JPH09141124A - 液体中微小物分離装置 - Google Patents

液体中微小物分離装置

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JPH09141124A
JPH09141124A JP7300254A JP30025495A JPH09141124A JP H09141124 A JPH09141124 A JP H09141124A JP 7300254 A JP7300254 A JP 7300254A JP 30025495 A JP30025495 A JP 30025495A JP H09141124 A JPH09141124 A JP H09141124A
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    • B07C5/00Sorting according to a characteristic or feature of the articles or material being sorted, e.g. by control effected by devices which detect or measure such characteristic or feature; Sorting by manually actuated devices, e.g. switches
    • B07C5/36Sorting apparatus characterised by the means used for distribution
    • B07C5/361Processing or control devices therefor, e.g. escort memory
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/877With flow control means for branched passages
    • Y10T137/87877Single inlet with multiple distinctly valved outlets

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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
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  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体中の微小物を1個づつにできるだけ確実
にしかも大量に分離することのできる液体中微小物分離
装置を提供する。 【解決手段】 ユニット1の備える分岐管路10が流入
口10aと排出口10cと分離回収口10bとを有し、
流入口を通過する液体中の微小物をセンサ11が検知す
ると、開閉制御手段200aが排出口及び分離回収口の
開閉手段13b,13aを閉、開する。複数のユニット
1,2を開閉手段を介して直列に配置し、計時手段T
1,T2が所定時間の計時をセンサによる微小物の検知
毎に開始し、所定時間の計時により排出口の開閉手段の
開タイミングを制御する。複数のユニット1,3の流入
口に分岐管路50の複数の出口50b,50cを連結し
た。容器100内の微小物を含んだ液体を圧送して流入
口に一定流速で流入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、液体中の微小物を
1個づつに分離する液体中微小物分離装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】斯かる装置の適用分野として、培養液な
どの液体中に存在する細胞塊、不定胚などの微小物を1
個づつに分離して人工種子を製造する分野がある。人工
種子製造の分野において、例えば特開昭63−1975
30号公報や特開昭62−266137号公報には液滴
作成方法が開示されている。この方法では、人工種子内
部に封入されるべき不定胚などは液体中に攪拌などによ
って分散されているだけである。
【0003】また、人工種子製造の分野において、例え
ば特願平6−62917号には、培養液などの液体中に
存在する不定胚を1個づつにピックアップする装置が提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の装置で
