JPH09142557A - 蛍光ランプの包装容器 - Google Patents
蛍光ランプの包装容器Info
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- JPH09142557A JPH09142557A JP29677095A JP29677095A JPH09142557A JP H09142557 A JPH09142557 A JP H09142557A JP 29677095 A JP29677095 A JP 29677095A JP 29677095 A JP29677095 A JP 29677095A JP H09142557 A JPH09142557 A JP H09142557A
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- Japan
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- packaging container
- container
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 輸送中や店頭展示中における口金ピンの突出
や色剥げ等の劣化を低減して長期にわたって商品価値を
維持でき、低コストで汎用性に優れた蛍光ランプの包装
容器を得る。 【解決手段】 包装容器1は、個装容器2を2本並置し
たものの両端開口部に、口金保護用のキャップ部材3を
かぶせて両端開口部を閉塞し、さらに包装部材である熱
収縮性フィルム4で全体を密封包装している。個装容器
2内にはそれぞれ両端に口金ピンを有する直管蛍光ラン
プ5が収納されている。キャップ部材3の一側面には略
円弧状のミシン目カット線6が設けられ、底面には側面
のミシン目カット線6の端部から連続した直線状のミシ
ン目カット線7が設けられている。
や色剥げ等の劣化を低減して長期にわたって商品価値を
維持でき、低コストで汎用性に優れた蛍光ランプの包装
容器を得る。 【解決手段】 包装容器1は、個装容器2を2本並置し
たものの両端開口部に、口金保護用のキャップ部材3を
かぶせて両端開口部を閉塞し、さらに包装部材である熱
収縮性フィルム4で全体を密封包装している。個装容器
2内にはそれぞれ両端に口金ピンを有する直管蛍光ラン
プ5が収納されている。キャップ部材3の一側面には略
円弧状のミシン目カット線6が設けられ、底面には側面
のミシン目カット線6の端部から連続した直線状のミシ
ン目カット線7が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本の蛍光ラン
プを集合包装する包装容器に関するものである。
プを集合包装する包装容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数本の直管蛍光ランプを包
装する包装容器として種々のものが提案されており、例
えば、包装容器本体にその稜を横切るように設けた切り
込み片を内方へ折り込んで蛍光ランプを保持するもの
(特公平5−71473号)や、四角筒状のランプ収納
筒の少なくとも一つの稜線部を波形に形成して蛍光ラン
プの保持性を高めたもの(実開昭60−38543号)
等が知られている。
装する包装容器として種々のものが提案されており、例
えば、包装容器本体にその稜を横切るように設けた切り
込み片を内方へ折り込んで蛍光ランプを保持するもの
(特公平5−71473号)や、四角筒状のランプ収納
筒の少なくとも一つの稜線部を波形に形成して蛍光ラン
プの保持性を高めたもの(実開昭60−38543号)
等が知られている。
【0003】これらは、いずれも蛍光ランプを2本収納
するための専用包装容器であり、このような専用包装容
器は、蛍光ランプを1本収納するための個装の包装容器
とは別に作成、包装しなければならないので、汎用性に
欠け、コスト高になる等の問題があった。
するための専用包装容器であり、このような専用包装容
器は、蛍光ランプを1本収納するための個装の包装容器
とは別に作成、包装しなければならないので、汎用性に
欠け、コスト高になる等の問題があった。
【0004】そこで、図6および図7に示すように、蛍
光ランプ5がそれぞれ収納された2本の個装容器2をボ
ール紙製の1つの集合箱9に入れ、集合箱9の端部を糊
付けして封印する包装容器がある。そして、この集合箱
9の端部には、個装容器2の取り出しを容易にするため
の開封用ミシン目カット帯10が設けられている。
光ランプ5がそれぞれ収納された2本の個装容器2をボ
ール紙製の1つの集合箱9に入れ、集合箱9の端部を糊
付けして封印する包装容器がある。そして、この集合箱
9の端部には、個装容器2の取り出しを容易にするため
