JPH09145743A - 電流使用量検知アダプタ及びその応用システム - Google Patents

電流使用量検知アダプタ及びその応用システム

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JPH09145743A
JPH09145743A JP7310760A JP31076095A JPH09145743A JP H09145743 A JPH09145743 A JP H09145743A JP 7310760 A JP7310760 A JP 7310760A JP 31076095 A JP31076095 A JP 31076095A JP H09145743 A JPH09145743 A JP H09145743A
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Kaori Kita
かおり 喜多
Reiko Ueno
玲子 上野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流使用量によって家庭内機器の利用状況を
詳細に検知する装置と、それを応用し、機器の異常検知
や寿命予測、ブレーカ遮断防止、利用状況異常を検知
し、機器の正常な利用に貢献するシステムを提供する。 【解決手段】 電流流量検知回路部102により機器3
02に流入する電流量を検知し、電流量が異常に大きい
時には制御処理部104からの指令で電流遮断回路部1
03により電流を遮断できる。また、通信処理部105
により、検知した電流量や電流量制御情報がバス上に接
続されたコントローラと送受信でき、複数機器の利用状
況把握と異常判定が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器使用時に機器
に流入する電流量の検知及び制御を行う電流使用量検知
アダプタと、本電流使用量検知アダプタを応用した、機
器の故障や漏電の早期発見、寿命予測を行う機器メンテ
ナンス支援システム、機器使用時の電力許容オーバーに
よるブレーカー遮断の未然防止を実現するエネルギー利
用制御システム、及び通常と異なる生活パタンを検知し
早期に通知する生活行動異常検知システム等の応用シス
テムとに関するものである。
【0002】
【従来の技術】省エネルギーを実現するべく、機器内部
での省電力化を計る開発を進める一方で、機器の利用方
法に関して、利用者側に注意及び協力を求める必要もあ
る。利用者側に省エネルギーを喚起させる方法として、
従来では、政府、あるいは電力会社から広告提示が行わ
れ、メーカーでは機器仕様書の中に消費電力が記載され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、日常生
活において、機器使用に際して利用者が消費電力量を明
確に意識している場合は、少ないと考えられる。一家庭
総計としての電力使用量は分かるにしても、各機器が実
際にどれだけの電力を消費しているかを把握することは
できないのが現状である。
【0004】消費電力量を増加させる原因として、故障
や部品磨耗や、あるいは漏電による機器異常も考えられ
る。利用者が機器の異常に気づかない間に機器内部が熱
を帯び、利用者に火傷を負わせる、或いは火災を引き起
こすことを防ぐ必要がある。また、消耗部品の磨耗に気
づかず機器稼働時に通常以上の負荷を与えていることも
あろう。
【0005】また、家庭においては、複数機器を同時に
使用することが多く、各電源の電力供給許容量を越えて
ブレーカー遮断に至ることは、しばしば聞かれるところ
である。一旦ブレーカーが遮断されると、多くの場合は
高所に設置された電源盤を操作し復旧作業を行うが、高
所での作業には危険が伴うと考えられる。
【0006】また、近年の我が国の超高齢社会において
は、近い将来に痴呆症患者の増加が予想され、患者が稼
働させた機器はそのまま放置される可能性も考慮する必
要が出て来るであろう。同居する家族の目の届かない時
間帯に、例えば、加熱を目的とする機器を患者が操作し
放置するような場合には、火災を引き起こすことを防ぐ
必要がある。
【0007】本発明は上記の従来の課題に鑑み、機器が
使用する電流量を検知する装置と、それを応用し、機器
の異常検知や寿命予測を行い機器の正常な利用に貢献す
るシステム、複数機器使用時に電力供給許容量を超過に
よるブレーカー遮断を未然に防ぐシステム、及び機器の
利用状況異常を検知し対処するシステム等の提供を目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、電源とそれに接続される
機器の間に設置され、機器使用時に流入する電流量を検
知する電流使用量検知手段と、検知した電流使用量を外
部のコントローラへ送信するための通信処理部を備える
ことを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の電流使用量検知アダプタにおいて、前記電流使用
量検知手段の検知結果に基づき、機器に流入する電流量
を制御する電流制御手段を備え、前記電流制御手段の制
御情報を、前記通信処理部により外部のコントローラと
送受信することを特徴とする。
【0010】また、請求項3記載の本発明は、請求項2
記載の電流使用量検知アダプタにおいて、検知した電流
使用量及び前記電流制御手段の制御内容を、前記コント
ローラを介することなくアダプタ毎に管理、確認、また
は制御するためのデータ通信回路部を備えることを特徴
とする。
【0011】また、請求項4記載の本発明は、請求項2
又は3記載の電流使用量検知アダプタにおいて、前記電
流制御手段が、検知した電流量がある一定量に至った場
合、前記コントローラからの制御命令がなくても、機器
に流入する電流量を制御可能であることを特徴とする。
【0012】また、請求項5記載の本発明は、請求項1
〜4のいずれかに記載の電流使用量検知アダプタにおい
て、本電流使用量検知アダプタを駆動させるための電力
を充電するバッテリー部を備え、通常電力供給を受けて
いる経路から電力が得られない場合に、バッテリー部よ
り供給を受けることを特徴とする。
【0013】また、請求項6記載の本発明は、前記電流
使用量検知アダプタのいずれかが、ネットワークを介し
て前記コントローラ、表示装置、及び入力装置と接続さ
れており、前記コントローラは、前記電流使用量検知ア
ダプタの検知結果を基に、前記アダプタに接続されてい
る機器の状態を検出し制御する機器利用状況制御手段を
備えることを特徴とする。
【0014】また、請求項7記載の本発明は、請求項6
記載の電流使用量検知アダプタ応用のシステムにおい
て、前記表示装置は、前記コントローラで検知した機器
の状態を表示し、前記入力装置からは、前記コントロー
ラの管理情報表示要求、及び前記電流使用量検知アダプ
タの電流流量制御が可能となることを特徴とする。
【0015】また、請求項8記載の本発明は、請求項
6、又は7記載の前記機器利用状況制御手段は、前記電
流使用量検知アダプタの検知結果を基に、前記機器の使
用する電流量がある一定のレベルに至ったか否かを判定
する第1判定手段を備え、前記レベルに至っている場合
にそれを通知することを特徴とする。
【0016】また、請求項9記載の本発明は、請求項6
ー8のいずれかの前記機器利用状況制御手段が、時刻を
管理する処理部を含み、前記電流使用量検知アダプタの
検知結果を受けた時刻を記録し前記機器の利用時間を算
出することを特徴とする。
【0017】また、請求項10記載の本発明は、請求項
6ー9のいずれかに記載の前記機器利用状況制御手段
が、時刻を管理する処理部を含み、前記電流使用量検知
アダプタの検知結果を受けた時刻を記録し、前記機器の
利用時間を算出し、前記機器の利用時間がある一定の時
間数に至ったか否かを判定する第2判定手段を備え、前
記時間数に至っている場合にそれを通知することを特徴
とする。
【0018】また、請求項11記載の本発明は、請求項
6、又は7記載の前記機器利用状況制御手段が、前記電
流使用量検知アダプタの検知結果を基に、複数機器を同
時使用した時の総使用電流量を算出し、総使用電流量を
ある一定以内とするような使用可能機器の判定を行う第
3判定手段を備えることを特徴とする。
【0019】また、請求項12記載の本発明は、請求項
6、又は7記載の前記機器利用状況制御手段が、時刻を
管理する処理部を含み、前記電流使用量検知アダプタの
検知結果を受けた時の、前記機器の状態及び状態変化時
刻を検出することを特徴とする。
【0020】また、請求項13記載の本発明は、請求項
6、7、又は12記載の前記機器利用状況制御手段が、
時刻を管理する処理部を含み、前記電流使用量検知アダ
プタの検知結果を基に、前記機器がある特定の機器であ
るか否かを判定する第4判定手段と、前記機器の利用が
ある特定の時間帯であるか否かを判定する第5判定手段
と、前記機器の利用時間がある一定の時間以上であるか
否かを判定する第6判定手段とを備え、前記第4判定手
段、前記第5判定手段、前記第6判定手段の結果に基づ
き、前記電流使用量検知アダプタに対して電流制御命令
を送信することを特徴とする。
【0021】また、請求項14記載の本発明は、請求項
13記載の前記機器利用状況制御手段が、前記電流使用
量検知アダプタ、前記第4判定手段、前記第5判定手
段、及び第6判定手段からの各結果を長期間に渡り記録
し、ある特定の結果パタンがくり返されているか否かを
判定する第7判定手段を備えることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、電流使用量検知アダプタ
と、その応用システムについての本発明の一実施形態に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0023】(実施の形態1)図1は、本発明の電流使
用量検知アダプタの一構成例である。前記電流使用量検
知アダプタは、電源に接続するコンセント部101a、
機器に電力を供給するコンセント部101b、電流流量
検知回路部102、電流遮断回路部103、制御処理部
104、通信処理部105、RS−232cもしくはI
Rda回路部106、及びバッテリー部107を備え
る。コンセント部101aを電源に接続することで得ら
れる電力は、電流流量検知回路部102、電流遮断回路
部103を経て、コンセント部101bより機器302
に供給される一方、バッテリー部107に充電され、コ
ンセント部101aからの電力供給が停止した場合に制
御処理部104に必要な電力を供給する。
【0024】電流流量検知回路部102は、コンセント
部101bに接続された機器302に流入する電流流量
を検知する。電流遮断回路部103は、後に述べる制御
処理部104からの指示によって、コンセント部101
bへの電流流入を遮断する。制御処理部104は、電流
流量検知回路部102が検知した電流流量データを受
け、後述の通信処理部105にデータを送り出したり、
電流遮断回路部103に電流遮断の指示を出したりす
る。通信処理部105は、制御処理部104から受けた
電流流量データをバス108上に送信するため電文化す
る、或いはバス108を介して接続されたコントローラ
からの指示を受信し解読する。電文化は、例えば、HB
S規格(ET−2101)に準拠したものとする。RS
−232cもしくはIRda回路部106は、制御処理
部104が保持している電流流量データや電流遮断指示
の有無などを、RS−232cもしくはIRdaを介し
て接続される表示或いは入力装置とデータのやり取りを
行う。
【0025】図2は、制御処理部104の詳細な構成図
である。図2に示すように、制御処理部104は、変化
検出部201、データ蓄積部202、制御部203、及
び計量間隔設定タイマ部204を備える。
【0026】変化検出部201は、後述の計量間隔設定
タイマ部204からのタイミング信号毎に、電流流量検
知回路部102が検知した電流流量データを受け取る。
データ蓄積部202は、変化検出部201からの出力デ
ータを蓄積する。制御部203は、変化検出部201の
検出結果を受けて前回サンプリングしたデータ蓄積部2
02の情報とを比較し、変化があった場合は、通信処理
部105に最新データを出力する。また、変化データ
が、直ちに電流遮断を必要とする値であった場合は、電
流遮断回路部103に電流遮断の指示を出す。また、通
信処理部105から電流遮断の命令を受けた場合も、同
様に電流遮断回路部103に電流遮断の指示を出す。ま
た、IRda回路部106から電流流量データや電流遮
断指示の有無確認の要請があった場合は、当該情報をI
Rda回路部106に出力する。また、計量間隔設定タ
イマ部204のタイマを起動させる。計量間隔設定タイ
マ部204は、制御部203からの指示によって、予め
設定された間隔でタイミング信号を変化検出部に出力す
る。
【0027】図3は、電流使用量検知アダプタ応用シス
テムの一構成例である。図3に示すように、電流使用量
検知アダプタ応用システムは、複数の電流使用量検知ア
ダプタ301、複数の機器302、コントローラ30
3、状況表示装置304、状況確認/制御入力装置30
5、IRda情報端末306、およびバス108を備え
る。電流使用量検知アダプタ301によって得られた機
器302の情報は、バス108を介してコントローラ3
03に受け渡される。
【0028】電流使用量検知アダプタ301は、電源に
つながり、機器302は、電流使用量検知アダプタ10
2から電源を受ける。機器302が利用されると、電流
使用量検知アダプタ301から機器302へと電流が流
れ、電流使用量検知アダプタ301はその電流流量情報
から電文を作成し、バス108を介してコントローラ3
03に送信する。コントローラ303は、受信した情報
から、機器302が使用している電流量を検知し、機器
302の異常発生の有無を判定する。判定の結果、異常
と判断された場合、異常発生情報が状況表示装置304
に送信される。状況表示装置304は、例えばCRTな
どの表示装置であり、異常発生情報を受けて、前記表示
装置に機器異常を知らせる内容の画面を表示する。判定
の結果が異常と判断されなかった場合でも、状況確認/
制御入力装置305から機器使用状況を確認する要求を
送信することによって、異常発生なしの表示を状況表示
装置304から得ることができる。なお、状況表示装置
304、及び状況確認/制御入力装置305は、バス1
08を介してコントローラ303に接続されても同様の
作用を果たす。IRda情報端末306は、コントロー
ラ303を介することなく機器302の状態を確認する
場合に、電流使用量検知アダプタ301と情報のやり取
りを行う。また情報媒体は、バス108以外の有線、無
線でも差し支えない。
【0029】図4は、コントローラ303の構成を詳細
に示す図である。図3に示すように、コントローラ30
3は、電文送受信部401、送受信電文処理部402、
機器利用状況制御処理部403、データ蓄積部404、
及び機器情報設定部405を備える。
【0030】電文送受信部401は、バス108を介し
て電流使用量検知アダプタ301と電文の送受信を行
う。送受信電文処理部402は、電流使用量検知アダプ
タ301から送信された電文の解読を行う。機器利用状
況制御処理部403は、送受信電文処理部402で解読
されたデータに基づき、電流流量変化時刻および変化後
の電流量を管理し、電流流量の異常や機器の利用状況を
解析する。機器302の電流流量に異常が認められた場
合、異常通知は、状況表示装置304に出力される。な
お、前述したように、解析結果が異常でなかった場合で
も、状況確認/制御入力装置305から機器使用状況を
確認する要求を受信すると、異常発生なしの表示が状況
表示装置104に送信される。また、機器情報設定部4
05に指示し、後述のデータ蓄積部404にデータ蓄積
の為の設定を行わせ、各機器の最新利用状況をデータ蓄
積部404に出力する。データ蓄積部404は、機器3
02の最新の電流流量データを蓄積する。機器情報設定
部405は、接続されている機器のアドレス、機器の種
類や数の設定を行う。
【0031】図5は、制御部203が行う制御動作を示
すフローチャートである。まず、制御部203は、電流
