JPH09148459A - 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置の製造方法

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JPH09148459A
JPH09148459A JP7307651A JP30765195A JPH09148459A JP H09148459 A JPH09148459 A JP H09148459A JP 7307651 A JP7307651 A JP 7307651A JP 30765195 A JP30765195 A JP 30765195A JP H09148459 A JPH09148459 A JP H09148459A
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JP
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film
polysilicon film
oxide film
forming
gate
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JP7307651A
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Masahiro Ono
正寛 小野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の消去動作性の向上をはかり書き込み消
去回数の向上をはかる。 【解決手段】 半導体基板1上にゲート酸化膜を介して
ポリシリコン膜を形成した後に、該ポリシリコン膜に不
純物を注入して導電化し、その上にノンドープのポリシ
リコン膜を形成する。次に、前記両ポリシリコン膜をエ
ッチングしてフローティングゲート6を形成した後に、
前記フローティングゲート6を酸化して該フローティン
グゲート6を被覆するトンネル酸化膜7を形成すること
により、該トンネル酸化膜7の膜質が向上し、書き込み
消去の回数が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置の製造方法に関し、更に詳しく述べるとスプリッ
トゲート型及びスタック型フラッシュメモリの情報の書
き込み消去回数の向上をはかる技術である。
【0002】
【従来の技術】従来例に係わる不揮発性半導体記憶装置
は、図16に示すように半導体基板51の上にゲート酸
化膜52を介してフローティングゲート53Aが形成さ
れ、その上部から側部にかけてトンネル酸化膜54を介
してコントロールゲート55が形成され、更にフローテ
ィングゲート53Aとコントロールゲート55の両側に
ある半導体基板51にドレイン拡散層56とソース拡散
層57とが形成されて成ることを特徴とするスプリット
ゲート型と称するフラッシュメモリである。
【0003】このメモリセルに情報を書き込む場合は、
ドレイン拡散層56とソース拡散層57間のチャネル領
域にチャネル電流を流し、キャリアをフローティングゲ
ート53Aに注入し、情報を消去する場合は、所定の電
圧をコントロールゲート55に印加し、トンネル効果に
よりフローティングゲート53Aに蓄積されたキャリア
をコントロールゲート55に移動させるようにしてい
る。
【0004】前記不揮発性半導体記憶装置の製造方法に
ついて図14乃至図16を基に説明する。先ず、図14
に示すように半導体基板51の上にゲート酸化膜52を
介してポリシリコン膜53を形成した後に、該ポリシリ
コン膜53に不純物として例えばリン(31P+ )イオン
を注入して導電性を持たせる。次に、前記ポリシリコン
膜53上に図示しないレジスト膜を形成した後に、該レ
ジスト膜をマスクとしてエッチングしてフローティング
ゲート53Aを形成する。
【0005】続いて、図15に示すように基板全面を酸
化してトンネル酸化膜54を形成し、図16に示すよう
に該トンネル酸化膜54を介してコントロールゲート5
5を形成し、更に半導体基板51の表面に不純物を注入
してドレイン拡散層56とソース拡散層57を形成して
いる。しかし、このような不揮発性半導体記憶装置の製
造方法によると、前述したようにトンネル酸化膜54を
形成する際に、リンイオンが注入されたフローティング
ゲート53Aが酸化されてできた膜部分が、リンイオン
の影響によりトラップアップレートが高くなるため、こ
の部分を通ってコントロールゲート55に抜けようとす
る情報(電子)の移動を妨げてしまっていた。
【0006】また、この場合の絶縁破壊までの電荷量
(QBD)は低く、膜質が悪かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は情報
の消去動作性の向上をはかって書き込み消去の回数の向
上をはかることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は半導体
