JPH09143910A - 舗装用組ブロック - Google Patents
舗装用組ブロックInfo
- Publication number
- JPH09143910A JPH09143910A JP7323684A JP32368495A JPH09143910A JP H09143910 A JPH09143910 A JP H09143910A JP 7323684 A JP7323684 A JP 7323684A JP 32368495 A JP32368495 A JP 32368495A JP H09143910 A JPH09143910 A JP H09143910A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- basic block
- basic
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- short
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- Pending
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- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は基本の長方形状の基本ブロックと、
この基本ブロックの短辺を一辺とする正方形ブロック
と、前記基本ブロックとほぼ相似形状の小ブロックとで
長方形状となるようにして、長方形状と正方形状の単純
な形状の組み合わせによる美的プロポーションの向上、
組み合わせパターンの多様化、舗装強度および耐久性、
敷設作業が容易にできるとともに、製造が容易な舗装用
組ブロックを得るにある。 【解決手段】 短辺および長辺を有する基本ブロック
と、この基本ブロックの短辺を一辺とする正方形状の正
方形ブロックと、前記基本ブロックの短辺を一辺とし、
該基本ブロックの長辺から短辺を差し引いた長さを一辺
とする小ブロックとからなる舗装用組ブロックにおい
て、前記基本ブロックと前記小ブロックとがほぼ相似形
となるように該基本ブロックの短辺と長辺との寸法にし
たことで舗装用組ブロックを構成している。
この基本ブロックの短辺を一辺とする正方形ブロック
と、前記基本ブロックとほぼ相似形状の小ブロックとで
長方形状となるようにして、長方形状と正方形状の単純
な形状の組み合わせによる美的プロポーションの向上、
組み合わせパターンの多様化、舗装強度および耐久性、
敷設作業が容易にできるとともに、製造が容易な舗装用
組ブロックを得るにある。 【解決手段】 短辺および長辺を有する基本ブロック
と、この基本ブロックの短辺を一辺とする正方形状の正
方形ブロックと、前記基本ブロックの短辺を一辺とし、
該基本ブロックの長辺から短辺を差し引いた長さを一辺
とする小ブロックとからなる舗装用組ブロックにおい
て、前記基本ブロックと前記小ブロックとがほぼ相似形
となるように該基本ブロックの短辺と長辺との寸法にし
たことで舗装用組ブロックを構成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車道や歩道等に使用
される舗装用組ブロックに関する。
される舗装用組ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の舗装用ブロックは長方体形状のコ
ンクリートブロック、レンガブロックあるいは石材ブロ
ック等でブロックや上下左右方向に並べて敷設できる形
状を複数個の分割した構造の組ブロックが使用されてい
る。
ンクリートブロック、レンガブロックあるいは石材ブロ
ック等でブロックや上下左右方向に並べて敷設できる形
状を複数個の分割した構造の組ブロックが使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の長方体形状のブ
ロックは敷設する場合に敷設形状が限られ、美観の向上
を図ることができないという欠点があり、組ブロックは
種々の形状に敷設することができるが、分割された形状
が複雑であると、敷設作業に手数がかかるという欠点が
あり、敷設作業が容易であると美観の向上や美的プロポ
ーションが得られないという欠点があった。
ロックは敷設する場合に敷設形状が限られ、美観の向上
を図ることができないという欠点があり、組ブロックは
種々の形状に敷設することができるが、分割された形状
が複雑であると、敷設作業に手数がかかるという欠点が
あり、敷設作業が容易であると美観の向上や美的プロポ
ーションが得られないという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
基本の長方形状の基本ブロックと、この基本ブロックの
短辺を一辺とする正方形ブロックと、前記基本ブロック
とほぼ相似形状の小ブロックとで長方形状となるように
して、長方形状と正方形状の単純な形状の組み合わせに
よる美的プロポーションの向上、組み合わせパターンの
多様化、舗装強度および耐久性、敷設作業が容易にでき
るとともに、製造が容易な舗装用組ブロックを提供する
ことを目的としている。
基本の長方形状の基本ブロックと、この基本ブロックの
短辺を一辺とする正方形ブロックと、前記基本ブロック
とほぼ相似形状の小ブロックとで長方形状となるように
して、長方形状と正方形状の単純な形状の組み合わせに
よる美的プロポーションの向上、組み合わせパターンの
多様化、舗装強度および耐久性、敷設作業が容易にでき
るとともに、製造が容易な舗装用組ブロックを提供する
ことを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は短辺および長辺を有する基本ブロックと、
この基本ブロックの短辺を一辺とする正方形状の正方形
