JPH09130596A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09130596A
JPH09130596A JP7280799A JP28079995A JPH09130596A JP H09130596 A JPH09130596 A JP H09130596A JP 7280799 A JP7280799 A JP 7280799A JP 28079995 A JP28079995 A JP 28079995A JP H09130596 A JPH09130596 A JP H09130596A
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JP
Japan
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image
color
unit
processing
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP7280799A
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English (en)
Inventor
Kiyoto Kozaiku
清人 小細工
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 画像形成装置にあって、その原稿読み取り回
数を低減する。 【解決手段】 間引き処理部50−10は、主走査方向
については1/m(mは正の整数)、副走査方向につい
ては1/n(nは正の整数)に間引き、文字・写真判定
部50−7がm×nのマトリクスのブロック内を文字で
あると識別した場合、前記ブロック内で所定値より大き
いデータが所定個以上存在すると、前記ブロックの代表
値を最大値に置き換え、前記データが所定個よりも少な
いと前記ブロックの代表値を0に置き換え、写真である
と識別した場合、前記ブロックを平滑処理した結果を代
表値とし、間引き処理部50−10は、文字あるいは写
真の識別状態に応じていずれかの代表値を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み取り画像を表
示する画像表示装置を備えた画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像処理装置における画像処理
の一つに間引き処理と称されるものがある。すなわち、
一般に画像読取装置によって読み取った画像をCRTに
表示する場合、CRTの解像度は画像形成装置に比べて
低いので、間引き処理が行われる。この場合、文字画像
は固定しきい値による2値化入力が行われ、写真画像で
はディザ法による2値化入力が行われる。したがって、
文字画像と写真画像が混在した画像で間引き処理を行う
と、いずれか一方が見にくくなるという問題があった。
そこで、特開昭63−258162号公報には、画像情
報を入力する画像入力手段と、入力した画像情報のう
ち、文字領域と写真領域とを識別する手段と、入力した
画像情報の間引き処理を行う間引き手段と、当該間引き
手段により出力された画像情報を表示する表示手段とを
有し、前記識別手段の出力に応じて前記間引き手段によ
る間引き処理方法を異ならせたことを特徴とする画像表
示装置が開示されている。この装置では、具体的には間
引き表示する場合、文字部は固定しきい値法で1ビット
単位で処理し、写真部は4×4(主・副1/4に間引く
場合)のブロックをディザ法で処理するようになってい
る。
【0003】また、読み取りから書き込みの画像処理系
統とは別の系統を用意して画像表示を行い、画像表示装
置としては、フルカラー表示装置かモノカラー表示装置
の一方しか用意されておらず、モノカラー表示の場合に
は、モノカラー表示装置にカラー変換したものをそのま
ま表示するように設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術では、間引き表示する場合、文字部は固定しきい値法
で1ビット単位で処理し、写真部は4×4(主走査方
向、副走査方向ともに1/4に間引く場合)のブロック
をディザ法で処理している。しかし、文字部を固定しき
い値法で1ビット単位で処理すると、例えば主、副走査
方向に1/4に間引く場合、16個の画素(4×4)の
うち1個のみ処理し、残りの15個は見ないので細線が
切れ切れになり、見にくくなる。また、写真部にはディ
ザ法を用いている。しかし、ディザ法は面積階調に用い
る場合は有効であるが、4×4ブロックの代表値を決め
る場合は、回路が複雑な割に効果が少ない。
【0005】また、前記従来技術では、読み取りから書
き込みの画像処理系統とは別の処理系統を用意して画像
表示するようになっているので、回路が複雑にならざる
を得ず、当然、コストも高くなっていた。
【0006】また、複写機本体据え付け型の画像表示装
置を備えたフルカラー複写機としては、モノカラー表示
装置かフルカラー表示装置の一方しか接続することがで
きなかった。一方、ユーザには画像表示品質を重要視す
る人と、コストを優先する人がいるが、前記従来技術で
はいずれか一方しか選択することができず、同一の機械
で両者を満足させることはできなかった。
