JPH0914191A - サブインペラーを備えた循環ポンプ - Google Patents

サブインペラーを備えた循環ポンプ

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JPH0914191A
JPH0914191A JP8002101A JP210196A JPH0914191A JP H0914191 A JPH0914191 A JP H0914191A JP 8002101 A JP8002101 A JP 8002101A JP 210196 A JP210196 A JP 210196A JP H0914191 A JPH0914191 A JP H0914191A
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WiniaDaewoo Co Ltd
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    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/18Rotors
    • F04D29/22Rotors specially for centrifugal pumps
    • F04D29/2261Rotors specially for centrifugal pumps with special measures
    • F04D29/2266Rotors specially for centrifugal pumps with special measures for sealing or thrust balance
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/18Rotors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インペラーの下側にサブインペラーを設け
て、ポンプ稼動の際に生ずるインペラーチャンバーとイ
ンペラー内部との圧力差に因って上記インペラーに発生
した抵抗力を緩やかにすることでモーター回転力の損失
を防止し、並びに、固定子缶内部への異物の浸透を防止
したサブインペラーを備えた循環ポンプを提供する。 【解決手段】 本発明の循環ポンプはモーター160、
インペラー170、及びポンプハウジング180からな
る。上記インペラー本体171は流体を加圧する複数の
羽根171aを備え、上記インペラー本体171の底面
中央には放射状に形成された複数の羽根271を備えた
サブインペラー270が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボイラーなどのよう
なシステムに装着され流体を加圧して強制循環させるた
めの循環ポンプに関し、より具体的には、上記循環ポン
プのインペラーの下側にサブインペラーを備えて、ポン
プ稼動の際に生ずるインペラーチャンバーとインペラー
内部との圧力差に因り上記インペラーに発生した抵抗力
を緩やかにしてモーター回転力の損失を防ぎ、並びに、
固定子缶の内部への異物の浸透を防ぐためのサブインペ
ラーの備えられた循環ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】循環ポンプとは、ボイラーなどのような
システムに装着され、圧力の作用によって流体を加圧循
環させる装置のことである。一般に、かかる循環ポンプ
は流体への加圧のための動力源としてのモーターと、上
記モーターの出力軸に結合され該モーター軸の回転に応
じて上記モーター軸と共に回転しながら流体と直接接触
して上記流体を加圧するためのインペラーと、上記イン
ペラーをその内部に収容し、流体が上記インペラーに流
入される流入通路及び上記インペラーによって加圧され
た流体が流出される流出通路を含むポンプハウジングと
で構成される。このような従来の循環ポンプにおいて
は、ポンプハウジングの流入通路を介して流入された流
体はモーターの駆動に応じて回転するインペラーによっ
て加圧されポンプハウジングの流出通路を介して流出さ
れる。
【0003】図1は、上記従来の循環ポンプの実施例1
を示す。同図によれば、従来の循環ポンプ1はモーター
10、インペラー20、及びポンプハウジング30を備
える。モーター10は固定子11、回転子12、及びモ
ーター軸13を含む。固定子11はモーターハウジング
14の内側に固定されている。回転子12はモーター軸
13と堅固に結合されており、また固定子缶15によっ
て固定子11と隔離されている。モーター軸13の一端
は下側ベアリングホルダー16a及び下側ブシュベアリ
ング17aによってモーターハウジング14の内側底部
に支持されており、モーター軸13の他端はモーターエ
ンドシールド(motor end shield)1
8を貫通して上側ベアリングホルダー16b及び上側ブ
シュベアリング17bによってモーターエンドシールド
18に支持されている。また、上記モーター軸13はト
ラストベアリング17cによって上記モーター軸13の
軸方向への上昇が抑制できるように支持されている。下
側ベアリングホルダー16aと固定子缶15との間には
Oリング19aが、また、モーターエンドシールド18
と固定子缶15との間にはOリング19bがそれぞれ介
在され流体の漏れを防ぐ。
【0004】インペラー20はインペラー本体21と囲
