JPH09139678A - 最尤復号化器および情報再生装置 - Google Patents

最尤復号化器および情報再生装置

Info

Publication number
JPH09139678A
JPH09139678A JP7322392A JP32239295A JPH09139678A JP H09139678 A JPH09139678 A JP H09139678A JP 7322392 A JP7322392 A JP 7322392A JP 32239295 A JP32239295 A JP 32239295A JP H09139678 A JPH09139678 A JP H09139678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
branch metric
metric
maximum likelihood
branch
decoder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7322392A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3521584B2 (ja
Inventor
Nobuhiro Hayashi
信裕 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP32239295A priority Critical patent/JP3521584B2/ja
Priority to US08/748,679 priority patent/US5938788A/en
Publication of JPH09139678A publication Critical patent/JPH09139678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3521584B2 publication Critical patent/JP3521584B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブランチメトリックの演算時間を短縮し、処
理速度の向上させ、また、パスメトリックの演算のため
のビット幅を減少させて、回路規模を低減する。 【解決手段】 PRIVの系に適用されるビタビデコーダ
は、偶数番目の系列を処理する回路32と奇数番目の系
列を処理する回路33とにより構成される。ブランチメ
トリック演算回路35では、振幅基準レベルRを使用し
てブランチメトリックが演算される。この場合に、複数
のブランチメトリックを演算するための式において加減
算回数を1以下に減少させる。このように演算回数を平
均化することによってブランチメトリックの演算速度を
向上でき、デコーダの処理速度を向上できる。さらに、
基準レベルRのLSBを`0' とする制約を加えることに
より、演算されるデータのビット幅を減少することがで
き、加算器、レジスタ等の個数を減少できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気ディスクや
磁気テープなどからディジタルデータを再生するのに適
用される最尤復号化器およびそれを使用した情報再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録装置においては、変調符号とし
てパーシャルレスポンスクラスIV PR(1,0,−
1)またはクラスI PR(1,1)が用いられる場合
がある。図1は、その記録再生の系のうち、クラスIVに
ついてブロック図で示している。信号はチャネル符号化
器11によって変調され、記録される。記録された信号
は、磁気記録再生系12を通るため微分され、ノイズが
加わった信号として再生される。磁気記録再生系12
は、記録回路、記録ヘッド、記録媒体、再生ヘッドおよ
び再生回路を統合的に見たもので、システム多項式1−
Dの系13と、ノイズが重畳される加算器14とを含む
ものである。再生信号は等化器15によってパーシャル
レスポンスクラスIVに等化され、最尤復号法により復号
するビタビデコーダ16によって復号される。復号され
た信号は、チャネル復号器17によって元のデータに変
換され、出力される。
【0003】パーシャルレスポンスクラスIVすなわちP
R(1,0,−1)のシステム多項式はG(D)=1−
2 、PR(1,−1)のシステム多項式はG(D)=
1−Dであるから、PR(1,0,−1)は独立なふた
つのPR(1,−1)がタイムスロット上で交互に入れ
子になっているとみなせる。従って、磁気記録系では、
図2に示すように、パーシャルレスポンスのデコーダ1
は、二つのPR(1,−1)のデコーダ2および3に分
けることができる。つまり、入力系列を入力スイッチャ
4により偶数系列および奇数系列に分け、偶数系列をデ
コーダ2に供給し、奇数系列をデコーダ3に供給し、そ
れぞれの系列を独立に処理した後で出力スイッチャ5に
より合成する。このように、PR(1,−1)の系に各
種変調符号を組み合わせたものを取り扱うことが多い。
【0004】図1に示すビタビデコーダ16に代表され
るように、復号法としては、最尤復号が知られている。