流量検知回路部102からデータを収集するよう変化検
出部201に指示する(ステップS501)。データが
収集されるのを待って(ステップS502)、データ蓄
積部202に情報を蓄積するよう変化検出部201に指
示を出し(ステップS503)、電流変化情報として送
信するよう通信処理部105に指示する(ステップS5
04)。ここまでで、初期状態とする。
【0032】図6、図7は、制御部203が行う制御動
作の初期状態以降を示すフローチャートである。
【0033】初期状態以降、制御部203は、計量間隔
設定タイマ部204を起動させる(ステップS60
1)。コントローラ303からの制御指令を受信してい
るかどうかを判別し(ステップS602)、受信してい
なければ、計量間隔設定タイマ部204のタイムアウト
後に(ステップS603)、タイマを再起動させる(ス
テップS604)。次に、電流流量検知回路部102か
らのデータを収集し(ステップS605)、データ収集
終了を待って(ステップS606)、データ蓄積部20
2内の前回収集データとの比較を行う(ステップS60
7)。変化の有無を判別し(ステップS608)、あっ
た場合は、収集データの電流量が予め設定した量以上か
否かの判別を行う(ステップS609)。設定量を越え
ている場合、その電流値によって、(a)機器OFF、
(b)機器ON、(c)漏電、の3ケースを判別してデ
ータ蓄積部202に書き込み(ステップS610)、今
の状態が(c)か否かを判別する(ステップS61
1)。ケースが(c)の時、電流遮断回路部103に電
流遮断を指示(ステップS612)した後、電流遮断実
行の旨を通信処理部105に出力して(ステップS61
3)その状態を保持する。ステップS608で前回収集
データと変化がなかった場合、ステップS609で電流
値が予め設定した値以下であった場合、及び現状態がケ
ース(c)以外であった場合は、ステップS602に戻
る。
【0034】ステップS603において、タイムアウト
に満たない場合、通信処理部105からデータ収集要求
があるか否かを判別し(ステップS614)、あれば最
新データを収集後、通信処理部105にデータを出力す
る(ステップS615)。データ収集要求がなければ、
次に、IRda回路部106からのデータ収集要求があ
るか否かを判別し(ステップS616)、最新データ収
集後にIRda回路部106にデータを出力する。ステ
ップS615の後、IRda回路部106からのデータ
収集要求がなかった場合、及びステップS617の後
は、ステップS602に戻る。
【0035】ステップS602でコントローラ303か
らの制御指令を受信していた場合は、制御内容に従い、
電流遮断回路部103の制御を行い(ステップS61
8)、制御実行後の電流量及び制御実行の旨を通信処理
部105に出力して(ステップS619)、ステップS
602に戻る。
【0036】図8、図9は、コントローラ303内の機
器利用状況制御処理部403が行う制御動作を示すフロ
ーチャートである。まず、機器利用状況制御処理部40
3は、機器情報設定部405の情報をデータ蓄積部40
4に書き込み、初期設定を行う(ステップS701)。
次に、各機器から初期情報を収集し(ステップS70
2)、収集データをデータ蓄積部404に書き込み、初
期状態とする(ステップS703)。その後、最新情報
収集用タイマを起動させる(ステップS704)。この
状態をAとする。
【0037】電流使用量検知アダプタ301からの制御
実行報告があるかどうかを確認し(ステップS70
5)、なければ状況確認/制御入力装置305からの入
力があるかどうかを確認し(ステップS706)、入力
があった場合をBとする。入力がなければ、電流変化情
報の受信があるかどうかを判別して(ステップS70
7)、情報受信があればデータ蓄積部404の前回収集
情報と比較する(ステップS708)。変化があればス
テップS710に移り、なければAに戻る。ステップS
710では、変化を示した機器に変化情報を要求し、最
新データをデータ蓄積部404に蓄積する(ステップS
711)。この状態をCとする。
【0038】ステップS707において、電流変化情報
を受信していない場合は、最新情報収集用タイマがタイ
ムアウトしていれば(ステップS712)、各機器から
の最新情報収集を指示(ステップS713)した後、タ
イマを再起動させる(ステップS714)。タイムアウ
トに満たない場合は、Aに戻る。
【0039】ステップS705において、電流使用量検
知アダプタ301から制御実行の報告があった場合、制
御実行をデータ蓄積部404に書き込み、状況表示装置
304に表示し(ステップS715)、Aに戻る。
【0040】ここまでの処理で、初期状態生成と電流変
化検知を行う。
【0041】図10は、機器利用状況制御処理部403
が、初期状態生成及び電流変化検知後に行う制御動作を
示すフローチャートである。
【0042】(a)Cの状態から、最新データの電流量
が予め設定した値以上かどうかを判定し(ステップS8
01)、越えている場合は、機器の異常発生指示を出し
(ステップS802)、状況表示装置304に異常内容
を表示(ステップS803)した後、異常状態を保持す
る。
【0043】最新データの電流量が設定値に満たない場
合は、Aに戻る。
【0044】(b)Bの状態から、データ蓄積部404
のデータを参照し、各機器の利用状態及び電流量を状況
表示装置304に表示する(ステップS804)。