ブロックと、前記基本ブロックの短辺を一辺とし、該基
本ブロックの長辺から短辺を差し引いた長さを一辺とす
る小ブロックとからなる舗装用組ブロックにおいて、前
記基本ブロックと前記小ブロックとがほぼ相似形となる
ように該基本ブロックの短辺と長辺との寸法にしたこと
で舗装用組ブロックを構成している。
に、本発明は短辺および長辺を有する基本ブロックと、
この基本ブロックの短辺を一辺とする正方形状の正方形
ブロックと、前記基本ブロックの短辺を一辺とし、該基
本ブロックの長辺から短辺を差し引いた長さを一辺とす
る小ブロックとからなる舗装用組ブロックにおいて、前
記基本ブロックと前記小ブロックとがほぼ相似形となる
ように該基本ブロックの短辺と長辺との寸法にしたこと
で舗装用組ブロックを構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
り、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図8の本発明の第1の実施の形
態において、1は本発明の舗装用組ブロックで、この舗
装用組ブロック1はコンクリート、レンガ、石材等で形
成されたもので、図2に示すように短辺Aおよび長辺B
を有する基本ブロック2と、この基本ブロック2の短辺
Aを一辺とする図3に示すように正方形状の正方形ブロ
ック3と、前記基本ブロック2の短辺Aを一辺とし、該
基本ブロック2の長辺Bから短辺Aを差し引いた長さを
一辺とする、図4に示すようにほぼ基本ブロック2と相
似形状の小ブロック4とで構成されている。
態において、1は本発明の舗装用組ブロックで、この舗
装用組ブロック1はコンクリート、レンガ、石材等で形
成されたもので、図2に示すように短辺Aおよび長辺B
を有する基本ブロック2と、この基本ブロック2の短辺
Aを一辺とする図3に示すように正方形状の正方形ブロ
ック3と、前記基本ブロック2の短辺Aを一辺とし、該
基本ブロック2の長辺Bから短辺Aを差し引いた長さを
一辺とする、図4に示すようにほぼ基本ブロック2と相
似形状の小ブロック4とで構成されている。
【0009】前記基本ブロック2と前記小ブロック4と
が相似形状であるためには、長辺Bと短辺Aとの比が
1.618であるが、本出願人が調査した結果、図5に
示すように50パーセント以上の人がほぼ基本ブロック
2と小ブロック4とが相似形状に見えると答えた範囲
の、長辺Bと短辺Aとの比が1.575〜1.675で
あった。
が相似形状であるためには、長辺Bと短辺Aとの比が
1.618であるが、本出願人が調査した結果、図5に
示すように50パーセント以上の人がほぼ基本ブロック
2と小ブロック4とが相似形状に見えると答えた範囲
の、長辺Bと短辺Aとの比が1.575〜1.675で
あった。
【0010】このため、本発明の実施の形態では基本ブ
ロック2の長辺Bと短辺Aとの比が1.57〜1.67
となる範囲のいずれかの比を使用するが、例えば短辺A
が150ミリメートルで長辺Bが250ミリメートルの
ものを使用すると、敷設時の計算が容易にできる。
ロック2の長辺Bと短辺Aとの比が1.57〜1.67
となる範囲のいずれかの比を使用するが、例えば短辺A
が150ミリメートルで長辺Bが250ミリメートルの
ものを使用すると、敷設時の計算が容易にできる。
【0011】上記構成の舗装用組ブロック1は図6に示
すように、上下左右方向に並列するように敷設したり、
図7に示すように上下段を半分位置をずらして敷設した
り、図8に示すように上下段を対向するように配置し、
かつ半分位置をずらして敷設したり、その他、通し目地
が小波非対象形状、大波非対象形状、小波対象形状、大
波対象形状あるいは通し目地が生じていない形状に敷設
することができる。
すように、上下左右方向に並列するように敷設したり、
図7に示すように上下段を半分位置をずらして敷設した
り、図8に示すように上下段を対向するように配置し、
かつ半分位置をずらして敷設したり、その他、通し目地
が小波非対象形状、大波非対象形状、小波対象形状、大
波対象形状あるいは通し目地が生じていない形状に敷設
することができる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0013】(1)短辺および長辺を有する基本ブロッ
クと、この基本ブロックの短辺を一辺とする正方形状の
正方形ブロックと、前記基本ブロックの短辺を一辺と
し、該基本ブロックの長辺から短辺を差し引いた長さを
一辺とする小ブロックとからなる舗装用組ブロックにお
いて、前記基本ブロックと前記小ブロックとがほぼ相似
形となるように該基本ブロックの短辺と長辺との寸法に
したので、大小のほぼ相似形状の長方形状のブロックと
正方形状のブロックとの組み合わせにできる。したがっ
て、大きさの異なる3個のブロックの組み合わせである
が、2種類の四角形状の組み合わせとなり、単純である
が、他種類の敷設パターンで敷設することができる。
クと、この基本ブロックの短辺を一辺とする正方形状の
正方形ブロックと、前記基本ブロックの短辺を一辺と
し、該基本ブロックの長辺から短辺を差し引いた長さを
一辺とする小ブロックとからなる舗装用組ブロックにお
いて、前記基本ブロックと前記小ブロックとがほぼ相似
形となるように該基本ブロックの短辺と長辺との寸法に
したので、大小のほぼ相似形状の長方形状のブロックと
正方形状のブロックとの組み合わせにできる。したがっ
て、大きさの異なる3個のブロックの組み合わせである
が、2種類の四角形状の組み合わせとなり、単純である
が、他種類の敷設パターンで敷設することができる。
【0014】(2)前記(1)によって、組み合わせブ
ロックの各ブロックのプロポーションの向上を図ること
ができるとともに、敷設の割り付けも容易に行なうこと
ができる。
