JPH09138636A - 表示装置およびシミュレータ - Google Patents

表示装置およびシミュレータ

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JPH09138636A
JPH09138636A JP29506495A JP29506495A JPH09138636A JP H09138636 A JPH09138636 A JP H09138636A JP 29506495 A JP29506495 A JP 29506495A JP 29506495 A JP29506495 A JP 29506495A JP H09138636 A JPH09138636 A JP H09138636A
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JP
Japan
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unit
unit system
display
operation signal
simulation information
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Pending
Application number
JP29506495A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Kurosawa
浩光 黒沢
Akihiko Maeda
彰彦 前田
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位の表示を一方の単位系から他方の単位系
に任意に切り替えることができる。 【解決手段】 指導員34の操作により従来の単位系に
よる表示が指令されているときには、プラント情報デー
タベース46のプラント情報エリア46a、単位エリア
46bのデータが選択され、選択されたデータに従った
画像がCRT表示部20、32に表示される。このとき
運転員24は、従来の単位系に従った単位での運転・学
習ができる。次に指導員34により国際単位系での表示
が指令されると、出力単位切替処理部48により、プラ
ント情報データベース46の変換後プラントデータエリ
ア46d、変換後単位エリア46eのデータが選択さ
れ、選択されたデータに従った画像がCRT表示部2
0、32に表示される。このとき運転員24は、国際単
位系に従った単位での運転・学習ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置およびシ
ミュレータに係り、特に、発電所などのプラントの運転
を行う者がプラントの運転を訓練したり、プラントの挙
動を学習したりするためのシミュレーション情報をプラ
ントパラメータの単位とともに表示するに好適な表示装
置およびシミュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エネルギ需要の増大に伴って、発
電所の基数増加や大容量化が図られている。このため、
各発電所の運転操作に習熟した運転員を早期に育成する
ことが急務となっている。すなわち、発電所のより一層
の安全性・信頼性の向上により、機器の故障やトラブル
が減少し、実際の発電プラントにおいて運転操作を行な
う機会が減っている状況下で、発電所の基数増加や大容
量化に対処するには、多くの運転員に対して、発電プラ
ント運転訓練シミュレータを使って各種の訓練をするこ
とが必要不可欠になっている。
【0003】一方、平成4年5月に新計量法が交付さ
れ、平成5年11月に施行されたことに伴って、新計量
法に従った運用が開始されている。この新計量法では、
国際単位系(SI)に従った単位、すなわちSI単位の
採用が義務付けられており、平成11年を目処に単位系
の切り換えが行なわれる。
【0004】しかし、発電プラントの運転訓練用および
学習用シミュレータは、プラントの通常起動・停止から
事故事象の訓練まで、幅広い訓練・学習ができるように
なっているが、パラメータの単位は固定されており、一
つのパラメータに対して複数の単位を切り換えて表示す
る機能は備えていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の発電プラント用
シミュレータは単位系の切り換えについては十分配慮さ
れておらず、このシミュレータに画像表示されるシミュ
レーション情報は模擬対象プラントの単位系に準じて作
成されている。例えば、一つのパラメータとして流量を
例にした場合、t(トン)/h(時間)、kg/s、l
(リットル)/min(分)などの単位のうちいずれか
