JPH09136011A - 空気清浄フィルタ枠 - Google Patents

空気清浄フィルタ枠

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JPH09136011A
JPH09136011A JP7294310A JP29431095A JPH09136011A JP H09136011 A JPH09136011 A JP H09136011A JP 7294310 A JP7294310 A JP 7294310A JP 29431095 A JP29431095 A JP 29431095A JP H09136011 A JPH09136011 A JP H09136011A
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air
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filter frame
air cleaning
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Kenji Koreeda
健治 是枝
Yuichi Terada
祐一 寺田
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気清浄フィルタを保持するための裏側の突
起をスライド金型を用いることなく、したがって金型コ
ストを増大させることなく、かつ、枠強度を低下させる
ことなく形成できる空気清浄フィルタ枠を提供する。 【解決手段】 空気清浄フィルタ枠3は、表側に押さえ
部33を、裏側に押さえ部と協働して空気清浄フィルタ
1を保持する突起36を有する。押さえ部33には、突
起36に対向する箇所に、切欠部37が形成されてい
る。切欠部37の外側を補強用フランジ38が囲んでい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気清浄フィル
タを空気調和機内のエアフィルタ等に取り付けるために
使用される空気清浄フィルタ枠に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の空気調和機には、エアフィルタに
加えて空気清浄フィルタが取り付けられており、エアフ
ィルタによっては捕捉されない花粉や塵等の空気中の細
かい粒子までが捕捉されるようになっている。
【0003】空気清浄フィルタを製品に取り付ける方法
として、一般には、空気清浄フィルタ枠を使用して、エ
アフィルタに取り付ける方法が取られている。より具体
的には、空気清浄フィルタ枠とエアフィルタの裏面との
間に空気清浄フィルタを挟み込み、空気清浄フィルタ枠
をエアフィルタの裏面に取り付けることによって、空気
清浄フィルタを固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従
来、空気清浄フィルタは単にエアフィルタと空気清浄フ
ィルタ枠との間に挟み込んでいるだけであって、空気清
浄フィルタ枠単独で空気清浄フィルタを保持できるよう
にはなっていない。したがって、たとえば、空気清浄フ
ィルタ枠をエアフィルタから取り外すと、空気清浄フィ
ルタがずり落ちてしまうなどの事態が生じていた。つま
り、空気清浄フィルタ枠と空気清浄フィルタとを一体的
に取り扱うことができないため、空気清浄フィルタの着
脱作業が繁雑になるという不都合があった。
【0005】そこで、上記不都合を解消する方法とし
て、図3に模式的に示すように、空気清浄フィルタ枠の
裏側(エアフィルタに対向する側)に、内側に突出する
突起101を形成し、この突起101と表側のフィルタ
押さえ部103とによって空気清浄フィルタを105を
保持する方法が考えられる。しかし、この方法には次の
ような問題がある。つまり、空気清浄フィルタ枠自体の
強度を保つためには上記突起101は空気清浄フィルタ
枠の裏側に一体成形する必要があるが、空気清浄フィル
タ枠のもう一つの側は、空気清浄フィルタ105をエア
フィルタの方向に押さえるために内側に向けて張り出す
形状にしてあるため、表裏両面にこのような張り出し部
分を同時に一体成形しようとすれば、スライド金型の使
用が必要となる。その結果、不都合なことに、金型構造
が複雑になり、金型のコストが増大し、空気清浄フィル
タ枠の製作コストが増大してしまう。
【0006】そこで、この発明の目的は、空気清浄フィ
ルタを保持するための突起を金型コストを増大させるこ
となく、しかも枠強度を低下させることなく形成できる
空気清浄フィルタ枠を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、空気清浄フィルタを相手部材に