ロックの各ブロックのプロポーションの向上を図ること
ができるとともに、敷設の割り付けも容易に行なうこと
ができる。
【0015】(3)前記(1)によって、通し目地の形
状を種々の形状に選択でき、使用場所に応じた美観や舗
装強度が得られる。
状を種々の形状に選択でき、使用場所に応じた美観や舗
装強度が得られる。
【0016】(4)前記(1)によって、相似形状の長
方形状の基本ブロックと小ブロックおよび正方形状のブ
ロックとの組み合わせであるので、多種類の敷設形状で
敷設することができるにもかかわらず、各ブロックの強
度が十分に得られ、各ブロックの強度に大きな変化がな
く、損傷なく使用することができる。
方形状の基本ブロックと小ブロックおよび正方形状のブ
ロックとの組み合わせであるので、多種類の敷設形状で
敷設することができるにもかかわらず、各ブロックの強
度が十分に得られ、各ブロックの強度に大きな変化がな
く、損傷なく使用することができる。
【0017】(5)請求項2も前記(1)〜(4)と同
様な効果が得られる。
様な効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の斜視図。
【図2】基本ブロックの斜視図。
【図3】正方形ブロックの斜視図。
【図4】小ブロックの斜視図。
【図5】相似形状に見える比率の説明図。
【図6】並列状態の敷設状態の説明図。
【図7】上下段を半分ずらした敷設状態の説明図。
【図8】上下段を対向させ、かつ半分ずらした敷設状態
の説明図。
の説明図。
1:舗装用組ブロック、 A:短辺、 B:長辺、 2:基本ブロック、 3:正方形ブロック、 4:小ブロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 勝男 埼玉県北葛飾郡杉戸町大字下高野159番地 42 株式会社津田ペイブトンテクニック内 (72)発明者 菊池 常春 福島県郡山市三穂田町川田字西上の台23番 地 協業 組合福島シーピー内
Claims (2)
- 【請求項1】 短辺および長辺を有する基本ブロック
と、この基本ブロックの短辺を一辺とする正方形状の正
方形ブロックと、前記基本ブロックの短辺を一辺とし、
該基本ブロックの長辺から短辺を差し引いた長さを一辺
とする小ブロックとからなる舗装用組ブロックにおい
て、前記基本ブロックと前記小ブロックとがほぼ相似形
となるように該基本ブロックの短辺と長辺との寸法にし
たことを特徴とする舗装用組ブロック。 - 【請求項2】 短辺および長辺を有する基本ブロック
と、この基本ブロックの短辺を一辺とする正方形状の正
方形ブロックと、前記基本ブロックの短辺を一辺とし、
該基本ブロックの長辺から短辺を差し引いた長さを一辺
とする小ブロックとからなる舗装用組ブロックにおい
て、前記基本ブロックと前記小ブロックとがほぼ相似形
状となるように該基本ブロックの短辺と長辺との比を
1.57〜1.67に設定したことを特徴とする舗装用
組ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7323684A JPH09143910A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 舗装用組ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7323684A JPH09143910A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 舗装用組ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09143910A true JPH09143910A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18157452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7323684A Pending JPH09143910A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 舗装用組ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09143910A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6174738B1 (en) * | 1997-11-28 | 2001-01-16 | Advanced Micro Devices, Inc. | Critical area cost disposition feedback system |
JP2007154530A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Toyo Sekizai Kk | 敷石の敷設法 |
-
1995
- 1995-11-16 JP JP7323684A patent/JPH09143910A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6174738B1 (en) * | 1997-11-28 | 2001-01-16 | Advanced Micro Devices, Inc. | Critical area cost disposition feedback system |
JP2007154530A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Toyo Sekizai Kk | 敷石の敷設法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |