JPH09135428A - テレビ会議システム - Google Patents

テレビ会議システム

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JPH09135428A
JPH09135428A JP7292680A JP29268095A JPH09135428A JP H09135428 A JPH09135428 A JP H09135428A JP 7292680 A JP7292680 A JP 7292680A JP 29268095 A JP29268095 A JP 29268095A JP H09135428 A JPH09135428 A JP H09135428A
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JP
Japan
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video
image
camera device
television camera
time
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Application number
JP7292680A
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English (en)
Inventor
Makoto Yamamoto
山本  誠
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビカメラ装置とコンピュータ装置とが別
々に配置されて両者間が映像信号線のみで接続されてい
る安価な構成のテレビ会議システムにおいて、テレビカ
メラ装置とコンピュータ装置の間で同期のとれた制御が
行えるようにする。 【解決手段】 映像を撮像するテレビカメラ装置1a,
1bと、このテレビカメラ装置1a,1bからの映像を受
信、加工、通信回線を用いて映像を伝送するコンピュー
タ装置2a,2bとを備え、テレビカメラ装置1a,1bに
は、撮像された映像に対して任意の文字列をコンピュー
タ装置2a,2bヘの制御情報としてスーパーインポーズ
する映像処理手段が、また、コンピュータ装置2a,2b
には、テレビカメラ装置1a,1bから送られてくる映像
に含まれている文字列を抽出、認識する手段がそれぞれ
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビカメラ装置
で撮像される映像を通信手段を用いて遠隔地へ伝送する
テレビ会議システムに係り、特に、撮像した映像の加工
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、離れた場所にいる人とコミュ
ニュケーションを図る手段として、音声情報に加えて映
像情報も同時に伝送するテレビ電話およびテレビ会議シ
ステムがある。
【0003】一方、テレビカメラ装置で撮像した被写体
の映像情報に各種の他の情報を付加する手段として、映
像情報に文字情報を重畳するスーパーインポーズ技術が
知られており、たとえば、特開平5―68202号公報
には、CCTV監視カメラにおいて、テレビカメラ装置
の向きおよびズーミング状態を被写体の映像に重畳する
ようにした技術が開示されている。
【0004】また、特開平7ー30871号公報には、
時間帯に応じて映像の送信を許可したり、あるいは禁止
したりするテレビ電話の例が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平5―6
8202号公報に開示されているように、テレビカメラ
装置の向きやズーミング状態などの情報を被写体の映像
に重畳して単にモニタ画面に表示するだけでは、コンピ
ュータ装置側においてテレビカメラ装置の状態を十分に
把握することができないため、コンピュータ装置として
は、テレビカメラ装置の状態に応じた適切な処理を行え
ない。
【0006】テレビカメラ装置の状態の情報をコンピュ
ータ装置が十分に把握できるように改善するために、従
来技術では、テレビカメラ装置とコンピュータ装置の間
を映像信号線以外の専用の信号線を用いて互いに接続す
るとともに、両装置を―つの筺体内に収納して一体化し
た装置が提案されている。
【0007】しかし、このような装置は、システムが複
雑、専用となるため、高価になるという問題がある。
【0008】また、テレビ会議システムのテレビカメラ
装置は、会議の席上に自由に携帯できると便利であり、
その携帯性の実現のためには、テレビカメラ装置がバッ
テリで駆動されることが必要で、このようなバッテリ駆
動では、テレビカメラ装置の低消費電力化が要求され
る。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、テレビカメラ装置とコンピュータ装
置が―つの筺体に一体化されておらず、テレビカメラ装
置とコンピュータ装置とが別々に配置されて両者間が映
像信号線のみで接続されている安価な構成のテレビ会議
システムにおいて、テレビカメラ装置とコンピュータ装
置の間で同期のとれた制御が行えるようにし、また、テ
レビカメラ装置の低消費電力化を図ることを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、映像を撮像するテレビカメラ装置と、こ
のテレビカメラ装置からの映像を受信、加工、通信回線
を用いて映像を伝送するコンピュータ装置とを備えたテ
レビ会議システムにおいて、次の構成を採用した。
【0011】すなわち、請求項1記載の発明は、コンピ
ュータ装置は、テレビカメラ装置から送られてくる映像
に含まれている制御情報を含む所定の文字列を抽出、認
識する抽出認識手段を有している。
【0012】請求項2記載の発明は、テレビカメラ装置
は計時記憶部を備え、前記文字列は、この計時記憶部か
ら呼びだされた現在時刻であり、前記コンピュータ装置
は、計時手段を内蔵しており、前記抽出認識手段は、前
記文字列を抽出、認識してこの計時手段から呼びだされ
た時刻との差を求めて表示するものである。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の構成において、テレビカメラ装置は、撮像
された映像を記憶する映像記憶手段を有している。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載の構
成において、テレビカメラ装置は、映像記憶手段に記憶
されている映像を読み出している場合には、映像を撮像
する映像撮像手段の動作を停止するように構成されてい
る。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載の構
成において、テレビカメラ装置は、時刻を計時する計時
手段を備え、この計時手段で計時されている所定の時間
間隔で前記映像撮像手段の動作を停止するように構成さ
れている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るテレビカメラ
装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1は本発明のテレビ会議システムの概要
を示すブロック図である。
【0018】一方のテレビカメラ装置laで撮像された
映像は、映像信号線で接続されているコンピュータ装置
2aに伝送された後、公衆電話回線等の通信網3を経由
して離れた場所にある他方のコンピュータ装置2bの表
示部に表示される。
【0019】同様に、他方のテレビカメラ装置lbで撮
像された映像は、映像信号線で接続されているコンピュ
ータ装置2bに伝送された後、公衆電話回線等の通信網
3を経由して離れた場所にあるコンピュータ装置2aの
表示部に表示される。
【0020】図2は、相手に伝送する自分自身の顔等の
被写体を撮像するテレビカメラ装置1(1a,1b)の全体
構成を示すブロック図である。
【0021】このテレビカメラ装置1は、装置1全体の
制御を行う制御部11、被写体の映像を撮像してテレビ
ジョン映像信号に変換して出力する映像撮像部12、テ
レビジョン映像信号に文字情報を重畳するなどの処理を
行う映像処理部13、1画面分の映像を記憶する映像記
憶部14、気温や時刻などの文字列を記憶する文字列記
憶部15、計時される現在時刻を記憶する計時記憶部1
6、各種のモードを設定するための2つの設定ボタン1
8a,18b、バッテリ19、および電源スイッチ部20
を備える。
【0022】制御部11は、図示しない不揮発性メモリ
を有しており、この不揮発性メモリには、数字、記号等
の文字が予め記憶されている。
【0023】映像撮像部12は、光を電気信号に変換す
るCCD撮像素子113、被写体の像をCCD撮像素子
113の表面に光学的に結像させるためのレンズ11
1、CCD撮像素子113からの電気信号をl秒間に6
0枚の映像で構成するNTSCテレビジョン映像信号、
または1秒間に50枚の映像で構成するPALテンビジ
ョン映像信号に変換する信号処理回路112、テレビジ
ョン映像信号に変換するための同期関係の同期信号発生
器115、CCD撮像素子113を駆動するためのタイ
ミングパルス発生回路116、および垂直ドライバ回路
114で構成されている。
【0024】映像記憶部14は、不揮発性メモリで構成
されており、電源が遮断されている状態でも、映像撮像
部12で撮像して得られた映像情報が記憶されるように
なっている。
【0025】文字列記憶部15は、不揮発性メモリで構
成されており、電源が遮断されている状態でも、文字列
の情報が記憶されるようになっている。
【0026】また、テレビカメラ装置1の電源が遮断状
態では、テレビカメラ装置1は待機モード状態にあっ
て、バッテリ19によって制御部l1と計時記憶部16
にのみ電流が供給されており、計時記憶部16は、制御
部11に内蔵された図示しない発振回路の周波数を計数
することで常に正確な時刻が計時記憶部16に保持され
ている。
【0027】そして、前述の撮像部12が特許請求の範
囲の映像撮像手段に、映像処理部13が特許請求の範囲
の映像処理手段に、映像記憶部14が映像記憶手段に、
計時記憶部16が計時手段に、それぞれ対応している。
【0028】図3は、テレビカメラ装置1(1a,1b)と
映像信号線で接続されたコンピュータ装置2(2a,2b)
の構成を示すブロック図である。
【0029】このコンピュータ装置2は、汎用コンピュ
ータとしての基本機能を提供する制御部22、プログラ
ムおよび処理データを保管する記憶部23、液晶パネル
あるいはブラウン管を使用した表示部21に加えて、公
衆電話網等の通信網との信号の送受を行う通信制御部2
4、テレビカメラ装置1からの映像信号を受信してデジ
タル情報に変換する映像入力部25、および制御部22
からの指示により映像信号が加工される映像処理部26
で構成されている。
【0030】そして、前述の映像処理部26と制御部2
2とが、特許請求の範囲の文字列を抽出、認識する抽出
認識手段に対応している。
【0031】次に、上記構成のテレビ会議システムにお
ける動作について、図4に示す遷移状態図を参照して説
明する。
【0032】テレビカメラ装置1およびコンピュータ装
置2の電源スイッチをそれぞれ投入すると、テレビカメ
ラ装置1の映像記憶部14に予め記憶されている被写体
を撮像したテレビジョン映像信号が映像処理部13に入
力されると同時に、テレビカメラ装置1は時刻設定モー
ドに遷移する。
【0033】この時刻設定モードでは、映像処理部13
において、映像記憶部14からのテレビジョン映像信号
に対して、計時記憶部16から呼び出された現在時刻を
文字列の情報として重畳し、映像信号出力端子17から
コンピュータ装置2に伝送される。
【0034】コンピュータ装置2側では、映像信号入力
端子27から入力された映像信号が映像入力部25にお
いてl画面単位でアナログ信号よりデジタル信号に変換
された後、表示部21に出力される。したがって、表示
部21には、図5(a)に示すように、被写体xの映像のた
とえば右上の部分に、計時記憶部16より呼び出された
現在時刻が文字列で表示される。
【0035】また、このとき、映像処理部26において
は、テレビジョン映像信号に重畳されている時刻に関す
る文字列の抽出、およびび認識動作を行って、文字列の
頭が「am」もしくは「pm」で始まる特定の文字列を抽出
することでテレビカメラ装置1の現在時刻の値を認識す
る。
【0036】コンピュータ装置2の制御部22は、この
認識結果に基づき、コンピュータ装置2が内蔵している
内部タイマで計時される時刻と、テレビカメラ装置1の
内部タイマで計時される時刻との差を求める。そして、
この時刻差が1秒以上あれば、表示部21に図5(b)に
示すようなメッセージを表示する。
【0037】そして、このメッセージを見て、テレビカ
メラ装置1の内部タイマの現在時刻の設定に狂いがある
ことが分かれば、操作者がテレビカメラ装置1に設けら
れている設定ボタン18aを所定時間以上(たとえば2秒
以上)押すと、制御部11は、時刻修正モードに遷移す
る。
【0038】この時刻修正モードでは、一方の設定ボタ
ン18aを押すと内部タイマの時刻設定値が進み、逆
に、他方の設定ボタン18bを押すと内部タイマの時刻
設定値が遅れるので、これによって、現在時刻を正確に
合わせることができる。この時刻修正は、コンピュータ
装置2の表示部21に表示される図5(b)のメッセージ
を確認しながら時刻修正作業を行なえる。
【0039】このようにして、時刻の修正作業を行った
結果、テレビカメラ装置1とコンピュータ装置2の時刻
の差が1秒以下になれば、コンピュータ装置2の表示部
21には図5(c)に示すようなメッセージが表示され
る。
【0040】そこで、操作者が設定ボタン18a,18b
の操作を5秒以上行わずに放置すると、テレビカメラ装
置1の制御部11は、自動的に時刻修正モードが解除さ
れたものと判断し、映像処理部13において時刻をあら
わす文字列の重畳処理が停止される。
【0041】このため、コンピュータ装置2の映像処理
部26においては、テレビジョン映像信号に重畳される
時刻に関する文字列の抽出が行えなくなるので、制御部
22は時刻修正モードが解除されたことを認識し、表示
部21における図5(c)に示すメッセージの表示を終了
した後、被写体xのみの画像を表示する。
【0042】上述の時刻設定モードにおいて、テレビカ
メラ装置1の内部タイマの現在時刻の設定が正確で、図
5(c)に示すメッセージが最初からコンピュータ装置2
の表示部21に表示されている場合に、操作者が設定ボ
タン18aを2秒未満の短時間だけ押した場合、あるい
は、時刻修正モードにおいて時刻修正を行った結果、図
5(c)に示すメッセージがコンピュータ装置2の表示部
21に表示されるようになって操作者が設定ボタン18
a,18bの操作を5秒以上行わなかった場合には、テレ
ビカメラ装置1の制御部11は、記憶映像モードに遷移
する。
【0043】テレビカメラ装置1は、記憶映像モードに
遷移すると、レンズ111を通して撮像した映像ではな
く、映像記憶部14に記憶されている映像を映像処理部
13から映像出力端子17を通じてコンピュータ装置2
に出力するので、その映像が表示部21に表示されるよ
うになる。
【0044】また、この記憶映像モードにおいては、制
御部11がバッテリ19から映像撮像部12へ電流供給
を行わないように制御するため、テレビカメラ装置1の
消費電流は軽減され、バッテリ19の寿命が向上する。
【0045】さらに、この記憶映像モードにおいて、操
作者が設定ボタン18bを2秒以上押すと、テレビカメ
ラ装置1の制御部11は、映像記憶部14に記憶されて
いる映像に対して、計時記憶部16から呼び出される現
在時刻の文字列の情報を映像処理部13において重畳す
る処理を実行させるために、コンピュータ装置2の表示
部11には、再び図5(a)に示すように、被写体xに加え
て時刻が文字で表示される。そして、この状態は、テレ
ビカメラ装置1の電源を遮断するまで解除されない。
【0046】上記の記憶映像モードにおいて、設定ボタ
ン18aが押されると、テレビカメラ装置1の制御部1
1は、撮像映像モードに遷移する。
【0047】この撮像映像モードでは、テレビカメラ装
置1の制御部11がバッテリ19から映像撮像部12へ
電流供給が行なわれるように制御するため、映像撮像部
12においてレンズ111を通して得られる被写体のテ
レビジョン映像信号が映像信号出力端子17からコンピ
ュータ装置2に伝送される。したがって、コンピュータ
装置2の表示部11には、図5(d)に示すように、レン
ズ111で撮像される被写体xが表示される。
【0048】なお、上記の記憶映像モード、あるいは撮
像映像モードに状態が遷移した直後から5秒間のみ、テ
レビカメラ装置1の制御部11は、文字列記憶部15か
ら各モード状態を示す特定の文字列である「記憶映
像」、「撮像映像」のデータを読み出して映像処理部1
3において重畳処理が行われた後、コンピュータ装置2
に伝送されるので、コンピュータ装置2の表示部11に
は、その画面右上の位置に各モードを示す「記憶映
像」、あるいは「撮像映像」の文字が表示される。
【0049】上述した撮像映像モードにおいて、設定ボ
タン18bが押された場合には、再び記憶映像モードに
テレビカメラ装置1の状態が復帰する。
【0050】また、この撮像映像モードにおいて、設定
ボタン18aを2秒以上押すと、制御部11は、映像撮
像部12で撮像された1画面分のテレビジョン映像信号
を映像処理部13を介して映像記憶部14に転送、記憶
するので、映像記憶部14の映像が更新される。
【0051】さらに、この撮像映像モードにおいて、書
類などの動きの少ない被写体を撮像している場合には、
設定ボタン18aを2秒未満の短時間だけ押すと、制御
部11は、間欠撮像モードに遷移する。
【0052】この間欠撮像モードでは、計時記憶部16
での時間経過が10秒毎に1秒間のみ映像撮像部12へ
の電流供給が行われる。このため、テレビカメラ装置1
の電力消費が軽減される。しかも、このモードでは、映
像撮像部12への電力供給が遮断される直前の1画面分
のテレビジョン映像信号が映像記憶部14に順次転送さ
れて記憶されるために、映像記憶部14の映像が一定周
期で順次更新される。そして、映像撮像部12への電流
供給が遮断している間は、映像記憶部14に記憶されて
いる映像が映像出力端子17より出力される。
【0053】そして、テレビカメラ装置1の設定ボタン
18aを再び押すと、制御部11は間欠撮像モードを解
除して元の撮像映像モードに復帰する。
【0054】ところで、上記の各モードにおいて、テレ
ビカメラ装置1の制御部11が、バッテリ19の電圧が
予め設定されたしきい値よりも低下したと判断した場合
には、制御部11は、文字列記憶部15にバッテリ異常
をあらわす特定の文字列を設定するので、映像処理部1
3において、テレビジョン映像信号にこの文字列が重畳
された後、映像信号出力端子17よりコンピュータ装置
2に伝送される。
【0055】したがって、コンピュータ装置2の表示部
21には、図5(e)に示すように、被写体xの映像のたと
えば右上の部分に、「電圧異常」が表示される。
【0056】また、このとき、コンピュータ装置2の映
像処理部26において、テレビジョン映像信号に重畳さ
れている文字列の抽出および認識動作を常に行ってお
り、特定文字列である「電圧異常」を抽出することで、
テレビカメラ装置1のバッテリ19の電圧低下を認識
し、その表示部21に図5(f)に示すような警告メッセ
ージを表示する。
【0057】この警告メッセージの表示は、操作者がバ
ッテリ19の充電、あるいは交換作業を行った結果、テ
レビカメラ装置1の映像処理部13において「電圧異
常」の文字の重畳処理が停止されるまで継続される。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。
【0059】(1) 請求項1記載の発明では、テレビ会
議システムを構成するテレビカメラ装置とコンピュータ
装置との間を、従来通りの映像信号線のみの仕様のまま
接続することにより、コンピュータ装置は、テレビカメ
ラ装置側からの制御情報を含む所定の文字列を受信して
適切な処理を行なうことができる。
【0060】よって、コンピュータ装置側へ制御情報を
送るための専用の信号線を別途設ける必要がなく、シス
テムの簡素化が図れる。
【0061】(2) 請求項2記載の発明では、テレビカ
メラ装置で計時されている時刻がコンピュータ装置で計
時されている時刻と異なる場合には、コンピュータ装置
にその旨のメッセージが表示されるので、そのメッセー
ジを見ながら、正確に時刻合わせを行うことができる。
【0062】(3) 請求項3記載の発明では、他の用事
のためにテレビカメラ装置の前から一時的に席を外す必
要が生じた場合や、相手に知られたくない事情が生じて
テレビカメラ装置で現在の状況が撮像されるのを一時的
に避けたいような場合には、予め撮像しておいた映像を
コンピュータ装置を通じて伝送できるため、プライバシ
ーを確保することができる。
【0063】(4) 請求項4記載の発明では、必要最小
限の回路ブロックにのみ通電するため、テレビカメラ装
置の消費電力が抑えられ、その結果、バッテリの駆動時
間の延長を図ることができる。
【0064】(5) 請求項5記載の発明では、連続映像
を必要としない場合に、コンピュータ装置と時間同期を
確保した状態で間欠的にテレビカメラ装置が動作するた
め、テレビカメラ装置の消費電力を抑え、バッテリ駆動
時間の延長を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すテレビ会議システ
ムの概要を示すブロック略図である。
【図2】同システムにおけるテレビカメラ装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】同システムにおけるコンピュータ装置の構成を
示すブロック図である。
【図4】同システムにおけるテレビカメラ装置の動作を
説明するために供する遷移状態図である。
【図5】同システムにおいて、コンピュータ装置の表示
部に表示される映像の一例を示す図である。
【符号の説明】
1(1a,1b)…テレビカメラ装置、2(2a,2b)…コン
ピュータ装置、3…、通信網、11…制御部、12…映
像撮像部、13…映像処理部、14…映像記憶部、15
…文字列記憶部、16…計時記憶部、18a,18b…設
定ボタン、19…バッテリ、21…表示部、22…制御
部、25…映像入力部、26…映像処理部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を撮像して、この映像に文字列を重
    畳するテレビカメラ装置と、このテレビカメラ装置から
    の映像を受信、加工し、通信回線を用いて映像を伝送す
    るコンピュータ装置とを備えたテレビ会議システムにお
    いて、 前記コンピュータ装置は、テレビカメラ装置から送られ
    てくる映像に含まれている制御情報を含む所定の文字列
    を抽出、認識する抽出認識手段を有することを特徴とす
    るテレビ会議システム。
  2. 【請求項2】 前記テレビカメラ装置は計時記憶部を備
    え、前記文字列は、この計時記憶部から呼びだされた現
    在時刻であり、 前記コンピュータ装置は、計時手段を内蔵しており、前
    記抽出認識手段は、前記文字列を抽出、認識してこの計
    時手段から呼びだされた時刻との差を求めて表示するこ
    とを特徴とする請求項1記載のテレビ会議システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のテレビ会議システムにお
    いて、 前記テレビカメラ装置は、撮像された映像を記憶する映
    像記憶手段を有することを特徴とするテレビ会議システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のテレビ会議システムにお
    いて、 前記テレビカメラ装置は、映像記憶手段に記憶されてい
    る映像を読み出している場合には、映像を撮像する映像
    撮像手段の動作を停止するように構成されていることを
    特徴とするテレビ会議システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のテレビ会議システムにお
    いて、 前記テレビカメラ装置は、時刻を計時する計時手段を備
    え、この計時手段で計時されている所定の時間間隔で前
    記映像撮像手段の動作を停止するように構成されている
    ことを特徴とするテレビ会議システム。
JP7292680A 1995-11-10 1995-11-10 テレビ会議システム Pending JPH09135428A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990043560A (ko) * 1997-11-29 1999-06-15 윤종용 화상 통신 장치 및 화상 통신 방법

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KR19990043560A (ko) * 1997-11-29 1999-06-15 윤종용 화상 통신 장치 및 화상 통신 방법

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