一つを固定して使用している。これは、パラメータによ
って単位を切り換える必要性が比較的少ないためであ
る。
【0006】ところが、新計量法に従って国際単位系に
よるSI単位が発電プラントに導入されることを考慮す
ると、SI単位の導入に先立って、各運転員に対してシ
ミュレータを用いてSI単位での訓練・学習の必要性が
出てくる。この場合、シミュレータの単位を単に、SI
単位に切り換えたのでは従来の単位系に馴染んでいる運
転員にとってはSI単位での訓練・学習に多くの時間を
要することになる。このため、従来の単位系から国際単
位系に移行する過程では、従来の単位系と国際単位系で
の訓練・学習が必要とされている。
【0007】本発明の目的は、単位の表示を一方の単位
系から他方の単位系へ任意に切り換えることができる表
示装置およびシミュレータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、複数の単位系の単位群を数値に関連づけ
て記憶する単位系記憶手段と、指令に応答して単位系記
憶手段から指定の単位系に属する単位群を数値と共に選
択する単位系選択手段と、単位系選択手段により選択さ
れた単位群と数値を表示画像に対応づけて表示画面上に
表示する複数の表示手段と、単位系選択手段に対して単
位系の選択の変更を指令する変更指令手段とを備えてい
る表示装置を構成したものである。
【0009】前記表示装置を構成するに際して、表示手
段を単一の表示手段として構成することができるととも
に、単位系記憶手段に記憶する単位系の単位として単一
の単位を記憶するもので構成することもできる。
【0010】また、本発明は、プラントパラメータに関
する複数の単位系の単位群を数値に関連づけて記憶する
単位系記憶手段と、主模擬運転操作に応答して主操作信
号を出力する主操作信号出力手段と、補助模擬運転操作
に応答して補助操作信号を出力する補助操作信号出力手
段と、主操作信号と補助操作信号に基づいてプラントの
挙動を模擬したシミュレーション情報を生成するシミュ
レーション情報生成手段と、主操作信号に応答して単位
系記憶手段から指定の単位系に属する単位群を数値と共
に選択する単位系選択手段と、シミュレーション情報生
成手段の生成によるシミュレーション情報に従った画像
と共に単位系選択手段により選択された単位群と数値を
表示画像に対応づけて表示画面上に表示する主表示手段
と、シミュレーション情報生成手段の生成によるシミュ
レーション情報に従った画像と共に単位系選択手段によ
り選択された単位群と数値を表示画像に対応づけて表示
画面上に表示する補助表示手段と、単位系選択手段に対
して単位系の選択の変更を指令する変更指令手段とを備
えているシミュレータを構成したものである。
【0011】シミュレータを構成するに際しては、単位
系記憶手段に記憶する単位として、プラントパラメータ
以外の単位を記憶することができるとともに、複数の単
位系の単位として単一の単位を記憶するようにすること
もできる。さらに主操作信号出力手段として、指導操作
に応答して主操作信号を出力するものとし、補助操作信
号出力手段として、訓練操作に応答して補助操作信号を
出力するものとすることができる。
【0012】さらに、シミュレータを構成するに際して
は、以下の要素を付加することできる。
【0013】(1)変更指令手段は、変更すべき単位系
に属する全ての単位群に関する変更を一括して指令して
なる。
【0014】(2)変更指令手段は、変更すべき単位系
に属する単位のうち特定の桁を示す単位に関する変更を
指令してなり、単位系選択手段は、変更すべき単位系に
属する単位のうち変更指令手段により指令された特定の
桁を示す単位のみを単位系記憶手段から選択してなる。
【0015】前記した手段によれば、単位系選択手段に
対して単位系の選択の変更を指令するだけで、単位の表
示を一方の単位系から他方の単位系に任意に切り換える
ことができる。例えば、単位の表示を従来の単位系から
国際単位系に切り換えることができ、逆に、国際単位系
から従来の単位系に任意に切り換えることができる。
【0016】シミュレータにおいて、単位の表示が一方
の単位系から他方の単位系に任意に切り換えることがで
きると、各単位系の単位を比較しながら各単位系の単位
での訓練・学習を行なうことができると共に、切り換え
られた単位での訓練・学習を行なうことができる。ま
た、シミュレータの模擬対象として、例えば、プラント
が用いられている場合、プラントに用いる単位系が切り
替わっても、プラントの運転員は、プラントを実際に運
転する前に、単位系の切り換えに伴う運転感覚の相違を
