JPH09129426A - 木質磁石 - Google Patents
木質磁石Info
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Abstract
導性が低く、釘を打ったり、鉋または鋸によって簡単に
加工することができ、さらに木質材としての優しい素材
感と自然感を生かしつつ、木質系磁石を提供する。 【解決手段】 磁性材粉末が木質粉とともに成形されて
いることを特徴とする木質磁石、および硬質磁性材粉末
が分散された液体により含浸もしくは注入処理された木
質材からなることを特徴とする木質磁石。
Description
るものである。さらに詳しくは、この発明は、自然の質
感や色調に優れ、さらには加工性にも優れた木質材の特
徴を生かしつつ、家庭木工製品、電気機器、情報通信機
器、計測機器、音響機器、医療家具製品、養護施設・育
児施設および老人ホームなどの介護施設等において有用
な、新しい木質磁石に関するものである。
合化技術等の発展にともない、合板、集成材、パーティ
クルボード等の種々の加工木材が開発され、強度、防水
性、耐熱性等の性能の向上が図られてきている。また、
木粉と接着剤とを混合し、これを種々の形状の製品に成
形することが行われてきている。さらには、木材の化学
処理により、木材を改質したり、木材に新しい機能を付
与したりすることが行われてきており、帯電防止用の導
電材料を組み合わせた木質材等が開発されている。この
ような高付加価値化した木質材の開発の進展に伴って、
木質材としの優しい素材感と自然感を生かした有用な機
能性木質系材料を提供することが期待されている。
への電子機器およびパソコン、ファクシミリ等に代表さ
れる情報通信機器の導入が急速に進められており、これ
らの機器から発生する電磁波等による機器相互の電磁気
的干渉が問題視されてきている。このようなことから、
家庭内等の機器、家具および壁についても電波吸収機能
や磁気シールド機能といった新しい機能を有する木質材
の出現が要求されている。
る材料としては、鉄、コバルト等の磁性金属や、フェラ
イト等のセラミックス材を用いることが一般的であり、
これらの磁性材料を家具等に用いる場合には、その肌触
りが硬質で、無機的であり、冷たさを感じさせることか
ら、望ましい材料とは言えないのが実情であった。この
ような状況において、この発明の発明者は、木質材の特
徴を生かしつつ、木質材に磁性特性を付与することにつ
いて鋭意検討を進めてきた。そして、その成果として、
磁性流体を用いて木質材を含浸、注入処理して磁性木質
材を製造すること等による新しい技術的可能性を提案し
てきた。
可能性についての端部が拓かれたばかりの状況であるこ
とから、さらなる技術発展として、たとえば電磁誘導加
熱や、電磁気シールド等をも可能とする全く新しい磁性
木質材の開発が強く望まれていたのが実情であった。そ
こで、この発明は、以上の通りの従来技術の問題点を解
消するためになされたものであり、木質材の暖かさと優
しい素材感を生かしつつ、硬質磁性材料の特性を有した
新しい機能の木質磁石を提供することを目的としてい
る。
を解決するものとして、硬質磁性材粉末が木質粉ととも
に成形されていることを特徴とする木質磁石(請求項
1)を提供する。また、この磁石について、硬質磁性粉
末が分散された液体により混合または注入処理された木
質粉が成形されていること(請求項2)や、樹脂ととも
に成形されていること(請求項3)をその態様の一つと
して提供する。
が分散された液体により含浸もしくは注入処理された木
質材からなることを特徴とする木質磁石(請求項4)、
樹脂とともに含浸もしくは注入処理された木質材からな
る木質磁石(請求項5)も提供する。そして、この発明
は、軟質磁性粉末が含有されている上記いずれかの木質
磁石(請求項6)や、これらの磁石を用いた電磁気シー
ルド材(請求項7)をも提供する。
材の種類に特に限定はなく、天然の木材をはじめとし
て、合板、集成材、さらにはパーテクルボード等の加工
木質材の適宜なものが使用される。また、硬質磁性粉末
について、これを分散する液体、さらには樹脂について
は、これまでに知られている各種のうちの任意のものを
使用することができる。その用途、材料の特徴に応じ
て、混合、分散、注入、塗布の手段を選択し、これらを
単独であるいは適宜に組み合わせて適応してよい。ま
た、注入においては、減圧、加圧いずれの条件でも良
く、これらの手段、そして塗布においても、従来公知の
素材と手法によって、この発明の木質系磁石を得ること
ができる。
比較すると比重が軽く、熱伝導性が低く、釘を打った
り、鉋または鋸によって簡単に加工することができ、さ
らに木質材としての優しい素材感と自然感を生かしつ
つ、硬質磁性材料の特性を有する木質磁石を作製するこ
とができる。そして、この発明の木質磁石は、種々の形
状および磁気特性を持たせることが可能である。また、
この発明の磁石は、壁ボード等に用いることによって磁
気吸着機能を有するボードとして使用することができ
る。さらにこのボードは、外部から磁界を与えることに
よって簡単に非接触で移動させることができる。
する複合磁性木質材を作製することもできる。以下、実
施例を示してさらに詳しくこの発明の磁性木質材につい
て説明する。
定とし、硬質磁性材の粉末量をパラメータとして木質磁
石を作製した。磁性体の粉末量は、5.0g(48wt
%)、7.5g(58wt%)、10.0g(65wt
%)、12.5(69wt%)、15.0g(73wt
%)とした。
0℃の恒温槽で5時間乾燥させて絶乾状態にした。これ
は、硬質磁性材の粉末が酸化しやすいので、作製後の特
性の変化を防ぐためである。次に、表1に示したよう
に、乾燥させた桂材(粒径106μm)0.5gと硬質
磁性材であるサマリウムコバルト材(平均粒径21μ