取り付けるために使用される空気清浄フィルタ枠であっ
て、表側に位置して、上記空気清浄フィルタを上記相手
部材の方へ押さえる押さえ部と、上記相手部材に対向す
る裏側に位置して、上記押さえ部と協働して上記空気清
浄フィルタを保持する突起と、上記押さえ部の上記突起
に対向する箇所に形成された切欠部とを備えたことを特
徴としている。
【0008】この空気清浄フィルタ枠は、表側の押さえ
部と裏側の突起とによって空気清浄フィルタを枠内に保
持することができるので、空気清浄フィルタ枠を相手部
材、例えばエアフィルタ、から取り外しても、空気清浄
フィルタが空気清浄フィルタ枠からはずれることがな
く、また、空気清浄フィルタを空気調和機内に装着する
ときには空気清浄フィルタを空気清浄フィルタ枠に予め
取り付けておけるので、空気清浄フィルタの脱着時の取
り扱いが楽になる。また、上記押さえ部には、突起に対
向する箇所に切欠部が設けられているので、この空気清
浄フィルタ枠を成形する際に、スライド金型を使用する
ことなく裏側の突起を一体成形できる。したがって、金
型コスト、ひいては製造コストの増大を抑えることがで
きる。
【0009】請求項2に記載の空気清浄フィルタ枠にお
いては、上記押さえ部に、上記凹部の外側に張り出した
補強用フランジが形成されている。
【0010】押さえ部に単に切欠部を形成しただけの場
合には、切欠部周辺での枠部分の強度が低下し、空気清
浄フィルタ枠全体としての強度も低下することになる。
しかし、請求項2の空気清浄フィルタ枠は、切欠部の外
側に補強用フランジを形成しているため、枠強度の低下
が防止される。
【0011】請求項3の空気清浄フィルタ枠は、上記補
強用フランジの外側端面が凹に湾曲している。外側が凹
に湾曲した形状はつかむのに適した形状である。したが
って、この補強用フランジは、把手としても作用する。
この把手があるお陰で、空気清浄フィルタ枠の操作が容
易に行える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。図1は空気清浄フィルタ1を
保持した空気清浄フィルタ枠3をエアフィルタ5に取り
付ける様子を示したものである。また、図2は空気清浄
フィルタ枠3のみを示しており、(A)は空気清浄フィ
ルタ枠3の裏面図、(B),(C),(D)はそれぞれ
(A)のB−B線断面図、C−C線断面図、D−D線断
面図である。
【0013】図1に示すように、エアフィルタ5は、複
数の縦桟51aと横桟51bを有するプラスチック製枠
51と、この枠51に張り付けられたネット53を有し
ている。エアフィルタ5の裏面には、空気清浄フィルタ
枠3を取り付けるための1対の上部取付部55と1対の
下部取付部57が隣り合う横桟51b上に設けられてい
る。上部,下部取付部55、57はそれぞれ、図1には
っきりと示されるように、互いに対向する側に受け口R
を有する状差しのような形状をしており、この中に空気
清浄フィルタ枠3の両端部に形成された上部および下部
係止ピン35を受け入れるのである。
【0014】一方、プラスチック製の空気清浄フィルタ
枠3は、図1、2に示すように、表側に、2つの横桟3
3aと多数の縦桟33bとから大略構成された押さえ部
33を有しており、この空気清浄フィルタ枠3がエアフ
ィルタ5に取り付けられたとき、押さえ部33によって
空気清浄フィルタ1をエアフィルタ5の方へ押さえるよ
うになっている。各横桟33aには、両端近傍に、略矩
形の切欠部37が形成されており、切欠部37の外側に
は、外側端面38aが凹に湾曲した補強用フランジ38
が形成されている。フランジ38の長さ(横桟33aの
方向の寸法)は切欠部37のそれよりも長く、あたかも
切欠部37の周囲をフランジ38が取り囲んでいるよう
に見える。横桟33a自体の幅は切欠部37によって非
常に小さくなっているが、フランジ38のお陰で、切欠
部37のある箇所での横桟33aの幅が実質的に確保さ
れ、その結果、枠強度の低下が防止される。
【0015】空気清浄フィルタ枠3の裏側(エアフィル
タ5に対向する側)には、上記切欠部37に対向する位
置に、上、下端面それぞれから内側に向けて突出する突
起36が形成されている。この突起36は表側の押さえ
部33と協働して空気清浄フィルタ1を枠内に保持する
ためのものである。したがって、空気清浄フィルタ1を
空気清浄フィルタ枠3と一体の状態で取り扱うことがで
きるため、空気清浄フィルタ枠3をエアフィルタ5から
取り外した際に、空気清浄フィルタ1がずり落ちたりす
ることがない。また、空気清浄フィルタ1をエアフィル
タ5に取り付ける際には、予め空気清浄フィルタ枠3に
空気清浄フィルタ1を取り付けておくことができるた
め、空気清浄フィルタ5の取り付け作業が容易になる。
このように、保持用の突起36があることにより、空気
清浄フィルタ1の着脱作業が容易に行える。
【0016】上記保持用の突起36の長さ(横桟33a
の方向の寸法)は、横桟33aに形成された切欠部37
の長さと実質的に等しくなっている。つまり、突起36
はちょうど切欠部37に嵌まり込む寸法に形成されてお
り、突起36と横桟33aとが重なっていない。このた
め、突起36はスライド金型を使用しなくても一体成形
することができる。したがって、金型構造が複雑になら
ず、金型コストを上げることなく空気清浄フィルタ枠3
を製造することができる。
【0017】なお、ここでは、切欠部37の長さ寸法は
突起36の長さと同じにしたが、必ずしもこのようにす
る必要はなく、要は、突起36と横桟33aとが重なら
なければよいのである。
【0018】ところで、上記切欠部37の周囲に形成さ
れた補強用のフランジ38は、上述したように、外側端
面38aが凹に湾曲しており、つかむのが容易な形状と
なっている。したがって、空気清浄フィルタ枠3の操作
性が向上する。
【0019】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の空
気清浄フィルタ枠は、表側の押さえ部と裏側の突起とに
よって空気清浄フィルタを枠内に保持することができる
ので、空気清浄フィルタの脱着時の取り扱いが楽にな
る。また、上記押さえ部には上記突起と対向する箇所に
切欠部が設けられているので、この空気清浄フィルタ枠
を成形する際に、スライド金型を使用することなく裏側
の突起を一体成形できる。したがって、金型コスト、ひ
いては製造コストの増大を抑えることができる。
【0020】請求項2に記載の空気清浄フィルタ枠にお
いては、上記押さえ部に、上記凹部の外側に張り出した
補強用フランジが形成されているので、枠強度の低下を
防止できる。
【0021】請求項3の空気清浄フィルタ枠は、上記補
強用フランジの外側端面が凹に湾曲している。外側が凹
に湾曲した形状はつかむのに適した形状である。したが
って、この補強用フランジは、把手としても作用する。
この把手があるお陰で、空気清浄フィルタ枠の操作が容
易に行える
【図面の簡単な説明】
【図1】 エアフィルタの裏面に本発明の空気清浄フィ
ルタ枠を介して空気清浄フィルタを取り付ける様子を示
した斜視図である。
【図2】 図1の空気清浄フィルタ枠を示し、(A)は
空気清浄フィルタ枠3の裏面図、(B),(C),
(D)はそれぞれ(A)のB−B線断面図、C−C線断
面図、D−D線断面図である。
【図3】 裏側に空気清浄フィルタ保持用の突起を有す
る空気清浄フィルタ枠の概略断面図である。
【符号の説明】
1…空気清浄フィルタ、3…空気清浄フィルタ枠、5,
…エアフィルタ、33a…空気清浄フィルタ枠の横桟、
33b…空気清浄フィルタ枠の縦桟、33…押さえ部、
35…係止ピン、36…突起、37…切欠部、38…補
強用フランジ、38a…外側端面。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F24F 13/24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気清浄フィルタ(1)を相手部材
    (5)に取り付けるために使用される空気清浄フィルタ
    枠(3)であって、 表側に位置して、上記空気清浄フィルタ(1)を上記相
    手部材(5)の方へ押さえる押さえ部(33)と、 上記相手部材(5)に対向する裏側に位置して、上記押
    さえ部(33)と協働して上記空気清浄フィルタ(1)
    を保持する突起(36)と、 上記押さえ部(33)の上記突起(36)に対向する箇
    所に形成された切欠部(37)とを備えたことを特徴と
    する空気清浄フィルタ枠。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気清浄フィルタ枠に
    おいて、 上記押さえ部(33)には、上記切欠部(37)の外側
    に張り出した補強用フランジ(38)が形成されている
    ことを特徴とする空気清浄フィルタ枠。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の空気清浄フィルタ枠に
    おいて、 上記補強用フランジ(38)の外側端面(38a)が凹
    に湾曲していることを特徴とする空気清浄フィルタ枠。
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CN113137666A (zh) * 2021-03-01 2021-07-20 青岛海尔空调电子有限公司 过滤器组件及具有其的空气处理机

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