【0007】また、モノカラー表示装置に色変換結果を
表示しても、従来では、そのまま表示しているため、変
換結果が合っているかどうか判断がつかなかった。
【0008】本発明は、このような従来技術の実状に鑑
みてなされたもので、その第1の目的は、細線が切れる
ことのなく、また、階調性のある滑らかな表示が可能な
コストの安い画像形成装置を提供することにある。
【0009】第2の目的は、回路の共通化を図ることが
可能なコストの安い画像形成装置を提供することにあ
る。
【0010】第3の目的は、フルカラー表示装置、モノ
カラー表示装置の選択が可能なユーザライクな画像形成
装置を提供することにある。
【0011】第4の目的は、モノカラー表示装置が接続
されているときにカラー変換の変換色に対応したトーン
で変換部を表示することができる画像形成装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の手段は、原稿画像を読み取る手段と、この
読み取る手段で読み取って出力される画像データのうち
文字部と写真部とを識別する手段と、前記読み取る手段
から出力される画像データを間引き処理する手段と、当
該間引き処理する手段から出力される画像データを表示
する手段とを有し、前記識別する手段の出力に応じて前
記間引き処理する手段の処理を変更する画像処理装置に
おいて、前記間引き処理する手段は、主走査方向につい
ては1/m(mは正の整数)、副走査方向については1
/n(nは正の整数)に間引くとともに、前記識別する
手段がm×nのマトリクスのブロック内を文字であると
識別した場合、前記ブロック内で所定値より大きいデー
タが所定個以上存在するときには前記ブロックの代表値
を最大値に置き換え、前記データが所定個よりも少ない
ときには前記ブロックの代表値を0の置き換える手段
と、前記識別する手段がm×nのマトリクスのブロック
内を写真であると識別すると、前記ブロックを平滑処理
した結果を代表値とする手段とを備え、前記間引き処理
する手段は、文字あるいは写真の識別状態に応じていず
れかの代表値を出力することを特徴としている。 第2
の手段は、カラー画像を読み取る手段と、当該読み取る
手段によって読み取ったRGBデータを色補正処理して
YMCKに変換する手段と、当該変換する手段から1色
ごとに出力されて編集処理、階調処理、プリンタγ補正
処理し、書き込む手段に出力する画像処理装置におい
て、前記読み取る手段で読み取った画像あるいは前記各
処理で加工されたカラー画像を表示する手段と、前記表
示する手段に表示する際、前記変換する手段によって色
補正処理した後は、3色分のデータ幅を1色のデータ幅
に納めて処理して前記表示手段に出力する手段とを備え
ていることを特徴としている。
【0013】第3の手段は、カラー画像を読み取る手段
と、当該読み取る手段によって読み取ったRGBデータ
を色補正処理してYMCKに変換する手段と、当該変換
する手段から1色ごとに出力されて編集処理、階調処
理、プリンタγ補正処理し、書き込む手段に出力する画
像処理装置において、前記読み取る手段で読み取った画
像あるいは前記各処理で加工されたカラー画像を表示す
る手段と、前記カラー画像をカラー画像で表示するか白
黒画像で表示するかを選択する手段とを備えていること
を特徴としている。
【0014】第4の手段は、第3の手段において前記変
換する手段によって変換された色にトーンを対応付けす
る手段を備え、前記選択する手段によって白黒画像の表
示が選択された場合、変換されたカラーをトーンに置き
換えて出力することを特徴としている。
【0015】
【実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に基づい
て説明する。
【0016】図1は本発明による画像形成装置の画像処
理部の構成を示すブロック図である。また、図2は本発
明による画像形成装置の機構部の構成を示す正面図(一
部については断面図)であり、図3は本発明による画像
形成部の概略構成図である。
【0017】まず、図2および図3の構成について説明
する。読取手段としてのカラー画像読取装置(以下、
「カラースキャナ」という)1の下部には書込手段とし
てのカラー画像記録装置(以下、「カラープリンタ」と
いう)2が設置されている。また、本発明による画像形
成装置は、画像表示装置47を備えている。
【0018】カラースキャナ1の上面には、原稿3が載
置できるようにコンタクトガラス4が配設され、内部に
は光学的なスキャナ機構が配設されている。このスキャ
ナ機構は、原稿3を照明するための照明ランプ5(管状
のランプ)、および照明時における原稿3からの反射光
(読取光)を水平方向へ反射させるミラー6(照明ラン
プ5と一体構造になっている)を含む構成であり、原稿
3の下側を1回往復移動する毎に1色の画像データが読
み取られ、4回の繰り返しによって4色の画像データを
得ることができる。
【0019】更に、ミラー6の出射光路上にはミラー7
が配設され、このミラー7の直下にミラー7からの光を
水平方向へ反射させるためのミラー8が配設されてい
る。このミラー8の出射光路上には光学系9およびカラ
ーセンサ10が順次配設されている。なお、これらの光
源とミラー群の配置や動作は公知のものであるので、詳
細な説明は省略する。
