JPH09138570A - 静電潜像現像装置 - Google Patents

静電潜像現像装置

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JPH09138570A
JPH09138570A JP31718495A JP31718495A JPH09138570A JP H09138570 A JPH09138570 A JP H09138570A JP 31718495 A JP31718495 A JP 31718495A JP 31718495 A JP31718495 A JP 31718495A JP H09138570 A JPH09138570 A JP H09138570A
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JP
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roller
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developing roller
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JP31718495A
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English (en)
Inventor
Takahisa Nakaue
隆久 中植
Masanobu Maejima
正展 前嶌
Akinobu Nakahata
彰伸 中幡
Takeshi Aoki
毅 青木
Yoji Inui
洋士 乾
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤規制手段を構成するブレードの現像ロ
ーラ周表面への圧接力を所定の範囲に設定することによ
り、現像ローラの周表面に現像剤の薄層を所定範囲の厚
さで安定して形成することができる静電潜像現像装置を
提供する。 【解決手段】 現像ハウジング内に配設された現像ロー
ラと、該現像ローラの周表面に保持される現像剤量を規
制する現像剤規制手段とを具備する静電潜像現像装置で
あって、上記現像剤規制手段を構成するブレードおよび
該ブレードに装着されブレードを現像ローラに対して所
定の位置関係に支持する支持プレートが可撓性を有する
部材によって構成されており、上記弾性付勢手段による
ブレードの現像ローラの周表面への圧接力が線圧で4.
0〜12.0g/mmに設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電複写機、レー
ザプリンタの如き画像生成機において静電潜像をトナー
画像に現像するために使用される静電潜像現像装置、更
に詳しくは、周表面に現像剤を保持して現像域に搬送す
る現像ローラとともに、この現像ローラの周表面に作用
し該表面に保持される現像剤量を規制する現像剤規制手
段を具備する形態の静電潜像現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像生成機において静電潜像をトナー像
に現像するために、周知の如く、所定方向に回転駆動せ
しめられる現像ローラを具備する形態の静電潜像現像装
置が広く実用に供されている。現像ローラは、所定方向
に回転駆動されることによって、現像剤保持域、現像剤
量規制域及び現像域を順次に移動せしめられる。現像剤
保持域においては、適宜の様式によって供給される現像
剤としてのトナーが現像ローラの周表面に保持される。
現像剤量規制域においては、現像ローラの周表面に保持
されている現像剤としてのトナーに現像剤規制手段が作
用して、現像ローラの周表面に保持されているトナーを
所要量に規制する。現像域においては、周表面に静電写
真感光層を備えた回転ドラムの如き静電潜像担持体の周
表面に現像剤としてのトナーが施され、静電潜像担持体
の表面に形成されている静電潜像がトナー像に現像され
る。良好な現像を遂行するためには、現像ローラの周表
面に保持されているトナー量を現像剤規制手段によって
適切に規制して、現像ローラの周表面に保持されるトナ
ー層を所定の厚さに且つ軸方向に充分均一に形成せしめ
ることが重要である。
【0003】特公昭63−16736号公報には、ウレ
タンゴム、シリコンゴムの如き合成ゴムからなるゴム弾
性体によってブレードが構成された規制手段を具備した
静電潜像現像装置が開示されている。現像剤規制手段を
構成するゴム弾性体は、その片面ないし先端縁が現像ロ
ーラの周表面に圧接せしめられ、現像ローラの周表面に
保持されるトナー量を相当少量に規制して現像ローラの
周表面にトナーの薄層を形成する。また、現像剤規制手
段のブレードを厚さ0.1〜0.2mmのばね用ステン
レス薄板によって構成したものも実用化されている。し
かるに、ゴム弾性体やステンレス薄板等の弾性ブレード
を用いた現像剤規制手段においては、弾性ブレードの両
