JPH09133440A - 冷凍システムの施工方法 - Google Patents
冷凍システムの施工方法Info
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- JPH09133440A JPH09133440A JP28978495A JP28978495A JPH09133440A JP H09133440 A JPH09133440 A JP H09133440A JP 28978495 A JP28978495 A JP 28978495A JP 28978495 A JP28978495 A JP 28978495A JP H09133440 A JPH09133440 A JP H09133440A
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- heat exchanger
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ハイドロフルオロカーボンを含む冷媒と冷凍機
油を作動媒体とする冷凍圧縮機、凝縮器、キャピラリチ
ューブなどの冷媒流量制御部ならびに蒸発器を備えた冷
凍空調システムにおいて、簡便で、環境によい方法で、
空気の混入を防止する。 【解決手段】作動媒体が充填された冷凍用圧縮機、熱交
換器を有するユニット5と冷凍空調がなされる部位に設
置される熱交換器2bを有するユニット6を配管7にて
接続して構成される冷凍システムの施工方法において、
冷凍用圧縮機、熱交換器を有するユニット5と熱交換器
を有するユニット6を配管7にて結合したのち、そのユ
ニット5内に充填された作動媒体を、前記ユニット6お
よび作動媒体の配管7へ流通させる前に、前記ユニット
5および作動媒体の配管の一端から常温・常圧で気体で
ある炭化水素を送気し他端で解放することによって、前
記ユニット6および作動媒体の配管内の空気を置換す
る。
油を作動媒体とする冷凍圧縮機、凝縮器、キャピラリチ
ューブなどの冷媒流量制御部ならびに蒸発器を備えた冷
凍空調システムにおいて、簡便で、環境によい方法で、
空気の混入を防止する。 【解決手段】作動媒体が充填された冷凍用圧縮機、熱交
換器を有するユニット5と冷凍空調がなされる部位に設
置される熱交換器2bを有するユニット6を配管7にて
接続して構成される冷凍システムの施工方法において、
冷凍用圧縮機、熱交換器を有するユニット5と熱交換器
を有するユニット6を配管7にて結合したのち、そのユ
ニット5内に充填された作動媒体を、前記ユニット6お
よび作動媒体の配管7へ流通させる前に、前記ユニット
5および作動媒体の配管の一端から常温・常圧で気体で
ある炭化水素を送気し他端で解放することによって、前
記ユニット6および作動媒体の配管内の空気を置換す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイドロクロロフ
ルオロカーボンやハイドロフルオロカーボンなどのフロ
ン冷媒を用いた室内ユニットと室外ユニットを接続配管
を用いて接続して構成される冷凍システムの施工方法に
関するものである。
ルオロカーボンやハイドロフルオロカーボンなどのフロ
ン冷媒を用いた室内ユニットと室外ユニットを接続配管
を用いて接続して構成される冷凍システムの施工方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】空調機に用いられる冷凍システムは、冷
凍用圧縮機、熱交換器を有する室外ユニットと冷凍空調
がなされる部位に設置される熱交換器を有する室内ユニ
ットを銅管等の配管にて接続して構成される機構的な部
分と、冷媒、潤滑油組成物等のシステム内部に充填され
る流体から構成されている。このような冷凍システムは
予め室外機側に冷媒の一部あるいは全部と潤滑油組成物
を充填しサービスバルブを閉じておき、施工時に接続配
管を用いて室内機側熱交換器と接続して冷凍サイクルを
形成するのが一般的である。しかしこうして配管を接続
しただけでは室内側熱交換器と接続配管内には空気が残
っている。この空気を取り除くためにサービスバルブの
ポートに真空ポンプを接続し空気を除いてからサービス
バルブを開き室内ユニットと室外ユニットを連結して冷
凍サイクルを形成していた。
凍用圧縮機、熱交換器を有する室外ユニットと冷凍空調
がなされる部位に設置される熱交換器を有する室内ユニ
ットを銅管等の配管にて接続して構成される機構的な部
分と、冷媒、潤滑油組成物等のシステム内部に充填され
る流体から構成されている。このような冷凍システムは
予め室外機側に冷媒の一部あるいは全部と潤滑油組成物
を充填しサービスバルブを閉じておき、施工時に接続配
管を用いて室内機側熱交換器と接続して冷凍サイクルを
形成するのが一般的である。しかしこうして配管を接続
しただけでは室内側熱交換器と接続配管内には空気が残