【0045】具体的な例を示せば、第1実施形態によっ
て、家庭内において機器メンテナンスを支援することが
できる。家庭内にある複数の機器に電流使用量検知アダ
プタ設置し、各機器の電流使用量を検出する。ある機器
の使用電流量が通常使用量と異なっている場合、これを
検知することは、機器の故障を発見できるという効果を
有する。
【0046】(実施の形態2)以下、電流使用量検知ア
ダプタを応用し、機器利用時間を算出する本発明の第2
の実施形態について、第1の実施形態と異なる部分のみ
を図面を参照しながら説明する。
【0047】図11は、第2実施形態での機器利用状況
制御処理部403の動作フローチャートを示している。
【0048】(a)機器利用状況制御処理部403は、
Cの状態から、電流の変化によって機器がOFF状態に
なったかどうかを判定し(ステップS910)、OFF
になっていれば、ONからOFFまでの機器利用時間を
算出し(ステップS902)、データ蓄積部404に使
用時間情報として書き込んだ後(ステップS903)、
Aに戻る。機器がOFFになっていなければ、ステップ
S902及びステップS903の処理を行うことなく、
Aに戻る。
【0049】(b)Bの状態からは、データ蓄積部40
4のデータを参照し、機器の総利用時間を算出し(ステ
ップS904)、状況表示装置304に算出結果を表示
する(ステップS905)。その後、Aに戻る。
【0050】具体的な例を示せば、第2実施形態によっ
て、家庭内において機器メンテナンスを支援することが
できる。家庭内にある複数機器の各々について、電流使
用量の変化を手がかりに機器の使用時間を算出する。例
えば、テレビのブラウン管のように使用耐久時間がある
程度決まっている機器について、購入以来の総利用時間
を把握できることは、故障の時期の予測や買い替えを検
討する際のデータとして大いに役立つものと考えられ
る。
【0051】(実施の形態3)以下、電流使用量検知ア
ダプタを応用し、機器利用時間を算出する本発明の第3
の実施形態について、第1の実施形態と異なる部分のみ
を図面を参照しながら説明する。
【0052】図12は、第3実施形態での機器利用状況
制御処理部403の動作フローチャートを示している。
【0053】(a)機器利用状況制御処理部403は、
Cの状態から、電流の変化によって機器がOFF状態に
なったかどうかを判定し(ステップS1001)、OF
Fになっていれが、ONからOFFまでの機器利用時間
を算出する(ステップS1002)。次に、機器利用時
間が予め設定する時間に至ったか否かを判定し(ステッ
プS1003)、まだ至っていなければ、データ蓄積部
404に使用時間情報として加算して(ステップS10
04)、A状態に戻る。ステップS1003において、
機器使用時間が設定値に至った場合は、状況表示装置3
04にそれを表示して(ステップS1005)、Aに戻
る。また、ステップS1001において、機器がOFF
になっていないと判定された場合は、ステップS100
2以降の処理を行うことなく、Aに戻る。
【0054】(b)Bの状態からは、データ蓄積部40
4のデータを参照し、機器の総利用時間を算出し(ステ
ップS1006)、状態表示装置304に算出結果を表
示した後(ステップS1007)、Aに戻る。
【0055】具体的な例を示せば、第3実施形態によっ
て、家庭内において機器メンテナンスを支援することが
できる。家庭内にある複数機器の各々について、電流使
用量の変化を手がかりに機器の使用時間がある一定時間
に至ったことを検出する。例えば、ビデオのヘッダのよ
うにある程度の利用時間後にクリーニングが必要な機器
について、総利用時間が一定になったことを通知するこ
とは、クリーニングの適切な時期を知らせるという効果
を有する。
【0056】(実施の形態4)以下、電流使用量検知ア
ダプタを応用し、機器利用時刻を検知する本発明の第4
の実施形態について、第1の実施形態と異なる部分のみ
を図面を参照しながら説明する。
【0057】図13は、第4実施形態での機器利用状況
制御処理部403の動作フローチャートを示している。
【0058】(a)機器利用状況制御処理部403は、
Cの状態、すなわち、電流変化を検知した後、Aに戻
る。
【0059】(b)Bの状態からは、データ蓄積部40
4のデータを参照し、機器のON/OFF状態及び状態
変化時刻をある一定期間分、状態表示装置304に表示
し(ステップS1101)、Aに戻る。
【0060】具体的な例を示せば、第4実施形態によっ
て、家庭内において生活行動の異常を検知することがで
きる。家庭内にある複数機器の各々について、電流使用
量の変化を手がかりに機器の利用時刻を検知する。例え
ば、就寝後の時間帯に調理器具の利用が検知されるよう
な場合において、通常とは異なった生活行動を検知でき
るという効果を有する。
【0061】(実施の形態5)以下、電流使用量検知ア
ダプタを応用し、機器の特定とその制御及び制御パタン
を検知する本発明の第5の実施形態について、第1の実
施形態と異なる部分のみを図面を参照しながら説明す
る。
【0062】図14は、第5実施形態での機器利用状況
制御処理部403の動作フローチャートを示している。
【0063】(a)機器利用状況制御処理部403は、
Cの状態から、電流に変化のあった機器が特定の機器で
あるかどうかを判定する(ステップS1201)。特定
の機器であれば、次に、電流変化時刻が特定の時間帯で
あるかどうかを判定する(ステップS1202)。特定
の時間帯であれば、更に、機器ONの状態が一定時間以
上であるかどうかを判定し(ステップS1203)、一
定時間以上であれば、電流遮断指令を送受信電文処理部
402に出力する(ステップS1204)。このような
電流遮断処置の回数をカウントしてデータ蓄積部404
に書き込み(ステップS1205)、一定回数以上繰り
返されているならば(ステップS1206)、状況表示
装置304に処置パタンが繰り返されていることを表示
して警告する(ステップS1207)。その後、Aに戻
る。
【0064】機器ONの状態が、まだ一定時間に満たな
い場合は、一定時間内にOFFされたかどうかを判定し
(ステップS1208)、OFFになっていなければス
テップS1203に戻り、OFFされていればAに戻
る。
【0065】電流変化のあった機器が特定の機器ではな
い場合、電流変化時刻が特定の時間帯でない場合、及び
電流遮断処置が一定回数に満たない場合は、他の処理を
行うことなくAに戻る。
【0066】(b)Bの状態からは、データ蓄積部40
4のデータを参照し、機器のON/OFF状態及び状態
変化時刻の履歴、パタン繰り返し回数を状況表示装置3
04に表示する(ステップS1209)。その後、Aに
戻る。
【0067】具体的な例を示せば、第5実施形態によっ
て、家庭内において生活行動の異常を検知することがで
きる。家庭内にある複数機器の各々について、電流使用
量の変化を手がかりにある特定の機器の利用を検知し、
一定時間以上の使用に対してOFFにする制御を行い、
また、そのような利用−制御パタンが繰り返されている
ことを検知する。例えば、就眠後で家族の気づかない時
間帯に、家族の一員による電気ストーブ等の発熱機器の
利用があり、それが消されずに放置された場合、火災防
止のためその機器を自動的にOFFにすることができる
と共に、そのような行動が繰り返されていることを検知
できるという効果を有する。
【0068】(実施の形態6)以下、電流使用量検知ア
ダプタを応用し、機器の電流使用限界を検知する本発明
の第6の実施形態について、第1の実施形態と異なる部
分のみを図面を参照しながら説明する。
【0069】図15は、第6実施形態での電流使用量検
知アダプタ(2)の一構成例である。構成要素及び構成
要素間の関係は、(実施の形態1)の図1で示したもの
と同様である。異なっているのは、1つのコンセント部
101aから、複数の、電流検知回路部102、電流遮
断回路部103、及びコンセント部101bに電力が供
給されている点、制御処理部104は各電流検知回路部
102及び電流遮断回路部103と接続され、制御処理
部104内で複数機器の電流使用量及び電流使用量合計
を管理するという点の、以上2点である。
【0070】図16は、第6実施形態での電流使用量検
知アダプタ(2)応用システムの一構成例である。(実
施の形態1)の図3で示した電流使用量検知アダプタ応
用システムの構成例と異なっているのは、電流使用量検
知アダプタ(2)301と、それに接続される機器30
2との関係である。図16に示すように、1つの電流使
用量検知アダプタ(2)に対して複数の機器302が接
続可能である。
【0071】図17は、第6実施形態での機器利用状況
制御処理部403の動作フローチャートを示している。
【0072】(a)電流使用量検知アダプタ(2)から
の電流変化検知情報を受け取った後、その電流量が予め
設定した電流量以上かどうかを判定し(ステップS15
01)、それに満たなければ、OFF機器を使用すると
仮定した時の総電流量を仮算出する(ステップS150
2)。この仮算出値が前記設定電流値を越えているかど
うかを判定し(ステップS1503)、越えていなけれ
ば、以降の処理を行わず、Aに戻る。越えている場合、
全機器同時使用が不可であることを表示する(ステップ
S1504)。次に、前記設定値から現在使用中のON
機器の電流使用総量を減算し、これを余裕分とする(ス
テップS1505)。ステップS1506で、使用時の
電流量が余裕分よりも小さい機器、及び、使用時電流量
の総和が余裕分よりも小さくなる複数機器の組合せを、
OFF機器の中から選出し(ステップS1506)、結
果を状態表示装置304に表示して(ステップS150
7)、Aに戻る。
【0073】電流使用量検知アダプタ(2)で検知した
電流量が前記設定値を越えていた場合は、設定値を越え
ている旨を警告表示し(ステップS1508)、その状
態を保持する。
【0074】(b)状況確認/制御入力装置305から
の入力があった場合は、データ蓄積部404を参照し、
現在のON機器及びOFF機器と、その使用電流量を表
示し(ステップS1509)、Aに戻る。
【0075】具体例を示せば、第6実施形態によって、
家庭内においてエネルギー利用を制御することができ
る。家庭内にある複数機器の各々について、電流使用量
の変化を手がかりに機器のON/OFFを検知し、1つ
の電源から電力供給を受けている複数機器の合計使用電
流量が限界供給量に近いかどうかを検知する。また、1
つの電源に接続されている複数機器を全て同時に使用す
ると限界供給量を越えてしまう場合に、限界を越えずに
利用できる機器を判定し提示する。このことにより、ブ
レーカ遮断の事態を未然に防ぐことができるという効果
を有する。
【0076】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明の電流使用量検知アダプタは、電源とそれに接続
される機器の間に設置されるため、電源側及び機器側の
改造を何等必要とせず、各機器が使用する電流量を検知
することが可能である。
【0077】また、電流制御手段を備えている場合、状
況に応じて各機器に流入する電流量を制御することもで
きる。
【0078】また、通信処理部を備えているので、外部
にコントローラを接続すれば、複雑な制御も可能であ
り、電流使用量検知アダプタ部分を小型かつ安価に製造
することができる。
【0079】また、外部コントローラに接続するライン
とは別系統にもデータ通信回路部を持つことによって、
機器の使用電流量をコントローラまで確認しにいく必要
がなく、機器の側でチェックすることができる。
【0080】また、電流使用量検知アダプタ内部の制御
手段が独自の判断で機器に流入する電流量を制御するこ
とも可能なため、漏電や機器のコンセント部分に人が濡
れ手で触れてしまい機器に一挙に電流が流れるような危
険事態には、即座に電流遮断処理を行うことができる。
【0081】更に、バッテリー部を備えることにより、
電流使用量検知アダプタ駆動用の電力充電が可能であ
り、機器が動作しない状況が、停電によるものか、機器
故障によるものかを区別することができる。
【0082】更にまた、本発明の電流使用量検知アダプ
タ応用システムによれば、システム化することにより、
複数箇所に設置されている家庭内複数機器の利用状況を
一元的に管理することが可能である。
【0083】また、機器の使用電流量があるレベルを越
えるか否かを判定し通知することで、機器に異常負荷の
かかっている可能性を検知することが可能である。
【0084】また、機器の利用時間を算出することによ
り、実生活の中では把握しにくい実際の機器利用時間数
を知ることができ、耐久年数との比較や機器の買い替え
促進などに役立てることができる。
【0085】更に、機器利用時間がある一定に至ったこ
とを通知することで、消耗部品の交換時期や定期的に清
掃の必要な機器のメンテナンス時期を知ることができ
る。
【0086】また、複数機器の総使用電流量を算出し、
総使用電流量が許容電力量を越えずに利用できる機器を
判定し通知することで、複数機器を同時に使用してブレ
ーカが遮断される事態を未然に回避することができる。
【0087】また、機器の利用状態と利用時刻を管理す
ることにより、通常予測される機器利用とは違う使われ
方をした場合、それを検知することができる。また、機
器の種別特定や使用時間の判定を行うことで、使用中の
状態のまま放置されると危険な機器の利用を検知し、場
合によってはその機器の使用を停止させることが可能で
ある。
【0088】更に、機器利用状況を長期に渡り記録する
ことで、通常の予測を越えた機器の利用が繰り返されて
いる場合、これを通知することができる。
【0089】以上のように、本発明の電流使用量検知ア
ダプタ及び応用システムによれば、機器が使用する電流
量の検知を基に、機器のメンテナンス支援、エネルギー
利用制御、或いは生活行動異常検知を行い、機器自体の
異常や非効率、或いは機器利用方法における不適切や異
常を検知し、それに対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本電流使用量検知アダプタの詳細な構成図
【図2】制御処理部104の詳細な構成図
【図3】電流使用量検知アダプタ応用システム全体の構
成図
【図4】コントローラ303の詳細な構成図
【図5】制御部203での電流量情報収集初期動作のフ
ローチャート示す図
【図6】制御部203での電流量情報及び電流量制御動
作のフローチャートの一部を示す図
【図7】制御部203での電流量情報及び電流量制御動
作のフローチャートの残部を示す図
【図8】機器利用状況制御処理部403での電流変化検
知までの動作フローチャートの一部を示す図
【図9】機器利用状況制御処理部403での電流変化検
知までの動作フローチャートの残部を示す図
【図10】機器利用状況制御処理部403での機器利用
状況判定動作のフローチャートを示す図
【図11】機器利用状況制御処理部403での機器利用
状況判定動作のフローチャートを示す図
【図12】機器利用状況制御処理部403での機器利用
状況判定動作のフローチャートを示す図
【図13】機器利用状況制御処理部403での機器利用
状況判定動作のフローチャートを示す図
【図14】機器利用状況制御処理部403での機器利用
状況判定動作のフローチャートを示す図
【図15】電流使用量検知アダプタ(2)の詳細な構成
【図16】電流使用量検知アダプタ(2)応用システム
全体の構成図
【図17】機器利用状況制御処理部403での機器利用
状況判定動作のフローチャートを示す図
【符号の説明】
101 コンセント部 102 電流流量検知回路部 103 電流遮断回路部 104 制御処理部 105 通信処理部 106 RS−232cまたはIRda回路部 107 バッテリー部 108 バス 302 機器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源とそれに接続される機器との間に設置
    され、機器使用時に流入する電流の使用量を検知する電
    流使用量検知手段を備え、さらに、前記電流使用量検知
    手段の検知結果を、外部のコントローラに送信するため
    の通信処理部を備えることを特徴とする電流使用量検知