の開封用ミシン目カット帯10が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、店頭展示中の経年変化によって糊
が劣化し、封印した部分11、すなわち貼り合わせ部分
が開いてしまったり、輸送時の衝撃等により貼り合わせ
部分が開いて蛍光ランプ5が集合箱9から飛び出し、口
金ピン12が突出してしまったりするという問題があっ
た。また、輸送時等の商品間の摩擦により包装容器の印
刷色が剥げたり、店頭展示中の水分吸着により包装容器
表面が劣化して、商品価値を損なうという問題があっ
た。
うな従来の構成では、店頭展示中の経年変化によって糊
が劣化し、封印した部分11、すなわち貼り合わせ部分
が開いてしまったり、輸送時の衝撃等により貼り合わせ
部分が開いて蛍光ランプ5が集合箱9から飛び出し、口
金ピン12が突出してしまったりするという問題があっ
た。また、輸送時等の商品間の摩擦により包装容器の印
刷色が剥げたり、店頭展示中の水分吸着により包装容器
表面が劣化して、商品価値を損なうという問題があっ
た。
【0006】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであり、輸送中や店頭展示中における口金
ピンの突出や色剥げ等の劣化を低減して長期にわたって
商品価値を維持することができるとともに、低コストで
汎用性に優れた蛍光ランプの包装容器を提供することを
目的とするものである。
なされたものであり、輸送中や店頭展示中における口金
ピンの突出や色剥げ等の劣化を低減して長期にわたって
商品価値を維持することができるとともに、低コストで
汎用性に優れた蛍光ランプの包装容器を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光ランプの包
装容器は、両端部に口金ピンを有する蛍光ランプが収納
された両端に開口部を有する四角柱状の個装容器を、前
記個装容器の長さ方向に直交する方向の断面が長方形ま
たは正方形となるように複数個並置または積層して個装
容器集合体を形成し、前記個装容器集合体の両端開口部
に箱状のキャップ部材を設けて前記個装容器集合体の両
端開口部を閉塞し、前記個装容器集合体を前記キャップ
部材とともに包装部材によって包装した構成を有してい
る。
装容器は、両端部に口金ピンを有する蛍光ランプが収納
された両端に開口部を有する四角柱状の個装容器を、前
記個装容器の長さ方向に直交する方向の断面が長方形ま
たは正方形となるように複数個並置または積層して個装
容器集合体を形成し、前記個装容器集合体の両端開口部
に箱状のキャップ部材を設けて前記個装容器集合体の両
端開口部を閉塞し、前記個装容器集合体を前記キャップ
部材とともに包装部材によって包装した構成を有してい
る。
【0008】これによって、輸送中や店頭展示中におけ
る口金ピンの突出や色剥げ等の劣化を低減して長期にわ
たって商品価値を維持することができるとともに、低コ
ストで汎用性に優れた蛍光ランプの包装容器を得ること
ができる。
る口金ピンの突出や色剥げ等の劣化を低減して長期にわ
たって商品価値を維持することができるとともに、低コ
ストで汎用性に優れた蛍光ランプの包装容器を得ること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、両端部に口金ピンを有する蛍光ランプが収納された
両端に開口部を有する四角柱状の個装容器を、前記個装
容器の長さ方向に直交する方向の断面が長方形または正
方形となるように複数個並置または積層して個装容器集
合体を形成し、前記個装容器集合体の両端開口部に箱状
のキャップ部材を設けて前記個装容器集合体の両端開口
部を閉塞し、前記個装容器集合体を前記キャップ部材と
ともに包装部材によって包装した構成を有している。
は、両端部に口金ピンを有する蛍光ランプが収納された
両端に開口部を有する四角柱状の個装容器を、前記個装
容器の長さ方向に直交する方向の断面が長方形または正
方形となるように複数個並置または積層して個装容器集
合体を形成し、前記個装容器集合体の両端開口部に箱状
のキャップ部材を設けて前記個装容器集合体の両端開口
部を閉塞し、前記個装容器集合体を前記キャップ部材と
ともに包装部材によって包装した構成を有している。
【0010】これによって、1本用の個装容器を複数個
組み合わせて用いることができ、従来のように蛍光ラン
プを複数本収納するための専用の包装容器(例えば2本
組収納用包装容器)を別に作成、包装する必要がない。
また、個装容器の両端開口部を、従来の糊等による貼り
合わせではなく、キャップ部材で閉塞するので、劣化に
よって開いて、蛍光ランプの口金ピンが突出してしまう
ことを防止できるとともに、従来のように集合箱を用い
ないので、重量を格段に低減することができ、包装容器
の軽量化や省資源化、さらにはゴミの低減にも効果があ
る。
