JPH09129559A - 化合物半導体の製造方法 - Google Patents

化合物半導体の製造方法

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JPH09129559A JP28222395A JP28222395A JPH09129559A JP H09129559 A JPH09129559 A JP H09129559A JP 28222395 A JP28222395 A JP 28222395A JP 28222395 A JP28222395 A JP 28222395A JP H09129559 A JPH09129559 A JP H09129559A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイシングの際に、チップの切断面に発生す
るクラック、チッピングを減少させる。 【解決手段】 サファイア基板を20μm〜60μmの
厚さに形成し(図1)、このサファイア基板へのCVD
法による素子形成過程を、40〜60℃/min の昇温ス
ピードによってサファイア基板を所定温度まで加熱する
導入過程(図2(b)のa)を経て開始し、素子形成過
程を、20〜30℃/min の降温スピードによって前記
サファイア基板を冷却する退出過程(図2(b)のg)
を経て終了する。高温プロセスにおける基板の割れの防
止とクラック防止との両立を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体発光素子等の化
合物半導体素子が形成される化合物半導体用の基板に関
し、特に、製造プロセスにおける歩留りを改善し得るサ
ファイア基板の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、青色発光素子、特に、窒化ガリウ
ム系化合物半導体に使用される基板としてはサファイア
がよく知られている。サファイア基板は、厚さ330μ
m程度のものが使われている。この程度の厚さが必要と
されるのは、サファイア基板が薄い場合、基板上に素子
を結晶成長させる際の昇温及び降温によって基板が割れ
てしまうからである。この基板上に一般式 InX Al
Y Ga1-X-Y N (0≦X <1,0≦Y <1)で表され
る窒化ガリウム系化合物半導体を積層させる。この半導
体材料が積層されたウェーハから発光素子用のチップを
切り出す方法としては、高速回転するスピンドルの先端
に取付けられた極薄外周刃によりウェーハのストリート
を切断、あるいは切溝を加工するダイサ(dicing saw)
の使用、ウェーハを個々のダイに分割するために、劈開
性を利用してダイヤモンドカッタ等で引掻き傷を入れる
スクライブ等の使用が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、窒化ガ
リウム系化合物半導体が積層されたウェーハは、サファ
イア基板、窒化ガリウム系化合物半導体の両方ともモー
ス硬度がほぼ9と非常に硬い物質である。また、六方晶
系というサファイア結晶の性質上、劈開性を有していな
いため従来の厚さ(80〜330μm)の基板を使用し
たウェーハを切断する場合、切断面にクラック、チッピ
ング(不定形の破断)が発生しやすくなり綺麗に切断す
ることができずチップ(ダイ)の不良が多発する。
【0004】この結果、半導体素子自身の性能が十分に
発揮されず、例えば、発光素子の効率が低下する。使用
できないチップが増えて、製品の歩留りが低下する。特
に、高価なサファイア基板を使用する場合には、歩留り
は製品価格への影響が大きい。
【0005】よって、本発明の目的は、ウェーハ切断の
際に切断面に発生するクラック、チッピングを減少させ
ることにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、チップを綺麗
に分離することで発光素子の効率を向上させることにあ
る。
【0007】また、本発明の更に他の目的は、サファイ
ア基板を使用する半導体装置の歩留りを向上させること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の化合物半導体の製造方法は、 CVD法に
よってサファイア基板に結晶成長を行って化合物半導体
素子を形成する化合物半導体の製造方法において、上記
サファイア基板を20μm〜60μmの厚さに形成し、
このサファイア基板へのCVD法による素子形成過程
を、前記基板の厚さに応じて、40〜60℃/min 以下
の昇温スピードによって上記サファイア基板を所定温度
まで加熱する導入過程を経て開始し、上記素子形成過程
を、前記基板の厚さに応じて、20〜30℃/min の降
温スピードによって上記サファイア基板を冷却する退出