訓練・学習することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】図1は、本発明をプラント運転訓練シミュ
レータに適応したときのブロック構成図である。図1に
おいて、プラント訓練シミュレータは、原子力発電所を
模擬対象とし、原子力発電所の運転員を訓練する装置と
して、模擬制御盤10、指導制御盤12、計算機14、
運転操作入力部16を備えて構成されている。
【0019】模擬制御盤10は、原子力発電所に実際に
設置される制御盤を模擬したものとして構成され、訓練
室18に設置されている。模擬制御盤10にはCRT表
示部20、各種の操作スイッチ22が設けられている。
CRT表示部20の表示画面上には計算機14で生成さ
れたシミュレーション情報に従ったプラントの状態を示
す画像が表示されるようになっている。そして運転員2
4がCRT表示部20の表示画面を見ながら操作スイッ
チ22を操作、例えば、補助模擬運転操作あるいは訓練
操作すると、操作スイッチ22の操作に応じた補助操作
信号が運転操作入力部16を介して計算機14に入力さ
れるようになっている。すなわち操作スイッチ22は運
転員24の操作に応答して補助操作信号を出力する補助
操作信号出力手段として構成されている。
【0020】一方、指導制御盤12は指導員室26に設
置されており、指導制御盤12には指導員コンソール2
8、キーボード上に配置された各種の操作スイッチ30
が設けられている。指導員コンソール28にはCRT表
示部32が収納されており、CRT表示部32の表示画
面上には、計算機14で生成されたシミュレーション情
報に関する画像として、運転員24の操作に伴う画像や
プラントの挙動に関する画像が表示されるようになって
いる。そして指導員34がCRT表示部32の画面を見
ながら操作スイッチ30を操作、例えば、主模擬運転操
作あるいは指導操作すると、各操作スイッチ30の操作
に応じた主操作信号が計算機14へ出力されるようにな
っている。すなわち、操作スイッチ30は単位系の変更
などを指定するための主操作信号を出力する主操作信号
出力手段として構成されている。
【0021】計算機14は、表示制御部36、切替要求
受付処理部38、入力単位切替処理部40、シミュレー
タ制御処理部42、プラント模擬部44、プラント情報
データベース46、出力単位切替処理部48、表示出力
情報データベース50を備えて構成されており、表示制
御部36がCRT表示部20、32に接続され、切替要
求受付処理部38、シミュレータ制御処理部42が操作
スイッチ30に接続され、プラント模擬部44が運転操
作入力部16にそれぞれ接続されている。
【0022】切替要求受付処理部38は、指導員34の
操作により、プラントパラメータに関する単位系の切り
替えが指令されたとき、例えば、従来の単位系から国際
単位系(SI単位系)への切り替えが指令されたとき
に、単位系の切替要求を受け付け、この処理結果を表示
制御部36、入力単位切替処理部40、出力単位切替処
理部48へ出力するようになっている。入力単位切替処
理部40は、プラントパラメータに関する単位系が従来
の単位系から国際単位系へ切り替えられたときでも、シ
ミュレータ制御処理部42が従来の単位系で各種の制御
処理が実行できるように、国際単位系の各種単位(単位
群)対応した変換係数に関する信号をシミュレータ制御
処理部42へ出力するようになっている。
【0023】シミュレータ制御処理部42は、指導員3
4の操作に伴う主操作信号に応答して各種の制御処理を
実行するようになっている。例えば、シミュレータ制御
処理部42は、シミュレータの制御処理として、シミュ
レータの起動、一時停止に関する制御信号を生成した
り、異常事象の模擬的発生要求/解除要求、シミュレー
タの初期化などに関する制御信号を生成し、生成した制
御信号をプラント模擬部44へ出力するようになってい
る。プラント模擬部44は、シミュレータ制御処理部4
2、運転操作入力部16からの信号とプラント情報デー
タベース46のプラント情報に基づいてプラントの挙動
としてプラントの異常事象を模擬し、模擬結果をシミュ
レーション情報に属するプラントパラメータのデータな
どとしてプラント情報データベース46へ格納するよう
になっている。すなわちシミュレータ制御処理部42と
プラント模擬部44はシミュレーション情報生成手段と
して構成されている。
【0024】プラント情報データベース46は、プラン
ト系統図に関するデータやプラント系統図に属する各要
素に関するデータを格納するとともに、これらのデータ
以外に、従来の単位系および国際単位系に属する各種の
単位群を数値に関連づけて記憶する単位系記憶手段とし
て、各種の記憶エリアを備えている。すなわち、プラン
ト情報データベース46には、図2に示されるように、
