JPH09137851A - パワー・トランスミッション・ベルトのための調整ストッパ付きテンショナーとそのシステム - Google Patents

パワー・トランスミッション・ベルトのための調整ストッパ付きテンショナーとそのシステム

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JPH09137851A
JPH09137851A JP8302507A JP30250796A JPH09137851A JP H09137851 A JPH09137851 A JP H09137851A JP 8302507 A JP8302507 A JP 8302507A JP 30250796 A JP30250796 A JP 30250796A JP H09137851 A JPH09137851 A JP H09137851A
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    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0876Control or adjustment of actuators
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期タイミングベルトにおいてクランク・プ
ーリーや他の歯付きプーリーにおける歯とびを回避す
る。 【解決手段】 ベルト駆動システムのベルトに向かって
自由に移動し、また、極端なトルク反転状態において歯
とびを避ける間、ベルトを弛緩させたりベルトの張力を
調整するために所定量ベルトから自由に離れるピボット
・アーム36を備えたテンショナー32。テンショナー
・プーリー26がベルトを弛緩させるために動く時、ピ
ボット・アーム36の動きを制限し歯とびを防止するた
めに、停止位置が規定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトテンショナ
ーおよびベルト・テンショニング・システムに関するも
のであり、特に自動車エンジンに適用するためにカムシ
ャフトベルト駆動システムと共に用いられるスプリング
・タイプのテンショナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のカムシャフト駆動システ
ムにおいて、同期ベルトすなわちタイミングベルトが少
なくとも2つの歯付きベルトを含むプーリーの回りに張
られている。プーリーのうちの1方はクランク・プーリ
ーであり、もう一方は周期的なトルク変動を駆動システ
ムに引き起こす1つ以上のカムシャフト・プーリーであ
る。バックサイド・アイドラー・プーリーのようなアイ
ドラー・プーリーはベルトに押しあてられ、設置された
ベルトの張力に影響を及ぼす。多くのタイミングベルト
駆動システムにおいて、固定アイドラー・プーリーによ
ってシステムのベルトの張力の変動の振幅を抑えること
は一般的に行われている。ベルトの歯の破損を防止した
り歯とび(例えばラチエッティング)を避けるべくベル
トの張力の変動の振幅を抑えるために、ベルトの張力を
室温で設定することが選択される。もし設置されたベル
トの張力が低すぎる場合、ベルト歯の破損や歯とびが起
こり得る。もし設置されたベルトの張力が高すぎる場
合、ベルトの寿命が短くなったりエンジン作動温度にお
いてベルトのノイズが発生したりする。固定アイドラー
・プーリーは温度状態の変動範囲にわたって作用しなけ
ればならない。エンジン始動時に通常起きる低温の自動
車エンジンと、通常のエンジン作動時の温度で起きる暖
められたエンジンもしくは温度的に拡張されたエンジン
との間にはプーリーの中心距離に変化が生ずる。それ
故、温度効果とは、エンジン温度の上昇とともにベルト
の張力を上げ、また逆にエンジン温度の低下とともにベ
ルトの張力を下げることである。
【0003】周期的なトルク変動のような力学的な効果
もしくはタイミング・ベルトの駆動の長さに変化を生じ
させるような温度効果に帰因するベルトの張力の変動を
補正したり制御するために、同期ベルトすなわちタイミ
ング・ベルトと連動して自動テンショナーを使用するこ
とが知られている。このような自動テンショナーは、ベ
ルト駆動システムにおいてベルトの普通に弛緩したサイ
ド・ベルト・スパンに配置される。このような同期ベル
ト駆動のためのスプリング・タイプの機械的テンショナ
