JPS60219498A - 原子炉内蔵型再循環ポンプのスラスト軸受装置 - Google Patents
原子炉内蔵型再循環ポンプのスラスト軸受装置Info
- Publication number
- JPS60219498A JPS60219498A JP59072854A JP7285484A JPS60219498A JP S60219498 A JPS60219498 A JP S60219498A JP 59072854 A JP59072854 A JP 59072854A JP 7285484 A JP7285484 A JP 7285484A JP S60219498 A JPS60219498 A JP S60219498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thrust bearing
- shaft
- recirculation pump
- bearing device
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は原子炉炉心内を流れる冷却材の流量を制御する
原子炉内蔵型再循環ポンプに係り、特に再循環ポンプの
シャフト始動、停止時に、このシャツ１〜の重量を支承
するシャツ］〜軸受装置に関するものである。
原子炉内蔵型再循環ポンプに係り、特に再循環ポンプの
シャフト始動、停止時に、このシャツ１〜の重量を支承
するシャツ］〜軸受装置に関するものである。
〔発明の背景〕 −
原子炉内蔵型再循環ポンプは原子炉圧力容器の底部に直
接吊り下げて配置されポンプを駆動させることによって
原子炉炉心への冷却材の流量を制御する。
接吊り下げて配置されポンプを駆動させることによって
原子炉炉心への冷却材の流量を制御する。
この再循環ポンプを第１図について説明すると、原子炉
圧力容器１の底部には貫通孔２が形成され、この貫通孔
２には筒状ノズル３が溶接されて取付けられている。こ
の筒状ノズル３内にはモータケース４の上部ケース４ａ
が挿入され筒状ノズル３に溶接されている。モータケー
ス４内にはポンプシャ７１〜５が設けられ、このシャフ
ト５はジャーナル軸受６ａ、６ｂ及び該シャフト５の下
端部のスラストカラー７を介しスラスト軸受３ａ、８ｂ
によってＪ持されている。モータケース４の下端面はモ
ータカバー９で閉塞されている。一方、ポンプシャフト
５の上部はノズル３を貫通して原子炉圧力容器１内に位
置しており、シャフト５の上端にはインペラ１０が装着
されている。
圧力容器１の底部には貫通孔２が形成され、この貫通孔
２には筒状ノズル３が溶接されて取付けられている。こ
の筒状ノズル３内にはモータケース４の上部ケース４ａ
が挿入され筒状ノズル３に溶接されている。モータケー
ス４内にはポンプシャ７１〜５が設けられ、このシャフ
ト５はジャーナル軸受６ａ、６ｂ及び該シャフト５の下
端部のスラストカラー７を介しスラスト軸受３ａ、８ｂ
によってＪ持されている。モータケース４の下端面はモ
ータカバー９で閉塞されている。一方、ポンプシャフト
５の上部はノズル３を貫通して原子炉圧力容器１内に位
置しており、シャフト５の上端にはインペラ１０が装着
されている。
インペラ１０の外周囲には僅かな隙間を隔ててディフュ
ーザ１１が配置されている。１２はモータロータで、こ
の外周のモータケース４内にモータステータ１３が配置
されている。
ーザ１１が配置されている。１２はモータロータで、こ
の外周のモータケース４内にモータステータ１３が配置
されている。
上記スラストカラー７は放射状の孔７ａが穿設され補助
インペラ１４を構成している。この補助インペラ１４は
シャフト５の駆動に伴って回転し、このモータケース４
内に満された冷却材を図中矢印Ａのように循環し、モー
タロータ１２、モータステータ１３を冷却する。
インペラ１４を構成している。この補助インペラ１４は
シャフト５の駆動に伴って回転し、このモータケース４
内に満された冷却材を図中矢印Ａのように循環し、モー
タロータ１２、モータステータ１３を冷却する。
１５はこの冷却材の循環流路に配置されて熱交換器であ
る。上記循環ポンプの起動に際して、インペラ１４、ス
ラストカラー７を備えるポンプシャフト５等の回転体の