い板22とからなり、上記インペラー本体21と囲い板
22とは超音波によって溶着されるのが一般的である。
上記インペラー本体21はブシュ23を介在してモータ
ー軸13の他端に押し込みばめされている。上記囲い板
22の中央には貫通孔24が設けられている。
【0005】モーター10の上側にはポンプハウジング
30が結合されている。上記ポンプハウジング30はそ
の両側に流入通路31及び流出通路32が形成されてお
り、その中央にはインペラーチャンバー33が形成され
ている。上記インペラーチャンバー33内にはインペラ
ー20が配置されている。上記インペラー20の囲い板
22の上側にはフランジ部34a及びシリンダー部34
bが備えられ、その中央には流体ガイド孔35の形成さ
れた吸入リング34が上記ポンプハウジング30の流入
通路31のインペラーチャンバー33側の一端に備えら
れている。上記吸入リング34のシリンダー部34bは
上記インペラー20の囲い板22の中央に備えられた貫
通孔24内に所定長さだけ突出されている。また、上記
囲い板22の貫通孔24と上記吸入リング34のシリン
ダー部34bの外壁との間及び上記囲い板22の上端と
上記吸入リング34のフランジ部34aの下側との間に
は所定の間隙が形成されている。ポンプハウジング30
とモーターエンドシールド18との間にはOリング19
cが介在され流体の漏れを防いでいる。
【0006】上記のような構成の従来の循環ポンプは、
モーター10の固定子11に電流が印加されれば、固定
子11と回転子12との電磁気的な作用によって、下側
ブシュベアリング17a及び上側ブシュベアリング17
bによってモーターハウジング14に関して回転自在に
支持されているモーター軸13が回転し、これに従って
上記モーター軸13の一端にブシュ23によって押し込
みばめされているインペラー20が回転する。インペラ
ー20が回転すれば、ポンプハウジング30の流入通路
31及び吸入リング34を介して上記インペラー20の
内部に流入された流体は、上記インペラー20によって
加圧されポンプハウジング30のインペラーチャンバー
33内に送出され、次いで流出通路32を介して送出さ
れる。
【0007】この際、上記インペラーチャンバー33内
に流入された高圧流体の一部はモーター軸13と上側ブ
シュベアリング17bとの隙間を介して固定子缶15の
内部に流入される。該流入された流体によってモーター
10は冷却される。固定子缶15の内部に流入された流
体は再び逆方向に上昇してインペラーチャンバー33内
に再流入され、インペラーチャンバー33内の他の高圧
流体と共に流出通路32を介して排出される。
【0008】しかしながら、かかる従来の循環ポンプ1
によれば、循環ポンプ1の作動の際には、インペラーチ
ャンバー33内の流体圧が流入通路31内の流体圧より
高圧であるため、インペラー20は吸入リング側に付勢
される。しかし、インペラー20の固定されたモーター
軸13はトラストベアリング17cによって軸方向への
上昇が抑制された状態で支持されているため、上記イン
ペラー20は上記吸入リング側への力に対抗しながら回
転し、従って、モーター10の回転力の一部は上記圧力
差による抵抗力の克服のために所要される。即ち、上記
のような従来の循環ポンプは、前記したような動力損失
によってその効率が低下する等の問題点があった。
【0009】また、上記のような従来の循環ポンプ1に
よれば、モーター軸13と上側ブシュベアリング17b
との隙間を介して流体とともに異物が固定子缶15の内
部に流入された場合、モーター軸13と上側ブシュベア
リング17bとの隙間が狭小であるため、固定子缶15
の内部に流入された異物はインペラーチャンバー33に
放出されずに下側ブシュベアリング17aとモーター軸
13との隙間に挟まれてしまい、モーター軸13の円滑
な回転を邪魔するなどといった問題点があった。特に、
この状態でポンプ1を長時間使用せずに放置した場合
は、異物が固化してモーター軸13の回転が不可能にな
ることもあった。
【0010】図2及び図3は、本発明者の韓国特許出願
第95ー18229号に基づく同者のアメリカ特許出願
「循環ポンプ」に開示された従来の循環ポンプの実施例
2を示す。同図に示すように、従来の循環ポンプ51は
モーター60、インペラー70、及びポンプハウジング
80を備える。モーター60はモーターハウジング64
を備える。上記モーターハウジング64の内側には固定
子61が固定されている。上記固定子61は固定子缶6
5、モーターエンドシールド68、及び複数のシール部
材69a、69b及び69cによって流体から隔離され
ている。回転子62はモーター軸63と堅固に結合され
ている。モーター軸63の一端は下側ベアリングホルダ
ー66a及び下側ブシュベアリング67aによってモー
ターハウジング64の内側底部に回転及び軸方向摺動自
在に支持されている。モーター軸63の他端はモーター
エンドシールド68に設けられた貫通孔68aを貫いて
突出して上側ブシュベアリング67bによってモーター
エンドシールド68に回転及び軸方向摺動自在に支持さ
れている。下側ベアリングホルダー66aと固定子缶6
5との間にはシール部材69aが、また、モーターエン
ドシールド68と固定子缶65との間にはシール部材6
9bがそれぞれ介在され流体の漏れを防止している。
【0011】インペラー70はインペラー本体71及び
囲い板72からなる。上記インペラー本体71と囲い板
