JPH09129383A - 放電ランプを作動させるための回路装置及びこの回路装置を有する小型放電ランプ - Google Patents

放電ランプを作動させるための回路装置及びこの回路装置を有する小型放電ランプ

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JPH09129383A
JPH09129383A JP8276166A JP27616696A JPH09129383A JP H09129383 A JPH09129383 A JP H09129383A JP 8276166 A JP8276166 A JP 8276166A JP 27616696 A JP27616696 A JP 27616696A JP H09129383 A JPH09129383 A JP H09129383A
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JP
Japan
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discharge lamp
circuit
operating
lamp
circuit device
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JP8276166A
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English (en)
Inventor
Veldhuizen Robert Henk Van
ロベルト、ヘンク、バン、ベルドヒュイゼン
Leonardus G J Verhees
レオナルドゥス、ゴーデフリードゥス、ヨハネス、ベルヒース
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/282Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices
    • H05B41/285Arrangements for protecting lamps or circuits against abnormal operating conditions
    • H05B41/2851Arrangements for protecting lamps or circuits against abnormal operating conditions for protecting the circuit against abnormal operating conditions
    • H05B41/2855Arrangements for protecting lamps or circuits against abnormal operating conditions for protecting the circuit against abnormal operating conditions against abnormal lamp operating conditions
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H11/00Emergency protective circuit arrangements for preventing the switching-on in case an undesired electric working condition might result

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電ランプ(LA)を作動させるための回路
装置を提供する。 【解決手段】 電源への接続のための入力端子(K1
2 )と、電源より供給された電圧の整流のための、入
力端子に結合した整流装置(D1 〜D4 )と、整流装置
に結合した蓄電手段(C2 )と、蓄電手段に結合され、
かつ、放電ランプを接続する端子を有する直流−交流変
換器(III )とを備える回路装置において、与えられた
値W1よりも振幅の大きい周期的な電流パルスを検出す
る手段I (R1 〜R6 ,T1 ,T2 、C1 /R6 ,V ,
VI,VII )、及び手段Iと結合して回路装置の作動状態
を変化させる手段II(IIA ,S1 )が付加される。 【効果】 これによって、この回路装置が不適切な調光
器とともに使用された場合に、回路装置が損傷を受けな
いようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源に接続するた
