JPH09148516A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH09148516A
JPH09148516A JP7323569A JP32356995A JPH09148516A JP H09148516 A JPH09148516 A JP H09148516A JP 7323569 A JP7323569 A JP 7323569A JP 32356995 A JP32356995 A JP 32356995A JP H09148516 A JPH09148516 A JP H09148516A
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die pad
semiconductor chip
semiconductor device
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lead
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JP7323569A
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Yoshiharu Takahashi
義治 高橋
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Sony Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/181Encapsulation

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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイパットの位置精度を向上させることがで
き、更に、樹脂封止後の各工程における位置合わせを容
易にすることができる半導体装置を提供する。 【解決手段】 半導体装置は、ダイパット5上に搭載さ
れた半導体チップ1と、半導体チップ1の周囲に延在さ
れた内部リード2aとを有し、半導体チップ1の各電極
と内部リード2aはボンディングワイヤ4によって電気
的に接続されている。ダイパット5は、内部リード2a
の巾の2〜3倍の巾を有する吊り部6によって保持さ
れ、吊り部6に外圧が付加されても、ダイパット5と内
部リード2aとの平行度および高さ方向の距離が正確に
保持されるようになっている。吊り部6の外周側はパッ
ケージ本体3の外部に導出され、その端部に、樹脂封止
後の各工程における位置合わせに用いられる位置合わせ
部としての突起部7が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に係り、
特に、ダイパット上に搭載された半導体チップとその周
囲に延在された内部リードとがボンディングワイヤによ
って電気的に接続された半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の半導体装置としては、例えばQ
FP(Quad Flat Package )型ICがある。図9にその
構成の一例を示す。なお、図9中においては、その内部
構造を破線で示している。この半導体装置は、ダイパッ
ト105上に搭載された半導体チップ101と、その周
囲に延在され半導体チップ101の各電極とボンディン
グワイヤ104によって電気的に接続された複数のリー
ド102とを有している。これら半導体チップ101と
各リード102の一部である内部リード102aとは、
パッケージ本体103によって樹脂封止されている。ダ
イパット105は、吊り部106によって保持されてい
る。ボンディングワイヤ104をワイヤーボンダ(ワイ
ヤーボンディング装置)によって形成するために、吊り
部106は内部リード102aよりも下方にデプレスさ
れている。デプレスされた後の内部リード102aの表
面とダイパット105の表面は、高さ方向について一定
の間隔で保持されなければならない。
【0003】ところで、ダイパット105を保持してい
る吊り部106は、図10に示したように、樹脂封止前
にはリード102と同様にリードフレーム枠151に連
結されており、樹脂封止後にリードフレーム枠151か
ら切断される。従って、従来は、吊り部106の太さは
リード102よりも細く設計されており、切断を容易と
するようになっていた。
【0004】また、この半導体装置では、樹脂封止の
後、例えばリード102の切断成型工程、測定工程ある