72とは超音波によって溶着されている。上記インペラ
ー本体71は流体を加圧するための複数の羽根71aを
備えており、モーター軸63の上記他端に堅固に固定さ
れている。上記囲い板72はその一側がインペラー本体
71の上側に堅固に取り付けられており、その中心部に
は流体の流入のための貫通孔73が設けられている。上
記貫通孔73の上側端部には傾斜面73aが形成されて
いる。上記囲い板72の他側には環状フランジ72aが
備えられ、また、上記環状フランジ72aの上面には複
数の凹溝72bが形成されている。
【0012】モーター60の上側にはポンプハウジング
80が結合されている。上記ポンプハウジング80はそ
の両側に流入通路81及び流出通路82が形成され、そ
の中央にはインペラーチャンバー83が形成されてい
る。上記インペラーチャンバー83内にはインペラー7
0が配置され、上記インペラーチャンバー83は流入通
路81及び流出通路82とそれぞれ連通する。上記ポン
プハウジング80の流入通路81のインペラーチャンバ
ー83側の末端には吸入リング84が装着されている。
上記吸入リング84はフランジ部84aと、上記囲い板
72の貫通孔73の上側端部に形成された傾斜面73a
と同一角度で傾斜した傾斜ガイド部84bとを備える。
ポンプハウジング80とモーターエンドシールド68と
の間にはシール部材69cが介在され流体漏れを防止し
ている。
【0013】上記のような従来の循環ポンプ51は、モ
ーター60の固定子61に電流が印加されれば、固定子
61と回転子62との電磁気的な作用によって、下側ブ
シュベアリング67aと上側ブシュベアリング67bと
によってモーターハウジング64に関して回転自在に支
持されているモーター軸63が回転し、これに従って、
上記モーター軸63の一端に堅固に固定されているイン
ペラー70が回転する。インペラー70が回転すれば、
ポンプハウジング80の流入通路81及び吸入リング8
4を介して上記インペラー70の内部に流入された流体
は、上記インペラー70によって加圧されポンプハウジ
ング80のインペラーチャンバー83内に送出され、次
いで流出通路82を介して送出される。
【0014】インペラー70が回転すれば、流入通路8
1を介して流入された流体はインペラー70に備えられ
た複数の羽根71aによってインペラーチャンバー83
内に加圧されるため、インペラーチャンバー83内の流
体圧は流入通路81内の流体圧より高圧となる。従っ
て、インペラー70は吸入リング84側に付勢される。
一方、インペラー70の固定されたモーター軸63は下
側ブシュベアリング67a及び上側ブシュベアリング6
7bによってモーターハウジング64に関して回転及び
摺動自在に支持されているため、上記インペラー70は
回転しながら上記吸入リング84側に上昇する。
【0015】また、循環ポンプ51の作動時には、上記
のような理由によってインペラーチャンバー83内の流
体圧が流入通路81内の流体圧より高圧となるため、イ
ンペラーチャンバー83内に流出された高圧の流体は、
囲い板72の環状フランジ72aの上面と吸入リング8
4のフランジ部84aの下面との間に形成されている間
隙及び囲い板72の傾斜面73aと吸入リング84の傾
斜ガイド部84bとの間に形成されている間隙を介し
て、流入通路81側に逆流してしまうようになる。
【0016】この際、上記囲い板72の環状フランジ7
2aの上面と吸入リング84のフランジ部84aの下面
との間に形成されている間隙を介して流入された流体
は、上記環状フランジ72aの上面に形成された複数の
凹溝72bによって、再び環状フランジ72aの外側に
逸脱しようとする遠心力の作用を受ける。上記凹溝72
bの外側端付近では、流入された高圧流体と上記凹溝7
2bによって外側に加圧された流体との衝突が生じ、こ
れによって、上記囲い板72と上記吸入リング84との
間には相当な圧力を有する流体膜が形成される。この流
体膜は、上記インペラー70に関して流体ベアリングと
して働き、上記インペラー70が上記吸入リング84に
接触せずに円滑に回転し得るようにする。
【0017】一方、上記インペラーチャンバー83内に
流入された高圧流体の一部はモーター軸63と上側ブシ
ュベアリング67bとの隙間を介して固定子缶65の内
部に流入される。該流入された流体によってモーター6
0は冷却される。固定子缶65の内部に流入した流体は
再び逆方向に上昇してインペラーチャンバー83内に再
流入され、インペラーチャンバー83内の他の高圧流体
と共に流出通路82を介して排出される。
【0018】しかしながら、かかる構成の従来の循環ポ
ンプ51によれば、インペラー70が上記囲い板72と
上記吸入リング84との間に形成される流体膜によって
流体ベアリングの形で支持されているため、インペラー
チャンバー83と流入通路81との圧力差による抵抗力
を克服するために所要されるモーターの動力損失はある
程度低減することができるが(従来の循環ポンプの実施
例1に比べて)、モーター軸63と上側ブシュベアリン
グ67bとの隙間を介して流体とともに異物が固定子缶
65の内部に流入された場合は、モーター軸63と上側
ブシュベアリング67bとの隙間が狭小であるため、固
定子缶65の内部に流入された異物がインペラーチャン
バー83内に放出されず、下側ブシュベアリング67a
とモーター軸63との隙間に挟まれてしまい、モーター
軸63の円滑な回転を邪魔するとの問題点は依然として