プラント模擬部44で生成された従来の単位系に属する
プラントパラメータのデータを格納するエリアとして、
プラントデータエリア46a、単位エリア46bが設け
られている。プラントデータエリア46aには圧力や流
量などに関する数値のデータが格納され、単位エリア4
6bには圧力や流量に関する従来の単位系の各種単位、
例えば、KG/cm2、t/h……に関するデータが格
納されている。さらにプラント情報データベース46に
は変換係数エリア46c、変換後プラントデータエリア
46d、変換後単位エリア46eが設けられている。変
換係数エリア46に格納された数値のデータは、従来の
単位系の数値を国際単位系の数値に変換するためのデー
タとして格納されている。変換係数エリア46内の数値
は一定周期ごとにプラントデータエリア46aの数値と
掛け算され、掛け算された結果が変換後プラントデータ
エリア46dに格納されるようになっている。変換後プ
ラントデータエリア46dには国際単位系の各種数値に
関するデータが格納され、変換後単位エリア46eには
国際単位系に属する各種単位(単位群)、例えば、MP
a、KG/S……に関するデータが格納されている。そ
して、プラント模擬部42で生成されたプラントパラメ
ータに関する圧力の数値として、例えば14.3が得ら
れたときには、この数値に対して一定周期ごとに変換係
数エリア46cの数値として0.098が掛け算され、
この値が1.40として変換後プラントデータエリア4
6dに格納される。すなわちプラント情報データベース
46は単位系記憶手段として構成されている。また、従
来の単位系から国際単位系への変換は、プラントパラメ
ータ1つに対して複数の単位についても行なうこともで
きる。この場合、変換係数エリア46c、変換後プラン
トデータエリア46d、変換後単位エリア46eとして
は、変換の数に対応したエリアが必要となる。例えば、
プラントパラメータとして圧力を複数の単位、MPa、
KPaに変換するときには、表示単位の桁が違うエリア
を設ける必要がある。
【0025】出力単位切替処理部48は、切替要求受付
処理部38で従来の単位系を受け付けているときには、
プラント情報データベース46からプラント情報に関す
るデータとともに、プラントデータエリア46a、単位
エリア46bのデータを選択し、切替要求受付処理部3
8が従来の単位系から国際単位系への切替要求を受け付
けたときには、プラント情報に関するデータともに、変
換後プラントデータエリア46d、変換後単位エリア4
6eからのデータを選択し、選択したデータを表示出力
情報データベース50へ格納する単位系選択手段として
構成されている。表示出力情報データベース50に格納
された各種データは表示制御部36からの指令に応答し
て映像信号に変換され、所定のタイミングで順次CRT
表示部20、32へ出力されるようになっている。各C
RT表示部20、32の表示画面上にはシミュレーショ
ン情報に従った画像とともにプラントパラメータに関す
る画像が表示される。すなわち、主表示手段としてCR
T表示部32と補助表示手段としてのCRT表示部20
の各表示画面上にはプラント系統図に関する画像が表示
されるとともにプラントパラメータに関する単位や数値
が系統図の要素の画像に対応づけて表示される。
【0026】上記構成において、指導員34の操作によ
り、キーボート上の操作スイッチ30が操作され、従来
の単位系による表示が指定されているときには、CRT
表示部20、32の表示画面上には、図3に示されるよ
うに、プラント系統図として、原子炉52、バルブ5
4、ポンプ56を要素とする系統図が表示される。この
とき原子炉52の原子炉パラメータ60として、原子炉
圧力や原子炉水位が数値と単位とともに原子炉52の画
像に対応づけて表示されるとともに、ポンプ56のポン
プパラメータ62として圧力と流量が数値および単位と
ともにポンプ56の画像に対応づけて表示される。ポン
プパラメータ62としては、例えば、ポンプ入口圧力、
ポンプ出口圧力、ポンプ出口流量などを用いることがで
きる。またこれらのパラメータの他に、パラメータ変換
トレンド58が系統図とともに表示される。このパラメ
ータ変換トレンド58は、縦軸にパラメータの変化を表
示し、横軸に時間の経過を表示している。なお、縦軸と
横軸には逆の値を用いることもできる。また、この場
合、従来の単位系が採用されているため、図3に示され
るように、原子炉パラメータ60の圧力の単位としてK
g/cm2が用いられ、原子炉水位の単位としてmmが
用いられ、ポンプ56の流量の単位としてm3/hが用
いられている。このとき運転員24は従来の単位系で表
示されたプラントの挙動を見ながら各種の操作を行なう