総重量は下側のスラスト軸受８ｂにかかつており、固定
接触の状態にある。
る。上記循環ポンプの起動に際して、インペラ１４、ス
ラストカラー７を備えるポンプシャフト５等の回転体の
総重量は下側のスラスト軸受８ｂにかかつており、固定
接触の状態にある。
この固体接触の状態で起動されると、両者間には潤滑膜
が形成されていないため摩耗が著しく、摺動面が焼損し
やすい難点があった。シャツ１−５の回転数が上桁する
に従って、インペラ１０は冷却材を圧力容器１の上方よ
り下方に導く、これによってインペラｌＯの出口側の圧
力は入口側に比べて高くなり、インペラ１０を介してシ
ャフト５を引上げるスラスト力が生じ、シャフト５に固
定されたスラストカラー７はスラスト軸受８ｂより浮上
し固体接触が解除される。従って、ポンプの起動、停止
時に固体接触を最小にする手段を講じる必要がある。
が形成されていないため摩耗が著しく、摺動面が焼損し
やすい難点があった。シャツ１−５の回転数が上桁する
に従って、インペラ１０は冷却材を圧力容器１の上方よ
り下方に導く、これによってインペラｌＯの出口側の圧
力は入口側に比べて高くなり、インペラ１０を介してシ
ャフト５を引上げるスラスト力が生じ、シャフト５に固
定されたスラストカラー７はスラスト軸受８ｂより浮上
し固体接触が解除される。従って、ポンプの起動、停止
時に固体接触を最小にする手段を講じる必要がある。
本発明の目的は循環ポンプの起動におけるスラスト軸受
摺動面の摩耗、焼損を最小限にとどめ、信頼性の高いス
ラスト軸受装置を提供することにある。
摺動面の摩耗、焼損を最小限にとどめ、信頼性の高いス
ラスト軸受装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、原子炉内蔵型再循
環ポンプのスラスト軸受装置はシャツｌ−の軸心部下端
に摺動部材を介して補助軸受支持体を配置し、シャフト
の起動、停止時にその重量を支承するようにしたことを
特徴とするものである。
環ポンプのスラスト軸受装置はシャツｌ−の軸心部下端
に摺動部材を介して補助軸受支持体を配置し、シャフト
の起動、停止時にその重量を支承するようにしたことを
特徴とするものである。
以下、本発明の実施例を第２図〜第５図について説明す
る。
る。
第２図は第１図のＸ部分に相当する箇所の拡大図である
。
。
第１図と同じ部分には同じ符号を付して説明する。
図において、５はポンプシャフトで、この下端にスラス
トカラー７が形成されている。このスラストカラー７に
は放射状の孔７ａが穿設され冷却材を図中矢印のように
移送する補助インペラ１４を構成している。この補助イ
ンペラ１４の上、下端にはスラスト軸受８ａ、８ｂが配
置されている。
トカラー７が形成されている。このスラストカラー７に
は放射状の孔７ａが穿設され冷却材を図中矢印のように
移送する補助インペラ１４を構成している。この補助イ
ンペラ１４の上、下端にはスラスト軸受８ａ、８ｂが配
置されている。
下部スラスト軸受８ｂは下端に配置したバネ、ゴム等の
弾性材料１５で支持している。また、シャフト５の軸心
部下端には摺動部材１６を介した補助軸受支持体１７が
配置されポンプシャフト５の起動、停止時にその重量を
支承するように構成されている。
弾性材料１５で支持している。また、シャフト５の軸心
部下端には摺動部材１６を介した補助軸受支持体１７が
配置されポンプシャフト５の起動、停止時にその重量を
支承するように構成されている。
本発明は上記のように構成されているので、ポンプの起
動、停止時にはスラストカラー７がインペラ１０、ポン
プシャフト５を含むその重量により下スラスト軸受８ｂ
に接しているが、不スラスト軸受８ｂを支持する弾性材
料１５のたわみ量によって、補助軸受支持体１７は下ス
ラスト軸受８Ｉ？を支持する。従って、下スラスト軸受
８ｂは従来構造に比べてその負担量を低減できる。この
ため、下スラスト軸受８ｂにはポンプの起動時の段階か
ら潤滑水膜の形成が容易になり潤滑水膜の形成によって
下スラスト軸受８ｂが保護される。
動、停止時にはスラストカラー７がインペラ１０、ポン
プシャフト５を含むその重量により下スラスト軸受８ｂ
に接しているが、不スラスト軸受８ｂを支持する弾性材
料１５のたわみ量によって、補助軸受支持体１７は下ス
ラスト軸受８Ｉ？を支持する。従って、下スラスト軸受
８ｂは従来構造に比べてその負担量を低減できる。この
ため、下スラスト軸受８ｂにはポンプの起動時の段階か
ら潤滑水膜の形成が容易になり潤滑水膜の形成によって
下スラスト軸受８ｂが保護される。
従って、下スラスト軸受８ｂの摩耗が抑制され下スラス
ト軸受の寿命を向上できる。
ト軸受の寿命を向上できる。
また、補助軸受体の摺動部材１６は起動時のごく短時間
にだけ使用されるものであり、しかも軸受径が小さく回
転周速度が遅いので発熱量は小さい、この摺動部組１６
はセラミック、超硬合金、カーホン等の材料を選定する
ことによって長寿命のものが得られる。
にだけ使用されるものであり、しかも軸受径が小さく回
転周速度が遅いので発熱量は小さい、この摺動部組１６
はセラミック、超硬合金、カーホン等の材料を選定する
ことによって長寿命のものが得られる。
第３図〜第５図は補助軸受支持体の他の実施例を示すも
ので、第３図の場合には、補助軸受支持体１７と摺動体
１６を点支持して溝底したものであり、このようにする
ことによって、スラストカラー７の傾きに拘束されない
ので、ポンプシャフト５に無理な力を与えない利点があ
る。
ので、第３図の場合には、補助軸受支持体１７と摺動体
１６を点支持して溝底したものであり、このようにする
ことによって、スラストカラー７の傾きに拘束されない
ので、ポンプシャフト５に無理な力を与えない利点があ
る。
第４図の場合には摺動体１６の形状を半球状にしたもの
であり、これにより上記と同等の効果を得るようにした
ものである。
であり、これにより上記と同等の効果を得るようにした
ものである。
第５図の場合には摺動体１６のスラストカラー７の面に
一文字または十文字の溝を穿った溝底であり、潤滑水膜
の状態を活発化し摺動体１６の異常摩耗を防ぐと共に、
片当りの弊害を緩和できる利点がある。
一文字または十文字の溝を穿った溝底であり、潤滑水膜
の状態を活発化し摺動体１６の異常摩耗を防ぐと共に、
片当りの弊害を緩和できる利点がある。
以上説明したように、本発明はシャフトの軸心部下端に
補助軸受支持体を配置するようにしたので、スラスト軸
受、特に下スラスト軸受の異常摩耗が防止できるのはも
ちろん、スラストカラーと下スラスト軸受との潤滑性の
向上によって起動トルクが低減され、モータの起動電流
の減少によってモータも長寿命化がはかれる。
補助軸受支持体を配置するようにしたので、スラスト軸
受、特に下スラスト軸受の異常摩耗が防止できるのはも
ちろん、スラストカラーと下スラスト軸受との潤滑性の
向上によって起動トルクが低減され、モータの起動電流
の減少によってモータも長寿命化がはかれる。
第１図は従来の原子炉内蔵型再循環ポンプの縦断面図、
第２図〜第５図は本発明の原子炉内蔵型再循環ポンプの
スラスト軸受装置の実施例を示す要部拡大断面図で、第
２図は第１図のＸ部の拡大断面図、第３図〜第５図は補
助軸受支持体部の拡大断面図である。 ５・・・ボンプシャフ１−１７・・・スラス］−カラー
、３ａ。 ８ｂ−・・スラスト軸受、１５・・・弾性材料、１６・
・・摺動部材、１７・・・補助軸受支持体。 代理人 弁理士 高橋明夫 第 １ 図 葛 ２ 図 ５ 第３図 第 ４ 図 第 ５ 図
第２図〜第５図は本発明の原子炉内蔵型再循環ポンプの
スラスト軸受装置の実施例を示す要部拡大断面図で、第
２図は第１図のＸ部の拡大断面図、第３図〜第５図は補
助軸受支持体部の拡大断面図である。 ５・・・ボンプシャフ１−１７・・・スラス］−カラー
、３ａ。 ８ｂ−・・スラスト軸受、１５・・・弾性材料、１６・
・・摺動部材、１７・・・補助軸受支持体。 代理人 弁理士 高橋明夫 第 １ 図 葛 ２ 図 ５ 第３図 第 ４ 図 第 ５ 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、原子炉圧力容器の底部に吊下げて支持されたポンプ
ケーシングと、該ポンプケーシング内に収納され上部が
前記圧力容器内に突出したインペラが接続されたシャツ
ｉ・と、前記シャフトを前記ポンプケーシング内で支持
するジャーナル軸受およびスラスト軸とを具備した原子
炉内蔵型再循環ポンプにおいて、前記シャフトの軸心部
下端に摺動部材を介した補助軸受支持体を配置し、前記