存在していた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来技術の問題点を解決するためになされたものであ
り、本発明の目的は、上記循環ポンプのインペラーの下
側にサブインペラーを備えて、ポンプ稼動の際に生ずる
インペラーチャンバーとインペラー内部との圧力差によ
って上記インペラーに発生した抵抗力を緩やかにしてモ
ーターの回転力損失を防ぎ、並びに、固定子缶の内部へ
の異物の浸透を防ぐためのサブインペラーの備えられた
循環ポンプを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明によるサブインペラーを備えた循環ポンプは、
モーターハウジングと、上記モーターハウジングの内側
に固定されている固定子と、上記固定子を流体から隔離
するための固定子缶(stator can)、モータ
ーエンドシールド及び複数のシール部材と、上記固定子
に電流が印加されれば上記固定子との電磁気的な相互作
用によって回転する回転子と、上記回転子と一体として
結合されており、その一端は下側ブシュベアリングによ
って上記モーターハウジングの内側底部に回転自在に支
持され、その他端は上記モーターエンドシールドに設け
られた貫通孔を貫いて突出して上記他端付近で上側ブシ
ュベアリングによって上記モーターエンドシールドの貫
通孔に回転自在に支持されているモーター軸とを含むモ
ーター;流体を加圧するための複数の羽根を備え、上記
モーター軸の上記他端に堅固に結合されているインペラ
ー本体(上記インペラー本体はその底面に放射状に形成
された複数の羽根を備えたサブインペラーを含む)と、
その一側が上記インペラー本体の上側に堅固に取り付け
られており、その中心部には流体流入のための貫通孔が
設けられた囲い板とを含むインペラー;及び上記モータ
ーの上側に結合され、その両側にはそれぞれ流入通路及
び流出通路が形成されており、その中央には上記インペ
ラーが位置し、上記流入通路及び流出通路と連通するイ
ンペラーチャンバーを備えたポンプハウジング;で構成
される。
【0021】上記のような本発明によるサブインペラー
を備えた循環ポンプは、モーターの駆動によるインペラ
ーの回転に従って、上記インペラーの下側に備えられた
サブインペラーも回転する。上記サブインペラーは回転
しながらインペラーの下部に流入された高圧の流体を再
び上記インペラーの外周側に押し流す。従って、上記イ
ンペラーの下部での流体圧は上記インペラーチャンバー
の他の部分での流体圧より低圧となり、これによって上
記インペラーを吸入リング側に上昇させようとするイン
ペラーチャンバーとインペラー内部との圧力差も低減さ
れる。
【0022】この際、インペラーの下部に流入された流
体に含まれている異物もサブインペラーの回転によって
流体とともにインペラーの下部からインペラーの外周側
に放出される。特に、上記流入された高圧流体に含まれ
ている異物の比重が流体のそれより相対的に大きい場合
は、該流体に含まれた異物は上記流体より相対的に大き
い遠心力の作用を受けるようになるため、インペラーの
中心から上記流体よりもっと遠くまで放出されるように
なる。
【0023】従って、上記のような本発明によるサブイ
ンペラーを備えた循環ポンプによれば、前記したサブイ
ンペラーの作用によってインペラーチャンバーとインペ
ラー内部との圧力差が低減するため、上記圧力差の克服
のために所要されるモーターの動力損失が低減でき、並
びに、モーターの動力損失に因るポンプの効率低下が防
止され得る。
【0024】また、上記のような本発明によるサブイン
ペラーを備えた循環ポンプによれば、前記したサブイン
ペラーの作用によってモーター軸と上側ブシュベアリン
グとの隙間を介した異物の固定子缶内部への流入が防止
されるため、固定子缶内に流入された異物に因るモータ
ーの回転力低下を防ぐことができる。
【0025】また、上記のような本発明の目的は、モー
ターハウジングと、上記モーターハウジングの内側に固
定されている固定子と、上記固定子を流体から隔離する
ための固定子缶、モーターエンドシールド及び複数のシ
ール部材と、上記固定子に電流が印加されれば上記固定
子との電磁気的な相互作用によって回転する回転子と、
上記回転子と一体として結合されており、その一端は下
側ブシュベアリングによって上記モーターハウジングの
内側底部に回転及び摺動自在に支持され、その他端は上
記モーターエンドシールドに設けられた貫通孔を貫いて
突出して上記他端付近で上側ブシュベアリングによって
上記モーターエンドシールドの貫通孔に回転及び摺動自
在に支持されているモーター軸とを含むモーター;流体
を加圧するための複数の羽根を備え、上記モーター軸の
上記他端に堅固に結合されているインペラー本体(上記
インペラー本体はその底面に放射状に形成された複数の
羽根を備えたサブインペラーを含む)と、その一側が上
記インペラー本体の上側に堅固に取り付けられ、その中
心部には流体の流入のための貫通孔が備えられ、また、
その他側にはその上面に複数の凹溝を備えた環状フラン
ジが設けられている囲い板とを含むインペラー;及び上
記モーターの上側に結合され、その両側にはそれぞれ流
入通路及び流出通路が形成され、その中央には上記イン
ペラーが位置し、上記流入通路及び流出通路と連通する
インペラーチャンバーを備えたハウジング本体と、上記
ハウジング本体の流入通路の内側末端に結合され、上記
流入通路を介して上記インペラー内に流動する流体をガ
