、
領域分離処理を行なうことができる。 上記の領域分離処理を行なうことにより、第3D図の処
理対象領域PR内の各領域R1〜R12が互いに分離されると
ともに、単一の領域内の画素には、同一のシステム色番
号Nsが割り当てられる。このシステム色番号Nsは、各単
位ランレングスデータ内のシステム色データDscとして
登録される。 D.変形例 なお、この発明は上記実施例に限られるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にお
いて実施することが可能であり、例えば次のような変形
も可能である。 (1)第2図の手順のステップS7では、ステップS6でピ
ンホール領域として抽出された分離領域のすべてを、周
囲の色で塗りつぶすようにしていた。しかし、ステップ
S7において、ステップS6で抽出されたピンホール領域の
うちでオペレータが指定した領域のみを塗りつぶすよう
にしても良い。 第12図は、このような場合のステップS7の手順を示す
フローチャートである。 ステップS71では、ステップS6で抽出されたすべての
ピンホール領域を特定の色で色付けして、版下画像をカ
ラーモニタ53に表示する。「特定の色」は、赤色など
の、版下画像の他の領域の色(白と黒)と区別し易い色
であり、あらかじめオペレータによって指定されてい
る。 ステップS72では、特定色で表示されたピンホール領
域を一括して塗りつぶすか否かの質問がカラーモニタ53
上に表示され、オペレータが「Yes」または「No」の選
択枝をマウス63やキーボードなどで選択する。 「Yes」が選択されたときには、ステップS77で全ピン
ホール領域が塗りつぶされて処理が終了する。 「No」が選択されたときには、1つのピンホール領域
が特定色で表示され(ステップS73)、オペレータがそ
のピンホール領域を塗りつぶすか否かを指定して(ステ
ップS74)、塗りつぶしと指定されたピンホール領域の
みが塗りつぶされる(ステップS75)。次のピンホール
領域がある時にはステップS76からステップS72に戻り、
ステップS73〜S76を繰り返す。こうして、ピンホール領
域の塗りつぶしが1つずつ順次に行なわれる。 このように、ピンホール領域として抽出された分離領
域を1つずつ特定色で表示し、オペレータによって塗り
つぶすか否かを指定するようにすれば、小さな文字の細
かな部分などの、必要な画像要素がピンホール領域とし
て間違って抽出された場合にも、これを塗りつぶさない
ように指定できるという利点がある。 (2)上記実施例では、第6図のステップS30−2,S30−
7,S30−8に示すように、新たなシステム色データDscが
検出されるごとに積算テーブルTsumにそのシステム色デ
ータDscを登録するようにした。しかし、積算テーブルT
sumのメモリ領域として、すべてのシステム色データDsc
についてのデータを記憶できる領域をあらかじめ補助メ
モリ62内に確保しておいても良い。 第4A図ないし、第4C図に示すように、システム色デー
タDscを15ビットで表わすとすれば、積算テーブルTsum
は、2の15乗(=32768)個のシステム色データについ
ての積算画素数SumとオーバーフローフラグFovとを記憶
できればよい。そこで、積算テーブルTsumのメモリ領域
として、32768ワード(1ワード=16ビット)の領域を
確保し、各システム色番号をそのメモリ領域の先頭から
のアドレスに対応させる。各ワードの16ビットのうちで
1ビットをオーバーフローフラグFovに割り当て、残り
の15ビットを積算画素数Sumに割り当てる。 この場合には、第6図のステップS30−2,S30−7,およ
びS30−8が不要である。例えば、ステップS30−1でシ
ステム色データDsc=2478が読み出されたときには、積
算テーブルTsumの先頭から数えたアドレスの2478番地の
1ワードのデータが、積算画素数Sumとオーバーフロー
フラグFovとを表わしている。従って、このワードのデ
ータが読み出されて、ステップS30−3,4,5,6が実行され
る。 以上のように、あらゆるシステム色のデータについて
のメモリ領域をあらかじめ確保した積算テーブルTsumを
準備しておくようにすれば、各システム色データについ
ての他のデータの読出しを高速に行なうことができると
いう利点がある。 (3)上記実施例では、版下画像内に1つの処理対象領
域PRを指定したが、複数の処理対象領域をステップS4
(第2図)で指定しておき、各処理対象領域について、