は、液滴中に不定胚などの微小封入物を存在させる確率
が極めて低く、液滴中に全く微小封入物がない可能性が
高いため、製造した人工種子カプセルから使用できるも
のを後工程で選別する必要が生じる問題がある。
【0005】また、前者の装置では、液滴中に1個づつ
の不定胚などの微小封入物を存在させる確率が極めて低
く、液滴中に複数の微小封入物がある可能性が高いた
め、現状の技術では大量培養が困難で高価な不定胚のロ
スが大きいなどの問題がある。
【0006】これに対して、後者の提案の方法では、前
者のような問題はないものの、大量の不定胚などの微小
封入物を分離して整列させるには不向きであるので、大
量の人工種子を短時間で製造するには限界があるという
問題がある。
【0007】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、液体中の微小物をできるだけ確実にしかも大量に
分離することのできる液体中微小物分離装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】本発明はまた、上述した従来の問題点に鑑
み、液体中の微小物を1個づつにできるだけ確実にしか
も大量に分離することのできる液体中微小物分離装置を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明により成された請求項1記載の液体中微小物分離
装置は、図1(a)の基本構成図に示す如く、微小物を
含んだ液体が一定流速で流入される流入口10aと、該
流入口に流入された液体を流出して排出する排出口10
cと、前記流入口に流入された液体中の微小物を分離回
収して流出する分離回収口10bとを有する分岐管路1
0と、前記流入口を通過する液体中の微小物を検知する
センサ11と、前記排出口及び前記分離回収口をそれぞ
れ開閉する開閉手段13b,13aと、前記センサによ
る微小物の検知により前記排出口の前記開閉手段を閉じ
ると共に前記分離回収口の前記開閉手段を開く制御を行
う開閉制御手段200aとを備える少なくとも1つの微
小物分離回収ユニット1を具備することを特徴としてい
る。
【0010】上記構成において、開閉制御手段200a
が、流入口10aを通過する液体中の微小物のセンサ1
1による検知により排出口10cの開閉手段13bを制
御して排出口を閉じ、分離回収口10bの開閉手段13
aを制御して開くので、流入口に流入された液体を排出
口から排出し、流入口に流入された液体中の微小物を分
離回収口から分離回収して流出することができ、分離回
収口から微小物を含まない液体を流出させることをなく
することができる。
【0011】請求項2記載の液体中微小物分離装置は、
図1(b)の基本構成図に示す如く、前記微小物分離回
収ユニットを複数1,2具備し、該複数の微小物分離回
収ユニットを前記分離回収口と前記流入口とを前記開閉
手段を介して相互に連結して直列に配置し、前記開閉制
御手段が、前記センサと前記分離回収口との距離、前記
液体の流速により決定される所定時間の計時を前記セン
サによる微小物の検知毎に開始する計時手段T1,T2
を有し、該計時手段の所定時間の計時により前記排出口
の前記開閉手段の開タイミングを制御することを特徴と
している。
【0012】上記構成において、複数の微小物分離回収
ユニットを分離回収口と流入口とを開閉手段を介して相
互に連結して直列に配置し、開閉制御手段の計時手段
が、センサと分離回収口との距離、前記液体の流速によ
り決定される所定時間の計時をセンサによる微小物の検
知毎に開始し、所定時間の計時により排出口の開閉手段
の開タイミングを制御するので、流入口に微小物が所定
時間ないときの液体が排出口から排出され、微小物を含
まない液体が分離回収口から排出されることが少なくさ
れる。
【0013】請求項3記載の液体中微小物分離装置は、
図1(c)の基本構成図に示す如く、、前記微小物分離
回収ユニットを複数1,3具備し、該複数の微小物分離
回収ユニットの前記流入口に、1つの入口50aに流入
した微小物を含んだ液体を複数に分岐して出力する分岐
管路50の複数の出口50b,50cをそれぞれ連結し
たことを特徴としている。
【0014】上記構成において、複数の微小物分離回収
ユニットの流入口に、1つの入口に流入した微小物を含
んだ液体を複数に分岐して出力する分岐管路の複数の出
口をそれぞれ連結しているので、入口に団子状になった
微小物が流入されても、複数の分岐によって分散され出
口から団子状になった微小物が流出されることが少なく
なり、微小物を1づつに分離することができる。
【0015】請求項4記載の液体中微小物分離装置は、
図1(a)〜(c)の基本構成図に示す如く、微小物を
含んだ液体を収容した容器100に圧縮空気を送り込ん
で微小物を含んだ液体を圧送して前記流入口に一定流速
で流入することを特徴としている。
【0016】上記構成において、微小物を含んだ液体を
収容した容器に圧縮空気を送り込んで微小物を含んだ液
体を圧送して流入口に一定流速で流入しているので、破
損し易い微小物を分岐管路の流入口に供給することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2は本発明による液体中微小物
分離装置の一実施の形態を示す図であり、同図におい
て、液体中微小物分離装置は2つの微小物分離回収ユニ
ット1及び2を直列に接続して構成されている。
【0018】微小物分離回収ユニット1及び2は同じ構
造となっているので、その一方1について詳細に説明す
る。微小物分離回収ユニット1はT字状の透明ガラス管
からなる分岐管10を有する。分岐管10は直線状管路
の両端にある一対の開口10a及び10bの一方10a
が流入口、他方10bが分離回収口、そして直線状管路
に直交する管路端にある開口10cが排出口とされてい
る。排出口10cは、流入口10aに一定流速で流入さ
れる微小物を含んだ液体を流出して排出し、分離回収口
10bは流入口10aに流入された液体中の微小物を分
離回収して流出する。
【0019】分岐管10の流入口10aを形成している
管路部分には、流入口10aを通過する液体中の微小物
を検知する透過式ファイバセンサ11の検知端を構成す
るファイバセンサアレー11a及び11bが管路部分を
挟んで配置されている。ファイバセンサアレー11a及
び11bは、図3に示すように、その一端を扁平に他端
を円形に束ねた多数の光ファイバから形成され、両方の
一端の扁平部分が管路部分を間に挟んで対向されて配置
されている。
【0020】そして、一方のファイバセンサアレー11
aの円形部分に対向して発光素子11cが、他方のファ
イバセンサアレー11bの円形部分に対向して受光素子
11dがそれぞれ配置されている。発光素子11cの発
する光が一方のファイバセンサアレー11aの円形部分
から導入されファイバセンサアレー11aを通じて導光
されて扁平部分から導出される。導出された光は管路部
分の一側に照射され、この照射光が管路部分を介して他
方のファイバセンサアレー11bの扁平部分から導入さ
れファイバセンサアレー11bを通じて導光されて円形
部分から導出される。この導出光はこの円形部分と対向
して配置した受光素子11dにより受光されるようにな
っている。
【0021】以上の構成により、流入口10aを通過し
た液体中の微小物が管路部分に至ると、ファイバセンサ
アレー11aから導出され管路部分の一側に照射された
光の一部が管路部分において微小物によって遮られ、フ
ァイバセンサアレー11bの扁平部分から導入される光
がその分減少する。よって、ファイバセンサアレー11
bから導出される光を受光する受光素子11dの出力信
号のレベルを判定することによって、流入口10aを通
過した液体中の微小物を検知することができる。
【0022】上記分離回収口10b及び排出口10cを
形成している管路部分には、これらの部分に一部が被さ
れてシリコーン樹脂により形成された弾性チューブ12
a及び12bがそれぞれ弾性装着されている。そして、
管路部分に被されていない弾性チューブ12a及び12
bの部分には、分離回収口10b及び排出口10cをそ
れぞれ開閉する開閉手段として働く電動ピンチコック1
3a及び13bが設けられている。
【0023】電動ピンチコック13a及び13bは、電
気信号の印加で作動することにより又は印加していた電
気信号をなくすることにより弾性チューブ12a及び1
2bを挟んでつぶし、分離回収口10b及び排出口10
cを閉じたり、或いは、印加していた電気信号をなくす
ることにより又は電気信号の印加で作動することにより
それまで挟んでつぶしていた弾性チューブ12a及び1
2bを開放し、分離回収口10b及び排出口10cを開
く。この電動ピンチコック13a及び13bによる排出
口10c及び分離回収口10bの開閉制御は、透過式フ
ァイバセンサ11が微小物を検知して発生する検知信号
を入力する図示しない開閉制御部によって行われる。
【0024】微小物分離回収ユニット2もユニット1と
同様の構成を有し、ユニット1の分岐管10、透過式フ
ァイバセンサ11、弾性チューブ12a、12b及び電
動ピンチコック13a、13bに対応するものに、符号
20、21、22a、22b及び23a、23bを付し
てある。微小物分離回収ユニット1の分離回収口10b
を形成している管路部分に一端が装着されている弾性チ
ューブ12aは排出口10cに装着されているものより
も長くなっている。この弾性チューブ12aの他端に
は、微小物分離回収ユニット2の流入口20aを形成し
ている管路部分が弾性装着され、2つの微小物分離回収
ユニット1及び2が直列に接続されている。
【0025】具体的には、T字状の透明ガラス管は内径
8mm、外径9mm、弾性チューブは内径8mm、外径10mm
であり、の弾性チューブを接続し、図2のような分岐管
路を形成した。ガラス管への弾性チューブの取り付けは
自由端部が長さ15mmになるように行われた。弾性チュ
ーブの自由端部は、チューブをつぶして流れを遮断する
電動ピンチコックを設置するためのものである。また、
ガラス管へのファイバセンサアレーの取り付けは、分岐
の中心からの距離が30mmになるように行われた。
【0026】微小物分離回収ユニット1の分岐管10の
流入口10aに流入される微小物を含む液体は、例えば
図4に示すような微小物供給装置から供給される。図示
の微小物供給装置は、例えばニンジンのような植物のカ
ルスからなる微小物とその培養液のような液体とを収容
した密閉ガラス容器100を有する。この密閉したガラ
ス容器100の蓋101には、図示しない圧縮ポンプか
らの滅菌された圧縮空気をガラス容器100内に送り込
む送気管102とガラス容器100内の微小物を含む液
体をガラス容器100外に送り出す供給管103とが蓋
101を貫通して設けられている。供給管103のガラ
ス容器100内端はガラス容器100の底部にまで延び
ており、送気管102を通じて送り込んだ圧縮空気によ
りガラス容器100内の圧力が上昇すると、ガラス容器
100内の微小物を含む液体が供給管103を通じて送
り出されるようになる。
【0027】上述した液体中微小物分離装置の電気回路
構成を図5を参照して説明すると、液体中微小物分離装
置はマイクロコンピュータ(μCOM)200を有し、
μCOM200は予め定めたプログラムに従って各種の
処理を行う中央処理ユニット(CPU)200aとこの
プログラムを格納したROM200bと各種データを格
納したデータエリア及び動作中に使用する作業エリアと
をもったRAM200cとを内蔵している。
【0028】このμCOM200には、その入力に装置
動作を開始及び停止させるためのオン・オフスイッチ2
01と上記透過式ファイバセンサ11及び21が接続さ
れると共に、その出力に上記電動ピンチコック13a及
び13b並びに23a及び23bと圧縮空気を発生する
圧縮ポンプ202とが接続されている。μCOM200
のCPU200aは、透過式ファイバセンサ11及び2
1による微小物の検知に応じて電動ピンチコック13a
及び23aにより排出口10c及び20cを閉じさせる
と共に電動ピンチコック13b及び23bにより分離回
収口10b及び20bを開かせる制御を行う開閉制御手
段として働く。
【0029】μCOM200のCPU200aは、RA
M200c内の作業エリアに形成したタイマ(後述する
T1及びT2)に、透過式ファイバセンサ11及び21
と分離回収口10b及び20bとの距離、液体の流速に
より決定される所定時間の計時を透過式ファイバセンサ
11及び21による微小物の検知により開始させ、タイ
マT1及びT2による所定時間の計時により排出口10
c及び20cの電動ピンチコック13b及び23bの開
タイミングを制御する。
【0030】以上の構成において、ガラス容器100は
滅菌されて使用され、ガラス容器内に注入する圧縮空気
の加圧力を変えることにより、ガラス管内を培養液と共
に移動するカルスの速度が変えることができる。そこ
で、ガラス容器100内の加圧力を0.1、0.2、0.3、0.4、0.
5kgf/cm2と変化させたときのガラス管内でのカルスの移
動速度を測定した結果を表1に示す。表1中、各圧力に
おけるデータ数は50で、その平均値を代表値とした。
また、カルスが重力の影響を受けないように水平に設置
した。供給管103は、内径8mm、外径10mmの弾性チ
ューブを介し接続した内径8mm、外径9mmのガラス管か
らなっている。
【0031】
【表1】
【0032】図4に示す微小物供給装置において、ガラ
ス容器に培養液とニンジンカルスを入れると共にガラス
容器に0.2kgf/cm2の滅菌された圧縮空気を送り込みなが
らニンジンカルスを取り出し、図2に示す微小物分離回
収ユニット1の分岐管10の流入口10aに流入し、流
入したカルス数と分離回収口20bで回収されたカルス
数を比較した結果を表2に示す。この表2は、分離回収
口10bでカルスが到達する回数を回収回数として計測
したものである。表2から明らかなように、ガラス容器
100から圧送したもののほとんどを分離回収口20b
において回収することができた。
【0033】
【表2】
【0034】今、オン・オフスイッチ201をオン操作
して装置の動作を開始させると、μCOM200は排出
口10cの電動ピンチコック13bを開状態にし、電動
ピンチコック13a、13c及び13dを閉状態にする
と共に圧縮ポンプ202を動作させてガラス容器100
に図示しない滅菌装置によって滅菌した圧縮空気を送り
込むと、ガラス容器100からニンジンカルスが培養液
と共に圧送されるようになる。透過式ファイバセンサ1
1でニンジンカルスが検知されるまでは、電動ピンチコ
ック13bは開状態、他のものは閉状態になっていて、
培養液は全て排出口10cより分岐管10外にでる。こ
の排出口10cからでた培養液は図示しない管路を通じ
てガラス容器100に循環するようにする。
【0035】透過式ファイバセンサ11でニンジンカル
スが検知されると、電動ピンチコック13a及び23b
は開状態、電動ピンチコック13b及び23aは閉状態
にし、カルスは分離回収口10b方向に流れる。電動ピ
ンチコック13bは透過式ファイバセンサ11によるニ
ンジンカルスの検知後、10秒間のみ閉状態となる。な
お、この10秒は、透過式ファイバセンサ11により検
知したニンジンカルスが分離回収口13bに十分に到達
する時間であり、透過式ファイバセンサ11と分離回収
口10bとの距離と液体の流速によって決定されるもの
である。
【0036】μCOM200が透過式ファイバセンサ1
1によるニンジンカルスの検知に応じて10秒の計時を
行っている間に、透過式ファイバセンサ11がカルスを
検知した場合には、その時点から10秒の計時を再開す
る。電動ピンチコック13bは、透過式ファイバセンサ
21がカルスを検知すると閉じられる。ただし、透過式
ファイバセンサ21が検知する前に透過式ファイバセン
サ11が検知したときには透過式ファイバセンサ11の
検知が優先される。
【0037】透過式ファイバセンサ21がカルスを検知
すると、電動ピンチコック23bは閉、電動ピンチコッ
ク23aは開状態となりカルスは分離回収口20bから
回収される。この際電動ピンチコック23bは10秒後
に開く。ただし、10秒経過しないうちに透過式ファイ
バセンサ21がカルスを検知した場合、検知した時点か
ら10秒の計時を再開する。
【0038】以上説明した図2に示した例について概略
説明した動作の詳細を、μCOM200内のCPU20
0aがプログラムに従って行う処理を示す図6のフロー
チャートを参照して以下説明する。
【0039】CPU200aは電源投入により動作を開
始し、その最初のステップS1において初期設定を行
う。この初期設定においては、電動ピンチコック13a
のみを開き、他の電動ピンチコック13b、23a及び
23bは閉状態にする。続いてステップS2に進んでオ
ン・オフスイッチのオン操作を待つ。オン・オフスイッ
チ201がオン操作されてステップS2の判定がYES
になるとステップS3に進んで圧縮ポンプ202の動作
を開始させる。その後ステップS4に進んで透過式ファ
イバセンサ11が検知したか否かを判定し、このステッ
プS4の判定がNOのときにはステップS5に進んで次
に透過式ファイバセンサ21が検知したか否かを判定す
る。このステップS5の判定もNOのときにはステップ
S6に進んでタイマT1又はT2が動作中であることを
示すタイマフラグF1又はF2が1であるか否かを判定
し、何れのフラグも1でないときには上記ステップS4
に戻る。
【0040】上記ステップS4の判定がYESのとき、
すなわち、透過式ファイバセンサ11が検知したときス
テップS7に進んでタイマT1をスタートさせると共に
タイマT1がスタートしていることを示すフラグF1を
1にする。ステップS5の判定がYESのときにはステ
ップS8に進んでタイマT2をスタートさせると共にタ
イマT2がスタートしていることを示すフラグ2を1に
する。
【0041】ステップS7の実行後はステップS9に進
んでタイマT2がスタートしていることを示すフラグF
2が0であるか否かを判定し、フラグF2が0でこのス
テップS9の判定がYESのときにはステップS10に
進む。ステップS10においては、電動ピンチコック1
3a及び23bを開にすると共に電動ピンチコック13
b及び23aを閉にしてからステップS6に進む。ステ
ップS6における判定は、上記ステップS7においてフ
ラグF1が1にされたことによってYESとなって、後
述するステップSに進む。上記ステップS9の判定がN
Oのとき、すなわちフラグF2が1でタイマT2がスタ
ートしているときにはステップS11に進んで電動ピン
チコック13a及び23aを開にすると共に電動ピンチ
コック13b及び23bを閉にしてからステップS6に
進む。
【0042】上記ステップS8の実行後はステップS1
2に進んで電動ピンチコック23aを開にすると共に電
動ピンチコック23bを閉にしてから上記ステップS6
に進む。ステップS6の判定がYESのとき、すなわち
タイマT1又はT2の何れかがスタートされているとき
にはステップS13に進み、ここでタイマT2がタイム
オーバとなっているか否かを判定する。ステップS13
の判定がNOのときにはステップS14に進み、ここで
タイマT1がタイムオーバとなっているか否かを判定
し、このステップS14の判定もNOのときには上記ス
テップS4に戻る。上記ステップS13の判定がYES
のとき、すなわちタイマT2がタイムオーバになったと
きにはステップS15に進み、ここで電動ピンチコック
23bを開に、電動ピンチコック23aを閉にすると共
に、フラグ2を0にして上記ステップS4に戻る。
【0043】上記ステップS14の判定がYESのと
き、すなわちタイマT1がタイムオーバになったときに
はステップS16に進み、ここでフラグF2が0である
か否か、すなわちタイマT2が時間計時中であるか否か
を判定する。このステップS16の判定がYESのと
き、すなわちタイマT2が時間を計時中でないときには
ステップS17に進んで電動ピンチコック13bを開
に、電動ピンチコック13aを閉にすると共にフラグF
1を0にしてから上記ステップS4に戻る。これに対
し、ステップS16の判定がNOのとき、すなわちタイ
マT2が時間を計時であるときにはステップS18に進
んで電動ピンチコック13aについてはそれ以前の開状
態にしたまま電動ピンチコック13bを開状態にしかつ
フラグF1を0にしてから上記ステップS4に戻る。
【0044】次に、動作の具体的な例を図7のタイミン
グチャートを参照して説明する。時点t1でオン・オフ
スイッチをオン操作すると、CPU200aが圧縮ポン
プ202を動作させると共に電動ピンチコック13bを
オンさせるが、他の電動ピンチコック13a、23a及
び23bはオフのままにしている。従って、圧縮空気の
供給によりガラス容器100内の微小物が液体と一緒に
ガラス容器外に圧送され、液体は開された排出口を通じ
て排出されるようになる。
【0045】その後時点t2でセンサ11が微小物を検
知すると、これに応じてCPU200aはタイマT1を
スタートさせ、電動ピンチコック13bをオフさせると
共に電動ピンチコック13a及び23bをオンさせる。
よって、液体は分離回収口10bから流入口20aを通
じて排出口20cから排出される。その後時点t3にお
いてセンサ21が微小物を検知すると、これに応じてC
PU200aはタイマT2をスタートさせ、電動ピンチ
コック23bをオンさせると共に電動ピンチコック23
aをオフさせる。このことによって液体は分離回収口2
0bを通じて流れ微小物が分離回収口20bから回収さ
れる
【0046】その後時点t4においてタイマT1が例え
ば10秒の所定の時間を計時してタイムオーバとなる
と、CPU200aが電動ピンチコック13bをオンさ
せる。しかし、このときタイマT2がまだ計時中である
ので電動ピンチコック13aはオン状態に保持されてい
るので、以後液体は排出口10cと分離回収口10bを
通じて流れるようになる。その後時点t5においてセン
サ11が微小物を検出すると、タイマT1がスタートさ
れると共に電動ピンチコック13bがオフされるので、
液体は分離回収口10bを通じて流入口20aに流入さ
れる。
【0047】そして、時点t3から例えば10秒の所定
時間経過していない時点t6でセンサ21が微小物を検
知すると、タイムオーバになっていないタイマT2が再
びスタートして時点t6から10秒の計時を再開し、電
動ピンチコック23a及び23bはそれ以前の状態に保
持される。また、時点t5から所定時間経過していない
時点t7でセンサ11が微小物を検知すると、タイムオ
ーバになっていないタイマT1が再びスタートして時点
7から所定時間の計時を再開し、電動ピンチコック1
3a及び13bはそれ以前の状態に保持される。以上の
ような動作を繰り返すことにより、排出口10c及び2
0cから微小物を含まない液体が排出されて分離回収口
23bから微小物の分離回収が行われる。
【0048】図2に示した実施の形態では、表2から明
らかなように、1個づつの分離は困難であった。これは
カルスが団子状になって流れてくるからである。このよ
うにカルスが団子状に流れることを解消するには、培養
液とカルスを入れたガラス容器100内をマグネチック
スターラー(どのようなものか簡単に説明を加えて下さ
い)により攪拌し、ガラス容器100内部でカルスが分
散するようにすればよい。
【0049】図2の実施の形態において、スターラーで
ガラス容器100内を攪拌した以外の条件は全て同じと
した場合について、流入したカルス数と分離回収口20
bで回収されたカルス数を比較した結果を下表3に示
す。この表3から分かるように、ガラス容器100内の
カルスを分散処理することにより、回収位置で団子状に
なることはなく、投入数の80%程度を1個づつに分離
することができた。
【0050】
【表3】
【0051】カルスが団子状に流れることを解消する他
の構成としては、図8に示すように、微小物分離回収ユ
ニット1の分岐管10の流入口10aと微小物分離回収
ユニット3の分岐管30の流入口30aに、1つの入口
50aに流入した微小物を含んだ液体を複数に分岐して
出力する分岐管路50の2つの出口50b及び50cを
それぞれ連結した構成が採用できる。すなわち、2つの
微小物分離回収ユニットを直列に接続した図2の分岐管
路を2本並列に接続したものである。
【0052】2本並列に接続した以外、図2の実施の形
態と全て同じ条件とした図の実施の形態について、流入
したカルス数と分離回収口20b及び40bで回収され
たカルス数を比較した結果を下表4に示す。この表3か
ら分かるように、並列分岐管路の使用により液体に存在
するカルスなどの微小物を1個づつに分離することがで
きる。
【0053】
【表4】 *回収数及び回収回数は2つの分離回収口20b及び40bの合計としている 。
【0054】上記表2及び3から明らかなように、被分
離物が入っているガラス容器内を攪拌したり、分岐管路
を多数並列に用いることで1づつに分ける分離回収効率
が上がることが分かった。
【0055】なお、上述の実施の形態によれば、T字な
どの分岐管を複数組み合わせているが、分岐管は一体で
多数の分岐を有する構造に製造も可能である。
【0056】また、上述の実施の形態によれば、開閉手
段として、各管路接続に使用している弾性チューブなど
の部材を圧縮してつぶす電動ピンチコックを使用してい
るので、構成が単純で安価な構成となっているが、これ
に代えて電磁弁などの切換弁を使用することもできる。
【0057】更に、上述した実施の形態では、圧縮ポン
プのオンオフさせ、センサの信号を受けて電動ピンチコ
ックを開閉するための制御をプログラムで動作するμC
OMによって行っているが、そのタイミングを計るタイ
マー機能があれば特に制約はなく、市販されているプロ
グラムコントローラなども十分対応することができる。
【0058】また、上述の実施の形態では、培養細胞を
分離回収する場合であるので、管路の材質としては滅菌
処理が容易に行えるガラスを使用しているが、このよう
な制約のないものでは特に限定されない。
【0059】上述の実施の形態では、破損しないことが
必要条件となる培養細胞を分離回収する場合であるの
で、分岐管路への液体と微小物の供給のためには、圧縮
空気による圧送を利用しているが、一般的には流れに脈
動がないこと(一定流量、流速で送ることができる)が
必要条件となる。
【0060】
【発明の効果】以上説明した請求項1記載の液体中微小
物分離装置によれば、流入口を通過する液体中の微小物
のセンサによる検知により排出口の開閉手段を制御して
排出口を閉じ、分離回収口の開閉手段を制御して開い
て、流入口に流入された液体を排出口から排出し、流入
口に流入された液体中の微小物を分離回収口から分離回
収して流出することができ、分離回収口から微小物を含
まない液体を流出させるので、液体中の微小物をより確
実にしかも大量に分離することのできる。
【0061】請求項2記載の液体中微小物分離装置によ
れば、複数の微小物分離回収ユニットを分離回収口と流
入口とを開閉手段を介して相互に連結して直列に配置
し、開閉制御手段の計時手段が、センサと分離回収口と
の距離、前記液体の流速により決定される所定時間の計
時をセンサによる微小物の検知毎に開始し、所定時間の
計時により排出口の開閉手段の開タイミングを制御し、
流入口に微小物が所定時間ないときの液体が排出口から
排出され、分離回収口に微小物を含まない液体が排出さ
れることが少なくなって、分離した微小物のない液体の
部分が少なくなっている。
【0062】請求項3記載の液体中微小物分離装置によ
れば、複数の微小物分離回収ユニットの流入口に、1つ
の入口に流入した微小物を含んだ液体を複数に分岐して
出力する分岐管路の複数の出口をそれぞれ連結し、入口
に団子状になった微小物が流入されても、複数の分岐に
よって分散され出口から団子状になった微小物が流出さ
れることが少なくなり、液体中の微小物を1個づつによ
り確実にしかも大量に分離することのできる微小物を1
づつに分離することができる。
【0063】請求項4記載の液体中微小物分離装置によ
れば、微小物を含んだ液体を収容した容器に圧縮空気を
送り込んで微小物を含んだ液体を圧送して流入口に一定
流速で流入し、破損し易い微小物を分岐管路の流入口に
供給することができる。
【0064】よって本発明によれば、簡単な機器構成に
より、微小物の集団の中から1個づつ取り出すことがで
き、分離回収だけでなく等間隔での整列も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液体中微小物分離装置の基本構成
を示す図である。
【図2】本発明による液体中微小物分離装置の一実施の
形態を示す概略図である。
【図3】図2中の一部分の具体例を示す図である。
【図4】図2の装置に適用される供給装置の一例を示す
図である。
【図5】図2の装置の電気回路構成を示すブロック図で
ある。
【図6】図5中のCPUが行う処理を示すフローチャー
トである。
【図7】図2の装置の動作を説明するために使用するタ
イミングチャート図である。
【図8】本発明による液体中微小物分離装置の他の実施
の形態を示すである。
【符号の説明】
1〜3 微小物分離回収ユニット 10 分岐管路 10a 流入口 10b 分離回収口 10c 排出口 11 センサ 13a,13b 開閉手段(電動ピンチコック) 50 分岐管路 50a 入口 50b,50c 出口 100 容器(ガラス容器) 200a 開閉制御手段(CPU) T1,T2 計時手段(タイマ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微小物を含んだ液体が一定流速で流入さ
    れる流入口と、該流入口に流入された液体を流出して排
    出する排出口と、前記流入口に流入された液体中の微小
    物を分離回収して流出する分離回収口とを有する分岐管
    路と、 前記流入口を通過する液体中の微小物を検知するセンサ
    と、 前記排出口及び前記分離回収口をそれぞれ開閉する開閉
    手段と、 前記センサによる微小物の検知により前記排出口の前記
    開閉手段を閉じると共に前記分離回収口の前記開閉手段
    を開く制御を行う開閉制御手段とを備える少なくとも1
    つの微小物分離回収ユニットを具備することを特徴とす
    る液体中微小物分離装置。
  2. 【請求項2】 前記微小物分離回収ユニットを複数具備
    し、該複数の微小物分離回収ユニットを前記分離回収口
    と前記流入口とを前記開閉手段を介して相互に連結して
    直列に配置し、 前記開閉制御手段が、前記センサと前記分離回収口との
    距離、前記液体の流速により決定される所定時間の計時
    を前記センサによる微小物の検知により開始する計時手
    段を有し、該計時手段の所定時間の計時により前記排出
    口の前記開閉手段の開タイミングを制御することを特徴
    とする請求項1記載の液体中微小物分離装置。
  3. 【請求項3】 前記微小物分離回収ユニットを複数具備
    し、該複数の微小物分離回収ユニットの前記流入口に、
    1つの入口に流入した微小物を含んだ液体を複数に分岐
    して出力する分岐管路の複数の出口をそれぞれ連結した
    ことを特徴とする請求項1記載の液体中微小物分離装
    置。
  4. 【請求項4】 微小物を含んだ液体を収容した容器に圧
    縮空気を送り込んで微小物を含んだ液体を圧送して前記
    流入口に一定流速で流入することを特徴とする請求項1
    〜3の何れかに記載の液体中微小物分離装置。
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