JPH09146624A - 組立ロボットの自動教示方法及びその装置 - Google Patents

組立ロボットの自動教示方法及びその装置

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JPH09146624A
JPH09146624A JP7308015A JP30801595A JPH09146624A JP H09146624 A JPH09146624 A JP H09146624A JP 7308015 A JP7308015 A JP 7308015A JP 30801595 A JP30801595 A JP 30801595A JP H09146624 A JPH09146624 A JP H09146624A
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裕彦 峠山
Shigeru Douno
茂 堂埜
Yoji Urano
洋二 浦野
Kazuji Kawamura
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 精密部品の組立に際しての教示を正確に且つ
自動的に行うことができる。 【解決手段】 組立ロボットに部品の組み付け位置を教
示する教示方法において、CADあるいはそれに準じる
距離入力インターフェイスからの幾何データに基づいて
ロボットのハンド先端を目標点近傍まで移動させる。次
いで組み付け対象物に対して組み付けを行いながら接触
型センサーで得た位置情報に基づいて位置修正を行う。
実際の組み付け位置を教示点に反映させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は組立ロボットに部品
の組み付け位置を教示するための教示方法及びその装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】部品の組み付け位置や角度などの情報を
CAD等による幾何データから取得して組立を行う組立
ロボットがあるが、ハンドによって把持した部品の位置
ずれや組み付け先の位置ずれ、あるいは組立ロボットの
基準点からのずれなどの点から、特開平3−28118
5号公報においては視覚センサー(カメラ)と画像認識
装置とを用いて実際の部品の組み付け先の位置を確認し
て位置データの修正を行い、修正後の位置データを教示
点とすることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、精密な部品を
組み立てるにあたっては、視覚センサーでは十分な精度
を得ることができず、このためにロボットのハンドを動
かして組み付けを行うことで教示しなくてはならなかっ
た。本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、
その目的とするところは精密部品の組立に際しての教示
を正確に且つ自動的に行うことができる組立ロボットの
教示方法及びその装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、組立
ロボットに部品の組み付け位置を教示する教示方法にお
いて、CADあるいはそれに準じる距離入力インターフ
ェイスからの幾何データに基づいてロボットのハンド先
端を目標点近傍まで移動させ、次いで組み付け対象物に
対して組み付けを行いながら接触型センサーで得た位置
情報に基づいて位置修正を行うことに特徴を有してい
る。
【0005】ロボットのハンド先端を目標点近傍まで移
動させるにあたっては、非接触型センサーによって目標
点近傍と実際の目標点との位置の相関を計測してハンド
の位置修正を行うようにしてもよい。接触型センサーに
よって組み付け対象物の任意の2点以上の位置について
位置情報を得るようにしたり、接触型センサーによって
組み付け対象物の中心点と回転位置決め用の2点の位置
について位置情報を得るようにすることが好ましい。ま
た、接触型センサーとして、組み付け対象物に対して2
つ以上の方向性のある位置計測部を備えたものを用いる
ことが好ましい。
【0006】組み付け対象物として組立ロボットの基準
位置補正用治具を用いて基準位置データを取得して該基
準位置データに基づいて教示点の修正を行うようにして
もよい。また本発明は、組立ロボットに部品の組み付け
位置を教示する教示装置であって、CADあるいはそれ
に準じる距離入力インターフェイスからの幾何データに
基づいてロボットのハンド先端を目標点近傍まで移動さ
せる指令値を組立ロボットに出力する指令値入力装置
と、ロボットのハンド側に設けられて組み付け対象物と
の接触で組み付け位置を検出する接触型センサーと、接
触型センサーの出力に応じてハンド位置を修正する位置
補正手段と、組み付け完了によって組み付け位置を教示
点として決定する教示点決定手段とを有することに特徴
を有している。
【0007】接触型センサーを備えた教示用ハンドと、
この教示用ハンドに対応する組み付け対照物としての教
示専用治具とを有するものであってもよい。この場合、
教示専用治具も接触型センサーを備えていてもよく、ま
た教示用ハンドと教示専用治具とは嵌合部を有している
とともに少なくとも一方が誘い込み部を備えていること
が好ましい。
【0008】接触型センサーはハンドに設けておくほ
か、ハンドによって保持される治具に設けておくもので
あってもよい。さらに接触型センサーは、ハンドに加わ
る外力に応じて出力電圧を変化させる力センサーや、ハ
ンド先端の変位に応じて出力電圧が変化する変位センサ
ーを好適に用いることができる。また、接触型センサー
は、ハンド側と組み付け対照物側との間で導通する電気
接点であってもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て、図3に示すような水平多関節ロボット1、つまり第
1軸1aを中心に第1アーム11が回動自在であり、第
1アーム11先端の第2軸1bを中心に第2アーム12
が回動自在であって、第2アーム12の先端に第3軸1
c回りに回動自在に且つ第3軸1cの軸方向にスライド
自在となったハンド2が設けられて、第1軸1a及び第
2軸1bの回転でハンド2のX,Y位置が、第3軸1c
の上下動でハンド2のZ方向位置が定められ、更に第3
軸1cの回転でハンド2の回転角度(向き)が定められ
るロボット1であって、ハンド2におけるチャック20
で把持した部品を組み付け対象物(ここでは治具7)に
組み付けるものの場合で説明すると、図4に示すよう
に、ハンド2に接触型センサー(図示例では力センサ
ー)3を設けている。
【0010】そして教示にあたっては、図1に示すよう
に、CAD等による幾何データに基づいてハンド2を目
標点近傍まで移動させてハンド2のチャックで保持して
いる部品の治具7への組み付けを開始させる。この時、
チャック20で保持した部品と治具7との間に作用する
力を接触型センサー3で検出して、この検出値に基づい
て適正な組み付けが行われているかどうかを判定するも
のであり、行われていない場合には上記検出値に基づく
位置情報によってハンド2の位置の修正を行う。そして
組み付けが完了すれば、上記修正点を教示点として取得
するのである。図2にブロック図を示す。
【0011】力センサーである接触型センサー3出力か
らの位置情報取得は次のようにして行う。すなわち接触
型センサー3としてx,y,z3方向の力を検出するも
のを用いており、治具7に設けられた孔に部品をはめ込
む場合のことを想定すると、孔の位置と部品位置とが一
致しておらず、孔のいずれかの方向の縁に部品が当たる
時、部品が傾こうとするためにx,y,z各方向につい
ての力を接触型センサー3で検出することができる。こ
の時の各方向の力の値によって孔と部品との相対的な位
置差や位置ずれ方向を位置情報として得ることができる
ものであり、この位置情報に基づく修正を行うことで、
孔の位置と部品位置とを一致させることができる。
【0012】図5〜図7に示すように、視覚センサー4
及び画像認識装置を併用して、幾何データに基づいてハ
ンド2を目標点近傍まで移動させるにあたり、視覚認識
に基づくハンド2の位置補正をまず行った後、接触型セ
ンサー3に基づく最終位置補正を行うようにしてもよ
い。教示点の探査に必要な時間を短縮することができ
る。
【0013】いずれにしても教示装置としては、図8に
示すように、位置補正が完了した時点におけるロボット
1のハンド2の位置を教示点として登録する教示点決定
手段5を設け、ロボット1による次の部品の組み付けは
指令値入力装置から入力された幾何データ(位置指令)
に位置補正を加えた点である教示点を元に組み込むこと
によって、位置補正を必要とすることなく組み立てを行
うことができる。
【0014】ロボット1がいわゆるオートハンドチェン
ジャー型である場合には、図4に示した部品組立に実際
に使用するハンド2に代えて、図9に示すような位置情
報捜査ピン25と接触型センサー3とを備えた教示用ハ
ンド2を用いるとともに、部品組立用の治具7に代えて
教示位置に設置される教示専用の治具7とを用いてもよ
い。治具7は上記位置情報捜査ピン25が断面円形で且
つ1つだけである場合には、位置情報教示用の孔70を
少なくとも2つ備えたものを用いる。また接触型センサ
ー3としては前述のようにx,y,z3方向の力を少な
くとも検出することができるものを用いるとともに、力
と出力電圧とが図10に示すように比例関係にあるもの
を用いる。
【0015】今、治具7における2つの孔70,70の
うちの一方の位置をP1,他方の位置をP2とし、一方
の孔70(P1)に捜査ピン25を差し込んだ時のハン
ド2側の位置データをQ1,他方の孔70(P2)に捜
査ピン25を差し込んだ時のハンド2側の位置データを
Q2とすると、治具7の2つの孔70,70の位置P
1,P2と治具7の中心位置P0の3点の位置の相関関
係に基づいて、上記Q1,Q2の位置データから中心位
置Q0と回転方向(第3軸1c回りの回転方向)とを決
定することができる。
【0016】ここにおいて、2つの孔70,70に捜査
ピン25を順次差し込んで2点でのハンド2側の位置情
報を得ているのは、前述のようにハンド2のx,y位置
が2つの軸1a,1bの軸回りにアーム11,12が回
転することで制御されるためにx,y位置の変化に伴っ
てハンド2がz軸回りに回転することになり、しかもハ
ンド2がz軸回りに回転させることができるようにして
いるからであり、x,y両方向のスライド移動機構でハ
ンドが直線移動するとともにハンド2自体がz軸回りに
回転しない組立ロボットであれば、ハンド2側の位置デ
ータ取得は1点でよい。また前述の場合においても厳密
に言えば、P1点をQ2点、P2点をQ1点として認識
してしまう事態が生じるおそれがないという前提にたっ
ているために2点で位置データを得ており、このために
上記おそれがある場合には3点で位置データを得るもの
とする。
【0017】図13に示すように、2つの孔70,70
を任意の2点に設けておくのではなく、一方の孔70を
中心位置に、他方の孔70を回転角度θが既知の位置に
設けておくようにしてもよい。この場合、教示点を直接
導くことができる。図14に示すように、捜査ピン25
の先端を先細のテーパ状としておくならば、孔70に捜
査ピン25を差し込む時に孔70によって捜査ピン25
が誘い込まれるために、捜査ピン25と孔70との嵌合
が容易となる上に、接触型センサー3に捜査ピン25の
位置ずれに伴う出力変化が迅速に且つ的確に出現するた
めに、ハンド2の位置修正が容易となる。なお、孔70
を皿孔状とすることによっても同じ結果を得ることがで
きる。もちろん捜査ピン25先端をテーパ状とするとと
もに孔70を皿孔状としてもよい。
【0018】接触型センサー3は図15に示すように治
具7側にも設けるようにしてもよい。この場合、ハンド
2側の接触型センサー3と、治具7側の接触型センサー
3とのいずれか一方の出力値が設定値よりも越えたなら
ば、捜査ピン25の位置補正をして組み付けをやり直す
ものとする。捜査ピン25の位置と孔70との位置が大
きくずれていて捜査ピン25が治具7の孔70のない部
分に接する場合には、ハンド2側の接触型センサー3で
は修正方向のデータを得ることができないが、治具7側
の接触型センサー3から修正方向のデータを得ることが
できる。
【0019】図16に示す例は、組立に使用するハンド
2のチャック20によって保持される教示治具22を設
けるとともにこの教示治具22に接触型センサー3と捜
査ピン25を設けている。この場合においても、前述の
場合と同様にして教示点を得ることができる。またハン
ド2に接触型センサー3を設ける場合に比して、ハンド
2を改造する必要がない。
【0020】図17は接触型センサー3として変位セン
サーを用いた場合を示しており、2つの接触型センサー
3,3を直交する方向から捜査ピン25の外周面に当接
させている。両接触型センサー3,3の出力から、捜査
ピン25の位置修正のためのx,y方向に関する位置情
報を得ることができる。上記変位センサーである接触型
センサー3も、図18に示すように、変位と出力電圧と
が比例関係にあるもの、例えば汎用出力ポートをもった
ダイアルゲージなどを用いる。
【0021】接触型センサー3の別の例を図19に示
す。ハンド2側には捜査ピン25から離れたところに電
源プローブである接触型センサー3を配置してあり、絶
縁材からなる治具7側には捜査ピン25に対応する孔7
0と電源プローブである接触型センサー3の先端に対応
する電極71とを設けてある。捜査ピン25を孔70に
差し込んだ状態でハンド2を微小角度ずつ回転させて、
接触型センサー3を電極71に接触させるものであり、
捜査ピン25を孔70に差し込んだ位置と、接触型セン
サー3が電極71に接した回転位置とを元に幾何データ
に基づく位置についての修正を行って教示点とするので
ある。
【0022】図20に別の実施の形態を示す。ここでは
接触型センサー3を備えたハンド2に設けている捜査ピ
ン25を水平断面が楕円形や長方形のように2つ以上の
方向性があるものとすると同時に、治具7の中心に設け
た孔70を捜査ピン25の断面形状に対応する形のもの
としている。捜査ピン25を孔70に差し込むことがで
きれば、ハンド2の中心位置及びハンド2の基準角度か
らの角度ずれ量を求めることができるものであり、2点
で位置合わせを行う場合に比して探査個数が少ない分、
早く教示点を探査することができる。
【0023】ところで、上述のようにして幾何データに
基づく位置情報を修正して教示点を得たとしても、ロボ
ット1そのものが基準位置からずれたりした場合には、
正確な組立を行うことができない。このために、朝一番
の立ち上げ時などに、次の基準点決定に基づく教示点の
補正を行うようにしておくことが好ましい。すなわち、
前記治具7に類した基準位置補正治具を予め決めたロボ
ット基準位置3点に固定し、図21に示すように、接触
型センサー3を備えたハンド2を用いてハンド2の位置
情報(位置ずれ情報)を参照しつつ組み付け(捜査ピン
25を備えたものでは治具の孔への捜査ピン25の差し
込み)を行う。この組み付けが完了した時点での位置デ
ータを取得基準点として前回の基準点位置との偏差を求
め、この偏差分だけ教示点データの補正を行うのであ
る。この場合、3点で行うのは平面の傾きなども考慮し
ているためである。
【0024】ロボット1が水平多関節ロボットである場
合のx,y座標位置の修正についてのみ説明したが、z
方向の位置修正も行うことができるのはもちろんであ
り、またロボット1がハンド1を任意の軸の回りに回転
させることができるものについても適用することができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明においては、CAD
あるいはそれに準じる距離入力インターフェイスからの
幾何データに基づいてロボットのハンド先端を目標点近
傍まで移動させ、次いで組み付け対象物に対して組み付
けを行いながら接触型センサーで得た位置情報に基づい
て位置修正を行うために、精密部品の組立にも十分な精
度の教示データを得ることができて、教示の自動化を行
うことができる。また、機械的要素変更時に教示点の変
更が容易であるとともに、専門的な技能がなくとも教示
が可能である。
【0026】ロボットのハンド先端を目標点近傍まで移
動させるにあたり、非接触型センサーによって目標点近
傍と実際の目標点との位置の相関を計測してハンドの位
置修正を行うならば、教示点探査時間の短縮化を図るこ
とができる。接触型センサーによって組み付け対象物の
任意の2点以上の位置について位置情報を得る場合に
は、教示のための位置データを演算によって取得するこ
とができる。接触型センサーによって組み付け対象物の
中心点と回転位置決め用の2点の位置について位置情報
を得るようにした時には、上記演算を簡単にすることが
できる。
【0027】また、接触型センサーとして、組み付け対
象物に対して2つ以上の方向性のある位置計測部を備え
たものを用いると、教示のために探査する位置数を少な
くすることが可能である。組み付け対象物として組立ロ
ボットの基準位置補正用治具を用いて基準位置データを
取得して該基準位置データに基づいて教示点の修正を行
うようにしてもよい。ロボットの位置ずれが検知可能で
あり、位置データの補正を行うために、位置ずれがおき
てもロボットの動作が可能である。
【0028】そして本発明装置においては、CADある
いはそれに準じる距離入力インターフェイスからの幾何
データに基づいてロボットのハンド先端を目標点近傍ま
で移動させる指令値を組立ロボットに出力する指令値入
力装置と、ロボットのハンド側に設けられて組み付け対
象物との接触で組み付け位置を検出する接触型センサー
と、接触型センサーの出力に応じてハンド位置を修正す
る位置補正手段と、組み付け完了によって組み付け位置
を教示点として決定する教示点決定手段とを有するため
に、精密な部品の組立のための教示を自動化することが
できる。
【0029】接触型センサーを備えた教示用ハンドと、
この教示用ハンドに対応する組み付け対照物としての教
示専用治具とを有するものである時には、異なる形状の
部品も同一治具で教示を行うことができる。この場合、
教示専用治具側にも接触型センサーを設けておくなら
ば、教示データの信頼性を更に高めることができる。ま
た、教示用ハンドと教示専用治具とは嵌合部を有してい
るとともに少なくとも一方が誘い込み部を備えているな
らば、位置修正のためのデータをより的確に且つ迅速に
得ることができる。
【0030】接触型センサーはハンドに設けておくなら
ば、簡単な改造ですむ上に、ハンドとの一体化ができ
る。ハンドによって保持される治具に接触型センサーを
設けておく場合には、ハンドの改造が不要となるととも
に取り外しが容易である。さらに接触型センサーは、ハ
ンドに加わる外力に応じて出力電圧を変化させる力セン
サーや、ハンド先端の変位に応じて出力電圧が変化する
変位センサーを好適に用いることができる。また、接触
型センサーは、ハンド側と組み付け対照物側との間で導
通する電気接点であってもよい。いずれにしても、ロボ
ットハンド先端位置を確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例のフローチャートで
ある。
【図2】同上のブロック図である。
【図3】同上の組立ロボットの側面図である。
【図4】同上のハンドの斜視図である。
【図5】同上の他例のフローチャートである。
【図6】同上のブロック図である。
【図7】同上の組立ロボットの側面図である。
【図8】同上の別の例のブロック図である。
【図9】ハンドの他例と対応する治具の斜視図である。
【図10】同上の接触型センサーの出力特性図である。
【図11】同上の動作のフローチャートである。
【図12】(a)(b)は同上の動作説明図である。
【図13】同上の別の例における動作説明図である。
【図14】他の例におけるハンドと対応する治具の斜視
図である。
【図15】別の例におけるハンドと対応する治具の斜視
図である。
【図16】更に他例におけるハンドと対応する治具の斜
視図である。
【図17】更に別の例におけるハンドと対応する治具の
