JPH09133239A - 分配弁のスタック構造 - Google Patents
分配弁のスタック構造Info
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- JPH09133239A JPH09133239A JP28980495A JP28980495A JPH09133239A JP H09133239 A JPH09133239 A JP H09133239A JP 28980495 A JP28980495 A JP 28980495A JP 28980495 A JP28980495 A JP 28980495A JP H09133239 A JPH09133239 A JP H09133239A
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Abstract
ねじれなく連結でき、油路抵抗を低減できる分配弁のス
タック構造を提供する。 【解決手段】 本体(11)を直線状に貫通する給油路(7)
に直交するシリンダ室に、往,復動で計量室に対して所
定量の油を吐出,吸入する計量ピストンと、給油路の加
圧で往動して給油を計量ピストンの背面室へ導き,上記
給油路の脱圧で復動して背面室の油を計量室に導くパイ
ロットピストンとを嵌装した分配弁(1)を、各給油路(7)
を相互連通させて複数重ね合わせる。上記各分配弁(1)
の本体(11)を上記給油路およびシリンダ室以外の箇所で
貫通する1本のボルトで各分配弁を互いに連結し、各分
配弁(1)の本体(11)の端面に給油路(7)よりも大径でかつ
これに通じる円筒状の凹部(8)と、対向して対をなす上
記凹部(8,8)にOリング(R)を介して嵌装される円筒状の
スペーサ(9)とでいんろう部を形成する。
Description
一定量計量して軸受部などの必要箇所に分配供給する分
配弁を複数重ね合わせて固定した分配弁のスタック構造
に関する。
して、例えば図5に示すようなものが知られている。こ
のスタック構造は、図5(A)に示すように、3つの分配
弁41,41,41の両端に脚部材42,42を配置し、
これらを横方向に貫く給油路にシール用のOリング43
を介在させつつ首下に平座金46を係合したボルト44
を片側から挿通し、もう片側から突出するボルト44の
先端にナット45を螺合して、ボルト頭部の六角穴に嵌
合した棒スパナで締め付けて一体にしたものである。一
体化された各分配弁41の給油路47は、図5(B)に示
すようにOリング43で液密にシールされており、図示
しないポンプから間欠圧送される潤滑油は、給油路47
とボルト44の隙間に流入し、給油路47から垂直上方
へ各分配弁41内を伸びるシリンダ室に嵌装されたばね
をもつパイロットピストンおよび計量ピストン(図示せ
ず)の往復動によって、各吐出口48(図5(A)参照)か
ら一定量づつ吐出され、図示しない配管を経て軸受等に
供給される。
分配弁のスタック構造は、各分配弁41を貫く給油路4
7を分配弁連結用のボルト44の挿通穴に兼用している
ため、自ずと給油路47の断面積が大きくなる。その結
果、給油路47内の潤滑油の高圧が作用するOリング4
3内側の当接面の面積が広くなって、分配弁を互いに軸
方向に引き離そうとする力がボルト44の締付力に近づ
くため、多数の分配弁を連結することができないという
問題がある。一方、高圧の潤滑油の受圧面積を減じるべ
く、給油路47,つまりボルト44を小径にすると、大
きなボルト締付力が得られないため、給油路47の潤滑
油がOリング43を通って漏れ出す。また、1本のボル
ト44のみで複数の分配弁41を締め付けた場合には、
分配弁41,41,…の間にボルト44を中心にしてねじ
れが生じるという問題がある。さらに、給油路47の断
面積の大部分がボルト44で占められるため、圧送され
る潤滑油に大きな抵抗力が働き、潤滑油の供給効率を低
下させるという問題もある。
ボルトを給油路以外の箇所に移設するとともに、給油路
の連結構造を工夫することによって、給油路の小断面化
で多数の分配弁をねじれなく強固に連結でき、油路抵抗
を低減できる分配弁のスタック構造を提供することであ
る。
め、請求項1に記載の発明は、本体を直線状に貫通する
給油路と、上記給油路に直交する方向に配設したパイロ
ットピストンおよびこのパイロットピストンにより動作
し、油を計量して吐出する計量ピストンを有する複数の
分配弁を、上記給油路を互いに連通させるように重ね合
わせて固定した分配弁のスタック構造において、上記各