ステップS6とS7とを順次実行するようにしても良い。 処理対象領域を指定するのは、前述したように、ルビ
や文字の細かな部分などの、微小な画素要素を処理対象
から除外するためである。 しかし、処理対象領域を指定せずに版下画像全体を対
象として、ピンホールの消去処理を行なっても良い。こ
の場合には、第12図に示す手順に従ってピンホール領域
として抽出された分離領域を1つずつ塗りつぶすように
すれば、微小な画像要素を塗りつぶすことなく、ピンホ
ールのみを消去することができるという利点がある。
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、線画画像を
複数の分離領域に分離する処理と、各分離領域の大きさ
をピンホールサイズと比較してピンホール領域を特定す
る処理と、ピンホール領域として特定された分離領域を
塗りつぶす処理とを、いずれも画像データの処理で行な
うことができるので、オペレータの作業をあまり要する
ことなく短時間で容易にピンホール消去の処理を行なう
ことができるという効果がある。 また、ピンホール領域として特定された分離領域を他
の分離領域と異なる特定の色で表示し、各ピンホール領
域を塗りつぶすか否かを指定するようにすれば、画像に
必要な要素であって、誤ってピンホール領域として特定
された分離領域を塗りつぶすことを防止できるので、線
画画像に微小な画像要素が含まれる場合にも、ピンホー
ルのみを消去できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を適用して画像のピンホー
ル消去処理を行なう画像処理装置の概略構成を示すブロ
ック図、 第2図は、ピンホール消去処理の手順を示すフローチャ
ート、 第3A図ないし第3D図は、実施例において処理される画像
を示す平面図、 第4A図ないし第4C図は、ランレングスデータDrの構成を
示すための説明図、 第5図は、ピンホールサイズの指定方法を示す説明図、 第6図は、領域面積算出処理の詳細手順を示すフローチ
ャート、 第7図は領域面積算出処理に用いられる積算テーブルの
構成を示す断念図、 第8図は、ピンホール領域の塗りつぶし処理の内容を示
す説明図、 第9図は、領域分離処理に用いる処理ウインドウを示す
図、 第10A図ないし第10D図は、領域分離処理の手順を示す説
明図、 第11図は、同一システム色テーブルを示す図、 第12図は、ピンホール領域の塗りつぶし処理の手順の一
例を示すフローチャートである。 BC……版下 Dsc……システム色データ Fov……オーバーフローフラグ PH1〜PH5……ピンホール PR……処理対象領域 R1〜R12……分離領域 Sum……積算画素数 Tsum……積算テーブル Zp……指定ピンホールサイズ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線画画像の画像データを処理することによ
    り、線画画像にふくまれるピンホールを消去する方法で
    あって、 (a)ピンホールとして特定すべき領域の大きさをピン
    ホールサイズとして指定する工程と、 (b)前記線画画像を、互いに独立した複数の分離領域
    に分離する工程と、 (c)前記複数の分離領域のそれぞれの大きさを算出す
    る工程と、 (d)前記複数の分離領域の大きさと前記ピンホールサ
    イズとをそれぞれ比較することにより、前記ピンホール
    サイズよりも小さな分離領域をピンホール領域として特
    定する工程と、 (e)前記ピンホール領域をその周囲の分離領域の色で
    塗りつぶす工程と、 を備えることを特徴とするピンホール消去方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のピンホール消去方法であっ
    て、 ステップ(e)は、 (e−1)ピンホール領域として特定された分離領域を
    他の分離領域と異なる特定の色で区別して線画画像を表
    示手段に表示する工程と、 (e−2)表示されたピンホール領域について、その周
    囲の分離領域の色で塗りつぶすか否かを指定する工程
    と、 (e−3)ステップ(e−2)において塗つぶすと指定
    されたピンホール領域のみを周囲の分離領域の色で塗り
    つぶす工程と、 を含むピンホール消去方法。
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