イドするための吸入リングとを含むポンプハウジング;
で構成することによっても達成される。
【0026】上記のような本発明によるサブインペラー
を備えた循環ポンプは、インペラーが回転すれば、イン
ペラーチャンバー内の流体圧が流入通路内の流体圧より
高圧となり、インペラーは吸入リング側に付勢され、上
記インペラーは回転しながら上記吸入リング側に上昇す
るようになる。上記インペラーは囲い板の環状フランジ
の上面と吸入リングのフランジ部の下面との間に形成さ
れた流体膜によって流体ベアリングの形で支持され、こ
れによって、上記インペラーは上記吸入リングに接触せ
ずに円滑に回転することができる。
【0027】これと同時に、モーターの駆動によるイン
ペラーの回転に従って、上記インペラーの下側に備えら
れたサブインペラーも回転する。上記サブインペラーは
回転しながらインペラーの下部に流入された高圧の流体
を再び上記インペラーの外周側に押し流す。従って、上
記インペラーの下部での流体圧は上記インペラーチャン
バーの他の部分での流体圧より低圧となり、これによっ
て上記インペラーを吸入リング側に上昇させようとする
インペラーチャンバーとインペラー内部との圧力差も低
減される。
【0028】この際、インペラーの下部に流入された流
体に含まれている異物もサブインペラーの回転によって
流体とともにインペラーの下部からインペラーの外周側
に放出される。特に、上記流入された高圧流体に含まれ
ている異物の比重が流体のそれより相対的に大きい場合
は、該流体に含まれた異物は上記流体より相対的に大き
い遠心力の作用を受けるようになるため、インペラーの
中心から上記流体よりもっと遠くまで放出されるように
なる。
【0029】従って、上記のような本発明によるサブイ
ンペラーを備えた循環ポンプによれば、前記したサブイ
ンペラーの作用によってインペラーチャンバーとインペ
ラー内部との圧力差が低減するため、上記圧力差の克服
のために所要されるモーターの動力損失が低減でき、並
びに、モーターの動力損失に因るポンプの効率低下が防
止され得る。
【0030】また、上記のような本発明のサブインペラ
ーを備えた循環ポンプによれば、前記したサブインペラ
ーの作用によってモーター軸と上側ブシュベアリングと
の隙間を介しての異物の固定子缶内部への流入が防止で
き、固定子缶内に流入された異物に因るモーターの回転
力低下を防止し得るとの利点がある。
【0031】
【発明の実施の形態】図4乃至図5は、本発明によるサ
ブインペラーの備えられた循環ポンプの実施例1を示
す。同図によれば、本発明によるサブインペラーの備え
られた循環ポンプ101はモーター110、インペラー
120、及びポンプハウジング130からなる。モータ
ー110は固定子111、回転子112、及びモーター
軸113を含む。固定子111はモーターハウジング1
14の内側に固定されている。回転子112はモーター
軸113と堅固に結合されており、また固定子缶115
によって固定子111と隔離されている。モーター軸1
13の一端は下側ベアリングホルダー116a及び下側
ブシュベアリング117aによってモーターハウジング
114の内側底部に支持されており、モーター軸113
の他端はモーターエンドシールド118を貫通して上側
ベアリングホルダー116b及び上側ブシュベアリング
117bによってモーターエンドシールド118に支持
されている。また、上記モーター軸113はトラストベ
アリング117cによって上記モーター軸113の軸方
向への上昇が抑制できるように支持されている。下側ベ
アリングホルダー116aと固定子缶115との間には
Oリング119aが、また、モーターエンドシールド1
18と固定子缶115との間にはOリング119bがそ
れぞれ介在され流体の漏れを防いでいる。
【0032】インペラー120はインペラー本体121
と囲い板122とからなり、上記インペラー本体121
と囲い板122とは超音波によって溶着されている。上
記インペラー本体121はモーター軸113の他端に押
し込みばめされている。上記インペラー本体121の底
面中央には放射状に形成された複数の羽根221を備え
たサブインペラー220が設けられている。
【0033】モーター110の上側にはポンプハウジン
グ130が結合されている。上記ポンプハウジング13
0はその両側に流入通路131及び流出通路132が形
成され、その中央にはインペラーチャンバー133が形
成されている。上記インペラーチャンバー133の中央
にはインペラー120が配置される。上記インペラー1
20の囲い板122の上側にはフランジ部134a及び
シリンダー部134bが備えられ、その中央には流体ガ
イド孔135の形成された吸入リング134が上記ポン
プハウジング130の流入通路131のインペラーチャ
ンバー133側の一端に備えられている。上記吸入リン
グ134のシリンダー部134bは上記インペラー12
0の囲い板122の中央に備えられた貫通孔123内に
所定長さだけ突出されている。ポンプハウジング130
とモーターエンドシールド118との間にはOリング1
19cが介在され流体の漏れを防いでいる。
【0034】上記のような本発明のサブインペラーを備
えた循環ポンプ101は、モーター110の固定子11
1に電流が印加されれば、固定子111と回転子112
との電磁気的な作用によって、下側ブシュベアリング1
17a及び上側ブシュベアリング117bによってモー
ターハウジング114に関して回転自在に支持されてい