組み合わせて用いることができ、従来のように蛍光ラン
プを複数本収納するための専用の包装容器(例えば2本
組収納用包装容器)を別に作成、包装する必要がない。
また、個装容器の両端開口部を、従来の糊等による貼り
合わせではなく、キャップ部材で閉塞するので、劣化に
よって開いて、蛍光ランプの口金ピンが突出してしまう
ことを防止できるとともに、従来のように集合箱を用い
ないので、重量を格段に低減することができ、包装容器
の軽量化や省資源化、さらにはゴミの低減にも効果があ
る。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の包装容器において、前記包装部材が防水性フィ
ルム材からなり、前記個装容器集合体を前記キャップ部
材とともに全体を密閉包装しているので、従来の紙の集
合箱に生じていた表面の色剥げがなく、水分吸収による
劣化も格段に低減される。
1記載の包装容器において、前記包装部材が防水性フィ
ルム材からなり、前記個装容器集合体を前記キャップ部
材とともに全体を密閉包装しているので、従来の紙の集
合箱に生じていた表面の色剥げがなく、水分吸収による
劣化も格段に低減される。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2記載の発明において、前記包装部材が
防水性かつ熱収縮性を有するフィルム材であるので、個
装容器集合体とキャップ部材とを、より強固に密閉包装
することができる。
1または請求項2記載の発明において、前記包装部材が
防水性かつ熱収縮性を有するフィルム材であるので、個
装容器集合体とキャップ部材とを、より強固に密閉包装
することができる。
【0013】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1ないし請求項3のいずれかに記載の発明において、前
記キャップ部材に包装容器開封用のミシン目カット線が
設けられているので、キャップ部材をミシン目カット線
に沿って包装部材ごと容易に切断、開封することがで
き、個装容器または個装容器内の蛍光ランプを容易に取
り出すことができる。
1ないし請求項3のいずれかに記載の発明において、前
記キャップ部材に包装容器開封用のミシン目カット線が
設けられているので、キャップ部材をミシン目カット線
に沿って包装部材ごと容易に切断、開封することがで
き、個装容器または個装容器内の蛍光ランプを容易に取
り出すことができる。
【0014】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1ないし請求項4のいずれかに記載の発明において、前
記包装容器開封用のミシン目カット線が、前記キャップ
部材の側面および底面に連続して設けられており、前記
キャップ部材の側面には、隣合う前記蛍光ランプの中間
部であって、前記口金ピンの存在する領域に略円弧状の
ミシン目カット線が設けられ、前記キャップ部材の底面
には、前記略円弧状のミシン目カット線に連続したミシ
ン目カット線が設けられているので、略円弧状のミシン
目カット線を指で押し込んだ後に外側へ引っ張ることに
より、側面および底面のミシン目カット線をフィルムご
と容易に切断することができる。また、略円弧状のミシ
ン目カット線が隣合う蛍光ランプの中間部に、かつ、蛍
光ランプの口金ピンの存在する領域に設けられているの
で、円弧状のミシン目カット線を押し込む際に蛍光ラン
プ本体が押し込みの障害となることがない。
1ないし請求項4のいずれかに記載の発明において、前
記包装容器開封用のミシン目カット線が、前記キャップ
部材の側面および底面に連続して設けられており、前記
キャップ部材の側面には、隣合う前記蛍光ランプの中間
部であって、前記口金ピンの存在する領域に略円弧状の
ミシン目カット線が設けられ、前記キャップ部材の底面
には、前記略円弧状のミシン目カット線に連続したミシ
ン目カット線が設けられているので、略円弧状のミシン
目カット線を指で押し込んだ後に外側へ引っ張ることに
より、側面および底面のミシン目カット線をフィルムご
と容易に切断することができる。また、略円弧状のミシ
ン目カット線が隣合う蛍光ランプの中間部に、かつ、蛍
光ランプの口金ピンの存在する領域に設けられているの
で、円弧状のミシン目カット線を押し込む際に蛍光ラン
プ本体が押し込みの障害となることがない。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。図1に本発明の一実施の形態である
蛍光ランプの包装容器を示す。
を用いて説明する。図1に本発明の一実施の形態である
蛍光ランプの包装容器を示す。
【0016】包装容器1は、図2および図3に示すよう
に、個装容器2を2本並置したものの両端開口部に、口
金保護用のキャップ部材3をかぶせて両端開口部を閉塞
