JPH09137936A - 空気流量制御装置 - Google Patents

空気流量制御装置

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JPH09137936A
JPH09137936A JP29416195A JP29416195A JPH09137936A JP H09137936 A JPH09137936 A JP H09137936A JP 29416195 A JP29416195 A JP 29416195A JP 29416195 A JP29416195 A JP 29416195A JP H09137936 A JPH09137936 A JP H09137936A
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JP
Japan
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signal
vane
inverter
output
flow rate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29416195A
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English (en)
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Yasuyuki Shiomi
康之 塩見
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御性の改善を図った空気流量制御装置をえ
る。 【解決手段】 通常はインバータを介して駆動され、故
障時には直接電源駆動されるファン、同ファンの入口ベ
ーン、同ファンの空気流量検出器の出力を受け上記イン
バータおよび入口ベーンへの回転数指令信号および開度
指令信号を出力する制御手段、回転数指令信号を受ける
メモリリレー、同メモリリレーの出力を受け入口ベーン
の先行閉信号を出力する関数発生器、同関数発生器の出
力を受け故障時に出力する切替器、開度指令信号と切替
器の出力を入力し入口ベーンへ送る減算器を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラ等のファン
の空気流量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボイラ用ファンの空気流量制御装
置を図3〜図5により説明する。図3にて、ファン23
の入口側には入口ベーン24、出口側には空気流量検出
器1がある。ファン23のモータ22はインバータ21
につながれる。モータ電源18はインバータ21および
スイッチ19を経てモータ22につながれる。
【0003】空気流量検出器1の出力は空気流量制御装
置20へ送られる。空気流量制御装置20からの回転数
指令信号7Sはインバータ21へ、開度指令信号15S
はベーン(ダンパ)24へ送られる。
【0004】空気流量制御装置20の詳細は図4に示す
ように、空気流量検出器1の出力は減算器を持つ空気流
量用P1制御器3、減算器13を順次経てベーン24へ
送られる。なおP1制御器3には設定値信号2Sが入力
されている。
【0005】また制御器3の出力は減算器を持つインバ
ータ用P1制御器5を経てインバータ21へ送られる。
なお制御器5にはベーン開度設定値信号6Sが入力され
ている。
【0006】主蒸気流量信号9Sはメモリリレー10、
関数器11、切替器12を順次経て減算器13に減算入
力される。切替器12にはゼロ信号発生器16の出力が
入力されている。
【0007】以上において、ファン23の空気流量は、
空気流量検出器1で計測され、P1制御器3で設定値信
号2Sと比較される。P1制御器3では計測された空気
流量と設定値との比較により、ベーン開度指令信号4S
を出力し、減算器13へ送る。
【0008】通常の場合、切替器12はゼロ信号発生器
16の出力ゼロを入力しているため、ベーン開度指令信
号4Sがベーン24へ送られ、ベーン24の開度が調節
される。一方、P1制御器5はこの信号4Sとベーン開
度設定値信号6Sを比較し、回転数指令信号7Sをイン
バータ21へ送り、ファン23の回転数が調節される。
【0009】インバータ故障時、スイッチ19がオン
し、モータ22はモータ電源18から電力を受け定格回
転数まで上昇し一定回転数で回転しはじめる。一方、イ
ンバータ故障信号17Sがメモリリレー10と切替器1
2に送られる。この信号により、メモリリレー10は故
障直前の主蒸気流量信号7Sをメモリし関数発生器11
へ送る。関数発生器11は入力からベーンを先行的に絞
るベーン先行閉信号14Sを出力する。切替器12は故
障信号17Sを受け関数発生器11の出力を切り替え出
力する。この信号が減算器13で減算され、ベーン24
を絞るベーン開度信号15Sとなりベーン24へ送ら
れ、ベーン24が調節される。これらの信号関係を図5
に示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置のベーン
先行閉信号はインバータ故障時の主蒸気流量信号(ボイ
ラの負荷)を指標として作られている。一方、ボイラ
は、同一負荷であっても燃料性状等により空気ドラフト
(ファン出口圧力)が変化する特性があり、その結果フ
ァンの運用回転数も変化する。インバータ故障時に、フ
ァンの回転数はモータの同期回転数迄上昇し、ベーン開
度一定においては、ファンの回転数上昇幅により空気流
量の増加量が決まる。
【0011】ファン回転数上昇による空気流量の増加を
抑えるためにベーン先行閉絞り込み回路が設けられてい
るが、負荷指標によるものであるため、ファンの運用回
転数が変化した場合には、制御性が著しく悪化する問題
があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
【0013】すなわち、空気流量制御装置として、通常
はインバータを介して駆動され、故障時には直接電源駆
動されるファンと、同ファンの入口ベーンと、同ファン
の空気流量検出器の出力を受け上記インバータおよび入
口ベーンへの回転数指令信号および開度指令信号をそれ
ぞれ出力する制御手段と、上記回転数指令信号を受ける
メモリ手段と、同メモリ手段の出力を受け上記入口ベー
ンの先行閉信号を出力する関数発生器と、同関数発生器
の出力を受け上記故障時に出力するスイッチ手段と、上
記開度指令信号を加算入力し、上記スイッチ手段の出力
を減算入力して上記入口ベーンへ送る減算器とを設け
る。
【0014】以上において、通常は、制御手段は空気流
量検出器の出力を受け、流量が所定値になるよう回転数
指令信号および開度指令信号を演算出力する。インバー
タは回転数指令信号を受けて、入力に応じてファンを回
転駆動する。また入口ベーンは開度指令信号を受けて、
入力に応じて開度を調節する。このようにして所定の流
量に調整される。
【0015】故障時にはファンは交流電源から直接駆動
される。一方、メモリ手段は故障直前のインバータへの
回転数指令信号を関数発生器へ送る。関数発生器はこの
回転数指令信号を受け、予め設定された、ファンの回転
数上昇特性、すなわち空気流量増加特性に対応した入口
ベーンの先行閉信号を出力する。この出力はスイッチ手
段を経て減算器に送られ、開度指令信号から引算され入
口ベーンへ送られる。入口ベーンはベーンを先行的に絞
るよう修正されたこの開度指令信号により急速に絞ら
れ、流量が適切に制御される。
【0016】図5にこれらの関係を示す。
【0017】このようにして、故障時には、そのときの
ドラフト特性に対応した開度指令信号により流量が制御
されるので、良好な制御性がえられる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1と図
2により説明する。なお、従来例で説明した部分は、同
一の番号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を
主体に説明する。図1にて、インバータ回転数指令信号
7Sはメモリリレー10へ送られる。メモリリレー10
の出力は先行開度信号発生用の関数発生器11aを経て
切替器12へ送られる。
【0019】以上において、インバータ21故障時、イ
ンバータ故障信号7Sが発生し、メモリリレー10と切
替器12に送られる。この信号により、メモリリレー1
0は故障直前のインバータ回転数指令信号7Sをメモリ
し関数発生器11aへ送る。関数発生器11aは入力か
らベーンを先行的に絞るベーン先行閉信号14aSを出
力する。切替器12は故障信号17Sを受け関数発生器
11aの出力を切り替え出力する。この信号が減算器1
3で減算され、ベーン24を絞るベーン開度信号15a
Sとなりベーン24へ送られ、ベーン24が調節され
る。これらの関係を図2に示す。
【0020】このようにして、故障時には、そのときの
ドラフト特性に対応した開度指令信号により流量が制御
されるので、良好な制御性がえられる。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
インバータ回転数指令信号により、ベーン先行閉信号が
作られるので、空気ドラフト特性の変化に関わらず良好
な制御性が確保される。また、インバータ故障時の空気
流量の増加抑制に対して特に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の構成ブロック図であ
る。
【図2】同一形態の作用説明図である。
【図3】従来例の全体構成系統図である。
【図4】同従来例の空気流量制御装置本体部のブロック
図である。
【図5】同従来例の作用説明図である。
【符号の説明】
1 空気流量検出器 3,5 減算器付P1制御器 10 メモリリレー 11,11a 関数発生器 12 切替器 13 減算器 16 ゼロ信号発生器 18 モータ電源 19 スイッチ 20 空気流量制御装置本体 21 インバータ 22 モータ 23 ファン 24 ベーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常はインバータを介して駆動され、故
    障時には直接電源駆動されるファンと、同ファンの入口
    ベーンと、同ファンの空気流量検出器の出力を受け上記
    インバータおよび入口ベーンへの回転数指令信号および
    開度指令信号をそれぞれ出力する制御手段と、上記回転
    数指令信号を受けるメモリ手段と、同メモリ手段の出力
    を受け上記入口ベーンの先行閉信号を出力する関数発生
    器と、同関数発生器の出力を受け上記故障時に出力する
    スイッチ手段と、上記開度指令信号を加算入力し、上記
    スイッチ手段の出力を減算入力して上記入口ベーンへ送
    る減算器とを備えてなることを特徴とする空気流量制御
    装置。
JP29416195A 1995-11-13 1995-11-13 空気流量制御装置 Withdrawn JPH09137936A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29416195A JPH09137936A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 空気流量制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29416195A JPH09137936A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 空気流量制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09137936A true JPH09137936A (ja) 1997-05-27

Family

ID=17804113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29416195A Withdrawn JPH09137936A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 空気流量制御装置

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JP (1) JPH09137936A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008209084A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Hitachi Ltd ボイラ自動制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008209084A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Hitachi Ltd ボイラ自動制御装置

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Effective date: 20030204