JPH09146309A - 複合画像形成装置 - Google Patents
複合画像形成装置Info
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- JPH09146309A JPH09146309A JP7323969A JP32396995A JPH09146309A JP H09146309 A JPH09146309 A JP H09146309A JP 7323969 A JP7323969 A JP 7323969A JP 32396995 A JP32396995 A JP 32396995A JP H09146309 A JPH09146309 A JP H09146309A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置そのものが備える用紙の吸引搬送手段を
有効に利用して、中間トレイにストックされた用紙のト
ナーによる融着あるいは画像の抜けや汚れなどを、コス
ト的に安価に防止できるようにする。 【解決手段】 トナー画像転写後の用紙を、ファン３５
によるエア吸引の下で搬送ベルト３１により定着装置１
４へ搬送し、その定着後の用紙を機内の中間トレイ１８
に導入して、再度、その用紙にトナー画像を形成するよ
うにした複合画像形成装置において、前記ファン３５か
らの排風を中間トレイ１８上に導き、中間トレイ１８に
ストックされた用紙を強制的に冷却させるようにしてい
る。
有効に利用して、中間トレイにストックされた用紙のト
ナーによる融着あるいは画像の抜けや汚れなどを、コス
ト的に安価に防止できるようにする。 【解決手段】 トナー画像転写後の用紙を、ファン３５
によるエア吸引の下で搬送ベルト３１により定着装置１
４へ搬送し、その定着後の用紙を機内の中間トレイ１８
に導入して、再度、その用紙にトナー画像を形成するよ
うにした複合画像形成装置において、前記ファン３５か
らの排風を中間トレイ１８上に導き、中間トレイ１８に
ストックされた用紙を強制的に冷却させるようにしてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面複写や重ね合
わせの合成複写が可能な静電写真複写機等の複合画像形
成装置に関する。
わせの合成複写が可能な静電写真複写機等の複合画像形
成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記の複合複写が可能な静電写真複写機
は、感光体の表面に形成されたトナー画像を用紙に転写
させ、この用紙を定着装置へ搬送して定着処理し、か
つ、定着後の用紙を表裏反転させて或いは表裏反転させ
ずに、機内の中間トレイに導入して、この用紙を再び画
像形成部に送り込むことで、両面複写や重ね合わせの合
成複写が行われるように構成されている。
は、感光体の表面に形成されたトナー画像を用紙に転写
させ、この用紙を定着装置へ搬送して定着処理し、か
つ、定着後の用紙を表裏反転させて或いは表裏反転させ
ずに、機内の中間トレイに導入して、この用紙を再び画
像形成部に送り込むことで、両面複写や重ね合わせの合
成複写が行われるように構成されている。
【０００３】そして一般には、用紙に転写されたトナー
画像を乱さないように、トナー画像転写後の用紙を、フ
ァンによるエア吸引の下で搬送ベルトにより定着装置に
給紙させるようにしている。
画像を乱さないように、トナー画像転写後の用紙を、フ
ァンによるエア吸引の下で搬送ベルトにより定着装置に
給紙させるようにしている。
【０００４】ところで、上記のようにして機内の中間ト
レイに導入された用紙は、機内の雰囲気温度が高いこと
から、機外の排紙トレイに排紙された用紙に比べて冷却
が遅れる傾向にあり、当然にトナーの冷却固化も遅れる
ことから、このトナーによって、中間トレイにストック
されて重なり合った用紙どうしが融着する問題があっ
た。或いは、用紙どうしが融着するまでもなく、重なり
合った一方の用紙のトナー画像が他方の用紙の裏面側に
乗り移って、画像の抜けが生じたり他方の用紙が汚れた
りし、かつ、裏面複写の際には、その汚れた紙面に画像
が形成されるために画像汚れが生じる問題があった。
レイに導入された用紙は、機内の雰囲気温度が高いこと
から、機外の排紙トレイに排紙された用紙に比べて冷却
が遅れる傾向にあり、当然にトナーの冷却固化も遅れる
ことから、このトナーによって、中間トレイにストック
されて重なり合った用紙どうしが融着する問題があっ
た。或いは、用紙どうしが融着するまでもなく、重なり
合った一方の用紙のトナー画像が他方の用紙の裏面側に
