JPH09133903A - 液晶表示パネルの製造方法 - Google Patents

液晶表示パネルの製造方法

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JPH09133903A
JPH09133903A JP28878095A JP28878095A JPH09133903A JP H09133903 A JPH09133903 A JP H09133903A JP 28878095 A JP28878095 A JP 28878095A JP 28878095 A JP28878095 A JP 28878095A JP H09133903 A JPH09133903 A JP H09133903A
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Hideki Aso
生 秀 樹 麻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2枚の透明基板11の基板間隔が均一で表示
むらが生じ難い液晶表示パネルの製造方法を提供する。 【解決手段】 透明基板11の透明電極形成面にセル用
透明電極パターン12とこの電極パターン12の周囲に
所定の間隙部14を介して設けられたダミー用透明電極
パターン16とを厚さが実質的に同一となるように形成
する透明電極形成工程と、電極パターン12,16の表
面に少なくとも配向膜13,17を含む単一または複数
の膜を厚さが実質的に同一となるように形成する配向膜
形成工程と、透明電極形成面に対するシール材の塗布と
少なくとも電極パターン12,16の表面に対する基板
間スペーサの配設とを行った後で2枚の透明基板11を
貼り合わせる貼合工程と、この2枚の透明基板11を間
隙部14で切断する切断工程と、この切断工程で切り出
されたセル内にシール材に設けた注入口から液晶材を注
入する液晶注入工程とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネルの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示パネルの製造方法につい
て、図3を用いて説明する。
【0003】まず、ガラス基板等の透明基板31に、
例えば液晶表示パネル2個分の透明電極パターンを形成
することにより、各セル32を設ける。通常、このセル
32は、透明基板31の表面に導電性材料(金属等)の
透明薄膜を堆積した後、この薄膜をリソグラフィ技術等
でパターニングすることによって、形成される。
【0004】次に、透明電極パターンを形成した領域
上に、配向膜33を形成する。
【0005】続いて、上記工程,を施した2枚の
透明基板31を貼り合わせる。通常、この工程では、ま
ず、透明基板31の表面(透明電極31および配向膜3
3を形成した面)のうち、セル32の周囲に相当する部
分にシール材を塗布する。そして、2枚の透明基板31
を、基板間スペーサを介して重ね合わせた後で加熱・加
圧することによって、2枚の透明基板31を貼り合わせ
る。
【0006】そして、透明基板31から、各セル32
を切断する。
【0007】最後に、シール材に設けた注入口からセ
ル内に液晶材を真空注入し、液晶表示パネルの製造工程
を終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の製造方法で作製した液晶表示パネルには、
2枚の透明基板31を貼り合わせたとき(上記工程)
に基板間隔を均一にすることができないという欠点があ
った。このように2枚の透明基板31の基板間隔が均一
にならないと、液晶表示パネルに表示むらが生じる原因
となる。
【0009】以下、このような欠点が生じる理由につい
て説明する。
【0010】上述のように、液晶表示パネルを製造する
工程では、2枚の透明基板31を貼り合わせる際には、
透明電極31および配向膜33を形成した面どうしを貼
り合わせる(上記工程)。このため、透明電極31や
配向膜33が形成されている領域と、これらが形成され
ていない領域とで、2枚の透明基板31の基板間隔が異
なる。その一方、両基板31の間に配設する基板間スペ
ーサとしては、透明電極31や配向膜33が形成されて
いる領域であるか否かに拘らず、同じサイズのもの(通
常は同じ直径の球状スペーサ)が使用される。したがっ
て、2枚の透明基板31を重ね合わせて加圧する際に、
透明基板31に歪みが発生し、基板間隔が不均一になる
のである。
【0011】このような欠点は、図3に示したように1
枚の透明基板31に2個のセル32を形成する場合に
は、無視できる場合が多い。1枚の透明基板31に形成
されるセル32が少ない場合には、透明基板31の面積