ことができ、従来の単位系による運転・学習を行なうこ
とができる。
【0027】次に、指導員34の操作により、従来の単
位系から国際単位系への変更が指令されると、出力単位
切替処理部48の処理により、プラント情報データベー
ス46のデータのうち変換後プラントデータエリア46
d、変換後単位エリア46eのデータが選択され、選択
されたデータに従った画像が各CRT表示部20、32
の画面上に表示される。すなわち、図4に示すように、
表示画面上には、国際単位系に従った単位で各種のプラ
ントパラメータ、例えば、原子炉パラメータ60、ポン
プパラメータ62、パラメータ変化トレンド58が表示
される。すなわち原子炉圧力やポンプ圧力の単位がMP
aで表示され、原子炉水位の単位がmmで表示される。
またパラメータ変化トレンド58も国際単位系の単位に
合わせた単位MPaで表示される。そして表示画面上の
単位が国際単位系の単位に切り替わった後は、運転員2
4は国際単位系に従った画像を見ながら各種の操作を行
なうことができ、国際単位系による運転・学習を行なう
ことができる。
【0028】本実施形態においては、単位系の切り替え
をキーボート上の操作スイッチ30の操作に従って行な
うことについて述べたが、操作スイッチの代わりに、マ
ウス、タッチスクリーンなどを用いることができる。
【0029】さらに、図5に示すように、指導員コンソ
ール28のCRT表示部32の画面上に表示単位切り替
え設定用の画像を表示し、この画像をマウスなどで設定
することによって各種の切り替えを行なうことができ
る。
【0030】例えば、表示画面上に一括切替64のエリ
アと個別切替66のエリアを設け、一括切替64のエリ
アには従来単位系68を選択するためのエリアを設ける
とともにSI単位系70を選択するためのエリアを設け
る。さらに個別切替66のエリアには、プラントパラメ
ータの選択エリアとして、例えば圧力72、流量74を
選択するためのエリアを設け、圧力72のエリアには圧
力単位変換候補76のエリアを複数個設け、流量74の
エリアには、流量単位変換候補78のエリアを複数個設
ける。そして画像表示されている全ての単位を従来の単
位系に一括して切り替えるときには、従来単位系68の
エリアを選択し、全ての単位を国際単位系の単位に一括
して切り替えるときにはSI単位系70を選択する。
【0031】一方、表示されている単位群のうち同一の
単位に属する単位ごとに切り替えるときには、個別切替
66のエリアに表示されている単位の中から任意の単位
を選択する。例えば、圧力の単位を任意の単位で表示し
たときには、圧力単位変換候補76中から任意の単位を
選択し、また、流量の数量を選択するときには、流量単
位変換候補78の中から任意の単位を選択する。なお、
任意の単位を選択する場合、流量や圧力だけでなく、他
のパラメータの単位を任意に選択するときには、これら
のパラメータについてもスクロール操作などで他のパラ
メータの選択候補を表示することによって、任意のパラ
メータに関する単位を選択することができる。
【0032】CRT表示部20の画面上に表示されたプ
ラントパラメータのうち単一のパラメータの単位のみを
任意に変更する場合、例えば、図6に示すように、ポン
プ56のポンプパラメータ62の出口圧力の単位のみを
変更するときには、指導員コンソール28のCRT表示
部32の画面上に単位選択80の画像を表示する。そし
て、指導員34が表示された単位選択80の中から、圧
力の単位として、『MPa』を選択したときには、ポン
プ56の出口圧力の単位のみが国際単位系の単位に変更
される。
【0033】本実施形態によれば、単位の表示を一方の
単位系から他方の単位系に任意に切り替えることができ
るため、従来の単位系および国際単位系による運転・学
習を同一の期間に行なうことができ、プラントパラメー
タの単位系が従来の単位系から国際単位系に切り替えら
れても、運転員24が原子力発電所を実際に運転する前
に、単位系の切り替えに伴う運転感覚の相違を訓練・学
習することができる。
【0034】また複数の発電プラントにおいて、従来の
単位系と国際単位系が混在する場合でも、いづれの単位
系にも対応した運転・学習を行なうことができる。
【0035】本実施形態によれば、シミュレータ制御処
理部42、プラント模擬部44は従来の単位系での制御
演算を行なうようにしているため、シミュレータ制御処
理部42、プラント模擬部44として既存のものを用い
ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単位の表示を一方の単位系から他方の単位系に任意に切
り替えることできる。また本発明によれば、シミュレー