いはプリント基板へのマウント工程等が行われるが、そ
れらの各工程において、半導体装置の位置決め補正がそ
れぞれ必要となる。従来、この位置決め補正には、位置
補正ステージを用いる方法と、CCD(電荷結合素子)
カメラを用いて画像認識によって行う方法とがあった。
【0005】位置補正ステージを用いる方法では、ま
ず、図11に示したように、パッケージ本体103の表
面を吸着ノズル161で吸着して半導体装置を持ち上げ
半導体装置を補正ステージ162上のベース163に載
置したのち、吸着ノズル161による吸着を止め、パッ
ケージ本体103から吸着ノズル161を離し、吸着ノ
ズル161を上昇させる。次に、パッケージ本体103
の四辺に対応して設けられた位置補正駒164を図の矢
印方向に繰り返し動作させて、パッケージ本体103の
四辺から導出された外部リード102bの先端を軽く押
し合うことにより位置決め補正を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体装置では、吊り部106の太さがリード102よ
りも細かったので、少しの外圧によってダイパット10
5の位置にずれが生じてしまっていた。そのため、半導
体チップ101の電極とリード102とを電気的に接続
しているボンディングワイヤ104の高さにバラツキが
生じ、ボンディングワイヤ104がパッケージ本体10
3の外部に露出してしまう場合があるという問題があっ
た。
【0007】また、従来の半導体装置では、樹脂封止後
の各工程における位置決め補正を外部リード102bの
先端を押圧することにより行っていたので、リード10
2に負荷が加わりリード変形の原因となるという問題が
あった。更に、半導体装置を補正ステージ162上に載
置したのち四辺から押圧して位置補正を行うので、位置
補正のための機構が複雑化し設備が高価となるという問
題もあった。これらの問題は、小型でリード間ピッチが
狭くリード本数も多いQFP型ICにおいて特に顕著と
なる。
【0008】加えて、従来の半導体装置では、半導体装
置を補正ステージ162上に載置するので、作業スピー
ドが低下してしまうという問題や、半導体装置の種類に
応じて位置補正のための設備を変更しなければならず段
取り作業が煩雑であるという問題もあった。
【0009】また、プリント基板に半導体装置を実装す
る場合では、リード間ピッチが狭くリード本数も多いQ
FP型ICにおいては、CCDカメラを用いた画像認識
は解像能力の限界等から、複数本の外部リードをプリン
ト基板に設けられた複数個のランド側に正確に位置決め
することが難しく、半導体装置の外部リードがプリント
基板のランド部に正確に配置されない場合があるという
問題点があった。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その第1の課題は、ダイパットの位置精度を向上
させることができるようにした半導体装置を提供するこ
とにある。
【0011】本発明の第2の課題は、樹脂封止後の各工
程における位置合わせを容易にすることができるように
した半導体装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置は、ダイパットと、このダイパット上に搭載された半
導体チップと、この半導体チップの周囲に延在され、ボ
ンディングワイヤによって半導体チップの電極と電気的
に接続された内部リードと、この内部リードと同じかそ
れよりも太い巾を有し、ダイパットを保持するための吊
り部とを備えたものである。
【0013】請求項2記載の半導体装置は、ダイパット
と、このダイパット上に搭載された半導体チップと、こ
の半導体チップの周囲に延在され、ボンディングワイヤ
によって半導体チップの電極と電気的に接続された内部
リードと、ダイパットを保持するための吊り部と、半導
体チップ、内部リードおよび吊り部を樹脂封止するパッ
ケージ本体と、このパッケージ本体の外周部に設けられ
た位置合わせのための位置合わせ部とを備えたものであ
る。
【0014】請求項3記載の半導体装置は、請求項2記
載の半導体装置において、位置合わせ部を、パッケージ
本体の外側に突出する突起部としたものであり、請求項
4記載の半導体装置は、請求項2記載の半導体装置にお
いて、位置合わせ部を、パッケージ本体の外周の四隅部
に形成された凹部としたものである。
【0015】請求項5記載の半導体装置は、ダイパット
と、このダイパット上に搭載された半導体チップと、こ
の半導体チップの周囲に延在され、ボンディングワイヤ
によって半導体チップの電極と電気的に接続された内部