基板上にゲート酸化膜を介してポリシリコン膜を形成し
た後に、該ポリシリコン膜に不純物を注入して導電化
し、その上にノンドープのポリシリコン膜を形成する。
次に、前記両ポリシリコン膜をエッチングしてフローテ
ィングゲートを形成した後に、前記フローティングゲー
トを酸化して該フローティングゲートを被覆するトンネ
ル酸化膜を形成する。続いて、前記トンネル酸化膜を介
してフローティングゲートの上部及び側部を被覆するよ
うにコントロールゲートを形成した後に、前記フローテ
ィングゲート及びコントロールゲートをマスクとして不
純物を注入してソース・ドレイン拡散層を形成するもの
である。
【0009】また、本発明は半導体基板上にゲート酸化
膜を介してポリシリコン膜を形成した後に、該ポリシリ
コン膜に不純物を注入して導電化する。次に、前記ポリ
シリコン膜上に酸化防御膜を形成した後に該酸化防御膜
をパターニングして開口部を形成し、該開口部から露出
した前記ポリシリコン膜の表面を酸化してLOCOS酸
化膜を形成する。続いて、前記酸化防御膜を除去した後
に、前記LOCOS酸化膜をマスクとして前記ポリシリ
コン膜を膜厚の途中まで等方性エッチングすると共に、
該LOCOS酸化膜下のポリシリコン膜を後退させる。
次に、全面にポリシリコン膜を形成した後に、前記LO
COS酸化膜をマスクとして基板上のポリシリコン膜を
異方性エッチングして、前記ゲート酸化膜を露出させる
と共にノンドープのポリシリコン膜で前記後退したポリ
シリコン膜部分を埋め込んだフローティングゲートを形
成する。そして、前記フローティングゲートを酸化して
該フローティングゲートを被覆するようにトンネル酸化
膜を形成した後に、該トンネル酸化膜を介してフローテ
ィングゲートの上部及び側部を被覆するようにコントロ
ールゲートを形成し、前記フローティングゲート及びコ
ントロールゲートをマスクとして不純物を注入してソー
ス・ドレイン拡散層を形成するものである。
【0010】更に、本発明は半導体基板上にゲート酸化
膜を介してノンドープのポリシリコン膜とリンドープド
ポリシリコン膜を積層した後に、絶縁膜を形成する。次
に、前記絶縁膜を介してポリシリコン膜を形成した後
に、該ポリシリコン膜に不純物を注入して導電化する。
そして、前記ポリシリコン膜と絶縁膜とリンドープドポ
リシリコン膜とノンドープのポリシリコン膜をパターニ
ングした後に、これらの端部に隣接するようにソース・
ドレイン拡散層を形成するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の不揮発性半導体記
憶装置の製造方法について図1乃至図4に基づき説明す
る。先ず、図1に示すように半導体基板1上におよそ1
50Åの膜厚のゲート酸化膜2を形成し、該酸化膜2上
におよそ1500Åの膜厚のポリシリコン膜3を形成
し、該ポリシリコン膜3にPOCl3 を拡散源としてリ
ンドープして導電性を持たせる。次に、前記ポリシリコ
ン膜3上におよそ500Åの膜厚のポリシリコン膜4を
形成する。このポリシリコン膜4は不純物を注入しな
い、いわゆるノンドープのポリシリコン膜である。
【0012】続いて、前記ポリシリコン膜4上に図示し
ないレジスト膜を形成し、該レジスト膜をマスクとして
エッチングして、図2に示すように前記ノンドープのポ
リシリコン膜4Aとリンドープされたポリシリコン膜3
Aから成るフローティングゲート6を形成する。次に、
フッ酸(HF)系のエッチング液により基板1の表面を
洗浄した後に、図3に示すように全面をパイロ酸化して
およそ100Åの膜厚のSiO2 膜と、およそ150Å
の膜厚のLPCVDSiO2 膜と、パイロ酸化によるお
よそ200Åの膜厚のSiO2 膜を積層して、トンネル
酸化膜7を形成する。これにより形成されるトンネル酸
化膜7の膜質は、前記リンドープされたポリシリコン膜
3Aの近傍では当該ポリシリコン膜3A中のリンイオン
が拡散されることにより、リンイオンの影響により膜質
は悪化するが、情報の消去時にフローティングゲート6
の角部から移動する電子の通り道となる部分(ノンドー
プのポリシリコン膜4Aの近傍)の膜質は、リンイオン
を含まない(あるいは、含有量の少ない)膜が形成され
ることになり、膜質が向上しトラップアップレートが下
がる。また、絶縁破壊までの電荷量(QBD)が向上す
る。
【0013】また、前記アニール工程により前記ノンド
ープのポリシリコン膜4Aは、前記リンドープされたポ
リシリコン膜3A内のリンイオンが当該ポリシリコン膜
4A内に拡散することにより、図3に示すフローティン
グゲート6の全体が導電化される。続いて、およそ15
00Åの膜厚のポリシリコン膜を形成し、該ポリシリコ
ン膜にPOCl3 を拡散源としてリンドープして導電性
を持たせた後に、図示しないレジスト膜を介してパター
ニングして、図4に示すように前記フローティングゲー
ト6の上部から側部にかけてコントロールゲート8を形
成する。
【0014】そして、前記フローティングゲート6とコ
