JPH09130794A - 動画像復号化装置 - Google Patents

動画像復号化装置

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JPH09130794A
JPH09130794A JP30696795A JP30696795A JPH09130794A JP H09130794 A JPH09130794 A JP H09130794A JP 30696795 A JP30696795 A JP 30696795A JP 30696795 A JP30696795 A JP 30696795A JP H09130794 A JPH09130794 A JP H09130794A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生画像のフレーム間の差分から画像の動き
のある領域の輪郭を求め、当該輪郭部分には2次元空間
フィルタ処理を施さない動作制御を行うことにより、画
像の輪郭がぼけることを防ぎ、無用な画像の劣化を防止
する。 【解決手段】 画像復号化装置において、高能率符号化
された動画像信号20を入力して元の動画像信号21に
復号する復号器10と、動画像信号21に2次元空間フ
ィルタ処理を施して出力する空間フィルタ16と、動画
像信号21を入力して1フレーム分遅延させて出力する
フレームメモリ12と、動画像信号21と1フレーム分
遅延した動画像信号22とを入力して差分を求める減算
器13と、減算器13から出力された差分信号23を2
値化する2値化回路14と、2値化回路14の出力信号
に基づいて空間フィルタ16を制御する空間フィルタ制
御回路15とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高能率符号化され
た画像信号を復号する動画復号化装置に関し、特に画像
信号を復号化した際に生じる雑音を除去するポストフィ
ルタの制御方式に特徴を有する動画復号化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】低ビットレートの回線を用いて動画像信
号を伝送する画像伝送装置では、動画像信号の伝送効率
を高めるため、高能率符号化を行っている。標準的な高
能率符号化の方式として、ITU−T勧告H.261が
ある。H.261高能率符号化方式は、動画像信号に対
して、動き補償フレーム間符号化、DCT(Discr
ete Cosine Transform)変換、量
子化、可変長符号化を行い、当該動画像信号の時間的・
空間的冗長を除くものである。
【0003】高能率符号化された画像信号を受信して再
生画像を生成する動画像復号化装置は、可変長復号化、
逆量子化、DCT逆変換、動き補償の処理を行うことに
より元の動画像信号を得る。このとき、再生画像にはブ
ロック歪やモスキートノイズ等、量子化による雑音が含
まれ、違和感のある画像となってしまう。したがって、
再生画像からこれらの雑音を除去する技術が必要とな
る。
【0004】従来、再生画像の雑音除去技術として、再
生画像に2次元空間フィルタ処理を施して視覚的に違和
感のある高周波の雑音を除去する方法が取られている。
また、再生画像に2次元空間フィルタ処理を施すことは
画像の劣化を招来すること、及び前述の雑音は動きのあ
る画像において多く発生することに鑑み、動きのある部
分についてのみ2次元空間フィルタ処理を施す場合があ
る。すなわち、画像信号を、例えば16×16画素程度
の小ブロックに分割し、得られた小ブロック画像毎に求
められる動きベクトルに基づいて当該小ブロック画像の
動きの有無を判断する。そして、当該小ブロックに関し
て前述の2次元空間フィルタのON、OFFを制御し、
動きのある小ブロック画像にはフィルタをONとし、動
きのない場合にはOFFとする。これにより、画像の動
きのある部分には2次元空間フィルタ処理を施して雑音
の除去を行い、画像の静止部分では2次元空間フィルタ
処理を施さず解像度の劣化を防ぐ。この種の従来技術と
しては、特開平4−35596号公報に記載された技術
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術によるフィルタ制御のみでは、小ブロック
の画像が当該画像全体の輪郭を含む場合でも、当該小ブ
ロックの画像に動きがある場合でも2次元空間フィルタ
処理がかかってしまい、当該小ブロックにおける画像の
輪郭が保存されずぼけてしまうという欠点がある。
【0006】また、動きベクトル情報を含まない画像信
号を復号する場合、小ブロックごとの2次元空間フィル
タのON、OFFの制御ができず、画像の劣化を招くこ
ととなる。
【0007】本発明は、上記従来の欠点を解消し、再生
画像のフレーム間の差分から画像の動きのある領域の輪
郭を求め、当該輪郭部分には2次元空間フィルタ処理を
施さない動作制御を行うことにより、画像の輪郭がぼけ
ることを防ぎ、無用な画像の劣化を防止することのでき
る画像復号化装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、高能率符号化された動画像信号を入力し
て元の動画像信号に復号する復号器と、復号された動画
像信号に対して2次元空間フィルタ処理を施して出力す
る空間フィルタと、前記復号された動画像信号に基づ
き、前記動画像のうち、動きのある動作部分の輪郭部分
を検出し、前記輪郭部分を除く動作部分のみに2次元空
間フィルタ処理を施すように前記空間フィルタを制御す
る空間フィルタ制御手段とを備える構成としている。
【0009】また、他の態様では、前記空間フィルタ制
御手段が、前記復号された動画像信号による画像のうち
所定の広さの領域を検査し、該領域に対応する全ての前
記動画像信号が動きのある画像であることを示す場合に
前記空間フィルタに対し2次元空間フィルタ処理を施す
ための制御信号を出力し、該領域に対応する前記動画像
信号のうち1つでも静止画像であることを示す動画像信
号がある場合に前記空間フィルタに対し2次元空間フィ
ルタ処理を施さないための制御信号を出力する構成とし
ている。
【0010】また、他の態様では、前記空間フィルタ制
御手段が、前記復号された動画像信号を入力して1フレ
ーム分遅延させた遅延信号を生成する遅延信号生成手段
と、前記復号された動画像信号と前記1フレーム分遅延
させた遅延信号との差分を求める差分手段とを備える構
成としている。
【0011】また、他の態様では、前記フィルタ制御手
段が、前記差分手段による差分の結果に基づいて、前記
動画像信号による画像が動きのある画像であるか静止画
像であるかを判定する判定手段と、前記判定手段の判定
結果に基づいて前記前記復号された動画像信号による画
像のうち所定の広さの領域を検査し、該領域に対応する
全ての前記動画像信号が動きのある画像であることを示
す場合に前記空間フィルタに対し2次元空間フィルタ処
理を施すための制御信号を出力し、該領域に対応する前
記動画像信号のうち1つでも静止画像であることを示す
動画像信号がある場合に前記空間フィルタに対し2次元
空間フィルタ処理を施さないための制御信号を出力する
制御信号出力手段とを備える構成としている。
【0012】また、他の態様では、前記判定手段が、前
記動画像信号と予め定められたしきい値とを比較する2
値化回路である。
【0013】また、他の態様では、前記制御信号出力手
段が、任意の領域に対応する動画像信号の前記判定手段
による判定結果を取得するように組み合わされた任意の
数の1ライン遅延素子及び任意の数の1画素遅延素子
と、前記取得した任意の領域に対応する動画像信号の判
定結果の論理積を算出する論理積回路とを備える構成と
している。
【0014】
【作 用】本発明によれば、空間フィルタ制御手段が、
動画像信号と該動画像信号を1フレーム分遅延させた遅
延信号との差分を求めることにより、該動画像信号によ
る画像が動きのある画像か静止画像かを判定する。ま
た、動画像信号による画像のうち所定の領域についての
前記判定結果を検査し、当該領域に対応する動画像信号
のうち1つでも静止画像を示す動画像信号があれば、2
次元空間フィルタ処理を行わないように空間フィルタを
制御する。これにより、動画像信号による画像のうち、
動きのある部分にのみ2次元空間フィルタ処理を施し、
静止部分と動きのある画像の輪郭部分とについては2次
元空間フィルタ処理を施さ内容にすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は、本発明の1実施例による動画像復
号化の構成を示すブロック図である。
【0017】図示のように、本実施例の動画像復号化装
置は、高能率符号化された動画像信号20を入力して元
の動画像信号21に復号する復号器10と、動画像信号
21に2次元空間フィルタ処理を施して出力する空間フ
ィルタ16と、動画像信号21を入力して1フレーム分
遅延させて出力するフレームメモリ12と、動画像信号
21と1フレーム分遅延した動画像信号22とを入力し
て差分を求める減算器13と、減算器13から出力され
た差分信号23を2値化する2値化回路14と、2値化
回路14の出力信号に基づいて空間フィルタ16を制御
する空間フィルタ制御回路15とを備える。
【0018】復号器11は、高能率化された動画像信号
20を入力し、元の動画像信号21復号して出力する。
復号器11の機能として、例えばITU−T勧告H.2
61で定められている、可変長復号化、逆量子化、DC
T逆変換、動き補償の処理を行う。復号器11から出力
される動画像信号21は、フレームメモリ12と減算器
13と空間フィルタ16とに配送される。
【0019】フレームメモリ12は、入力した動画像信
号21を入力し、1フレーム分遅延させて出力する。フ
レームメモリ12から出力された1フレーム分遅延した
動画像信号22は減算器13に送られる。
【0020】減算器13は、復号器11の出力である動
画像信号21とフレームメモリ12の出力である動画像
信号22とを入力し、両信号の差分を求める。動画像信
号21と動画像信号22とは同一の動画像信号である
が、動画像信号22が動画像信号21よりも1フレーム
分遅延している。従って、両信号の差分を求めれば、そ
の結果に基づいて、動画像信号21、22により生成さ
れる画像が動きを有する画像かどうかを判断することが
できる。
【0021】2値化回路14は、減算器13による差分
の結果を示す差分信号23を入力し、当該差分信号23
を2値化する。すなわち、2値化回路14は、あらかじ
め定められたしきい値Thと差分信号23とを比較し、
当該差分信号23がしきい値Thよりも大きければ1を
出力し、小さければ0を出力する。
【0022】空間フィルタ制御回路15は、2値化回路
14から出力された2値化信号を入力し、当該2値化信
号に基づいて空間フィルタON、OFFを制御する。す
なわち、所定の2値化信号に対応する画素を含む適当な
領域の画素に1つでも0が含まれているときは0を出力
し、全ての画素が1である場合には1を出力する。空間
フィルタ制御回路15の構成については後述する。
【0023】空間フィルタ16は、復号器11から出力
された動画像信号21を入力し、空間フィルタ制御回路
15の制御に従って入力した動画像信号21に2次元の
ローパスフィルタ処理を施す。すなわち、空間フィルタ
制御回路15の出力信号25が1であれば動画像信号2
1にローパスフィルタ処理を施して出力する。一方、出
力信号25が0であればローパスフィルタ処理を行わ
ず、動画像信号21をそのまま出力する。
【0024】図2は、空間フィルタ制御回路15の構成
を示すブロック図である。
【0025】図示のように、空間フィルタ制御回路15
は、入力信号を1ライン分遅延させる1ライン遅延素子
151、152と入力信号を1画素分遅延させる1画素
遅延素子153ないし158とを備え、所定の入力信号
を中心に左右に1画素ずつ、上下に1ライン画素ずつず
らした合計9画素分の入力信号を得る。また、これらの
入力信号の論理積を算出する論理積回路159を備え
る。
【0026】すなわち、2値化回路14から入力した2
値化信号24は、そのまま2値化信号210として論理
積回路159に送られると共に、1ライン遅延素子15
1及び1画素遅延素子155に分配される。1ライン遅
延素子151に送られた信号は1ライン分遅延された
後、出力されて2値化信号211として論理積回路15
9に送られると共に、1ライン遅延素子152及び1画
素遅延素子154に分配される。1ライン遅延素子15
2に送られた信号は1ライン分遅延された後、出力され
て2値化信号212として論理積回路159に送られる
と共に、1画素遅延素子153に分配される。1画素遅
延素子155、154、153に送られた信号は、それ
ぞれ1画素分遅延された後、出力されて2値化信号21
3、214、215として論理積回路159に送られる
と共に、1画素遅延素子158、157、156に分配
される。1画素遅延素子158、157、156に送ら
れた信号は、1画素分遅延された後、出力されて2値化
信号216、217、218として論理積回路159に
送られる。
【0027】以上のようにして、論理積回路159に
は、2値化信号210、2値化信号210から1ライン
分遅延した2値化信号211、2値化信号210から2
ライン分遅延した2値化信号212、2値化信号21
0、211、212からそれぞれ1画素分ずつ遅延した
2値化信号213、214、215、2画素分ずつ遅延
した2値化信号216、217、218が入力される。
これは、通常のディスプレイ装置におけるモニタ画面の
ように横方向に走査線を有する2次元の表示画面を考慮
すると、図3に示すように、2値化信号214による画
像を中心として上下左右に3画素ずつの合計9画素分の
画像表示領域に対応する。各2値化信号210ないし2
18と図3の各画素の位置との対応関係を図4に示す。
【0028】論理積回路159は、入力した2値化信号
210ないし218の論理積を求めて空間フィルタ16
を制御する制御信号25を出力する。すなわち、全ての
入力が論理1の場合に1を出力し、1つでも論理0があ
った場合には0を出力する。図5及び図6を参照して、
6ライン×6画素の表示画面における制御の例を説明す
る。同図において、斜線で示した領域が2値化信号21
0ないし218に対応する画像領域であるとする。この
例で、図5の場合、P(−1,−1)の位置の2値化信
号は0であるから、制御信号25は0となる。また図6
の場合、全ての画素に対応する2値化信号が1であるか
ら、制御信号25は1となる。
【0029】ここで、3ライン×3画素の領域に1つで
も論理0の2値化信号が含まれている場合に、当該領域
全体を0とするのは、当該領域に画像として動きのない
部分(差分及び2値化の結果が0の部分)を含むことか
ら、当該領域が画像の輪郭部分である可能性が高く、当
該領域に対しては、2次元空間フィルタ処理を施さず、
画像の鮮明さを保持することが好ましいからである。
【0030】次に、空間フィルタ16の機能について説
明する。
【0031】空間フィルタは、次の数1式で示す3ライ
ン×3画素のローパスフィルタで実現する。すなわち、
空間フィルタの入力をX(i,j)とすると、X(0,
0)にローパスフィルタを施した出力Y(0,0)は、
X(i,j)画素に対応する係数C(i,j)を乗算
し、乗算結果を累算することで得られる。
【0032】
【数1】
【0033】また、フィルタ係数C(i,j)として値
0を選択することにより、入力信号に対して2次元空間
フィルタ処理を施さないようにすることが可能である。
したがって、空間フィルタ制御回路15からの制御信号
25に基づいて、制御信号25が1の場合にフィルタ処
理を施し、制御信号25が0の場合にはフィルタ計数C
(i,j)を0としてフィルタ処理を行わないようにす
ることができる。これにより、動きのある画像の輪郭を
除いた動画素に対してのみ2次元空間フィルタ処理を施
し、再生画像に含まれるモスキートノイズ等の量子化雑
音を除去する。そして、画像の動きの外部分及び輪郭部
分は2次元空間フィルタ処理を施さず、必要以上の画像
の劣化を回避する。
【0034】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、本実施例では、3ライン×3画素の
合計9画素分の領域に動きのない部分が含まれるかどう
かを判定することにより、画像の輪郭部分の判断を行っ
たが、必ずしも3ライン×3画素の領域とする必要はな
く、扱う画像の種類等に応じて適当に設定することがで
きる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ある程度の広がりを持つ領域内に動きのない部分を含む
かどうかを判断することにより、動きのある画像の輪郭
部分を検出し、当該輪郭部分には2次元空間フィルタ処
理を施さないようにするため、当該輪郭部分の画像の鮮
明さを保存し、当該画像がぼけてしまうのを防ぐことが
できる。
【0036】また、所定の動画像信号と当該動画像信号
から1フレーム分遅延した動画像信号との差分をとるこ
とにより当該画像の動きの有無を判断しているため、従
来の動画像復号化装置における空間フィルタ制御技術よ
うに動きベクトルを必要としない。したがって、動きベ
クトル情報を含まない動画像信号に対しても、動きを有
する部分のみに対する量子化雑音の適切な除去が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例による動画像復号化装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施例における空間フィルタ制御回路の構
成を示すブロック図である。
【図3】 本実施例の空間フィルタ制御回路における判
断領域を示す図である。
【図4】 本実施例の空間フィルタ制御回路における判
断領域と2値化信号との関係を示す図である。
【図5】 本実施例の空間フィルタ制御回路による空間
フィルタの制御例を示す図である。
【図6】 本実施例の空間フィルタ制御回路による空間
フィルタの他の制御例を示す図である。
【符号の説明】
11 復号器 12 フレームメモリ 13 減算器 14 2値化回路 15 空間フィルタ制御回路 16 空間フィルタ 151、152 1ライン遅延素子 153〜158 1画素遅延素子 159 論理積回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高能率符号化された動画像信号を入力し
    て元の動画像信号に復号する復号器と、 復号された動画像信号に対して2次元空間フィルタ処理
    を施して出力する空間フィルタと、 前記復号された動画像信号に基づき、前記動画像のう
    ち、動きのある動作部分の輪郭部分を検出し、前記輪郭
    部分を除く動作部分のみに2次元空間フィルタ処理を施
    すように前記空間フィルタを制御する空間フィルタ制御
    手段とを備えることを特徴とする動画像復号化装置。
  2. 【請求項2】 前記空間フィルタ制御手段が、前記復号
    された動画像信号による画像のうち所定の広さの領域を
    検査し、該領域に対応する全ての前記動画像信号が動き
    のある画像であることを示す場合に前記空間フィルタに
    対し2次元空間フィルタ処理を施すための制御信号を出
    力し、該領域に対応する前記動画像信号のうち1つでも
    静止画像であることを示す動画像信号がある場合に前記
    空間フィルタに対し2次元空間フィルタ処理を施さない
    ための制御信号を出力することを特徴とする請求項1に
    記載された動画像復号化装置。
  3. 【請求項3】 前記空間フィルタ制御手段が、 前記復号された動画像信号を入力して1フレーム分遅延
    させた遅延信号を生成する遅延信号生成手段と、 前記復号された動画像信号と前記1フレーム分遅延させ
    た遅延信号との差分を求める差分手段とを備えることを
    特徴とする請求項1に記載された動画像復号化装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルタ制御手段が、 前記差分手段による差分の結果に基づいて、前記動画像
    信号による画像が動きのある画像であるか静止画像であ
    るかを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて前記前記復号された
    動画像信号による画像のうち所定の広さの領域を検査
    し、該領域に対応する全ての前記動画像信号が動きのあ
    る画像であることを示す場合に前記空間フィルタに対し
    2次元空間フィルタ処理を施すための制御信号を出力
    し、該領域に対応する前記動画像信号のうち1つでも静
    止画像であることを示す動画像信号がある場合に前記空
    間フィルタに対し2次元空間フィルタ処理を施さないた
    めの制御信号を出力する制御信号出力手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項3に記載された動画像復号化装
    置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段が、前記動画像信号と予め
    定められたしきい値とを比較する2値化回路であること
    を特徴とする請求項4に記載された動画像復号化装置。
  6. 【請求項6】 前記制御信号出力手段が、 任意の領域に対応する動画像信号の前記判定手段による
    判定結果を取得するように組み合わされた任意の数の1
    ライン遅延素子及び任意の数の1画素遅延素子と、 前記取得した任意の領域に対応する動画像信号の判定結
    果の論理積を算出する論理積回路とを備えることを特徴
    とする請求項4または請求項5に記載された動画像復号
    化装置。
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