過程を経て終了する、ことを特徴とする。
【0009】
【実施の形態】本発明は、予め薄く製造したサファイア
基板(20μm≦厚さt≦60μm)に、窒化ガリウム
系化合物等の化合物半導体材料を積層する。この積層過
程においては、薄いサファイア基板が高温環境下で行わ
れる(MO)CVD過程で割れることを防止するため、
(MO)CVD法による積層過程への移行と、積層過程
からの退出とを緩やかな温度変化下に行う。すなわち、
サファイア基板の厚さが20μm〜60μmのとき、昇
温を40〜60℃/min 以下の昇温速度で、降温を熱膨
張係数等が異なる素子膜が基板に積層されたことを更に
考慮して20〜30℃/min 以下の降温速度で行うこと
によって、基板が薄くても割れることを防止できる。基
板をこの薄さにすると、ウェーハ切断の際、綺麗にチッ
プ状に分離ができ、発光素子の効率向上と共に歩留りも
向上する。
【0010】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。まず、サファイア基板の厚さとチッ
プ加工の歩留りの関係について調べた。図1は、化合物
半導体装置が形成された基板のダイシングの際のチップ
の歩留りのグラフを示している。同図において、横軸は
結晶成長時のサファイア基板(2インチ口径のウェー
ハ)の厚さを、縦軸は歩留り(クラック、テッピングに
よるもの)を示している。サファイア基板のブレード条
件は、プレード種はダイヤモンドブレード、刃の厚さは
50μm、カットスピードは2mm/secである。な
お、カットスピードを5mm/secにした場合も同様
のグラフである。
【0011】図1より、ウェーハの厚さtを20μm≦
t≦60μmとして化合物半導体装置を形成した実施例
のサンプルは、歩留りが95%以上得られることが判
る。同じ製造条件でウェーハを厚くしていくと歩留りが
低下し、従来品である330μmの基板を使用したもの
は89%である。すなわち、ウェーハの厚さを20μm
〜60μmとすることによって5%以上歩留りが改善さ
れる。逆に、同じ製造条件でウェーハの厚さが10μm
になると、スクライブする前にウェーハの反りによりウ
ェーハ自体が割れてしまい、歩留りが大きく低下する。
【0012】しかし、20μm〜60μmのような薄い
ウェーハは、CVD(結晶成長)プロセスにおいて、基
板への加熱・冷却で割れてしまうので、従来使用してい
ない。
【0013】そこで、従来プロセスにおける基板の厚さ
と割れの関係について検討を行った。図2(a)は、サ
ファイア基板9(厚さ330μm)への発光素子の従来
の形成(結晶成長)過程における温度プロファイルの例
を説明するものである。基板の雰囲気の温度を常温から
1150℃まで昇温スピード150℃/min で上昇する
温度上昇過程aを行い、1150℃で所定時間、基板の
サーマルクリーニング過程bを行う。次に、雰囲気温度
を550℃に低下する過程cを行い、基板上にGaNバ
ッファ層を成長させる過程dを行う。雰囲気温度を11
50℃に上昇する過程eを経て、基板のGaNバッファ
層上にN型GaN層、P型GaN層を順次に形成する過
程fを行う。雰囲気温度を1150℃から減少し、降温
スピード50℃/min で常温まで放熱する過程gを行
う。
【0014】昇温スピードは加熱装置の出力を制御する
ことにより、降温スピードはCVD装置への雰囲気ガス
の供給量を変えることにより設定する。雰囲気ガスは、
通常の結晶成長と同様、昇温の際には水素を、降温の際
にはアンモニア+水素+窒素とし、CVD装置のチャン
バ内圧は常圧とする。
【0015】図3(a)〜同図(d)は、過程b〜fの
条件を共通にし、種々の厚さの基板について、昇温過程
a及び降温過程gにおける昇温時間、降温時間、を種々
に設定した場合のサファイア基板へのひび割れの発生を
調べた結果を示している。
【0016】図3(a)は、サファイア基板の厚さ20
μmの場合を示しており、常温から1150℃に至る昇
温時間が30分以上で、1150℃から常温に戻る降温
時間も30分以上である場合には、基板の割れは発生し
なかった。この場合の昇温速度は約40℃/min(1
150℃/30分)、降温速度は約40℃/min(1
150℃/30分)である。基板の厚さが20μmの場
合、昇温・降温とも、30分程度の時間をかけ、ゆっく
りと目標温度へ移行させなければならないことが判る。
【0017】図3(b)は、サファイア基板の厚さが6
0μmの場合を示しており、常温から1150℃に至る
昇温時間が20分以上で、1150℃から常温に戻る降
温時間も30分以上である場合には、基板の割れは発生
しなかった。この場合の昇温速度は約60℃/min
(1150℃/20分)、降温速度は約40℃/min
(1150℃/30分)である。