シャフト・の始動、停止時にその重量を支承するように
したことを特徴とする原子炉内蔵型再循環ポンプのスラ
スト軸受装置６２、特許請求の範囲第１項において、前
記摺動部材は補助軸受支持体上に点支持し傾むき得るよ
うにしたことを特徴とする原子炉内蔵型再循環ポンプの
スラスト軸受装置。 ３、特許請求の範囲第１項記載において、前記摺動部材
のスラスト軸受側を半球状に形成し、該半球状摺動部材
が対向する前記シャフトを半球状に穿って構成したこと
を特徴とする原子炉内蔵型再循環ポンプのスラスト軸受
装置。 ４、特許請求の範囲第１項において、前記シャフトに対
向する前記摺動部材に潤滑液が流動する溝を穿って構成
したことを特徴とする原子炉内蔵型再循環ポンプのスラ
スト軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59072854A JPS60219498A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 原子炉内蔵型再循環ポンプのスラスト軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59072854A JPS60219498A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 原子炉内蔵型再循環ポンプのスラスト軸受装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60219498A true JPS60219498A (ja) | 1985-11-02 |
| JPH0553957B2 JPH0553957B2 (ja) | 1993-08-11 |
Family
ID=13501365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59072854A Granted JPS60219498A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 原子炉内蔵型再循環ポンプのスラスト軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60219498A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6435098A (en) * | 1987-07-30 | 1989-02-06 | Ebara Corp | Non-volumetric type pump |
| JP2010024919A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Torishima Pump Mfg Co Ltd | 立軸ポンプ |
| EP2792883A1 (de) * | 2013-04-18 | 2014-10-22 | Samuel Kleeblatt | Pumpe zum Fördern von Wasser |
-
1984
- 1984-04-13 JP JP59072854A patent/JPS60219498A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6435098A (en) * | 1987-07-30 | 1989-02-06 | Ebara Corp | Non-volumetric type pump |
| JP2010024919A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Torishima Pump Mfg Co Ltd | 立軸ポンプ |
| EP2792883A1 (de) * | 2013-04-18 | 2014-10-22 | Samuel Kleeblatt | Pumpe zum Fördern von Wasser |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0553957B2 (ja) | 1993-08-11 |
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