るモーター軸113が回転し、これに従って上記モータ
ー軸113の一端に押し込みばめされているインペラー
120が回転する。インペラー120が回転すれば、ポ
ンプハウジング130の流入通路131及び吸入リング
134を介して上記インペラー120の内部に流入され
た流体は、上記インペラー120によって加圧されポン
プハウジング130のインペラーチャンバー133内に
送出され、次いで流出通路132を介して送出される。
【0035】これと同時に、モーター110の駆動によ
るインペラー120の回転に従って、上記インペラー1
20の下側に備えられたサブインペラー220も回転す
る。上記サブインペラー220は回転しながらインペラ
ー120の下部に流入された高圧の流体を再び上記イン
ペラー120の外周側に押し流す。従って、上記インペ
ラー120の下部での流体圧は上記インペラーチャンバ
ー133の他の部分での流体圧より低圧となり、これに
よって上記インペラー120を吸入リング134側に上
昇させようとするインペラーチャンバー133とインペ
ラー120内部との圧力差も低減される。
【0036】この際、インペラー120の下部に流入さ
れた流体に含まれている異物もサブインペラー122の
回転によって流体とともにインペラー120の下部から
インペラー120の外周側に放出される。特に、上記流
入された高圧流体に含まれている異物の比重が流体のそ
れより相対的に大きい場合は、該流体に含まれた異物は
上記流体より相対的に大きい遠心力の作用を受けるよう
になるため、インペラー120の中心から上記流体より
もっと遠くまで放出されるようになる。
【0037】従って、上記のような本発明のサブインペ
ラーを備えた循環ポンプ101によれば、前記したサブ
インペラー220の作用によってインペラーチャンバー
133とインペラー120内部との圧力差が低減するた
め、上記圧力差の克服のために所要されるモーター11
0の動力損失が低減でき、並びに、モーター110の動
力損失に因るポンプの効率低下が防止され得る。
【0038】また、上記のような本発明のサブインペラ
ーを備えた循環ポンプ101によれば、前記したサブイ
ンペラー220の作用によってモーター軸113と上側
ブシュベアリング117bとの隙間を介しての異物の固
定子缶115内部への流入が防止でき、固定子缶115
内に流入された異物に因るモーター110の回転力の低
下を防止し得るとの利点がある。
【0039】図6乃至図9は、本発明によるサブインペ
ラーを備えた循環ポンプの実施例2を示す。同図によれ
ば、本発明のサブインペラーを備えた循環ポンプ151
はモーター160、インペラー170、及びポンプハウ
ジング180からなる。モーター160はモーターハウ
ジング164を備える。上記モーターハウジング164
の内側には固定子161が固定されている。上記固定子
161は固定子缶165、モーターエンドシールド16
8及び複数のシール部材169a、169b及び169
cによって流体から隔離されている。回転子162はモ
ーター軸163と堅固に結合されている。モーター軸1
63の一端は下側ベアリングホルダー166a及び下側
ブシュベアリング167aによってモーターハウジング
164の内側底部に回転及び軸方向摺動自在に支持され
ている。モーター軸163の他端はモーターエンドシー
ルド168に設けられた貫通孔168aを貫通し突出し
て上記上側ブシュベアリング167bによってモーター
エンドシールド168に回転及び軸方向摺動自在に支持
されている。下側ベアリングホルダー166aと固定子
缶165との間にはシール部材169aが、また、モー
ターエンドシールド168と固定子缶との間にはシール
部材169bがそれぞれ介在して流体の漏れを防いでい
る。
【0040】インペラー170はインペラー本体171
及び囲い板172からなる。上記インペラー本体171
と囲い板172とは超音波によって溶着されている。上
記インペラー本体171は流体を加圧するための複数の
羽根171aを備え、モーター軸163の上記他端に堅
固に固定されている。上記インペラー本体171の底面
中央には放射状に形成された複数の羽根271を備えた
サブインペラー270が設けられている。上記囲い板1
72はその一側がインペラー本体171の上側に堅固に
取り付けられ、その中心部には流体の流入のための貫通
孔173が設けられている。上記貫通孔173の上側端
部には傾斜面173aが形成されている。上記囲い板1
72の他側には環状フランジ172aが備えられ、上記
環状フランジ172aの上面には複数の凹溝172bが
形成されている。
【0041】モーター160の上側にはポンプハウジン
グ180が結合されている。上記ポンプハウジング18
0はその両側に流入通路181及び流出通路182が形
成され、その中央にはインペラーチャンバー183が形
成されている。上記インペラーチャンバー183内には
インペラー170が配置され、上記インペラーチャンバ
ー183は流入通路181及び流出通路182とそれぞ
れ連通する。上記ポンプハウジング180の流入通路1
81のインペラーチャンバー183側の末端には吸入リ
ング184が装着されている。上記吸入リング184は
フランジ部184aと、上記囲い板172の貫通孔17
3の上側端部に形成された傾斜面173aと同一角度で
傾斜した傾斜ガイド部184bとを備える。ポンプハウ
ジング180とモーターエンドシールド168との間に
はシール部材169cが介在され流体の漏れを防止して