に対する有効表示領域(セル32内に設けられている)
の面積比が小さく、透明基板31の歪みが発生し難いか
らである。
【0012】しかし、近年は、1枚の透明基板31から
4個のセル32を切り出すことによって透明基板31の
有効利用を図る試みが行われている。このような場合に
は、有効利用が図れる分だけ、透明基板31の面積に対
する有効表示領域の面積比が大きくなる。また、近年
は、パーソナルコンピュータ等に使用される液晶表示パ
ネルにおいて有効表示領域の大型化が進んでいるが、こ
の大型化も上述の面積比が大きくなる原因となってい
る。このように、透明基板31の面積に対する有効表示
領域の面積比が大きくなると、上述したような透明基板
31の歪みが無視できなくなり、基板間隔の不均一性に
起因する表示むらが発生し易くなる。
【0013】また、近年の液晶表示パネルにおいては、
応答速度を向上させるために、2枚の透明基板31の基
板間隔をなるべく狭くすることが要求されている。この
ような場合にも、基板間隔の不均一性が液晶表示パネル
の表示むらに与える影響が大きくなってしまい、上述し
たような表示むらの問題が発生する。
【0014】本発明は、このような従来技術の欠点に鑑
みてなされたものであり、2枚の透明基板の基板間隔が
均一で表示むらが生じ難い液晶表示パネルの製造方法を
提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液晶表示パ
ネルの製造方法は、透明基板の透明電極形成面に、液晶
表示パネル用透明電極パターンと、この液晶表示パネル
用透明電極パターンの周囲に所定の間隙部を介して設け
られたダミー用透明電極パターンとを、厚さが実質的に
同一となるように形成する透明電極形成工程と、前記液
晶表示パネル用透明電極パターンおよび前記ダミー用透
明電極パターンの表面に、少なくとも配向膜を含む単一
または複数の膜を、厚さが実質的に同一となるように形
成する配向膜形成工程と、前記透明電極形成面に対する
シール材の塗布と、少なくとも前記液晶表示パネル用透
明電極パターンおよび前記ダミー用透明電極パターンの
表面に対する基板間スペーサの配設とを行った後で、2
枚の前記透明基板を貼り合わせる貼合工程と、この貼合
工程で貼り合わされた前記透明基板を前記間隙部で切断
する切断工程と、この切断工程で切り出されたセル内
に、前記透明基板の前記シール材に設けた注入口から液
晶材を注入する液晶注入工程と、を備えることを特徴と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る液晶表示パネ
ルの製造方法の実施の形態について、図面を用いて説明
する。第1の実施形態 まず、本発明の第1の実施形態(請求項1〜3に対応す
る)について、図1を用いて説明する。
【0017】図1は、本実施形態に係る液晶表示パネル
の製造方法を用いて作製される電極基板(透明基板に透
明電極パターンおよび配向膜を形成したもの)の構成を
概略的に示すものであり、(a)は断面図、(b)は平
面図である。なお、(a)は、(b)のA−A断面図で
ある。
【0018】同図において、透明基板11としては、3
70mm(長辺)×300mm(短辺)×0.7mm
(厚さ)のガラス基板を使用した。そして、この透明基
板11の表面(本発明の「透明電極形成面」)には、液
晶表示パネル2面分のセル用透明電極パターン(本発明
の「液晶表示パネル用透明電極パターン」)12および
セル用配向膜13が積層されて、2個のセル18が形成
されている。ここで、セル用透明電極パターン12とし
ては、膜厚が0.3μmのITO(Indium Tin Oxide)膜
を用い、サイズを160mm(透明基板11の長辺方
向)×181mm(同じく短辺方向)とした。このセル
用透明電極パターン12は、透明基板11の長辺の端面
までの距離および透明基板11の短辺の端面までの距離
が、それぞれ均一になるように配置した。一方、セル用
配向膜13としては、膜厚が0.1μmのポリイミド膜
を用い、サイズを154mm(透明基板11の長辺方
向)×175mm(同じく短辺方向)とした。そして、
セル用透明電極パターン12の外縁部とセル用配向膜1
3の外縁部との間隔は、3mmに統一した。
【0019】セル18が形成された領域の周囲には、幅
2mmの間隙部14を介して、厚さ0.3μmのITO
膜からなるダミー用透明電極パターン16を形成した。
本実施形態では、このダミー用透明電極パターン16
は、透明電極形成面のうち、セル18が形成された領
域、間隙部14および透明電極11の外縁部15以外の
すべての領域に形成した。さらに、このダミー用透明電
極パターン16の表面には、厚さ0.1μmのポリイミ
ド膜からなるダミー用配向膜17を形成した。なお、図
示したように、ダミー用透明電極パターン12とダミー
