JPH09144942A - 膨張弁 - Google Patents

膨張弁

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JPH09144942A
JPH09144942A JP7304165A JP30416595A JPH09144942A JP H09144942 A JPH09144942 A JP H09144942A JP 7304165 A JP7304165 A JP 7304165A JP 30416595 A JP30416595 A JP 30416595A JP H09144942 A JPH09144942 A JP H09144942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
valve
phase refrigerant
valve body
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP7304165A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Ikoma
哲朗 生駒
Kazuhiko Watanabe
和彦 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
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Publication date
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Publication of JPH09144942A publication Critical patent/JPH09144942A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2341/00Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/06Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/068Expansion valves combined with a sensor
    • F25B2341/0683Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas

Landscapes

  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調装置に装備される冷媒の膨張弁の配管と
の取付構造の簡素化を図る。 【解決手段】 膨張弁の弁本体30は液相冷媒の入口通
路310と、出口通路320と、気相冷媒の入口通路3
30と、出口通路340を有する。各入口通路と出口通
路は、同一の軸線上に配設され、各通路の端部に設けら
れるねじ部を利用して配管が螺合される。液相冷媒の入
口通路310と弁室35の間は、貫通穴315で連通さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空調装置に用
いる冷房システムの温度膨張弁に関し、特に温度膨張弁
の内部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、空調装置として例えば自動車用
の場合に用いられる冷凍サイクルの構成を示す説明図で
あって、全体を符号1で示す冷凍サイクルは、モータ2
等により駆動されるコンプレッサ4と、コンデンサ5
と、コンデンサで液化された冷媒を収容するレシーバ6
と、液冷媒の通過量を調整する膨張弁10と、エバポレ
ータ8とを備える。膨張弁10はエバポレータ8の出口
側の冷媒温度を検知する温度センサ10aと、膨張弁1
0が有するダイヤフラムの均圧用の配管10bを有し、
これらの値を膨張弁10にフィードバックして弁開度を
調節する。なお、11は冷凍システムの配管であり、1
2はコンデンサ5に外気を吹き付けるファンである。
【0003】図4は、従来公知の膨張弁の概要を示す説
明するための断面図である。この温度膨張弁の角柱状の
弁本体30には、冷凍サイクルの冷媒管路11において
コンデンサ5の冷媒出口からレシ−バ6を介してエバポ
レ−タ8の冷媒入口へと向かう部分に介在される液相冷
媒が通過する第1の通路32と冷媒管路11においてエ
バポレ−タ8の冷媒出口からコンプレッサ4の冷媒入口
へと向かう部分に介在される気相冷媒が通過する第2の
通路34とが上下に相互に離間して形成されている。
【0004】第1の通路32にはレシ−バ6の冷媒出口
から供給された液体冷媒を断熱膨張させるためのオリフ
ィス32aが形成されている。オリフィス32aは弁本
体30の長手方向に沿った中心線を有している。オリフ
ィス32aの入口には弁座が形成されていて、弁座には
弁部材32cにより支持された弁体32bが存在する。
弁部材32cは、弁体と溶接により固着されると共に圧
縮コイルばねの如き付勢手段32dにより付勢されてい
る。レシ−バ6からの液冷媒が導入される第1の通路3
2は液冷媒の通路となり、入口ポ−ト321と、この入
口ポ−ト321に連続する弁室35を有する。弁室35
は、オリフィス32aの中心線と同軸に形成される有底
の室であり、プラグ37によって密閉されている。
【0005】弁本体30の上端には弁部材32bを駆動
する為の弁部材駆動装置36が装着されている。弁部材