タに表示される単位を一方の単位系から他方の単位系に
任意に切り替えることができるので、複数の単位系によ
る運転・学習を行なうことができ、シミュレータの対象
に採用される単位系が切り替わっても、シミュレータの
対象を実際に運転する前に、単位系の切り替えに伴う運
転感覚の相違を訓練・学習することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す運転訓練シミュレー
タのブロック構成図である。
【図2】図1に示すプラント情報データベースの具体的
構成図である。
【図3】従来の単位系による表示例を示す図である。
【図4】国際単位系による表示例を示す図である。
【図5】表示単位設定方法を説明するための図である。
【図6】単位切替設定方法を説明するための図である。
【符号の説明】
10 模擬制御盤 12 指導制御盤 14 計算機 16 運転操作入力部 20 CRT表示部 22 操作スイッチ 24 運転員 30 操作スイッチ 32 CRT表示部 34 指導員 36 表示制御部 38 切替要求受付処理部 40 入力単位切替処理部 42 シミュレータ制御処理部 44 プラント模擬部 46 プラント情報データベース 48 出力単位切替処理部 50 表示出力情報データベース 46a プラントデータエリア 46b 単位エリア 46c 変換係数エリア 46d 変換後プラントデータエリア 46e 変換後単位エリア

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単位系の単位を数値に関連づけて
    記憶する単位系記憶手段と、指令に応答して単位系記憶
    手段から指定の単位系に属する単位を数値と共に選択す
    る単位系選択手段と、単位系選択手段により選択された
    単位と数値を表示画像に対応づけて表示画面上に表示す
    る表示手段と、単位系選択手段に対して単位系の選択の
    変更を指令する変更指令手段とを備えている表示装置。
  2. 【請求項2】 複数の単位系の単位群を数値に関連づけ
    て記憶する単位系記憶手段と、指令に応答して単位系記
    憶手段から指定の単位系に属する単位群を数値と共に選
    択する単位系選択手段と、単位系選択手段により選択さ
    れた単位群と数値を表示画像に対応づけて表示画面上に
    表示する表示手段と、単位系選択手段に対して単位系の
    選択の変更を指令する変更指令手段とを備えている表示
    装置。
  3. 【請求項3】 複数の単位系の単位群を数値に関連づけ
    て記憶する単位系記憶手段と、指令に応答して単位系記
    憶手段から指定の単位系に属する単位群を数値と共に選
    択する単位系選択手段と、単位系選択手段により選択さ
    れた単位群と数値を表示画像に対応づけて表示画面上に
    表示する複数の表示手段と、単位系選択手段に対して単
    位系の選択の変更を指令する変更指令手段とを備えてい
    る表示装置。
  4. 【請求項4】 複数の単位系の単位を数値に関連づけて
    記憶する単位系記憶手段と、主操作信号を出力する主操
    作信号出力手段と、補助操作指令を出力する補助操作指
    令出力手段と、主操作信号と補助操作指令に基づいてシ
    ミュレーション情報を生成するシミュレーション情報生
    成手段と、主操作信号に応答して単位系記憶手段から指
    定の単位系に属する単位を数値と共に選択する単位系選
    択手段と、シミュレーション情報生成手段の生成による
    シミュレーション情報に従った画像と共に単位系選択手
    段により選択された単位と数値を表示画像に対応づけて
    表示画面上に表示する主表示手段と、シミュレーション
    情報生成手段の生成によるシミュレーション情報に従っ
    た画像と共に単位系選択手段により選択された単位と数
    値を表示画像に対応づけて表示画面上に表示する補助表
    示手段と、単位系選択手段に対して単位系の選択の変更
    を指令する変更指令手段とを備えているシミュレータ。
  5. 【請求項5】 複数の単位系の単位群を数値に関連づけ
    て記憶する単位系記憶手段と、主操作信号を出力する主
    操作信号出力手段と、補助操作信号を出力する補助操作
    信号出力手段と、主操作信号と補助操作信号に基づいて
    シミュレーション情報を生成するシミュレーション情報
    生成手段と、主操作信号に応答して単位系記憶手段から
    指定の単位系に属する単位群を数値と共に選択する単位
    系選択手段と、シミュレーション情報生成手段の生成に
    よるシミュレーション情報に従った画像と共に単位系選