これは、着目した点の前後のサンプル点の値も使って一
つの系列としてもっとも確からしい系列を推定していく
という方法である。ビタビデコーダは、パスメトリック
を計算して生き残りパスを推定するACS(Add Compar
e Select) と、推定された結果からデコード結果を得る
ためのパスメモリの部分から構成される。パスメトリッ
クを計算する処理は、1サンプル前のパスメトリックの
値とブランチメトリックの値とを加えたものの大小関係
を各パス同士で比較することによって行なわれる。
【0005】また、パーシャルレスポンスと、符号間の
最小ユークリッド距離を大きくとることができるMatced
Spectral Null符号(以下MSN符号と略す)を組み合
わせ、これをビタビ復号することによって検出能力を高
めるようにした手法も提案されている(例えば米国特許
第5,095,484 号)。例えば、PR(1,−1)チャネル
に8/10MSN符号を組み合わせた系においては、そ
のトレリスダイアグラムは、図3に示すものとなる。図
3において、状態の左にある記号は、ビタビデコーダの
検出結果/デコーダ入力を2ビット単位で示したもので
ある。例えば、01/−11とあるのは、ビタビデコー
ダに入力された値が−1,1の2ビットのとき、検出結
果が01の2ビットとなる、ということを表している。
【0006】この場合、パスメトリックを計算する式1
は、次のものとなる。 (式1) pm´1 =max {pm1 +bm-11 , pm2 +bm01} pm´2 =max {pm1 +bm0-1 , pm2 +bm1-1 , pm3 +bm
-10 , pm4 +bm00} pm´3 =max {pm1 +bm00 , pm2 +bm10 , pm3 +bm
-11 , pm4 +bm01} pm´4 =max {pm3 +bm0-1 , pm4 +bm1-1, pm5 +bm
-10 , pm6 +bm00} pm´5 =max {pm3 +bm00 , pm4 +bm10 , pm5 +bm
-11 , pm6 +bm01} pm´6 =max {pm5 +bm0-1 , pm6 +bm1-1
【0007】式1において、ある時刻での状態1でのパ
スメトリックの値をpm1 、デコーダ入力がv1 2
時のブランチメトリックをbmv1v2とし、それによって
計算される新たなパスメトリックの値をpm´1 として
いる。
【0008】ここで、実際に観測されたサンプル値をz
1,2 、振幅基準レベルをRとすると、bmv1v2は、次
の式2によって計算される。 (式2) bmv1v2=−(v1 R−z1 2 −(v2 R−z2 2
=−v1 2 2 +2v1 Rz1 −z1 2 −v2 2 2
2v2 Rz2 −z2 2 振幅基準レベルRは、等化誤差のない時に+1の振幅値
を有し、AGCの目標値となるものである。
【0009】ここで、最適パスを選択するには、上述の
式1においてどの項を選択したかのみが意味を持ち、パ
スメトリックの絶対値それ自体には意味がないので、こ
れらの式の項すべてに同じ値をかけたり足したりしても
結果は同じである。したがって、次式の値を新たにbm
として演算することにする自乗演算を省くことができ
る。 1/R・(bm+z1 2 +z2 2
【0010】これにより、演算に用いるbmは、式3に
より求められ、z2 2 の演算を必要としないなど、演算
を簡略化することができる。 (式3) bmv1v2=−v1 2 +2v1 1 −v2 2 R+2v2
2 ACSでは、これらの値を使って、式1の各式を計算
し、各式においてどの項が選択されたかをパスメモリに
出力する。これが、各状態における最尤ブランチを示し
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ブランチメト
リックの演算式は、各ブランチによって異なり、演算に
最も時間のかかるものによってビタビデコーダ全体の処
理速度が制限されることになる。そのため、複雑なブラ
ンチメトリック演算式が一つでもあると、全体の処理速
度が遅くなってしまうという問題点があった。
【0012】式(3)に対し、入力データとして1,
0,−1を当てはめると、それぞれの入力パターンに対
してブランチメトリックは次の式4で示すものとなる。
但し、PR(1,−1)の特性により、入力パターンと
して11および−1−1は存在しないので、これらにつ
いてのブランチメトリックの計算式は省略している。
【0013】(式4)bm-10 =−R−2z1 bm-11 =−2R−2z1 +2z2 bm 0-1=−R−2z2 bm 00 =0 bm 01 =−2R+2z2 bm1-1 =−2R+2z1 −2z2 bm 10 =−R+2z1
【0014】これらの式を見ると、定数2をかける演算
は単純なビットシフトで実現できるので除くとして、b
-11 とbm1-1 は3項の和であるため、これらの演算
時間が長くなり、その結果、デコーダ全体の処理速度が
規定されることになる。
【0015】従って、この発明の目的は、ブランチメト
リックの演算時間を短縮することによって、処理速度を
向上することができる最尤復号化器および情報再生装置