乗り移って、画像の抜けが生じたり他方の用紙が汚れた
りし、かつ、裏面複写の際には、その汚れた紙面に画像
が形成されるために画像汚れが生じる問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この用紙どうしの融着
を防止するための技術が、特開昭５８−７１５１号公報
によって開示されている。この技術は、強制冷却の手段
を中間トレイに設置して、中間トレイにストックされた
用紙を強制的に冷却させるようにしたものであるが、冷
却手段の設置はコストアップに繋がるだけでなく、装置
内部の機構が複雑化することから、装置設計の自由度が
悪くなる問題があったのである。
を防止するための技術が、特開昭５８−７１５１号公報
によって開示されている。この技術は、強制冷却の手段
を中間トレイに設置して、中間トレイにストックされた
用紙を強制的に冷却させるようにしたものであるが、冷
却手段の設置はコストアップに繋がるだけでなく、装置
内部の機構が複雑化することから、装置設計の自由度が
悪くなる問題があったのである。
【０００６】本発明は、装置そのものが備える用紙の吸
引搬送手段を有効に利用した合理的な改良によって、上
記の不都合を伴わせることなく、用紙どうしの融着ある
いは画像の抜けや汚れなどを防止できるに至った複合画
像形成装置を提供することを目的としている。
引搬送手段を有効に利用した合理的な改良によって、上
記の不都合を伴わせることなく、用紙どうしの融着ある
いは画像の抜けや汚れなどを防止できるに至った複合画
像形成装置を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。即
ち、トナー画像転写後の用紙を、ファンによるエア吸引
の下で搬送ベルトにより定着装置へ搬送し、その定着後
の用紙を機内の中間トレイに導入して、再度、その用紙
にトナー画像を形成するようにした複合画像形成装置に
おいて、本発明では、前記ファンからの排風を中間トレ
イ上に導いて、中間トレイにストックされた用紙を強制
冷却させるように構成した点に特徴がある。
めに本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。即
ち、トナー画像転写後の用紙を、ファンによるエア吸引
の下で搬送ベルトにより定着装置へ搬送し、その定着後
の用紙を機内の中間トレイに導入して、再度、その用紙
にトナー画像を形成するようにした複合画像形成装置に
おいて、本発明では、前記ファンからの排風を中間トレ
イ上に導いて、中間トレイにストックされた用紙を強制
冷却させるように構成した点に特徴がある。
【０００８】上記の特徴構成によれば、中間トレイ上に
排気手段を設けて、用紙を定着装置に向けて吸引搬送さ
せるファンからの排風を、ダクトを介して排気手段に導
くことで、中間トレイにストックされた用紙の強制冷却
が達成される。
排気手段を設けて、用紙を定着装置に向けて吸引搬送さ
せるファンからの排風を、ダクトを介して排気手段に導
くことで、中間トレイにストックされた用紙の強制冷却
が達成される。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は複合画像形成装置の一例の
静電写真複写機を示し、原稿載置台１と原稿押え２とを
備えた装置本８３に感光体４を横架し、この感光体４の
まわりに、帯電装置５と、現像装置６と、転写装置７
と、用紙分離装置８と、クリーニング装置９とを配置す
ると共に、装置本体３の上部空間に光学系移動式の露光
装置１０を配置し、かつ、給紙部１１に装填されたカセ
ットケース１２内の用紙を転写装置７に搬送する給紙搬
送手段１３と、転写・分離後の用紙を定着装置１４に搬
送する用紙吸引搬送手段１５と、定着後の用紙を機外の
排紙トレイ１６に排出する排紙ローラ対１７とを設けて
いる。
に基づいて説明する。図１は複合画像形成装置の一例の
静電写真複写機を示し、原稿載置台１と原稿押え２とを
備えた装置本８３に感光体４を横架し、この感光体４の
まわりに、帯電装置５と、現像装置６と、転写装置７
と、用紙分離装置８と、クリーニング装置９とを配置す
ると共に、装置本体３の上部空間に光学系移動式の露光
装置１０を配置し、かつ、給紙部１１に装填されたカセ
ットケース１２内の用紙を転写装置７に搬送する給紙搬
送手段１３と、転写・分離後の用紙を定着装置１４に搬
送する用紙吸引搬送手段１５と、定着後の用紙を機外の
排紙トレイ１６に排出する排紙ローラ対１７とを設けて
いる。
【００１０】そして、装置本体３の下部側に、傾斜トレ