m)の粉末を5.0〜15.0g混合して攪拌した。
性材の粉末の混合物を入れ、さらにエポキシ樹脂接着剤
の主剤と硬化剤を混合して攪拌した。エポキシ樹脂接着
剤は全量5gを用いた。添付した図面の図1は、この発
明の木質系磁石および木材磁石の磁化特性を測定するた
めに用いた試料形状とその寸法を示したものである。
れて加圧した後、固まった試料を図1に示した形状、寸
法に旋盤によって加工した。振動試料型磁力計を用いて
これらの試料の直流磁化特性を温度22.4℃において
測定した。添付した図2、図3、図4、図5、図6は、
硬質磁性材料の粉末量が5.0g、7.5g、10.0
g、12.5g、15.0gの場合の測定結果を示した
ものである。
磁力、および最大エネルギー積を計測した。添付した図
面の図7は、硬質磁性体の粉末量と残留磁束密度の関係
を示したものである。また、図8は、硬質磁性体の粉末
量と保磁力の関係を示したものである。さらに、図9
は、硬質磁性体の粉末量と最大エネルギー積の関係を示
したものである。
の割合を増加するにつれて、永久磁石としての性能が向
上することがわかった。さらに比較として、一般のゴム
磁石とプラスチック磁石の硬質磁性材料としての特性及
び特徴を表2に示した。
おり、従来の永久磁石と比較すると比重が軽く、釘を打
ったり、鉋または鋸によって簡単に加工することがで
き、さらに木質材としての優しい素材感と自然感を生か
しつつ、硬質磁性材料の特性を有する木質系磁石または
木質磁石を作製することができる。
または微粒子を注入した木材または木質材と硬質磁性材
の粉末または微粒子を注入した木材または木質材を組み
合わせることで、電波吸収機能または磁気シールド機能
を有することを特徴とする複合磁性木材または複合磁性
木材を作製することができる。
性を測定するために用いた試料形状とその寸法を示した
図である。
たこの発明の木質系磁石の直流磁化特性の測定結果を示
した図である。
た図である。
した図である。
した図である。
した図である。
示した図である。
図である。
係を示した図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 硬質磁性材粉末が木質粉とともに成形さ
れていることを特徴とする木質磁石。 - 【請求項2】 硬質磁性粉体が分散された液体により混
合または注入処理された木質粉が成形されていることを
特徴とする木質磁石。 - 【請求項3】 樹脂とともに成形されている請求項1ま
たは2の木質磁石。 - 【請求項4】 硬質磁性材粉末が分散された液体により
含浸もしくは注入処理された木質材からなることを特徴
とする木質磁石。 - 【請求項5】 樹脂とともに含浸もしくは注入処理され
た木質材からなる請求項4の木質磁石。 - 【請求項6】 軟質磁性粉末が含有されている請求項1
ないし5のいずれかの木質磁石。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかの木質磁石
を用いた電磁気シールド材。
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---|---|---|---|
JP07280764A JP3135829B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 木質磁石 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07280764A JP3135829B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 木質磁石 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09129426A true JPH09129426A (ja) | 1997-05-16 |
JP3135829B2 JP3135829B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=17629634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07280764A Expired - Fee Related JP3135829B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 木質磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3135829B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007245419A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Iwate Univ | 磁性木材 |
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---|---|---|---|---|
JP6113984B2 (ja) * | 2012-09-18 | 2017-04-12 | 有限会社河野石材店 | 墓石の外柵における燈明台装置 |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP07280764A patent/JP3135829B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007245419A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Iwate Univ | 磁性木材 |
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