JPH0913488A - デザイン付きグレーチング並びにこのデザイン付きグレーチングを装着したコンクリートブロック - Google Patents
デザイン付きグレーチング並びにこのデザイン付きグレーチングを装着したコンクリートブロックInfo
- Publication number
- JPH0913488A JPH0913488A JP18357695A JP18357695A JPH0913488A JP H0913488 A JPH0913488 A JP H0913488A JP 18357695 A JP18357695 A JP 18357695A JP 18357695 A JP18357695 A JP 18357695A JP H0913488 A JPH0913488 A JP H0913488A
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- JP
- Japan
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- design
- grating
- concrete
- block
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 騒音や錆びの発生を伴うことなく、表面にデ
ザインを施すことができ、特に、グレーチング本来の目
的である雨水の流入に支障を及ぼすことがないようにし
たデザイン付きグレーチングを提供する。 【構成】 外縁部が蓋掛かり面20に係止される状態
で、側溝用ブロック2や溜め桝用ブロック4等のコンク
リートブロックに装着されるデザイン付きグレーチング
であって、格子状枠材11によって多数の水落空間10
が区画形成されているグレーチング本体1を備え、この
水落空間のうち、前記蓋掛かり面に重合した外縁部水落
空間10aがコンクリートにより充填されて、その充填
コンクリート12の表面が着色塗装されたデザイン面1
3に形成されている。
ザインを施すことができ、特に、グレーチング本来の目
的である雨水の流入に支障を及ぼすことがないようにし
たデザイン付きグレーチングを提供する。 【構成】 外縁部が蓋掛かり面20に係止される状態
で、側溝用ブロック2や溜め桝用ブロック4等のコンク
リートブロックに装着されるデザイン付きグレーチング
であって、格子状枠材11によって多数の水落空間10
が区画形成されているグレーチング本体1を備え、この
水落空間のうち、前記蓋掛かり面に重合した外縁部水落
空間10aがコンクリートにより充填されて、その充填
コンクリート12の表面が着色塗装されたデザイン面1
3に形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に水落ち蓋と呼ば
れ、側溝用ブロックや溜め桝用ブロック等のコンクリー
トブロックの蓋として使用されるグレーチングにおい
て、その表面にデザインが施されたデザイン付きグレー
チングと、このデザイン付きグレーチングを装着したコ
ンクリートブロックに関する。
れ、側溝用ブロックや溜め桝用ブロック等のコンクリー
トブロックの蓋として使用されるグレーチングにおい
て、その表面にデザインが施されたデザイン付きグレー
チングと、このデザイン付きグレーチングを装着したコ
ンクリートブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】グレーチングは、格子状枠材によって水
落空間が区画形成されたもので、外縁部が蓋掛かり面に
係止される状態で、側溝用ブロックや溜め桝用ブロック
等のコンクリートブロックに装着され、そして、水落空
間から雨水をコンクリートブロック内に流入させるもの
である。近年、景観の向上を意図して、このグレーチン
グの表面にデザインを施したものが提案されている。
落空間が区画形成されたもので、外縁部が蓋掛かり面に
係止される状態で、側溝用ブロックや溜め桝用ブロック
等のコンクリートブロックに装着され、そして、水落空
間から雨水をコンクリートブロック内に流入させるもの
である。近年、景観の向上を意図して、このグレーチン
グの表面にデザインを施したものが提案されている。
【0003】従来、表面にデザインが施されたデザイン
付きグレーチングとしては、表面が着色塗装によってデ
ザイン面に形成されたデザイン板を別部材として用意
し、このデザイン板をグレーチング本体の上面に張付け
たものが知られている。
付きグレーチングとしては、表面が着色塗装によってデ
ザイン面に形成されたデザイン板を別部材として用意
し、このデザイン板をグレーチング本体の上面に張付け
たものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のデザイン付きグレーチングは、そのデザイン板
が破損防止のために鉄製で作られているため、これを鉄
枠製のグレーチング本体に張付けると、そのガタツキに
よって異音が発生し、これが騒音の原因になっている。
又、鉄製であるため錆びが発生し、この錆びによってデ
ザイン面が汚れ、逆に景観を損なう結果になっていると
いう問題があった。
た従来のデザイン付きグレーチングは、そのデザイン板
が破損防止のために鉄製で作られているため、これを鉄
枠製のグレーチング本体に張付けると、そのガタツキに
よって異音が発生し、これが騒音の原因になっている。
又、鉄製であるため錆びが発生し、この錆びによってデ
ザイン面が汚れ、逆に景観を損なう結果になっていると
いう問題があった。
【0005】本発明は、上述のような従来の問題点を解
消するためになされたもので、騒音や錆びの発生を伴う
ことなく、表面にデザインを施すことができ、特に、グ
レーチング本来の目的である雨水の流入に支障を及ぼす
ことがないようにしたデザイン付きグレーチングを提供
し、併せて、このデザイン付きグレーチングを装着する
ことによってデザイン面の範囲を広げることができるよ
うにしたコンクリートブロック提供することを課題とし
ている。
消するためになされたもので、騒音や錆びの発生を伴う
ことなく、表面にデザインを施すことができ、特に、グ
レーチング本来の目的である雨水の流入に支障を及ぼす
ことがないようにしたデザイン付きグレーチングを提供
し、併せて、このデザイン付きグレーチングを装着する
ことによってデザイン面の範囲を広げることができるよ
うにしたコンクリートブロック提供することを課題とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のデザイン付きグレーチングは、外縁部が
蓋掛かり面に係止される状態で、側溝用ブロックや溜め
桝用ブロック等のコンクリートブロックに装着されるデ
ザイン付きグレーチングであって、格子状枠材によって
多数の水落空間が区画形成されているグレーチング本体
を備え、この水落空間のうち、前記蓋掛かり面に重合し
た外縁部水落空間がコンクリートにより充填されて、そ
の充填コンクリートの表面が着色塗装されたデザイン面
に形成されている。
めに、本発明のデザイン付きグレーチングは、外縁部が
蓋掛かり面に係止される状態で、側溝用ブロックや溜め
桝用ブロック等のコンクリートブロックに装着されるデ
ザイン付きグレーチングであって、格子状枠材によって
多数の水落空間が区画形成されているグレーチング本体
を備え、この水落空間のうち、前記蓋掛かり面に重合し
た外縁部水落空間がコンクリートにより充填されて、そ
の充填コンクリートの表面が着色塗装されたデザイン面
に形成されている。
【0007】又、前記デザイン付きグレーチングを装着
したコンクリートブロックにおいて、このコンクリート
ブロックの上面に、前記デザイン付きグレーチングのデ
ザイン面に連続するデザイン面が形成されている。
したコンクリートブロックにおいて、このコンクリート
ブロックの上面に、前記デザイン付きグレーチングのデ
ザイン面に連続するデザイン面が形成されている。
【0008】
【作用】グレーチング本体は、格子状枠材によって多数
の水落空間が区画形成されたもので、これの表面にデザ
インを施そうとする場合、格子状枠材の表面は幅が狭い
し、また、水落空間にはデザインを施すことができな
い。このため、水落空間を埋め、その上にデザインを施
す必要が生じる。
の水落空間が区画形成されたもので、これの表面にデザ
インを施そうとする場合、格子状枠材の表面は幅が狭い
し、また、水落空間にはデザインを施すことができな
い。このため、水落空間を埋め、その上にデザインを施
す必要が生じる。
【0009】本発明では、水落空間を埋めることに着目
し、この水落空間のうち、コンクリートブロックの蓋掛
かり面に重合した外縁部水落空間にコンクリートを充填
して、その充填コンクリートの表面を、着色塗装したデ
ザイン面に形成した。従って、従来のようなデザイン板
を用いることなく、表面にデザインを施したデザイン付
きグレーチングを得ることができる。
し、この水落空間のうち、コンクリートブロックの蓋掛
かり面に重合した外縁部水落空間にコンクリートを充填
して、その充填コンクリートの表面を、着色塗装したデ
ザイン面に形成した。従って、従来のようなデザイン板
を用いることなく、表面にデザインを施したデザイン付
きグレーチングを得ることができる。
【0010】又、充填コンクリートが外縁部水落空間に
形成されている。この外縁部水落空間は、蓋掛かり面に
重合しているため、その底面は、蓋掛かり面によって少
なくともその一部が塞がれた状態になっている。このた
め、外縁部水落空間に流入した雨水は、スムーズにはコ
ンクリートブロック内に流入せず、甚だしい場合には、
外縁部水落空間から溢れることがある。このように、外
縁部水落空間は、雨水の流入作用の面からは必ずしも役