    アダプタ。
  2. 【請求項2】前記電流使用量検知手段の検出結果に基づ
    き、機器に流入する電流量を制御する電流制御手段を備
    え、前記電流制御手段の制御情報を、前記通信処理部に
    より、前記外部のコントローラと送受信することを特徴
    とする請求項1記載の電流使用量検知アダプタ。
  3. 【請求項3】検知した電流使用量及び前記電流制御手段
    の制御内容を、前記コントローラを介することなくアダ
    プタ毎に管理、確認、または制御するためのデータ通信
    回路部を備えることを特徴とする請求項2記載の電流使
    用量検知アダプタ。
  4. 【請求項4】前記電流制御手段は、検知した電流量があ
    る一定量に至った場合、前記コントローラからの制御命
    令がなくても、機器に流入する電流量を制御可能である
    ことを特徴とする、請求項2、又は請求項3記載の電流
    使用量検知アダプタ。
  5. 【請求項5】この電流使用量検知アダプタを駆動させる
    ための電力を充電できるバッテリー部を備え、通常電力
    供給を受けている経路から電力が得られない場合に、そ
    のバッテリー部より供給を受けることを特徴とする請求
    項1〜請求項4のいずれかに記載の電流使用量検知アダ
    プタ。
  6. 【請求項6】請求項1〜請求項5のいずれかに記載の前
    記電流使用量検知アダプタが、ネットワークを介して前
    記コントローラ、表示装置、及び入力装置と接続されて
    おり、前記コントローラは、前記電流使用量検知アダプ
    タの検知結果を基に、前記アダプタに接続されている機
    器の状態を検出し制御する機器利用状況制御手段を有す
    ることを特徴とする電流使用量検知アダプタ応用システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記表示装置は、前記コントローラで検知
    した機器の状態を表示し、前記入力装置からは、前記コ
    ントローラの管理情報表示要求、及び前記電流使用量検
    知アダプタの電流流量制御が可能となる請求項6記載の
    電流使用量検知アダプタ応用システム。
  8. 【請求項8】前記機器利用状況制御手段は、前記電流使
    用量検知アダプタの検知結果を基に、前記機器の使用す
    る電流量がある一定のレベルに至ったか否かを判定する
    第1判定手段を備え、前記レベルに至っている場合にそ
    れを通知する、請求項6、又は請求項7記載の電流使用
    量検知アダプタ応用システム。
  9. 【請求項9】前記機器利用状況制御手段は、時刻を管理
    する処理部を含み、前記電流使用量検知アダプタの検知
    結果を受けた時刻を記録し前記機器の利用時間を算出す
    る請求項6〜請求項8のいずれかに記載の電流使用量検
    知アダプタ応用システム。
  10. 【請求項10】前記機器利用状況制御手段は、時刻を管
    理する処理部を含み、前記電流使用量検知アダプタの検
    知結果を受けた時刻を記録し、前記機器の利用時間を算
    出し、前記機器の利用時間がある一定の時間数に至った
    か否かを判定する第2判定手段を備え、前記時間数に至
    っている場合にそれを通知する請求項6〜請求項9のい
    ずれかに記載の電流使用量検知アダプタ応用システム。
  11. 【請求項11】前記機器利用状況制御手段は、前記電流
    使用量検知アダプタの検知結果を基に、複数機器を同時
    使用した時の総使用電流量を算出し、総使用電流量をあ
    る一定以内とするような使用可能機器の判定を行う第3
    判定手段を備えた請求項6、又は請求項7記載の電流使
    用量検知アダプタ応用システム。
  12. 【請求項12】前記機器利用状況制御手段は、時刻を管
    理する処理部を含み、前記電流使用量検知アダプタの検
    知結果を受けた時の、前記機器の状態及び状態変化時刻
    を検出することを特徴とする請求項6、又は請求項7記
    載の電流使用量検知アダプタ応用システム。
  13. 【請求項13】前記機器利用状況制御手段は、時刻を管
    理する処理部を含み、前記電流使用量検知アダプタの検
    知結果を基に、前記機器がある特定の機器であるか否か
    を判定する第4判定手段と、前記機器の利用がある特定
    の時間帯であるか否かを判定する第5判定手段と、前記
    機器の利用時間がある一定の時間以上であるか否かを判
    定する第6判定手段とを備え、前記第4判定手段、前記
    第5判定手段、前記第6判定手段の結果に基づき、前記
    電流使用量検知アダプタに対して電流制御命令を送信す
    る請求項6、請求項7、又は請求項12記載の前記電流
    使用量検知アダプタ応用システム。
  14. 【請求項14】前記機器利用状況制御手段は、前記電流
    使用量検知アダプタ、前記第4判定手段、前記第5判定
    手段、及び第6判定手段からの各結果を長期間に渡り記
    録し、ある特定の結果パタンがくり返されているか否か
    を判定する第7判定手段を備えた請求項13記載の前記
    電流使用量検知アダプタ応用システム。
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