    択手段により選択された単位群と数値を表示画像に対応
    づけて表示画面上に表示する主表示手段と、シミュレー
    ション情報生成手段の生成によるシミュレーション情報
    に従った画像と共に単位系選択手段により選択された単
    位群と数値を表示画像に対応づけて表示画面上に表示す
    る補助表示手段と、単位系選択手段に対して単位系の選
    択の変更を指令する変更指令手段とを備えているシミュ
    レータ。
  6. 【請求項6】 プラントパラメータに関する複数の単位
    系の単位群を数値に関連づけて記憶する単位系記憶手段
    と、主模擬運転操作に応答して主操作信号を出力する主
    操作信号出力手段と、補助模擬運転操作に応答して補助
    操作信号を出力する補助操作信号出力手段と、主操作信
    号と補助操作信号に基づいてプラントの挙動を模擬した
    シミュレーション情報を生成するシミュレーション情報
    生成手段と、主操作信号に応答して単位系記憶手段から
    指定の単位系に属する単位群を数値と共に選択する単位
    系選択手段と、シミュレーション情報生成手段の生成に
    よるシミュレーション情報に従った画像と共に単位系選
    択手段により選択された単位群と数値を表示画像に対応
    づけて表示画面上に表示する主表示手段と、シミュレー
    ション情報生成手段の生成によるシミュレーション情報
    に従った画像と共に単位系選択手段により選択された単
    位群と数値を表示画像に対応づけて表示画面上に表示す
    る補助表示手段と、単位系選択手段に対して単位系の選
    択の変更を指令する変更指令手段とを備えているシミュ
    レータ。
  7. 【請求項7】 複数の単位系の単位群を数値に関連づけ
    て記憶する単位系記憶手段と、指導操作に応答して主操
    作信号を出力する主操作信号出力手段と、訓練操作に応
    答して補助操作信号を出力する補助操作信号出力手段
    と、主操作信号と補助操作信号に基づいてシミュレーシ
    ョン情報を生成するシミュレーション情報生成手段と、
    主操作信号に応答して単位系記憶手段から指定の単位系
    に属する単位群を数値と共に選択する単位系選択手段
    と、シミュレーション情報生成手段の生成によるシミュ
    レーション情報に従った画像と共に単位系選択手段によ
    り選択された単位群と数値を表示画像に対応づけて表示
    画面上に表示する主表示手段と、シミュレーション情報
    生成手段の生成によるシミュレーション情報に従った画
    像と共に単位系選択手段により選択された単位群と数値
    を表示画像に対応づけて表示画面上に表示する補助表示
    手段と、単位系選択手段に対して単位系の選択の変更を
    指令する変更指令手段とを備えているシミュレータ。
  8. 【請求項8】 変更指令手段は、変更すべき単位系に属
    する全ての単位群に関する変更を一括して指令してなる
    ことを特徴とする請求項5、6または7記載のシミュレ
    ータ。
  9. 【請求項9】 変更指令手段は、変更すべき単位系に属
    する単位のうち特定の桁を示す単位に関する変更を指令
    してなり、単位系選択手段は、変更すべき単位系に属す
    る単位のうち変更指令手段により指令された特定の桁を
    示す単位のみを単位系記憶手段から選択してなることを
    特徴とする請求項4、5、6または7記載のシミュレー
    タ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010067132A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Yamatake Corp 機器管理装置および機器管理方法
US7783614B2 (en) 2003-02-13 2010-08-24 Microsoft Corporation Linking elements of a document to corresponding fields, queries and/or procedures in a database
JP2016134024A (ja) * 2015-01-20 2016-07-25 株式会社東芝 火力発電プラント監視装置および火力発電プラント監視方法
JP2019084157A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 修 木我 知育玩具

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