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力データ
が供給され、ブランチメトリックを計算し、計算された
ブランチメトリックを加算して、パスメトリックを求
め、求められたパスメトリックから最尤パスを出力する
ようにした最尤復号化器において、ブランチメトリック
を計算する際に各ブランチメトリックの計算時間が平均
化されるべく修正されたブランチメトリックを使用する
ことを特徴とする最尤復号化器である。
【0017】この発明は、パーシャルレスポンス方式を
利用して記録媒体の所定の位置データが記録された記録
媒体を再生する情報再生装置において、再生信号を最尤
復号法によって復号する最尤復号化器を有し、最尤復号
化器は、ブランチメトリックを計算する際に各ブランチ
メトリックの計算時間が平均化されるべく修正されたブ
ランチメトリックを使用することを特徴とする情報再生
装置である。
【0018】ビタビ復号において生き残りパスを推定す
る演算処理では、各パスごとのパスメトリックの大小関
係のみが意味をもっており、その絶対値そのものは演算
結果に影響を及ぼさないため、ブランチメトリックの演
算時間が各ブランチで平均化するような構成とする。各
ブランチメトリックを演算するための加減算の回数を1
回以下とする。このようにして演算に最も時間のかかる
ブランチメトリックの演算時間を短縮することができる
ので、その結果デコーダ全体での処理速度を向上させる
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て説明する。図4は、この発明をデータ記憶装置に適用
した一実施例の構成を示す。記録するデータは、ハード
ディスクコントローラから出力され、チャンネル符号化
器28によってMSN符号に変調され、記録アンプ27
を通して記録媒体29(例えば消去可能な光ディスク)
に記録される。チャンネル符号化の方式は、例えば8ビ
ットの情報語をランレングスを制限するように、10ビ
ットの符号語へ変換する8/10変換である。この8/
10変換は、とりうる符号語同士の最小距離がある値以
上になるように変調するものである。
【0020】記録媒体29から再生された信号は、再生
アンプ21を経てA/D変換器22によりディジタル信
号に変換され、等化器23によってパーシャルレスポン
スクラスIVの特性に等化される。等化された信号からP
LL26によってクロックが再生される。また、等化さ
れた信号はビタビデコーダ24によってデコードされ、
チャンネル復号器25によって復号された後、ハードデ
ィスクコントローラを経由してホストコンピュータに送
られる。チャンネル復号器25は、チャンネル符号化器
28とは、逆に10ビットの符号語を8ビットの情報語
へ変換する。
【0021】図5は、ビタビデコーダ24の一例の詳細
な構成を示す。A/D変換器22によってサンプリング
された再生信号31は、1ビットおきにスイッチャ34
によってデインターリーブされて、それぞれ偶数番目系
列を処理する回路(デコーダ)32、奇数番目系列を処
理する回路(デコーダ)33に入力される。偶数番目系
列/奇数番目系列を処理する回路の構成は互いに同じも
のであり、図5は、偶数番目系列を処理する回路32の
詳細を示している。
【0022】ここで、偶数番目および奇数番目の各系列
用のビタビデコーダが追跡するトレリスは、図3に示す
ようなものである。すなわち、内部に状態を6個もち、
連続する2サンプルの値を一まとめとして処理を行な
う。図3において、各状態の左側に示されている記号
は、ビタビデコーダの検出結果/デコーダ入力を2ビッ
ト単位で示したものである。例えば、01/−11とあ
るのは、ビタビデコーダに入力された値が−1,1の2
ビットのとき、検出結果は01の2ビットとなる、とい
うことを表している。
【0023】これらの連続する2サンプルの値をz1
2 、振幅基準レベルをRとすると、ブランチメトリッ
ク演算回路35では、次の式5に従ってブランチメトリ
ックbm-10 〜bm10が計算される。この式5は、上述
した式4において、各式に2Rを加えたものである。
【0024】(式5)bm-10 =R−2z1 bm-11 =−2z1 +2z2 bm0-1 =R−2z2 bm00 =2R bm01 =R+2z2 bm1-1 =2z1 −2z2 bm10 =R+2z1
【0025】最尤パスメトリック選択回路36では、上
述の式1に示す規則に従って最尤パスが選択され、パス
メトリックがラッチ37によってラッチされる。ここ
で、各信号線の上の数字は、その信号線のビット幅を示
している。例えば、A/Dコンバータのサンプリングビ
ット幅が6ビットとすると、振幅基準レベルRは符号な
しのため5ビットであり、ブランチメトリックbmを計
算する加算器は、7ビットのものを使用する。パスメト
リックを記憶・更新するレジスタとしては、オーバーフ
ローしないために、例えば10ビット程度用い、上述の
式1に示すように、パスメトリックを計算する加算器や
比較器には、10ビットのものを使用している。これら
のビット幅は一例であり、A/D変換器のサンプリング
ビット幅が変われば、内部演算に必要なこれらpmやb
mのビット幅もそれに従って増減される。