駆動装置36はダイヤフラム36aにより内部空間を上
下2つの圧力作動室36b、36cに仕切られた圧力作
動ハウジング36dを有している。圧力作動ハウジング
36d中の下方の圧力作動室36cはオリフィス32a
の中心線に対して同心的に形成された均圧孔36eを介
して第2の通路34に連通されている。第2の通路34
には、エバポレ−タ8の冷媒出口からの冷媒蒸気が流
れ、通路34は気相冷媒の通路となり、その冷媒蒸気の
圧力が均圧孔36eを介して下方の圧力作動室36cに
負荷されている。
【0006】均圧孔36eには、ダイヤフラム36aの
下面から第1の通路32のオリフィス32aまで延出し
た弁部材駆動棒36fが同心的に配置されている。弁部
材駆動棒36fは圧力作動ハウジング36dの下方の圧
力作動室36cの内部表面及び弁体30における第1の
通路34と第2の通路32との隔壁により上下方向に摺
動自在に支持されていて、下端を弁体32bに当接させ
ている。なお上記隔壁における弁部材駆動棒摺動案内孔
に対応した弁部材駆動棒36fの外周面の領域には第1
の通路32と第2の通路34との間の冷媒の漏れを防止
する密封部材36gが装着されている。
【0007】圧力作動ハウジング36dの上方の圧力作
動室36b中には公知のダイヤフラム駆動流体が充填さ
れていて、ダイヤフラム駆動流体には第2の通路34や
第2の通路34に連通されている均圧孔36eに露出さ
れた弁部材駆動棒36f及びダイヤフラム36aを介し
て第2の通路34を流れているエバポレ−タ8の冷媒出
口からの冷媒蒸気の熱が伝達される。上方の圧力作動室
36b中のダイヤフラム駆動流体は上記伝達された熱に
対応してガス化し圧力をダイヤフラム36aの上面に負
荷する。ダイヤフラム36aは上記上面に負荷されたダ
イヤフラム駆動ガスの圧力とダイヤフラム36aの下面
に負荷された圧力との差により上下に変位する。ダイヤ
フラム36aの中心部の上下への変位は弁部材駆動棒3
6fを介して弁部材32bに伝達され弁部材32bをオ
リフィス32aの弁座に対して接近または離間させる。
この結果、冷媒流量が制御されることとなる。
【0009】この種の膨張弁にあっては、弁本体30に
対する配管は、弁本体の両側の開口部に配管の連結部を
挿入し、連結部を支持するブラケットを弁本体に設けた
ボルト穴を貫通するボルトによって、両側のブラケット
を弁本体に固着する構造を採用していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の膨張弁の取付け構造では、ブラケットを必要とし、
その分部品点数が増加し、またその取付け作業も煩わし
いという欠点がある。さらに、自動車用の空調装置を構
成する冷凍サイクルは、主としてエンジンルームに配置
され、その配置スペースが狭いため、上記ブラケットの
使用に不都合が生じる場合があり、また冷媒配管を膨張
弁に接続する際、スペース上の制約から従来の膨張弁の
構造では冷媒配管を接続し難いという問題がある。そこ
で、本発明は、配管を直接弁本体にねじ係合することに
よって、ブラケットを省略でき、しかも配置の自由度を
有する膨張弁を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の膨張弁は、高圧の液相冷媒の入口通路
と、低圧の液相冷媒の出口通路と、気相冷媒の入口通路
と、気相冷媒の出口通路と、液相冷媒の入口通路と弁室
とを連通する貫通穴と、弁室と液相冷媒の出口通路との
間に形成されるオリフィスとを有する弁本体と、弁室内
に配設されてオリフィスとの間の流路の開度を調整する
弁体と、弁体の駆動装置とを備え、弁本体の各通路の端
部は、配管が螺合されるねじ部が形成されると共に液相
冷媒の入口通路と出口通路が同一軸線上に存在すること
を特徴とする構成を有する。
【0012】かかる構成とされた膨張弁においては、弁
本体の各通路の端部にねじ部が形成されているので、冷
媒配置を直接弁本体に接続することができる。この場
合、さらに液相冷媒の入口通路と出口通路とが同一軸線
上に存在するので配管に要するスペースを小さくでき、
配管の自由度も確保できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の膨張弁を示す断面
図である。本発明に係る膨張弁は、図4で示した従来の
膨張弁と基本的な構造は等しく、図1と同一符号は、同
一又は均等部分を示している。本発明の膨張弁における
弁本体300の一側部には、レシーバからの高圧液相冷
媒が導入される入口通路310が設けられる。弁本体3
00の他側部には、入口通路310の軸線上に配設され
る低圧液相冷媒の出口通路320が設けられる。
【0014】弁室35は図1に示した従来の膨張弁と同
様の構造を有する。この弁室35の天井面361の中央
には、低圧の液相冷媒の通路32との間を連通するオリ
フィス32aが開口する。そして、この天井面361の
側部には入口通路310と弁室35とを連通する貫通穴
315が図2に示す図1のA−A矢視図の如く1個本体
300に形成される。また、この貫通穴315は、オリ
フィス32aの軸線と平行する軸線上に設けられてい
る。高圧冷媒の入口通路310の端部には、ねじ部31
2が形成され、配管(図面上は省略)はこのねじ部に直
接に螺合される。
【0015】弁室35の高圧冷媒は、弁体32bとオリ
フィス32aの間に開口する流路を通過し、低圧通路3
2側へ流出し、膨張する際に冷却される。低温の液相冷
媒は、出口通路320から配管を介してエバポレータ側
