JPH09138346A - 投映レンズ系およびそれを用いたプロジェクションテレビセット - Google Patents

投映レンズ系およびそれを用いたプロジェクションテレビセット

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JPH09138346A
JPH09138346A JP8250028A JP25002896A JPH09138346A JP H09138346 A JPH09138346 A JP H09138346A JP 8250028 A JP8250028 A JP 8250028A JP 25002896 A JP25002896 A JP 25002896A JP H09138346 A JPH09138346 A JP H09138346A
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lens system
projection
ray tube
projection lens
cathode ray
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JP8250028A
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English (en)
Inventor
Jacob Moskovich
モスコヴィッチ ジャコブ
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3M Precision Optics Inc
Original Assignee
US Precision Lens Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B9/00Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
    • G02B9/62Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having six components only
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/16Optical objectives specially designed for the purposes specified below for use in conjunction with image converters or intensifiers, or for use with projectors, e.g. objectives for projection TV
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/74Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 陰極線管、スクリーン、および投映レンズ系
からなるプロジェクションテレビセットにおいて、画像
の品質を高める。 【解決手段】 投映レンズ系が、像側から順に、正の
度、少なくとも1つの非球面、および陰極線管に対して
凹である全体的なメニスカス形状を有する第1のレンズ
素子;負の度および少なくとも1つの非球面を有する第
2のレンズ素子;正の度を有し、レンズ系の大部分の度
を提供する第3のレンズ素子;弱い度、少なくとも1つ
の非球面、および陰極線管に対して凹である全体的なメ
ニスカス形状を有する第4のレンズ素子;正の度、少な
くとも1つの非球面、および陰極線管に対して大部分が
凸である陰極線管に面する表面を有する第5のレンズ素
子;および、強い負の度を有し、レンズ系の使用中に陰
極線管に関連し、レンズ系の像面湾曲のほとんどを補正
するレンズユニットからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクション
テレビに使用する投映レンズ系に関し、特に、(1) 広い
視野、例えば、約40°の半視野;(2) 小さいfナンバ
ー、例えば、約1.0のfナンバー;および(3) 同一の構
造を有する従来技術のレンズ系と比較して改良されたサ
ジタル変調伝達関数(MTF):を有する改良投映レン
ズ系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CRTプロジェクションテレビの投映レ
ンズ系がここ15年ほどに亘り発展し続けている。その結
果、今日の多くのCRTプロジェクションテレビは、f
/1以下のfナンバーを有するファストレンズ系を備
え、25°以上の半視野を提供している。
【0003】プロジェクションテレビの色像は通常、3
色CRT、すなわち、赤CRT、緑CRT、および青C
RTからの像を組み合わせることにより得られている。
3つのCRTからの像が、観察スクリーンで互いの上に
実質的に重なるように、すなわち、色縞(color fringi
ng)を最小にするように、プロジェクションテレビに用
いられている投映レンズ系が通常、横色収差、すなわ
ち、光軸上の像点の高さの波長に関する変動について、
補正されている。横色収差はまた、倍率の色差または単
純に横の色として知られている。この補正は通常、レン
ズ系の度の強いレンズの近傍にレンズ系の絞りを位置さ
せることにより行なわれる。
【0004】多くの用途に関して、投映レンズ系を縦色
収差、すなわち、軸像点の光軸に沿った位置の波長に関
する変動について、補正する必要がない。縦色収差もま
た、軸上の色収差または単純に軸上の色として知られて
いる。レンズ系により補正されない場合、この収差は、
レンズ系およびスクリーンに関する関連CRTの位置を
物理的に調節することにより、すなわち、前後の共役を
調節してレンズ系の焦点距離の変化を波長に関して補正
することにより、処理されている。
【0005】市販のCRTに用いられているリン光物質
は単一波長では光を放出しない。特に、緑のリン光物質
は青および赤において著しい側波帯を有している。より
少ない程度であるが、赤および青のリン光物質に関して
も、同様の多色度が存在する。
【0006】高品位テレビ、データディスプレー、また
は高倍率で作動する系のような、ある用途に関して、軸
上の色が完全にまたは部分的に補正されたレンズ系で
は、CRTの色の広がりの結果としての像コントラスト
の損失および/または可視色縞を避ける必要がある。例
えば、Betenskyの米国特許第4,815,831 号、Kreizer の
米国特許第4,900,139 号、およびMoskovich の米国特許
第4,963,007 号を参照のこと。しかしながら、そのよう
な完全にまたは部分的に色補正されたレンズ系は、色補
正されていないレンズ系よりも複雑で高価である。した
がって、これらのレンズ系はしばしば消費者用には用い
られない。
【0007】Wesslingの米国特許第5,055,922 号には、
色の広がりの問題を取り扱うそれほど高価ではない手法
が開示されている。この手法によると、望ましくないC
RT側波帯の少なくともいくつかを吸収するフィルタ物
質が、レンズ系の1つ以上の構成素子に組み込まれてい
る。この手法では、側波帯の光強さが著しく減少してい
るが、完全には除去されていない。また、フィルタ物質
の手法では、レンズ系の全体的な収差挙動が変化しな
い。
【0008】投映レンズ系の視野が約25°の半角を超え
ない場合、レンズ系は、ちょうど3つの構成素子からな
っていてもよく、それでもまだ、十分な高レベルの結像
性能を提供する。一般的な形状には、レンズ系の像側に
弱い非球面状素子があり、これに強い正の度の素子が付
随し、さらにCRTの近傍の強い負の素子が付随する。
例えば、Betenskyの米国特許第4,300,817 号、同第4,34
8,081 号および同第4,526,442 号を参照のこと。
【0009】この形状に関して、非球面状の第1の素子
が球面状収差および他の開口依存性収差のほとんどを補
正し、レンズ系の開口絞りの相対的な位置と組み合わさ
れた正の素子により非点収差が補正され、CRTに近い
負の素子がレンズの像面湾曲を補正する。
【0010】レンズ系の焦点距離を短くしてプロジェク
ションテレビをよりコンパクトにする場合には、レンズ
系の像面カバレージを増大させなければならない。視野
の半角を約28°まで増大させる場合、3つの素子形態で
は一般的に、適切に高レベルの光学性能を達成できな
い。この問題を取り扱うために、4つ目の素子(補正素
子)を3つの構成素子形態の強い正の素子と強い負の素
子との間に加えている。Betenskyの米国特許第4,697,89
2 号、並びにMoskovich の米国特許第4,682,862号、同
第4,755,028 号および同第4,776,681 号を参照のこと。
この追加の素子は通常大きい光学度を有していない。し
かしながら、この素子はサジタル軸外球面収差およびコ
マ収差のような開口依存性の軸外れ収差を補正する非球
面状表面を有していなければならない。4つの素子形態
を用いて効果的に33°から35°までの半角を達成してい
る。5つの素子形態も従来技術において知られている。
前出のMoskovich の米国特許第4,682,862 号および同第
4,776,681 号を参照のこと。
【0011】レンズ系の性能への要求が増してきたの
で、6つの素子系が使用されるようになってきた。Mosk
ovich の米国特許第5,296,967 号および同第5,329,363
号にはこの種類の系が開示されている。これらの系は実
際にうまく作動してきたが、それらのMTF、特にサジ
タルMTFが、大きい視野位置(視野角)で所望のもの
よりも小さい値を有していることが分かった。
【0012】図5および6は、そのような従来技術の6
素子投映レンズ系のMTFを示している。特に、図5
は、米国特許第5,329,363 号のレンズ系の市販の実施の
形態のMTFを示しており、図6は、米国特許第5,296,
967 号の図2のレンズ系のMTFを示している。
【0013】図5および6のプロット(並びに図1B、
1C、2B、2C、3B、4B、および4Cのプロッ
ト)は、左側に焦点を通した(through-focus )MTF
および右側に最良の軸焦点での光学的伝達関数(OT
F)を示している。5つの視点、すなわち、軸、0.35
H、0.70H、0.85Hおよび1.0 Hのデータが示されてい
る。右側のプロットの実際の視野高さが示されている。
これらの視野高さは、右側と左側のプロットの両方に適
用され、ミリメートルで示されている。
【0014】焦点を通したデータは、表示したミリメー
トル当たりのサイクルの空間周波数、すなわち、2サイ
クル/mmにある。この空間周波数値は、典型的な7イ
ンチCRT管の5インチ斜像に関する水平方向の約400
TV線に対応するので、プロジェクションテレビ装置の
性能を評価するのにしばしば用いられている。400 TV
線解像度は、ほとんどのレーザディスクプレーヤの最大
解像度仕様に対応する。通し焦点データおよび最良焦点
データの両方は、接線MTF(実線)およびサジタルM
TF(点線)を示している。絶対値のスケールが各々の
ブロックの左側にあり、ゼロから1までに亘っている。
OTFの相が最良焦点プロットの点曲線として示されて
いる。この相のスケールが、各々の最良焦点ブロックの
右側に示されており、ラジアンの尺度で示されている。
全てのOTFデータは546.1 ナノメータの波長に関する
ものである。最良焦点プロット上に示された軸焦点シフ
トは通し焦点プロットのゼロ位置に相対的である。最良
焦点平面は、軸通し焦点プロットのピークにある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図5および6の検討結
果は、これらの図の従来技術のレンズ系が、0.85H以上
の視野位置で約0.5 未満である2サイクル/mmでのサ
ジタルMTFを有することを示している。これらの値
は、プロジェクションテレビの全視野に亘る高品位の画
像に望ましいものよりも小さい。本発明はこれらのサジ
タルMTFを改良して、プロジェクションテレビにより
形成される画像の品質をさらに高めることを指向してい
る。
【0016】上述した従来技術の点から見て、本発明の
目的は、プロジェクションテレビ、特に、後から投影す
るプロジェクションテレビに使用する改良投映レンズ系
を提供することにある。
【0017】より詳しくは、本発明の目的は、約1.0 の
fナンバーで約40°までの半視野をカバーできると同時
に、最新の消費者向きのプロジェクションTV装置の必
要条件を満たすほど十分に高い結像性能、特に、広い視
野範囲において比較的高いサジタルMTFに対応する結
像性能を提供する、投映レンズ系を提供することにあ
る。
【0018】本発明の別の目的は、軸上の色が部分的に
補正され前述した特徴を有する投映レンズ系を提供する
ことにある。
【0019】本発明のさらなる目的は、手頃なコストで
製造できる投映レンズ系を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した目的および他の
目的を達成するために、本発明は、陰極線管(CRT)
と組み合わせて使用する投映レンズ系であって、結像側
から順番に、 (a) 正の度、少なくとも1つの非球面、およびCRT
に対して凹である全体的なメニスカス形状を有する第1
のレンズ素子; (b) 負の度および少なくとも1つの非球面を有する第
2のレンズ素子; (c) 正の度を有し、レンズ系の度の大部分を供与する
第3のレンズ素子; (d) 弱い度、少なくとも1つの非球面、およびCRT
に対して凹である全体的なメニスカス形状を有する第4
のレンズ素子; (e) 正の度、少なくとも1つの非球面、およびCRT
に対して大部分が凸であるCRTに面する表面を有する
第5のレンズ素子;および (f) 強い負の度を有し、レンズ系の使用中にCRTに
関連し、レンズ系の像面湾曲のほとんどを補正するレン
ズユニット; からなる投映レンズ系を提供する。
【0021】ある好ましい実施の形態において、レンズ
系は以下の特徴のいくつかまたは全てを有する。(1) 第
1のレンズ素子は、米国特許第5,329,363 号の教示によ
る高分散材料からなる。(2) 第1、第2、第3、第4お
よび第5のレンズ素子の各々には2つの非球面がある。
(3) 第3のレンズ素子は、両凸面であり、レンズ系の度
の大部分を供与する。すなわち、第3のレンズ素子の焦
点距離は、レンズ系全体の焦点距離の約0.8 倍から約1.
6 倍までの間にある。(4) 第4のレンズ素子は正の度を
有する。
【0022】他の好ましい実施の形態において、第2の
レンズ素子は高分散材料からなり、第3のレンズ素子は
低分散材料からなり、部分的に色が補正されたレンズ系
を提供している。
【0023】ここに用いられているように、「弱い」と
いう用語は、焦点距離が、レンズ系全体の有効焦点距離
の少なくとも約2.5 倍である大きさを有する素子を記載
するために用いられ、「強い」という用語は、焦点距離
が、レンズ系全体の有効焦点距離の約2.5 倍未満である
大きさを有する素子またはユニットを記載するために用
いられている。
【0024】明細書に含まれ、その一部を構成する図面
は、本発明の好ましい実施の形態を説明するものであ
り、記載とともに本発明の原理を説明するのに役立つ。
もちろん、図面および記載の両方は説明のためのみであ
り、本発明を制限するものではない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態を参
照して本発明を詳細に説明する。
【0026】上述したように、本発明のレンズ系は、レ
ンズ系の遠い共役から近い共役まで、すなわち、スクリ
ーンからCRTまでの度に関して以下の順序:+−++
+−で好ましくは配列された6つの構成素子から構成さ
れている。第2の負の素子は、本発明により達成された
サジタルMTFの改良に関して非常に重要なものであ
る。
【0027】上述した米国特許第5,329,363 号および同
第5,296,967 号の系のような従来技術の系において、像
面湾曲(ペッツバル和)とサジタル斜球面収差との間で
釣合いがとられている。すなわち、それら従来技術の系
が比較的高レベルのサジタル斜球面収差を有することが
でき、レンズ系の他の性質、例えば、CRTに近い強い
負のユニットとともに、この比較的高レベルを用いて、
観察スクリーンで像面湾曲の補正の必要なレベルを達成
している。
【0028】比較的高レベルのサジタル斜球面収差のた
めに、広い視野範囲で比較的乏しいOTFとなる。具体
的には、この収差の相当なレベルで存在するために、広
い視野範囲での2サイクル/mmで約0.5 未満のMTF
値となる。
【0029】本発明によると、この問題には、レンズ系
の第2の素子として負のレンズ素子を備えることにより
対処する。この負の素子が存在することにより、補正す
るのが難しい著しい他の収差を加えることなく、系全体
の像面湾曲が改良される。この手法は、像面湾曲を改良
するCRT(像面フラットナー)に関連するレンズユニ
ットの負の度を増加させることと対比すべきである。し
かしながら、この像面フラットナーはすでに強いユニッ
トであるので、より大きい負の度を加えることにより、
補正するのが困難な他の収差問題を引き起こす。
【0030】この収差のレベルはもはや系全体の像面湾
曲を釣り合わせるように高く維持する必要がないので、
レンズ系の第2の素子として負のレンズ素子を使用する
ことにより達成された改良像面湾曲により、系のサジタ
ル斜球面収差をより良く補正できる。サジタル斜球面収
差を改良することにより、所望のように、広い視野範囲
でサジタルMTFが改良される。
【0031】図1B、1C、2B、2C、3B、4B、
および4Cは、本発明を使用することにより達成された
改良サジタルMTFを示している(特に、図5および6
の対応プロットとこれらの図の0.85Hでのプロットを比
較する)。図1および2のレンズ系は完全に最適化され
ており、図3および4のレンズ系は部分的にのみ最適化
されている。したがって、図3B、4B、および4Cの
MTFは、これらの図のレンズ系をさらに最適化するこ
とにより、さらに改良することができる。
【0032】レンズ系のスクリーン端での負の度を含む
ことにより、球面収差のレベルがいくぶん高い傾向にあ
る。しかしながら、結局、大像結での、レンズ系の全体
的な性能が改良される。
【0033】負の第2のレンズ素子を使用することによ
り、レンズ系内の軸上の色を少なくともある程度補正す
ることができる。この色補正は、負の第2のレンズ素子
を高分散材料から製造することにより、より詳しくは、
正の第3のレンズ素子に用いられる材料の分散よりも大
きい分散を有する材料から負の第2のレンズ素子を製造
することにより行なわれる。
【0034】ここに用いているように、高分散材料は、
フリントガラスの分散と同様の分散を有するものであ
る。より詳しくは、高分散材料は、それぞれ、1.85から
1.5 までの範囲の屈折率に関して、20から50までの範囲
のV値を有するものである。これとは対照的に、低分散
材料は、クラウンガラスの分散と同様の分散を有するも
のであり、もしくは、V値に関して、それぞれ、1.85か
ら1.5 までの範囲の屈折率に関して、35から75までの範
囲のV値を有するものである。
【0035】負の第2のレンズ素子を構成するのに使用
する好ましい高分散材料はスチレンであり、正の第3の
レンズ素子を構成するのに使用する好ましい低分散材料
はクラウン型ガラスである。スチレンの代わりに、ポリ
カーボネートおよびNASのようなポリスチレンとアク
リルとのコポリマーを含む、フリント状分散を有する他
のプラスチックを用いて、負の第2のレンズ素子を調製
しても差支えない。オハイオ州、シンシナティのU. S.
Precision Lens, Inc., から1983年に発行されたThe Ha
ndbook of Plastic Opticsの17-19 頁を参照のこと。
【0036】負の第2のレンズ素子を高分散材料から製
造することに加えて、正の第1のレンズ素子もまたその
ような材料から製造しても差支えない。このようにし
て、上記米国特許第5,329,363 号に詳しく記載されてい
るように、レンズ系のスフェロクロマティズムを減少さ
せることができる。第1のレンズ素子にそのような高分
散材料を使用することにより、横の色もまたは改良され
る。正の第2のレンズ素子にとって好ましい高分散材料
はスチレンであるが、上記特許に記載されているような
他の高分散材料を用いても差支えない。
【0037】各々の素子1、2、4、および5、並びに
視野フラットナーレンズユニットには、レンズ系の収差
の補正を容易にする少なくとも1つの非球面があり、好
ましくは、各々が2つの非球面を有する。レンズ表面が
非球面であるので、素子の全体的な形状は好ましくは、
多くの場合には、一方で最良に適合する球面に関して
と、他方で光軸での曲率半径に関しての素子の全体的な
形状の記載は同一であるけれども、光軸での素子の曲率
半径というよりもむしろ、最良に適合する球面に関して
記載されている。Dunham,C.B.,およびC.R.Crawford, の
「Minimax Approximation by a Semi-Circle, 」Societ
y for Industrial and Applied Mathematics, Vol.17,N
o.1,1980年 2月を参照のこと。レンズ系のコストを比較
的低く抑えるために、全ての非球面素子を光学プラスチ
ックで製造するように設計する。特に、成形を容易にす
るために、これら素子の各々の開口に亘り相当均一な厚
さを維持する。それらはプラスチックであるので、周囲
温度の変化によるレンズ系の焦点の移行を最小にするよ
うに、素子の度をできるだけ小さく維持することが望ま
しい。上述したように、度を有する素子(素子3)は好
ましくはガラスから製造する。
【0038】図1から4までは、本発明により構成した
様々なレンズ系を示している。対応する処方および光学
特性が、それぞれ、表1から4に列記されている。HO
YAおよびSCHOTTの名称のものが素子3のガラス
に用いられている。他の製造社により製造された同等の
ガラスを本発明を実施するのに用いても差支えない。ス
チレン素子およびアクリル素子には工業基準を満たした
材料を用いる。材料の名称433500(423500)および5665
00は、それぞれ、S12とS13(CRTフェースプレー
ト)との間、およびS13とS14との間のカップリング流
体の分散特徴および屈折率を示している。具体的には、
材料のNe値はこの名称の最初の3桁に1,000 を加える
ことにより得られ、Ve値は最後の桁の前に小数点を配
することにより最後の3桁から得られる。
【0039】表に記載した非球面係数は下記の式に使用
するためのものである。
【0040】
【数1】
【0041】ここで、zは系の光軸から距離yにある表
面サグであり、cは光軸でのレンズの曲率であり、kは
コニック係数であり、これは表1から4までのレンズ系
においてはゼロである。
【0042】これらの表に用いた略語を以下に示す。
【0043】 EFL 有効焦点距離 FVD 前面頂点距離 f/ fナンバー ENP 入射瞳 EXP 射出瞳 BRL 鏡筒長さ OBJ HT 物体高さ MAG 倍率 STOP 開口絞り位置 IMD 像距離 OBD 物体距離 OVL 物像距離 表における様々な表面に関する「a」の記号は、非球面
を示すものである。表に示した全ての寸法はミルメート
ルである。光が図において左から右に伝わり、「物体」
が左側にあり、「像」が右側にあることを前提として、
表が構成されている。実際においては、物体(CRT)
が右側にあり、像(観察スクリーン)が左側にある。
【0044】表1から4のレンズ系の観察スクリーンの
方向において、最も短い焦点距離での半視野を以下に示
す。
【0045】 表1 43.6° 表2 38.5° 表3 38.0° 表4 42.4° 図7は、本発明により構成したCRTプロジェクション
テレビ10の概略図である。この図面に示したように、プ
ロジェクションテレビ10には、前面に沿ったプロジェク
ションスクリーン14を有するキャビネット12およびその
背面に沿った傾斜鏡18がある。モジュール13は、本発明
により構成したレンズ系を示しており、モジュール16は
これに関連するCRTを示している。実際には、3つの
レンズ系13および3つのCRT16を用いて、赤、緑、お
よび青の像をスクリーン14に投射する。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】
【表4】
【0050】
【表5】
【0051】
【表6】
【0052】
【表7】
【0053】
【表8】
【0054】
【表9】
【0055】
【表10】
【0056】
【表11】
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明により構成したレンズ系の側面図
【図1B】図1Aのレンズ系のMTF/OTFをプロッ
トしたグラフ
【図1C】図1Aのレンズ系のMTF/OTFをプロッ
トしたグラフ
【図2A】本発明により構成したレンズ系の側面図
【図2B】図2Aのレンズ系のMTF/OTFをプロッ
トしたグラフ
【図2C】図2Aのレンズ系のMTF/OTFをプロッ
トしたグラフ
【図3A】本発明により構成したレンズ系の側面図
【図3B】図3Aのレンズ系のMTF/OTFをプロッ
トしたグラフ
【図4A】本発明により構成したレンズ系の側面図
【図4B】図4Aのレンズ系のMTF/OTFをプロッ
トしたグラフ
【図4C】図4Aのレンズ系のMTF/OTFをプロッ
トしたグラフ
【図5】米国特許第5,329,363 号により構成した従来の
レンズ系のMTF/OTFをプロットしたグラフ
【図6】米国特許第5,296,967 号により構成した従来の
レンズ系のMTF/OTFをプロットしたグラフ
【図7】本発明により構成したレンズ系を用いたプロジ
ェクションテレビの概略図
【符号の説明】
10 プロジェクションテレビ 12 キャビネット 13 レンズ系 14 スクリーン 16 CRT 18 斜面鏡

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管に使用する投映レンズ系であっ
    て、像側から順に、 (a) 正の度、少なくとも1つの非球面、および前記陰
    極線管に対して凹である全体的なメニスカス形状を有す
    る第1のレンズ素子、 (b) 負の度および少なくとも1つの非球面を有する第
    2のレンズ素子、 (c) 正の度を有し、前記レンズ系の大部分の度を提供
    する第3のレンズ素子、 (d) 弱い度、少なくとも1つの非球面、および前記陰
    極線管に対して凹である全体的なメニスカス形状を有す
    る第4のレンズ素子、 (e) 正の度、少なくとも1つの非球面、および前記陰
    極線管に対して大部分が凸である陰極線管に面する表面
    を有する第5のレンズ素子、および (f) 強い負の度を有し、前記レンズ系の使用中に前記
    陰極線管に関連し、該レンズ系の像面湾曲のほとんどを
    補正するレンズユニット、 からなることを特徴とする投映レンズ系。
  2. 【請求項2】 前記第1のレンズ素子および/または前
    記第2のレンズ素子が高分散材料からなることを特徴と
    する請求項1記載の投映レンズ系。
  3. 【請求項3】 前記高分散材料がスチレンであることを
    特徴とする請求項2記載の投映レンズ系。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2、第4、および第5のレ
    ンズ素子の各々が2つの非球面を有することを特徴とす
    る請求項1記載の投映レンズ系。
  5. 【請求項5】 前記第3のレンズ素子が、両面凸であ
    り、および/または前記レンズ系の度の大部分を提供す
    ることを特徴とする請求項1記載の投映レンズ系。
  6. 【請求項6】 前記第3のレンズ素子がクラウン型のガ
    ラスからなることを特徴とする請求項1記載の投映レン
    ズ系。
  7. 【請求項7】 前記第4のレンズ素子が正の度を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の投映レンズ系。
  8. 【請求項8】 前記レンズ系が、約40度の像の方向に半
    分の角度の視野を有し、および/または、該レンズ系の
    fナンバーが約1.0 であることを特徴とする請求項1記
    載の投映レンズ系。
  9. 【請求項9】 陰極線管、スクリーン、および該陰極線
    管からの光を該スクリーン上に投射して像を形成する投
    映レンズ系からなるプロジェクションテレビセットであ
    って、前記投映レンズ系が、請求項1、2、または4記
    載の投映レンズ系からなることを特徴とするプロジェク
    ションテレビセット。
  10. 【請求項10】 3つの陰極線管、スクリーン、および
    3つの投映レンズ系からなるプロジェクションテレビセ
    ットであって、各々の投映レンズ系が、前記陰極線管か
    らの光を前記スクリーンに投射して像を形成するために
    各々の陰極線管に関連しており、該各々の投映レンズ系
    が請求項1、2または4記載の投映レンズ系からなるこ
    とを特徴とするプロジェクションテレビセット。
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