【0026】最尤パスを選択した結果はパスメモリ38
に供給され、パスメモリ38ではその情報から生き残り
パスを一つにしぼる処理がなされる。パスメモリ38か
らの検出結果が合成回路39に供給され、合成回路39
によって、偶数番目系列と奇数番目系列を合成して最終
的な復号結果41を出力する。合成回路39によって偶
数番目の処理回路32の出力と奇数番目の処理回路33
の出力とを合成するために、奇数/偶数切替え回路40
の出力が合成回路39に対して供給される。
【0027】上述のビタビデコーダの例では、PR
(1,0,−1)を二つの独立なPR(1,−1)とみ
なして処理する例について述べたが、勿論、PR(1,
−1)やPR(1,1)などを対象とした回路について
も同様に、この発明を適用することができる。
【0028】上述の式5から分かるように、この発明の
一実施例によれば、各ブランチメトリックの演算時間を
平均化することができ、演算に最も時間のかかるブラン
チメトリックの演算時間を短縮することができるので、
その結果デコーダ全体での処理速度を向上させることが
できるようになる。
【0029】上述の一実施例により、ビタビデコーダが
処理することができる最高動作周波数を向上させること
ができるが、ここでは、さらに動作周波数を向上させ、
また回路規模を削減できる他の実施例について説明す
る。
【0030】前述した一実施例では、例えばA/Dコン
バータのサンプリングビット幅が6ビットの時、振幅基
準レベルRは符号なしのため5ビット、ブランチメトリ
ックbmを計算するための加算器には7ビット、パスメ
トリックpmを計算するための加算器には10ビット、
pmを記憶するためのレジスタには10ビットを使用し
ている。これに対して、他の実施例では、振幅基準レベ
ルRのLSB(最下位ビット)を`0' に固定するという
制約を加えた回路とする。ブランチメトリックbmの計
算式は、一実施例と同様に式5を用いる。
【0031】この計算式を見ると分かるように、全ての
ブランチメトリックbmはR、2z1 、2z2 の和(ま
たは差)によって演算されている。2z1 の演算は、z
1 を1ビット上位にシフトし、LSBを0にするという
演算であるから、RのLSBを0にする制約を加えるこ
とにより、求められた全てのブランチメトリックbmの
LSBが0になる。すなわち、bmの演算においてLS
Bの部分の加算器を省略することができる。
【0032】パスメトリックpmとはブランチメトリッ
クbmの総和であり、式1に示す新しいパスメトリック
の演算は、pmとbmの和によって求められるから、b
mのLSBが0ならば、pmのLSBも0ということに
なり、pmの演算においてLSBの部分の加算器、pm
を記憶するレジスタのLSBは不要となる。
【0033】このように、振幅基準レベルRのLSBを
`0' に固定するという制約を加えることにより、bmを
計算するための加算器は6ビット、pmを計算するため
の加算器は9ビット、pmを記憶するためのレジスタを
9ビットとすることができる。このような制約を付けた
回路の構成例を、図6に示す。ブランチメトリック演算
回路35の出力のビット数が6ビットとなり、最尤パス
メトリック選択回路36内の比較器のビット幅も6ビッ
トへ減少する。この回路36の出力pmのビット幅が9
ビットとなり、ラッチ37のビット幅も9ビットとな
る。このビット幅が減少している点を除く他の構成は、
図5に示す一実施例におけるビタビデコーダと同様であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、各ブランチメトリックの演算時間を平均化すること
ができ、演算に最も時間のかかるブランチメトリックの
演算時間を短縮することができるので、その結果、ビタ
ビデコーダ全体での処理速度を向上させることができ
る。
【0035】また、この発明は、パスメトリックの演算
に必要な加算器やレジスタのビット幅を減らすことがで
きるので、回路規模や消費電力を削減させることが可能
となる。さらに、この発明は、加算器のビット幅を減ら
すことにより、加算に必要な演算時間を短縮させること
ができるので、その結果デコーダ全体での処理速度を向
上させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パーシャルレスポンスの記録再生系の構成を示
すブロック図である。
【図2】パーシャルレスポンス(1,0,−1)とパー
シャルレスポンス(1,−1)の関係を説明する図であ
る。
【図3】パーシャルレスポンス(1,−1)とMSN符
号を組み合わせた系でのトレリスダイアグラムの一例を
示す略線図である。
【図4】この発明が適用されたデータ記憶装置の構成を
示すブロック図である。
【図5】この発明が適用されたビタビデコーダの一実施
例の構成を示すブロック図である。
【図6】この発明が適用されたビタビデコーダの他の実
施例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
24 ビタビデコーダ 32 偶数番目の系列の処理回路 33 偶数番目の系列の処理回路 35 ブランチメトリック演算回路 36 最尤パスメトリック選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 25/497 9199−5K H04L 25/497