ーの一例が米国特許第5,045,031 号明細書と第5,098,34
7 号明細書に開示されている。これらのテンショナー
は、弛緩したサイド・ベルト・スパンにおいてベルトの
張力を制御することにより周期的なトルク変動や温度効
果をベルト駆動システムに適合させるよう設計されてい
る一方、エンジンのバックファイア中や、エンジンが逆
回転している時(例えばクラッチアウトしながら前進ギ
アにある時に自動車が後方へ進む時)に起こるような極
度のトルクの反転状態に適合するようには設計されてい
ない。このような極度のトルクの反転状態において、ベ
ルト駆動システムの弛緩状態は緊張状態になり、また逆
に緊張状態は弛緩状態になる。ベルトテンショナーにお
ける緊張状態のサイド・ベルトの張力は、テンショナー
を「キックバック」に作用せしめ、緊張状態のサイド・
ベルト・スパンをゆるめるためにプーリーとそのピボッ
ト・アームをベルトから離すことによりすみやかにベル
トの張力を減ずる。もし、プーリーの動きが極端である
場合、その動きがベルトを弛めすぎることになり得る。
その結果弛められたベルトがクランク・プーリーもしく
はカム・シャフト・プーリーに入り込むにつれ、歯とび
やラチエッテイングを起こすこともある。各プーリーの
同期がとれなくなるにつれ、歯とびやラチエッティング
は、エンジンの作用に悪影響を及ぼす。
【0004】テンショナーには、テンショナーの「キッ
クバック」を除去したり歯とびやラチエッティングを避
けたりするためにテンショナーのピボット・アームに取
り付けられたラチエット・ポール機構を備えたものがあ
る。米国特許第4,299,584 号明細書は、板ばねと共に作
動し、板ばねをわずかに撓ませることによりキックバッ
クにおいてある程度の変化を許容するつめ歯車を開示し
ている。米国特許第4634,407号明細書にはもう一つのラ
チエット・ポール機構が開示されている。米国特許第46
34,407号明細書において、ラチエット・ポール機構は、
テンショナーがベルトを弛めるべく作動することができ
ないようにピボット・アームの位置を固定する一方向ク
ラッチとして作用する。
【0005】ところが、このようなラチエット・ポール
機構の問題点は、ラチエット機構がテンショナーのピボ
ット・アームの動きを制限するために、テンショナーが
実質的に一方向の固定アイドラーとして作動しなければ
ならないという点である。換言すれば、テンショナーの
ピボット・アームはベルトが弛められるのを許容する方
向には作動できないということである。ベルトの歯の破
損やノイズが、ベルトを僅かにゆるめることができない
場合に、ベルト駆動システムにとって再び問題となる。
【0006】また、米国特許第5,045,031 号明細書およ
び5,098,347 号明細書の先行技術のテンショナーの場
合、通常クランク・プーリーにおいてベルト歯を歯とび
させることが可能である程度の極端なトルク反転の間
に、テンショナーはキックバックする可能性がある。米
国特許第4,299,584 号明細書および第4,634,407 号明細
書のテンショナーは、ラチエット・ポール機構によりベ
ルトを弛めることを目的としてピボット・アームが自由
に回転しない、これらのテンショナーは上述したような
固定されたアイドラー・プーリーの付随する問題を伴っ
て作用する、という理由から通常の周期的なトルク変動
に自由に適応できない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の問題を
解決するものであり、固定プーリーに関連する付随した
問題や歯とびの問題を起こすことなく、同期(タイミン
グ)ベルト駆動システムに関連して、トルクの変動に帰
しうるテンションの変動や同期ベルト・ドライブの長さ
における変化として生ずる温度効果を補正し制御するこ
とにおいて有用な自動車のテンショナーを提供するもの
である。
【0008】また本発明の目的は、タイミング・ベルト
駆動システム、特にバックファイアエンジンにより生ず
るような極度のトルク反転スパイクのような温度のある
いは動力のベルト・テンショニング効果が存在する駆動
システムに用いるのに適した、スプリング偏心テンショ
ナーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】本発明のベルト・テンショナーは、ベルト
駆動システムのベルトに対する押圧する噛み合わせが存