リードと、この内部リードと同じかそれよりも太い巾を
有し、ダイパットを保持するための吊り部と、半導体チ
ップ、内部リードおよび吊り部を樹脂封止するパッケー
ジ本体と、吊り部をパッケージ本体の外周の四隅部から
導出することによって形成された位置合わせのための位
置合わせ部とを備えたものである。
【0016】請求項1記載の半導体装置では、ダイパッ
トを保持するための吊り部が内部リードと同じかそれよ
りも太い巾を有しているため、外圧によるダイパットの
位置変動が防止され、ダイパットの位置精度が向上す
る。
【0017】請求項2記載の半導体装置では、樹脂封止
後のリードの切断成型工程、測定工程あるいはプリント
基板へのマウント工程等において、パッケージ本体の外
周部に設けられた位置合わせ部を用いて位置合わせが行
われる。位置合わせ部は、請求項3記載の半導体装置の
ようにパッケージ本体の外側に突出する突起部でもよい
し、請求項4記載の半導体装置のようにパッケージ本体
の外周の四隅部に形成された凹部でもよい。
【0018】請求項5記載の半導体装置では、ダイパッ
トを保持するための吊り部が内部リードと同じかそれよ
りも太い巾を有しているためダイパットの位置精度が向
上すると共に、吊り部をパッケージ本体の外周の四隅部
から導出することによって形成された位置合わせ部を用
いて位置合わせが行われる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施の形態に係る半導体
装置の外観構造を表すものである。図2は図1に示した
半導体装置の内部構造を表すものであって、パッケージ
本体3を破線で表している。
【0021】この半導体装置は、半導体チップ1とその
周囲に延在する複数のリード2とを備えている。これら
半導体チップ1と各リード2の一部である内部リード2
aとは、パッケージ本体3によって樹脂封止されてい
る。
【0022】半導体チップ1は、矩形状であって、内部
には図示しない適宜の回路が形成され、外周部にはその
回路に対応する複数の図示しない電極が形成されてい
る。各電極は、それらに対応する各内部リード2aとボ
ンディングワイヤ4によってそれぞれ電気的に接続され
ている。このボンディングワイヤ4は例えば金線であっ
て、ワイヤーボンダによって接続されており、各電極と
各内部リード2aの先端部との間でアーチを形成してい
る。また、各内部リード2aは、先端部から外周部に向
かってその巾が徐々に太くなっている。具体的には、先
端部が0.15〜0.2mm程度であり、外周部が0.
3〜0.4mm程度である。
【0023】半導体チップ1は、また、矩形状のダイパ
ット5上に搭載されており、銀ペーストによりダイパッ
ト5の表面に接着固定されている。このダイパット5
は、吊り部6によって各内部リード2aと平行に保持さ
れている。その位置は、各内部リード2aの先端部より
も下方であって、半導体チップ1の各電極と内部リード
2aの先端部との高低差を少なくしボンディングワイヤ
4をワイヤーボンダで形成することができるようになっ
ている。
【0024】吊り部6は、ダイパット5の四隅からパッ
ケージ本体3の外周部に向かってそれぞれ延長されてい
る。各吊り部6の巾はダイパット5側から外周側まで同
一の太さであって、内部リード2aの外周部の巾の2〜
3倍とされている。具体的には、0.5〜1.5mm程
度である。
【0025】パッケージ本体3は略矩形状であって、そ
の外周部に、4個の長辺部3aと、各長辺部3aの間の
四隅部に形成された短辺よりなる4個の角部3bとを有
している。各長辺部3bからは、各リードの一部である
外部リード2bがそれぞれ導出されており、適宜な位置
において下方に折り曲げられている。外部リード2bの
巾は、内部リード2aの外周側の端部の巾と同一とされ
ている。
【0026】また、各角部3bからは、各吊り部6がそ
れぞれ導出されており、この吊り部6の端部に位置合わ
せ部としての突起部7が形成されている。各突起部7の
先端には、両側面から先端に向かい中央部において90
度で交差する2面によりなる突き当て面7aが形成され
ている。
【0027】次に、この半導体装置の製造工程を簡単に
説明する。
【0028】まず、図3に示したように、適宜な方法に
よりリードフレーム50を製造する。このリードフレー
ム50は、リードフレーム枠51と、吊り部6を介して
リードフレーム枠51に接続されたダイパット5と、外
周部がリードフレーム枠51に接続されリードフレーム
枠51からダイパット5に向かって延長された複数のリ
ード2とを有している。ダイパット5と吊り部6は、ダ