【0020】カラーセンサ10は画像情報を電気信号に
変換するものであり、カラー画像情報をブルー(B)、
グリーン(G)、レッド(R)の色分解毎に読み取りが
行える様な光−電変換素子、具体的にはCCD(電荷結
合素子)が用いられる。また、B,G,Rの色分解手段
が付設されている。このカラーセンサ10で得たB,
G,Rの色分解画像信号強度を基にして、図1に示す画
像処理部によって色変換処理が行われ、ブラック(Bk
〔K〕)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)のカラー画像データが得られる。これをカラープ
リンタ2によってBk〔K〕、シアンC、マゼンタM、
イエローYに顕像化することで、カラーコピーを得るこ
とができる。
【0021】次に、カラープリンタ2の構成について説
明する。
【0022】カラープリンタ2は書き込み光学ユニット
11を備えている。この光学ユニット11は、ポリゴン
ミラー12、このポリゴンミラー12を回転させるため
のモータ13、レーザ光源14、fθレンズ15、この
fθレンズ15からのレーザ光を所定方向へ反射させる
ミラー16の各々を備えて構成されている。
【0023】光学ユニット11の下部には感光体ドラム
17が配設されている。感光体ドラム17に対し、これ
を取り囲むようにして回転方向に向けて、以下の部材が
一巡する様に連続的に配設されている。すなわち、感光
体ドラム17の表面に残留するトナーを除去するための
クリーニングユニット(クリーニング前除電器を含む)
18、感光体ドラム17の表面の電荷を除電するための
除電ランプ19、露光の前に感光体に対して一様に帯電
を行わせる帯電器20、帯電レベルを検出するための電
位センサ21、カラー現像装置22、現像濃度パターン
検知器23、中間転写ベルト24の各々が配設されてい
る。
【0024】カラー現像装置22は、Bk(ブラック)
現像器25、C(シアン)現像器26、M(マゼンタ)
現像器27およびY(イエロー)現像器28の4色分の
現像器を備えている。また、中間転写ベルト24は、転
写バイアスローラ29および従動ローラ30および駆動
ローラ31(不図示の駆動モータにより駆動される)の
各々に張架された状態で回転する。更に、中間転写ベル
ト24に隣接させて、付着したトナー等を除去するため
のベルトクリーニングユニット32が配設されている。
また、駆動ローラ31に対向する位置には紙転写ユニッ
ト33が配設され、この紙転写ユニット33および中間
転写ベルト24に転写紙カセット34,35,36(各
々には異なるサイズの転写紙がセットされている)から
転写紙を搬入するために、レジストローラ37を含む搬
送路38が設けられている。
【0025】更に、カラープリンタ2の側面部には、外
部から転写紙カセット44が装着される他、OHP用紙
や厚紙等がセットされる手差し給紙トレイ45が装着さ
れている。また、46は転写紙、47は給紙ローラであ
る。
【0026】転写の終了した用紙を搬送するために、カ
ラー現像装置22の下部には水平に紙搬送ユニット39
が配設され、その端部には定着器40が配設されてい
る。定着器40は、定着ローラ41と加圧ローラ42と
を備え、熱と圧力によりトナー像を紙面に溶融定着させ
る。定着の終了したコピー紙は装置の外へ排出され、コ
ピートレイ43へ送り出される。
【0027】光学ユニット11は、カラースキャナ1か
らのカラー画像データを光信号に変換して原稿画像に対
応した光ビームを形成し、これを感光体ドラム17の予
め帯電された部位に露光し、静電潜像を形成させる。感
光体ドラム17は図の反時計方向へ回転し、この感光体
ドラム17の1回転で1色の現像および転写が行われ
る。また、転写紙カセットのいずれかから転写用紙が給
紙され、レジストローラ37まで送り出されている。静
電潜像が形成された部位に対し、感光体ドラム17が回
転する過程で、カラー現像装置22により1色(本実施
例ではブラック)のトナー現像が実施される。感光体ド
ラム17と同時に中間転写ベルト24が回転しており、
トナー現像による可視像が転写バイアスローラ29の位
置に到達すると、可視像(トナー像)は中間転写ベルト
24に第1色の画像が連続的に転写される。第2色〜第
4色を転写させる方法、すなわち中間転写ベルト24の
動作方法には後記する3通りがある。
【0028】次に、図3の構成について説明する。
【0029】カラー現像装置22は、上記した様に4個
の現像器(Bk現像器25、C現像器26、M現像器2
7およびY現像器28)を備え、各現像器は同様の構成
になっている。すなわち、Bk現像器25は、現像剤の
穂を感光体ドラム17の表面に接触させる現像スリーブ
25a、現像剤の汲み上げと攪拌を行う現像パドル25
b、および現像剤のトナー濃度を検知するためのトナー
濃度検知センサ25cを備えて構成されている。なお、
現像スリーブ25aおよび現像パドル25bは回転可能
に構成されている。
【0030】同様に、C現像器26は現像スリーブ26
a、現像パドル26b、およびトナー濃度検知センサ2
6cの各々を備えて構成され、M現像器27は現像スリ
ーブ27a、現像パドル27b、およびトナー濃度検知
センサ27cの各々を備えて構成され、Y現像器28は
現像スリーブ28a、現像パドル28b、およびトナー
濃度検知センサ28cの各々を備えて構成されている。
【0031】また、紙転写ユニット33は、紙転写バイ
アスローラ33a、ローラクリーニングブレード33
b、および中間転写ベルト24から転写紙を剥離するた
めの剥離機構33cを備えて構成されている。紙転写バ
イアスローラ33aは、通常は中間転写ベルト24に対
して離間している。
【0032】ここで、第2色以降の現像および転写につ
いて説明する。上記した様に、中間転写ベルト24の動
作については、(1)一定速往動方式、(2)スキップ
往動方式、(3)往復動(クイックリターン)方式の3
通りがある。
【0033】(1)一定速往動方式 ブラックトナー像のベルト転写(感光体ドラム17か
ら中間転写ベルト24への像転写を言う)後もそのまま
一定速で往動を続ける。
【0034】中間転写ベルト24面上のBk画像先端
位置が再び感光体ドラム17との接触部のベルト転写位
置に到達した時、感光体ドラム17側は第2色であるシ
アントナー像の先端部が丁度その位置に来るようにタイ
ミングをとって画像形成が行われる。これにより、シア
ン画像はブラック画像に正確に位置を合わせて中間転写
ベルト24上に重ねてベルト転写される。
【0035】その後も同様な動作が行われることによ
り、マゼンタ、イエロー画像工程に進み、4色重ねのベ
ルト転写画像(カラー画像)が得られる。
【0036】4色目のイエロートナー像の中間転写ベ
ルト24への転写に引き続いて、そのまま往動させなが
ら、中間転写ベルト24面上の4色重ねトナー像(カラ
ー画像)を転写紙46上に一括転写する。
【0037】(2)スキップ往動方式 ブラックトナー像の中間転写ベルト24への転写が終
了すると、感光体ドラム17の表面から中間転写ベルト
24を離間させ、そのままの往動方向に高速スキップさ
せ、所定量を移動させた後、当初の往動速度に戻され
る。また、その後に感光体ドラム17に中間転写ベルト
24を再接触させる。
【0038】中間転写ベルト24面上のブラック画像
先端位置が、再びベルト転写位置に到達した時、感光体
ドラム17は次のシアン像の先端部が丁度その位置に来
るようにタイミングを取って画像形成が行われる。これ
により、シアン画像はブラック画像に正確に位置合わせ
し、重ねて中間転写ベルト24へ転写される。
【0039】その後、同様な動作により、マゼンタ、
イエロー画像工程に進み、4色重ねのベルト転写画像
(カラー画像)を得る。
【0040】4色目のイエロートナー像を中間転写ベ
ルト24へ転写させた後、そのままの往動速度で中間転
写ベルト24上の4色重ねトナー像(カラー画像)を転
写紙46上へ一括して転写する。
【0041】(3)往復動(クイックリターン)方式 ブラックトナー像の転写が終了した後、感光体ドラム
17と中間転写ベルト24を離間させ、更に、往動を停
止させると同時に逆方向へ高速リターンさせる。このリ
ターンは、中間転写ベルト24面上のブラック画像先端
位置がベルト転写相当位置を逆方向に通過し、更に予め
設定された距離分を移動した後に停止させ、待機状態に
する。
【0042】次に、感光体ドラム17側のシアントナ
ー像の先端部が中間転写ベルト24上の転写位置より手
前の所定位置に到達した時点に中間転写ベルト24を再
び往動方向へスタートさせる。また、中間転写ベルト2
4を感光体ドラム17面に再び接触させる。この場合
も、シアン画像が中間転写ベルト24面上でブラック画
像に正確に重なるような条件に制御されて中間転写ベル
ト24に転写される。
【0043】その後も同様な動作によってマゼンタ、
イエロー画像工程に進み、4色重ねのベルト転写画像
(カラー画像)を得る。
【0044】4色目のイエロートナー像を中間転写ベ
ルト24へ転写させた後、リターンさせずにそのままの
速度で往動させ、中間転写ベルト24面上の4色重ねト
ナー像(カラー画像)を転写紙46へ一括転写する。
【0045】以上のようにして、4色のトナー像(カラ
ー画像)が中間転写ベルト24面から転写紙46(レジ
ストローラ37を回転させて転写紙を紙転写バイアスロ
ーラ33aの位置へ送り出すことにより行われる)へ一
括転写された後、転写紙は更に紙搬送ユニット39へ送
り出され、ついで定着器40で定着が行われた後、コピ
ートレイ43へ排出される。
【0046】他方、感光体ドラム17側では、中間転写
ベルト24への1色分の転写が終了する毎にクリーニン
グユニット18によってクリーニングされ、更に、除電
ランプ19によって均一に除電される。また、中間転写
ベルト24にあっては、4色重ねトナー像が転写紙に転
写された後、ベルトクリーニングユニット32によりベ
ルト表面がクリーニングされ、次のコピーに備えられ
る。
【0047】なお、リピートコピーの場合、カラースキ
ャナ1の動作および感光体ドラム17への画像形成は、
1枚目のイエロー(4色目)画像工程に引き続き、所定
のタイミングで1枚目のブラック(1色目)画像工程に
入る。また、中間転写ベルト24にあっては、1枚目の
4色重ね画像(カラー画像)の転写紙への一括転写工程
に引き続いて表面をベルトクリーニングユニット32で
クリーニングされた領域に2枚目のブラックトナー像が
ベルト転写されるようにする。
【0048】なお、以上の説明は4色フルカラーを得る
場合であったが、3色コピー、2色コピーの各場合、指
定された色と回数だけ前記した動作が行われることにな
る。また、単色コピーの場合には、所定枚数が終了する
までの間、その色の現像器のみを現像作動状態にし、中
間転写ベルト24は感光体ドラム17面に接触したまま
往動方向に一定速駆動し、更に、ベルトクリーニングユ
ニット32も中間転写ベルト24に接触したままの状態
でコピー動作を行うことになる。
【0049】引き続き画像表示装置47について説明す
る。
【0050】カラースキャナ1で読み取った原稿画像を
そのまま表示する場合は、カラースキャナ1で得たR,
G,Bデータを後述の画像処理部50で間引き処理及び
画像表示装置の特性に合うようにガンマ補正して画像表
示装置47に出力する。これは一般にカラー複写装置の
解像度が高く(400dpiが多い。)画像表示装置の
解像度は低い(100dpi程度)ため間引いて表示す
る必要があるためである。また、画像表示装置47がカ
ラーであれば、R,G,BあるいはL,a,bなどの色
信号を、モノカラーであれば明度信号あるいは輝度信号
を画像表示装置47の特性に合わせてガンマ補正して出
力する。画像表示装置47は受け取った画像信号をCR
T(ブラウン管)あるいはLCD(液晶表示装置)など
の画面に表示する。
【0051】画面に表示された画像信号は図示しない座
標指示手段、たとえばタッチペン出画面上の変更したい
エリアをタッチし、エリアを指定する(画面上はタッチ
パネルになっている。)。次いで、変更したい内容を指
示する(例えば、カラー変換で赤に色変換する。)。こ
のような一連の手順は画面にメニューなどによって表示
される。指示手順が終了すると、その内容が画像処理部
に通知され、変更内容に応じてパラメータを設定する。
【0052】このような動作が終了した時点で、変更結
果を画像表示装置47に表示したい場合は、図示しない
結果表示スイッチを押圧操作すると、カラースキャナが
原稿画像を読み取り、そのR,G,Bデータが画像処理
部によって前記パラメータに応じて加工され、画像表示
装置47に出力されて画面に表示される。画像表示はカ
ラースキャナの読み取り装置1回で達成される。
【0053】オペレータは表示画面で画像を確認して、
その表示内容で良ければ図示しないコピースイッチを押
圧操作する。表示結果に問題があれば、再度、上述の一
連の作業を実行する。なお、変更結果の表示確認の必要
がなければ、上記内容変更終了後にコピースイッチを押
す。
【0054】画像処理系は図1のブロック図に示すよう
になっている。
【0055】画像読取部1は前述のようにカラースキャ
ナからなり、読み取った原稿の画像データR,G,B
(各色8ビット)を同時に出力する。出力された画像デ
ータは画像処理部50で補正され、書込部2および/ま
たは前記画像表示装置47に出力される。
【0056】画像処理部50は、ガンマ補正部(1)5
0−1、色補正(色変換)部50−2、編集部50−
3、フィルタ部50−4、階調処理部50−5、ガンマ
補正部(2)50−6、文字、写真判定部50−7、エ
リア信号生成部50−8、トーン生成部50−9、およ
び間引き処理部50−10から大略構成されている。
【0057】ガンマ補正部(1)50−1は画像読取部
1から出力されるB,R,Gデータ(反射率リニア)を
濃度リニア(あるいは明度リニア)に変換する。その変
換データが色補正部50−2および文字・写真判定部5
0−7に入力される。
【0058】文字・写真判定部50−7は入力データか
ら例えば4×4のようなm×m単位で文字領域であるか
写真領域であるか、また、有彩領域であるか無彩領域で
あるかを判定し、その結果を色補正部50−2に出力す
る。判定結果とは、ここでは2ビットのうち0ビット目
を1:文字、0:写真、1ビット目を1:有彩、0:無
彩というように設定している。
【0059】色補正部50−2では、色補正、色変換処
理を行う。すなわち、画像読取はR,G,Bで行うが、
画像形成はBk,C,M,Yのトナーやインクで行うた
め、(1)式にしたがってG,G,BデータからBk,
C,M,Yデータに変換する。
【0060】
【数1】
【0061】この(1)式で係数r,g,bおよび定数
dは、R,G,Bデータの色相分割面によって自動的に
切り換わる。また、任意の色または領域を所望の色に変
換する場合は上記係数および定数を所定の値に切り換え
る。ここで、領域については後述するエリア信号生成部
50−8からのエリア信号で切り換える。この例では信
号線を4本用意して16エリアまで指定可能になってい
る。
【0062】図4に色補正部50−2の詳細を示す。コ
ピーの場合にはスキャナ1回の走査で1色の画像データ
を得るので、フルカラーコピーを得るためには4回走査
する必要がある。すなわち、1回目の操作でBk〔K〕
成分、2回目の走査でC成分、3回目でM成分4回目で
Y成分を生成する。第1の色変換部50−21ではR,
G,Bデータを2回目でC、3回目でM、4回目でYに
変換する(入力各色8ビット、出力8ビット)。第2の
色変換部50−22では、R,G,BデータからBkを
毎回生成する(入力各色8ビット、出力8ビット)。こ
のとき、各係数・定数は色毎に定数・係数レジスタ部5
0−25から選択される。定数・係数は判定部50−2
4からの色相分割面判定情報、走査毎の色成分情報およ
びエリア情報によって選択する。
【0063】第1の色変換部50−21から出力された
C,M,YデータはUCR部50−26で第2の色変換
部50−22で生成されたBkデータを減算して出力さ
れる。ただし、文字・写真判定信号が文字で無彩なら出
力データは強制的に0にする。第1および第2のセレク
ト部50−27、50−28は2〜4回目の走査時は上
記データが出力されるように切り換え、1回目の走査時
は第2の色変換部50−22からのデータBkが出力さ
れるように切り換える。
【0064】読取画像を画像表示装置47に出力する場
合で、画像表示装置47がカラー表示装置の場合は、ス
キャナ1回の走査でカラー表示させるために第1ないし
第3の色変換部50−21、50−22、50−23か
らR,G,Bデータをスルーで出力させる。このときス
ルーなるように各定数・係数を定数・係数レジスタ50
−25から選択する。ただし、R,G,Bはそれぞれ8
ビット出力、すなわち、入力がそのまま出力されるよう
になっているが、Bは2ビット出力、すなわち入力の上
位2ビットが出力されるようにする。R出力データはU
CR部50−26をスルーで通り、第1のセレクト部5
0−27でこのデータが選ばれるように切り換える。そ
して、このRデータの上位3ビット、G出力データの上
位3ビット、B出力データの(2ビット)を8ビットデ
ータに割り付け(上位3ビット:R、中位3ビット:
G、下位2ビット:B)、これらのデータが出力される
ように第2のセレクト部52−28を切り換える。
【0065】また、画像表示装置47がモノカラーの場
合は、第1の色変換部50−21でR,G,Bデータか
ら明度信号あるいは輝度信号に変換して出力し、このデ
ータがそのままUCR部50−26、第1および第2の
セレクト部50−27、50−28を通って出力され
る。
【0066】読取画像の編集結果を画像表示装置47に
出力する場合には、以下のようにして行われる。画像表
示装置47がカラーの場合、色変換処理を行わない領域
は上記の読取画像の表示と同様に第1ないし第3の色変
換部50−21,50−22,50−23からR,G,
Bデータをスルーで出力させる。しかし、色変換処理を
行う領域が指定されていれば、その領域に対しては所望
の変換色に対応した各定数、係数を定数・係数レジスタ
50−25から選択して所望の色に変換して出力する。
なお、色変換処理を行う領域の指定はエリア信号によっ
て識別する。その後の処理は前述の読取画像表示の場合
と同様である。また、画像表示装置47がモノカラーの
場合には、色変換処理を行わない領域は前記読取画像の
表示を同様に第1の色変換部50−21でR,G,Bデ
ータから明度信号あるいは輝度信号に変換して出力し、
色変換処理を行う領域が指定されていれば、その領域に
対しては指定された変換色に対応づけされたトーン信号
をトーン生成部50−9から選択し、そのトーン信号を
データに置き換えて出力する。その後の処理は前記画像
読取表示の場合と同様である。ここで、変換色とトーン
信号の対応の一例を図5に示す。
【0067】色補正部50−2からの出力データは画像
編集部50−3に入力される。図6にこの画像編集部5
0−3の詳細を示す。コピー時およびモノカラー表示時
の場合は第1の主走査変倍部50−31で主走査変倍さ
れ、上位3ビットはそのまま、下位5ビットはセレクト
部50−34(1が選択される。)を通って、反転・ミ
ラー・その他の編集部50−35で編集されて出力され
る。また、フルカラー表示の場合はR,G,Bそれぞれ
で第1ないし第3の主走査変倍部50−31,50−3
2,50−33で主走査変倍され、その結果、R(上位
3ビット)はそのまま、G,B(下位5ビット)はセレ
クト部50−34(2が選択される。)を通って編集部
50−35で編集され、出力される。また、エリア信号
により指定エリア別に編集が行える。編集部50−35
はビット独立操作でモード(コピー、表示)に依存しな
いので、モード別の識別が不要である。
【0068】画像編集部50−3の出力はフィルタ部5
0−4に入力される。図7にこのフィルタ部50−4の
詳細を示す。フィルタ部50−4では、コピーモード時
には平滑部50−41で平滑処理され、平行して強調部
50−42でエッジ強調され、第1のセレクト部50−
45に入力される。このうち、文字・写真判定信号によ
り写真なら「1」(平滑されたデータ)が、文字なら
「2」(エッジ強調された)データが選ばれて出力され
る。そして、第3のセレクト部50−47の「1」にこ
のデータが入力されるので、「1」を選んで出力する。
【0069】また、画面表示モード時は代表決定部50
−43で代表決定処理を行う。この例では、400dp
iの読取画像を100dpiに間引く場合について説明
している。そこで、主走査1/4、副走査1/4に間引
くので4×4が1単位になる。代表決定部50−43の
代表決定R、代表決定G、代表決定Bにはそれぞれ入力
データの上位3ビット、中位3ビット、下位2ビットが
入力され、それぞれ独立に4×4の代表決定処理を行
う。ここでは4×4ブロックに平均値を代表値として出
力する。この処理と平行して代表決定部40ー44で代
表値を求める。前述と同様にして代表決定R、代表決定
G、代表決定Bにはそれぞれ入力データの上位3ビッ
ト、中位3ビット、下位2ビットが入力され、それぞれ
独立に4×4のブロック内でそれぞれ4,4,2以上の
データが4個あればそのブロックの代表値をそれぞれ
7,7,3とする。しかし、3個以下であればそのブロ
ックの代表値をそれぞれ0,0,0とする。ここで、前
記しきい値、個数は任意に設定することができる。ま
た、この表示モード時の処理は4×4画素ごとに行わ
れ、この間は代表値が連続して出力される。
【0070】画面表示モードの場合も、コピーモードと
同様にそれぞれ代表値は第2のセレクト部50ー46に
入力され、文字・写真判定信号により、写真なら「1」
(平滑結果データ)、文字なら「2」(代表決定結果デ
ータ)が選ばれて出力される。そして第3のセレクト部
50−47の「2」にこのデータが入力されるので、
「2」を選んで出力する。
【0071】フィルタ処理後、階調処理部50−5で階
調処理を実行する。コピーモードでは、文字・写真判定
信号によって文字領域ならスルーして入力データをその
まま出力し、写真領域なら階調処理する。この階調処理
はブロック単位で階調表現するが、公知の技術なのでこ
こでの説明は省略する。また、画面表示モードであれ
ば、文字写真にかかわらずスルーにする。
【0072】階調処理が終了すると、ガンマ補正部
(2)50−6でガンマ補正処理を実行する。この処理
は、コピーモードの場合にはプリンタ特性を補正するも
ので、さらに詳しくは、文字領域なら文字がくっきり見
えるように、低濃度部は白く、中間から高濃度部は濃く
なるように補正する。また、写真領域なら低濃度から中
間、高濃度まで滑らかに見えるように補正する。そし
て、この補正したデータを書込部2に出力する。また、
画面表示モードであれば、画像表示装置47の特性に合
うように補正して出力する。
【0073】エリア信号生成部50ー8では、エリア処
理を行わない場合には「0」が出力される。座標指定に
よりエリアが指定された場合は、指定されたエリアにエ
リア番号を割り付けて図示しない第1のビットマップに
書き込む。また、閉ループのエリアが指定された場合
は、閉ループを検出するためガンマ補正部(2)50−
6からの出力データ(MSB−エッジのみを取り出した
データ)を前記第1のビットマップとは別の図示しない
第2のビットマップに取り込む。このデータから閉ルー
プを検出して前記第1のビットマップにエリア番号を割
り付けて書き込む。この書き込んだエリアデータ(4ビ
ット)がここまで説明してきた画像データに同期して出
力される。
【0074】ガンマ補正部(2)50−6からの画像デ
ータは間引き処理部50−10にも入力され、画像表示
装置47に出力されるが、単純に主走査1/4、副走査
1/4に間引いて出力する。
【0075】画像表示装置47は、フルカラー表示なら
入力データの8ビットすべて使うが、モノカラーなら8
ビットのうち上位3ビットを使用する。
【0076】以上の例は、画像表示モードのときのスキ
ャナの読取移動速度(副走査方向の速度)を等倍時の速
度にした場合である。当然、スキャナの読取移動速度を
等倍時の4倍にすれば、間引き処理は主走査1/4、副
走査1/1で代表決定部50−43,50−44も4×
1になる。
【0077】
【発明の効果】本発明は上記の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0078】請求項1記載の発明によれば、文字部は間
引き単位で所定値より大きいデータが所定個以上ある場
合、間引き単位のブロックの代表値を最大値を代表値と
し、所定個なければ0にするとともに、写真部はブロッ
クの平滑値を代表値とするので、文字は細線が切れるこ
となくくっきりと、写真は階調性のある滑らかな表示が
可能になる。
【0079】請求項2記載の発明によれば、読み取る手
段で読み取った画像あるいは各処理で加工されたカラー
画像を表示する手段と、表示する手段に表示する際、色
補正処理した後は、3色分のデータ幅を1色のデータ幅
に納めて処理し前記表示手段に出力する手段とを備えて
いるので、画像表示のための処理系統をコピーのための
処理系統を使うことができ、これによって回路をほとん
ど付加することなく画像表示が可能になる。
【0080】請求項3記載の発明によれば、読み取る手
段で読み取った画像あるいは前記各処理で加工されたカ
ラー画像を表示する手段と、カラー画像をカラー画像で
表示するか白黒画像で表示するかを選択する手段とを備
えているので、ユーザのニーズに応じて適宜カラー表示
かモノカラー表示かを選択することができる。
【0081】請求項4記載の発明によれば、変換された
色にトーンを対応付けする手段を備え、白黒画像の表示
が選択された場合、変換されたカラーをトーンに置き換
えて変換部を表示するので、明確に変換する色と領域を
判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像処
理部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る画像形成装置の機構部
の構成を示す正面図である。
【図3】画像形成部の概略構成図である。
【図4】図1における色補正部の詳細を示すブロック図
である。
【図5】変換色とトーン信号との対応を示す図である。
【図6】図1における画像編集部の詳細を示すブロック
図である。
【図7】図1におけるフィルタ部の詳細を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 カラースキャナ(カラー画像読取装置) 2 カラープリンタ(カラー画像記録装置) 47 画像表示装置 50 画像処理部 50−1 ガンマ補正部(1) 50−2 色補正部 50−3 画像編集部 50−4 フィルタ部 50−5 階調処理部 50−6 ガンマ補正部(2) 50−7 文字・写真判定部 50−8 エリア信号生成部 50−9 トーン生成部 50−10 間引き処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/405 H04N 1/40 B 1/60 D 1/407 101E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る手段と、この読み取
    る手段で読み取って出力される画像データのうち文字部
    と写真部とを識別する手段と、前記読み取る手段から出
    力される画像データを間引き処理する手段と、当該間引
    き処理する手段から出力される画像データを表示する手
    段とを有し、前記識別する手段の出力に応じて前記間引
    き処理する手段の処理を変更する画像処理装置におい
    て、 前記間引き処理する手段は、主走査方向については1/
    m(mは正の整数)、副走査方向については1/n(n
    は正の整数)に間引くとともに、 前記識別する手段がm×nのマトリクスのブロック内を
    文字であると識別した場合、前記ブロック内で所定値よ
    り大きいデータが所定個以上存在するときには、前記ブ
    ロックの代表値を最大値に置き換え、前記データが所定
    個よりも少ないときには前記ブロックの代表値を0に置
    き換える手段と、 前記識別する手段がm×nのマトリクスのブロック内を
    写真であると識別すると、前記ブロックを平滑処理した
    結果を代表値とする手段と、 を備え、前記間引き処理する手段は、文字あるいは写真
    の識別状態に応じていずれかの代表値を出力することを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 カラー画像を読み取る手段と、当該読み
    取る手段によって読み取ったRGBデータを色補正処理
    してYMCKに変換する手段と、当該変換する手段から
    1色ごとに出力されて編集処理、階調処理、プリンタγ
    補正処理し、書き込む手段に出力する画像処理装置にお
    いて、 前記読み取る手段で読み取った画像あるいは前記各処理
    で加工されたカラー画像を表示する手段と、 前記表示する手段に表示する際、前記変換する手段によ
    って色補正処理した後は、3色分のデータ幅を1色のデ
    ータ幅に納めて処理し、前記表示する手段に出力する手
    段と、を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 カラー画像を読み取る手段と、当該読み
    取る手段によって読み取ったRGBデータを色補正処理
    してYMCKに変換する手段と、当該変換する手段から
    1色ごとに出力されて編集処理、階調処理、プリンタγ
    補正処理し、書き込む手段に出力する画像処理装置にお
    いて、 前記読み取る手段で読み取った画像あるいは前記各処理
    で加工されたカラー画像を表示する手段と、 前記カラー画像をカラー画像で表示するか白黒画像で表
    示するかを選択する手段と、を備えていることを特徴と
    する画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記変換する手段によって変換された色
    にトーンを対応付けする手段を備え、前記選択する手段
    によって白黒画像の表示が選択された場合、変換された
    カラーをトーンに置き換えて出力することを特徴とする
    請求項3記載の画像処理装置。
JP7280799A 1995-10-27 1995-10-27 画像処理装置 Pending JPH09130596A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7512263B2 (en) 1996-11-13 2009-03-31 Seiko Epson Corporation Image processing system, image processing method, and medium having an image processing control program recorded thereon

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7512263B2 (en) 1996-11-13 2009-03-31 Seiko Epson Corporation Image processing system, image processing method, and medium having an image processing control program recorded thereon

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