【0018】図3(c)は、サファイア基板の厚さが1
00μmの場合を示しており、常温から1150℃に至
る昇温時間が10分以上で、1150℃から常温に戻る
降温時間も30分以上である場合には、基板の割れは発
生しなかった。この場合の昇温速度は約115℃/mi
n(1150℃/10分)、降温速度は約40℃/mi
n(1150℃/30分)である。
【0019】図3(d)は、サファイア基板の厚さが従
来の330μmの場合を示しており、常温から1150
℃に至る昇温時間が5分以上で、1150℃から常温に
戻る降温時間も20分以上である場合には、基板の割れ
は発生しなかった。この場合の昇温速度は約230℃/
min(1150℃/5分)、降温速度は約60℃/m
in(1150℃/20分)である。サファイア基板
は、基板の厚さが厚くなる程、温度変化に対して強くな
ることが判る。図3(a)及び同(b)より、20μm
の薄いサファイア基板では40℃/min以下の昇温速
度(温度上昇)となるようにする必要があることが判
る。60μmの薄いサファイア基板では60℃/min
以下の昇温速度となるようにする必要があることが判
る。また、20μm及び60μmの基板では、基板のみ
の場合(素子を積層していない状態)は降温速度は、約
40℃/min以下であればよいことが判る。しかしな
がら、実際には、サファイア基板に素子を形成した後に
降温するので、熱膨張率等が異なる材料が積層されるこ
とを加味すると経験的に降温速度を昇温速度の半分程度
に抑えるのがよい。そこで、20μmの基板の場合は素
子が積層された状態では降温速度を20℃/min以下
とする。60μmの基板の場合は素子が積層された状態
では降温速度を30℃/min以下とする。
【0020】なお、図3(a)〜同(d)において、昇
温時間に比べて降温時間を予め長くして測定しているの
は、GaN等とサファイア基板は、熱膨張係数、格子定
数が大きく異なるため、基板にGaN等の結晶を成長さ
せた後の温度変化の方が基板の割れへの影響が大きいと
考えられ、ゆっくりと温度を下げる必要があること、ま
た、装置構造上の理由から降温は放射冷却に近い状態の
ため、時間がかかることによる。
【0021】従って、20μm〜60μmのような薄い
サファイア基板でもCVDプロセスにおける最初の昇温
過程aの昇温スピード及び結晶成長後の降温過程gの降
温スピードをそれぞれ基板の厚さに応じて40〜60℃
/min 以下、20〜30℃/min 以下で行えば、基板の
割れを防止することが可能である。
【0022】このように、サファイア基板の厚さを20
μm〜60μmと薄くし、図2(b)に示すよう、CV
Dプロセスにおける最初の昇温過程aの昇温スピードを
40〜60℃/min 以下とし、高温プロセスを終了する
降温過程gの降温スピードを基板に素子層が形成された
ことを考慮して昇温スピードの約1/2の20〜30℃
/min 以下として、より緩やかな温度傾斜とすることに
よって、ウェーハ切断におけるクラック及びクリッピン
グを防止し、かつ、CVDプロセスにおける基板の割れ
を防止することが可能となる。
【0023】この温度プロファィルの結晶成長プロセス
による化合物半導体装置の製造例について説明する。図
4は、化合物半導体装置の例として発光素子の構造例を
示している。同図において、1はサファイア基板、2は
GaN(窒化ガリウム)バッファ層、3はN型GaN
層、4はP型GaN層、5はAu/Ni(金/ニッケ
ル)電極、6はTi/Al(チタン/アルミニウム)電
極である。
【0024】図5〜図11は、図4に示す発光素子の製
造プロセスの例を示している。上述したように、基板の
厚さtが20μm≦t≦60μmの範囲内で選択された
厚さのサファイア・ウェーハを半導体基板として用い
る。
【0025】図2(b)に示す温度プロファイルでMO
CVD装置によって、基板に結晶を成長させる。まず、
サファイア基板1を収容したMOCVD装置のチャンバ
内の温度を、還元性の水素ガス雰囲気下で、40℃/mi
n (tが20μmのとき)〜60℃/min (tが60μ
mのとき)の昇温スピードで1150℃まで比較的に緩
やかに上昇し(図2(b)のa)、所定時間の基板のサ
ーマルクリーニングを行う(同図b)。次に、チャンバ
内の温度を550℃に降温し(同図c)、(0001)
結晶構造のサファイア基板上1に、MOCVD法によっ
てアモルファス状のGaN層2を厚さ0.04μm程度
形成する(同図d)。温度を1150℃に上昇し(同図
e)、MOCVD法により、N型不純物を追加したN型
GaN層3を厚さ4.0μm程度形成する。更に、P型
不純物を追加したP型GaN層4を厚さ1.0μm程度
順次形成する(同図f)。この結果、図5に示すよう
に、MOCVD法によってサファイア基板1に、発光素
子のGaNバッファ層2、N型GaN層3、P型GaN
層4が結晶成長によって順次積層される。
【0026】次に、GaN層4の上に、CVD法によ
り、SiO2 (酸化シリコン)膜7を500nmの厚さ
に堆積する(図6)。その後、アンモニア+水素+窒素
ガス雰囲気下でチャンバ内の温度を降温スピード20℃
/min (tが20μm)〜30℃/min (tが60μ
m)で常温までゆっくりと低下し(同図g)、基板をチ
ャンバから取出す。SiO2 膜7にフォトレジストを塗
布し、パターン露光、現像を行って、レジストマスク8
を形成する(図7)。レジスト8をマスクとしてSiO
2 膜7をHF(フッ化水素)溶液にてエッチングし、S
iO2 マスク7aを形成する(図8)。
【0027】SiO2 マスク7aをマスクとし、180
〜200℃の熱リン酸によりP型GaN層4とN型Ga
N層3の一部をエッチングし、N型GaN層3の一部を
露出させる。エッチング量はエッチング時間により制御
できる(図9)。HF溶液にてSiO2 マスク7aを選
択的にエッチングし、除去する(図10)。
【0028】次に、P型GaN層4上にP電極としてA
u/Ni層7、N型GaN層3上に、N電極としてTi
/Al層8を蒸着により形成する(図11)。
【0029】この様にして、サファイア基板に化合物半
導体装置を形成した後、ダイシングを行う。すなわち、
サファイア基板1側からダイヤモンドカッタ装置によっ
てスクライブして引掻き傷(加工溝)を入れ、ブレーキ
ング装置(wafer breaking equipment)によってウェーハ
の引掻き傷に沿って割れ目を入れて、ダイに分割する。
【0030】なお、基板の厚さtを20μm≦t≦60
μmの範囲とするために、MOCVDプロセスで割れの
生じない厚さ、例えば、従来の80〜330μmの基板
を用いて素子形成を行った後で、基板を薄くすることが
できる。例えば、基板への結晶成長後、ウェーハの裏面
を上にして治具に固定し、ボロンカーバイト等の研磨剤
を用いて上記範囲の基板の厚さまでウェーハ裏面から研
磨を行う。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、化合物半導体の製造においてサファイア基板の厚さ
が20μm〜60μmのものを用いかつ結晶成長過程
(高温プロセス)における最初の昇温及び結晶成長後の
降温の温度プロファイルを特定の緩やかな傾斜で行うの
で、CVDプロセスにおけるウェーハの割れを抑制しつ
つダイシングの際の歩留りを従来品より向上させること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基板の厚さとチップ化の歩留りの関係を示すグ
ラフである。
【図2】本発明と従来例との温度プロファイルの違いを
説明する説明図である。
【図3】基板の厚さと昇温及び降温による基板の割れの
関係を説明する説明図である。
【図4】化合物半導体装置の構造例を説明図である。
【図5】化合物半導体装置の製造プロセスを示す示す第
1の工程図である。
【図6】化合物半導体装置の製造プロセスを示す第2の
工程図である。
【図7】化合物半導体装置の製造プロセスを示す第3の
工程図である。
【図8】化合物半導体装置の製造プロセスを示す第4の
工程図である。
【図9】化合物半導体装置の製造プロセスを示す第5の
工程図である。
【図10】化合物半導体装置の製造プロセスを示す第6
の工程図である。
【図11】化合物半導体装置の製造プロセスを示す第7
の工程図である。
【符号の説明】
1 サファイア基板 2 GaNバッファ層 3 N型GaN層 4 P型GaN層 5 Au/Ni電極 6 Ti/Al電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CVD法によってサファイア基板に結晶成
    長を行って化合物半導体素子を形成する化合物半導体の
    製造方法であって、 前記サファイア基板を20μm〜60μmの厚さに形成
    し、 このサファイア基板へのCVD法による素子形成過程
    を、前記基板の厚さに応じて、40〜60℃/min 以下
    の昇温スピードによって前記サファイア基板を所定温度
    まで加熱する導入過程を経て開始し、 前記素子形成過程を、前記基板の厚さに応じて、20〜
    30℃/min 以下の降温スピードによって前記サファイ
    ア基板を冷却する退出過程を経て終了する、 ことを特徴とする化合物半導体の製造方法。
  2. 【請求項2】前記素子形成過程は、MOCVD法であ
    る、 ことを特徴とする請求項1記載の化合物半導体の製造方
    法。
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