JPH09147964A - 防滴・防塵コンセント - Google Patents
防滴・防塵コンセントInfo
- Publication number
- JPH09147964A JPH09147964A JP30717295A JP30717295A JPH09147964A JP H09147964 A JPH09147964 A JP H09147964A JP 30717295 A JP30717295 A JP 30717295A JP 30717295 A JP30717295 A JP 30717295A JP H09147964 A JPH09147964 A JP H09147964A
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- outlet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構成により防滴機能を有しているのは
もちろんのこと防塵機能も有していて、トラッキングを
完全に防止する。 【解決手段】 合成樹脂成形品のコンセント基台1上の
栓刃差込口3,3の周縁に凹陥部2を形成する。防滴・
防塵用としてのシリコンゴム体4を、凹陥部2内に嵌め
込んで埋設する。コンセントAに差込プラグBを差し込
んで、コンセントAの刃受ばねa,aに差込プラグBの
栓刃b,bが接触した状態では、コンセントAのシリコ
ンゴム体4の表面4′に、差込プラグBのプラグ本体5
の端面5′が密着する。
もちろんのこと防塵機能も有していて、トラッキングを
完全に防止する。 【解決手段】 合成樹脂成形品のコンセント基台1上の
栓刃差込口3,3の周縁に凹陥部2を形成する。防滴・
防塵用としてのシリコンゴム体4を、凹陥部2内に嵌め
込んで埋設する。コンセントAに差込プラグBを差し込
んで、コンセントAの刃受ばねa,aに差込プラグBの
栓刃b,bが接触した状態では、コンセントAのシリコ
ンゴム体4の表面4′に、差込プラグBのプラグ本体5
の端面5′が密着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンセント本体内
に水滴とか、ごみ、ほこりなどが侵入することを防止す
る防滴・防塵コンセントに関するもので、ごみ、ほこり
が炭化することにより炭素を析出してコンセント本体の
表面に導電性の通路を形成し、絶縁抵抗を低下させる
(急速に破壊電圧が低下する)現象、所謂「トラッキン
グ」を防止する技術に係るものである。
に水滴とか、ごみ、ほこりなどが侵入することを防止す
る防滴・防塵コンセントに関するもので、ごみ、ほこり
が炭化することにより炭素を析出してコンセント本体の
表面に導電性の通路を形成し、絶縁抵抗を低下させる
(急速に破壊電圧が低下する)現象、所謂「トラッキン
グ」を防止する技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】図6はこの種従来の防滴・防塵コンセン
トの一例を示すもので、(a)は外観斜視図、(b)及
び(c)はその使用状態を説明するための概略側面図で
ある。プラグ本体イの差込面ロの周縁には蛇腹状の弾性
部材ハが設けられており、その弾性部材ハの端縁がコン
セント本体ニの外面ホに接触して、プラグ本体イの差込
面ロとの間の隙間が覆われることにより、ごみとかほこ
りが侵入することを防止し、ごみとかほこりが炭化して
通電状態となるトラッキングを防止している。
トの一例を示すもので、(a)は外観斜視図、(b)及
び(c)はその使用状態を説明するための概略側面図で
ある。プラグ本体イの差込面ロの周縁には蛇腹状の弾性
部材ハが設けられており、その弾性部材ハの端縁がコン
セント本体ニの外面ホに接触して、プラグ本体イの差込
面ロとの間の隙間が覆われることにより、ごみとかほこ
りが侵入することを防止し、ごみとかほこりが炭化して
通電状態となるトラッキングを防止している。
【0003】なお、図中の符号ヘはプラグ本体イの栓刃
であり、符号トはコンセント本体ニに設けた栓刃差込口
である。
であり、符号トはコンセント本体ニに設けた栓刃差込口
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した従来