し、さらに包装部材である熱収縮性フィルム4で全体を
密封包装した構成となっている。また、個装容器2内に
はそれぞれ両端に口金ピンを有する直管蛍光ランプ5が
収納されている。
に、個装容器2を2本並置したものの両端開口部に、口
金保護用のキャップ部材3をかぶせて両端開口部を閉塞
し、さらに包装部材である熱収縮性フィルム4で全体を
密封包装した構成となっている。また、個装容器2内に
はそれぞれ両端に口金ピンを有する直管蛍光ランプ5が
収納されている。
【0017】なお、図面では省略しているが、熱収縮性
フィルム4には、従来の集合箱と同様に意匠等が施され
ている。
フィルム4には、従来の集合箱と同様に意匠等が施され
ている。
【0018】図2に示すように、箱状のキャップ部材3
はダンボール等の紙製で、個装容器2を2本並置したも
のを容易に挿入できる程度の大きさとなっている。
はダンボール等の紙製で、個装容器2を2本並置したも
のを容易に挿入できる程度の大きさとなっている。
【0019】20W直管蛍光ランプの2本入りに適用し
た場合、キャップ部材3の大きさは、長辺60mm、短
辺30mm、深さ20mmである。キャップ部材3の一
側面には略円弧状のミシン目カット線6が設けられ、底
面には側面のミシン目カット線6の端部から連続した直
線状のミシン目カット線7が設けられている。
た場合、キャップ部材3の大きさは、長辺60mm、短
辺30mm、深さ20mmである。キャップ部材3の一
側面には略円弧状のミシン目カット線6が設けられ、底
面には側面のミシン目カット線6の端部から連続した直
線状のミシン目カット線7が設けられている。
【0020】個装容器2は、図3に示すような一般に用
いられているダンボール製の角サックである。
いられているダンボール製の角サックである。
【0021】このような構成によれば、従来からある1
本用の個装容器を複数個組み合わせて用いることがで
き、従来のように蛍光ランプを複数本収納するための専
用の包装容器(例えば2本組収納用包装容器)を別に作
成、包装する必要がないので、コストを低減でき、汎用
性を向上できる。また、個装容器の両端開口部を、従来
の糊等による貼り合わせではなく、キャップ部材で閉塞
するので、劣化によって開いて、蛍光ランプの口金ピン
が突出してしまうことを防止できるとともに、従来のよ
うに集合箱を用いないので、従来と比して90%以上重
量を低減することができ、包装容器の軽量化や省資源
化、さらにはゴミの低減にも効果がある。
本用の個装容器を複数個組み合わせて用いることがで
き、従来のように蛍光ランプを複数本収納するための専
用の包装容器(例えば2本組収納用包装容器)を別に作
成、包装する必要がないので、コストを低減でき、汎用
性を向上できる。また、個装容器の両端開口部を、従来
の糊等による貼り合わせではなく、キャップ部材で閉塞
するので、劣化によって開いて、蛍光ランプの口金ピン
が突出してしまうことを防止できるとともに、従来のよ
うに集合箱を用いないので、従来と比して90%以上重
量を低減することができ、包装容器の軽量化や省資源
化、さらにはゴミの低減にも効果がある。
【0022】また、外部を熱収縮性フィルム4で密封す
るので、従来の紙の集合箱のような表面の色剥げがな
く、水分吸収による劣化も格段に低減される。
るので、従来の紙の集合箱のような表面の色剥げがな
く、水分吸収による劣化も格段に低減される。
【0023】また、従来の不透明の集合箱では内容物の
有無が外観から判断できなかったのに対し、本発明では
内容物の有無確認がきわめて容易であるため、蛍光ラン
プが収納されていない集合箱を出荷してしまうといった
ことを確実に防止できる。
有無が外観から判断できなかったのに対し、本発明では
内容物の有無確認がきわめて容易であるため、蛍光ラン
プが収納されていない集合箱を出荷してしまうといった
ことを確実に防止できる。
【0024】次に、本実施形態の包装容器の開封方法に
ついて説明する。包装容器1を開封しようとするとき
は、まず、キャップ部材3側面の円弧状のミシン目カッ
ト線6の部分に好ましくは親指を当てがい、包装容器1
の内方に押し込む。円弧状部8は、熱収縮性フィルム4
ごとミシン目カット線6に沿って切断され、内側に折り
込まれる。次に、折り込まれた円弧状部8とキャップ部
材3の底面とをつまんで外側に引っ張ると、図4に示す
ように、キャップ部材3の底面はミシン目カット線7に
沿って熱収縮性フィルム4ごと切断される。この後、キ
ャップ部材3を個装容器2からはずし、熱収縮性フィル
ム4を剥がせば2本の個装容器2を熱収縮性フィルム4
からそれぞれ取り出すことができる。
ついて説明する。包装容器1を開封しようとするとき
は、まず、キャップ部材3側面の円弧状のミシン目カッ
ト線6の部分に好ましくは親指を当てがい、包装容器1
の内方に押し込む。円弧状部8は、熱収縮性フィルム4
ごとミシン目カット線6に沿って切断され、内側に折り
込まれる。次に、折り込まれた円弧状部8とキャップ部
材3の底面とをつまんで外側に引っ張ると、図4に示す
ように、キャップ部材3の底面はミシン目カット線7に
沿って熱収縮性フィルム4ごと切断される。この後、キ
ャップ部材3を個装容器2からはずし、熱収縮性フィル
ム4を剥がせば2本の個装容器2を熱収縮性フィルム4
からそれぞれ取り出すことができる。
【0025】ミシン目カット線6,7は必ずしも両端の
キャップ部材に設ける必要はないが、両方に設けること
によって、どちらの端部からでも開封が可能となる。
キャップ部材に設ける必要はないが、両方に設けること
によって、どちらの端部からでも開封が可能となる。
【0026】また、キャップ部材3側面の円弧状部8
は、2本の個装容器2の中間部に、かつ、蛍光ランプ5
の口金ピンの存在する領域に設けられているので、円弧
状部8を押し込む際に蛍光ランプ5本体が押し込みの障
害となることがない。
は、2本の個装容器2の中間部に、かつ、蛍光ランプ5
の口金ピンの存在する領域に設けられているので、円弧
状部8を押し込む際に蛍光ランプ5本体が押し込みの障
害となることがない。
【0027】なお、ミシン目カット線6の形状は円弧状
である必要はないが、人間の指先の形状を考慮すれば円
弧状が最も好ましい。
である必要はないが、人間の指先の形状を考慮すれば円
弧状が最も好ましい。
【0028】図5に、本発明の第2の実施の形態を示
す。上記実施形態は2本の蛍光ランプを包装するもので
あったが、本実施形態は3本の蛍光ランプを包装した例
である。この場合には、略円弧状のミシン目カット線6
はキャップ部材3側面の中央部に設けず、中央に位置す
る蛍光ランプと隣り合う蛍光ランプとの中間部に設ける
ことになる。
す。上記実施形態は2本の蛍光ランプを包装するもので
あったが、本実施形態は3本の蛍光ランプを包装した例
である。この場合には、略円弧状のミシン目カット線6
はキャップ部材3側面の中央部に設けず、中央に位置す
る蛍光ランプと隣り合う蛍光ランプとの中間部に設ける
ことになる。
【0029】4本の蛍光ランプを包装する場合には、4
本を同一平面上に並べるか、または2本ずつ積み重ね
て、長さ方向の断面が長方形または正方形になるように
集合すればよい。4本以上の複数本を包装する場合も同
様である。
本を同一平面上に並べるか、または2本ずつ積み重ね
て、長さ方向の断面が長方形または正方形になるように
集合すればよい。4本以上の複数本を包装する場合も同
様である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蛍光ラン
プの包装容器は、汎用性が高く、コストを低減すること
ができ、蛍光ランプの口金ピンが突出してしまうことを
防止できるとともに、重量を格段に低減することがで
き、さらに軽量化や省資源化、さらにはゴミを低減する
ことができる。
プの包装容器は、汎用性が高く、コストを低減すること
ができ、蛍光ランプの口金ピンが突出してしまうことを
防止できるとともに、重量を格段に低減することがで
き、さらに軽量化や省資源化、さらにはゴミを低減する
ことができる。
【0031】また、従来の紙の集合箱に生じていた表面
の色剥げを防止し、水分吸収による表面劣化を格段に抑
制することができる。
の色剥げを防止し、水分吸収による表面劣化を格段に抑
制することができる。
【0032】また、個装容器集合体とキャップ部材と
を、より強固に密閉包装することができる。
を、より強固に密閉包装することができる。
【0033】また、個装容器または個装容器内の蛍光ラ
ンプを容易に取り出すことができる。
ンプを容易に取り出すことができる。
【0034】また、キャップ部材をフィルム部材ごと容
易に切断でき、また、円弧状のミシン目カット線を押し
込む際に蛍光ランプ本体が押し込みの障害となることが
ないのでキャップ部材を容易に開封することができる。
易に切断でき、また、円弧状のミシン目カット線を押し
込む際に蛍光ランプ本体が押し込みの障害となることが
ないのでキャップ部材を容易に開封することができる。
【図1】本発明の一実施形態である蛍光ランプの包装容
器を示す斜視図
器を示す斜視図
【図2】同じく分解斜視図
【図3】同じく包装容器のうちの個装容器を示す斜視図
【図4】同じくキャップ部材の開封状態を示す斜視図
【図5】本発明の第2の実施形態である蛍光ランプの包
装容器を示す斜視図
装容器を示す斜視図
【図6】従来の張り合わせ部分が開いた状態を示す斜視
図
図
【図7】同じく従来の包装容器を示す斜視図
1 包装容器 2 個装容器 3 キャップ部材 4 熱収縮性フィルム 5 蛍光ランプ 6,7 ミシン目カット線 8 円弧状部
Claims (5)
- 【請求項1】 両端部に口金ピンを有する蛍光ランプが