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データが供給され、ブランチメトリ
    ックを計算し、計算されたブランチメトリックを加算し
    て、パスメトリックを求め、求められたパスメトリック
    から最尤パスを出力するようにした最尤復号化器におい
    て、 上記ブランチメトリックを計算する際に各ブランチメト
    リックの計算時間が平均化されるべく修正されたブラン
    チメトリックを使用することを特徴とする最尤復号化
    器。
  2. 【請求項2】 パーシャルレスポンス方式を利用して記
    録媒体の所定の位置データが記録された記録媒体を再生
    する情報再生装置において、 再生信号を最尤復号法によって復号する最尤復号化器を
    有し、 上記最尤復号化器は、ブランチメトリックを計算する際
    に各ブランチメトリックの計算時間が平均化されるべく
    修正されたブランチメトリックを使用することを特徴と
    する情報再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の装置におい
    て、 上記修正されたブランチメトリックの演算回路として、
    加算器の数が1以下である演算回路を備えることを特徴
    とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の装置におい
    て、 上記ブランチメトリックの演算のために使用される、振
    幅基準レベルの値のLSBが`0' であるという制約を持
    つことを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の装置におい
    て、 上記ブランチメトリックの演算のために使用される、振
    幅基準レベルの値のLSBが`0' であるという制約を有
    し、 上記ブランチメトリックおよびパスメトリックの演算に
    おいて上記LSBを除いて演算することを特徴とする装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の装置において、 とりうる符号同士の最小距離がある値以上になるように
    変調するチャンネル符号の復号手段を有し、 上記チャネル符号は、8ビットの情報語を10ビットの
    符号語に変換するものであることを特徴とする装置。
JP32239295A 1995-11-16 1995-11-16 最尤復号化器および情報再生装置 Expired - Fee Related JP3521584B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32239295A JP3521584B2 (ja) 1995-11-16 1995-11-16 最尤復号化器および情報再生装置
US08/748,679 US5938788A (en) 1995-11-16 1996-11-13 Maximum likelihood decoding method and information reproducing apparatus corresponding thereto

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32239295A JP3521584B2 (ja) 1995-11-16 1995-11-16 最尤復号化器および情報再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09139678A true JPH09139678A (ja) 1997-05-27
JP3521584B2 JP3521584B2 (ja) 2004-04-19

Family

ID=18143161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32239295A Expired - Fee Related JP3521584B2 (ja) 1995-11-16 1995-11-16 最尤復号化器および情報再生装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5938788A (ja)
JP (1) JP3521584B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6467064B1 (en) 1999-03-19 2002-10-15 Fujitsu Limited Viterbi decoder
KR100726171B1 (ko) * 2005-09-28 2007-06-11 한국전자통신연구원 비터비 복호 장치 및 방법

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3216609B2 (ja) * 1998-08-13 2001-10-09 日本電気株式会社 再生データ検出装置