在するように、ピボット・アームに回動自在に設けられ
たアイドラー・プーリーやピボット・アームの動きを偏
心させるスプリングを備えたメカニカルタイプのもので
ある。温度の上昇、下降やベルトのテンションに影響を
与える周期的なトルク変動によるアームの動きに適合さ
せる間のベルトの張力を調整するために、ピボット・ア
ームはベルトを張るためにベルトに向かって自在動き、
また、ベルトを弛めるためにベルトから所定量自在に離
れる。プーリーがスタティック・ベルトに対して押圧し
て噛み合うよう偏心される時、調整可能な停止位置はピ
ボット・アームから離れた部位に位置する。停止位置と
ピボット・アームの間隔は、極度のトルク反転状態から
のキックバックが存在する場合にベルトの歯が歯付きプ
ーリーと噛み合わなくなること(例えば歯とび)を防止
する間、ベルトをゆるめる方向へピボット・アームが動
くことを許すよう所定量定まっている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1に示すように、同期(タイミ
ング)ベルト駆動システム10は、高さを有しピッチ1
8の間隔を置いて設けられている歯16を有する歯付き
ベルト12を備えている。歯付きベルト12は歯付きプ
ーリーの周囲に張られ張力をかけられる。図示された駆
動システムは2つの歯付きカム・プーリー20、22、
クランク・プーリー24およびテンショニング・プーリ
ー26を含む自動車タイプのカムシャフト駆動である。
【0011】自動車駆動システムとして、これらのプー
リーは、カムシャフトプーリーが周期的トルク変動を駆
動源に与える間、自動車エンジンの動作回転数に応じた
振動数の範囲にわたって作用する。エンジンのピストン
運動に応じていくつかの周期的トルク変動がクランクプ
ーリーに生じる間、そのトルク変動はカムシャフト・プ
ーリーにより生じるものに比べて実質的に小さい。しか
しながら、ベルトに生じるトルク変動は、クランクシャ
フト・プーリーの径の小ささおよびそこで噛合する歯の
数の少なさ故にベルト歯の動作状態を制御することがも
っとも困難である駆動プーリーに影響する。トルクにお
ける変動により、歯付きベルト12において符号28−
30間のスパンにおける振動数の範囲を越えてベルトの
張力の変動の増幅を生じる外力が生ずる。動的なテンシ
ョンの変動に帰因する効果に加えて、ベルトの張力の効
果を有する自動車のエンジンには温度上昇の変動が存在
する。本実施形態のベルトテンショナー32は、米国特
許第5,098,347 号明細書で知られ説明されているベルト
張力の温度および動力の変動を補正する。エンジンのバ
ックファイア中や、エンジンが逆回転している時(例え
ば前進ギアにある時にクラッチアウトしながら自動車が
後方へ進む時)のように、テンショナーにキックバック
を起こさせ得る極端なトルク反転状態においてである。
【0012】極端なトルク反転において、普通に張った
サイド・ベルト・スパン28はある程度の横方向のベル
トの動き132を許しながら弛緩し、普通に弛緩したサ
イド・ベルト・スパン30はベルトを弛めるためにテン
ショナー・アームを動かしながら緊張する。
【0013】図2〜4に示すように、本実施形態のベル
トテンショナー32は、支持部34、第1のピボット・
アーム36、および支持部34と第1のピボット・アー
ム36の間に弾接されたスプリング38を備えている。
第1のピボット・アーム36は、支持部34に形成され
た円筒状を有する軸40、および1つ以上の選択的な自
己油滑のポリマーであるスリーブタイプのベアリング4
2により支持部34に配設されている。
【0014】プーリー26は、図示しないローラー・ベ
アリング等の手段によって第1のピボット・アーム36
に回動自在に設けられている。
【0015】スプリング38は圧縮スプリングの形態で
もよく、支持部34のポスト46と第1のピボット・ア
ーム36のポスト48の間に配設されている。スプリン
グ38の作用により第1のピボット・アーム36が回転
し、プーリー26は付勢されて歯付きベルト12に噛合
する。テンショナー32が使用されている時に第1のピ
ボット・アーム36の動き、すなわち歯付きベルト12
に対するプーリー26の動きを妨げるダンピング手段5
0を図示するために、プーリー26の位置は図2におい
て2点鎖線で示されている。
【0016】図2に示すように、ダンピング手段50は