っている。この空気を取り除くためにサービスバルブの
ポートに真空ポンプを接続し空気を除いてからサービス
バルブを開き室内ユニットと室外ユニットを連結して冷
凍サイクルを形成していた。
【0003】また、簡易的には施工時にサービスバルブ
を開いて室外ユニット中の冷媒を配管と室内ユニットへ
流し、もうひとつのサービスバルブのポートより空気を
含んだ冷媒を放出することにより配管内の気体を置換す
る操作が行われていた。
を開いて室外ユニット中の冷媒を配管と室内ユニットへ
流し、もうひとつのサービスバルブのポートより空気を
含んだ冷媒を放出することにより配管内の気体を置換す
る操作が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一番目
の室内ユニット並びに作動媒体の流路配管部分を真空ポ
ンプにより排気する方法では、施工現場で真空ポンプを
稼働させるための電源が利用可能である必要があり、常
に利用できる簡便な方法とは呼べなかった。
の室内ユニット並びに作動媒体の流路配管部分を真空ポ
ンプにより排気する方法では、施工現場で真空ポンプを
稼働させるための電源が利用可能である必要があり、常
に利用できる簡便な方法とは呼べなかった。
【0005】また、二番目の室内ユニット並びに作動媒
体の流路配管部分の空気の冷媒による置換方法では、冷
媒であるフロンの大気放出がつきまとうので、地球環境
的にみてオゾン層破壊の問題から好ましくなかった。し
たがって以上の様な作業なしで空気を取り除く方法が必
要となってきている。
体の流路配管部分の空気の冷媒による置換方法では、冷
媒であるフロンの大気放出がつきまとうので、地球環境
的にみてオゾン層破壊の問題から好ましくなかった。し
たがって以上の様な作業なしで空気を取り除く方法が必
要となってきている。
【0006】本発明は、上記従来の施工方法の課題を考
慮し、簡便であって、地球環境的によりよい施工方法を
提供することを目的とするものである。
慮し、簡便であって、地球環境的によりよい施工方法を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷凍用圧縮
機、熱交換器を有するユニットと熱交換器を有するユニ
ットを配管にて結合したのち、冷凍用圧縮機、熱交換器
を有するユニット内に充填された作動媒体を熱交換器を
有するユニットおよび作動媒体の配管へ流通させる前に
熱交換ユニットおよび作動媒体の配管の一端から常温・
常圧で気体である炭化水素を送気し他端で解放すること
によって熱交換器を有するユニットおよび作動媒体の配
管内の空気を置換する。
機、熱交換器を有するユニットと熱交換器を有するユニ
ットを配管にて結合したのち、冷凍用圧縮機、熱交換器
を有するユニット内に充填された作動媒体を熱交換器を
有するユニットおよび作動媒体の配管へ流通させる前に
熱交換ユニットおよび作動媒体の配管の一端から常温・
常圧で気体である炭化水素を送気し他端で解放すること
によって熱交換器を有するユニットおよび作動媒体の配
管内の空気を置換する。
【0008】さらに、送気する炭化水素の水分含有量を
500wtppm以下にする。
500wtppm以下にする。
【0009】さらに、炭化水素を送気する際に大気圧よ
りも高い圧力を有する炭化水素タンクを配管の一端に設
置して配管内へ炭化水素を送気する。
りも高い圧力を有する炭化水素タンクを配管の一端に設
置して配管内へ炭化水素を送気する。
【0010】空気の主成分としては、窒素、酸素、水
分、二酸化炭素等であり、これらは非凝縮性であるため
に実効容積を減少させ冷凍空調能力を阻害する。一方、
熱交換器を有するユニットおよび作動媒体の配管の一端
から常温・常圧で気体である炭化水素を送気し他端で開
放することで熱交換器を有するユニットおよび作動媒体
の配管内の空気を置換する場合、空気と置換した常温・
常圧で気体である炭化水素は一般に圧縮式冷凍サイクル
において凝縮性であるため、冷凍空調能力を阻害するこ
とはない。
分、二酸化炭素等であり、これらは非凝縮性であるため
に実効容積を減少させ冷凍空調能力を阻害する。一方、
熱交換器を有するユニットおよび作動媒体の配管の一端
から常温・常圧で気体である炭化水素を送気し他端で開
放することで熱交換器を有するユニットおよび作動媒体
の配管内の空気を置換する場合、空気と置換した常温・
常圧で気体である炭化水素は一般に圧縮式冷凍サイクル
において凝縮性であるため、冷凍空調能力を阻害するこ
とはない。
【0011】また、特に水分は冷凍サイクル中の冷凍機
油の分解を促進させるため冷凍システムの施工の際には
作動媒体流路内から排除する必要がある。送気する炭化
水素中の水分が500wtppm以下の場合は、熱交換器を有す
るユニットおよび作動媒体の配管内に存在していた空気
中の過剰な水分を除去し、配管内の残存水分量を送気す
る炭化水素中の水分量である500wtppm以下にできるもの