いる。
【0042】上記のような本発明のサブインペラーを備
えた循環ポンプ151は、モーター160の固定子16
1に電流が印加されれば、固定子161と回転子162
との電磁気的な作用によって、下側ブシュベアリング1
67aと上側ブシュベアリング167bとによってモー
ターハウジング164に関して回転自在に支持されてい
るモーター軸163が回転し、これに従って、上記モー
ター軸163の一端に堅固に固定されているインペラー
170が回転する。インペラー170が回転すれば、ポ
ンプハウジング180の流入通路181及び吸入リング
184を介して上記インペラー170の内部に流入され
た流体は、上記インペラー170によって加圧されポン
プハウジング180のインペラーチャンバー183内に
送出され、次いで流出通路182を介して送出される。
インペラー170が回転すれば、流入通路181を介し
て流入された流体はインペラー170に備えられた複数
の羽根171aによってインペラーチャンバー183内
に加圧されるため、インペラーチャンバー183内の流
体圧は流入口通路181内の流体圧より高圧となる。従
って、インペラー170は吸入リング184側に付勢さ
れる。一方、インペラー170の固定されたモーター軸
163は下側ブシュベアリング167a及び上側ブシュ
ベアリング167bによってモーターハウジング164
に関して回転及び摺動自在に支持されているため、上記
インペラー170は回転しながら上記吸入リング184
側に上昇する。
【0043】また、循環ポンプ151の作動時には、上
記のような理由によってインペラーチャンバー183内
の流体圧が流入通路181内の流体圧より高圧となるた
め、インペラーチャンバー183内に流出された高圧の
流体は、囲い板172の環状フランジ172aの上面と
吸入リング184のフランジ部184aの下面との間に
形成されている間隙を介して流入通路181側に流入さ
れる。
【0044】この際、上記間隙を介して流入された流体
は、上記環状フランジ172aの上面に設けられた複数
の凹溝172bによって、再び環状フランジ172aの
外側に逸脱しようとする遠心力の作用を受ける。上記凹
溝172bの外側端付近では、流入された高圧流体と上
記凹溝172bによって外側に加圧された流体との間で
衝突が生じ、これによって、上記囲い板172と上記吸
入リング184との間には相当な圧力を有する流体膜が
形成される。この流体膜は上記インペラー170に関し
て流体ベアリングとして働き、上記インペラー170が
上記吸入リング184に接触せずに円滑に回転し得るよ
うにする。
【0045】これと同時に、インペラー170が回転す
れば、上記インペラー170の下側に備えられたサブイ
ンペラー270も回転する。上記サブインペラー270
は回転しながらインペラー170の下部に流入された高
圧の流体を再び上記インペラー170の外周側に押し流
す。従って、上記インペラー170の下部での流体圧は
上記インペラーチャンバー183の他の部分での流体圧
より低圧となり、これによって上記インペラー170を
吸入リング184側に上昇させようとするインペラーチ
ャンバー183とインペラー170内部との圧力差も低
減される。
【0046】この際、インペラー170の下部に流入さ
れた流体に含まれている異物もサブインペラー270の
回転によって流体とともにインペラー170の下部から
インペラー170の外周側に放出される。特に、上記流
入された高圧流体に含まれている異物の比重が流体のそ
れより相対的に大きい場合は、該流体に含まれた異物は
上記流体より相対的に大きい遠心力の作用を受けるよう
になるため、インペラー170の中心から上記流体より
もっと遠くまで放出されるようになる。
【0047】従って、上記のような本発明によるサブイ
ンペラーを備えた循環ポンプ151によれば、前記した
サブインペラー270の作用によってインペラーチャン
バー183とインペラー170内部との圧力差が低減す
るため、上記圧力差の克服のために所要されるモーター
160の動力損失が低減でき、並びに、モーター160
の動力損失に因るポンプの効率低下が防止され得る。
【0048】また、上記のような本発明のサブインペラ
ーを備えた循環ポンプ151によれば、前記したサブイ
ンペラー270の作用によってモーター軸163と上側
ブシュベアリング167bとの隙間を介しての異物の固
定子缶165内部への流入が防止でき、固定子缶165
内に流入された異物に因るモーター160の回転力の低
下を防止し得るとの利点がある。
【0049】以上、本発明を望ましい実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で変更及び改
良が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の循環ポンプの実施例1の一部を切欠した
正面図である。
【図2】従来の循環ポンプの実施例2の正断面図であ
る。
【図3】図2におけるインペラーとポンプハウジングの
配置関係を示す一部拡大図である。
【図4】本発明によるサブインペラーを備えた循環ポン
プの実施例1の一部を切欠した正面図である。
【図5】図4におけるインペラーとポンプハウジングの
配置関係を示す一部拡大図である。
【図6】本発明によるサブインペラーを備えた循環ポン
プの実施例2の正断面図である。
【図7】図6におけるインペラーとポンプハウジングの
配置関係を示す一部拡大図である。