第1のピボット・アーム36の下側に配設されダンピン
グスプリング52を有している。ダンピングスプリング
52の一方の端54は第1のピボット・アーム36に接
し、もう一方の端56はプラスティックのような摩擦材
料から成るシュー60を含むダンパー部58に接してい
る。シュー60は支持部34に形成された円筒状突起6
2に摺接、かつ面接触している。ダンパー部58はダン
ピングスプリング52と第1のピボット・アーム36に
形成されたピン64とを介して突起62に接触してい
る。ピン64はダンパー部58に形成された長手スロッ
ト66を挿通している。したがってダンパー部58は、
シュー60が円筒状突起62に対して往復摺接して、第
1のピボット・アーム36の往復運動を減衰させるよう
に、第1のピボット・アーム36と共に回転する。
【0017】図2に示すように、さらに詳しくは図3お
よび図4に示すように、本実施形態のテンショナー32
は第2のピボット・アーム68を有し、この第2のピボ
ット・アーム68はピボット・ピン40の軸70の軸の
周りに第1のピボット・アーム36と同軸的である。第
2のピボット・アーム68は孔72を有し、孔72は第
2のピボット・アーム68に対して実質的に第1のピボ
ット・アーム36と同様の回転運動を許容してピボット
・ピン40に嵌合する大きさを有する。選択的に、しか
しながら好ましくは、第2のピボット・アーム68は支
持部34と第1のピボット・アーム36の間に配設さ
れ、第1のピボット・アーム36の円弧形状の平面76
に位置してストッパ77を規定する部位74を有してい
る。第2のピボット・アーム68は適当な材質の部材か
ら成る。板状の部材が用いられる場合、部位74は第2
のピボット・アーム68の回転の平面に対して90度曲
がったタブの形状をしていてもよい。
【0018】第2のピボット・アーム68に形成され、
ピボット・ピン40の軸70に対して実質的に円周上に
位置しているスロット78は、支持部34に形成された
スロット81と重なり合っている。スロット78、81
は互いに交差するように重なり合っており、それぞれボ
ルト82のような固定部材を受容することができる大き
さを有している。スロット78により第2のピボット・
アーム68はピボット・ピン軸70の回りに僅かに回転
し、ストッパ77の位置を調整することができる。
【0019】ピンの形状を有していてもよい着脱可能な
ラッチ部材84は、第1のピボット・アーム36と第2
のピボット・アーム68を連結する。本実施形態におけ
るラッチ機構は、第1のピボット・アーム36に穿設さ
れかつ第2のピボット・アーム68に穿設された孔88
と一直線に並列している孔86を含む。選択的に、しか
し好ましくはラッチ機構は、支持部34に穿設された孔
90も含み、この孔90は第1のピボット・アーム36
の孔86、第2のピボット・アーム68の孔88と一直
線に並列している。ラッチ部材84は第1のピボット・
アーム36に形成されたキー溝94および第2のピボッ
ト・アーム68に形成されたキー溝96に嵌合する大き
さを有するラッチ歯92を有していてもよい。
【0020】十分に挿入されると、ラッチ部材84は孔
86、88および90を通して破線で示した位置98ま
で達する(図4参照)。3つの構成部分、すなわち第1
のピボット・アーム36、第2のピボット・アーム、支
持部34はラッチ部材84により共にロックされ、それ
により第1のピボット・アーム36および第2のピボッ
ト・アーム68は支持部34に対して回転不能になる。
ラッチ部材84は部分的に、支持部34に形成された孔
90内において、ラッチ部材84が位置98から離され
る位置100まで後退させられてもよいが、ラッチ部材
84は第1のピボット・アーム36の孔86および第2
のピボット・アーム68の孔88内の部分的な後退位置
100に保持される。部分的な後退位置100におい
て、第1のピボット・アーム36および第2のピボット
・アーム68は共にロックされ、それにより第1のピボ
ット・アーム36の円弧状の動きによって、第2のピボ
ット・アーム68の対応した円弧状の動きAが生ずる
(図3参照)。第1のピボット・アーム36は、ラッチ
部材84が十分に離れている時、例えば図4の符号10
2で示す位置にある時、第2のピボット・アームからは
独立して自由に動くことができる。
【0021】ラッチ部材84は、キー溝94に対するラ
ッチ歯92の位置により、支持部34、第2のピボット
・アーム68および第1のピボット・アーム36に対し
て選択され制御された位置まで移動される。例えば図2
に示すように、ラッチ部材84が水平位置にある時、ラ
ッチ部材84のラッチ歯92はキー溝94に対して90
度である。カウンター孔104によりラッチ部材84は
回転可能である。カウンター孔104の近傍に設けられ
たショルダー105により、歯92がキー溝94と一直
線上に整列するまで、たとえばキーが図2に示す垂直位
置106に位置決めされるまで、ラッチ部材84は十分
に後退させられない。
【0022】支持部34に形成された孔90の位置は、
取り付けられたプーリーを第1のピボット・アームと共
にスプリング38が圧縮される後退位置に位置決めする
ように、設けられている。好ましくは、テンショナー1
0は製造され、ラッチは、搭載部材として適当な位置に
組み込まれ、このラッチにより、テンショナー10を自
動車エンジンベルト駆動システムの一部として組み付け
ることを容易にするために、ピボット・アームおよびプ
ーリーは後退位置に保持される。
【0023】第1のピボット・アーム36の孔86、第
2のピボット・アームの孔88は、円弧状平面76にお
いて第1のピボット・アーム36から所定の角度すなわ
ち所定の円弧状距離108にストッパ77を位置決めす
るように、配置される。第1のピボット・アーム36と
ストッパ77の間の円弧形状の空間は、プーリ26の移
動が、歯付きベルト10が弛緩すると同時にベルト歯に
歯付きプーリーの一つから離れること(例えば歯とび)
を許容する移動よりも小さいような、ベルトが弛緩する
方向へのプーリーの円弧形状の移動に対応する。選択的
に、円弧状の空間により、ベルト歯の高さよりも小さ
い、より好ましくはベルト歯の高さの75パーセントを
越えない大きさの、ベルトにおける弛緩方向へのプーリ
ーの動きが可能となる。
【0024】好ましくは、本実施形態のテンショナー3
2は、ラッチ部材84が第1のピボット・アーム36、
第2のピボット・アーム68および支持部材34を貫通
して図4に示すような完全ラッチ位置98まで延びるよ
うに組み込まれて自動車メーカーに納入される。完全ラ
ッチ位置98において、スプリング38は第1のピボッ
ト・アーム36により圧縮され、プーリー26は図2に
示すように後退位置110に位置決めされる。後退位置
110は、テンショニング・プーリー26が、タイミン
グベルトを自動車エンジンのカムシャフト駆動のプーリ
ーの周りに設置するためのクリアランスを形成する位置
である。
【0025】図1および図4に示すように、テンショナ
ー32は、自動車エンジンの設置位置の近傍に配置さ
れ、ボルト114のような固定部材は緩めて設けられ
る。ボルト82のような他の固定部材は、ボルト114
を用いてテンショナーをエンジン上の正規の位置に配設
する位置に設置される。歯付きベルト12はカム・プー
リー20、22、テンショナー・プーリー26およびク
ランク・プーリー24の周りに張られる。ラッチ部材8
4はその水平位置から垂直位置106まで回転させら
れ、図4に示すような部分的な後退位置100まで引き
抜かれる。ラッチ部材84すなわちピンを部分的に後退
させた状態でスプリング38は自由であり、これにより
第1のピボット・アーム36は回転し、プーリー26は
その後退位置110から図2に示すようなベルト噛合位
置まで移動する。歯付きベルト12は、プーリー26が
歯付きベルト12に対して押圧して噛合する位置に位置
決めされることによりテンションを付与される。第2の
ピボット・アーム68はピボット軸70を回転軸とし
て、テンショナー・プーリー26がベルト12に対して
押圧して噛合するよう第1のピボット・アーム36と同
じ角度だけ回転する。第2のピボット・アーム68のこ
の同時回転により、ストッパ77は第1のピボット・ア
ーム36から所定の角度すなわち円弧状距離108おい
た位置に正確に位置決めされる。ボルト82および11
4を締めることによりテンショナー32は固定され、第
2のピボット・アーム68はロックされ、それによりス
トッパ77は正しい位置に位置決めされる。ラッチ部材
84はテンショナー32から引き抜かれ、ストッパ77
は第1のピボット・アーム36からの所定の円弧上距離
すなわち角度に配置される。例えばストッパ77は、温
度上昇によるピボット・アームの1.35度の動き、お
よび3.44mmの高さのベルト歯を有するピッチ9.
525mmのベルトの周期的なトルク変動によるピボッ
ト・アームの1.15度の動きに適合するよう、第1の
ピボット・アーム36の設置場所から2.50度の位置
に位置決めされる。
【0026】設置されたとき、プーリ26は自由に動い
てタイミングベルトを緊張させたり弛めたり、また低温
と高温の自動車エンジンの間におけるプーリーの中心距
離の変化に応じたベルトの張力の変化を吸収する。そし
て、エンジンの通常の周期的なトルク変動に応じた力学
的な効果が得られる。極端なトルク反転状態において、
ピボット・アームがストッパ77に接触すると、第1の
ピボット・アーム36の動きは破線位置116に制限さ
れる。第1のピボット・アーム36がストッパ77に当
接する時、プーリー26は、ストッパ77によってベル
トを必要以上に弛緩させる位置まで移動することを制限
される。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、テンシ
ョナーのプーリーがベルトにテンションを付与する制御
された限界内において往復運動するのを許容しつつ、ク
ランク・プーリーや他の歯付きプーリーにおける歯とび
がより効果的に回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のテンショナーを含む自動車タイプ
同期(タイミング)ベルト駆動システムの概略を示す正
面図である。
【図2】図1の線2−2に挟まれた部分を取り出した図
であり、本実施形態のベルトテンショナーを拡大した端
面図である。
【図3】動きを破線で示した図2のテンショナーの一構
成要素の平面図である。
【図4】図2の線4−4の矢視断面図である。
【符号の説明】
10 同期タイミングベルト駆動システム 12 歯付きベルト 16 ベルト歯 20、22 歯付きカム・プーリー 24 クランク・プーリー 26 テンショニング・プーリー 32 ベルト・テンショナー 34 支持部 36 第1のピボット・アーム 38 スプリング 40 ピボット・ピン 50 ダンピング手段 52 ダンピング・スプリング 58 ダンパー部 60 シュー 62 突起部 64 ピン 68 第1のピボット・アーム 77 ストッパ 84 ラッチ部材 86、88、90 孔 94、96 キー溝

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯付きプーリーと噛合するためにあるピ
    ッチで離間して配設されたベルト歯を有するパワー・ト
    ランスミッション・ベルトに張力を付与するためのテン
    ショナーであって、ピボット・ピンにより支持部に設け
    られたピボット・アームと、前記パワー・トランスミッ
    ション・ベルトと噛合するために前記ピボット・アーム
    に回動自在に設けられたプーリーと、前記ピボット・ア
    ームを回転させ、前記パワー・トランスミッション・ベ
    ルトに対し付勢されて噛合するよう前記プーリーを偏倚
    させるために前記支持部と前記ピボット・アームの間に
    あるスプリングとを有するタイプのテンショナーにおい
    て、 前記ピボット・アームの逆回転を許容し、所定の角度を
    超えた逆回転から前記ピボット・アームを停止させるた
    めに、前記プーリーが前記パワー・トランスミッション
    ・ベルトに対し付勢されて噛合する状態に静的に偏倚さ
    れる前記ピボット・アームの位置から所定の距離はなれ
    て配置された調整可能な停止手段を有することを特徴と
    するテンショナー。
  2. 【請求項2】 停止位置までの前記ピボット・アームの
    逆回転により、前記ベルト歯の高さよりも大きくないプ
    ーリーの円弧状の動きが生ずることを特徴とする請求項
    1のテンショナー。
  3. 【請求項3】 前記停止位置における前記プーリーの円
    弧状の動きの量は、前記パワー・トランスミッション・
    ベルトに前記歯付きプーリーから離れることを許容する
    量よりも小さいことを特徴とする請求項2のテンショナ
    ー。
  4. 【請求項4】 歯付きプーリーと噛合するためにあるピ
    ッチで離間して配設されたベルト歯を有するパワー・ト
    ランスミッション・ベルトにテンションを付与するため
    のテンショナーであって、ピボット・ピンにより支持部
    に設けられた第1のピボット・アームと、前記パワー・
    トランスミッション・ベルトと噛合するために前記第1
    のピボット・アームに回動自在に設けられたプーリー
    と、前記第1のピボット・アームを回転させ、前記パワ
    ー・トランスミッション・ベルトに対して付勢されて噛
    合するよう前記プーリーを偏倚させるために前記支持部
    と前記第1のピボット・アームの間にあるスプリングと
    を有するタイプのテンショナーにおいて前記ピボット・
    ピンの軸に関して前記第1のピボット・アームと同軸で
    あり、第1のピボット・アームの円弧状の面に位置しス
    トッパを規定する部位を有する第2のピボット・アーム
    と、 前記第1のピボット・アームと前記第2のピボット・ア
    ームを共に連結し、それにより前記第1のピボット・ア
    ームの円弧状の動きによって、それに対応する前記第2
    のピボット・アームにおける円弧状の動きを生じさせ
    る、着脱可能なラッチ機構と、を有することを特徴とす
    るテンショナー。
  5. 【請求項5】 前記ストッパが前記円弧状の面において
    前記第1のピボット・アームから所定の距離離れて位置
    するよう、前記ラッチ機構は前記第2のピボット・アー
    ムを前記第1のピボット・アームに対して所定の角度に
    保持することを特徴とする請求項4に記載のテンショナ
    ー。
  6. 【請求項6】 着脱可能な前記ラッチ機構は、前記第1
    のピボット・アームと前記第2のピボット・アームそれ
    ぞれに設けられた前記ピボット・ピンの軸に実質的に平
    行な孔と、前記孔に嵌合する大きさに形成され前記孔に
    配設された着脱可能なピンとを有することを特徴とする
    請求項5に記載のテンショナー。
  7. 【請求項7】 前記孔はキー溝を有し、前記ピンは前記
    キー溝において一方向の軸に沿った動きに適合する大き
    さに形成された少なくとも一つの歯を有することを特徴
    とする請求項6に記載のテンショナー。
  8. 【請求項8】 前記支持部に孔を有しており、また、前
    記ピンはその孔に嵌合する大きさを有し、前記支持部の
    孔に配設されることを特徴とする請求項6に記載のテン
    ショナー。
  9. 【請求項9】 前記第1のピボット・アームと前記スト
    ッパの間の距離は、その方向において前記プーリーの移
    動が前記ベルト歯を歯付きプーリーとの噛合から解放さ
    せる移動よりも少ない移動であるとことろの前記パワー
    ・トランスミッション・ベルトが弛緩する方向への前記
    プーリーの円弧状の移動に対応することを特徴とする請
    求項5に記載のテンショナー。
  10. 【請求項10】 前記プーリーの円弧状の移動は前記ベ
    ルト歯の高さよりも実質的に大きくないことを特徴とす
    る請求項9に記載のテンショナー。
  11. 【請求項11】 前記支持部と第2のピボット・アーム
    との間に前記ピボット・ピンの軸の周りの前記第2のピ
    ボット・アームの円弧状の動きを防止する固定部材を有
    していることを特徴とする請求項4に記載のテンショナ
    ー。
  12. 【請求項12】 少なくとも2つの歯付きプーリーの周
    りに張られ噛合するベルト歯を有するパワー・トランス
    ミッション・ベルトを備えたタイプの駆動システムであ
    って、前記パワー・トランスミッション・ベルトは、ピ
    ボット・ピンにより支持部に設けられた第1のピボット
    ・アームと、前記パワー・トランスミッション・ベルト
    に噛合するために前記第1のピボット・アームに回動自
    在に設けられたプーリーと、前記第1のピボット・アー
    ムを回転させ、前記パワー・トランスミッション・ベル
    トに張力を与えるために前記プーリーを前記パワー・ト
    ランスミッション・ベルトに付勢して噛合させながら偏
    倚させ、前記プーリーを移動して前記パワー・トランス
    ミッション・ベルトを弛緩させるために前記第1のピボ
    ット・アームの逆回転を許容するために前記支持部と前
    記第1のピボット・アームの間に位置するスプリングと
    を備えたタイプのテンショナーにより2つのスペースの
    間で張力を与えられるベルトであり、 前記ピボット・ピンの軸に関して前記第1のピボット・
    アームと同軸で、前記第1のピボット・アームの円弧状
    の面に位置する部位を有し、前記プーリーに前記パワー
    ・トランスミッション・ベルトを弛緩させる動きを認め
    るために前記第1のピボット・アームから所定の間隔を
    もって位置しロックされる停止位置を規定する、調整可
    能な第2のピボット・アームを備えたことを特徴とす
    る。
  13. 【請求項13】 前記第1のピボット・アームと前記停
    止位置の間の円弧状の空間は、前記パワー・トランスミ
    ッション・ベルトを弛緩させる方向への前記プーリーの
    円弧状の移動に対応し、前記方向は前記パワー・トラン
    スミッション・ベルトが弛緩すると共に前記ベルト歯を
    前記歯付きプーリーの一つとの噛合状態から解放する移
    動よりも小さいことを特徴とする請求項12に記載のテ
    ンショナー。
  14. 【請求項14】 円弧状の移動は前記ベルト歯の高さよ
    りも大きくないことを特徴とする請求項13に記載のテ
    ンショナー。
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