分配弁を上記給油路とパイロットピストンおよび計量ピ
ストン以外の箇所で貫通して各分配弁を互いに連結する
少なくとも1本のボルトと、上記各分配弁相互の給油路
の連結箇所に設けられたいんろう部とを備えたことこと
を特徴とする。
分配弁は、本体の給油路とパイロットピストンおよび計
量ピストン以外の箇所を貫通する少なくとも1本のボル
トで互いに連結されている。従って、給油路を連結用ボ
ルトの挿通穴に兼用した場合に比して、給油路の断面積
を小さくでき、よって各分配弁の給油路端同士の当接シ
ール面の面積も減少し、その結果、給油路の潤滑油の圧
力により上記当接シール面に作用する分配弁を互いに引
き離そうとする力が減少する。それ故、より多くの分配
弁を一体に連結することができ、またボルトの締付力に
余裕ができるから、ボルトと本体が異種材料の場合の熱
膨張差にも対応できるとともに、給油路の全断面積を流
路に利用して油路抵抗を低減でき、潤滑油の供給効率を
向上させることができる。また、各分配弁相互の給油路
の連結箇所が、互いに嵌合し合ういんろう部になってい
るので、連結用のボルトが1本であっても、一連の分配
弁が互いにねじれることなく真っ直ぐに連結できる。
記ボルトが1本である。このスタック構造は、1本のボ
ルトのみで締結しても、上記いんろう部が存在するから
上記複数の分配弁が互いにねじれることはない。また、
各分配弁を連結するボルトが1本であるので、分配弁を
小型でコンパクトなものにできるうえ、連結に手間がか
からないという利点がある。
記いんろう部が、各分配弁の端面に形成した円形の凹部
と、この凹部に嵌装される円筒状のスペーサとからな
る。このスタック構造は、分配弁の両側面(両端面)に同
じ円形の凹部を設け、この隣り合う1対の凹部に入る一
定長さの円筒状のスペーサを設けるものゆえ、加工が容
易で、スタック弁体の共通化が図れる。
記いんろう部が、隣り合う分配弁の一方の端面に形成し
た円形の凹部と、上記隣り合う分配弁の他方の端面に形
成した円筒状の凸部とからなる。このスタック構造は、
隣り合う分配弁の一方の端面に円形の凹部を、他方の端
面に円筒状の凸部を設けたものであるので、上記凹部と
凸部が嵌合し、分配弁の連結にボルト以外の部品を要さ
ず、部品の紛失を防ぎつつ部品点数を減少できるととも
に、分配弁の前面と背面が並ぶように連結されることが
防げる。
記いんろう部が、各分配弁の本体の端面に上記給油路よ
りも大径でかつ上記給油路に通じるように設けられた円
筒状の凹部と、隣り合う分配弁の本体の対をなす上記凹
部にシールを介して嵌装される円筒状のスペーサとから
なる。このスタック構造は、分配弁の本体の両側面(両
端面)の給油路が開口する箇所に同じ円筒状の凹部を設
け、この1対の凹部に入る一定長さの円筒状のスペーサ
を設けるものゆえ、加工が容易で、スタック弁本体の共
通化が図れる。
記いんろう部が、隣り合う分配弁の本体の一方の端面に
上記給油路よりも大径でかつ上記給油路に通じるように
設けられた円筒状の凹部と、上記隣り合う分配弁の他方
の本体の端面に設けられ、上記凹部にシールを介して嵌
合されるとともに内部に給油路を有する円筒状の凸部と
からなる。このスタック構造は、分配弁の両側面の給油
路開口の一方に円筒状の凹部を、他方に円筒状の凸部を
夫々設けたものであるので、分配弁の連結にボルトおよ
びシール以外の部品を要さず、部品の紛失を防ぎつつ部
品点数を減少できるとともに、分配弁の前面と背面が並
ぶように連結されることが防げる。
により詳細に説明する。図1は、本発明の分配弁のスタ
ック構造の実施の一形態を示す正面図および側面図であ
る。このスタック構造は、図1(A)に示すように、5つ
の分配弁1,1…を両端に脚部材2,2を配置して横方向
に重ね合わせ、各分配弁1の本体11を給油路7および
これに直交するシリンダ室13以外の箇所で横方向に貫
通するボルト穴3(図1(C)参照)に片側からボルト4を
挿通し、もう片側から突出するボルト4の先端にナット
5を螺合するとともに、各分配弁相互の給油路の連結箇
所に後述するいんろう部を設けて一体に締め付けたもの
である。
図2に示すように、各分配弁1の本体11の端面つまり
両側面に、給油路7よりも大径でかつ給油路7に通じる
ように設けられた円筒状の凹部8と、隣り合う分配弁1
の本体11の対をなす上記凹部8,8に、シール用の両
端のOリングR,Rを介して嵌装される円筒状のスペー
サ9とからなる。スペーサ9およびOリングRの内径,
外径は、夫々給油路7の直径,凹部8の直径に等しく、
5つの分配弁1が一体に連結されると、図2の2本の平