めの入力端子と、電源より供給される電圧を整流するた
めに、入力端子に結合された整流手段と、整流手段に結
合された蓄電手段と、蓄電手段に結合され、かつ、放電
ランプを接続する端子を有する直流−交流変換器と、を
備えた放電ランプを作動させるための回路装置に関す
る。
【0002】本発明は、また、電気的接点を有するキャ
ップ、及びそのような回路装置を備えた小型放電ランプ
にも関連する。
【0003】
【従来の技術】最初の段落において言及した回路装置
は、米国特許第 4,935,672号明細書によって知られてい
る。この既知の回路装置は、個々に電気的接点のあるラ
ンプキャップを有する小型蛍光灯などの小型放電ランプ
において広く使用されており、また白熱灯にも用いられ
ている。同様のランプキャップのおかげで、以前は白熱
灯のみが使用されていた多くの適用箇所で、小型蛍光灯
が使用に適したものとなっている。白熱灯と比較して小
型蛍光灯の重要な利点は、寿命が相当に長いことと、使
用電力量がかなり少ないことである。白熱灯と比較して
小型蛍光灯の不利な点は、白熱灯用に設計された調光器
では、小型蛍光灯を調光することが不可能な場合が非常
に多いことである。
【0004】しかしながら、このような小型放電ランプ
の多数の使用者はこの点に気付いていない。白熱灯用に
設計された調光器のほとんどは、供給電圧の各周期の半
分の期間の一部にわたって、調光器が供給電圧を中断す
ることによって調光が実現されている。白熱灯は主とし
てオーム抵抗器のようにふるまう。白熱灯がこのような
調光器によって調光されると、供給電圧の各周期の半分
の期間の一部にわたって、白熱灯の白熱線に電流が流れ
ないということを意味する。各周期の半分の期間の残り
は白熱灯の白熱線に電流が流れ、その電流の強さは調光
されていない白熱灯の白熱線を流れるものとほぼ同等で
ある。
【0005】しかしながら、最初の段落において言及し
た放電ランプを作動させるための回路装置は、蓄電手段
が存在するために容量性インピーダンスのようにふるま
う。電源から引き出された電流は脈動し、供給電圧の各
周期の半分のうち比較的わずかな期間しか流れない。こ
のような回路装置と白熱灯用に設計された調光器とを組
み合わせて使用すると、その調光器が各周期の半分の期
間において供給電圧を中断する時間間隔にもよるが、調
光しなかった放電ランプの場合と比較して、回路装置は
電源から振幅のより大きい電流パルスを引き出すかもし
れない。その結果、回路装置の構成部分が損傷を受けた
り、寿命を著しく短縮させたりするおそれがある。
【0006】本発明の目的は、放電ランプを作動させる
ための回路装置を提供することであり、なおかつ、この
回路装置が不適切な調光器とともに使用された場合に、
回路装置が損傷を受けたり、寿命を短縮させたりしない
ものを提供することである。本発明のもう一つの目的
は、白熱灯に置き換えるに適切な小型放電ランプを提供
することであり、なおかつこの小型放電ランプが不適切
な調光器とともに使用された場合に、損傷を受けないも
のを提供することである。
【0007】最初の段落において言及した回路装置はこ
の目的のためのものであり、この回路装置に対して、与
えられた値W1よりも大きな振幅をもつ周期的な電流パ
ルスを検出する手段I、及び手段Iと結合して回路装置
の作動状態を変化させる手段IIを付加したことを特徴と
している。
【0008】第2の段落において言及した放電ランプは
この目的のためのものであり、小型放電ランプに本発明
の回路装置を付加したことを特徴としている。
【0009】本発明の回路装置が、不注意あるいは知ら
ずに本回路装置には不適切な調光器とともに使用される
と、調光器の設定にもよるが、入力端子を通じて周期的
な電流パルスが流れ、その振幅が与えられた値W1より
も大きい場合があるかも知れない。このような周期的な
電流パルスは手段Iによって検出され、これが手段IIを
起動させる。次いで、手段IIが回路装置の作動状態を変
化させる。この作動状態の変化は、与えられた値W1よ
りも大きい電流を示す電流パルスの以後の発生を回避す
るように選択される。与えられた値W1よりも振幅の大
きい電流パルスは、例えば過渡現象によって引き起こさ
れる場合があるかもしれない。しかしながら、回路装置
に不適切な調光器を使用した場合に引き起こされる周期
的な電流パルスのように、比較的多数のそのような電流
パルスが過渡現象の結果生じるとは考え難い。従って、
過渡現象の発生は、作動状態に変化を及ぼすように手段
IIに影響を及ぼすことは極めて稀である。
【0010】手段Iは、電流センサとこの電流センサと
結合した積分器によって簡単に実現することができる。
電流センサは、電源によって提供される電流パルスある
いはこの電流パルスに起因する電流が、電流センサを通
って流れるように回路装置の中に組み込まれる。積分器
の出力部の信号は、与えられた値よりも大きい振幅をも
つ周期的な電流パルスが生じると手段IIを起動させる値
を示す。この積分器の大きさは、与えられた値W1より
も振幅の大きい電流パルスの数が相当短期間に相当多数
発生した場合に限定して出力部における信号の値が手段
IIを起動させるようにしても良い。後者は周期的な電流
パルスの場合であるが、通常過渡現象は伴わない。
【0011】非常に信頼性の高い手段Iの具体例は、電
流センサ、コンパレータ、カウンタ及びタイマ回路によ
って構成される。上述した手段Iの実施形態は、ランプ
作動時には電流センサが電源によって提供される電流パ
ルス、あるいはこれに起因する電流を通過させる。この
電流センサは、コンパレータの第1の入力部に結合され
ている。与えられた値W1を測定するための信号は、ラ
ンプ作動時にはコンパレータの第2の入力部に加えられ
る。コンパレータの出力部はカウンタの入力部に接続さ
れる。与えられた値W1よりも振幅の大きい電流パルス
が一つでも現れると、コンパレータの出力部の信号は低
から高へ、またはその逆へ切り替わる。このようにし
て、カウンタは与えられた値W1よりも振幅の大きい電
流パルスを数える。タイマ回路は、与えられた時間Δt
1が経過するたびにカウンタをリセットする。与えられ
た時間Δt1の間に計数された電流パルスの数が与えら
れた基準値よりも大きくなった場合、カウンタは手段II
を起動させることになる。
【0012】実際には、手段IIが供給電圧を中断する装
置によって構成されている場合に、良好な結果が得られ
た。電流パルスの振幅が大き過ぎることによって引き起
こされる回路装置の損傷は、この方法で効果的に防止さ
れる。
【0013】また、比較的安価で非常に有効な手段IIの
実施形態は、一つまたは複数のスイッチング素子によっ
て構成される直流−交流変換器がランプ作動時に交互に
通電したり、遮断したりするとき、この手段IIはスイッ
チング素子を非伝導性にする装置とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明による回路装置、及び小型
放電ランプの実施形態を、図面を参照して以下に説明す
る。図1において、K1 及びK2 は電源と接続するため
の入力端子である。R7 は正特性サーミスタ(以下、フ
ジスターと略称する)である。ダイオードD1 〜D4
ダイオードブリッジを形成し、これがこの実施形態にお
いては電源によって供給される電圧を整流するための整
流装置を形成している。コンデンサC2 は蓄電手段を形
成し、これが整流装置と結合されている。回路部III は
直流−交流変換器であり、その端子には放電ランプLA
が接続されている。端子K3 、トランジスタT1 及びT
2 、オーム抵抗器R1 〜R6 、及びコンデンサC1 はと
もに与えられた値W1よりも大きな振幅をもった周期的
な電流パルスを検出する手段Iを構成している。オーム
抵抗器R6 は電流センサである。手段Iのその他の構成
要素は、ともに積分器を形成する。与えられた値W1
は、この積分器の大きさによって定義される。また、手
段IIを起動させる出力信号が、与えられた値W1よりも
振幅の大きい電流パルスの数が相当短期間に相当多数発
生した場合に限って出力されるようにすることも、この
大きさに委ねられる。回路部IIA 及びスイッチング素子
1 は、ともに回路装置の作動状態を変化させる手段II
を形成している。
【0015】入力端子K1 はフジスターR7 の一端に接
続されている。フジスターR7 の他端は、ダイオードD
1 〜D4 によって構成されるダイオードブッジの一方の
入力部に接続されている。入力端子K2 はスイッチング
素子S1 を介して、ダイオードブリッジの他方の入力部
に接続されている。ダイオードブリッジの一方の出力部
はコンデンサC2 及びオーム抵抗器R6 の直列接続回路
を介して、ダイオードブリッジの他方の出力部に接続さ
れている。コンデンサC2 の一端及び他端は、回路部II
I のそれぞれの入力部に接続されている。オーム抵抗器
6 の一端は、オーム抵抗器R5 の一端に接続されてい
る。オーム抵抗器R5 の他端は、トランジスタT2 のベ
ース電極に接続されている。トランジスタT2 のエミッ
タ電極は、オーム抵抗器R6 の他端に接続されている。
オーム抵抗器R2 は、トランジスタT2 のコレクタ電極
とトランジスタT1 のベース電極とを接続している。ト
ランジスタT1 のベース電極はオーム抵抗器R1 及びオ
ーム抵抗器R3 の直列接続回路を介して、トランジスタ
1 のエミッタ電極に接続されている。
【0016】オーム抵抗器R1 及びオーム抵抗器R3
相互接続部は、端子K3 に接続されている。補助電源は
ランプ作動時に端子K3 に加えられるが、これは図1に
示されていない手段による電源から出力される。トラン
ジスタT1 のコレクタ電極はオーム抵抗器R4 によっ
て、ダイオードブリッジのもう一方の出力部に接続され
ている。オーム抵抗器R4 にはコンデンサC1 が並列接
続されている。トランジスタT1 及びオーム抵抗器R4
の相互接続点は、回路部IIA の入力部に接続されてい
る。回路部IIA の出力部は、スイッチング素子S1 と結
合されている。この結合は図1では破線で示されてい
る。
【0017】図1に示した実施形態の動作は次のとおり
である。この回路装置のスイッチを入れると、回路部II
A がスイッチング素子S1 を通電状態にする。例えば正
弦波交流電圧のような電圧を供給する電源が入力端子K
1 及びK2 に接続されると、コンデンサC2 が正弦波交
流電圧の周波数の2倍に等しい周波数の電流パルスによ
って充電される。コンデンサC2 は回路部III に電力を
供給し、そこから電力が放出される。しかしながら、入
力端子K1 及びK2 が、この回路装置に不適切な調光器
を介して電源に接続されると、たとえば供給電圧の各周
期の半分の期間の一部にわたって、電圧供給がこの不適
切な調光器の使用によって中断される。電流パルスの振
幅は、各周期の半分のうち調光器が供給電圧を中断する
期間の長さの設定に依存して増加する。電流パルスの振
幅が大きくなるので、それによって、オーム抵抗器R6
に加わる電圧パルスの振幅も増加し、トランジスタT2
が各電流パルスの一部の期間、通電状態を示すようにな
る。
【0018】これによりトランジスタT1 も通電状態に
なり、オーム抵抗器R3 及びトランジスタT1 を介し
て、コンデンサC1 が補助供給電源によって充電され
る。コンデンサC1 からの放電は、抵抗器R4 を通して
行われる。もしも、与えられた値W1よりも振幅の大き
なパルス電流が周期的に現れると、コンデンサC1 の両
端電圧が比較的短時間で回路部IIA を起動させる値に達
する。すると、回路部IIAがスイッチング素子S1 をオ
フ状態とし、これによって供給電圧を遮断する。たとえ
ば過渡現象によるなど、与えられた値よりも大きな振幅
を有する電流パルスが不定期に現れる場合には、2つの
連続する不定期な脈動電流の間には比較的長い時間が経
過することが多く、その間にコンデンサC1 は抵抗器R
4 から放電してしまう。その結果、コンデンサC1 を通
過する電圧は回路部IIA を起動させる値に達しない。
【0019】図2において、図1の実施形態の構成部分
に相当する構成部分及び同一の機能を有する構成部分
は、同一の参照記号が付されている。図2の実施形態に
おける手段Iは、回路部V, VI 及びVII 、ならびにオー
ム抵抗器R6 によって形成されている。回路部V はコン
パレータであり、回路部VIはカウンタであり、また回路
部VII はタイマ回路である。オーム抵抗器R6 は電流セ
ンサである。手段IIは、回路部IIA 及びANDゲートA
1 及びA2 によって構成されている。
【0020】この実施形態の直流−交流変換器は、回路
部SC、スイッチング素子S2 及びS3 、安定化コイル
L、コンデンサC3 、及び図2には示されていないが放
電ランプを保持するための端子によって構成されてい
る。放電ランプLAは上記の端子に接続されている。回
路部SCは、スイッチング素子S2 及びS3 を交互に導
通及び非導通にするための制御回路である。
【0021】図2に示した実施形態において、入力端子
1 及びK2 、ダイオードD1 〜D4 、抵抗器R6 、及
びコンデンサC2 は、図1に示した具体例と同一の方法
で相互に接続されている。オーム抵抗器R6 の一端は、
回路部V の一方の入力部に接続されている。図2には示
されていない装置によって生じる基準電圧は、ランプ作
動時に回路部V の他方の入力部に加えられる。回路部V
の出力部は、回路部VIの一方の入力部に接続されてい
る。回路部VIのもう一方の入力部は、回路部VIIの出力
部に接続されている。回路部 VI の出力部は、回路部II
A の入力部に接続されている。
【0022】回路部IIA の出力部は、ANDゲートA1
の一方の入力部及びANDゲートA2 の一方の入力部に