ントロールゲート8をマスクとして、その両側の半導体
基板1にヒ素、リン等のN型不純物をイオン注入して、
ドレイン拡散層9及びソース拡散層10を形成して、図
4に示すようなスプリットゲート型フラッシュメモリを
形成する。次に、本発明の第2の実施の形態について図
5乃至図11を基に説明する。
【0015】以下に説明する形態は、特開平7−202
042号公報に開示されたような基板上のポリシリコン
膜を選択酸化してLOCOS酸化膜を形成し、該LOC
OS酸化膜をマスクとして該ポリシリコン膜を異方性エ
ッチングして、該LOCOS酸化膜の下にフローティン
グゲートを形成することにより、当該フローティングゲ
ートの上縁角部を尖鋭とし、情報の消去時にその尖鋭部
分からフローティングゲートに蓄積された情報(電子)
をトンネル酸化膜を介してコントロールゲートに移動さ
せることにより、移動(消去)効率を向上させたもので
ある。
【0016】しかし、このような形態のものでも前述し
たようにリンイオンが注入されたフローティングゲート
を酸化してトンネル酸化膜を形成するため、トンネル酸
化膜がリンイオンの影響によりトラップアップレートが
高くなり、電子のコントロールゲートへの移動を妨げて
しまっていた。そこで本発明は、先ず、図5に示すよう
に半導体基板21上におよそ150Åの膜厚のゲート酸
化膜22を形成し、該酸化膜22上におよそ2000Å
の膜厚のポリシリコン膜23を形成し、該ポリシリコン
膜23にPOCl3 を拡散源としてリンドープして導電
性を持たせる。次に、前記ポリシリコン膜23上におよ
そ1000Åの膜厚の酸化防御膜としてのシリコン窒化
膜(Si3N4)24を形成する。更に、レジスト膜25
を塗布した後にステッパー(不図示)を使用して該レジ
スト膜25を露光し、次いで、これを現像してフローテ
ィングゲートとなる領域の上に窓26を形成する。
【0017】次に、図6に示すように前記窓26から露
出した前記シリコン窒化膜24をエッチングして開口部
27を形成する。そのエッチング条件として、例えば、
反応ガスとしてCHF3 とO2 をそれぞれ75scc
m、25sccmずつエッチングチャンバー(不図示)
に導入すると共に、その中の圧力を70mToorとす
る。
【0018】続いて、レジスト膜25を除去した後に、
開口部27から露出したポリシリコン膜23を選択酸化
して図7に示すようにおよそ1500乃至2000Åの
膜厚のLOCOS酸化膜28を形成する。次に、前記シ
リコン窒化膜24をホットリン酸により除去した後に、
LOCOS酸化膜28をマスクとしてポリシリコン膜2
3を図8に示すように垂直方向に異方性エッチングす
る。このとき、図8に示すようにLOCOS酸化膜28
をマスクとして膜厚の途中まで等方性エッチングしてポ
リシリコン膜23をおよそ500Åエッチングして、前
記LOCOS酸化膜28の下のポリシリコン膜23を後
退させる。そして、図9に示すように全面におよそ50
0Åの膜厚のポリシリコン膜29を形成する。
【0019】次に、図10に示すように前記ポリシリコ
ン膜29を異方性エッチングして、前記ゲート酸化膜2
2を露出させると共に、前記LOCOS酸化膜28の下
の後退したポリシリコン膜23A部分を埋め込むように
ノンドープのポリシリコン膜29Aを残してフローティ
ングゲート30を形成する。本工程は、本発明の特徴と
なる工程であり、例えば第1の実施の形態と同様にリン
イオンの注入されたポリシリコン膜上にノンドープのポ
リシリコン膜を形成した後に、LOCOS酸化膜を形成
するとリンドープされたポリシリコン膜内からノンドー
プのポリシリコン膜内にリンイオンが拡散されてしまう
のに対して、本実施の形態では予めLOCOS酸化膜2
8を形成した後に、ノンドープのポリシリコン膜29A
を形成することにより、後工程でのトンネル酸化膜31
の形成時にリンイオンの影響のないトンネル酸化膜を形
成できる。
【0020】続いて、フッ酸(HF)系のエッチング液
により基板21の表面を洗浄した後に、図11に示すよ
うに全面をパイロ酸化しておよそ100Åの膜厚のSi
O2膜と、およそ150Åの膜厚のLPCVDSiO2
膜と、パイロ酸化によるおよそ200Åの膜厚のSiO
2 膜を積層した後にN2 雰囲気中でアニールして、トン
ネル酸化膜31を形成する。これにより形成されるトン
ネル酸化膜31の膜質は、前記リンドープされたポリシ
リコン膜23Aの近傍では当該ポリシリコン膜23A中
のリンイオンが拡散されることにより、リンイオンの影
響により膜質が悪化するが、電子の通り道となる部分の
膜質はリンイオンを含まない(あるいは、含有量の少な
い)膜が形成されることになり、前記第1の実施の形態
と同様に情報の消去時の電子の移動効率が向上する。
【0021】また、前記アニール工程により前記ノンド
ープのポリシリコン膜29Aは、前記リンドープされた
ポリシリコン膜23A内のリンイオンが当該ポリシリコ
ン膜29A内に拡散することにより、フローティングゲ
ート30の全体が導電化される。このように、アニール