イパット5の表面がリード2の表面よりも下方に位置す
るようにデプレスされている。また、各リード2は、タ
イバー52によって互いに接続されている。
【0029】次いで、図4に示したように、別途製造さ
れた半導体チップ1をダイパット5の表面に銀ペースト
により接着して、半導体チップ1の各電極とリード2の
先端部とをボンディングワイヤ4でワイヤーボンダによ
り接続する。その後、このリードフレーム50をタイバ
ー52近傍まで(図4中において破線で示した位置ま
で)樹脂で封止し、パッケージ本体3を形成する。
【0030】樹脂封止の後、不要となるリードフレーム
枠51とタイバー52とを切断除去する。この際、パッ
ケージ本体3の外部に表れている吊り部6は、パッケー
ジ本体3の外周部ではなくタイバー52近傍において切
断除去する。これにより、パッケージ本体3の角部3b
の外側に吊り部6が延出され、この吊り部6の端部に、
位置合わせ部としての突起部7が形成される。その後、
パッケージ本体3から導出されているリード2の一部で
ある外部リード2bの外端部を下方に折り曲げて、図1
に示した半導体装置とする。
【0031】このように、本実施の形態に係る半導体装
置によれば、吊り部6の巾が内部リード2aの巾の2〜
3倍とされているので、リードフレーム状態において吊
り部6に多少の外圧が付加されてもダイパット5の表面
と内部リード2aの表面との平行度を保持することがで
きると共に、ダイパット5の表面と内部リード2aの表
面との間の高さ方向の距離を一定に保持することができ
る。従って、ボンディングワイヤ4の高さにバラツキが
生じ、ボンディングワイヤ4がパッケージ本体3の外部
に露出してしまうことを防止することができる。
【0032】次に、測定工程や基板へのマウント工程等
における本実施の形態に係る半導体装置の位置合わせの
方法を説明する。
【0033】まず、図5に示したように、半導体装置が
収納されている図示しないトレイから吸着ノズル61に
よってパッケージ本体3の表面を吸引し持ち上げる。こ
の吸着ノズル61は内部が負圧とされており、吸着孔6
2にパッケージ本体3の表面を当接させることにより半
導体装置を吸着することができるようになっている。そ
の後、吸着ノズル61によって半導体装置を持ち上げた
まま、パッケージ本体3の角部3bに対応して配置され
た4個の位置合わせ板63を図5に示した矢印方向に繰
り返し移動させて、測定工程におけるソケットに対する
位置合わせや、基板へのマウント工程における基板に対
する位置合わせを行う。位置合わせ板63の先端部64
は、突起部7の突き当て面7aの形状に対応した形状と
され、突き当て面7aに当接するようになっている。本
実施の形態においては、先端部64は、両側面から位置
合わせ板63の根元に向かい中央部において90度で交
差する2面によって形成されている。位置合わせが完了
したら、測定工程におけるソケットや基板へのマウント
工程における基板に対し半導体装置を挿入する。
【0034】このように、本実施の形態に係る半導体装
置によれば、パッケージ本体3の外周部に突起部7より
なる位置合わせ部を備えているので、外部リード2bを
押圧することにより位置合わせをする必要がなく、外部
リード2bに負荷が加わることを防止できる。よって、
例えばQFP型ICのように小型でリード間ピッチが狭
いものであっても、外部リード2bの変形を防止するこ
とができる。しかも、半導体装置を補正ステージに載置
する必要がないので、位置合わせ作業の時間が短時間で
済み、作業スピードの向上を図ることができ、且つ、位
置合わせの精度も向上する。更に、位置合わせのための
設備が簡素で安価になる。また、本実施の形態に係る半
導体装置では、吊り部6の一部を用いて位置合わせ部を
形成するので、位置合わせ部を容易に形成することがで
きる。
【0035】また、QFP型半導体装置を実装機におい
て基板へマウントする場合においても、外部リード2b
の本数や外部リード間ピッチに応じて実装機側の設備を
変更する必要がないので、半導体装置の種類を変更した
場合でも段取り作業の時間が短時間ですみ、作業性を向
上させることができると共に、実装機側の設備が簡素で
安価になる。
【0036】なお、以上本発明の実施の形態を挙げて説
明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるもので
はなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の
形態では吊り部6の巾を内部リード2aの巾の2〜3倍
としたが、内部リード2aの巾と同じかあるいはそれよ