に立っていない。従って、この外縁部水落空間を充填コ
ンクリートにより埋めても、グレーチング本来の目的で
ある雨水の流入に支障を及ぼすことがなし、この外縁部
水落空間にゴミ等が溜るのを防止できる。
形成されている。この外縁部水落空間は、蓋掛かり面に
重合しているため、その底面は、蓋掛かり面によって少
なくともその一部が塞がれた状態になっている。このた
め、外縁部水落空間に流入した雨水は、スムーズにはコ
ンクリートブロック内に流入せず、甚だしい場合には、
外縁部水落空間から溢れることがある。このように、外
縁部水落空間は、雨水の流入作用の面からは必ずしも役
に立っていない。従って、この外縁部水落空間を充填コ
ンクリートにより埋めても、グレーチング本来の目的で
ある雨水の流入に支障を及ぼすことがなし、この外縁部
水落空間にゴミ等が溜るのを防止できる。
【0011】又、このデザイン付きグレーチングを装着
したコンクリートブロックにおいて、このコンクリート
ブロックの上面に、前記デザイン付きグレーチングのデ
ザイン面に連続するデザイン面が形成されている。即
ち、デザイン付きグレーチングの外縁部にデザイン面が
形成されると共に、コンクリートブロックの上面にもデ
ザイン面が形成され、この両デザイン面が連続している
ため、デザイン面の範囲を広げることができる。
したコンクリートブロックにおいて、このコンクリート
ブロックの上面に、前記デザイン付きグレーチングのデ
ザイン面に連続するデザイン面が形成されている。即
ち、デザイン付きグレーチングの外縁部にデザイン面が
形成されると共に、コンクリートブロックの上面にもデ
ザイン面が形成され、この両デザイン面が連続している
ため、デザイン面の範囲を広げることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。図1は第1実施例のデザイン付きグレーチングを側
溝用ブロック(コンクリートブロック)に装着した状態
の平面図、図2はその断面図である。
る。図1は第1実施例のデザイン付きグレーチングを側
溝用ブロック(コンクリートブロック)に装着した状態
の平面図、図2はその断面図である。
【0013】図において、1はグレーチング本体で、外
縁部が側溝用ブロック2の蓋掛かり面20に係止される
状態で、この側溝用ブロック2に装着される。尚、3は
縁石である。
縁部が側溝用ブロック2の蓋掛かり面20に係止される
状態で、この側溝用ブロック2に装着される。尚、3は
縁石である。
【0014】前記グレーチング本体1には、格子状枠材
11によって多数の水落空間10が区画形成されてい
る。この場合、前記水落空間10は、縦方向5列、横方
向11列の合計55個が形成され、このうち、側溝用ブ
ロック2の蓋掛かり面20に重合した外縁部水落空間1
0aは、その縦幅が蓋掛かり面20の幅と略同一幅に形
成されている。尚、このグレーチング本体1は、鉄製
で、表面に亜鉛メッキが施されている。
11によって多数の水落空間10が区画形成されてい
る。この場合、前記水落空間10は、縦方向5列、横方
向11列の合計55個が形成され、このうち、側溝用ブ
ロック2の蓋掛かり面20に重合した外縁部水落空間1
0aは、その縦幅が蓋掛かり面20の幅と略同一幅に形
成されている。尚、このグレーチング本体1は、鉄製
で、表面に亜鉛メッキが施されている。
【0015】そして、前記水落空間10のうちの一部で
ある外縁部水落空間10aがコンクリートにより充填さ
れて、その充填コンクリート12の表面がデザイン面1
3に形成されている。
ある外縁部水落空間10aがコンクリートにより充填さ
れて、その充填コンクリート12の表面がデザイン面1
3に形成されている。
【0016】尚、外縁部水落空間10aにコンクリート
を充填する方法としては、例えば、平板の上にグレーチ
ング本体1を置いて水落空間10の底を塞ぎ、その状態
で充填コンクリート12を形成しようとする外縁部水落
空間10a内にコンクリートを充填する。又、充填コン
クリート12上面は、これをコテ仕上げするのが好まし
い。
を充填する方法としては、例えば、平板の上にグレーチ
ング本体1を置いて水落空間10の底を塞ぎ、その状態
で充填コンクリート12を形成しようとする外縁部水落
空間10a内にコンクリートを充填する。又、充填コン
クリート12上面は、これをコテ仕上げするのが好まし
い。
【0017】又、デザイン面13は、格子状枠材11の
上面を乗り越えて連続するように着色塗装され、実施例
では、充填コンクリート12の表面の全面が大理石模様
に着色塗装されたものとなっている。
上面を乗り越えて連続するように着色塗装され、実施例
では、充填コンクリート12の表面の全面が大理石模様
に着色塗装されたものとなっている。
【0018】そして、上述のように構成されたデザイン
付きグレーチングを装着した側溝用ブロック2におい
て、この側溝用ブロック2の上面に、グレーチング本体
1のデザイン面13に連続するデザイン面21が形成さ
れている。このデザイン面21は、その全面が大理石模
様に着色塗装されたものとなっている。
付きグレーチングを装着した側溝用ブロック2におい
て、この側溝用ブロック2の上面に、グレーチング本体
1のデザイン面13に連続するデザイン面21が形成さ
れている。このデザイン面21は、その全面が大理石模
様に着色塗装されたものとなっている。
【0019】尚、前記両デザイン面13,21の着色塗
装に使用する塗料としては、耐摩耗性に優れた塗料を用
いるのが、タイヤ等によるデザインの摩耗を防止する上
から好ましい。耐摩耗性に優れた塗料として、例えば、
骨材含有塗料を用いる。この骨材含有塗料には、例え
ば、セメントにセラミック系細骨材や天然石細骨材(ガ
ーネット、ダイヤモンド、クオック等)等を混ぜた細骨
材を、アクリル樹脂やメチルメタアクリレート樹脂に混
合したものが用いられる。又、塗装方法としては、スプ
レー吹き付けでもよいし、刷毛塗りでもよい。
装に使用する塗料としては、耐摩耗性に優れた塗料を用
いるのが、タイヤ等によるデザインの摩耗を防止する上
から好ましい。耐摩耗性に優れた塗料として、例えば、
骨材含有塗料を用いる。この骨材含有塗料には、例え
ば、セメントにセラミック系細骨材や天然石細骨材(ガ
ーネット、ダイヤモンド、クオック等)等を混ぜた細骨
材を、アクリル樹脂やメチルメタアクリレート樹脂に混
合したものが用いられる。又、塗装方法としては、スプ
レー吹き付けでもよいし、刷毛塗りでもよい。
【0020】又、デザイン面13,21を保護するため
に、このデザイン面13,21を透明な上塗り剤で被膜
するのが好ましい。この上塗り剤としては、耐候性及び
防水性に優れた、例えば、アクリルポリオールに添加剤
及び溶剤を加えた本剤に、ポリイソシアネートに溶剤を
加えた硬化剤を配合したもの(商標名トップコートクリ
ア)が用いられる。
に、このデザイン面13,21を透明な上塗り剤で被膜
するのが好ましい。この上塗り剤としては、耐候性及び
防水性に優れた、例えば、アクリルポリオールに添加剤
及び溶剤を加えた本剤に、ポリイソシアネートに溶剤を
加えた硬化剤を配合したもの(商標名トップコートクリ
ア)が用いられる。
【0021】上述したように、本実施例では、側溝用ブ
ロック2の蓋掛かり面20に重合した外縁部水落空間1
0aにコンクリートを充填して、その充填コンクリート
12の表面を、着色塗装したデザイン面13に形成し
た。従って、別部材となるデザイン板を用いることな
く、表面にデザインを施したデザイン付きグレーチング
を得ることができる。
ロック2の蓋掛かり面20に重合した外縁部水落空間1
0aにコンクリートを充填して、その充填コンクリート
12の表面を、着色塗装したデザイン面13に形成し
た。従って、別部材となるデザイン板を用いることな
く、表面にデザインを施したデザイン付きグレーチング
を得ることができる。
【0022】又、外縁部水落空間10aは、その底面が
蓋掛かり面20によって塞がれた状態になっているた
め、雨水の流入作用の面からは必ずしも役に立っていな
い。そこで、この外縁部水落空間10aを充填コンクリ
ート12により埋めても、グレーチング本来の目的であ
る雨水の流入に支障を及ぼすことがないし、この外縁部
水落空間10aにゴミ等が溜るのを防止することができ
る。
蓋掛かり面20によって塞がれた状態になっているた
め、雨水の流入作用の面からは必ずしも役に立っていな
い。そこで、この外縁部水落空間10aを充填コンクリ
ート12により埋めても、グレーチング本来の目的であ
る雨水の流入に支障を及ぼすことがないし、この外縁部
水落空間10aにゴミ等が溜るのを防止することができ
る。
【0023】又、側溝用ブロック2の上面に、前記デザ
イン付きグレーチングのデザイン面13に連続するデザ
イン面21が形成されている。即ち、デザイン付きグレ
ーチングの外縁部にデザイン面13が形成されると共
に、側溝用ブロック2の上面にもデザイン面21が形成
され、この両デザイン面13,21が連続しているた
め、デザイン面の範囲を広げることができる。
イン付きグレーチングのデザイン面13に連続するデザ
イン面21が形成されている。即ち、デザイン付きグレ
ーチングの外縁部にデザイン面13が形成されると共
に、側溝用ブロック2の上面にもデザイン面21が形成
され、この両デザイン面13,21が連続しているた
め、デザイン面の範囲を広げることができる。
【0024】次に、図3は第2実施例のデザイン付きグ
レーチングを溜め桝用ブロック(コンクリートブロッ
ク)に装着した状態の平面図、図4はその断面図であ
る。
レーチングを溜め桝用ブロック(コンクリートブロッ
ク)に装着した状態の平面図、図4はその断面図であ
る。
【0025】このデザイン付きグレーチングは、格子状
枠材11によって縦方向6列、横方向6列の合計36個
の水落空間10が区画形成されたグレーチング本体1を
備えている。このうち、溜め桝用ブロック4の蓋掛かり
面40に重合した外縁部水落空間10aは、その蓋掛か
り面40の幅よりも幅広く形成されている。
枠材11によって縦方向6列、横方向6列の合計36個
の水落空間10が区画形成されたグレーチング本体1を
備えている。このうち、溜め桝用ブロック4の蓋掛かり
面40に重合した外縁部水落空間10aは、その蓋掛か
り面40の幅よりも幅広く形成されている。
【0026】そして、外縁部水落空間10aがコンクリ
ートにより充填されて、その充填コンクリート12の表
面がデザイン面13に形成され、他方、溜め桝用ブロッ
ク4の上面に、グレーチング本体のデザイン面13に連
続するデザイン面41が形成されている。前記両デザイ
ン面13,41は、その全面が大理石模様に着色塗装さ
れたものとなっている。
ートにより充填されて、その充填コンクリート12の表
面がデザイン面13に形成され、他方、溜め桝用ブロッ
ク4の上面に、グレーチング本体のデザイン面13に連
続するデザイン面41が形成されている。前記両デザイ
ン面13,41は、その全面が大理石模様に着色塗装さ
れたものとなっている。
【0027】尚、その他の構成及び作用は前記第1実施
例と同様であるため、その説明を省略する。
例と同様であるため、その説明を省略する。
【0028】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、具体的な構成は実施例に限定されるものではな
い。
たが、具体的な構成は実施例に限定されるものではな
い。
【0029】例えば、実施例では、水落空間のうち、外
縁部水落空間についてのみコンクリートを充填し、その
表面にデザイン面を形成した場合を示したが、外縁部水
落空間以外の水落空間の一部にコンクリートを充填し、
その表面にデザイン面を形成するのは任意である。
縁部水落空間についてのみコンクリートを充填し、その
表面にデザイン面を形成した場合を示したが、外縁部水
落空間以外の水落空間の一部にコンクリートを充填し、
その表面にデザイン面を形成するのは任意である。
【0030】又、充填コンクリートを外縁部水落空間の
上面から途中の深さまで形成して、この充填コンクリー
トの下方に非充填空間を形成してもよく、この場合に
は、コンクリートの節約及び軽量化を図ることができ
る。
上面から途中の深さまで形成して、この充填コンクリー
トの下方に非充填空間を形成してもよく、この場合に
は、コンクリートの節約及び軽量化を図ることができ
る。
【0031】又、デザインについては、表面を下地色で
着色し、その上に絵柄等を表現したものでもよく、要
は、色彩、模様(文字を含む)、およびこれらを組合せ
たものであればよい。又、デザイン付きグレーチングの
デザインとコンクリートブロックのデザインは同一で
も、異なるものでもよく、又、両デザイン面に跨るよう
な絵柄等を表現してもよい。
着色し、その上に絵柄等を表現したものでもよく、要
は、色彩、模様(文字を含む)、およびこれらを組合せ
たものであればよい。又、デザイン付きグレーチングの
デザインとコンクリートブロックのデザインは同一で
も、異なるものでもよく、又、両デザイン面に跨るよう
な絵柄等を表現してもよい。
【0032】又、外縁部水落空間に充填するコンクリー
トとしては、軽量コンクリートや樹脂モルタルを含める
ものとし、又、コンクリートブロックとしては、現場打
ちした側溝や溜め桝を含めるものとする。
トとしては、軽量コンクリートや樹脂モルタルを含める
ものとし、又、コンクリートブロックとしては、現場打
ちした側溝や溜め桝を含めるものとする。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のデザ
イン付きグレーチングにあっては、コンクリートブロッ
クの蓋掛かり面に重合した外縁部水落空間にコンクリー
トを充填して、その表面を着色塗装したデザイン面に形
成した。従って、従来のようなデザイン板を用いること
なく、表面にデザインを施したデザイン付きグレーチン
グを得ることができる。
イン付きグレーチングにあっては、コンクリートブロッ
クの蓋掛かり面に重合した外縁部水落空間にコンクリー
トを充填して、その表面を着色塗装したデザイン面に形
成した。従って、従来のようなデザイン板を用いること
なく、表面にデザインを施したデザイン付きグレーチン
グを得ることができる。
【0034】又、充填コンクリートが外縁部水落空間に
形成されているため、グレーチング本来の目的である雨
水の流入に支障を及ぼすことがなし、この外縁部水落空
間にゴミ等が溜るのを防止できるという効果が得られ
る。
形成されているため、グレーチング本来の目的である雨
水の流入に支障を及ぼすことがなし、この外縁部水落空
間にゴミ等が溜るのを防止できるという効果が得られ
る。
【0035】又、コンクリートブロックの上面に、デザ
イン付きグレーチングのデザイン面に連続するデザイン
面を形成した場合には、デザイン面の範囲を広げること
ができるという効果が得られる。
イン付きグレーチングのデザイン面に連続するデザイン
面を形成した場合には、デザイン面の範囲を広げること
ができるという効果が得られる。
【図1】第1実施例のデザイン付きグレーチングを側溝
用ブロックに装着した状態の平面図である。
用ブロックに装着した状態の平面図である。
【図2】第1実施例のデザイン付きグレーチングを側溝
用ブロックに装着した状態の断面図である。
用ブロックに装着した状態の断面図である。
【図3】第2実施例のデザイン付きグレーチングを溜め
桝用ブロックに装着した状態の平面図である。
桝用ブロックに装着した状態の平面図である。
【図4】第2実施例のデザイン付きグレーチングを溜め
桝用ブロックに装着した状態の断面図である。
桝用ブロックに装着した状態の断面図である。
1 グレーチング本体 10 水落空間 10a 外縁部水落空間 11 格子状枠材 12 充填コンクリート 13 デザイン面 2 側溝用ブロック(コンクリートブロック) 20 蓋掛かり面 21 デザイン面 4 溜め桝用ブロック(コンクリートブロック) 40 蓋掛かり面 41 デザイン面
Claims (2)
- 【請求項1】 外縁部が蓋掛かり面に係止される状態
で、側溝用ブロックや溜め桝用ブロック等のコンクリー
トブロックに装着されるデザイン付きグレーチングであ
って、 格子状枠材によって多数の水落空間が区画形成されてい
るグレーチング本体を備え、 この水落空間のうち、前記蓋掛かり面に重合した外縁部
水落空間がコンクリートにより充填されて、その充填コ
ンクリートの表面が着色塗装されたデザイン面に形成さ
れていることを特徴としたデザイン付きグレーチング。 - 【請求項2】 請求項1記載のデザイン付きグレーチン
グを装着したコンクリートブロックにおいて、このコン
クリートブロックの上面に、前記デザイン付きグレーチ
ングのデザイン面に連続するデザイン面が形成されてい
ることを特徴としたコンクリートブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18357695A JPH0913488A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | デザイン付きグレーチング並びにこのデザイン付きグレーチングを装着したコンクリートブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18357695A JPH0913488A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | デザイン付きグレーチング並びにこのデザイン付きグレーチングを装着したコンクリートブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0913488A true JPH0913488A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=16138238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18357695A Pending JPH0913488A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | デザイン付きグレーチング並びにこのデザイン付きグレーチングを装着したコンクリートブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0913488A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112502195A (zh) * | 2019-09-16 | 2021-03-16 | 上海三彩科技发展有限公司 | 在结构底板中预埋地漏的制作和安装方法 |
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1995
- 1995-06-26 JP JP18357695A patent/JPH0913488A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112502195A (zh) * | 2019-09-16 | 2021-03-16 | 上海三彩科技发展有限公司 | 在结构底板中预埋地漏的制作和安装方法 |
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