収納された両端に開口部を有する四角柱状の個装容器
を、前記個装容器の長さ方向に直交する方向の断面が長
方形または正方形となるように複数個並置または積層し
て個装容器集合体を形成し、前記個装容器集合体の両端
開口部に箱状のキャップ部材を設けて前記個装容器集合
体の両端開口部を閉塞し、前記個装容器集合体を前記キ
ャップ部材とともに包装部材によって包装していること
を特徴とする蛍光ランプの包装容器。 - 【請求項2】 前記包装部材が防水性フィルム材からな
り、前記個装容器集合体を前記キャップ部材とともに全
体を密閉包装していることを特徴とする請求項1記載の
蛍光ランプの包装容器。 - 【請求項3】 前記包装部材が防水性かつ熱収縮性を有
するフィルム材であることを特徴とする請求項1または
請求項2記載の蛍光ランプの包装容器。 - 【請求項4】 前記キャップ部材に包装容器開封用のミ
シン目カット線が設けられていることを特徴とする請求
項1ないし請求項3のいずれかに記載の蛍光ランプの包
装容器。 - 【請求項5】 前記包装容器開封用のミシン目カット線
が、前記キャップ部材の側面および底面に連続して設け
られており、前記キャップ部材の側面には、隣合う前記
蛍光ランプの中間部であって、前記口金ピンの存在する
領域に略円弧状のミシン目カット線が設けられ、前記キ
ャップ部材の底面には、前記略円弧状のミシン目カット
線に連続したミシン目カット線が設けられていることを
特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の
蛍光ランプの包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29677095A JP3186554B2 (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | 蛍光ランプの包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29677095A JP3186554B2 (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | 蛍光ランプの包装容器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000390092A Division JP3293617B2 (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 蛍光ランプの包装容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09142557A true JPH09142557A (ja) | 1997-06-03 |
JP3186554B2 JP3186554B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=17837909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29677095A Expired - Fee Related JP3186554B2 (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | 蛍光ランプの包装容器 |
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JP (1) | JP3186554B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004262549A (ja) * | 2003-02-12 | 2004-09-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 包装箱及び複合包装箱 |
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1995
- 1995-11-15 JP JP29677095A patent/JP3186554B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004262549A (ja) * | 2003-02-12 | 2004-09-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 包装箱及び複合包装箱 |
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JP3186554B2 (ja) | 2001-07-11 |
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