の防滴・防塵コンセントは、蛇腹状の弾性部材ハは柔軟
性を有しているが、使用を継続しているうちに弾性部材
ハが劣化してその柔軟性が失われることになり、弾性部
材ハの端縁が、コンセント本体ニの外面ホに密接に接触
しなくなって、両者の間に隙間が形成され易くなり、そ
のためにコンセント本体ニの外面ホに導電性の通路が形
成されて、遂にはトラッキングの原因となるという問題
がある。
の防滴・防塵コンセントは、蛇腹状の弾性部材ハは柔軟
性を有しているが、使用を継続しているうちに弾性部材
ハが劣化してその柔軟性が失われることになり、弾性部
材ハの端縁が、コンセント本体ニの外面ホに密接に接触
しなくなって、両者の間に隙間が形成され易くなり、そ
のためにコンセント本体ニの外面ホに導電性の通路が形
成されて、遂にはトラッキングの原因となるという問題
がある。
【0005】本発明は前記のような問題点に鑑み、簡易
な構成により防滴機能を有しているのはもちろんのこ
と、防塵機能も有していて、トラッキングが起こること
を完全に防止できる防滴・防塵コンセントを提供するこ
とを目的としている。
な構成により防滴機能を有しているのはもちろんのこ
と、防塵機能も有していて、トラッキングが起こること
を完全に防止できる防滴・防塵コンセントを提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1の発明に係る防滴・防塵コンセントは、コ
ンセントAに差込プラグBを差し込み、コンセントAの
刃受ばねa,aに差込プラグBの栓刃b,bが接触した
状態で、コンセントAの刃受ばねa,aと差込プラグB
の栓刃b,bとが離脱することを防止したコンセントで
あって、合成樹脂成形品のコンセント基台1上の栓刃差
込口3,3の周縁に凹陥部2を形成し、その凹陥部2内
に防滴・防塵用としてシリコンゴム体4を嵌め込んで埋
設し、コンセントAに差込プラグBを差し込んで、コン
セントAの刃受ばねa,aに差込プラグBの栓刃b,b
が接触した状態では、コンセントAのシリコンゴム体4
の表面4′に、差込プラグBのプラグ本体5の端面5′
が密着するようにしたことを特徴とする。
め、請求項1の発明に係る防滴・防塵コンセントは、コ
ンセントAに差込プラグBを差し込み、コンセントAの
刃受ばねa,aに差込プラグBの栓刃b,bが接触した
状態で、コンセントAの刃受ばねa,aと差込プラグB
の栓刃b,bとが離脱することを防止したコンセントで
あって、合成樹脂成形品のコンセント基台1上の栓刃差
込口3,3の周縁に凹陥部2を形成し、その凹陥部2内
に防滴・防塵用としてシリコンゴム体4を嵌め込んで埋
設し、コンセントAに差込プラグBを差し込んで、コン
セントAの刃受ばねa,aに差込プラグBの栓刃b,b
が接触した状態では、コンセントAのシリコンゴム体4
の表面4′に、差込プラグBのプラグ本体5の端面5′
が密着するようにしたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明に係る防滴・防塵コンセン
トは、請求項1の発明において、コンセントAの刃受ば
ねa,aが、これに差し込まれる引掛型差込プラグB′
の栓刃b′,b′に対して係止するようにしたことを特
徴とする。請求項1の発明では、コンセントAに差込プ
ラグBを差し込んだ状態では、シリコンゴム体4により
コンセントAのシリコンゴム体4の表面4′と差込プラ
グBのプラグ本体5の端面5′とが密着して、その間に
形成される隙間が覆われることにより、シリコンゴム体
4の表面4′と差込プラグBのプラグ本体5の端面5′
との密着面では、水滴が浸入しないような防滴作用があ
る。
トは、請求項1の発明において、コンセントAの刃受ば
ねa,aが、これに差し込まれる引掛型差込プラグB′
の栓刃b′,b′に対して係止するようにしたことを特
徴とする。請求項1の発明では、コンセントAに差込プ
ラグBを差し込んだ状態では、シリコンゴム体4により
コンセントAのシリコンゴム体4の表面4′と差込プラ
グBのプラグ本体5の端面5′とが密着して、その間に
形成される隙間が覆われることにより、シリコンゴム体
4の表面4′と差込プラグBのプラグ本体5の端面5′
との密着面では、水滴が浸入しないような防滴作用があ
る。
【0008】同時に請求項1の発明では、コンセントA
のシリコンゴム体4の表面4′と差込プラグBのプラグ
本体5の端面5′との密着面に、ごみとかほこりが侵入
することを防止し、ごみとかほこりが炭化して通電状態
となるトラッキングを防止している。請求項2の発明で
は、刃受ばねa′に突起a″を設けるとともに、突起
a″に対応する箇所において栓刃b′に孔b″を設け、
引掛差込プラグB′を回動することにより引掛コンセン
トA′に差し込んで、刃受ばねa′,a′と栓刃b′,
b′とを接触させた状態では、孔b″内に突起a″を嵌
合させることで刃受ばねa′,a′と栓刃b′,b′と
が離脱することを防止している。
のシリコンゴム体4の表面4′と差込プラグBのプラグ
本体5の端面5′との密着面に、ごみとかほこりが侵入
することを防止し、ごみとかほこりが炭化して通電状態
となるトラッキングを防止している。請求項2の発明で
は、刃受ばねa′に突起a″を設けるとともに、突起
a″に対応する箇所において栓刃b′に孔b″を設け、
引掛差込プラグB′を回動することにより引掛コンセン
トA′に差し込んで、刃受ばねa′,a′と栓刃b′,
b′とを接触させた状態では、孔b″内に突起a″を嵌
合させることで刃受ばねa′,a′と栓刃b′,b′と
が離脱することを防止している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明に係る防滴・防塵
コンセントに、差込プラグを差し込んだ状態の一部を切
欠したものの外観斜視図である。図1について説明す
る。合成樹脂成形品のコンセント基台1上の栓刃差込口
3,3の周縁に凹陥部2を形成し、その凹陥部2内に防
滴,防塵用として例えばシリコンゴム体4を嵌め込んで
埋設する。コンセントAに差込プラグBを差し込んで、
コンセントAの刃受ばねa,aに差込プラグBの栓刃
b,bが接触した状態では、コンセントAのシリコンゴ
ム体4の表面4′に、差込プラグBのプラグ本体5の端
面5′が密着するようになっている。
実施の形態を説明する。図1は本発明に係る防滴・防塵
コンセントに、差込プラグを差し込んだ状態の一部を切
欠したものの外観斜視図である。図1について説明す
る。合成樹脂成形品のコンセント基台1上の栓刃差込口
3,3の周縁に凹陥部2を形成し、その凹陥部2内に防
滴,防塵用として例えばシリコンゴム体4を嵌め込んで
埋設する。コンセントAに差込プラグBを差し込んで、
コンセントAの刃受ばねa,aに差込プラグBの栓刃
b,bが接触した状態では、コンセントAのシリコンゴ
ム体4の表面4′に、差込プラグBのプラグ本体5の端
面5′が密着するようになっている。
【0010】なお、図1中の符号6はコンセントAの端
子板、符号7はコンセントAの端子板6に対して電線
(図示せず)を接続するためのばねである。図2は防滴
・防塵用のシリコンゴム体4の一例を示すもので、図2
(a)はシリコンゴム体4の正面図、図2(b)は同上
の側面図である。図2について説明すると、シリコンゴ
ム体4の表面4′には凹凸部4″が設けられており、そ
の凹凸部4″がコンセント基台1の凹陥部2の内面に当
接するようにして、凹陥部2内にシリコンゴム体4を嵌
め込んで埋設する。
子板、符号7はコンセントAの端子板6に対して電線
(図示せず)を接続するためのばねである。図2は防滴
・防塵用のシリコンゴム体4の一例を示すもので、図2
(a)はシリコンゴム体4の正面図、図2(b)は同上
の側面図である。図2について説明すると、シリコンゴ
ム体4の表面4′には凹凸部4″が設けられており、そ
の凹凸部4″がコンセント基台1の凹陥部2の内面に当
接するようにして、凹陥部2内にシリコンゴム体4を嵌
め込んで埋設する。
【0011】コンセントAに差込プラグBを差し込んだ
状態では、シリコンゴム体4によりコンセントAのシリ
コンゴム体4の表面4′と、差込プラグBのプラグ本体
5の端面5′との間に形成される隙間が覆われることに
より、シリコンゴム体4の表面4′と差込プラグBのプ
ラグ本体5の端面5′との密着面では、水滴が浸入しな
いような防滴作用がある。同時に、シリコンゴム体4に
よりごみとかほこりが侵入することを防止し、ごみとか
ほこりが炭化して通電状態となるトラッキングを防止で
きる。
状態では、シリコンゴム体4によりコンセントAのシリ
コンゴム体4の表面4′と、差込プラグBのプラグ本体
5の端面5′との間に形成される隙間が覆われることに
より、シリコンゴム体4の表面4′と差込プラグBのプ
ラグ本体5の端面5′との密着面では、水滴が浸入しな
いような防滴作用がある。同時に、シリコンゴム体4に
よりごみとかほこりが侵入することを防止し、ごみとか
ほこりが炭化して通電状態となるトラッキングを防止で
きる。
【0012】また図2に示すようなシリコンゴム体4を
使用すれば、シリコンゴム体4の表面4′の凹凸部4″
により、コンセントAの刃受ばねa,a間の絶縁沿面距
離を長くとることができて、なお一層のトラッキング防
止効果がある。図3(a)は引掛型コンセントA′の刃
受ばねa′,a′に引掛型差込プラグB′の栓刃b′,
b′が接触した状態の要部を示す正面図である。引掛型
コンセントA′に引掛型差込プラグB′を差し込んだ状
態で、引掛型コンセントA′のシリコンゴム体4の表面
4′に、引掛型差込プラグBのプラグ本体5の端面5′
が密着させるために、刃受ばねa′,a′と栓刃b′,
b′との離脱を防止する必要がある。
使用すれば、シリコンゴム体4の表面4′の凹凸部4″
により、コンセントAの刃受ばねa,a間の絶縁沿面距
離を長くとることができて、なお一層のトラッキング防
止効果がある。図3(a)は引掛型コンセントA′の刃
受ばねa′,a′に引掛型差込プラグB′の栓刃b′,
b′が接触した状態の要部を示す正面図である。引掛型
コンセントA′に引掛型差込プラグB′を差し込んだ状
態で、引掛型コンセントA′のシリコンゴム体4の表面
4′に、引掛型差込プラグBのプラグ本体5の端面5′
が密着させるために、刃受ばねa′,a′と栓刃b′,
b′との離脱を防止する必要がある。
【0013】そこで、刃受ばねa′に突起a″を設ける
とともに、その突起a″に対応する箇所において栓刃
b′に孔b″を設け、引掛型差込プラグB′を引掛型コ
ンセントA′に差し込んで、引掛型差込プラグB′を回
動することにより刃受ばねa′,a′と栓刃b′,b′
とが接触した状態では、孔b″内に突起a″が嵌合する
ことで刃受ばねa′,a′と栓刃b′,b′との離脱を
防止している。
とともに、その突起a″に対応する箇所において栓刃
b′に孔b″を設け、引掛型差込プラグB′を引掛型コ
ンセントA′に差し込んで、引掛型差込プラグB′を回
動することにより刃受ばねa′,a′と栓刃b′,b′
とが接触した状態では、孔b″内に突起a″が嵌合する
ことで刃受ばねa′,a′と栓刃b′,b′との離脱を
防止している。
【0014】また、図3(b)は刃受ばねa′,a′と
栓刃b′,b′との接触状態を示す上面図であり、ま
た、図3(c)は引掛型差込プラグB′を回動すること
により引掛型コンセントA′に差し込んで、刃受ばね
a′,a′と栓刃b′,b′とが接触した状態の関係位
置を示す上面図、また、図3(d)は刃受ばねa′,
a′と栓刃b′,b′とを接触させた状態で、孔b″内
に突起a″を嵌合した状態の要部の正面図である。
栓刃b′,b′との接触状態を示す上面図であり、ま
た、図3(c)は引掛型差込プラグB′を回動すること
により引掛型コンセントA′に差し込んで、刃受ばね
a′,a′と栓刃b′,b′とが接触した状態の関係位
置を示す上面図、また、図3(d)は刃受ばねa′,
a′と栓刃b′,b′とを接触させた状態で、孔b″内
に突起a″を嵌合した状態の要部の正面図である。
【0015】図4は引掛型ではない通常のコンセントA
に、引掛型差込プラグB′を差し込んだ状態の要部の正
面図である。図5(a)は3極型の引掛型コンセント
A′の上面図であって、栓刃差込口3,3,3を除く全
面が防滴・防塵用のシリコンゴム体4である状態の上面
図であり、また図5(b)は2極型の引掛型コンセント
A′の上面図であって、栓刃差込口3,3間の中央部の
みが防滴・防塵用のシリコンゴム体4である状態の上面
図である。
に、引掛型差込プラグB′を差し込んだ状態の要部の正
面図である。図5(a)は3極型の引掛型コンセント
A′の上面図であって、栓刃差込口3,3,3を除く全
面が防滴・防塵用のシリコンゴム体4である状態の上面
図であり、また図5(b)は2極型の引掛型コンセント
A′の上面図であって、栓刃差込口3,3間の中央部の
みが防滴・防塵用のシリコンゴム体4である状態の上面
図である。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明は、コンセントの刃受ば
ねに差込プラグの栓刃が接触した状態では、コンセント
のシリコンゴム体の表面に、差込プラグのプラグ本体の
下面が密着するから、シリコンゴム体によりコンセント
のシリコンゴム体の表面と、差込プラグのプラグ本体の
端面との間に形成される隙間が覆われることにより、シ
リコンゴム体の表面と差込プラグのプラグ本体の端面と
の密着面では、水滴が浸入しないような防滴作用があ
る。
ねに差込プラグの栓刃が接触した状態では、コンセント
のシリコンゴム体の表面に、差込プラグのプラグ本体の
下面が密着するから、シリコンゴム体によりコンセント
のシリコンゴム体の表面と、差込プラグのプラグ本体の
端面との間に形成される隙間が覆われることにより、シ
リコンゴム体の表面と差込プラグのプラグ本体の端面と
の密着面では、水滴が浸入しないような防滴作用があ
る。
【0017】さらにまた請求項1の発明は、ごみとかほ
こりが侵入することを防止し、ごみとかほこりが炭化し
て通電状態となるトラッキングを確実に防止できる利点
がある。請求項2の発明は、請求項1の発明の利点に加
えて通常のコンセントと引掛型差込プラグとを接続する
場合には、コンセントの刃受ばねから引掛型差込プラグ
の栓刃が離脱することを防止して、トラッキングを、な
お一層確実に防止できる利点がある。
こりが侵入することを防止し、ごみとかほこりが炭化し
て通電状態となるトラッキングを確実に防止できる利点
がある。請求項2の発明は、請求項1の発明の利点に加
えて通常のコンセントと引掛型差込プラグとを接続する
場合には、コンセントの刃受ばねから引掛型差込プラグ
の栓刃が離脱することを防止して、トラッキングを、な
お一層確実に防止できる利点がある。
【図1】本発明に係る防滴・防塵コンセントに、差込プ
ラグを差し込んだ状態の一部を切欠したものの外観斜視
図である。
ラグを差し込んだ状態の一部を切欠したものの外観斜視
図である。
【図2】防滴・防塵用のシリコンゴム体の一例を示し、
(a)はシリコンゴム体の正面図、(b)は同上の側面
図である。
(a)はシリコンゴム体の正面図、(b)は同上の側面
図である。
【図3】(a)は引掛型コンセントの刃受ばねに引掛型
差込プラグの栓刃が接触した状態の要部を示す正面図、
(b)は刃受ばねと栓刃との接触状態を示す上面図、
(c)は引掛型差込プラグを回動することにより引掛型
コンセントに差し込んで、刃受ばねと栓刃とが接触した
状態の関係位置を示す上面図、(d)は刃受ばねと栓刃
とを接触させた状態で、孔内に突起を嵌合した状態の要
部の正面図である。
差込プラグの栓刃が接触した状態の要部を示す正面図、
(b)は刃受ばねと栓刃との接触状態を示す上面図、
(c)は引掛型差込プラグを回動することにより引掛型
コンセントに差し込んで、刃受ばねと栓刃とが接触した
状態の関係位置を示す上面図、(d)は刃受ばねと栓刃
とを接触させた状態で、孔内に突起を嵌合した状態の要
部の正面図である。
【図4】引掛型ではない通常のコンセントに、引掛型差
込プラグを差し込んだ状態の要部の正面図である。
込プラグを差し込んだ状態の要部の正面図である。
【図5】(a)は3極型の引掛型コンセントの上面図で
あって、栓刃差込口を除く全面がシリコンゴム体である
状態の上面図、(b)は2極型の引掛型コンセントの上
面図であって、栓刃差込口間の中央部のみがシリコンゴ
ム体である状態の上面図である。
あって、栓刃差込口を除く全面がシリコンゴム体である
状態の上面図、(b)は2極型の引掛型コンセントの上
面図であって、栓刃差込口間の中央部のみがシリコンゴ
ム体である状態の上面図である。
【図6】従来の防滴・防塵コンセントの一例を示し、
(a)はその一部を切欠したものの外観斜視図、(b)
及び(c)はその使用状態を説明するための概略側面図
である。
(a)はその一部を切欠したものの外観斜視図、(b)
及び(c)はその使用状態を説明するための概略側面図
である。
A コンセント B 差込プラグ a コンセントの刃受ばね b 差込プラグの栓刃 1 コンセント基台 2 コンセント基台の凹陥部 3 コンセント基台の栓刃差込口 4 シリコンゴム体 4′ シリコンゴム体の表面 5 差込プラグのプラグ本体 5′ プラグ本体の端面
Claims (2)
- 【請求項1】 コンセントに差込プラグを差し込み、コ
ンセントの刃受ばねに差込プラグの栓刃が接触した状態
で、コンセントの刃受ばねと差込プラグの栓刃との離脱
を防止したコンセントであって、合成樹脂成形品のコン
セント基台上の栓刃差込口の周縁に凹陥部を形成し、そ
の凹陥部内に防滴・防塵用としてシリコンゴム体を嵌め
込んで埋設し、コンセントに差込プラグを差し込んで、
コンセントの刃受ばねに差込プラグの栓刃が接触した状
態では、コンセントのシリコンゴム体の表面に、差込プ
ラグのプラグ本体の端面が密着するようにしたことを特
徴とする防滴・防塵コンセント。 - 【請求項2】 コンセントの刃受ばねが、これに差し込
まれる引掛型差込プラグの栓刃に対して係止するように
したことを特徴とする請求項1記載の防滴・防塵コンセ
ント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30717295A JPH09147964A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 防滴・防塵コンセント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30717295A JPH09147964A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 防滴・防塵コンセント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09147964A true JPH09147964A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17965909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30717295A Pending JPH09147964A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 防滴・防塵コンセント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09147964A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010272254A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Komatsu Ltd | コネクタおよび建設機械 |
CN102723632A (zh) * | 2012-06-26 | 2012-10-10 | 东莞市睿奇五金制品有限公司 | 一种防渗电连接端子及其金属端子、电子装置 |
KR101878689B1 (ko) * | 2017-02-27 | 2018-07-16 | 김승찬 | 탈착부재가 장착된 원터치 탈착 전기 플러그 |
CN111628331A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-09-04 | 杭州半联贸易有限公司 | 一种智能家居用的多功能插线板 |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP30717295A patent/JPH09147964A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010272254A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Komatsu Ltd | コネクタおよび建設機械 |
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