端部は剛性が低く中央部に比して規制力が劣るため、現
像ローラの周表面に形成されるトナー層は両端部が中央
部より厚くなり、本発明者等の実験によれば、ウレタン
ブレードを用いた場合、両端部のトナー層は中央部より
3.5〜7.0μm厚くなることが判った。このよう
に、弾性ブレードを用いた場合には、現像ローラの周表
面に形成されるトナー層を軸方向全体に均一な厚さにす
ることが難しく、従って、均一な画像が得られ難いとい
う問題があり、また、弾性ブレードは耐磨耗性も低く長
寿命化の点でも必ずしも満足し得るものではない。
【0004】上記弾性ブレードの問題点を解決するする
ために、本出願人は現像剤規制手段を構成するブレード
をガラス等の剛性部材によって形成した発明を特開昭7
ー36277号として提案した。ブレードを剛性体とし
ての板ガラスによって形成することにより、、現像ロー
ラの周表面に形成されるトナー層の層厚を幅方向に均一
に規制することができるとともに、耐磨耗性も向上し長
寿命化の点でも満足できるものとなった。しかしなが
ら、現像ローラの周表面に保持される現像剤量を規制す
る現像剤規制手段を構成するブレードを板ガラスからな
る剛性部材によって構成したものにおいては、現像ロー
ラ等の制作誤差に基づく軸フレや現像ハウジングの反り
等によって現像ローラとブレードとの平行度に狂いが生
ずると、ブレードの圧接力が幅方向全体に均一となら
ず、現像ローラの周表面に形成されるトナー層の層厚を
軸方向全体に均一にすることは困難であることが判っ
た。そこで、本出願人は、現像ローラの周表面に片面が
圧接せしめられるブレードを可撓性を有する板ガラスに
よって形成するとともに、該ブレードの他面に装着され
ブレードを現像ローラに対して所定の位置関係に支持す
る支持プレートを可撓性部材によって構成し、現像ロー
ラの軸フレ等によって現像ローラとブレードとの平行度
に狂いが生じても、ブレードの現像ローラに対する圧接
力が幅方向全体に均一となようにした静電潜像現像装置
を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、現像ローラの
周表面に形成されるトナー層の厚さおよびその安定性
は、上記現像剤規制手段を構成するブレードの現像ロー
ラ周表面への圧接力よって大きく影響されることが本発
明者等の実験の結果判った。即ち、上記圧接力が所定範
囲より低いと現像ローラの周表面に形成される現像剤の
層厚が極端に減少する傾向があり、また、上記圧接力が
所定範囲より高くなると現像ローラの周表面に形成され
る現像剤の層厚が極端に増加することが判った。
【0006】また、現像ローラの周表面に形成されるト
ナー層の厚さおよびその安定性は、上記現像剤規制手段
を構成するブレードの現像ローラ周表面との接触中心か
ら下端までの突出量よって大きく影響されることが本発
明者等の実験の結果判った。即ち、上記突出量が所定範
囲より小さいと現像ローラの周表面に形成される現像剤
の層厚が極端に減少する傾向があり、また、上記突出量
が所定範囲より大きくなると現像ローラの周表面に形成
される現像剤の層厚が極端に増加することが判った。
【0007】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的課題は、現像剤規制手段を構成
するブレードの現像ローラ周表面への圧接力を所定の範
囲に設定することにより、現像ローラの周表面に現像剤
の薄層を所定範囲の厚さで安定して形成することができ
る静電潜像現像装置を提供することである。
【0008】また、本発明の他の技術的課題は、上記現
像剤規制手段を構成するブレードの現像ローラ周表面と
の接触中心から下端までの突出量を所定の範囲に設定す
ることにより、現像ローラの周表面に現像剤の薄層を所
定範囲の厚さで更に安定して形成することができる静電
潜像現像装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記主たる技術的課題を
解決するために、本発明によれば、現像ハウジングと、
該現像ハウジング内に配設され現像剤保持域において周
表面に現像剤を保持し該保持した現像剤を現像域に搬送
して静電潜像に施すための現像ローラと、該現像剤保持
域と該現像域との間に位置する現像剤規制域において該
現像ローラの周表面に保持される現像剤量を規制する現
像剤規制手段とを具備する静電潜像現像装置において、
該現像剤規制手段は、該現像ローラの周表面に片面が圧
接せしめられる可撓性を有する板ガラスによって形成さ
れたブレードと、該ブレードの他面に装着され該ブレー
ドを該現像ローラに対して所定の位置関係に支持する可
撓性を有する支持プレートと、該支持プレートを介して
該ブレードを該現像ローラの周表面に圧接する方向に押
圧する弾性付勢手段とを有し、該弾性付勢手段による該
ブレードの該現像ローラの周表面への圧接力が線圧で
4.0〜12.0g/mmに設定されている、ことを特
徴とする静電潜像現像装置が提供される。
【0010】また、本発明によれば、上記他の技術的課
題を解決するために、上記ブレードの現像ローラの周表
面との接触中心から下端までの突出量が0.5〜2.0
mmに設定されている静電潜像現像装置が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
静電潜像現像装置の好適な実施の形態を図示している添
付図面を参照して、更に詳述する。
【0012】図1には本発明に従って構成された静電潜
像現像装置を装備した画像形成機が示されている。図示
の画像形成機は、周表面に像担持体としての静電感光体
を配設した回転ドラム2を具備している。該回転ドラム
2は回転軸21によって回転自在に図示しない機体ハウ
ジング内に装着されている。矢印22で示す方向に回転
せしめられる回転ドラム2の周囲には、その回転方向に
みて順次に、回転ドラム2の感光層を特定極性に帯電せ
しめる帯電用コロナ放電器4、該帯電用コロナ放電器に
よって特定極性に帯電せしめられた回転ドラム2の感光
層に静電潜像を形成する露光手段としてのレーザ光学装
置6、該光学装置6から照射されるレーザ光によって形
成された静電潜像をトナー像に現像する静電潜像現像装
置8、転写ローラ10、クリーニング装置14、および
除電ランプ16が配設されている。
【0013】静電潜像現像装置8は、合成樹脂によって
形成することができる現像ハウシング30を具備してお
り、この現像ハウジング30内には、現像ローラ40、
補給ローラ50、攪拌手段60およびび現像剤規制手段
70が配設されている。更に、現像ハウシング30には
現像剤収容器としてのトナーカートリッジ100が装着
されている。
【0014】現像ハウジング30は、合成樹脂によって
形成されており、現像室31と攪拌室32を備えてい
る。また、現像ハウジング30には、その上部に開口3
3を備えたトナーカートリッジ装着部34が設けられて
おり、該装着部34にトナーカートリッジ100が装着
される。
【0015】現像ローラ40は、上記現像ハウジング3
0の現像室31内に配設されており、現像ハウジング3
0の両側壁間(図示せず)に回転自在に装着された回転
軸41と、この回転軸41の外周面に固着された中実合
成ゴムローラ42とを含んでいる。回転軸41はステン
レス鋼の如き適宜の金属材料から形成することができ
る。中実合成ゴムローラ42は比較的柔軟で且つ導電性
を有する材料、例えばウレタンゴムの如き導電性中実合
成ゴムによって構成されている。図示の実施形態におい
ては中実合成ゴムローラ42の周表面の面粗さ、即ちJ
IS B 0601に規定されている十点平均粗さRz
が5.0〜12.0に設定されている。また、中実合成
ゴムローラ42の体積抵抗は106 〜109 Ω・cm程
度に設定されている。このように金属材料によって形成
された回転軸41と該回転軸41の外周面に固着された
中実合成ゴムローラ42とによって構成された現像ロー
ラ40は、例えば、回転軸41の外径が8〜10mmで
中実合成ゴムローラ42の外径が16mmで構成されて
いる。従って、回転軸41が外径8mmの場合は中実合
成ゴムローラ42の径方向厚さが4mmであり、回転軸
41が外径10mmの場合は中実合成ゴムローラ42の
径方向厚さが3mmとなるため、中実合成ゴムローラ4
2を構成するゴム単体の硬度が同一のものを用いると、
現像ローラ組み立て体としてのローラ硬度は変わってし
まう。即ち、外径8mmの回転軸を用いた現像ローラの
ローラ硬度は、外径10mmの回転軸を用いた現像ロー
ラのローラ硬度より低くなる。図示の実施形態において
は、回転軸41と該回転軸41の外周面に固着された中
実合成ゴムローラ42とからなる現像ローラ組み立て体
としてのローラ硬度が、アスカーC硬度で60〜80に
設定されている。このように構成された現像ローラ40
のローラ42は、現像ハウジング30に形成されている
開口を通して露呈せしめられて回転ドラム2に対向して
位置付けられる。そして、現像ローラ40を構成するロ
ーラ42の周表面は、回転ドラム2の周表面に圧接せし
められ、かかる圧接領域においてローラ42の周表面が
若干弾性的に圧縮せしめられている。現像ローラ40の
回転軸41は、図示しない駆動手段によって図1に矢印
401で示す方向に連続的に回転駆動される。回転軸4
1の上記回転によってローラ42も矢印401で示す方
向に連続的に回転駆動され、該ローラ42の周表面は現
像剤保持域402、現像剤規制域403および現像域4
04を順次に移動される。なお、図示の実施形態におい
ては、現像ローラ40の回転軸41には300Vの定電
圧が印可される。
【0016】上記補給ローラ50は、上記現像ハウジン
グ30の現像室32内に上記現像ローラ40と平行に配
設されており、現像ハウジング30の両側壁間(図示せ
ず)に回転自在に装着された回転軸51と、この回転軸
51の外周面に固着されたローラ52とを含んでいる。
回転軸51は上記現像ローラ40の回転軸41と同様に
ステンレス鋼の如き適宜の金属材料から形成することが
できる。ローラ52は発泡シリコン或いは発泡ウレタン
の如き発泡体から構成されている。ローラ52は現像ロ
ーラ40のローラ42に圧接せしめられる。ローラ52
を構成している発泡体の硬度は現像ローラ40のローラ
42の硬度よりも相当小さく(例えばアスカーC硬度で
35程度)、ローラ52を現像ローラ40のローラ42
に圧接せしめることによって圧接領域においてローラ5
2が0.1〜0.6mm程度弾性的に圧縮せしめられる
のが望ましい。また、ローラ52も導電性を有してお
り、その体積抵抗は106 〜109 Ω・cm程度に設定
されている。このローラ52は図示しない駆動手段によ
って図1に矢印501で示す方向に連続的に回転駆動せ
しめられる。なお、図示の実施形態においては、現像ロ
ーラ50の回転軸51には上記現像ローラ40への印可
電圧より高い450Vの定電圧が印可される。
【0017】上記攪拌手段60は、上記現像ハウジング
30の攪拌室32内に上記補給ローラ52と平行に配設
されており、現像ハウジング30の両側壁(図示せず)
間に回転自在に装着された回転軸61と、この回転軸6
1に固定された攪拌部材62と、該攪拌部材62に装着
された弾性を有する攪拌シート部材63を含んでいる。
攪拌部材62は、合成樹脂によって形成されており、幅
方向に複数個の開口を備えている。攪拌シート部材63
は、例えばポリエチレンテレフタレート(PETP)樹
脂によって形成されており、その一端部には上記攪拌部
材62に設けられた開口と対応する開口を備え、攪拌部
材62に接着剤等によって固着されている。該攪拌シー
ト部材63の他端部は、上記攪拌部材62より突出して
構成されている。このように構成された攪拌手段60
は、図示しない駆動手段によって図1に矢印601で示
す方向に連続的に回転駆動せしめられる。
【0018】上記現像剤規制手段70は、上記現像ロー
ラ40を構成するローラ42の周表面に圧接せしめられ
る可撓性を有するブレード71と、該ブレード71の支
持手段を構成する可撓性を有する支持プレート72と、
該ブレード71の片面をローラ42の周表面に圧接する
方向に押圧する弾性付勢手段73と、これらブレード7
1、支持プレート72および弾性付勢手段73を保持す
る支持ホルダ76とを具備している。
【0019】上記支持ホルダ76は、例えばアルミ合金
の押し出し加工によって形成されている。この支持ホル
ダ76は、上記現像ハウジング30の両側壁間に対応す
る幅方向長さを有しており、上記支持プレート72の上
端部を装着する上壁761と、該上壁761と所定の間
隔を置いて形成された下壁762と、上記上壁761と
下壁762の後端を接続する後壁763とからなってい
る。上壁761の中間部に内方に突出し幅方向全体に延
びる案内レール764が設けられているとともに、上壁
761の案内レール764と後壁763との間に複数個
(図示の実施形態においては3個)のピン挿入穴765
が設けられている。また、下壁762には後壁763か
ら上記案内レール764に対応する位置に幅方向全体に
延びる案内溝766が形成されている。このように構成
された支持ホルダ76は上記現像ハウジング30の両側
壁間において図示の所定位置に配設され、現像ハウジン
グ30の両側壁を貫通して装着される図示しない締着ボ
ルト等の固定手段によって現像ハウジング30に装着さ
れる。
【0020】上記可撓性を有するブレード71は、上記
現像ローラ40を構成するローラ42の長さに対応する
幅方向長さを有し、少なくともその片面(即ち現像ロー
ラ40を構成するローラ42の周表面に圧接される面)
はローラ42の周表面に沿って幅方向(図1において紙
面に垂直な方向)に延在する平面である板状部材から構
成されている。ブレード71の上記片面における少なく
ともローラ42の周表面に圧接される領域の表面粗さは
充分に小さく、JIS B 0601に規定されている
十点平均粗さRzが5.0〜12.0であることが好ま
しい。ブレード71の上記片面の表面粗さが過大になる
と、現像ローラ40を構成するローラ42の周表面に形
成されるトナー層の表面が充分に平坦化されず、不均一
なものになってしまう傾向がある。従って、ブレード7
1として比較的安価に形成することができるにもかかわ
らず表面粗さが充分に小さく、しかも、硬度が高く耐磨
耗性のある好適な材料としては、市販されている板ガラ
スを挙げることができる。板ガラスの厚さは0.5〜
2.0mm程度のものが使用できる。本発明者等の実験
によれば、ブレード71を構成する板ガラスの厚さが
0.5mmより薄いものを使用した場合稼働中に割れる
ことがあり、また、板ガラスの厚さが2.0mmより厚
いものを使用した場合には所定の可撓性が得られないこ
とが判った。なお、トナーの帯電特性の制御のためにブ
レード71に所要電圧を印加することが望まれる場合に
は、板ガラスの片面に導電性被膜を施すことができる。
板ガラスに代えてステンレス鋼の如き適宜の可撓性を有
する金属板によってブレード71を構成することもでき
る。ブレード71を構成する金属板の片面の表面粗さを
充分に小さくするために、必要に応じて金属板の片面に
適宜の表面処理を施すことができる。
【0021】上記支持プレート72は、図示の実施形態
においては薄板ばね鋼板或いは薄板ステンレス鋼板等の
板ばね材によって構成され、上記ブレード71と略同一
の幅方向長さを有している。支持プレート72は可撓性
を有することが要求されるため、0.1mm程度の板厚
の鋼板を使用することが好ましい。この支持プレート7
2は、図2に示すように、上端部に幅方向に所定の間隔
を置いて複数個(図示の実施形態においては5個)の楕
円形の穴721が設けられている。このように構成され
た支持プレート72は、その下端部表面がブレード71
の他面に接着剤等の固着手段によって固着されている。
なお、トナーの帯電特性の制御のためにブレード71に
所要電圧を印加することが望まれる場合には、上記固着
手段として導電性接着剤を用いることにより、支持プレ
ート72を介してブレード71に所要電圧を印加するこ
とができる。このように、ブレード71の他面に固着さ
れた支持プレート72は、その上端部が支持ホルダ76
を構成する上壁761の端面に当て板77および上記穴
721を挿通して螺合するビス78によって固定支持さ
れている。
【0022】上記押圧部材74は、上記ブレード71と
略同一の幅方向長さを有し、後端が開放された断面ハッ
ト状に形成されており、上記支持プレート72に対向す
る前壁741と、上壁742と、下壁743、該上壁7
42および下壁743の後端から各々上下に延びる案内
支持部744および745とからなっている。上記上壁
742の前面には、その上下方向中間部に幅方向全体に
渡って押圧部を構成する凸条746が設けられている。
また、上記上壁742と下壁743との間には、幅方向
に等間隔に仕切り壁747および748によって形成さ
れる複数個(図示の実施形態においては6個)のばね嵌
合室749が設けられており、弾性付勢手段73を構成
する後述する圧縮コイルばね731が各々嵌合される。
このように構成された押圧部材74は、例えば合成樹脂
材によって一体成形されている。この押圧部材74は可
撓性を有していることが重要である。
【0023】上記弾性付勢手段73は、複数個(図示の
実施形態においては6個)の圧縮コイルばね731から
なっており、押圧部材74に形成された複数個のばね嵌
合室749に一端部が各々嵌合され、その他端が上記支
持ホルダ76を構成する後壁763の前面に当接せしめ
られる。このように構成することにより、押圧部材74
の幅方向に等間隔に配設された複数個の圧縮コイルばね
731の押圧力は、押圧部材74および支持プレート7
2を介してブレード71に作用し、ブレード71の片面
が現像ローラを構成するローラ42の表面に圧接せしめ
られる。このとき、押圧部材74、支持プレート72お
よびブレード71が可撓性を有しているので、現像ロー
ラ40に多少の軸フレがあってもブレード71の片面は
現像ローラ40を構成するローラ42の表面に幅方向全
体に均一に圧接せしめられる。また、ブレード71に装
着された支持プレート72は、押圧部材74を構成する
前壁741の前面に形成された凸条746によって押圧
されるため、その接触面積が小さいので、幅方向全体に
安定して均一な押圧力が作用せしめられる。なお、現像
ローラ40を構成するローラ42の周表面に対するブレ
ード72の圧接力は、ローラ42の周表面上に形成すべ
き現像剤層の厚さに応じて適宜に設定することができ
る。圧接力が大きくなるとローラ42の周表面上に形成
される現像剤層の厚さが小さくなる。また、圧接力が過
剰に大きくなると、ローラ42の円滑な回転が阻害され
る傾向が生ずる。通常、ローラ42の周表面に形成され
るトナー層の厚さは20〜35μm程度であり、このよ
うな厚さの現像剤層を適切に形成するためには、ローラ
42の周表面に対してブレード71を所定範囲の圧接力
を作用せしめればよい。図示の実施形態においては、上
記圧接力が線圧(幅方向単位長さ当りの圧力)で4.0
〜12.0g/mmに設定されている。
【0024】上記ブレード71の下端部は、図5に示す
ように上記現像ローラ40を構成するローラ42とブレ
ード71の圧接部位を越えて、ローラ42の移動方向に
見て上流側に幾分突出せしめられているのが望ましい。
図示の実施形態においてはブレード71のローラ42と
の接触中心からブレード71の下端までの突出量(S)
は、0.6乃至1.4mmに設定されている。この突出
量(S)が0.6mmより短いと、ブレード71による
規制作用が過剰になり良好な現像剤層を形成することが
困難になる傾向があり、上記突出量(S)が1.4mm
より長くなると、形成される現像剤層の厚さが過大にな
る傾向があり、かつ現像剤層の層厚が安定しないことが
本発明等の実験の結果判った。
【0025】上記現像剤規制手段70は、上記弾性付勢
手段73による支持プレート72およびブレード71へ
の押圧力を解除する圧解除手段79を具備している。圧
解除手段79は、図示の実施形態においては3個のスト
ッパーピン791を備えている。この3個のストッパー
ピン791は、現像剤規制手段70の組み立て時には図
4に示すように上記支持ホルダ76を構成する上壁76
1に設けられた案内レール764と後壁763との間に
形成された3個のピン挿入穴765に各々挿入され、上
記押圧部材74を構成する案内支持部764の前面に作
用して上記支持プレート72の背面に作用する弾性付勢
手段73の押圧力を解除する。そして、現像剤規制手段
70を現像装置8の所定部に組み付けた後は上記3個の
ストッパーピン791を上記ピン挿入穴765から抜き
取ることにより、図1にしめすように圧縮コイルばね7
51の押圧力が上記支持プレート72の背面に作用せし
められるようになっている。
【0026】次に、現像剤規制手段70の組み立ておよ
び現像剤規制手段70の現像ハウジング30への組み付
け手順について説明する。現像剤規制手段70の組み立
てに際しては、図3に示すように先ず押圧部材74のば
ね嵌合室749に圧縮コイルばね731の一端部を嵌合
し、該圧縮コイルばね731を圧縮しつつ支持ホルダ7
6の一端からホルダ76の他端に向けて挿入する。この
とき、押圧部材74における上側の案内支持部744を
上記後壁463と案内レール764との間に位置付ける
とともに、下側の案内支持部745を案内溝766に位
置付けることによって弾性付勢手段73の構成体として
支持ホルダ76の所定位置に挿入することができる。こ
のようにして、支持ホルダ76に弾性付勢手段73が装
着されたならば、上記押圧部材74の前壁741を圧縮
コイルばね731の力に抗して後壁763側に押し、こ
れに伴い案内支持部744がピン挿入穴765より後壁
763側に移動せしめられた状態で図5に示すようにピ
ン挿入穴765にストッパーピン79を挿入することに
より、該ストッパーピン79が押圧部材74を構成する
案内支持部764の前面に作用して押圧部材74の前方
への移動を規制し、上記支持プレート72の背面に作用
する圧縮コイルばね731の押圧力を解除する。圧縮コ
イルばね731による押圧力の作用を解除した状態で、
ブレード71の他面に固着された支持プレート72の上
端部を上記のようにホルダ76を構成する上壁761の
端面にビス78によって装着する。このようにして、支
持プレート72の背面に作用する押圧力を解除した状態
で組み立てられた現像剤規制手段70は、上記現像ハウ
ジング30の両側壁間において図1に示す所定位置に配
設され、現像ハウジング30の両側壁を貫通して装着さ
れる図示しない締着ボルト等の固定手段によって装着さ
れる。現像剤規制手段70を現像ハウジング30の所定
位置に装着したならば、ストッパーピン79を上記ピン
挿入穴765から抜き取ることにより、押圧部材74の
前方即ち支持プレート72側への移動が許容され圧縮コ
イルばね731によって押圧部材74の前面に設けられ
た突条746が上記支持プレート72の背面に押圧せし
められる。以上のように、図示の実施形態による現像剤
規制手段70は、ブレード71を装着した支持プレート
72の背面に作用する押圧力を解除した状態で組み立て
られているので、現像ハウジング30への組み付けに際
してブレード71によって現像ローラ40の周表面を損
傷することはない。
【0027】図示の実施形態による静電潜像現像装置は
以上のように構成され、以下その作用について説明す
る。静電潜像現像装置の作動開始により、上記現像ロー
ラ40のローラ42、補給ローラ50のローラ52およ
び攪拌手段60が図示しない駆動手段によって各々が矢
印で示す方向に回転駆動される。攪拌手段60が矢印6
01で示す方向に回転することにより、攪拌室32内に
収容された現像剤は攪拌されつつ現像室31内に供給さ
れる。他方、現像ローラ40を構成するローラ42の周
表面に保持されて上記現像域404を通過した使用後の
現像剤が、現像ローラ40と補給ローラ50との接触部
で補給ローラ50の表面に移され、現像室31内で攪拌
手段60によって送り込まれた現像剤と混合せしめられ
る。このようにして現像室31内で混合された現像剤
は、補給ローラ50を構成する発泡体からなるローラ5
2の周表面に保持されて現像ローラ40に向けて搬送さ
れる。
【0028】補給ローラ50の周表面に保持され現像ロ
ーラ40に向けて搬送される現像剤は、現像剤保持域4
02において現像ローラ40を構成するローラ42の周
表面に供給保持され、像剤規制域403に向けて搬送さ
れる。像剤規制域403においては、現像剤規制手段7
0のブレード71が現像ローラ40のローラ42の周表
面に保持されている現像剤に作用して、ローラ42の周
表面に保持される現像剤を所要量に規制して薄層に形成
せしめる。このとき、ブレード71、支持プレート72
および押圧部材74が可撓性を有しているので、現像ロ
ーラ40に多少の軸フレがあってもブレード71の片面
は現像ローラ40を構成するローラ42の表面に幅方向
全体に均一に圧接せしめられる。
【0029】次に、現像域404においては、回転ドラ
ム2の周表面に配設されている静電感光体上の静電潜像
に現像剤が施されて、静電潜像がトナー像に現像され
る。例えば、静電潜像は+600V程度に帯電せしめら
れた非画像領域と+120V程度に帯電せしめられた画
像領域とを有し、画像領域に現像剤としてのトナーが付
着せしめられる(所謂反転現像)。回転ドラム2は図1
に矢印22で示す方向に連続的に回転駆動せしめられ、
従って現像域404において回転ドラム2の周表面と現
像ローラ40を構成するローラ42の周表面とは同一方
向に移動せしめられる。ローラ42の周表面の移動速度
V2は回転ドラム2の周表面の移動速度V1よりも幾分
大きく設定されており、1.2V1≦V2≦2.2V1
であるのが好適である。この場合には、現像ローラ40
のローラ42によって現像域404に充分な現像剤が搬
送されるとともに、回転ドラム2の周表面に対するロー
ラ42の周表面の摺擦作用によって静電潜像の非画像部
に一旦付着した現像剤が適切に剥離され、かくして適切
な現像濃度を有し且つかぶりのない良好なトナー像を得
ることができる。現像剤としては、体積平均粒子径(V
ol.50%:体積平均粒子径以下のトナーと体積平均
粒子径以上のトナーとの体積が同一)が8.0乃至1
2.0μm程度であり体積抵抗が108 Ω・cm以上で
あるトナーのみから成る現像剤が好適に使用される。
【0030】次に、ブレード71の突出量(S)の設定
について説明する。図6は上記図1に示す静電潜像現像
装置における現像剤規制手段70を構成するブレード7
1の現像ローラ40を構成するローラ42との接触中心
からブレード71の下端までの突出量(S)と、ローラ
42の周表面に形成される現像剤の層厚との関係を示す
実験結果である。図6において、実線はローラ42の周
表面の面粗さ(JISB−0601に規定されている十
点平均粗さ)Rzが12.0μmの現像ローラ40を用
い、上記弾性付勢手段73による押圧力、即ち上記ブレ
ード71のローラ42の周表面に対する圧接力を線圧
(幅方向単位長さ当りの圧力)で4.0g/mmとした
場合の値である。また、破線は実線はローラ42の周表
面の面粗さ(JIS B−0601に規定されている十
点平均粗さ)Rzが5.0μmの現像ローラ40を用
い、上記ブレード71のローラ42の周表面に対する圧
接力を線圧(幅方向単位長さ当りの圧力)で12.0g
/mmとした場合の値である。この実験結果から判るよ
うに、上記突出量(S)が0.5mmより短いとローラ
42の周表面に形成される現像剤の層厚が極端に減少
し、また、上記突出量(S)が2.0mmより長いとロ
ーラ42の周表面に形成される現像剤の層厚の増加割合
が大きくなることが判る。上記突出量(S)が0.5〜
2.0mmの範囲においては、ローラ42の周表面の面
粗さ(JIS B−0601に規定されている十点平均
粗さ)Rzが5.0〜12.0μmの範囲で、また、ブ
レード71のローラ42の周表面に対する圧接力が線圧
(幅方向単位長さ当りの圧力)で4.0〜12.0g/
mmの範囲で変化しても、ローラ42の周表面に形成さ
れる現像剤の層厚は20〜35μmの範囲に安定してい
る。従って、上記突出量(S)は0.5〜2.0mmに
設定すればよい。
【0031】次に、上記ブレード71の圧接力の設定に
ついて説明する。図7は上記図1に示す静電潜像現像装
置における現像剤規制手段70を構成するブレード71
の現像ローラ40を構成するローラ42周表面への圧接
力(線圧)と、ローラ42の周表面に形成される現像剤
の層厚との関係を示す実験結果である。図7において、
実線はローラ42の周表面の面粗さ(JIS B 06
01に規定されている十点平均粗さ)Rzが12.0μ
mの現像ローラ40を用い、ブレード71の上記突出量
(S)を2.0mmとした場合の値である。また、破線
はローラ42の周表面の面粗さ(JIS B 0601
に規定されている十点平均粗さ)Rzが5.0μmの現
像ローラ40を用い、ブレード71の上記突出量(S)
を0.5mmとした場合の値である。この実験結果から
判るように、ブレード71の上記圧接力が線圧で4.0
〜12.0g/mmの範囲においては、現像ローラ40
を構成するローラ42の周表面の面粗さ(JIS B
0601に規定されている十点平均粗さRz)が5.0
〜12.0の範囲で、また、上記ブレード71の突出量
を0.5〜2.0mmの範囲で変化してもローラ42の
周表面に形成される現像剤の層厚は20μm〜35μm
の範囲に安定している。従って、上記圧接力(線圧)は
4.0〜12.0g/mmに設定すればよい。
【0032】
【発明の効果】本発明による静電潜像現像装置は、現像
剤規制手段を構成するブレードおよび該ブレードに装着
されブレードを現像ローラに対して所定の位置関係に支
持する支持プレートが可撓性を有する部材によって構成
されており、上記ブレードの現像ローラの周表面への圧
接力(線圧)が4.0〜12.0g/mmに設定されて
いるので、現像ローラの周表面に所定範囲の層厚の現像
剤薄層を安定して形成することができる。
【0033】また、本発明によれば、上記ブレードの現
像ローラの周表面との接触中心から下端までの突出量が
0.5〜2.0mmに設定されているので、現像ローラ
の周表面に所定範囲の層厚の現像剤薄層をより安定して
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された一実施形態による静
電潜像現像装置を装備した画像生成機の概略構成断面
図。
【図2】図1に示す静電潜像現像装置に装備される現像
剤規制手段を構成するブレードおよび支持プレートの斜
視図。
【図3】図1に示す静電潜像現像装置に装備される現像
剤規規制手段の一部を破断面して示す要部斜視図。
【図4】図1に示す静電潜像現像装置に装備される現像
剤規規制手段の組み立て状態を示す断面図。
【図5】図1に示す静電潜像現像装置に装備される現像
剤規制手段を構成するブレードと現像ローラと関係を示
す説明図。
【図6】図1に示す静電潜像現像装置に装備される現像
剤規制手段を構成するブレードの現像ローラとの接触中
心からブレードの下端までの突出量(S)と、現像ロー
ラの周表面に形成される現像剤の層厚との関係を示す
図。
【図7】図1に示す静電潜像現像装置に装備される現像
剤規制手段を構成するブレードの現像ローラの周表面へ
の圧接力(線圧)と、現像ローラの周表面に形成される
現像剤の層厚との関係を示す図。
【符号の説明】
2:回転ドラム 4:帯電用コロナ放電器 6:レーザ光学装置 8:静電潜像現像装置 10:転写ローラ 14:クリーニング装置 16:除電ランプ 30:現像ハウシング 31:現像室 32:攪拌室 40:現像ローラ 50:補給ローラ 60:攪拌手段 70:現像剤規制手段 71:ブレード 72:支持プレート 73:弾性付勢手段 74:押圧部材 76:支持ホルダ 100:トナーカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 毅 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 乾 洋士 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像ハウジングと、該現像ハウジング内
    に配設され現像剤保持域において周表面に現像剤を保持
    し該保持した現像剤を現像域に搬送して静電潜像に施す
    ための現像ローラと、該現像剤保持域と該現像域との間
    に位置する現像剤規制域において該現像ローラの周表面
    に保持される現像剤量を規制する現像剤規制手段とを具
    備する静電潜像現像装置において、 該現像剤規制手段は、該現像ローラの周表面に片面が圧
    接せしめられる可撓性を有する板ガラスによって形成さ
    れたブレードと、該ブレードの他面に装着され該ブレー
    ドを該現像ローラに対して所定の位置関係に支持する可
    撓性を有する支持プレートと、該支持プレートを介して
    該ブレードを該現像ローラの周表面に圧接する方向に押
    圧する弾性付勢手段とを有し、 該弾性付勢手段による該ブレードの該現像ローラの周表
    面への圧接力が線圧で4.0〜12.0g/mmに設定
    されている、 ことを特徴とする静電潜像現像装置。
  2. 【請求項2】 該ブレードの該現像ローラの周表面との
    接触中心から下端までの突出量が0.5〜2.0mmに
    設定されている請求項1記載の静電潜像現像装置。
JP31718495A 1995-11-10 1995-11-10 静電潜像現像装置 Pending JPH09138570A (ja)

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JP31718495A JPH09138570A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 静電潜像現像装置
US08/739,571 US5812918A (en) 1995-11-10 1996-10-30 Electrostatic latent image developing device with developing agent-limiting means
TW85113700A TW310386B (ja) 1995-11-10 1996-11-09
KR1019960053021A KR970028912A (ko) 1995-11-10 1996-11-09 정전잠상현상장치
CN96120559.8A CN1158439A (zh) 1995-11-10 1996-11-11 静电潜像显像装置

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