JPH0231403A - プラスチック磁芯 - Google Patents
プラスチック磁芯Info
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- JPH0231403A JPH0231403A JP63181177A JP18117788A JPH0231403A JP H0231403 A JPH0231403 A JP H0231403A JP 63181177 A JP63181177 A JP 63181177A JP 18117788 A JP18117788 A JP 18117788A JP H0231403 A JPH0231403 A JP H0231403A
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Landscapes
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、トランス、インダクター、モーター磁気ヘッ
ド等に用いられる磁芯に関する。
ド等に用いられる磁芯に関する。
(従来の技術)
磁芯材料として要求される特性は、保磁力と残留磁気と
が小さく、したがって、ヒステリシス損が小さいこと、
飽和磁気の値が大ぎいこと、電気抵抗率が大きいこと、
透磁率が大きいこと、透磁率が一定であること、機械的
並びに電磁的衝撃に対して安定であること等であり、使
用目的に応じて種々な磁芯材料が用いられている。
が小さく、したがって、ヒステリシス損が小さいこと、
飽和磁気の値が大ぎいこと、電気抵抗率が大きいこと、
透磁率が大きいこと、透磁率が一定であること、機械的
並びに電磁的衝撃に対して安定であること等であり、使
用目的に応じて種々な磁芯材料が用いられている。
金属磁芯としては、純鉄、コバルト、ニッケル、ケイ素
鋼、パーマロイ、スーパーマロイ等があり、圧粉磁芯と
しては、カーボニル鉄ダスト、モリブデンパーマロイ、
センダスト等があり、酸化物磁芯としてはMn−2n系
フエライト、Ni−Zn系フェライト、Mq−Zn系フ
ェライト等がある。
鋼、パーマロイ、スーパーマロイ等があり、圧粉磁芯と
しては、カーボニル鉄ダスト、モリブデンパーマロイ、
センダスト等があり、酸化物磁芯としてはMn−2n系
フエライト、Ni−Zn系フェライト、Mq−Zn系フ
ェライト等がある。
これらの磁芯は各々特徴と欠点を持っている。
例えば、純鉄芯は磁気特性は秀れているが、交流回路に
使用する材料としては抵抗率が小さく、渦電流損が大ぎ
い欠点がある。
使用する材料としては抵抗率が小さく、渦電流損が大ぎ
い欠点がある。
この欠点を除去するためにケイ素鋼芯が開発された。
また、パーマロイは高透磁率、低ヒステリス損という特
徴を持つが、抵抗率が小さく、また、高磁場においての
磁束密度が低いという欠点を有している。
徴を持つが、抵抗率が小さく、また、高磁場においての
磁束密度が低いという欠点を有している。
パーマロイは焼入れ操作が相当に面倒であり、また、交
流回路に使用する場合には抵抗率が小さい等の欠点があ
る。この欠点を改良したものがスーパーマロイである。
流回路に使用する場合には抵抗率が小さい等の欠点があ
る。この欠点を改良したものがスーパーマロイである。
センダストは透磁率も大きく、また、ヒステリシス損が
小さい特徴を持つが、機械的に脆弱である欠点がある。
小さい特徴を持つが、機械的に脆弱である欠点がある。
通信回路の磁気誘導を得る目的に使用される磁芯材料は
、使用周波数が高くなるにしたがって渦電流損、ヒステ
リシス損等に基づくエネルギー損失が増加し、磁芯の実
効透磁率が急激に減少する。
、使用周波数が高くなるにしたがって渦電流損、ヒステ
リシス損等に基づくエネルギー損失が増加し、磁芯の実
効透磁率が急激に減少する。
この実効透磁率および実効抵抗の変化をできるだけ僅小
にとどめ、かつ、非直線歪を小さくする目的で磁性材料
を微粉末とし、その表面を絶縁層で覆い、加圧成形した
ものが圧粉磁芯である。
にとどめ、かつ、非直線歪を小さくする目的で磁性材料
を微粉末とし、その表面を絶縁層で覆い、加圧成形した
ものが圧粉磁芯である。
カーボニル鉄ダストは、カーボニル鉄
[Fe (C○)5]を加熱分解して得られる純鉄に近
い球状の微粒子を用いた磁芯材料であり、直径数ミクロ
ンの微粒子が容易に得られるので、渦電流損が極めて小
さい特徴があり、加えられる磁界による透磁率の変化が
少なく、また、温度係数も小さい特徴を持っているが、
高い透磁率のものは得られない欠点がある。
い球状の微粒子を用いた磁芯材料であり、直径数ミクロ
ンの微粒子が容易に得られるので、渦電流損が極めて小
さい特徴があり、加えられる磁界による透磁率の変化が
少なく、また、温度係数も小さい特徴を持っているが、
高い透磁率のものは得られない欠点がある。
モリブデンパーマロイは、ヒステリシス損が小さく、低
い周波数の範囲で使用する場合には極めて低損失である
が、透磁率が温度の影響を受ける欠点がある。
い周波数の範囲で使用する場合には極めて低損失である
が、透磁率が温度の影響を受ける欠点がある。
酸化物磁芯としてのフェライトは、高温で焼結して得ら
れる固い焼結体である。
れる固い焼結体である。
Mn−7−n系フェライトは渦電流損があるので低損失
磁芯としては数百kHzが使用の限度であるが、透磁率
が大きい特徴がある。
磁芯としては数百kHzが使用の限度であるが、透磁率
が大きい特徴がある。
Ni−7n系フエライトは、抵抗率が1キロオ一ムメー
トル以上と非常に高く、渦電流損が無視できるのでMH
2台まで使用でき、低損失である特徴があるが、透磁率
が低い欠点がある。
トル以上と非常に高く、渦電流損が無視できるのでMH
2台まで使用でき、低損失である特徴があるが、透磁率
が低い欠点がある。
上記のように、種々な磁芯材料が従来から使用されてい
るが、これらは様々な特徴と欠点を持っている。
るが、これらは様々な特徴と欠点を持っている。
(解決しようとする問題点)
上記のように、透磁率が高い磁芯は抵抗率が小さいため
渦電流損が大きく、したがって、用途は低周波に限られ
る欠点がある。
渦電流損が大きく、したがって、用途は低周波に限られ
る欠点がある。
また、高い周波数に用いられる磁芯は透磁率が小さく、
かつ、高価である欠点がある。
かつ、高価である欠点がある。
本発明は、このような欠点を除去し、渦電流損が小さく
、しかも、透磁率が大きく、さらに、安価な磁芯を提供
しようとするものである。
、しかも、透磁率が大きく、さらに、安価な磁芯を提供
しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、高透磁率である粉末状もしくは短繊維状の磁
芯材料を有機高分子材料で接着し、固化成形することに
よって目的を達成することかできる。
芯材料を有機高分子材料で接着し、固化成形することに
よって目的を達成することかできる。
本発明においては、高透磁率である粉末状もしくは短繊
維状の磁芯材料として、純鉄、ケイ素鋼、センダス1〜
、パーマロイ、スーパーマロイ、ミューメタル、Mn−
7n系フエライ1〜等の粉末を用いることができる。
維状の磁芯材料として、純鉄、ケイ素鋼、センダス1〜
、パーマロイ、スーパーマロイ、ミューメタル、Mn−
7n系フエライ1〜等の粉末を用いることができる。
粉末の粒径は短半径が100μm以下、特に高周波用は
1μm以下とできるだけ小さく、かつ、繊維状であるこ
とが望ましい。
1μm以下とできるだけ小さく、かつ、繊維状であるこ
とが望ましい。
有機高分子材料としては、フェノール樹脂、アクリル樹
脂、シアンアクリル樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂
、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン等を用いる
ことができる。
脂、シアンアクリル樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂
、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン等を用いる
ことができる。
磁芯粉末とこれらの有機高分子材料は配合したのち、充
分に練り込むことが必要であり、さらに練り込んだのち
、充分に真空脱泡することが望ましい。これらの操作が
適切でない場合、透磁率の極端な低下がみられることが
ある。
分に練り込むことが必要であり、さらに練り込んだのち
、充分に真空脱泡することが望ましい。これらの操作が
適切でない場合、透磁率の極端な低下がみられることが
ある。
成形法としては、型の中で室温で硬化させる方法、射出
成形法等を用いることができる。
成形法等を用いることができる。
本発明によって得られた磁芯は電気伝導度が著しく低下
するため渦電流損が極めて小さくなる。
するため渦電流損が極めて小さくなる。
また、高透磁率の微粉末を用いることにより高周波領域
でも透磁率が大ぎい磁芯を得ることができる。
でも透磁率が大ぎい磁芯を得ることができる。
(実施例)
粒径10μmのスーパーマロイの粉末に8重量パーセン
トのエポキシ樹脂を配合し、充分に練り込んだのち、真
空脱泡した。
トのエポキシ樹脂を配合し、充分に練り込んだのち、真
空脱泡した。
この材料をテフロン型に流し込み、常温で固化成形した
。
。
このようにして得られたプラスチック磁芯の比透磁率は
300であり、電気抵抗率は1キロオー4゜ っだ。
300であり、電気抵抗率は1キロオー4゜ っだ。
(発明の効果)
本発明によれば、粉末もしくは短繊維状の磁芯材料を有
機高分子材料で被覆し接着するため、抵抗率が著しく増
加し、渦電流損が極めて小さくなるため、磁芯材料自体
よりより高周波領域に使用できる特徴がある。
機高分子材料で被覆し接着するため、抵抗率が著しく増
加し、渦電流損が極めて小さくなるため、磁芯材料自体
よりより高周波領域に使用できる特徴がある。
また、高透磁率の微粉末を用いることにより、高周波で
も透磁率が大きい磁芯が得られる特徴がある。
も透磁率が大きい磁芯が得られる特徴がある。
さらに、成形法が容易であるため、安価に成形できる利
点がある。
点がある。
第1図は本発明の1実施例を示す断面斜視図である。1
は樹脂、2は磁芯粉末である。
は樹脂、2は磁芯粉末である。
Claims (1)
- 保磁力が5エルステッド以下、比透磁率10以上の粉末
状もしくは短繊維状の磁芯材料を、有機高分子材料を接
着硬化剤として用いて固化成形せしめたことを特徴とす
るプラスチック磁芯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63181177A JPH0231403A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | プラスチック磁芯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63181177A JPH0231403A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | プラスチック磁芯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0231403A true JPH0231403A (ja) | 1990-02-01 |
Family
ID=16096229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63181177A Pending JPH0231403A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | プラスチック磁芯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0231403A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000048211A1 (fr) * | 1999-02-10 | 2000-08-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Materiau magnetique composite |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP63181177A patent/JPH0231403A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000048211A1 (fr) * | 1999-02-10 | 2000-08-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Materiau magnetique composite |
US6558565B1 (en) | 1999-02-10 | 2003-05-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Composite magnetic material |
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