りも太ければ上記実施の形態と同様の効果を得ることが
できる。なお、吊り部6の巾は、ダイパット5の位置の
安定のためには、内部リード2aの巾の2〜3倍程度あ
れば良く、半導体装置の外形の位置決めのための位置合
わせ部として用いる場合には、広い方が位置精度を出し
やすいため、3倍以上が好ましく、特に3〜5倍が適当
であり、半導体装置の小型化の面では3倍以下が好まし
く、特に2〜3倍が好ましい。
【0037】また、上記実施の形態では、突起部7の突
き当て面7aを両側面から先端に向かって交差する2面
により構成するようにしたが、図6に示したように、突
起部17の突き当て面17aを両側面からパッケージ本
体3側に向かって交差する2面により構成するようにし
てもよい。また、図7に示したように、突起部27の突
き当て面を両側面からパッケージ本体3側に向かい曲面
により構成するようにしてもよい。この場合、位置合わ
せ板63の先端部の形状も、突起部17,27の突き当
て面17a,27aの形状に合わせてそれぞれ形成され
る。
【0038】更に、上記実施の形態では、突起部7の突
き当て面7aを構成する2面の交差角を90度とした
が、90度でなくともよい。但し、位置合わせ板の先端
部の形状は突起部7の突き当て面7aの形状に合わせて
形成する必要がある。
【0039】加えて、上記実施の形態では、吊り部6を
パッケージ本体3の外部に導出させて位置合わせ部とし
ての突起部7を形成したが、図8に示したように、パッ
ケージ本体3の角部3b自体に凹部37を形成し位置合
わせ部としてもよい。この凹部37は、パッケージ本体
3の中央部に向かって90度で交差する2面の突き当て
面37aにより構成されている。この場合、吊り部6
は、リードフレーム枠51の切断削除の際に一緒にパッ
ケージ本体3の外周形状に合わせて切断除去される。ま
た、パッケージ本体3は、従来の樹脂封止の金型を部分
的に変更したものにより形成される。このような構成を
有する半導体装置では、樹脂封止後の各工程における位
置合わせにおいて、位置合わせ板63の代わりに、凹部
37の突き当て面37aに対応する形状の先端部66を
有する位置合わせブロック65を設け、この位置合わせ
ブロック65の先端部66を凹部37の突き当て面37
aに当接させて、上記実施の形態と同様にして位置合わ
せを行うことができる。
【0040】なお、パッケージ本体3自体に位置合わせ
部を形成した場合には、必要に応じ、従来と同様に吊り
部6の巾を内部リード2aの巾以上としなくともよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の半導
体装置によれば、ダイパットを保持するための吊り部を
内部リードと同じかそれよりも太い巾としたので、ダイ
パットの位置精度を向上させることができるという効果
を奏する。すなわち、リードフレーム状態で、吊り部に
多少の外圧が付加されてもダイパットの表面と内部リー
ドの表面との平行度を保持することができると共に、ダ
イパットの表面と内部リードの表面との間の高さ方向の
距離を一定に保持することができる。その結果、ボンデ
ィングワイヤの高さにバラツキが生じ、ボンディングワ
イヤがパッケージ本体の外部に露出してしまうことを防
止することができる。
【0042】請求項2ないし4のいずれか1に記載の半
導体装置によれば、パッケージ本体の外周部に位置合わ
せ部を設けたので、樹脂封止後の各工程における位置合
わせを容易にすることができるという効果を奏する。
【0043】また、請求項5記載の半導体装置によれ
ば、ダイパットを保持するための吊り部を内部リードと
同じかそれよりも太い巾としたので、ダイパットの位置
精度を向上させることができるという効果を奏すると共
に、吊り部をパッケージ本体の外周の四隅部から導出す
ることによって位置合わせ部を設けたので、樹脂封止後
の各工程における位置合わせを容易にすることができる
という効果を奏し、更に、吊り部の一部を用いて位置合
わせ部を形成するので、位置合わせ部を容易に形成する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る半導体装置の外観
構造を表す斜視図である。
【図2】図1に示した半導体装置の内部構造を表す平面
図である。
【図3】図1に示した半導体装置の製造工程を説明する
ための平面図である。
【図4】図3に続く製造工程を説明するための平面図で
ある。
【図5】図1に示した半導体装置の位置合わせの方法を
説明するための斜視図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を説明するための斜視
