JPH09138045A - 冷蔵庫の運転制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の運転制御装置

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JPH09138045A
JPH09138045A JP29673595A JP29673595A JPH09138045A JP H09138045 A JPH09138045 A JP H09138045A JP 29673595 A JP29673595 A JP 29673595A JP 29673595 A JP29673595 A JP 29673595A JP H09138045 A JPH09138045 A JP H09138045A
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JP
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temperature
rotation speed
fan
refrigerator
defrosting
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Application number
JP29673595A
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English (en)
Inventor
Masataka Oda
雅隆 小田
Shinichi Kaneoka
伸一 金岡
Kenichi Morishita
賢一 森下
Yasuki Hamano
泰樹 浜野
Toshinori Noda
俊典 野田
Yoshitaka Kubota
吉孝 窪田
Katsumi Endo
勝己 遠藤
Kazunori Kurimoto
和典 栗本
Toshio Kamitsuji
利夫 上辻
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インバータを搭載した冷蔵庫の除霜直後の運
転において、庫内ファン回転数を最小回転数とし、庫内
温度上昇を最小限に抑えて食品の鮮度維持を図る。 【解決手段】 除霜終了検出手段10の除霜終了信号を
検出して出力をファン回転数補正手段12に送出し、庫
内温度と設定温度の温度差で決定される回転数に優先し
て最小回転数を選択し、タイマ13の動作終了または蒸
発器温度検出手段15による所定温度への到達までの時
間遅延して庫内ファン8の回転数を抑え風量を低下させ
て熱交換効率を高めた冷却風を送り、その後庫内温度と
設定温度の温度差で決定される回転数に上昇させ冷却風
量を上昇させる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の運転制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮機の回転数を変化させ冷蔵庫
の制御を行う運転制御装置は、庫内温度と設定温度の差
で圧縮機回転数を決定し、庫内ファンの回転数をその冷
却能力に対応して増減させる制御を行うものである(例
えば、特開昭61−38377号公報)。
【0003】以下、従来の冷蔵庫の運転制御装置につい
て図面を参照しながら説明する。図5は従来の冷蔵庫の
制御装置のブロック図、図6は動作を示すフローチャー
トである。
【0004】図5において、1は冷蔵庫庫内に設けられ
た庫内温度センサ、2は庫内温度センサ1の出力により
庫内温度を検出する庫内温度検出手段、3は冷蔵庫庫内
の設定温度を検出する設定温度検出手段である。
【0005】4は庫内温度検出手段2と設定温度検出手
段3との入力を比較し両者の温度差の大小により圧縮機
6の回転数を決定し回転数指令信号を送出する温度制御
手段であり、5は温度制御手段4の出力した回転数信号
で実際に圧縮機6を運転する圧縮機駆動手段である。
【0006】7は温度検出手段4が決定した圧縮機6の
回転数の大小に各々対応して冷蔵庫内に設置された庫内
ファン8の回転数を制御するファン回転数制御手段であ
る。
【0007】9は冷却器についた霜量を検出し、一定量
になれば除霜開始信号を送出する除霜開始検出手段で、
10は除霜時に冷却器の温度上昇を検出し、除霜終了信
号を送出する除霜終了検出手段である。11は除霜時に
通電され、冷却器についた霜を解かす除霜ヒータであ
る。
【0008】ファン回転数制御手段7は、庫内温度検出
手段2と設定温度検出手段3との入力を比較し両者の温
度差を検知して温度検出手段4が決定した圧縮機回転数
信号に対応してファン回転数を決定し庫内ファン8の回
転数指令信号を送出し、庫内ファン8は指令された回転
数で実際に運転するものである。
【0009】以下、図6により動作を説明する。まず、
庫内温度検出手段2は庫内温度センサ1により冷蔵庫庫
内温度を検出する(ステップ1)。そして設定温度検出
手段3は冷蔵庫庫内の温度の設定温度を検出する(ステ
ップ2)。次にステップ3で、温度検出手段4はステッ
プ1、ステップ2で検出した庫内温度と設定温度とを比
較し、ステップ4で回転数を決定し回転数指令を送出し
て圧縮機6を運転する。
【0010】温度検出手段4は例えば、庫内温度−設定
温度>4℃のときは4200回転、4℃≧庫内温度−設
定温度>2℃のときは3600回転、2℃≧庫内温度−
設定温度>−2℃のときは2400回転、庫内温度−設
定温度≦−2℃のときは停止の回転数を決定し、回転数
指令信号を送出するものである。
【0011】この時、ファン回転数制御手段7は温度検
出手段4の送出する信号を受けて圧縮機6の回転数が最
大となるときには庫内ファン8の回転数も最大となるよ
うに決定し、圧縮機6の回転数が最小となるときには庫
内ファン8の回転数も最小となるように、圧縮機6の冷
凍能力に対応させて圧縮機6回転数の増減に同期した制
御を行っている。
【0012】次にステップ5で除霜開始検出手段9が着
霜量を検出し、ステップ6で温度検出手段4は除霜開始
かどうかを判断し、除霜開始でなければステップ1→ス
テップ2→ステップ3→ステップ4→ステップ5→ステ
ップ6の動作を繰り返す。また除霜開始であればステッ
プ7に進み、温度検出手段4は停止信号を送出し、ステ
ップ8で除霜ヒータ10を通電し、除霜を開始する。
【0013】そしてステップ9で除霜終了検出手段10
は除霜終了かを検出し、ステップ10で温度検出手段4
は除霜終了かを判断し、終了でなければステップ7に戻
り、ステップ7→ステップ8→ステップ9→ステップ1
0の動作を繰り返す。そしてステップ10で除霜終了を
判断すればステップ11に進み除霜ヒータ11の通電を
停止し、ステップ1に戻る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、除霜終了直後の庫内温度が高くなった時
を考えると、冷蔵庫の庫内温度は設定温度に比べて高く
なっており回転数制御手段はコンプレッサの起動と同時
に庫内ファンを高回転で運転する事を決定し、最大回転
数で庫内ファンが運転される。
【0015】したがって、除霜直後の加熱された温度の
高い空気が一気に庫内に吐出されることになり庫内温度
が急激に上昇する。さらに、これによって庫内温度と設
定温度との差が広がるため起動後も暫くは高回転での運
転が継続される。しかし、コンプレッサは起動直後には
冷凍能力が出ず、熱交換も充分にできないため蒸発器が
充分冷えるまでの間比較的温度の高い空気の庫内への供
給が続き、食品の保鮮上、鮮度低下を招くという問題点
を有していた。
【0016】本発明は上記問題点を解決するもので、除
霜直後の庫内ファンの起動運転に際して、所定時間内に
おいて庫内ファンの回転数を最小回転数に設定すること
により、冷蔵庫内の食品の鮮度維持を図る冷蔵庫の運転
制御装置を提供する事を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の冷蔵庫の運転制御装置は、能力可変型の圧縮
機を搭載する冷蔵庫において、冷蔵庫の庫内に設けられ
た庫内温度センサと、庫内温度センサの出力により庫内
温度を検出する庫内温度検出手段と、庫内の設定温度を
検出する設定温度検出手段と、回転数可変型の庫内ファ
ンと、庫内温度検出手段と設定温度検出手段により前記
庫内ファンの回転数を決定する温度制御手段と、除霜の
開始時期を検知する除霜開始検出手段と、除霜の終了時
期を検知する除霜終了検出手段と、除霜終了後の運転に
おいて温度制御手段の決定した回転数より優先して最小
回転数で庫内ファンを運転させるファン回転数制御手段
を備える。
【0018】また、除霜終了検出手段の出力により所定
時間動作するタイマと、タイマの動作時間において温度
制御手段で決定されたファン回転数を下降させるファン
回転数補正手段を備える。
【0019】また、蒸発器の温度を検知する蒸発器温度
検出手段と、除霜終了検出手段の出力により動作して蒸
発器温度検出手段が検出する温度が所定温度に低下する
まで温度制御手段で決定されたファン回転数を下降させ
るファン回転数補正手段を備えた構成である。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、除霜終了検出手段の信
号を検出して出力をファン回転数補正手段に送出し、庫
内温度と設定温度の温度差で決定される回転数を補正し
て最小回転数とし、同時にタイマを動作させファン回転
数補正手段はタイマが動作している間、回転数の補正を
継続して庫内ファンの回転数を押さえて風量を低下させ
ることで熱交換効率を高め、タイマの動作が終了する蒸
発器が充分冷える時間を待って庫内温度と設定温度の温
度差で決定される回転数に上昇させるため、冷蔵庫内の
食品の鮮度維持を図ることができる。
【0021】また、除霜終了検出手段の信号を検出して
出力をファン回転数補正手段に送出し、庫内温度と設定
温度の温度差で決定される回転数を補正して最小回転数
とし、庫内ファンの回転数を押さえて風量を低下させ熱
交換効率を高め、蒸発器が所定温度まで冷えたことを検
知してから庫内温度と設定温度の温度差で決定されるフ
ァン回転数に戻すため、庫内の冷却効率を更に高めて冷
蔵庫内の食品の鮮度維持を図ることができる。
【0022】(実施の形態1)以下本発明の第1の実施
例について、図面を参照しながら説明する。また、図に
おいて、従来例と共通のものは同一の番号を付し、その
説明を省略する。
【0023】図1は本発明の第1の実施例における冷蔵
庫の運転制御装置の構成を示すブロック図、図2は第1
の実施例における動作を説明するためのフローチャート
である。
【0024】図1において、12はファン回転数補正手
段であり、除霜終了検出手段10による除霜終了信号を
検知することで、温度検出手段4が決定したファン回転
数制御手段に送出される回転数信号よりも優先してファ
ン回転数制御手段7の回転数を強制的に最小回転数に設
定するものである。
【0025】また、13は除霜終了検出手段10の送出
する除霜終了信号を検知して一定時間動作するタイマで
あり、タイマ13の動作している間下降した回転数を出
力する。14は第1の回転数制御手段であり、ファン回
転数補正手段12、ファン回転数制御手段7、タイマ1
3から構成されている。
【0026】以下図2により動作を説明する。図2にお
いて、ステップ1からステップ11までは従来と同様の
動作を行うものである。除霜終了信号を検出すると除霜
を完了しステップ11で除霜ヒータ11への通電を停止
し除霜を終了する。それと同時にステップ12でタイマ
13をスタートさせる。
【0027】このタイマ13は圧縮機6が起動後におい
て充分昇圧して冷凍能力を発揮するとともに蒸発器の温
度が充分低下するまでの時間に設定されている。そして
ステップ13で庫内ファン8の回転数を最小回転数に下
降させる回転数信号を送出して庫内ファン8を運転す
る。このとき庫内ファン8の設定回転数は除霜後の比較
的高温下の温度条件において運転可能な最小回転数に設
定されている。
【0028】次に、ステップ14でタイマ13の動作が
終了したかの判断を行い、終了していればステップ15
に進み、タイマ13を停止し、初期値に戻し、ステップ
16でファン回転数の補正制御を終えて回転数変更を解
除する。そしてステップ17で回転数を通常の庫内温度
と設定温度の差で決定される回転数として回転数を送出
するステップ1に戻る。
【0029】ステップ14にてタイマ13が終了してい
なければステップ13に戻り下降された回転数信号を送
出し続けて最小回転数で庫内ファン8の運転を継続する
ものである。
【0030】上記した冷蔵庫の運転制御装置において、
除霜開始信号が検出されず除霜が行われない場合にはス
テップ1→ステップ2→ステップ3→ステップ4→ステ
ップ5→ステップ6の動作を繰り返し、庫内温度検出手
段2と温度設定検出手段3から検出された温度差によっ
て決定された回転数信号をファン回転数制御手段7に送
出して、決定された回転数で庫内ファン8を運転する。
【0031】しかし、除霜開始信号が検出されるとステ
ップ1→ステップ2→ステップ3→ステップ4→ステッ
プ5→ステップ6→ステップ7→ステップ8→ステップ
9→ステップ10→ステップ11の動作を行い、除霜終
了と同時にタイマ13を動作させタイマ13動作中はフ
ァン回転数補正手段12によりファン回転数を最小設定
値に下降させて庫内ファン8を運転する。そして、タイ
マ13が終了すると元の庫内温度と設定温度の差で決定
される回転数として回転数を送出するステップ1に戻
る。
【0032】以上のように本実施例によれば、除霜終了
後の運転において温度制御手段の決定した回転数より優
先して最小回転数で庫内ファンを運転させるファン回転
数制御手段と、除霜終了検出手段の出力により所定時間
動作するタイマと、タイマの動作時間において温度制御
手段で決定されたファン回転数を下降させるファン回転
数補正手段とを設けることにより、庫内温度と設定温度
の温度差で決定される回転数を補正し、タイマが動作し
ている間、ファン回転数を低下させ、庫内ファンの回転
数を押さえて風量を低下させ熱交換効率を高め、タイマ
の動作が終了すれば庫内温度と設定温度の温度差で決定
される回転数に戻すため、冷蔵庫内の食品の鮮度維持を
図ることができる。
【0033】(実施の形態2)次に第2の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。また、図において、
従来例と共通のものは同一の番号を付し、その説明を省
略する。
【0034】図3は本発明の第2の実施例における冷蔵
庫の運転制御装置の構成を示すブロック図、図4は第2
の実施例における動作を説明するためのフローチャート
である。
【0035】図3において、15は蒸発器温度検出手段
であり、16は第2の回転数制御手段であり、ファン回
転数制御手段7、ファン回転数補正手段12、蒸発器温
度検出手段15により構成されている。ここで蒸発器温
度検出手段15は蒸発器の温度を検知し得る例えばサー
ミスタにより構成されており、除霜終了検出手段にて代
用が可能である。
【0036】以下、図4により動作を説明する。図4に
おいて、ステップ1からステップ11までは従来と同様
の動作を行うものである。除霜終了信号を検出すると除
霜を完了しステップ11で除霜ヒータ11への通電を停
止し除霜を終了する。それと同時にステップ12で蒸発
器温度検出手段15により蒸発器の温度を検知する。
【0037】そしてステップ13で庫内ファン8の回転
数を最小回転数に下降させる回転数信号を送出して庫内
ファン8を運転する。このとき庫内ファン8の設定回転
数は除霜後の比較的高温下の温度条件において運転可能
な最小回転数に設定されている。
【0038】次に、ステップ14で蒸発器温度があらか
じめ設定した設定温度より高いか低いかの判断を行い、
低ければ蒸発器が充分冷却されたと判断しステップ15
に進み、ファン回転数の補正制御を終えて回転数変更を
解除する。そしてステップ16で回転数を通常の庫内温
度と設定温度の差で決定される回転数として回転数を送
出するステップ1に戻る。
【0039】また、ステップ14で蒸発器温度があらか
じめ設定した設定温度より高ければステップ13に戻り
下降された回転数信号を送出し続けて設定温度以下にな
るまで最小回転数で庫内ファン8の運転を継続するもの
である。
【0040】上記した冷蔵庫の運転制御装置において、
除霜開始信号が検出されず除霜が行われない場合にはス
テップ1→ステップ2→ステップ3→ステップ4→ステ
ップ5→ステップ6の動作を繰り返し、庫内温度検出手
段2と温度設定検出手段3から検出された温度差によっ
て決定された回転数信号をファン回転数制御手段7に送
出して、決定された回転数で庫内ファン8を運転する。
【0041】しかし、除霜開始信号が検出されるとステ
ップ1→ステップ2→ステップ3→ステップ4→ステッ
プ5→ステップ6→ステップ7→ステップ8→ステップ
9→ステップ10→ステップ11の動作を行い、除霜終
了と同時に蒸発器温度があらかじめ設定した設定温度よ
り高いか低いかの判断を行い、高ければファン回転数補
正手段12によりファン回転数を最小設定値に下降させ
て庫内ファン8の運転を開始する。そして、蒸発器温度
があらかじめ設定した設定温度以下になるまで最小回転
数で庫内ファン8の運転を継続し、その後は元の庫内温
度と設定温度の差で決定される回転数として回転数を送
出するステップ1に戻る。
【0042】以上のように本実施例によれば、蒸発器の
温度を検知する蒸発器温度検出手段と、除霜終了検出手
段の出力により動作して蒸発器温度検出手段が検出する
温度が所定温度に低下するまで温度制御手段で決定され
たファン回転数を下降させるファン回転数補正手段とを
設けることにより、庫内温度と設定温度の温度差で決定
される回転数を補正し、ファン回転数を低下させ、庫内
ファンの回転数を押さえて風量を低下させて熱交換効率
を高め、蒸発器が所定温度まで冷えたことを検知してか
ら庫内温度と設定温度の温度差で決定されるファン回転
数に戻すため、冷蔵庫内の食品の鮮度維持を図ることが
できる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明は、能力可変型の圧
縮機を搭載する冷蔵庫において、冷蔵庫の庫内に設けら
れた庫内温度センサと、庫内温度センサの出力により庫
内温度を検出する庫内温度検出手段と、庫内の設定温度
を検出する設定温度検出手段と、回転数可変型の庫内フ
ァンと、庫内温度検出手段と設定温度検出手段により前
記庫内ファンの回転数を決定する温度制御手段と、除霜
の開始時期を検知する除霜開始検出手段と、除霜の終了
時期を検知する除霜終了検出手段と、除霜終了後の運転
において温度制御手段の決定した回転数より優先して最
小回転数で庫内ファンを運転させるファン回転数制御手
段と、除霜終了検出手段の出力により所定時間動作する
タイマと、タイマの動作時間において温度制御手段で決
定されたファン回転数を下降させるファン回転数補正手
段とを備えることにより、除霜終了後の運転において、
庫内ファンの回転数を押さえて風量を低下させることで
熱交換効率を高めた冷却風を送り、タイマの動作が終了
して蒸発器の温度が充分下がってからは庫内温度と設定
温度の温度差で決定される回転数に上昇させて冷却風量
を上昇させるため、除霜直後の庫内温度上昇を最小限に
とどめ、更にその後の冷却速度を早めて冷蔵庫内の食品
の鮮度維持を図ることができる。
【0044】また、能力可変型の圧縮機を搭載する冷蔵
庫において、冷蔵庫の庫内に設けられた庫内温度センサ
と、庫内温度センサの出力により庫内温度を検出する庫
内温度検出手段と、庫内の設定温度を検出する設定温度
検出手段と、回転数可変型の庫内ファンと、庫内温度検
出手段と設定温度検出手段により前記庫内ファンの回転
数を決定する温度制御手段と、除霜の開始時期を検知す
る除霜開始検出手段と、除霜の終了時期を検知する除霜
終了検出手段と、除霜終了後の運転において温度制御手
段の決定した回転数より優先して最小回転数で庫内ファ
ンを運転させるファン回転数制御手段と、蒸発器の温度
を検知する蒸発器温度検出手段と、除霜終了検出手段の
出力により動作して蒸発器温度検出手段が検出する温度
が所定温度に低下するまで温度制御手段で決定されたフ
ァン回転数を下降させるファン回転数補正手段を備える
ことにより、除霜終了後の運転において、庫内ファンの
回転数を押さえて風量を低下させることで熱交換効率を
高めた冷却風を送り、蒸発器の温度が所定温度まで下が
ってからは庫内温度と設定温度の温度差で決定される回
転数に上昇させて冷却風量を上昇させるため、除霜直後
の庫内温度上昇を最小限にとどめ、更にその後効果的に
冷却速度を早めて冷蔵庫内の食品の鮮度維持を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す冷蔵庫の運転制御
装置のブロック図
【図2】図1の実施例における動作を説明するためのフ
ローチャート
【図3】本発明の第2の実施例を示す冷蔵庫の運転制御
装置のブロック図
【図4】図3の実施例における動作を説明するためのフ
ローチャート
【図5】従来の冷蔵庫の運転制御装置のブロック図
【図6】従来例における動作を説明するためのフローチ
ャート
【符号の説明】
1 庫内温度センサ 2 庫内温度検出手段 3 設定温度検出手段 4 温度制御手段 7 ファン回転数制御手段 8 庫内ファン 9 除霜開始検出手段 10 除霜終了検出手段 12 ファン回転数補正手段 13 タイマ 15 蒸発器温度検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜野 泰樹 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 野田 俊典 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 窪田 吉孝 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 遠藤 勝己 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 栗本 和典 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 上辻 利夫 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 能力可変型の圧縮機を搭載する冷蔵庫に
    おいて、冷蔵庫の庫内に設けられた庫内温度センサと、
    庫内温度センサの出力により庫内温度を検出する庫内温
    度検出手段と、庫内の設定温度を検出する設定温度検出
    手段と、回転数可変型の庫内ファンと、庫内温度検出手
    段と設定温度検出手段により前記庫内ファンの回転数を
    決定する温度制御手段と、除霜の開始時期を検知する除
    霜開始検出手段と、除霜の終了時期を検知する除霜終了
    検出手段と、除霜終了後の運転において温度制御手段の
    決定した回転数より優先して最小回転数で庫内ファンを
    運転させるファン回転数制御手段とからなる冷蔵庫の運
    転制御装置。
  2. 【請求項2】 除霜終了検出手段の出力により所定時間
    動作するタイマと、タイマの動作時間において温度制御
    手段で決定されたファン回転数を下降させるファン回転
    数補正手段からなる請求項1記載の冷蔵庫の運転制御装
    置。
  3. 【請求項3】 蒸発器の温度を検知する蒸発器温度検出
    手段と、除霜終了検出手段の出力により動作して蒸発器
    温度検出手段が検出する温度が所定温度に低下するまで
    温度制御手段で決定されたファン回転数を下降させるフ
    ァン回転数補正手段からなる請求項1記載の冷蔵庫の運
    転制御装置。
JP29673595A 1995-11-15 1995-11-15 冷蔵庫の運転制御装置 Pending JPH09138045A (ja)

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