行直線で示すような給油路7が形成されるようになって
いる。一方、両端の脚部材2内には、図1(A)に示すよ
うに、分配弁1側の端面に上記スペーサ9が嵌装されて
給油路7に連通する円筒状の凹部8と、この凹部8に連
なって拡径しつつ開口し,図示しないポンプからの給油
管が接続されるテーパ穴6が設けられている。
直接には関係しないが、分配弁1の構造,動作を図4に
より概説する。なお、図4では、ピストンの摺動範囲が
良く分かるように、中心線(一点鎖線)の左右でピストン
の位置を異ならせて描いてある。分配弁1は、本体11
の下部を紙面に垂直な方向に貫通する直線状の給油路7
と、この給油路7に直交する上記シリンダ室13をなす
小径シリンダ室12および大径シリンダ室14と、小径
シリンダ室12の底部に前端を嵌合して両シリンダ室1
2,14の全長に亘って延設され,かつ内部通路16aを
もつロッド16と、このロッド16と大径シリンダ室1
4の間に嵌装される計量ピストン17と、大径シリンダ
室14の開口端を塞ぎ,ロッドの内部通路16aを計量ピ
ストン17の後方の背面室22に連通する溝27をもつ
蓋体20と、ロッド16と小径シリンダ室12の間に嵌
装され,後端の鍔部18bと計量ピストンのピストン部1
7aとの間に縮装されたばね19で付勢されるパイロッ
トピストン18を備えている。
に当接した計量ピストンの小径のスリーブ部17bの前
端に鍔部18bが近づいた上死点において、ロッド16
に設けられた半径方向穴24を介して給油路7をロッド
の内部通路16aに連通する一方、大径シリンダ室14
と小径シリンダ室12との間の段部26に鍔部18bが
当接する下死点において、ロッドの内部通路16aを、
上記半径方向穴24とパイロットピストンのピストン部
18aの内周に設けられた環状通路25を介して計量ピ
ストン17の前方の計量室21に連通する。
しないポンプから給油路7に潤滑油が圧送されてくる
と、この潤滑圧油は、パイロットピストン18をばね1
9の力に抗して押し上げる。そして、パイロットピスト
ン18の鍔部18bが、蓋体20に当接した計量ピスト
ンのスリーブ部17bの前端に近づくと、ロッド16の
半径方向穴24が開かれて上死点に達する。すると、上
記潤滑圧油は、上記半径方向穴24からロッドの内部通
路16aを上昇し、蓋体20の溝27を経て背面室22
に流入し、計量ピストン17をばね19の力に抗して押
し下げ、やがてスリーブ部17bの前端が、パイロット
ピストンの鍔部18bに当接する。
きい受圧面積をもつ計量ピストン17が、パイロットピ
ストン18に当接したまま下降し、計量ピストン17の
一連の下降に伴って前方の計量室21から吐出口15を
経て所定量の潤滑油が吐出される。下降するパイロット
ピストン18が、ロッド16の半径方向穴24を閉鎖す
ると、給油路7からロッドの内部通路16aへの潤滑油
の供給が遮断され、この遮断によりポンプからの潤滑油
の供給が続く給油路7の圧力は上昇する。そこで、この
圧力上昇を例えばセンサで検出して、ポンプを停止さ
せ,給油路7をタンクに開放させる。
路7側の圧力が抜けるため、ばね19によってさらに押
し下げられ、鍔部18bが段部26に当接した下死点に
達する。そうすると、ロッド16の内部通路16aを給
油路7に対して閉じ続けていた半径方向穴24は、今度
は計量室21に向かって開いて、背面室22を満たして
いた潤滑圧油は、ばね19による計量ピストン17の押
し上げに伴って、溝27,内部通路16a,半径方向穴2
4および環状通路25を通って、先のパイロットピスト
ン18の下降で低圧になった計量室21に流入し、次の
サイクルの潤滑油の吐出に備える。かくて、計量ピスト
ン17が蓋体20に,パイロットピストンの鍔部8bが段
部26に夫々当接した最初に状態に戻る。
ック構造において、両端に脚部材2を配置した5つの分
配弁1は、これらの本体11の給油路7およびシリンダ
室13以外の箇所を横方向に貫通するボルト穴3に挿通
した1本のボルト4とナット5で互いに連結されるとと
もに、各分配弁1および脚部材2相互の給油路7の連結
箇所は、対向する1対の大径円筒状の凹部8,8に両端
のOリングRを介して嵌装される円筒状のスペーサ9か
らなるいんろう部になっている。
兼用した従来例(図5参照)に比して、給油路の断面積を
小さくでき、よってOリングRでシールされるべき当接
面の面積も減少し、その結果、この当接面に作用する給
油路7の潤滑油の圧力による分配弁1を互いに引き離そ
うとする力が減少する。それ故、より多くの分配弁を一
体に連結することができ、またボルトの締付力に余裕が
できるから、ボルト4と分配弁1が異種材料の場合の熱
膨張差にも対応できるとともに、給油路7の全断面積を
流路に利用して油路抵抗を低減でき、潤滑油の供給効率
を向上させることができる。また、上記いんろう部は、
互いに嵌合し合うものゆえ、連結用のボルト4が1本で
あっても、一連の分配弁1を互いにねじれることなく真
っ直ぐに連結することができるという効果を奏する。
るボルト4が1本であるので、分配弁1を小型でコンパ
クトなものにできるうえ、連結に手間がかからないとい
う利点がある。また、上記いんろう部は、分配弁1の対
向する1対の給油路開口に同じ円筒状の凹部8を設け、
この1対の凹部8に入る一定長さの円筒状のスペーサ9
を入れるものだから、加工が容易で、部品の共通化を図
れるという利点がある。更に、ボルト穴3を給油路7の
中心鉛直面に関して対称に1対設ければ、分配弁1の前
面と背面が交互に並ぶようにして一体に連結することも
可能である。
いんろう部の他の実施の態様を示す断面図である。この
いんろう部は、隣り合う分配弁1の本体11の一方の端
面に給油路7よりも大径でかつ給油路7に通じるように
設けられた円筒状の凹部8と、上記隣り合う分配弁1の
本体11の他方の端面に設けられ、上記凹部8にOリン
グRを介して嵌合されると共に内部に給油路7を有する
凸部10とからなる。OリングRの外径は、凹部8の内
径および凸部10の外径に等しく、OリングRの内径
は、給油路7の直径に等しくて、分配弁1が一体に連結
されると、図3の2本の平行直線で示すような給油路7
が形成されるようになっている。図3のいんろう部も、
図2のものと同様互いに嵌合し合い、給油路7以外の箇
所を貫通する連結用のボルト4と協働して一連の分配弁
1を互いにねじれなく真っ直ぐに連結するので、当接面
に作用する潤滑油の引き離し力を低減して、より多くの
分配弁を連結でき、熱膨張差にも対応でき、油路抵抗を
低減して潤滑油の供給効率を向上でき、1本の連結ボル
トによる分配弁の小型,コンパクト化と連結の迅速化が
図れる。
方の端面に円筒状の凹部8を、他方の端面に上記凹部8
にOリングRを介して嵌合する凸部10を設けているの
で、分配弁の連結にボルト4およびOリングR以外の部
品を要さず、部品の紛失を防ぎつつ部品点数を減少でき
るという利点がある。また、分配弁の前面と背面が並ぶ
ように連結されるのを防ぐことができる。尚、本発明の
いんろう部は、上記実施の態様の図2,3に示すものに
限らず、互いに嵌合し合うような構造であればその種類
を問わない。
に記載の発明は、本体を直線状に貫通する給油路と、上
記給油路に直交する方向に配設したパイロットピストン
およびこのパイロットピストンにより動作し、油を計量
して吐出する計量ピストンを有する複数の分配弁を、上
記給油路を互いに連通させるように重ね合わせて固定し
た分配弁のスタック構造において、上記各分配弁を上記
給油路とパイロットピストンおよび計量ピストン以外の
箇所で貫通して各分配弁を互いに連結する少なくとも1
本のボルトと、上記各分配弁相互の給油路の連結箇所に
設けられたいんろう部とを備えているので、給油路を連
結ボルトの挿通穴に兼用しないから、給油路の小断面化
を図りつつ多くの分配弁を強固にねじれなく連結でき、
油路抵抗を低減して潤滑油の供給効率を向上させること
ができる。
配弁を連結する上記ボルトが1本であるので、分配弁を
小型でコンパクトなものにできるうえ、連結に手間がか
からない。請求項3の分配弁のスタック構造は、上記い
んろう部が、各分配弁の端面に形成した円形の凹部と、
この凹部に嵌装される円筒状のスペーサとからなるの
で、加工が容易でスタック弁体の共通化が図れる。請求
項4の分配弁のスタック構造は、上記いんろう部が、隣
り合う分配弁の一方の端面に形成した円形の凹部と、上
記隣り合う分配弁の他方の端面に形成した円筒状の凸部
とからなるので、分配弁の連結にボルト以外の部品を要
さず、部品の紛失を防ぎつつ部品点数を減少できるとと
もに、分配弁の前面と背面が並ぶように連結されること
が防げる。
いんろう部が、各分配弁の本体の端面に上記給油路より
も大径でかつ上記給油路に通じるように設けられた円筒
状の凹部と、隣り合う分配弁の本体の対をなす上記凹部
にシールを介して嵌装される円筒状のスペーサとからな
るので、加工が容易で、スタック弁本体の共通化を図る
ことができる。請求項6の分配弁のスタック構造は、上
記いんろう部が、隣り合う分配弁の本体の一方の端面に
上記給油路よりも大径でかつ上記給油路に通じるように
設けられた円筒状の凹部と、上記隣り合う分配弁の他方
の本体の端面に設けられ、上記凹部にシールを介して嵌
合されるとともに内部に給油路を有する円筒状の凸部と
からなるので、分配弁の連結にボルトおよびシール以外
の部品を要さず、部品の紛失を防ぎつつ部品点数を減少
できるとともに、分配弁の前面と背面が並ぶように連結
されるのを防止することができる。
態を示す正面図および側面図である。
図である。
断面図である。
る。
図およびいんろう部の詳細断面図である。
7…給油路、8…凹部、9…スペーサ、10…凸部、1
1…本体、13…シリンダ室、15…吐出口、R…Oリ
ング。
Claims (6)
- 【請求項1】 本体(11)を直線状に貫通する給油路
(7)と、上記給油路(7)に直交する方向に配設したパイ
ロットピストン(18)およびこのパイロットピストン
(18)により動作し、油を計量して吐出する計量ピスト
ン(17)を有する複数の分配弁(1)を、上記給油路(7)
を互いに連通させるように重ね合わせて固定した分配弁
のスタック構造において、 上記各分配弁(1)を上記給油路(7)とパイロットピスト
ン(18)および計量ピストン(17)以外の箇所で貫通し
て各分配弁(1)を互いに連結する少なくとも1本のボル
ト(4)と、 上記各分配弁(1)相互の給油路(7)の連結箇所に設けら
れたいんろう部とを備えたことを特徴とする分配弁のス
タック構造。 - 【請求項2】 上記ボルト(4)は、1本であることを特
徴とする請求項1に記載の分配弁のスタック構造。 - 【請求項3】 上記いんろう部は、各分配弁(1)の端面
に形成した円形の凹部(8)と、この凹部(8)に嵌装され
る円筒状のスペーサ(9)とからなることを特徴とする請
求項1または2に記載の分配弁のスタック構造。 - 【請求項4】 上記いんろう部は、隣り合う分配弁(1)
の一方の端面に形成した円形の凹部(8)と、上記隣り合
う分配弁(1)の他方の端面に形成した円筒状の凸部(1
0)とからなることを特徴とする請求項1または2に記
載の分配弁のスタック構造。 - 【請求項5】 上記いんろう部は、各分配弁(1)の本体
(11)の端面に上記給油路(7)よりも大径でかつ上記給
油路(7)に通じるように設けられた円筒状の凹部(8)
と、隣り合う分配弁(1)の本体(11)の対をなす上記凹
部(8)にシールを介して嵌装される円筒状のスペーサ
(9)とからなることを特徴とする請求項1または2に記
載の分配弁のスタック構造。 - 【請求項6】 上記いんろう部は、隣り合う分配弁(1)
の本体(11)の一方の端面に上記給油路(7)よりも大径
でかつ上記給油路(7)に通じるように設けられた円筒状
の凹部(8)と、上記隣り合う分配弁(1)の他方の本体
(11)の端面に設けられ、上記凹部(8)にシールを介し
て嵌合されるとともに内部に給油路(7)を有する円筒状
の凸部(10)とからなることを特徴とする請求項1また
は2に記載の分配弁のスタック構造。
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JP28980495A JP3275665B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 分配弁のスタック構造 |
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JP28980495A JP3275665B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 分配弁のスタック構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09133239A true JPH09133239A (ja) | 1997-05-20 |
JP3275665B2 JP3275665B2 (ja) | 2002-04-15 |
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JP28980495A Expired - Fee Related JP3275665B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 分配弁のスタック構造 |
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JP (1) | JP3275665B2 (ja) |
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