斜視図である。
【図18】同上の接触型センサーの出力特性図である。
【図19】他例のハンドと対応する治具の斜視図であ
る。
【図20】更に他例のハンドと対応する治具の斜視図で
ある。
【図21】組立ロボットの基準点修正に関するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 組立ロボット 2 ハンド 3 接触型センサー 7 治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 和司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立ロボットに部品の組み付け位置を教
    示する教示方法において、CADあるいはそれに準じる
    距離入力インターフェイスからの幾何データに基づいて
    ロボットのハンド先端を目標点近傍まで移動させ、次い
    で組み付け対象物に対して組み付けを行いながら接触型
    センサーで得た位置情報に基づいて位置修正を行うこと
    を特徴とする組立ロボットの自動教示方法。
  2. 【請求項2】 ロボットのハンド先端を目標点近傍まで
    移動させるにあたり、非接触型センサーによって目標点
    近傍と実際の目標点との位置の相関を計測してハンドの
    位置修正を行うことを特徴とする請求項1記載の組立ロ
    ボットの自動教示方法。
  3. 【請求項3】 接触型センサーによって組み付け対象物
    の任意の2点以上の位置について位置情報を得ることを
    特徴とする請求項1または2記載の組立ロボットの自動
    教示方法。
  4. 【請求項4】 接触型センサーによって組み付け対象物
    の中心点と回転位置決め用の2点の位置について位置情
    報を得ることを特徴とする請求項1または2記載の組立
    ロボットの自動教示方法。
  5. 【請求項5】 接触型センサーとして、組み付け対象物
    に対して2つ以上の方向性のある位置計測部を備えたも
    のを用いることを特徴とする請求項1または2記載の組
    立ロボットの自動教示方法。
  6. 【請求項6】 組み付け対象物として組立ロボットの基
    準位置補正用治具を用いて基準位置データを取得して該
    基準位置データに基づいて教示点の修正を行うことを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の組立ロボ
    ットの自動教示方法。
  7. 【請求項7】 組立ロボットに部品の組み付け位置を教
    示する教示装置であって、CADあるいはそれに準じる
    距離入力インターフェイスからの幾何データに基づいて
    ロボットのハンド先端を目標点近傍まで移動させる指令
    値を組立ロボットに出力する指令値入力装置と、ロボッ
    トのハンド側に設けられて組み付け対象物との接触で組
    み付け位置を検出する接触型センサーと、接触型センサ
    ーの出力に応じてハンド位置を修正する位置補正手段
    と、組み付け完了によって組み付け位置を教示点として
    決定する教示点決定手段とを有することを特徴とする組
    立ロボットの自動教示装置。
  8. 【請求項8】 接触型センサーを備えた教示用ハンド
    と、この教示用ハンドに対応する組み付け対照物として
    の教示専用治具とを有することを特徴とする請求項7記
    載の組立ロボットの自動教示装置。
  9. 【請求項9】 教示専用治具が接触型センサーを備えて
    いることを特徴とする請求項8記載の組立ロボットの自
    動教示装置。
  10. 【請求項10】 教示用ハンドと教示専用治具とは嵌合
    部を有しているとともに少なくとも一方が誘い込み部を
    備えていることを特徴とする請求項8記載の組立ロボッ
    トの自動教示装置。
  11. 【請求項11】 接触型センサーはハンドに設けられて
    いることを特徴とする請求項7記載の組立ロボットの自
    動教示装置。
  12. 【請求項12】 接触型センサーは、ハンドによって保
    持される治具に設けられていることを特徴とする請求項
    7記載の組立ロボットの自動教示装置。
  13. 【請求項13】 接触型センサーは、ハンドに加わる外
    力に応じて出力電圧を変化させる力センサーであること
    を特徴とする請求項7記載の組立ロボットの自動教示装
    置。
  14. 【請求項14】 接触型センサーはハンド先端の変位に
    応じて出力電圧が変化する変位センサーであることを特
    徴とする請求項7記載の組立ロボットの自動教示装置。
  15. 【請求項15】 接触型センサーは、ハンド側と組み付
    け対照物側との間で導通する電気接点であることを特徴
    とする請求項7記載の組立ロボットの自動教示装置。
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