イ部分１８ａと水平トレイ部分１８ｂとから成る中間ト
レイ１８と、再給紙手段１９とを設けると共に、排紙ロ
ーラ対１７の上流側に片面複写用紙の分岐搬送手段２０
を設け、かつ、この分岐搬送手段２０に導入された片面
複写後の用紙をスイッチバックさせる搬送手段２１と、
スイッチバックされた用紙を中間トレイ１８に給紙させ
るストック給紙搬送手段２２と、片面複写後の用紙をス
イッチバックさせることなくストック給紙搬送手段２２
に給紙させる反転搬送手段２３と、中間トレイ１８にス
トックされた用紙を給紙搬送手段１３に合流給紙させる
合流搬送手段２４とを設けている。
イ部分１８ａと水平トレイ部分１８ｂとから成る中間ト
レイ１８と、再給紙手段１９とを設けると共に、排紙ロ
ーラ対１７の上流側に片面複写用紙の分岐搬送手段２０
を設け、かつ、この分岐搬送手段２０に導入された片面
複写後の用紙をスイッチバックさせる搬送手段２１と、
スイッチバックされた用紙を中間トレイ１８に給紙させ
るストック給紙搬送手段２２と、片面複写後の用紙をス
イッチバックさせることなくストック給紙搬送手段２２
に給紙させる反転搬送手段２３と、中間トレイ１８にス
トックされた用紙を給紙搬送手段１３に合流給紙させる
合流搬送手段２４とを設けている。
【００１１】更に、分岐搬送手段２０の分岐部に第１の
経路切り換え機構２５を設けて、片面複写後の用紙を排
紙トレイ１６に排紙させる形態と、分岐搬送手段２０に
導入させる形態とを選択できるようにすると共に、分岐
搬送手段２０に第２の経路切り換え機構２６を設けて、
分岐搬送手段２０に導入された用紙を、スイッチバック
搬送手段２１と給紙搬送手段２２とに選択的に取り出せ
るようにしている。
経路切り換え機構２５を設けて、片面複写後の用紙を排
紙トレイ１６に排紙させる形態と、分岐搬送手段２０に
導入させる形態とを選択できるようにすると共に、分岐
搬送手段２０に第２の経路切り換え機構２６を設けて、
分岐搬送手段２０に導入された用紙を、スイッチバック
搬送手段２１と給紙搬送手段２２とに選択的に取り出せ
るようにしている。
【００１２】図２に示すように、上記のストック給紙搬
送手段２２には、３組のローラ対２７と、長尺サイズの
用紙検知に基づいて搬送経路に突入し且つ長尺サイズの
用紙を中間トレイ１８に案内する経路切り換え爪２８
と、中サイズの用紙検知に基づいて搬送経路に突入し且
つ中サイズの用紙を中間トレイ１８に案内する経路切り
換え爪２９と、小サイズの用紙を中間トレイ１８に案内
する固定爪３０とが設けられている。
送手段２２には、３組のローラ対２７と、長尺サイズの
用紙検知に基づいて搬送経路に突入し且つ長尺サイズの
用紙を中間トレイ１８に案内する経路切り換え爪２８
と、中サイズの用紙検知に基づいて搬送経路に突入し且
つ中サイズの用紙を中間トレイ１８に案内する経路切り
換え爪２９と、小サイズの用紙を中間トレイ１８に案内
する固定爪３０とが設けられている。
【００１３】一方、用紙吸引搬送手段１５は、図３にも
示すように、多数のエア吸引孔が形成されたエンドレス
の搬送ベルト３１を、一対の回転軸３２，３３に巻き掛
けると共に、これらの下部側を囲うようにエアチャンバ
ー３４を設け、かつ、エアチャンバー３４の中央部に、
チャンバー内のエアを吸引するファン３５を設けて成る
もので、トナー画像転写後の用紙を、ファン３５による
エア吸引の下で搬送ベルト３１により定着装置１４へ搬
送させるようにしている。
示すように、多数のエア吸引孔が形成されたエンドレス
の搬送ベルト３１を、一対の回転軸３２，３３に巻き掛
けると共に、これらの下部側を囲うようにエアチャンバ
ー３４を設け、かつ、エアチャンバー３４の中央部に、
チャンバー内のエアを吸引するファン３５を設けて成る
もので、トナー画像転写後の用紙を、ファン３５による
エア吸引の下で搬送ベルト３１により定着装置１４へ搬
送させるようにしている。
【００１４】而して、片面複写のモードを選択すると、
片面に原稿のトナー画像が転写された用紙は、用紙吸引
搬送手段１５によって定着装置１４に送り込まれ、その
まま第１の経路切り換え機構２５を通して排紙トレイ１
６に排紙される。両面複写のモードを選択すると、片面
複写後の用紙は、第１及び第２の経路切り換え機構２
５，２６を通して、一旦スイッチバック搬送手段２１に
導入されると共に、次いで逆向きに搬送されて給紙搬送
手段２２に導入され、かつ、用紙のサイズ検知に基づい
て経路切り換え爪２８，２９が作動し、片面複写後の用
紙は、トナー画像の複写面を上方に向けて中間トレイ１
８にストックされる。
片面に原稿のトナー画像が転写された用紙は、用紙吸引