工程を経て前記ノンドープのポリシリコン膜29Aは導
電化されるため、前工程のトンネル酸化膜の形成時にリ
ンイオンの影響のないトンネル酸化膜31が形成され
る。
【0022】続いて、およそ1500Åの膜厚のポリシ
リコン膜を形成し、該ポリシリコン膜にPOCl3 を拡
散源としてリンドープして導電性を持たせた後に、図示
しないレジスト膜を介してパターニングして、図11に
示すように前記フローティングゲート30の上部から側
部にかけてコントロールゲート32を形成する。そし
て、前記フローティングゲート30とコントロールゲー
ト32をマスクとして、その両側の半導体基板21にヒ
素、リン等のN型不純物をイオン注入して、ドレイン拡
散層33及びソース拡散層34を形成して、図11に示
すようなスプリットゲート型フラッシュメモリを形成す
る。
【0023】このように本発明では、情報の消去時に電
子の通り道となるフローティングゲートの角部に形成す
るトンネル酸化膜をリンの影響の少ない膜質としたた
め、フローテイングゲートからコントロールゲートへの
電子の通り抜けの場所でのトラップが少なくなり、情報
の書き込み消去回数が向上する。以下、本発明をいわゆ
るスタック型フラッシュメモリへ応用した第3の実施の
形態について、図12及び図13を基に説明する。
【0024】先ず、図12に示すように半導体基板41
上におよそ100Åの膜厚のゲート酸化膜42を形成
し、該酸化膜42上におよそ500Åの膜厚の不純物の
介在しないいわゆるノンドープのポリシリコン膜43を
形成し、該ポリシリコン膜43上におよそ1500Åの
膜厚の不純物の介在したポリシリコン膜44(いわゆる
ドープドポリシリコン膜)を形成することにより、後工
程のアニール工程を経て後述するポリシリコン膜44A
からポリシリコン膜43Aにリンイオンが拡散されると
共に、ゲート酸化膜42へはリンイオンの影響が避けら
れ、膜質が向上する。続いて、該ポリシリコン膜44上
におよそ200Åの膜厚のシリコン窒化膜(Si3N4)
及びおよそ100Åの膜厚のSiO2 膜から成る絶縁膜
45を形成し、該絶縁膜45上におよそ2000Åの膜
厚のポリシリコン膜46を形成し、該ポリシリコン膜4
6にPOCl3 を拡散源としてリンドープして導電性を
持たせた後に、図示しないレジスト膜を介して周知のエ
ッチング技術によりパターニングして、ポリシリコン膜
43A、ポリシリコン膜44A、絶縁膜45A、ポリシ
リコン膜46Aから成る積層部を形成する(図13参
照)。次に、前記積層部をマスクとして、その両側の半
導体基板41にヒ素、リン等のN型不純物をイオン注入
して、ドレイン拡散層47及びソース拡散層48を形成
し、続いて図示しない層間絶縁膜を形成し、コンタクト
孔を形成し、金属配線して、スタック型フラッシュメモ
リを形成する。
【0025】
【発明の効果】以上、請求項1に記載の不揮発性半導体
記憶装置の製造方法によれば、情報消去の際のフローテ
イングゲートからコントロールゲートへの電子の移動場
所でのトラップが少なくなり、書き込み消去の回数が向
上する。また、膜質が向上し、絶縁破壊までの電荷量が
向上する。
【0026】また、請求項2に記載の不揮発性半導体記
憶装置の製造方法によれば、フローティングゲートの角
部を尖鋭にしているため、情報の消去時にフローティン
グゲートに蓄積された電子がコントロールゲートへ移動
し易いと共に、トンネル酸化膜の膜質の向上により、更
に移動効率が向上し、書き込み消去回数が向上する。更
に、請求項3に記載の発明に依れば、スタック型フラッ
シュメモリに対しても情報の書き込み消去回数の向上が
はかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示す第1の断面図である。
【図2】本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示す第2の断面図である。
【図3】本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示す第3の断面図である。
【図4】本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示す第4の断面図である。
【図5】本発明第2の実施の不揮発性半導体記憶装置の
製造方法を示す第1の断面図である。
【図6】本発明第2の実施の不揮発性半導体記憶装置の
製造方法を示す第2の断面図である。
【図7】本発明第2の実施の不揮発性半導体記憶装置の
製造方法を示す第3の断面図である。
【図8】本発明第2の実施の不揮発性半導体記憶装置の
製造方法を示す第4の断面図である。
【図9】本発明第2の実施の不揮発性半導体記憶装置の
製造方法を示す第5の断面図である。
【図10】本発明第2の実施の不揮発性半導体記憶装置
の製造方法を示す第6の断面図である。
【図11】本発明第2の実施の不揮発性半導体記憶装置
の製造方法を示す第7の断面図である。