用配向膜13とは、外縁部が完全に重なるように形成し
た。これにより、透明電極形成面のうち、セル18が形
成された領域、間隙部14および透明電極11の外縁部
15以外のすべての領域に、セル18と同じ厚さのダミ
ーパターン領域19が形成された。このダミーパターン
領域19の幅は、図1に示したように、透明基板11の
長辺端面に隣接する領域では55mmに統一し、透明基
板11の短辺端面に隣接する領域では12mmに統一
し、且つ、セル18に挟まれた領域では15mmに統一
した。
【0020】次に、本実施形態に係る液晶表示パネルの
製造方法について説明する。
【0021】まず、図1に示した透明基板11に、セ
ル用透明電極パターン12およびダミー用透明電極パタ
ーン16を、同時に形成した(本発明の「透明電極形成
工程」)。
【0022】本実施形態では、これらの透明電極パター
ン12,16を、透明基板11の表面にITOの透明薄
膜を堆積した後、この薄膜をリソグラフィ技術等でパタ
ーニングすることによって、形成した。
【0023】次に、透明電極パターン12,16を形
成した領域上に、通常の転写式印刷技術等を用いてポリ
イミドを塗布すること等により、図1に示したような配
向膜13,17を形成した(本発明の「配向膜形成工
程」)。
【0024】これにより、図1に示したような、同じ厚
さのセル18およびダミーパターン領域19を形成する
ことができた。
【0025】続いて、上記工程,を施した2枚の
透明基板11を貼り合わせた(本発明の「基板貼合工
程」)。
【0026】この工程では、まず、セル12のうち、セ
ル用透明電極パターン12が露出した部分に、スクリー
ン印刷技術等を用いて、所望の材料からなるシール材を
塗布した。
【0027】次に、例えばスペーサ球(シリカ球やプラ
スチック球等)を分散させた有機溶媒を散布すること等
の方法により、透明基板11の透明電極形成面に基板間
スペーサを配設した。これにより、セル用配向膜13の
表面およびダミー用配向膜17の表面に、同じサイズ
(直径)の基板間スペーサが配設された。
【0028】そして、位置合わせマークを基準にして2
枚の透明基板11重ね合わせた後で、加熱・加圧するこ
とによって、シール材を接着・硬貨させた。これによ
り、2枚の透明基板11を固着することができた。
【0029】このとき、本実施形態では、セル18およ
びダミーパターン領域19の厚さが同一であるので、2
枚の透明基板11を重ね合わせて加圧する際に透明基板
11に歪みが発生せず、これにより、2枚の透明基板1
1の基板間隔を均一にすることができた。
【0030】そして、間隙部14で透明基板11を切
断することにより、貼り合わされた2枚の透明基板11
から各セル12を切り出した(本発明の「切断工
程」)。間隙部14で切断することにより、ダミーパタ
ーン領域19はすべてセル18から分離された。
【0031】この工程では、例えば、ダイヤモンドやサ
ファイア等の超硬材料を用いて透明基板11に筋を設け
た後で、その筋の部分で透明基板11を叩き割ることに
より、セル12を切断した。
【0032】最後に、シール材に設けた注入口からセ
ル内に液晶材を注入した(本発明の「液晶注入工
程」)。
【0033】この工程では、既存の液晶注入装置を用い
て、シール材に設けた注入口からセル内に液晶材を真空
注入した。
【0034】このように、本実施形態では、セル領域1
8以外の領域の大部分に、ダミーパターン領域19を形
成したので、2枚の透明基板11を重ね合わせたとき
に、セル領域18が形成されている領域と形成されてい
ない領域との基板間隔の差が生じない。このため、2枚
の透明基板11を重ね合わせたときに、セル領域18が
形成されている領域と形成されていない領域との基板間
隔が均一となったので、両基板11の間に配設する基板
間スペーサが同一であるにも拘らず、2枚の透明基板1
1を重ね合わせて加圧する際に透明基板11に歪みが発
生しなかった。そして、これにより、液晶表示パネルの
完成後も2枚の透明基板11の基板間隔を均一にするこ
とができ、さらには、この液晶表示パネルにおける表示
むらの発生を防止することができた。
【0035】なお、本実施形態では、透明基板11の表
面に透明電極パターン12および配向膜13のみを形成
する場合を例に採って説明したが、さらに他の膜を形成
する場合であっても、同一の膜をダミーパターン領域1
9にも形成することによって本発明の効果を得ることが
できる。
【0036】また、本実施形態では1枚の透明基板11
に2個のセル18を形成する場合を例にとって説明した
が、1枚の透明基板11に1個のセルのみを形成する場
合や3個以上のセルを形成する場合であっても本発明の
効果を得ることができることはもちろんである。第2の実施形態 次に、本発明の第2の実施形態(請求項1および請求項
4に対応する)について、図2を用いて説明する。
【0037】図2は、本実施形態に係る液晶表示パネル
の製造方法で作製される電極基板の構成を概略的に示す
平面図である。
【0038】同図において、透明基板21としては、2
50mm(長辺)×200mm(短辺)×0.7mm
(厚さ)のガラス基板を使用した。そして、この透明基
板11の透明電極形成面には、液晶表示パネル4面分の
セル22a〜22dを形成した。なお、各セル22a〜
22dは、図示しないセル用透明電極パターン(本発明
の「液晶表示パネル用透明電極パターン」)およびセル
用配向膜を積層することによって形成されている。ここ
で、セル用透明電極パターンとしては膜厚が0.3μm
のITO膜を用い、また、セル用配向膜13としては膜
厚が0.1μmのポリイミド膜を用いた。そして、各セ
ル22a〜22dのサイズ(セル用透明電極パターンの
サイズに相当する)は、114mm(透明基板21の長
辺方向)×90mm(同じく短辺方向)とした。そし
て、各セル22a〜22dは、透明基板21の長辺の端
面までの距離、透明基板11の短辺の端面までの距離お
よびセル間の距離がそれぞれ均一となるように配置し
た。
【0039】また、セル22a〜22dが形成された領
域の周囲には、間隙部23を介して、これらのセル22
a〜22dの各辺に対向するように、ライン状のダミー
パターン領域24a〜24lを形成した。なお、各ダミ
ーパターン24a〜24lは、それぞれ、厚さ0.3μ
mのITO膜からなるダミー用透明電極パターンと、厚
さ0.1μmのポリイミド膜からなるダミー用配向膜1
7とによって形成されている。本実施形態では、ダミー
パターン領域24a〜24dと透明基板11の長辺端面
との間隔は5mmに統一し、且つ、ダミーパターン領域
24e〜24hと透明基板11の短辺端面との間隔は4
mmに統一した。また、間隙部23の幅も、約3mmに
統一した。
【0040】次に、本実施形態に係る液晶表示パネルの
製造方法について説明する。
【0041】まず、図1に示した透明基板21に、セ
ル用透明電極パターンおよびダミー用透明電極パターン
を、同時に形成した(本発明の「透明電極形成工
程」)。
【0042】本実施形態でも、上述の第1の実施形態の
場合と同様、これらの透明電極パターンは、リソグラフ
ィ技術等によって形成した。
【0043】次に、透明電極パターンを形成した領域
上に、第1の実施形態の場合と同様にして、配向膜を形
成した(本発明の「配向膜形成工程」)。
【0044】これにより、同じ厚さのセル22a〜22
dおよびダミーパターン領域24a〜24jを形成する
ことができた。
【0045】続いて、第1の実施形態の場合と同様に
して、上記工程,を施した2枚の透明基板21を貼
り合わせた(本発明の「基板貼合工程」)。
【0046】このとき、第1の実施形態の場合と同様、
セル22a〜22dおよびダミーパターン領域24a〜
24jには同じサイズの基板間スペーサが配設された
が、2枚の透明基板11を重ね合わせて加圧する際に透
明基板11には歪みが発生せず、したがって2枚の透明
基板11の基板間隔は均一になった。
【0047】そして、第1の実施形態の場合と同様に
して、貼り合わされた2枚の透明基板21から、各セル
22a〜22dを切断した(本発明の「切断工程」)。
本実施形態でも、透明基板21を間隙部14で切断する
ので、ダミーパターン領域24a〜24jはすべてセル
22a〜22dから分離された。
【0048】最後に、第1の実施形態の場合と同様に
して、シール材に設けた注入口からセル内に液晶材を注
入した(本発明の「液晶注入工程」)。
【0049】このように、本実施形態では、第1の実施
形態のように各セル22a〜22dの周囲のほぼ全域に
ダミーパターン領域を形成するのではなく、セル22a
〜22dの各辺に対向したライン状のダミーパターン領
域24a〜24jのみを形成することとしたが、このよ
うなダミーパターン領域を採用した場合であっても、4
個のセル22a〜22dと透明基板21の各端面との距
離、セル間の距離および間隙部23の幅をそれぞれ統一
することにより、透明基板11の歪みの発生を防止する
ことができた。そして、これにより、各セル22a〜2
2dを構成する2枚の透明基板21の基板間隔を均一に
することができ、さらには、これらのセル22a〜22
dを用いて作製した液晶表示パネルにおける表示むらの
発生を防止することができた。
【0050】なお、本実施形態でも、第1の実施形態の
場合と同様、透明電極パターンおよび配向膜以外の膜を
さらに形成する場合には、これと同一の膜をダミーパタ
ーン領域にも形成することによって、本発明の効果を得
ることができる。
【0051】また、本実施形態では、1枚の透明基板2