【図8】図7におけるA部分の拡大図である。
【図9】本発明によるサブインペラーを備えた循環ポン
プにおけるサブインペラーの備えられたインペラーを示
す斜視図である。
【符号の説明】
151 循環ポンプ 160 モーター 161 固定子 162 回転子 163 モーター軸 164 モーターハウジング 165 固定子缶 166a 下側ベアリングホルダー 167a 下側ブシュベアリング 167b 上側ブシュベアリング 168 モーターエンドシールド 169a、169b、169c シール部材 170 インペラー 171 インペラー本体 171a 複数の羽根 172 囲い板 172a 環状フランジ 173 貫通孔 180 ポンプハウジング 181 流入通路 182 流出通路 183 インペラーチャンバー 184 吸入リング 184a フランジ部 184b 傾斜ガイド部 270 サブインペラー 271 放射状に形成された複数の羽根

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターハウジングと、上記モーターハ
    ウジングの内側に固定されている固定子と、上記固定子
    を流体から隔離するための固定子缶、モーターエンドシ
    ールド及び複数のシール部材と、上記固定子に電流が印
    加されれば上記固定子との電磁気的な相互作用によって
    回転する回転子と、上記回転子と一体として結合され、
    その一端は下側ブシュベアリングによって上記モーター
    ハウジングの内側底部に回転自在に支持され、その他端
    は上記モーターエンドシールドに設けられた貫通孔を貫
    いて突出して上記他端の付近で上側ブシュベアリングに
    よって上記モーターエンドシールドの貫通孔に回転自在
    に支持されているモーター軸とを含むモーター;流体を
    加圧するための複数の羽根を備え、上記モーター軸の上
    記他端に堅固に結合されているインペラー本体(上記イ
    ンペラー本体はその底面に放射状に形成された複数の羽
    根を備えたサブインペラーを含む)と、その一側が上記
    インペラー本体の上側に堅固に取り付けられ、その中心
    部には流体の流入のための貫通孔が設けられた囲い板と
    を含むインペラー;及び上記モーターの上側に結合され
    ており、その両側にはそれぞれ流入通路及び流出通路が
    形成され、その中央には上記インペラーが位置し、ま
    た、上記流入通路及び流出通路と連通するインペラーチ
    ャンバーを備えたポンプハウジング;で構成されたこと
    を特徴とするサブインペラーを備えた循環ポンプ。
  2. 【請求項2】 モーターハウジングと、上記モーターハ
    ウジングの内側に固定されている固定子と、上記固定子
    を流体から隔離するための固定子缶、モーターエンドシ
    ールド及び複数のシール部材と、上記固定子に電流が印
    加されれば上記固定子との電磁気的な相互作用によって
    回転する回転子と、上記回転子と一体として結合され、
    その一端は下側ブシュベアリングによって上記モーター
    ハウジングの内側底部に回転及び摺動自在に支持され、
    その他端は上記モーターエンドシールドに設けられた貫
    通孔を貫いて突出して上記他端の付近で上側ブシュベア
    リングによって上記モーターエンドシールドの貫通孔に
    回転及び摺動自在に支持されているモーター軸とを含む
    モーター;流体を加圧するための複数の羽根を備え、上
    記モーター軸の上記他端に堅固に結合されているインペ
    ラー本体(上記インペラー本体はその底面に放射状に形
    成された複数の羽根を備えたサブインペラーを含む)
    と、その一側が上記インペラー本体の上側に堅固に取り
    付けられ、その中心部には流体の流入のための貫通孔が
    設けられており、その他側にはその上面に複数の凹溝を
    有する環状フランジが形成されている囲い板とを含むイ
    ンペラー;及び上記モーターの上側に結合されており、
    その両側にはそれぞれ流入通路及び流出通路が形成さ
    れ、その中央には上記インペラーが位置し、上記流入通
    路及び流出通路と連通するインペラーチャンバーを備え
    たハウジング本体と、上記ハウジング本体の流入通路の
    内側末端に結合され、上記流入通路を介して上記インペ
    ラー内に流動する流体をガイドするための吸入リングと
    を含むポンプハウジング;で構成されたことを特徴とす
    るサブインペラーを備えた循環ポンプ。
  3. 【請求項3】 流体を加圧するための複数の羽根を備え
    たインペラー本体と、その一側が上記インペラー本体の
    上側に堅固に取り付けられており、その中心部には流体
    の流入のための貫通孔が形成されている囲い板、及び上
    記インペラー本体の底面に放射状に形成された複数の羽
    根を設けたサブインペラーを備えたことを特徴とするサ
    ブインペラーを備えた循環ポンプ。
  4. 【請求項4】 上記囲い板の上側にはその上面に複数の
    凹溝の形成された環状フランジが設けられたことを特徴
    とする請求項3記載のサブインペラーを備えた循環ポン
    プ。
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