JP4010086B2 (ja) * 1999-12-24 2007-11-21 日本ビクター株式会社 ビタビ復号器
JP3501725B2 (ja) * 2000-05-12 2004-03-02 日本電気株式会社 ビタビ復号器
US7234096B2 (en) * 2001-04-18 2007-06-19 Sharp Kabushiki Kaisha Decoding method and recording-medium reproducing apparatus
US7430084B2 (en) 2004-12-03 2008-09-30 International Business Machines Corporation Magnetic tape read channel signal values developed employing intermediate bits of the path memory of a PRML viterbi detector

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1260143A (en) * 1986-02-24 1989-09-26 Atsushi Yamashita Path trace viterbi decoder
US5095484A (en) * 1989-11-13 1992-03-10 International Business Machines Company Corporation Phase invariant rate 8/10 matched spectral null code for PRML
US5432820A (en) * 1990-11-19 1995-07-11 Fujitsu Limited Maximum-likelihood decoding method and device
US5327440A (en) * 1991-10-15 1994-07-05 International Business Machines Corporation Viterbi trellis coding methods and apparatus for a direct access storage device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6467064B1 (en) 1999-03-19 2002-10-15 Fujitsu Limited Viterbi decoder
KR100726171B1 (ko) * 2005-09-28 2007-06-11 한국전자통신연구원 비터비 복호 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US5938788A (en) 1999-08-17
JP3521584B2 (ja) 2004-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5619539A (en) Data detection methods and apparatus for a direct access storage device
US5774470A (en) Digital signal processor, error detection method, and recording medium reproducer
JP4010086B2 (ja) ビタビ復号器
JP3521584B2 (ja) 最尤復号化器および情報再生装置
JPH08116275A (ja) ディジタル信号復号化処理装置
JPH09148944A (ja) ビタビ復号器および情報再生装置
JPH09205373A (ja) ビタビ復号方法及びビタビ復号器
JP2004139631A (ja) オフセット補正装置およびオフセット補正方法
JP3858362B2 (ja) 復号化装置とその方法、および、データ再生装置
JP4916728B2 (ja) 符号化装置、信号処理装置、および記憶システム
US7359463B2 (en) Code sensing method and apparatus
JP3301691B2 (ja) デジタル情報再生装置
JP2600589B2 (ja) 再生データ検出装置
JP4009966B2 (ja) ビタビ復号器
JP4009964B2 (ja) ビタビ復号器
JP4009963B2 (ja) ビタビ復号方法
JP4009965B2 (ja) ビタビ復号方法
JP2764910B2 (ja) 等化・復号装置
JPH0715355A (ja) 等化・復号装置
JP3645478B2 (ja) 制御データ列符号化方法およびその装置
JPH05314676A (ja) データ再生装置
JP2008108337A (ja) 復号装置および方法
JPH09139672A (ja) A/d変換器および情報再生装置
JPH11238320A (ja) 信号処理方法およびそれを用いた記録再生装置
JP2001144633A (ja) ビタビ検出器、信号処理回路、記録再生装置および情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees