JPH09141361A - 伝熱管の製造方法及び製造装置 - Google Patents

伝熱管の製造方法及び製造装置

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JPH09141361A
JPH09141361A JP7305560A JP30556095A JPH09141361A JP H09141361 A JPH09141361 A JP H09141361A JP 7305560 A JP7305560 A JP 7305560A JP 30556095 A JP30556095 A JP 30556095A JP H09141361 A JPH09141361 A JP H09141361A
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JP
Japan
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pipe
heat transfer
transfer tube
central axis
processed
Prior art date
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Pending
Application number
JP7305560A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakai
剛 中井
Tadao Otani
忠男 大谷
Mamoru Hofuku
守 法福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH09141361A publication Critical patent/JPH09141361A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J5/00Methods for forging, hammering, or pressing; Special equipment or accessories therefor
    • B21J5/06Methods for forging, hammering, or pressing; Special equipment or accessories therefor for performing particular operations
    • B21J5/068Shaving, skiving or scarifying for forming lifted portions, e.g. slices or barbs, on the surface of the material

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】外表面に管軸方向に直線状に延びるフィンを円
周方向に間隔をおいて複数形成してなる伝熱管を安定か
つ安価に得ることを目的としてなされたものである。 【解決手段】被加工管1中心軸に対して円周方向に間隔
をおいて放射状に配置された複数のすき起し加工用バイ
ト7が前記中心軸に対して拡縮可能に取り付けられた加
工ヘッド4の前記すき起し用バイト7群の内側に被害加
工管1を通して移動させ、被加工管1の外表面に前記す
き起し用バイト7で切削加工を施して管軸方向に直線状
に延びるフィン9を円周方向に間隔をおいて複数起立さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外表面に管軸方向に
直線状に延びるフィンを円周方向に間隔をおいて複数形
成してなる伝熱管の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】吸収冷凍機、吸収冷温水機、吸収ヒート
ポンプ等の吸収冷凍サイクルを用いる機器に使用される
吸収器は、密閉容器内に水平あるいは垂直に多数の伝熱
管を配置して構成されるため、これに使用する伝熱管は
吸収器の能力を左右する重要な要素の一つになってい
る。
【0003】最近、そのような用途に使用される伝熱管
として、外表面に管軸方向に直線状に延びるフィンを円
周方向に間隔をおいて複数形成してなる加工管を使用す
る試みがなされている。
【0004】そのような伝熱管を製造する方法として
は、管をダイスで引抜いて外表面に管軸方向に延びるフ
ィンを形成する方法、平目のローレット駒を管に押し付
けて管軸方向に延びる溝を形成する方法、タークスヘッ
ドを使用し複数枚のディスクを管に押し付けて管軸方向
に延びる溝を形成する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た伝熱管は両端末及び/又は長手方向に部分的に平滑部
が要求されるため、前者の方法ではそのようなものの加
工は難しい。また、中者の方法では溝数が所定以上にな
ってしまったり、溝が管軸に平行にならない現象が発生
し易い。また後者の方法の場合、デイスクを設置するス
ペースの関係でフィン数を余り多くできないというよう
な難点がある。
【0006】本発明はかかる点に鑑み、高性能な伝熱管
を安定かつ安価に得ることを目的としてなされたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の製造方法は、被
加工管の中心軸に対して円周方向に間隔をおいて放射状
に配置された複数のすき起し加工用バイトが前記中心軸
に対して拡縮可能に取り付けられた加工ヘッドの前記す
き起し用バイト群の内側に被害加工管を通して移動さ
せ、被加工管の外表面に前記すき起し用バイトで切削加
工を施して管軸方向に直線状に延びるフィンを円周方向
に間隔をおいて複数起立させることを特徴とする方法で
ある。
【0008】また、本発明の製造装置は、被加工管の中
心軸に対して円周方向に間隔をおいて放射状に配置され
た複数のすき起し加工用バイトが前記中心軸に対して拡
縮可能に取り付けられた加工ヘッドと、該加工ヘッドの
すき起し加工用バイト群の内側に被加工管を通過させる
一対のシューを有する無限軌道式キャプスタンを備えて
いることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による伝熱管の製造は、モ
ータ等により駆動される無限軌道式キャプスタンにより
被加工管を芯合わせした状態で加工ヘッドのすき起し加
工用バイト群の内側を通過させ、通過する被加工管の外
表面に複数の前記バイトで切削加工を施すことにより被
加工管の外表面に管軸方向に直線状に延びるフィンを円
周方向に間隔をおいて多数同時に形成するものである。
従って、各すき起し加工用バイトは必要時に被加工管の
中心軸に向けて必要量前進し被加工管の表面を切削加工
して復帰するように構成される。
【0010】バイトを被加工管の外表面に対して所定の
切り込み角度をもつように取り付けて管の表面を切削加
工した場合、切削された管の表面は切除されることなく
起立し先端の尖ったフィンが形成される。従って、その
ようなバイトを必要数同一円周上に等間隔に配置して被
加工管の外表面を連続的に切削加工することにより管軸