図である。
【図7】本発明の更に他の実施の形態を説明するための
斜視図である。
【図8】本発明の更に他の実施の形態を説明するための
斜視図である。
【図9】従来の半導体装置の構成を表す平面図である。
【図10】従来の半導体装置の構成を表す平面図であ
る。
【図11】従来の半導体装置の位置合わせの方法を説明
するための斜視図である。
【符号の説明】
1 半導体チップ 2 リード 2a 内部リード 2b 外部リード 3 パッケージ本体 3b 角部 4 ボンディングワイヤ 5 ダイパット 6 吊り部 7,17,27 突起部(位置合わせ部) 7a,17a,27a 突き当て面 37 凹部(位置合わせ部) 37a 突き当て面 61 吸着ノズル 63 位置合わせ板 65 位置合わせブロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイパットと、 前記ダイパット上に搭載された半導体チップと、 前記半導体チップの周囲に延在され、ボンディングワイ
    ヤによって前記半導体チップの電極と電気的に接続され
    た内部リードと、 前記内部リードと同じかそれよりも太い巾を有し、前記
    ダイパットを保持するための吊り部とを備えたことを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 ダイパットと、 前記ダイパット上に搭載された半導体チップと、 前記半導体チップの周囲に延在され、ボンディングワイ
    ヤによって前記半導体チップの電極と電気的に接続され
    た内部リードと、 前記ダイパットを保持するための吊り部と、 前記半導体チップ、前記内部リードおよび前記吊り部を
    樹脂封止するパッケージ本体と、 前記パッケージ本体の外周部に設けられた位置合わせの
    ための位置合わせ部とを備えたことを特徴とする半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 前記位置合わせ部は、前記パッケージ本
    体の外側に突出する突起部であることを特徴とする請求
    項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記位置合わせ部は、前記パッケージ本
    体の外周の四隅部に形成された凹部であることを特徴と
    する請求項2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 ダイパットと、 前記ダイパット上に搭載された半導体チップと、 前記半導体チップの周囲に延在され、ボンディングワイ
    ヤによって前記半導体チップの電極と電気的に接続され
    た内部リードと、 前記内部リードと同じかそれよりも太い巾を有し、前記
    ダイパットを保持するための吊り部と、 前記半導体チップ、前記内部リードおよび前記吊り部を
    樹脂封止するパッケージ本体と、 前記吊り部を前記パッケージ本体の外周の四隅部から導
    出することによって形成された位置合わせのための位置
    合わせ部とを備えたことを特徴とする半導体装置。
JP7323569A 1995-11-20 1995-11-20 半導体装置 Pending JPH09148516A (ja)

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JP7323569A JPH09148516A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 半導体装置

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JP7323569A Pending JPH09148516A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 半導体装置

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JP (1) JPH09148516A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8651690B2 (en) 2011-08-26 2014-02-18 Au Optronics Corporation LED light bar and backlight module

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