搬送手段１５によって定着装置１４に送り込まれ、その
まま第１の経路切り換え機構２５を通して排紙トレイ１
６に排紙される。両面複写のモードを選択すると、片面
複写後の用紙は、第１及び第２の経路切り換え機構２
５，２６を通して、一旦スイッチバック搬送手段２１に
導入されると共に、次いで逆向きに搬送されて給紙搬送
手段２２に導入され、かつ、用紙のサイズ検知に基づい
て経路切り換え爪２８，２９が作動し、片面複写後の用
紙は、トナー画像の複写面を上方に向けて中間トレイ１
８にストックされる。
【００１５】そして、所定のタイミングで再給紙手段１
９が作動すると、片面複写後の用紙は、合流搬送手段２
４と給紙搬送手段１３とを通して、表裏を反転させつつ
転写装置７に再給紙され、これによって用紙の裏面側に
原稿のトナー画像が転写されるもので、爾後はトナー画
像が定着処理されて、両面に画像が複写された用紙が第
１の経路切り換え機構２５を通して紙トレイ１６に排紙
される。
９が作動すると、片面複写後の用紙は、合流搬送手段２
４と給紙搬送手段１３とを通して、表裏を反転させつつ
転写装置７に再給紙され、これによって用紙の裏面側に
原稿のトナー画像が転写されるもので、爾後はトナー画
像が定着処理されて、両面に画像が複写された用紙が第
１の経路切り換え機構２５を通して紙トレイ１６に排紙
される。
【００１６】重ね合わせ複写のモードを選択すると、片
面複写後の用紙は、第１及び第２の経路切り換え機構２
５，２６を通して給紙搬送手段２２に導入され、かつ、
用紙のサイズ検知に基づいて経路切り換え爪２８，２９
が作動し、片面複写後の用紙はトナー画像の複写面を下
方に向けて、つまりは表裏を反転させて中間トレイ１８
にストックされる。
面複写後の用紙は、第１及び第２の経路切り換え機構２
５，２６を通して給紙搬送手段２２に導入され、かつ、
用紙のサイズ検知に基づいて経路切り換え爪２８，２９
が作動し、片面複写後の用紙はトナー画像の複写面を下
方に向けて、つまりは表裏を反転させて中間トレイ１８
にストックされる。
【００１７】そして、所定のタイミングで再給紙手段１
９が作動すると、片面複写後の用紙は、合流搬送手段２
４と給紙搬送手段１３とを通して表裏を反転させつつ、
即ち複写面を上方に向けて転写装置７に再給紙されるこ
とになり、これによって複写済みの紙面に原稿のトナー
画像が重ね合わせ転写されるもので、爾後は画像が複合
複写された用紙が定着処理されて、第１の経路切り換え
機構２５を通して紙トレイ１６に排紙される。
９が作動すると、片面複写後の用紙は、合流搬送手段２
４と給紙搬送手段１３とを通して表裏を反転させつつ、
即ち複写面を上方に向けて転写装置７に再給紙されるこ
とになり、これによって複写済みの紙面に原稿のトナー
画像が重ね合わせ転写されるもので、爾後は画像が複合
複写された用紙が定着処理されて、第１の経路切り換え
機構２５を通して紙トレイ１６に排紙される。
【００１８】上記構成の静電写真複写機おいて、本発明
では、例えばフード状部材３６の下部開口に、用紙搬送
方向に所定の間隔を隔てて多数枚のフィンａ…をルーバ
ー状に設けて、排気手段３７を形成し、この排気手段３
７を中間トレイ１８上に設けると共に、前記フィンａ…
による排風方向を、中間トレイ１８に排紙される用紙の
排紙方向に逆らう方向に設定する一方、前記用紙吸引搬
送手段１５のファン３５の排風部と排気手段３７のフー
ド状部材３６とを、用紙搬送経路を外して設置されるダ
クト３８を介して連結し、もって、前記ファン３５から
の排風によって中間トレイ１８にストックされた用紙を
強制的に冷却させるようにしている。
では、例えばフード状部材３６の下部開口に、用紙搬送
方向に所定の間隔を隔てて多数枚のフィンａ…をルーバ
ー状に設けて、排気手段３７を形成し、この排気手段３
７を中間トレイ１８上に設けると共に、前記フィンａ…
による排風方向を、中間トレイ１８に排紙される用紙の
排紙方向に逆らう方向に設定する一方、前記用紙吸引搬
送手段１５のファン３５の排風部と排気手段３７のフー
ド状部材３６とを、用紙搬送経路を外して設置されるダ
クト３８を介して連結し、もって、前記ファン３５から
の排風によって中間トレイ１８にストックされた用紙を
強制的に冷却させるようにしている。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかゝる複
合画像形成装置は上記した構成より成り、即ち、装置そ
のものが備える用紙の吸引搬送手段を有効に利用して、
それのファンからの排風を中間トレイに導き、この排風
によって中間トレイにストックされた用紙を強制的に冷