方向に直線状に延びるフィンを円周方向に等間隔に多数
形成することができる。 被加工管を移送する一対のシ
ューを有する無限軌道式キャプスタンは、加工ヘッドの
前後に夫々配置されることが望ましい。そうすることで
管が前後でクランプされ、管軸方向に延びる直線状のフ
ィンを容易に形成することができる。
【0011】無限軌道式キャプスタンは一対のシューで
管を挟んだ状態で管を移動させるものであるが、加工ヘ
ッドのバイト群の内側を通過した管は外表面にフィンが
形成されたものとなるので、管に対する圧接時の押付荷
重が大きいと形成されたフィンを変形させる恐れがあ
る。従って、加工ヘッドの後に設置されるキャプスタン
のシューとしては変形の大きい弾性体で構成されたベル
ト等を用いるとよい。勿論、加工ヘッドの前に設置され
るキャプスタンのシューも管との間に所定の摩擦抵抗が
得られるものである必要がある。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について説明すると、図1は
本発明に係る伝熱管の製造装置の概略を示し、この装置
は、多数のすき起し用バイトを有する加工ヘッド4と、
該加工ヘッド4の前後に夫々配置された一対のシューを
有する無限軌道式キャプスタン2及び3からなり、夫々
の軸芯はそこを移送される被加工管1の軸芯と一致する
ように設置されている。キャプスタン2及び3は夫々モ
ーターで駆動され、同期するようになっている。
【0013】加工ヘッド4は図2に示すように、加工ヘ
ッド本体5の内側に複数個のすき起し用バイト8が同一
円周上に等間隔に配置されている。各バイト8は4分割
されたリング状のバイト取付ヘッド7に、そこを通過す
る被加工管1に対して所定の切り込み角度をもつように
取り付けられている。そして、各バイト取付ヘッド7を
構成する各ヘッド片は夫々シリンダー6により軸芯に対
して拡縮可能に支持され、フィンを形成しないときはシ
リンダー6の作用で拡径して軸芯から遠ざかっており、
フィンを形成するときに縮径してバイト8によりそこを
通過する被加工管1の外表面を切削加工できるようにな
っている。
【0014】このような構成の装置で伝熱管を加工する
場合、キャプスタン2及び3を駆動させて左側のキャプ
スタン2に被加工管1を供給し、被加工管1を加工ヘッ
ド4のバイト8群の内側を所定の速度で通過させる。そ
して被加工管1の先端が所定長さそこを通過したとき、
各シリンダー6を作動させてバイト8を被加工管1の外
表面に切り込ませ、管1の外表面を削加工する。この加
工により切削された部分は図3に示すように切除される
ことなくすき起こされ、これを必要な長さ連続させるこ
とにより管1の外表面には図4に示すように、管軸方向
に直線的に延びるフィン9が円周方向に等間隔をおいて
同時に多数形成される。
【0015】その後、管1の他端部が所定の位置に来た
とき、加工ヘッド4における各シリンダー6を作動させ
て各バイト8を後退復帰させることにより、管1はバイ
ト8から解放され、両端にフィン9のない部分をもった
所定長さの伝熱管に加工される。フィン9の加工中、管
1の前後は一対のシューを有するキャプスタン2及び3
にクランプされて移動するので、フィン9が捩じれて形
成されるようなことはない。
【0016】管1の途中に非加工部を形成する場合、加
工ヘッド4におけるシリンダー6を作動させて各バイト
7を進退させることで容易に途中に非加工部を形成する
ことができる。
【0017】図5は、被加工管1の表面に予め所定のピ
ッチで螺旋状の溝10を形成しておき、その管の外表面
に上記と同様のフィン加工を施したものである。このよ
うにフィン9の加工前に溝10を形成しておくことによ
り、形成されたフィン9を断続的にすることもできる。
勿論、バイト7による切り込み深さが予め形成した溝1
0の深さより大きければ、先端側に所定の間隔で切欠部
を有するフィンを形成することができる。
【0018】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明に係る
方法と装置によれば、管軸方向に直線的に延びるフィン
が円周方向に間隔をおいて多数形成された高性能な伝熱
管を容易、かつ能率的に得ることができ、安価に提供で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製造装置の実施例の概略を示す説
明図。
【図2】図1の装置の加工ヘッドの概略を示す説明図。
【図3】本発明に係る方法による切削加工の状態を示す
説明図。
【図4】本発明に係る方法により得られた伝熱管の例を
示す斜視図。
【図5】本発明に係る方法で得られた伝熱管の別の例を
示す斜視図。
【符号の説明】
1 被加工管 2、3 無限軌道式キャプスタン 4 加工ヘッド 5 加工ヘッド本体 6 シリンダー 7 バイト取付ヘッド 8 すき起し加工用バイト 9 フィン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工管の中心軸に対して円周方向に間隔
    をおいて放射状に配置された複数のすき起し加工用バイ
    トが前記中心軸に対して拡縮可能に取り付けられた加工
    ヘッドの前記すき起し用バイト群の内側に被害加工管を
    通して移動させ、被加工管の外表面に前記すき起し用バ
    イトで切削加工を施して管軸方向に直線状に延びるフィ
    ンを円周方向に間隔をおいて複数起立させることを特徴
    とする伝熱管の製造方法。
  2. 【請求項2】被加工管が予め外表面に螺旋状の溝を形成
    したものである請求項1に記載の伝熱管の製造方法。
  3. 【請求項3】被加工管の中心軸に対して円周方向に間隔
    をおいて放射状に配置された複数のすき起し加工用バイ
    トが前記中心軸に対して拡縮可能に取り付けられた加工
    ヘッドと、該加工ヘッドのすき起し用バイト群の内側に
    被加工管を通過させる一対のシューを有する無限軌道式
    キャプスタンを備えていることを特徴とする伝熱管の製
    造装置。
  4. 【請求項4】一対のシューを有する無限軌道式キャプス
    タンが加工ヘッドの前後に配置されている請求項3に記
    載の伝熱管の製造装置。
JP7305560A 1995-11-24 1995-11-24 伝熱管の製造方法及び製造装置 Pending JPH09141361A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7284325B2 (en) 2003-06-10 2007-10-23 Petur Thors Retractable finning tool and method of using
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US7637012B2 (en) 2002-06-10 2009-12-29 Wolverine Tube, Inc. Method of forming protrusions on the inner surface of a tube
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