と思われる。
油の分解を促進させるため冷凍システムの施工の際には
作動媒体流路内から排除する必要がある。送気する炭化
水素中の水分が500wtppm以下の場合は、熱交換器を有す
るユニットおよび作動媒体の配管内に存在していた空気
中の過剰な水分を除去し、配管内の残存水分量を送気す
る炭化水素中の水分量である500wtppm以下にできるもの
と思われる。
【0012】さらに、熱交換器を有するユニットならび
に作動媒体の流路配管部分を常温・常圧で気体である炭
化水素で空気と置換する場合に必要な炭化水素の量は、
冷凍サイクルの大きさにもよるが、ルームエアコンで数
リットル程度であるので、使い捨てガスライタやガスラ
イタ再充填用ガスボンベ、あるいは携帯用ガスコンロ用
ガスボンベ程度の容量の容器から熱交換ユニット並びに
作動媒体の流路配管部分の一端へ接続することで注入を
行えるので、電源の利用可能性などに左右されず簡便で
ある。
に作動媒体の流路配管部分を常温・常圧で気体である炭
化水素で空気と置換する場合に必要な炭化水素の量は、
冷凍サイクルの大きさにもよるが、ルームエアコンで数
リットル程度であるので、使い捨てガスライタやガスラ
イタ再充填用ガスボンベ、あるいは携帯用ガスコンロ用
ガスボンベ程度の容量の容器から熱交換ユニット並びに
作動媒体の流路配管部分の一端へ接続することで注入を
行えるので、電源の利用可能性などに左右されず簡便で
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態例を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0014】請求項1の本発明は、あらかじめ作動媒体
の一部あるいは全部が充填された冷凍用圧縮機、熱交換
器を有するユニットと、冷凍空調がなされる部位に設置
される熱交換器を有するユニットとを配管にて接続して
構成される冷凍システムの施工方法において、冷凍用圧
縮機、熱交換器を有するユニットと熱交換器を有するユ
ニットを配管にて結合したのち、その冷凍用圧縮機、熱
交換器を有するユニット内に充填された作動媒体を前記
熱交換器を有するユニットおよび作動媒体の配管へ流通
させる前に、前記熱交換器を有するユニットおよび作動
媒体の配管の一端から常温・常圧で気体である炭化水素
を送気し他端で解放することによって前記熱交換器を有
するユニットおよび作動媒体の配管内の空気を置換する
ことを特徴とする冷凍システムの施工方法である。
の一部あるいは全部が充填された冷凍用圧縮機、熱交換
器を有するユニットと、冷凍空調がなされる部位に設置
される熱交換器を有するユニットとを配管にて接続して
構成される冷凍システムの施工方法において、冷凍用圧
縮機、熱交換器を有するユニットと熱交換器を有するユ
ニットを配管にて結合したのち、その冷凍用圧縮機、熱
交換器を有するユニット内に充填された作動媒体を前記
熱交換器を有するユニットおよび作動媒体の配管へ流通
させる前に、前記熱交換器を有するユニットおよび作動
媒体の配管の一端から常温・常圧で気体である炭化水素
を送気し他端で解放することによって前記熱交換器を有
するユニットおよび作動媒体の配管内の空気を置換する
ことを特徴とする冷凍システムの施工方法である。
【0015】まず本実施の形態例で適用される冷凍シス
テムについて図を用いて説明する。図1は本発明で適用
される冷凍システム図であり、冷凍用圧縮機1、熱交換
器2a、キャピラリーチューブあるいは膨張弁等の冷媒
流量制御部3とこれらを連結する配管4を有する室外ユ
ニット5と、冷凍空調がなされる部位に設置される熱交
換器2bを有する室内ユニット6とを接続管7、サービ
スバルブ8a、8bおよびフレアナット9a、9bで連
結することにより構成されている。この場合、四方弁1
0を有するので、熱交換器2a、2bの凝縮または蒸発
という機能を交換することができる。アキュムレータ1
1を装備していてもよい。
テムについて図を用いて説明する。図1は本発明で適用
される冷凍システム図であり、冷凍用圧縮機1、熱交換
器2a、キャピラリーチューブあるいは膨張弁等の冷媒
流量制御部3とこれらを連結する配管4を有する室外ユ
ニット5と、冷凍空調がなされる部位に設置される熱交
換器2bを有する室内ユニット6とを接続管7、サービ
スバルブ8a、8bおよびフレアナット9a、9bで連
結することにより構成されている。この場合、四方弁1
0を有するので、熱交換器2a、2bの凝縮または蒸発
という機能を交換することができる。アキュムレータ1
1を装備していてもよい。
【0016】冷媒の流れとしては、冷房運転をする場合
には冷凍用圧縮機1によって圧縮された冷媒が熱交換器
2aにおいて放熱し、液体状態となり冷媒流量制御部3
を通過することにより低温の気液混合冷媒となり室内ユ
ニット6内の熱交換器2bにおいて吸熱気化し乾燥飽和
蒸気となり再度冷凍用圧縮機に吸い込まれるといったサ