1に4個のセルを形成する場合を例に採って説明した
が、3個以上のセルを形成する場合であれば本発明を適
用することができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、2枚の透明基板の基板間隔が均一で表示むらが生
じ難い液晶表示パネルの製造方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る液晶表示パネルの製造方
法を用いて作製される電極基板の構成を概略的に示すも
のであり、(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図2】第2の実施形態に係る液晶表示パネルの製造方
法で作製される電極基板の構成を概略的に示す平面図で
ある。
【図3】従来の液晶表示パネルの製造方法を用いて作製
される電極基板の一構成例を概略的に示すものであり、
(a)は断面図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
11 透明基板 12 セル用透明電極パターン 13 セル用配向膜 14 間隙部 15 透明電極の外縁部 16 ダミー用透明電極パターン 17 ダミー用配向膜 18 セル 19 ダミーパターン領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板の透明電極形成面に、液晶表示パ
    ネル用透明電極パターンと、この液晶表示パネル用透明
    電極パターンの周囲に所定の間隙部を介して設けられた
    ダミー用透明電極パターンとを、厚さが実質的に同一と
    なるように形成する透明電極形成工程と、 前記液晶表示パネル用透明電極パターンおよび前記ダミ
    ー用透明電極パターンの表面に、少なくとも配向膜を含
    む単一または複数の膜を、厚さが実質的に同一となるよ
    うに形成する配向膜形成工程と、 前記透明電極形成面に対するシール材の塗布と、少なく
    とも前記液晶表示パネル用透明電極パターンおよび前記
    ダミー用透明電極パターンの表面に対する基板間スペー
    サの配設とを行った後で、2枚の前記透明基板を貼り合
    わせる貼合工程と、 この貼合工程で貼り合わされた2枚の前記透明基板を前
    記間隙部で切断する切断工程と、 この切断工程で切り出されたセル内に、前記シール材に
    設けた注入口から液晶材を注入する液晶注入工程と、 を備えることを特徴とする液晶表示パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】前記透明電極形成工程において、前記ダミ
    ー用透明電極パターンが、前記透明電極形成面のうち、
    前記液晶表示パネル用透明電極パターンが形成される領
    域、前記間隙部および前記透明基板の外縁部以外のすべ
    ての領域に形成されることを特徴とする請求項1記載の
    液晶表示パネルの製造方法。
  3. 【請求項3】前記間隙部の幅が、この間隙部の全域にお
    いて実質的に同一であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の液晶表示パネルの製造方法。
  4. 【請求項4】前記透明電極形成工程において、 一枚の前記透明基板の前記透明電極形成面に、液晶表示
    パネル三個分以上の前記液晶表示パネル用透明電極パタ
    ーンが形成され、 前記ダミー用透明電極パターンが、前記液晶表示パネル
    用透明電極パターンの各辺に対向するように、ライン状
    に形成され、 前記透明基板の各端面と前記液晶表示パネル用透明電極
    パターンとの間隔が相互に対向する端面どうしで実質的
    に同一であり、隣接する前記液晶表示パネル用透明電極
    パターンどうしの間隔が実質的に同一であり、且つ、前
    記間隙部の幅がこの間隙部の全域において実質的に同一
    である、 ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示パネルの製造
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100633300B1 (ko) * 2001-08-29 2006-10-11 미쓰보시 다이야몬도 고교 가부시키가이샤 액정표시 패널의 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100633300B1 (ko) * 2001-08-29 2006-10-11 미쓰보시 다이야몬도 고교 가부시키가이샤 액정표시 패널의 제조방법

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