【図12】本発明第3の実施の不揮発性半導体記憶装置
の製造方法を示す第1の断面図である。
【図13】本発明第3の実施の不揮発性半導体記憶装置
の製造方法を示す第2の断面図である。
【図14】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示す第1の断面図である。
【図15】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示す第2の断面図である。
【図16】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示す第3の断面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にゲート酸化膜を介してポ
    リシリコン膜を形成した後に該ポリシリコン膜に不純物
    を注入して導電化する工程と、 前記ポリシリコン膜上にノンドープのポリシリコン膜を
    形成する工程と、 前記両ポリシリコン膜をエッチングしてフローティング
    ゲートを形成する工程と、 前記フローティングゲートを酸化して該フローティング
    ゲートを被覆するようにトンネル酸化膜を形成する工程
    と、 前記トンネル酸化膜を介してフローティングゲートの上
    部及び側部を被覆するようにコントロールゲートを形成
    する工程と、 前記フローティングゲート及びコントロールゲートをマ
    スクとして不純物を注入してソース・ドレイン拡散層を
    形成する工程とを有したことを特徴とする不揮発性半導
    体記憶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上にゲート酸化膜を介してポ
    リシリコン膜を形成した後に該ポリシリコン膜に不純物
    を注入して導電化する工程と、 前記ポリシリコン膜上に酸化防御膜を形成した後に該酸
    化防御膜をパターニングして開口部を形成する工程と、 前記開口部から露出した前記ポリシリコン膜の表面を酸
    化してLOCOS酸化膜を形成する工程と、 前記酸化防御膜を除去する工程と、 前記LOCOS酸化膜をマスクとして前記ポリシリコン
    膜を膜厚の途中まで等方性エッチングすると共に該LO
    COS酸化膜下のポリシリコン膜を後退させる工程と、 全面にポリシリコン膜を形成した後に前記LOCOS酸
    化膜をマスクとして基板上のポリシリコン膜を異方性エ
    ッチングしてゲート酸化膜を露出させると共にノンドー
    プのポリシリコン膜で前記LOCOS酸化膜下の後退し
    たポリシリコン膜部分を埋め込んだフローティングゲー
    トを形成する工程と、 前記フローティングゲートを酸化して該フローティング
    ゲートを被覆するようにトンネル酸化膜を形成する工程
    と、 前記トンネル酸化膜を介してフローティングゲートの上
    部及び側部を被覆するようにコントロールゲートを形成
    する工程と、 前記フローティングゲート及びコントロールゲートをマ
    スクとして不純物を注入してソース・ドレイン拡散層を
    形成する工程とを有したことを特徴とする不揮発性半導
    体記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上にゲート酸化膜を介してノ
    ンドープのポリシリコン膜とリンドープドポリシリコン
    膜を積層した後に絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜を介してポリシリコン膜を形成した後に該ポ
    リシリコン膜に不純物を注入して導電化する工程と、 前記ポリシリコン膜と絶縁膜とリンドープドポリシリコ
    ン膜とノンドープのポリシリコン膜をパターニングした
    後にこれらの端部に隣接するようにソース・ドレイン拡
    散層を形成する工程とを有したことを特徴とする不揮発
    性半導体記憶装置の製造方法。
JP7307651A 1995-11-27 1995-11-27 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 Pending JPH09148459A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100699830B1 (ko) * 2004-12-16 2007-03-27 삼성전자주식회사 이레이즈 효율을 개선하는 비휘발성 메모리 소자 및 제조방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100699830B1 (ko) * 2004-12-16 2007-03-27 삼성전자주식회사 이레이즈 효율을 개선하는 비휘발성 메모리 소자 및 제조방법

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