却させるようにしたもので、専用の冷却手段を設置する
に比較してコスト的に安価に、用紙どうしの融着あるい
は画像の抜けや汚れなどが効果的に防止される。しか
も、中間トレイには、形状的にシンプルな排気手段が存
するだけであるから、装置内部の機構が複雑化すること
がなく、延いては装置設計の自由度が悪くなるようなこ
ともない。
合画像形成装置は上記した構成より成り、即ち、装置そ
のものが備える用紙の吸引搬送手段を有効に利用して、
それのファンからの排風を中間トレイに導き、この排風
によって中間トレイにストックされた用紙を強制的に冷
却させるようにしたもので、専用の冷却手段を設置する
に比較してコスト的に安価に、用紙どうしの融着あるい
は画像の抜けや汚れなどが効果的に防止される。しか
も、中間トレイには、形状的にシンプルな排気手段が存
するだけであるから、装置内部の機構が複雑化すること
がなく、延いては装置設計の自由度が悪くなるようなこ
ともない。
【図１】複合画像形成装置の概略縦断側面図である。
【図２】用紙搬送系の説明図である。
【図３】用紙吸引搬送手段と共に示す排気手段の斜視図
である。
である。
１４…定着装置、１８…中間トレイ、３１…搬送ベル
ト、３５…ファン。
ト、３５…ファン。
Claims (1)
- 【請求項１】 トナー画像転写後の用紙を、ファンによ
るエア吸引の下で搬送ベルトにより定着装置へ搬送し、
その定着後の用紙を機内の中間トレイに導入して、再
度、その用紙にトナー画像を形成するようにした複合画
像形成装置において、前記ファンからの排風を中間トレ
イ上に導いて、中間トレイにストックされた用紙を強制
冷却させるように構成してあることを特徴とする複合画
像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7323969A JPH09146309A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 複合画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7323969A JPH09146309A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 複合画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09146309A true JPH09146309A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=18160661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7323969A Pending JPH09146309A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 複合画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09146309A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008015284A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| US7623822B2 (en) | 2006-02-15 | 2009-11-24 | Kyocera Mita Corporation | Image forming apparatus having control of transportation unit fans according to sheet width |
-
1995
- 1995-11-16 JP JP7323969A patent/JPH09146309A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7623822B2 (en) | 2006-02-15 | 2009-11-24 | Kyocera Mita Corporation | Image forming apparatus having control of transportation unit fans according to sheet width |
| JP2008015284A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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