へ送り出される。出口通路320の端部には、ねじ部3
22が形成してあり、このねじ部を利用して、エバポレ
ータへの配管がとりつけられる。
【0016】膨張弁本体300には、出口通路320と
平行にエバポレータから戻る気相冷媒の入口通路330
が設けられる。この入口通路330は、弁本体の反対側
まで貫通し、出口通路340が形成される。気相冷媒
は、入口通路330から出口通路340へ向かう途中に
おいて、通路中央に露出する弁部材駆動棒36fに対し
て気相冷媒の温度情報を伝達する。
【0017】このエバポレータからコンプレッサ側へ戻
る気相冷媒の入口通路330の端部にはねじ部332が
設けてあり、エバポレータの出口に連通する配管は、こ
のねじ部332を利用して弁本体に直接にとりつけられ
る。気相冷媒の出口通路340の端部にはねじ部342
が設けてあり、コンプレッサの吸込側へ連通される配管
は、このねじ部342を利用して弁本体に直接にとりつ
けられる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように、自動車等に装備
される空調装置の冷凍システムを構成する膨張弁にあっ
て、弁本体の側面に設けられる高圧の液相冷媒の入口通
路と、液相冷媒の出口通路と、エバポレータから戻る気
相冷媒の入口通路と出口通路の全ての通路の端部にねじ
部を設けて、このねじ部を利用して配管を直接にとりつ
けるように構成したものである。配管を直接に弁本体に
とりつけることで、ブラケット等を省略することができ
るので、部品点数も削減される。また、液相冷媒の入口
通路と出口通路を同一の軸線上に配設するので、配管に
要するスペースも小さくすることができる。しかも、貫
通穴を1個とすることにより、加工が容易となりかつコ
ストアップを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による温度膨張弁の中央縦断
面図。
【図2】図1のA−A矢視図。
【図3】従来の冷凍サイクルの構成を示す図。
【図4】従来の温度膨張弁を示す中央縦断面図。
【符号の説明】
4 コンプレッサ 5 コンデンサ 6 レシ−バ− 8 エバポレータ 10,10A,10B 膨張弁 30 弁本体 32 液相冷媒通路 32a オリフィス 32b 弁体 34 気相冷媒通路 35 弁室 36 圧力作動室 36a ダイヤフラム 36f 弁部材駆動棒 310 高圧液相冷媒の入口通路 312 ねじ部 315 貫通穴 320 低圧液相冷媒の出口通路 322 ねじ部 330 気相冷媒の入口通路 332 ねじ部 340 気相冷媒の出口通路 342 ねじ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧の液相冷媒の入口通路と、低圧の液
    相冷媒の出口通路と、気相冷媒の入口通路と、気相冷媒
    の出口通路と、液相冷媒の入口通路と弁室とを連通する
    貫通穴と、弁室と液相冷媒の出口通路との間に形成され
    るオリフィスとを有する弁本体と、弁室内に配設されて
    オリフィスとの間の流路の開度を調整する弁体と、弁体
    の駆動装置とを備え、上記各通路はその端部にねじ部が
    形成されると共に液相冷媒の入口通路と出口通路とは同
    一軸線上に存在することを特徴とする膨張弁。
  2. 【請求項2】 上記貫通穴は弁本体にオリフィスの軸線
    と平行する軸線上で1個形成されている請求項1記載の
    膨張弁。
JP7304165A 1995-11-22 1995-11-22 膨張弁 Pending JPH09144942A (ja)

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JP7304165A JPH09144942A (ja) 1995-11-22 1995-11-22 膨張弁

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JP7304165A JPH09144942A (ja) 1995-11-22 1995-11-22 膨張弁

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0947786A3 (en) * 1998-04-02 2000-11-08 Fujikoki Corporation Expansion Valve
JP2019168152A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 株式会社不二工機 膨張弁

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0947786A3 (en) * 1998-04-02 2000-11-08 Fujikoki Corporation Expansion Valve
US6394360B2 (en) 1998-04-02 2002-05-28 Fujikoki Corporation Expansion valve
US6532753B2 (en) 1998-04-02 2003-03-18 Fujikoki Corporation Expansion valve
JP2019168152A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 株式会社不二工機 膨張弁

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