接続されている。回路部SCのそれぞれの出力部は、A
NDゲートA1 の他方の入力部及びANDゲートA2
他方の入力部に接続されている。ANDゲートA1 の出
力部は、スイッチング素子S2 のコントロール電極に接
続されている。ANDゲートA2 の出力部は、スイッチ
ング素子S3 のコントロール電極に接続されている。コ
ンデンサC2 はスイッチング素子S2 及びS3の直列接
続回路に並列接続されている。スイッチング素子S2
びスイッチング素子S3 の共通接続点はコイルL、放電
ランプLA、及びコンデンサC3 の直列接続回路を介し
て、オーム抵抗器R6 の一端に接続されている。
【0023】図2に示した実施形態の動作は次のとおり
である。図1に示した実施形態と同様に、入力端子K1
及びK2 が電源に接続され、コンデンサC2 が正弦波の
交流電圧の2倍の周波数の周期的な電流パルスによって
充電され、直流−交流変換器がコンデンサC2 から電力
が供給される。スイッチング素子S2 及びS3 は、回路
部SCによって交互に導通と非導通にされ、これによっ
て極性の逆転した電流が、安定化コイルL、放電ランプ
LA、及びコンデンサC3 によって形成される直列接続
回路に生じる。
【0024】しかしながら入力端子K1 及びK2 が、こ
の回路装置に不適切な調光器を介して電源に接続される
と、たとえば供給電圧の各周期の半分の期間の一部にわ
たって、電圧供給がこの不適切な調光器の使用によって
中断される。電流パルスの振幅は、各周期の半分のうち
調光器が供給電圧を中断する期間の長さの設定に依存し
て増加する。電流パルスの振幅が大きくなると、それに
よってオーム抵抗器R6 に加わる電圧パルスの振幅も大
きくなり、オーム抵抗器R6 に発生する電圧が電流パル
スの一部の期間、基準電圧より高くなる。この基準電圧
は、与えられた値W1である。
【0025】オーム抵抗器R6 に発生する電圧が基準電
圧より高くなる、各電流パルスの一部の期間、回路部V
の出力信号が高くなり、それ以外の期間は低くなる。回
路部VIは、回路部V において出力が高くなる回数を数え
る。回路部VII は、与えられた時間Δt1が経過するた
びに回路部VIをリセットする。与えられた時間Δt1の
間に計数された回路部V において出力が高くなる回数が
与えられた基準値よりも大きくなった場合、回路部VIは
回路部IIA を起動させることになる。すると、回路部II
A がANDゲートA1 の一方の入力部及びANDゲート
2 の一方の入力部を低下させる。これはまた、AND
ゲートA1 の出力部及びANDゲートA2 の出力部をも
低下させる。したがってスイッチング素子S2 及びS3
は遮断状態となり、直流−交流変換器は極性の逆転した
電流を生じなくなる。そしてまた、電源からはもはや交
流電流は得られなくなる。図2に示した実施形態の重要
な利点は、手段IIが図1のスイッチング素子S1 のよう
に高い電力値によく耐える要素によって構成される必要
がないことである。
【0026】図3は、電気的接点2及び1がランプキャ
ップ3の上に位置し、このランプキャップが破線の上の
ハウジング6と合体している状態を示す。放電容器8は
小型蛍光灯の部品を形成する。この電気的接点は導電性
の接続部材Eを介して、プリント回路基板P及び構成要
素C1 〜C4 として示される回路装置と接続されてい
る。回路装置はハウジング及びランプキャップによって
囲まれた空間内に位置し、本発明による手段I及び手段
IIが付随している。回路装置は接続部材9を介して、放
電管の端部に接続されている。図3に示した実施形態の
ランプキャップは白熱灯に用いられるランプキャップに
相当するので、この小型蛍光灯の実施形態を白熱灯用に
も使用できるランプホルダに接続することが可能であ
る。このことは、使用者が不注意で、あるいは全く知ら
ないでこの小型蛍光灯の実施形態を、今回の実施形態の
ような小型蛍光灯とともに用いるためではなく、白熱灯
とともに用いるのが適切な調光器によって調光しようと
する危険性を比較的高くすることになる。
【0027】しかしながら、このランプの実施形態の回
路装置には手段I及び手段IIが付随しているという事実
によって、今回の実施形態のような小型蛍光灯と共にこ
うした調光器を使用することで回路装置に損傷を与えた
り、寿命を短くしたりすることを防いでいる。
【0028】図2に示した回路装置の具体的な実施にお
いては、与えられた時間Δt1の長さは500msに設
定され、与えられた基準値は15に設定された。この回
路装置に対して、50Hz の交流電圧を供給した。この
回路装置を供給電圧の各周期の半分の期間の一部にわた
って中断する調光器と共に使用した。その結果、調光器
の使用によって生じた電源から供給された比較的大振幅
の電流パルスにおいて、この電流パルスが回路装置の構
成部分に損傷を引き起こす前に、手段I及び手段IIはこ
の回路装置を遮断した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路装置の第1の実施形態の回路
図であり、ここに放電ランプを接続するようになってい
る。
【図2】本発明による回路装置の第2の実施形態の回路
図であり、ここに放電ランプを接続するようになってい
る。
【図3】電気的接点のあるランプキャップ及び本発明に
よる回路装置を有する小型蛍光灯の実施形態を部分的に
破断して示した側面図である。
【符号の説明】
1 ,K2 入力端子 K3 端子 D1 〜D4 ダイオード R1 〜R6 オーム抵抗器 R7 正特性サーミスタ S1 〜S3 スイッチング素子 T1 ,T2 トランジスタ C1 〜C3 コンデンサ A1 ,A2 ANDゲート SC 回路部 1,2 電気的接点 3 ランプキャップ 6 ハウジング 8 放電容器 9 接続部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レオナルドゥス、ゴーデフリードゥス、ヨ ハネス、ベルヒース オランダ国アインドーフェン、フルーネヴ ァウツウェッハ、1

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源に接続するための入力端子と、 電源より供給される電圧を整流するために、入力端子に
    結合された整流手段と、 整流手段に結合された蓄電手段と、 蓄電手段に結合され、かつ、放電ランプを接続する端子
    を有する直流−交流変換器と、 を備えた放電ランプを作動させるための回路装置におい
    て、 与えられた値W1よりも大きな振幅を有する周期的な電
    流パルスを検出する手段I、及び手段Iと結合して回路
    装置の作動状態を変化させる手段IIを備えたことを特徴
    とする放電ランプを作動させるための回路装置。
  2. 【請求項2】手段Iが、電流センサ及び電流センサに結
    合された積分器で構成された請求項1に記載の放電ラン
    プを作動させるための回路装置。
  3. 【請求項3】手段Iが、電流センサ、コンパレータ、カ
    ウンタ及びタイマ回路で構成された請求項1に記載の放
    電ランプを作動させるための回路装置。
  4. 【請求項4】手段IIが、電源の供給電圧を遮断する手段
    で構成された請求項1乃至3のいずれかに記載の放電ラ
    ンプを作動させるための回路装置。
  5. 【請求項5】直流−交流変換器は、ランプ作動時に導通
    状態と非導通状態とに切換えを繰返す一つ又は複数のス
    イッチング素子を備え、手段IIは、この切換えを繰返す
    スイッチング素子を非導通状態にする手段を備えた請求
    項1乃至4のいずれかに記載の放電ランプを作動させる
    ための回路装置。
  6. 【請求項6】電気的接点を有するランプキャップと、請
    求項1乃至5のいずれかに記載の回路装置とを有する小
    型放電ランプ。
JP8276166A 1995-10-18 1996-10-18 放電ランプを作動させるための回路装置及びこの回路装置を有する小型放電ランプ Pending JPH09129383A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL95202816.5 1995-10-18
EP95202816A EP0769855B1 (en) 1995-10-18 1995-10-18 Electrical keying circuit for fluorescent lamps

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09129383A true JPH09129383A (ja) 1997-05-16

Family

ID=8220731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8276166A Pending JPH09129383A (ja) 1995-10-18 1996-10-18 放電ランプを作動させるための回路装置及びこの回路装置を有する小型放電ランプ

Country Status (5)

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