イクルをとる。四方弁10の回転により流路が切り替わ
ると、熱交換器2bで凝縮して熱交換器2aで蒸発し暖
房運転となる。
には冷凍用圧縮機1によって圧縮された冷媒が熱交換器
2aにおいて放熱し、液体状態となり冷媒流量制御部3
を通過することにより低温の気液混合冷媒となり室内ユ
ニット6内の熱交換器2bにおいて吸熱気化し乾燥飽和
蒸気となり再度冷凍用圧縮機に吸い込まれるといったサ
イクルをとる。四方弁10の回転により流路が切り替わ
ると、熱交換器2bで凝縮して熱交換器2aで蒸発し暖
房運転となる。
【0017】次に、上記冷凍システムの施工方法を説明
する。基本的には、冷凍用圧縮機と熱交換器を有する室
外ユニットと冷凍空調がなされる部位に設置される熱交
換器を有する室内ユニットを作動媒体の流路配管で結合
したのち、室外ユニット内に充填された作動媒体を室内
ユニット並びに作動媒体の流路配管へ流通させる前に室
内ユニット並びに作動媒体の流路配管部分の一端から常
温・常圧で気体である炭化水素を送気し、他端で開放す
ることで熱交換ユニット並びに作動媒体の流路配管部分
の空気を置換する方法である。
する。基本的には、冷凍用圧縮機と熱交換器を有する室
外ユニットと冷凍空調がなされる部位に設置される熱交
換器を有する室内ユニットを作動媒体の流路配管で結合
したのち、室外ユニット内に充填された作動媒体を室内
ユニット並びに作動媒体の流路配管へ流通させる前に室
内ユニット並びに作動媒体の流路配管部分の一端から常
温・常圧で気体である炭化水素を送気し、他端で開放す
ることで熱交換ユニット並びに作動媒体の流路配管部分
の空気を置換する方法である。
【0018】図2は、室外ユニット5と、室内ユニット
6を、作動媒体の流路配管で結合する冷凍空調装置の施
工方法において、室外ユニット5と室内ユニット6を接
続管7およびサービスバルブ8a、8bおよびフレアナ
ット9a、9bで連結したのち、室外ユニット5内に充
填された作動媒体を室内ユニット6並びに接続管7へ流
通させる前に、サービスバルブ8a部に常温・常圧で気
体である炭化水素ガス容器12を接続して、この炭化水
素ガスを熱交換ユニット6並びに接続管7部分に流通さ
せ、サービスバルブ8b部から室内ユニット6並びに接
続管7部分に存在した空気並びに余剰の炭化水素を放出
するための構成を示す管路図である。常温・常圧で気体
である炭化水素としてはメタン、エタン、プロパン、ブ
タン、イソブタン等が挙げられるが、取り扱いやすさの
点からプロパン、n−ブタン、i−ブタンが最適であ
る。
6を、作動媒体の流路配管で結合する冷凍空調装置の施
工方法において、室外ユニット5と室内ユニット6を接
続管7およびサービスバルブ8a、8bおよびフレアナ
ット9a、9bで連結したのち、室外ユニット5内に充
填された作動媒体を室内ユニット6並びに接続管7へ流
通させる前に、サービスバルブ8a部に常温・常圧で気
体である炭化水素ガス容器12を接続して、この炭化水
素ガスを熱交換ユニット6並びに接続管7部分に流通さ
せ、サービスバルブ8b部から室内ユニット6並びに接
続管7部分に存在した空気並びに余剰の炭化水素を放出
するための構成を示す管路図である。常温・常圧で気体
である炭化水素としてはメタン、エタン、プロパン、ブ
タン、イソブタン等が挙げられるが、取り扱いやすさの
点からプロパン、n−ブタン、i−ブタンが最適であ
る。
【0019】なお、これらの炭化水素ガスが混合された
ものを用いても構わない。これらの炭化水素ガス容器1
2は大気圧よりも高い圧力を有する炭化水素タンクを用
いるのが好ましく、圧縮して液化させたボンベをサービ
スバルブに接続して用いるのが、炭化水素ガスの取り扱
いおよび運搬の点で最適である。導入する炭化水素ガス
は水分含有量が500wtppm以下が最適である。水分含有量
が500wtppm以上の場合は炭化水素ガスを流通させる配管
部分および熱交換器内壁に付着した過剰の水分が、冷凍
システム運転後にコンプレッサ内の冷凍機油を加水分解
してしまい、好ましくない。
ものを用いても構わない。これらの炭化水素ガス容器1
2は大気圧よりも高い圧力を有する炭化水素タンクを用
いるのが好ましく、圧縮して液化させたボンベをサービ
スバルブに接続して用いるのが、炭化水素ガスの取り扱
いおよび運搬の点で最適である。導入する炭化水素ガス
は水分含有量が500wtppm以下が最適である。水分含有量
が500wtppm以上の場合は炭化水素ガスを流通させる配管
部分および熱交換器内壁に付着した過剰の水分が、冷凍
システム運転後にコンプレッサ内の冷凍機油を加水分解
してしまい、好ましくない。
【0020】室外機側作動媒体流路と作動媒体の流路配
管側との結合を司るバルブ8a,8bは作動媒体の流路
配管との接合ポート以外に真空ポンプによる排気や冷媒
の追加充填を行うためのチェックバルブ付きのポート1
3a,13bを有するが、このポート13を介して常温
・常圧で気体である炭化水素の液化ガス容器12を接続
して液化ガスの気化したものを室内ユニット6並びに接
続管7部分に導入し、他方のポートから置換された空気
並びに余剰の炭化水素を放出させる。室外機側作動媒体
流路と作動媒体の流路配管側との結合を司るバルブ8
a、8bに付属するチェックバルブつきのポート13
a、13bに対して常温・常圧で気体である炭化水素の
液化ガス容器はどちら側に接続してもよい。
管側との結合を司るバルブ8a,8bは作動媒体の流路
配管との接合ポート以外に真空ポンプによる排気や冷媒
の追加充填を行うためのチェックバルブ付きのポート1
3a,13bを有するが、このポート13を介して常温
・常圧で気体である炭化水素の液化ガス容器12を接続
して液化ガスの気化したものを室内ユニット6並びに接
続管7部分に導入し、他方のポートから置換された空気
並びに余剰の炭化水素を放出させる。室外機側作動媒体
流路と作動媒体の流路配管側との結合を司るバルブ8
a、8bに付属するチェックバルブつきのポート13
a、13bに対して常温・常圧で気体である炭化水素の
液化ガス容器はどちら側に接続してもよい。
【0021】導入する炭化水素の量は、大気圧気体換算
で置換されるべき室内ユニット6並びに接続管7部分の
容積の1倍以上、好ましくは2倍以上である。また、余
剰の炭化水素を放出するポートに炭化水素を捕集する装
置または燃焼する装置を接続することによって大気中に
可燃性ガスを放出する危険性を減らすこともできる。炭
化水素を捕集する装置としてはゼオライト等が、燃焼さ
せる装置としては触媒燃焼装置等が挙げられる。
で置換されるべき室内ユニット6並びに接続管7部分の
容積の1倍以上、好ましくは2倍以上である。また、余
剰の炭化水素を放出するポートに炭化水素を捕集する装
置または燃焼する装置を接続することによって大気中に
可燃性ガスを放出する危険性を減らすこともできる。炭
化水素を捕集する装置としてはゼオライト等が、燃焼さ
せる装置としては触媒燃焼装置等が挙げられる。
【0022】置換が完了した後液化ガス容器12を取り
外し、密閉栓などでチェックバルブを保護した後、サー
ビスバルブ8a,8bを開栓することによって冷凍圧縮
機と熱交換器を有するユニット5内に充填された作動媒
体を室内ユニット6並びに接続管7へ流通させることで
本発明の冷凍空調装置の施工方法を実施することができ
る。
外し、密閉栓などでチェックバルブを保護した後、サー
ビスバルブ8a,8bを開栓することによって冷凍圧縮
機と熱交換器を有するユニット5内に充填された作動媒
体を室内ユニット6並びに接続管7へ流通させることで
本発明の冷凍空調装置の施工方法を実施することができ
る。
【0023】なお、図2ではバルブ8aから炭化水素を
導入しているが8b側から導入しても構わない。また、
バルブ8a,8bの開栓前に冷凍サイクル内部に冷媒を
追加充填しても良い。
導入しているが8b側から導入しても構わない。また、
バルブ8a,8bの開栓前に冷凍サイクル内部に冷媒を
追加充填しても良い。
【0024】
(実施例1)冷凍用圧縮機1、熱交換器2a、キャピラ
リーチューブ3を有する室外ユニット5と冷凍空調がな
される部位に設置される熱交換器2bを有する室内ユニ
ット6をそれぞれの据え付け位置に固定した。次にこれ
らの間の冷媒配管を銅管を用いて行った。これらの接続
管7をサービスバルブ8a、8bおよびフレアナット9
a、9bにて接続し、図1に示される様な冷凍システム
を構成した。ここで室外ユニット5内にはHFC系冷媒
が、室外ユニット5内コンプレッサにはエステル系冷凍
機油があらかじめ封入されている。このとき室内ユニッ
ト6は空気で満たされており、その容量は約1000cm
3であった。次にカセットコンロ用液化ブタンガスボン
ベをサービスバルブ部にあるポートに図3にようにつな
ぎ、配管の他端のサービスバルブが室内ユニットから大
気へ流通しているのを確認したのち、ブタンガスボンベ
の栓をあけて3分間ブタンガスを室内ユニット6へ流し
た。このとき、他端のサービスバルブのポートにガス流
量計を接続して流量を測定したところ、毎分500mlであ
った。また用いたブタンガスボンベの含有水分量をカー
ルフィッシャ型微量水分測定装置で測定したところ13
0wtppmであった。
リーチューブ3を有する室外ユニット5と冷凍空調がな
される部位に設置される熱交換器2bを有する室内ユニ
ット6をそれぞれの据え付け位置に固定した。次にこれ
らの間の冷媒配管を銅管を用いて行った。これらの接続
管7をサービスバルブ8a、8bおよびフレアナット9
a、9bにて接続し、図1に示される様な冷凍システム
を構成した。ここで室外ユニット5内にはHFC系冷媒
が、室外ユニット5内コンプレッサにはエステル系冷凍
機油があらかじめ封入されている。このとき室内ユニッ
ト6は空気で満たされており、その容量は約1000cm
3であった。次にカセットコンロ用液化ブタンガスボン
ベをサービスバルブ部にあるポートに図3にようにつな
ぎ、配管の他端のサービスバルブが室内ユニットから大
気へ流通しているのを確認したのち、ブタンガスボンベ
の栓をあけて3分間ブタンガスを室内ユニット6へ流し
た。このとき、他端のサービスバルブのポートにガス流
量計を接続して流量を測定したところ、毎分500mlであ
った。また用いたブタンガスボンベの含有水分量をカー
ルフィッシャ型微量水分測定装置で測定したところ13
0wtppmであった。
【0025】さらに、ブタンガスボンベを取り外しチェ
ックバルブを密閉栓で封じたのちサービスバルブを開い
て室内ユニット6と室外ユニット5を開通させた。
ックバルブを密閉栓で封じたのちサービスバルブを開い
て室内ユニット6と室外ユニット5を開通させた。
【0026】その後3000時間連続運転を行ったのち冷凍
機油を取り出したが冷凍機油の酸化劣化は観測されず、
冷凍機油の全酸価も0.02mgKOH/gと運転開始時における
値(0.01mgKOH/g)とほとんど変わらない値であった。
機油を取り出したが冷凍機油の酸化劣化は観測されず、
冷凍機油の全酸価も0.02mgKOH/gと運転開始時における
値(0.01mgKOH/g)とほとんど変わらない値であった。
【0027】(実施例2)冷凍用圧縮機1、熱交換器2
a、キャピラリーチューブ3を有する室外ユニット5と
冷凍空調がなされる部位に設置される熱交換器2bを有
する室内ユニット6をそれぞれの据え付け位置に固定し
た。次にこれらの間の冷媒配管を銅管を用いて行った。
これらの接続管7をサービスバルブ8a、8bおよびフ
レアナット9a、9bにて接続し、実施例1と同様の冷
凍システムを構成した。ここで室外ユニット5内にはH
FC系冷媒が、室外ユニット5内コンプレッサにはエス
テル系冷凍機油があらかじめ封入されている。このとき
室内ユニット6は空気で満たされており、その容量は約
1000cm3であった。次に2000cm3のブタンガスの
風船をサービスバルブ部にあるポートにつなぎ、配管の
他端のサービスバルブが室内ユニット6から大気へ流通
しているのを確認したのち、ブタンガスの風船が完全に
しぼむまで放置した。また用いたブタンガスボンベの含
有水分量をカールフィッシャ型微量水分測定装置で測定
したところ300wtppmであった。
a、キャピラリーチューブ3を有する室外ユニット5と
冷凍空調がなされる部位に設置される熱交換器2bを有
する室内ユニット6をそれぞれの据え付け位置に固定し
た。次にこれらの間の冷媒配管を銅管を用いて行った。
これらの接続管7をサービスバルブ8a、8bおよびフ
レアナット9a、9bにて接続し、実施例1と同様の冷
凍システムを構成した。ここで室外ユニット5内にはH
FC系冷媒が、室外ユニット5内コンプレッサにはエス
テル系冷凍機油があらかじめ封入されている。このとき
室内ユニット6は空気で満たされており、その容量は約
1000cm3であった。次に2000cm3のブタンガスの
風船をサービスバルブ部にあるポートにつなぎ、配管の
他端のサービスバルブが室内ユニット6から大気へ流通
しているのを確認したのち、ブタンガスの風船が完全に
しぼむまで放置した。また用いたブタンガスボンベの含
有水分量をカールフィッシャ型微量水分測定装置で測定
したところ300wtppmであった。
【0028】さらに、風船をはずしチェックバルブを密
閉栓で封じたのちサービスバルブを開いて室内ユニット
6と室外ユニット7を開通させた。
閉栓で封じたのちサービスバルブを開いて室内ユニット
6と室外ユニット7を開通させた。
【0029】その後3000時間連続運転を行ったのち冷凍
機油を取り出したが冷凍機油の酸化劣化は観測されず、
冷凍機油の全酸価も0.03mgKOH/gと運転開始時における
値(0.01mgKOH/g)とほとんど変わらない値であった。
機油を取り出したが冷凍機油の酸化劣化は観測されず、
冷凍機油の全酸価も0.03mgKOH/gと運転開始時における
値(0.01mgKOH/g)とほとんど変わらない値であった。
【0030】(比較例1)冷凍用圧縮機、熱交換器、キ
ャピラリーチューブを有する室外ユニットと冷凍空調が
なされる部位に設置される熱交換器を有する室内ユニッ
トをそれぞれの据え付け位置に固定した。次にこれらの
間の冷媒配管を銅管を用いて行った。これらの接続管を
サービスバルブおよびフレアナットにて接続し、実施例
1と同様の冷凍システムを構成した。ここで室外ユニッ
ト内にはHFC系冷媒が、室外ユニット内コンプレッサ
にはエステル系冷凍機油があらかじめ封入されている。
このとき室内ユニットは空気で満たされており、その容
量は約1000cm3であった。次にサービスバルブを開
いて室内ユニットと室外ユニットを開通させた。
ャピラリーチューブを有する室外ユニットと冷凍空調が
なされる部位に設置される熱交換器を有する室内ユニッ
トをそれぞれの据え付け位置に固定した。次にこれらの
間の冷媒配管を銅管を用いて行った。これらの接続管を
サービスバルブおよびフレアナットにて接続し、実施例
1と同様の冷凍システムを構成した。ここで室外ユニッ
ト内にはHFC系冷媒が、室外ユニット内コンプレッサ
にはエステル系冷凍機油があらかじめ封入されている。
このとき室内ユニットは空気で満たされており、その容
量は約1000cm3であった。次にサービスバルブを開
いて室内ユニットと室外ユニットを開通させた。
【0031】その後3000時間連続運転を行ったのち冷凍
機油を取り出したが冷凍機油は黄変しており冷凍機油の
劣化が進行していた。
機油を取り出したが冷凍機油は黄変しており冷凍機油の
劣化が進行していた。
【0032】(比較例2)冷凍用圧縮機、熱交換器、キ
ャピラリーチューブを有する室外ユニットと冷凍空調が
なされる部位に設置される熱交換器を有する室内ユニッ
トをそれぞれの据え付け位置に固定した。次にこれらの
間の冷媒配管を銅管を用いて行った。これらの接続管を
サービスバルブおよびフレアナットにて接続し、実施例
1と同様の冷凍システムを構成した。ここで室外ユニッ
ト内にはHFC系冷媒が、室外ユニット内コンプレッサ
にはエステル系冷凍機油があらかじめ封入されている。
このとき室内ユニットは空気で満たされており、その容
量は約1000cm3であった。次にあらかじめ1000w
tppmの水分を添加したブタンガスの風船(容量2000
cm3)をサービスバルブ部にあるポートにつなぎ、配管
の他端のサービスバルブが室内ユニットから大気へ流通
しているのを確認したのち、ブタンガスの風船が完全に
しぼむまで放置した。
ャピラリーチューブを有する室外ユニットと冷凍空調が
なされる部位に設置される熱交換器を有する室内ユニッ
トをそれぞれの据え付け位置に固定した。次にこれらの
間の冷媒配管を銅管を用いて行った。これらの接続管を
サービスバルブおよびフレアナットにて接続し、実施例
1と同様の冷凍システムを構成した。ここで室外ユニッ
ト内にはHFC系冷媒が、室外ユニット内コンプレッサ
にはエステル系冷凍機油があらかじめ封入されている。
このとき室内ユニットは空気で満たされており、その容
量は約1000cm3であった。次にあらかじめ1000w
tppmの水分を添加したブタンガスの風船(容量2000
cm3)をサービスバルブ部にあるポートにつなぎ、配管
の他端のサービスバルブが室内ユニットから大気へ流通
しているのを確認したのち、ブタンガスの風船が完全に
しぼむまで放置した。
【0033】さらに、風船をはずしチェックバルブを密
閉栓で封じたのちサービスバルブを開いて室内ユニット
と室外ユニットを開通させた。
閉栓で封じたのちサービスバルブを開いて室内ユニット
と室外ユニットを開通させた。
【0034】その後3000時間連続運転を行ったのち冷凍
機油を取り出したが冷凍機油は黄変しており、冷凍機油
の全酸価も0.1mgKOH/gと運転開始時における値(0.01mgK
OH/g)よりもはるかに大きくなり冷凍機油の劣化が進行
していた。
機油を取り出したが冷凍機油は黄変しており、冷凍機油
の全酸価も0.1mgKOH/gと運転開始時における値(0.01mgK
OH/g)よりもはるかに大きくなり冷凍機油の劣化が進行
していた。
【0035】
【発明の効果】上記述べたように本発明によれば、長期
間に渡って安定に動作させるために特定手順を実施し、
冷凍サイクル中への空気の混入を防止出来る。
間に渡って安定に動作させるために特定手順を実施し、
冷凍サイクル中への空気の混入を防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例で用いる冷凍システムの
簡略図である。
簡略図である。
【図2】本発明の実施の形態例で用いる冷凍システムに
常温・常圧で気体である炭化水素を送気するために用い
られる容器を接続した際の炭化水素の流れを示す管路図
である。
常温・常圧で気体である炭化水素を送気するために用い
られる容器を接続した際の炭化水素の流れを示す管路図
である。
1・・・冷凍用圧縮機 2・・・熱交換器 3・・・冷媒流量制御部 4・・・配管 5・・・室外ユニット 6・・・室内ユニット 7・・・接続管 8・・・サービスバルブ 9・・・フレアナット 10・・・四方弁 11・・・アキュムレータ 12・・・炭化水素ガス容器 13・・・チェックバルブ付きのポート
フロントページの続き (72)発明者 中島 啓造 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 園田 信雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川上 哲司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 あらかじめ作動媒体の一部あるいは全部
が充填された冷凍用圧縮機、熱交換器を有するユニット
と、冷凍空調がなされる部位に設置される熱交換器を有
するユニットとを配管にて接続して構成される冷凍シス
テムの施工方法において、冷凍用圧縮機、熱交換器を有
するユニットと熱交換器を有するユニットを配管にて結
合したのち、その冷凍用圧縮機、熱交換器を有するユニ
ット内に充填された作動媒体を前記熱交換器を有するユ
ニットおよび作動媒体の配管へ流通させる前に、前記熱
交換器を有するユニットおよび作動媒体の配管の一端か
ら常温・常圧で気体である炭化水素を送気し他端で解放
することによって前記熱交換器を有するユニットおよび
作動媒体の配管内の空気を置換することを特徴とする冷
凍システムの施工方法。 - 【請求項2】常温・常圧で気体である炭化水素が、プロ
パン、n−ブタン、およびi−ブタンのグループから選
ばれる一又は2以上の気体であることを特徴とする請求
項1記載の冷凍システムの施工方法。 - 【請求項3】炭化水素の水分含有量が500wtppm以下であ
ることを特徴とする請求項1記載の冷凍システムの施工
方法。 - 【請求項4】熱交換器を有するユニットおよび作動媒体
の配管の一端から常温・常圧で気体である炭化水素を送
気し他端で解放する際に、大気圧よりも高い圧力を有す
る炭化水素タンクを配管の一端に設置して配管内へ炭化
水素を送気することを特徴とする請求項1記載の冷凍シ
ステムの施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28978495A JPH09133440A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 冷凍システムの施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28978495A JPH09133440A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 冷凍システムの施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09133440A true JPH09133440A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17747732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28978495A Pending JPH09133440A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 冷凍システムの施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09133440A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999031445A1 (fr) | 1997-12-16 | 1999-06-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Procede de purge, appareil a purger et appareil de purge |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP28978495A patent/JPH09133440A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999031445A1 (fr) | 1997-12-16 | 1999-06-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Procede de purge, appareil a purger et appareil de purge |
EP0962728A1 (en) * | 1997-12-16 | 1999-12-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Purging method, apparatus to be purged and purging apparatus |
EP0962728A4 (en) * | 1997-12-16 | 2000-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | PURGE PROCESS, PURGE APPARATUS AND PURGE APPARATUS |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040323 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |