JPH09128666A - 確認灯付き火災感知器 - Google Patents

確認灯付き火災感知器

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JPH09128666A
JPH09128666A JP27942695A JP27942695A JPH09128666A JP H09128666 A JPH09128666 A JP H09128666A JP 27942695 A JP27942695 A JP 27942695A JP 27942695 A JP27942695 A JP 27942695A JP H09128666 A JPH09128666 A JP H09128666A
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light emitting
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Yasuyuki Kawano
泰幸 川野
Taketsugu Wada
剛嗣 和田
Shoichi Oka
昭一 岡
Takeshi Kadono
剛 廉野
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単で、しかも、確認灯が見やすい位置
に取り付けられた、確認灯付き火災感知器に関する。 【解決手段】発光素子1と、ベース部2と、ベース部3
に着脱可能に設けられ、中央に凹部3aを有し、外周側
面3Sbの近傍に孔部3cを有する一体成形されたヘッ
ドボディ3と、ヘッドボディ3の中央部に設けられ、セ
ンサが収容される火災感知部4と、ヘッドボディ3の中
央に設けられた凹部3a内に収容され、発光素子1と、
発光素子1およびセンサを動作させる電気回路装置とが
設けられた回路基板5と、光導通部材6とを備え、光導
通部材6は、その一端6aが、発光素子1に光学的に接
続され、その他端6bが、ヘッドボディ3の外周側面3
Sbの近傍に設けられた孔部3c内に設けられ、光導通
部材6の他端6bを確認灯として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、確認灯付き火災感
知器に関し、特に、構造が簡単で、しかも、確認灯が見
やすい位置に取り付けられた、確認灯付き火災感知器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々の火災感知器が提案され
ているが、火災感知器には、通常、発報状態となったと
きの動作状況を表示する確認灯が設けられている。この
確認灯は、火災感知器が発報した際に、発報している火
災感知器が、どれであるかを確認するためだけではな
く、火煙試験や加熱試験などの動作試験の際に、火災感
知器が正常に動作するか否かの確認にも利用されてい
る。
【0003】図12、13または14は、従来の確認灯
付き火災感知器の一例を概略的に示す図である。図12
に示す火災感知器Gは、LED等の発光素子からなる確
認灯101と、天井等に取り付けられるベース部102
と、中央に凹部103aを有するように一体成形された
ヘッドボディ103と、ヘッドボディ103の中央部に
設けられ、煙センサ及び/または温度センサ等のセンサ
(図示せず)が収容された火災感知部104と、ヘッド
ボディ103の凹部103a内に収容され、確認灯10
1およびセンサ(図示せず)を動作させる電気回路装置
(図示せず)が設けられた回路基板105と備える構成
となっている。 そして、ヘッドボディ103の火災感
知部104の近傍の下方側天面S103aには、孔部1
03cが設けられており、確認灯101が、その孔部1
03c内に取り付けられている。
【0004】また、図13に示す火災感知器Hでは、火
災感知器Gに比べ、ヘッドボディ103の下方側天面S
103aの、より外周側に孔部103cが設けられてお
り、確認灯101として用いる発光素子が、その孔部1
03c内に取り付けられている。この火災感知器Hで
は、ヘッドボディ103が、図示するように、上部側ヘ
ッドボディ部103xと、下部側ヘッドボディ部103
yの、いわゆるツーピース構造となっている。そして、
この火災感知器Hでは、確認灯101を、火災感知器G
に比べて、ヘッドボディ103の下方側天面S103a
の外周側に設けたために、電気回路装置(図示せず)が
設けられた回路基板105aとして、大きな回路基板を
使用しなければならないため、回路基板105aを、ヘ
ッドボディ103の凹部103a内ではなく、ヘッドボ
ディ103内に収容している。
【0005】また、図14に示す火災感知器Jでは、確
認灯101として発光素子を用い、また、ベース部10
2の外周側面S102bに、孔部107cを有する突設
部107が設けており、確認灯101が、その孔部10
7c内に取り付けられている。この火災感知器Jでは、
センサ(図示せず)を動作させる電気回路装置(図示せ
ず)が設けられた回路基板105bとは、別体に、確認
灯101と、確認灯101を動作させる電気回路装置
(図示せず)が設けられた回路基板110を備える構成
となっている。
【0006】また、従来の火災感知器G、H、Jでは、
いずれも、確認灯101として用いているLED等の発
光素子が、図示するように回路基板105、105a、
110の下方側天面S105b、S105ab、S11
0bに、下方向に概ね垂直に取り付けられている。尚、
図12、13又は14中、121、121は、栓刃を示
しており、火災感知器は、通常、栓刃121、121
に、ヘッドボディ103側に設けられた栓刃(図示せ
ず)を嵌合することにより、ヘッドボディ103をベー
ス部102に取り付けると同時に、火災感知器と火災警
報機を電気的に接続している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図12に示
すような火災感知器Gは、ヘッドボディ103として、
一体成形品を用い、また、回路基板105として、ヘッ
ドボディ103の凹部103a内に収容できる小型のも
のを使用しているので、火災感知器Gの製造コストを低
く押さえることができるという利点があるものの、回路
基板105に確認灯101を設けているため、確認灯1
01の位置が、火災感知部104に極めて近接した位置
となる。このため、火災感知器Gが正常に動作するか否
かの火煙試験や加熱試験などの動作試験を行う際に、図
12中に想像線で示したような、円筒形状の筒体10a
を有するあぶり試験器10を、火災感知器Gの下に設置
すると、確認灯101が、あぶり試験器10の筒体10
a内に入ってしまい、火災感知器Gの試験者等が、確認
灯101を見ることができないという問題があった。
【0008】かかる場合、試験者等は、あぶり試験器1
0を傾けたりして、火災感知器Gの確認灯101が正常
に点灯するか否かを確認しているため、動作試験に手間
がかかるという問題や、あぶり試験器10を傾けること
が、動作試験の精度を悪くしてしまうという問題があっ
た。一方、図13に示すような火災感知器Hは、確認灯
101が、ヘッドボディ103の外周側に設けられてい
るので、あぶり試験器10を火災感知器Hの下に設置し
ても、確認灯101が、あぶり試験器10の筒体10a
外側に位置するので、試験者等が、動作試験の際に、あ
ぶり試験器10を傾けたりすることなく、確認灯101
が正常に点灯するか否かを容易に確認できるという利点
があるものの、回路基板105aとして、大きいサイズ
の基板を使用しなければならず、電気回路装置(図示せ
ず)が設けられた回路基板105aの製造コストが高く
なり、且つ、回路基板105aが大きいために、図13
に示したような、ツーピース構造のヘッドボディ103
内に、回路基板105aを収容するようにしなければな
らないので、火災感知器Hの構造が複雑となり、製造コ
ストが高くなるという問題がある。
【0009】また、図14に示すような火災感知器J
は、確認灯101を、ベース部102の外周側面に突設
して設けられた突設部107内に設けているので、あぶ
り試験器10を火災感知器Jの下に設置しても、確認灯
101が、あぶり試験器10の筒体10a外側に位置す
るので、試験者が、動作試験の際に、火災感知器Jの確
認灯101が正常に点灯するか否かを容易に確認できる
という利点があるものの、センサを動作させる電気回路
装置(図示せず)が設けられた回路基板105bとは別
に、確認灯101及び確認灯101を動作させる回路基
板110を設ける必要があり、火災感知器Gの構造が複
雑となり、且つ、製造コストが高くなるという問題があ
る。
【0010】また、従来の火災感知器G、H、Jでは、
いずれも、確認灯101として用いる発光素子を、図示
するように、回路基板105、105a、110の下面
S105b、S105ab、S110bに対し、下方に
概ね垂直に取り付けているため、火災感知器の設計の自
由度が制約されるとともに、火災感知器を薄型化でき
ず、このことも、製造コストが高くなる要因となってい
た。
【0011】更には、従来の火災感知器G、H、Jで
は、ベース部102にヘッドボディ103を取り付ける
際に、ベース部102の栓刃121、121に、ヘッド
ボディ103の栓刃(図示せず)が完全に嵌合されてい
なくても、火災感知器G、H、Jが正常の場合、動作試
験をすれば、確認灯101が点灯するため、火災感知器
G、H、Jの取り付け施工者等は、ベース部102の栓
刃121、121にヘッドボディ103の栓刃(図示せ
ず)が完全に嵌合しているのか否かを確認できないとい
う問題があった。
【0012】本発明は、上記した問題を解決するために
なされたものであって、センサ等を動作させる電気回路
装置(図示せず)は、火災感知部内に収容できるような
小型の一枚の基板を使用し、動作試験の際には、試験者
等にとって、目視による確認灯の点灯の有無の確認が容
易で、ベース部へのヘッドボディの取り付けが完全であ
るか否かを容易に確認することができ、しかも、構造が
簡単で、安価に製造することのできる、確認灯付きの火
災感知器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の確認灯
付きの火災感知器は、発光素子と、ベース部と、ベース
部に着脱可能に設けられ、中央に凹部を有し、外周側面
の近傍に孔部を有する一体成形されたヘッドボディと、
ヘッドボディの中央部に設けられ、センサが収容される
火災感知部と、ヘッドボディの凹部と火災感知部とによ
り形成される空間内に収容され、発光素子と、発光素子
およびセンサを動作させる電気回路装置とが設けられた
回路基板と、光導通部材とを備え、光導通部材は、その
一端が、発光素子に光学的に接続され、その他端が、ヘ
ッドボディの外周側面の近傍に設けられた孔部内に設け
られ、光導通部材の他端を確認灯として用いるものであ
る。
【0014】請求項1に記載の確認灯付き火災感知器で
は、回路基板に設けられた発光素子から照射される光
を、光導通部材を使用して、ヘッドボディの外周側面の
近傍に設けられた孔部内に設けられた光導通部材の他端
まで導いて、光導通部材の他端を確認灯として用いてい
るので、あぶり試験器を用いて動作試験を行っても、あ
ぶり試験器の筒体の外側に、確認灯として用いる光導通
部材の他端が位置するので、試験者は、他端が点灯する
か否かを、あぶり試験器を傾けたりすることなく、容易
に確認できるので、点検作業が容易となるとともに、あ
ぶり試験器を傾けずに、動作試験ができるので、動作試
験の精度が高くなる。
【0015】また、発光素子は、ヘッドボディの凹部内
に収容可能な小型の回路基板上に設けられているので、
回路基板として大きな基板を用いる必要がないので、電
気回路装置が設けられた回路基板として小型のものを使
用できるため、電気回路装置が設けられた回路基板の製
造コストを低く押さえることができる。且つ、電気回路
装置が設けられた回路基板として小型のものを使用でき
るため、ヘッドボディとして、ツーピース構造のものを
使用する必用がなく、回路基板を収容する凹部を中央に
有する一体成形されたヘッドボディを用いることができ
るため、火災感知器の部品点数が少なくできるので、火
災感知器の製造コストを低く押さえることができる。
【0016】更に、電気回路装置が設けられた回路基板
は1枚で済むので、火災感知器の製造コストを低く押さ
えることができる。請求項2に記載の確認灯付き火災感
知器は、請求項1に記載の確認灯付き火災感知器のヘッ
ドボディは、火災感知部へつながる下方側天面を有し、
外周側面は、下方側天面の外周より上方向へ起立するよ
うに設けられており、外周側面の近傍に設けられる孔部
を、ヘッドボディの火災感知部へつながる下方側天面と
下方側天面の外周より上方向へ起立する外周側面とのコ
ーナ部に設けたことを特徴とする。
【0017】請求項2に記載の確認灯付き火災感知器
は、確認灯として用いる光導通部材の他端の位置を、具
体的に、あぶり試験等の動作試験をする際に、試験者等
にとって、目視による確認灯の点灯の有無の確認が容易
な位置に規定するものである。請求項3に記載の確認灯
付き火災感知器は、請求項1に記載の確認灯付き火災感
知器のヘッドボディは、火災感知部へつながる下方側天
面を有し、外周側面は、下方側天面の外周より上方向へ
起立するように設けられており、外周側面の近傍に設け
られる孔部を、ヘッドボディの火災感知部へつながる下
方側天面と下方側天面の外周より上方向へ起立する外周
側面とのコーナ部より、やや内側の火災感知部よりの下
方側天面に設けたことを特徴とする。
【0018】請求項3に記載の確認灯付き火災感知器
は、確認灯として用いる光導通部材の他端の位置を、具
体的に、あぶり試験等の動作試験をする際に、試験者等
にとって、目視による確認灯の点灯の有無の確認が容易
な位置に規定するものである。請求項4に記載の確認灯
付き火災感知器は、請求項1〜3のいづれかに記載の確
認灯付き火災感知器のヘッドボディの外周側面の近傍に
は、複数の孔部が設けられ、光導通部材は、その中心部
に一端を有し、一端から、外方へ放射状に形成され、ヘ
ッドボディに設けられた孔部に対応する数の複数の光導
通部材脚部を有しており、光導通部材の一端は、発光素
子に光学的に接続され、複数の光導通部材脚部の他端の
各々が、ヘッドボディの外周側面の近傍に設けられた複
数の孔部の各々内に設けられ、光導通部材脚部の複数の
光導通部の他端の各々を確認灯として用いている。
【0019】請求項4に記載の確認灯付き火災感知器で
は、一つの発光素子に対し、光導通部材の複数の光導通
部材脚部の他端を確認灯として用い、且つ、光導通部材
の複数の光導通部材脚部の他端をヘッドボディの外周側
面の近傍に設けられた複数の孔部の各々内に設けたの
で、確認灯として用いる光導通部材の複数の光導通部材
脚部の他端の各々が、あぶり試験器の筒体の外側に位置
し、且つ、確認灯として用いる光導通部材の光導通部材
脚部の他端が複数あるため、試験者等の目につき易いの
で、試験者等は、直接、目視により確認し易い。
【0020】更に、発光素子や、電気回路装置が設けら
れた回路基板は、各々、1個で済むので、火災感知器の
製造コストを低く押さえることができる。請求項5に記
載の確認灯付き火災感知器は、発光素子と、ベース部
と、ベース部に着脱可能に設けられ、中央に凹部を有す
る一体成形されたヘッドボディと、ヘッドボディの中央
部に設けられ、センサが収容される火災感知部と、ヘッ
ドボディの中央に設けられた凹部内に収容され、発光素
子と、発光素子およびセンサを動作させる電気回路装置
とが設けられた回路基板と、ベース部に外周側面に設け
られ、孔部を有する突設部と、ベース部に設けられ、一
端と他端とを有する光導通部材とを備え、発光素子は、
ヘッドボディの凹部内に収容された回路基板上に設けら
れており、光導通部材は、その一端が、発光素子に光学
的に接続され、その他端が、ベース部の外周側面に突設
された突設部の孔部内に設けられ、光導通部材の他端を
確認灯として用いるようになっている。
【0021】請求項5に記載の確認灯付き火災感知器で
は、回路基板に設けられた発光素子から照射される光
を、光導通部材を使用して、ベース部の外周側面に設け
られた突設部の孔部内に設けられた光導通部材の他端ま
で導いて、光導通部材の他端を確認灯として用いている
ので、あぶり試験器を用いて動作試験を行っても、あぶ
り試験器の筒体の外側に、確認灯として用いる光導通部
材の他端が位置するので、試験者は、他端が点灯するか
否かを、あぶり試験器を傾けたりすることなく、容易に
確認できるので、点検作業が容易となるとともに、あぶ
り試験器を傾けずに、動作試験ができるので、動作試験
の精度が高くなる。
【0022】また、発光素子は、ヘッドボディの凹部内
に収容可能な小型の回路基板上に設けられているので、
回路基板として大きな基板を用いる必要がないので、電
気回路装置が設けられた回路基板として小型のものを使
用できるため、電気回路装置が設けられた回路基板の製
造コストを低く押さえることができる。且つ、電気回路
装置が設けられた回路基板として小型のものを使用でき
るため、ヘッドボディとして、ツーピース構造のものを
使用する必用がなく、回路基板を収容する凹部を中央に
有する一体成形されたヘッドボディを用いることができ
るため、火災感知器の部品点数が少なくできるので、火
災感知器の製造コストを低く押さえることができる。
【0023】更に、電気回路装置が設けられた回路基板
は1枚で済むので、火災感知器の製造コストを低く押さ
えることができる。請求項6に記載の確認灯付き火災感
知器は、請求項5に記載の確認灯付き火災感知器のヘッ
ドボディが、ベース部に完全に嵌合したときに、光導通
部材の一端が発光素子に、光学的に接続されるようにし
たことを特徴とする。
【0024】請求項6に記載の確認灯付き火災感知器で
は、ヘッドボディがベース部に完全に嵌合しなければ、
光導通部材の一端が発光素子に、光学的に接続されない
ので、施工者等は、火災感知器を取り付けた後、動作試
験を行い、確認灯として用いる光導通部材の他端が点灯
しなければ、火災感知器が正常に動作しないものである
か、または、ベース部に対して、ヘッドボディが完全に
嵌合していないかを、容易に、知ることができる。
【0025】請求項7に記載の確認灯付き火災感知器
は、請求項1〜6のいづれかに記載の確認灯付き火災感
知器の発光素子が、発光素子およびセンサを動作させる
電気回路装置が設けられた回路基板に対し、概ね平行に
寝かすように設けられていることを特徴とする。請求項
7に記載の確認灯付き火災感知器では、光導通部材の他
端を確認灯として用いているので、他端から照射される
光の向きは、他端の面に依存するため、発光素子を回路
基板に対し、概ね垂直に取り付ける必用がない。このた
め、発光素子を回路基板に対し、概ね平行に寝かすよう
に設けることができるので、火災感知器の設計の自由度
の制約がないので、例えば、発光素子を回路基板に対
し、概ね平行に寝かすように設けることにより、薄型の
火災感知器等を製造できる。
【0026】請求項8に記載の確認灯付き火災感知器
は、請求項1〜7のいづれかに記載の確認灯付き火災感
知器の発光素子が、発光素子および前記火災感知部を動
作させる電気回路装置が設けられた回路基板の前記発光
素子および前記火災感知部を動作させる電気回路装置が
設けられた表面に対向する側の表面に設けたことを特徴
とする。
【0027】請求項8に記載の確認灯付き火災感知器で
は、光導通部材の他端を確認灯として用いているので、
他端から照射される光の向きは、他端の面に依存するた
め、発光素子を回路基板の電気回路装置が設けられた表
面に設ける必用がなく、電気回路装置が設けられた表面
に対向する側の表面に設けてもよいので、火災感知器の
設計の自由度の制約がないので、火災感知器の製造コス
トを下げることができる。
【0028】請求項9に記載の確認灯付き火災感知器
は、請求項1〜8のいづれかに記載の確認灯付き火災感
知器の光導通部材の表面に、その一端から入光した光を
光導通部材の他端へ効率よく導くための光反射面が形成
されていることを特徴とする。請求項9に記載の確認灯
付き火災感知器では、光導通部材の表面に、その一端か
ら入光した光を光導通部材の他端へ効率よく導くための
光反射面を形成したので、光導通部材内で、発光素子か
ら照射された光が、光の散乱等により減衰されることな
く、効率よく、光導通部材の他端に導かれるので、発光
素子の点灯時における、確認灯として用いる光導通部材
の他端の光源輝度が高いので、試験者等が動作試験の際
に、光導通部材の他端が点灯したか否かを確認し易い。
【0029】請求項10に記載の確認灯付き火災感知器
は、請求項1〜9のいづれかに記載の確認灯付き火災感
知器の発光素子と火災感知部との間に、発光素子から照
射される光が火災感知部に入光するのを防ぐための遮光
部材を設けたことを特徴とする。請求項10に記載の確
認灯付き火災感知器では、発光素子と火災感知部との間
に、発光素子から照射される光が火災感知部に入光する
のを防ぐための遮光部材を設けたので、火災感知器を、
例えば、煙感知器として用いた場合に、発光素子から照
射される光が、センサに入光しないので、発光素子から
照射される光をセンサが、煙による光散乱と誤認するこ
とがないので、誤作動を生じ難い。
【0030】請求項11に記載の確認灯付き火災感知器
は、確認灯として用いる発光素子と、ベース部と、ベー
ス部に着脱可能に設けられ、中央に凹部を有する一体成
形されたヘッドボディと、ヘッドボディの中央部に設け
られ、センサが収容される火災感知部と、ヘッドボディ
の中央に設けられた凹部内に収容され、発光素子および
前記センサを動作させる電気回路装置が設けられた回路
基板と、ベース部に外周側面に設けられ、孔部を有する
突設部と、ベース部に設けられ、一端と他端とを有する
導電部材とを備え、発光素子は、ベース部の外周側面に
設けられた突設部の孔部内に設けられており、導電部材
は、その一端が、回路基板に設けられた発光素子を動作
させる電気回路装置に電気的に接続され、その他端が、
ベース部の外周側面に設けられた突設部の孔部内に設け
られた発光素子に電気的に接続されている。
【0031】請求項11に記載の確認灯付き火災感知器
では、ベース部の外周側面に設けられた突設部の孔部内
に発光素子を設け、回路基板に、発光素子およびセンサ
を動作させる電気回路装置を設け、その回路基板に設け
られた発光素子を動作させる電気回路装置と、ベース部
の外周側面に設けられた突設部の孔部内に設けられた発
光素子とを導電部材により、電気的に接続しているた
め、電気回路装置が設けられた回路基板を大型化するこ
となく、発光素子をベース部の外周側面に設けられた突
設部の孔部内に設けることができるので、あぶり試験器
を用いて動作試験を行っても、あぶり試験器の筒体の外
側に、発光素子が位置するので、試験者は、発光素子が
点灯するか否かを、あぶり試験器を傾けたりすることな
く、容易に確認できるので、点検作業が容易となるとと
もに、あぶり試験器を傾けずに、動作試験ができるの
で、動作試験の精度が高くなる。
【0032】また、発光素子と発光素子を動作させる電
気回路装置とを設けた回路基板を別体として設ける必要
がなく、且つ、回路基板として大きな基板を用いる必要
がないので、電気回路装置が設けられた回路基板として
小型のものを使用できるため、電気回路装置が設けられ
た回路基板の製造コストを低く押さえることができる。
【0033】更に、電気回路装置が設けられた回路基板
は1個で済むので、火災感知器の製造コストを低く押さ
えることができる。請求項12に記載の確認灯付き火災
感知器は、請求項11に記載の確認灯付き火災感知器の
ヘッドボディがベース部に完全に嵌合したときに、導電
部材の一端が発光素子を動作させる電気回路装置に電気
的に接続され、その他端が、発光素子の接点に、電気的
に接続されるようにしたことを特徴とする。
【0034】請求項12に記載の確認灯付き火災感知器
では、ヘッドボディがベース部に完全に嵌合しなけれ
ば、導電部材の一端が発光素子を動作させる電気回路装
置に電気的に接続さず、導電部材の他端が発光素子の接
点に、電気的に接続されないので、施工者等は、火災感
知器を取り付けた後、動作試験を行い、確認灯として用
いる発光素子が点灯しなければ、火災感知器が正常に動
作しないものであるか、または、ベース部に対して、ヘ
ッドボディが完全に嵌合していないかを、容易に、知る
ことができる。
【0035】請求項13に記載の確認灯付き火災感知器
は、確認灯として用いる発光素子と、ベース部と、ベー
ス部に着脱可能に設けられ、中央に凹部を有する一体成
形されたヘッドボディと、ヘッドボディの中央部に設け
られ、センサが収容される火災感知部と、ヘッドボディ
の中央に設けられた凹部内に収容され、発光素子および
センサを動作させる電気回路装置が設けられた回路基板
と、ベース部に外周側面に設けられ、孔部を有する突設
部と、ヘッドボディ部に設けられ、一端と他端とを有す
る導電部材とを備え、発光素子は、ベース部の外周側面
に設けられた突設部の孔部内に設けられており、導電部
材は、その一端が、回路基板に設けられた発光素子を動
作させる電気回路装置に電気的に接続され、その他端
が、ベース部の外周側面に設けられた突設部の孔部内に
設けられた発光素子に電気的に接続されている。
【0036】請求項13に記載の確認灯付き火災感知器
では、ベース部の外周側面に設けられた突設部の孔部内
に発光素子を設け、ヘッドボディの凹部内に収容された
回路基板に、発光素子およびセンサを動作させる電気回
路装置を設け、その回路基板に設けられた発光素子を動
作させる電気回路装置と、ベース部の外周側面に設けら
れた突設部の孔部内に設けられた発光素子とを導電部材
により、電気的に接続しているため、電気回路装置が設
けられた回路基板を大型化することなく、発光素子をベ
ース部の外周側面に設けられた突設部の孔部内に設ける
ことができるので、あぶり試験器を用いて動作試験を行
っても、あぶり試験器の筒体の外側に、発光素子が位置
するので、試験者は、発光素子が点灯するか否かを、あ
ぶり試験器を傾けたりすることなく、容易に確認できる
ので、点検作業が容易となるとともに、あぶり試験器を
傾けずに、動作試験ができるので、動作試験の精度が高
くなる。
【0037】また、発光素子と発光素子を動作させる電
気回路装置とを設けた回路基板を別体として設ける必要
がなく、且つ、回路基板として大きな基板を用いる必要
がないので、電気回路装置が設けられた回路基板として
小型のものを使用できるため、電気回路装置が設けられ
た回路基板の製造コストを低く押さえることができる。
【0038】更に、電気回路装置が設けられた回路基板
は1個で済むので、火災感知器の製造コストを低く押さ
えることができる。請求項14に記載の確認灯付き火災
感知器は、請求項13に記載の確認灯付き火災感知器の
導電部材の一端は、回路基板に設けられた前記発光素子
を動作させる電気回路装置に、電気的に接続されてお
り、ヘッドボディがベース部に完全に嵌合したときに、
前記導電部材の他端が前記発光素子に電気的に接続され
るようにしたことを特徴とする。
【0039】請求項14に記載の確認灯付き火災感知器
では、ヘッドボディがベース部に完全に嵌合しなけれ
ば、導電部材の一端が発光素子を動作させる電気回路装
置に電気的に接続さず、導電部材の他端が発光素子の接
点に、電気的に接続されないので、施工者等は、火災感
知器を取り付けた後、動作試験を行い、確認灯として用
いる発光素子が点灯しなければ、火災感知器が正常に動
作しないものであるか、または、ベース部に対して、ヘ
ッドボディが完全に嵌合していないかを、容易に、知る
ことができる。
【0040】請求項15に記載の確認灯付き火災感知器
は、請求項1〜14のいづれかに記載の確認灯付き火災
感知器を確認灯付き煙感知器として使用するものであ
り、センサが、煙センサであることを特徴とする。尚、
煙センサは、光散乱型の煙センサであっても、光減衰型
に煙センサであってもよい。
【0041】請求項16に記載の確認灯付き火災感知器
は、請求項1〜14のいづれかに記載の確認灯付き火災
感知器を熱感知器として使用するものであり、センサ
が、熱センサであることを特徴とする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本願発明について、発明の
実施の形態に基づいて、更に、詳しく説明する。 (発明の実施の形態1)図1は、本発明に係る確認灯付
き火災感知器の一例を概略的に示す図であり、図1
(a)は、外観を示す分解斜視図であり、図1(b)
は、断面図である。
【0043】この確認灯付き火災感知器Aは、LED等
の発光素子1と、天井等に取り付けられるベース部2
と、ベース部2に脱着可能に設けられたヘッドボディ3
と、ヘッドボディ3の中央部に設けられ、煙センサ及び
/または温度センサ等のセンサ(図示せず)が収容され
た火災感知部4と、発光素子1と、発光素子1およびセ
ンサ(図示せず)を動作させる電気回路装置(図示せ
ず)とが設けられた回路基板5と、光導通部材6とを備
える構成となっている。
【0044】ヘッドボディ3は、その中央部に凹部3a
を有するように一体成形されており、凹部3aと火災感
知部4とにより形成される空間内には、回路基板5が収
容されている。更に、ヘッドボディ3の外周側面S3b
の近傍、より特定的には、火災感知部へつながる下方側
天面S3aと、下方側天面S3aの外周より上方向へ起
立するように設けられた外周側面S3bとのコーナ部に
は、孔部3cが形成されている。
【0045】発光素子1は、回路基板5の上面S5aに
対し、図示するように、概ね平行に寝かすように取り付
けられている。そして、光導通部材6は、その一端6a
が、発光素子1と光学的に接続されるように、発光素子
1の側方に近接して設けられ、火災感知部4に設けられ
た孔部4cを挿通し、その他端6bが、ヘッドボディ3
の孔部3c内に設けられている。この例では、他端6b
は、突出部6dを形成するように孔部3c内に設けられ
ており、突出部6dは、光導通部材6内を透過してきた
光を、火災感知器Aの下方側に光を効率的に光を照射で
きるように下方側に面S6を有している。尚、この例で
は、面S6は、平面となっているが、面S6は、凸面と
し、光導通部材6内を透過してきた光が、突出部から、
下方へあらゆる方向に放射されるようにしてもよい。
【0046】光導通部材6の材質としては、光透過率の
よい材料であれば、特に限定されることはなく、そのよ
うな材料としては、アクリル樹脂、ガラス材等をあげる
ことができ、また、光導通部材6として、光ファイバー
を用いてもよい(以下の発明の実施の形態において同
じ)。また、光導通部材6の形状は、発光素子1から照
射された光を、効率よく光導通部材6の他端6bに導け
る形状であれば、特に、限定されることはなく、断面が
四角形状の角棒や、断面が円形の丸棒などをあげること
ができる(以下の発明の実施の形態において同じ)。
【0047】この火災感知器Aでは、火災や、火煙試験
や加熱試験などの動作試験の際に、火災感知器Aが発報
すると、まず、発光素子1が点灯する。そして、発光素
子1から照射された光は、光導通部材6の一端6aから
光導通部材6内に入り、光導通部材6内を透過した後、
ヘッドボディ3の外周側面S3bの近傍に設けられた孔
部3c内に設けられた他端6bの突出部6dの下方の面
S6から下方の四周方向に放射される。
【0048】この火災感知器Aでは、回路基板5に設け
られた発光素子1から照射される光を、光導通部材6を
使用して、ヘッドボディ3の外周側面S3bの近傍に設
けられた孔部3c内に設けられた光導通部材6の他端6
bまで導いて、光導通部材6の他端6bを確認灯として
用いているので、あぶり試験器10を用いて動作試験を
行っても、あぶり試験器10の筒体10aの外側に、確
認灯として用いる光導通部材6の他端6bが位置するの
で、試験者等は、他端6bが点灯するか否かを、あぶり
試験器10を傾けたりすることなく、容易に確認できる
ので、点検作業が容易となるとともに、あぶり試験器1
0を傾けずに、動作試験ができるので、動作試験の精度
が高くなる。
【0049】また、発光素子1は、回路基板5上に設け
られているので、回路基板5として大きな基板を用いる
必要がないので、発光素子1と、発光素子1及び煙セン
サ及び/または熱センサ等のセンサ(図示せず)を動作
させる電気回路装置(図示せず)が設けられた回路基板
5として、ヘッドボディ3の凹部3a内に収容可能な、
小型のものを使用できるため、電気回路装置(図示せ
ず)が設けられた回路基板5の製造コストを低く押さえ
ることができる。
【0050】且つ、電気回路装置(図示せず)が設けら
れた回路基板5として小型のものを使用できるため、ヘ
ッドボディとして、図7に示したようなツーピース構造
のヘッドボディ103を使用する必用がなく、回路基板
5を収容する凹部3aを中央に有する一体成形されたヘ
ッドボディ3を用いることができるため、火災感知器A
の部品点数が少なくできるので、火災感知器Aの製造コ
ストを低く押さえることができる。
【0051】更に、電気回路装置が設けられた回路基板
5は1個で済むので、火災感知器Aの製造コストを低く
押さえることができる。また、この火災感知器Aでは、
発光素子1が、発光素子1およびセンサ(図示せず)を
動作させる電気回路装置(図示せず)が設けられた回路
基板5の上面S5aに、概ね平行に寝かすように設けら
れているので、火災感知器Aを薄型とすることができる
ので、火災感知器Aの設計の自由度が制約されないた
め、製造コストを下げることができる。尚、この例で
は、ヘッドボディ3の外周側面S3bと下方側天面S3
aとのコーナ部に孔部3cが設けられた火災感知器Aを
示したが、孔部3cは、あぶり試験器10の筒体10a
の外側に位置し、且つ、試験者等が見易い位置であれ
ば、特に限定されることはなく、例えば、孔部3cは、
下方側天面S3aと外周側面S3bとのコーナ部より、
やや内側の火災感知部よりの下方側天面S3aに設けら
れていてもよい。
【0052】また、この例では、発光素子1が、回路基
板5に対し、概ね平行に寝かすように取り付けられてい
る例を示したが、発光素子1が、回路基板5の上面に、
上方に、略垂直に取り付けてもよい。そして、発光素子
1を回路基板5の上面S5aに設け、センサ(図示せ
ず)を回路基板5の下面に設けるようにすれば、発光素
子1から照射される光が、回路基板5により遮光され、
センサ(図示せず)に入光し難くなるので、特に、セン
サとして、煙センサを設けた場合、発光素子1から照射
される光による誤作動を防止できる。
【0053】尚、上記発明の実施の形態1では、発光素
子1が、1個のものを示したが、回路基板5に複数個の
発光素子を設け、複数の発光素子に対応する複数個の光
導通部材を設け、更に、ヘッドボディ3の外周側面S3
bの近傍に複数個の発光素子と同数の複数の孔部を設
け、複数個の光導通部材の各々の一端を、複数個の発光
素子の各々に、光学的に接続するとともに、複数個の光
導通部材の各々の他端を、ヘッドボディ3の外周側面S
3bの近傍に設けられた複数の孔部内に収容して、光導
通部材の他端の各々を確認灯として用いてもよい。 (発明の実施の形態2)図2は、本発明に係る確認灯付
き火災感知器の他の一例を概略的に示す図であり、図2
(a)は、外観を示す分解斜視図であり、図2(b)
は、断面図である。
【0054】この確認灯付き火災感知器Bは、LED等
の発光素子1と、天井等に取り付けられるベース部2
と、ベース部2に脱着可能に設けられたヘッドボディ3
と、ヘッドボディ3の中央部に設けられ、煙センサ及び
/または温度センサ等のセンサ(図示せず)が収容され
た火災感知部4と、発光素子1と、発光素子1およびセ
ンサ(図示せず)を動作させる電気回路装置(図示せ
ず)とが設けられた回路基板5と、ベース部2の外周側
面S2bに突設するように設けられ、孔部7cを有する
突設部7と、光導通部材6とを備える構成となってい
る。
【0055】ヘッドボディ3は、その中央部に凹部3a
を有するように一体成形されており、凹部3aと火災感
知部4とにより形成される空間内には、回路基板5が収
容されている。発光素子1は、回路基板5の上面S5a
に、上向きに、概ね垂直に取り付けられており、凹部3
aの上面に設けられた孔部3e内に設けられている。
【0056】光導通部材6は、ベース部2に取り付けら
れており、その一端6aは、凹部3aの上面に設けられ
た孔部3e内に設けられた発光素子1と光学的に接続可
能なように、発光素子1の上方に近接して設けられてお
り、且つ、その他端6bが、ベース部2に設けられた突
設部7の孔部7c内に設けられている。光導通部材6の
他端6bは、孔部7cから突出部6dを形成するように
設けられており、その下方の面S6は、凸面となってお
り、光導通部材6内を透過してきた光が、突出部6dか
ら、下方へあらゆる方向に放射されるようになってい
る。
【0057】また、図3は、ヘッドボディ3とベース部
2の嵌合の状態を示す模式図であり、図3(a)は、ヘ
ッドボディ3に設けられた栓刃22とベース部2に設け
られた栓刃21とが、完全に嵌合した状態を示してお
り、図3(b)は、ヘッドボディ3に設けられた栓刃2
2とベース部2に設けられた栓刃21との嵌合が不十分
な状態を示す図である。
【0058】図3より明らかなように、この火災感知器
Bでは、ベース部2側の栓刃21と、ヘッドボディ3側
に設けられた栓刃(想像線で示す22)とが、完全に、
嵌合したときに、発光素子(想像線で示す発光素子1)
と、光導通部材6の一端6aとの光学的結合がなされる
ように、ベース部に、栓刃21と光導通部材6とが、ヘ
ッドボディ3に、栓刃22と発光素子1とが、各々、設
けられている。
【0059】この火災感知器Bでは、火災や、火煙試験
や加熱試験などの動作試験の際に、火災感知器Aが発報
すると、まず、発光素子1が点灯する。そして、発光素
子1から照射された光は、光導通部材6の一端6aから
光導通部材6内に入り、光導通部材6内を透過した後、
突出部6dの下方の面S6から下方の四周方向に放射さ
れる。
【0060】この火災感知器Bでは、ヘッドボディ3と
して、一体成形品を用い、また、発光素子1を、ヘッド
ボディ3の中央に設けられた凹部3aと火災感知部4と
により形成される空間内に収容された回路基板5に取り
付ける構成としたので、火災感知器Bの構造が簡単であ
るので、製造コストを低く押さえることができる。ま
た、この火災感知器Bでは、発光素子1から照射された
光は、ベース部2の外周側面に設けられた突設部7の孔
部7cの光導通部材6の他端6bの突出部6dから外部
に照射されるので、火災感知器Bが正常に動作するか否
かを確認するために、火災感知器Bにあぶり試験器10
を設置しても、光導通部材6の他端6bが、あぶり試験
器10の筒体10aの外側に位置するため、試験者は、
他端6bが点灯するか否かを、あぶり試験器10を傾け
たりすることなく、容易に確認できるので、点検作業が
容易となるとともに、あぶり試験器10を傾けずに、動
作試験ができるので、動作試験の精度が高くなるという
効果がある。
【0061】また、図3に示したように、この火災感知
器Bでは、ヘッドボディ3がベース部2に完全に嵌合し
なければ、光導通部材6の一端6aが発光素子1に、光
学的に接続されないので、施工者等は、火災感知器Bを
取り付けた後、動作試験を行い、確認灯として用いる光
導通部材6の他端6bが点灯しなければ、火災感知器B
が正常に動作しないものであるか、または、ベース部2
に対して、ヘッドボディ3が完全に嵌合していないか
を、容易に、知ることができる。
【0062】したがって、施工者等は、火災感知器Bの
取り付けた後、動作試験を行い、光導通部材6の他端6
bが点灯しない場合には、まず、ベース部2に対して、
ヘッドボディ3が完全に嵌合しているかを点検し、ベー
ス部2にヘッドボディ3が完全に嵌合していることを確
認し、もう一度、動作試験を行い、それでも、火災感知
器Bの光導通部材6の他端6bが点灯しない場合には、
火災感知器Bが故障していると判断できる。 (発明の実施の形態3)図4は、本発明に係る確認灯付
き火災感知器の他一例を概略的に示す図であり、図4
(a)は、外観を示す分解斜視図であり、図4(b)
は、断面図である。
【0063】この確認灯付き火災感知器Cは、確認灯と
して用いる光導通部材の他端が、複数ある以外は、図1
に示す、確認灯付き火災感知器Aと同様の構成となって
いる。すなわち、この火災感知器Cは、発光素子1と、
ベース部2と、ベース部2に着脱可能に設けられ、中央
に凹部3aを有し、外周側面S3bの近傍に複数の孔部
13c、13c、13cを有する一体成形されたヘッド
ボディ3と、ヘッドボディ3の中央部に設けられ、煙セ
ンサ及び/または熱センサ等のセンサ(図示せず)が収
容される火災感知部4と、ヘッドボディ3の中央に設け
られた凹部3aと火災感知部4とにより形成される空間
内に収容され、発光素子1と、発光素子1およびセンサ
(図示せず)を動作させる電気回路装置(図示せず)と
が設けられた回路基板5と、光導通部材16とを備えて
いる。そして、この光導通部材16は、図5に示すよう
に、その中心部に一端16aを有し、一端16aから、
外方へ放射状に形成され、ヘッドボディ3に設けられた
孔部13c、13c、13cに対応する数の複数の光導
通部材脚部L16、L16、L16を有しており、光導
通部材16の一端16aは、発光素子1に光学的に接続
され、複数の光導通部材脚部L16、L16、L16の
他端16b、16b、16bの各々が、ヘッドボディ3
の外周側面S3bの近傍に設けられた複数の孔部13
c、13c、13cの各々内に設けられ、光導通部材1
6の複数の光導通部材脚部L16、L16、L16の他
端16b、16b、16bの各々を確認灯として用い
る。
【0064】この火災感知器Cでは、一つの発光素子1
に対し、光導通部材16の複数の光導通部材脚部L1
6、L16、L16の他端16b、16b、16bを確
認灯として用いているので、製造コストを安価に押さえ
ることができ、且つ、光導通部材16の複数の光導通部
材脚部L16、L16、L16の他端16b、16b、
16bをヘッドボディ3の外周側面S3bの近傍に設け
られた複数の孔部13c、13c、13cの各々内に設
けたので、確認灯として用いる光導通部材16の複数の
光導通部材脚部L16、L16、L16の他端16b、
16b、16bの各々が、あぶり試験器10の筒体10
aの外側に位置し、且つ、確認灯として用いる光導通部
材16の光導通部材脚部L16、L16、L16の他端
16b、16b、16bが複数あるため、試験者等にと
って、他端16b、16b、16bが、目につき易いの
で、試験者等は、他端16b、16b、16bが点灯す
るか否かを、目視により確認し易い。
【0065】更に、発光素子1や、電気回路装置が設け
られた回路基板5は、各々、1個で済むので、火災感知
器Cの製造コストを低く押さえることができる。 (発明の実施の形態4)図6は、本発明に係る確認灯付
き火災感知器の他の一例を概略的に示す部分切欠き断面
図である。
【0066】この確認灯付き火災感知器Dは、以下の点
を除けば、図1に示す、確認灯付き火災感知器Aと同様
の構成となっているので、相当する部材については、相
当する参照符号を付して、その説明を、省略する。この
確認灯付き火災感知器Dには、発光素子1と火災感知部
4との間に、発光素子1から照射される光が火災感知部
4に入光するのを防ぐための遮光部材31が、更に設け
られている。より特定的には、遮光部材31は、図7に
示すように、回路基板5の上面側に、略垂直に、上方に
起立する2枚の遮光板31a、31aにより構成されて
おり、2枚の遮光板31a、31aは、発光素子1をそ
の間に挟むことができるような間隔を隔てて設けられて
おり、発光素子1は、2枚の遮光板31a、31aの間
に取り付けられるようになっている。
【0067】発光素子1から照射される光は、光導通部
材26の一端26aに、入光するが、火災感知部4方向
へは、照射され難くなっている。また、2枚の遮光板3
1a、31aは、発光素子1をその間に挟むことができ
るような間隔を隔てて設けられているので、回路基板5
に発光素子1を取り付ける際にも、2枚の遮光板31
a、31aが邪魔になることもない。
【0068】この火災感知器Dでは、発光素子1と火災
感知部4との間に、発光素子1から照射される光が火災
感知部4に入光するのを防ぐための遮光部材31を更に
設けたので、火災感知器Dを、例えば、煙感知器として
用いた場合に、発光素子1から照射される光が、煙セン
サ(図示せず)に入光し難いため、発光素子1から照射
される光を煙センサ(図示せず)が、煙による光散乱と
誤認することがないので、誤作動を生じ難い。
【0069】また、この火災感知器Dでは、光導通部材
26の表面S26、S26、S26、S26に、鏡面
が、光導通部材の内方へ設けられた光反射面が形成され
ている。この火災感知器Dでは、光導通部材26の表面
S26、S26、S26、S26に、その一端26aか
ら入光した光を光導通部材26の他端26bへ効率よく
導くための光反射面を形成したので、光導通部材26内
で、発光素子1から照射された光が、光の散乱等により
減衰されることなく、効率よく、光導通部材26の他端
26bに導かれるので、発光素子1の点灯時における、
確認灯として用いる光導通部材26の他端26bの光源
輝度が高いので、試験者等が動作試験の際に、光導通部
材26の他端26bが点灯したか否かを確認し易い。 (発明の実施の形態5)図8は、本発明に係る確認灯付
き火災感知器の他の一例を概略的に示す図であり、図8
(a)は、外観を示す分解斜視図であり、図8(b)
は、断面図である。
【0070】この確認灯付き火災感知器Eは、確認灯と
して用いる発光素子1と、ベース部2と、ベース部2に
着脱可能に設けられ、中央に凹部3aを有する一体成形
されたヘッドボディ3と、ヘッドボディ3の中央部に設
けられ、煙センサ及び/または熱センサ等のセンサ(図
示せず)が収容される火災感知部4と、ヘッドボディ3
の中央に設けられた凹部3aと火災感知部4とにより形
成される空間内に収容され、発光素子1およびセンサ
(図示せず)を動作させる電気回路装置(図示せず)が
設けられた回路基板5と、ベース部2に外周側面S2b
に設けられ、孔部7cを有する突設部7と、ベース部2
に設けられ、一端41a、41aと他端41b、41b
とを有する導電部材41とを備える構成となっている。
【0071】尚、導通部材は、ベース部2に、直接、プ
リント配線されていてもよく、また、プリント配線を施
した基板をベース部2に取り付けてもよい。この火災感
知器Eの発光素子1は、ベース部2の外周側面S2bに
設けられた突設部7の孔部7c内に設けられており、導
電部材41は、その一端41a、41aが、回路基板5
に設けられた発光素子1を動作させる電気回路装置(図
示せず)の接点61a、61aに電気的に接続され、そ
の他端41b、41bが、ベース部2の外周側面S2b
に設けられた突設部7の孔部7c内に設けられた発光素
子1に電気的に接続されている。
【0072】また、図9は、ヘッドボディ3とベース部
2の嵌合の状態を示す模式図であり、図9(a)は、ヘ
ッドボディ3に設けられた栓刃22とベース部2に設け
られた栓刃21とが、完全に嵌合した状態を示してお
り、図9(b)は、ヘッドボディ3に設けられた栓刃2
2とベース部2に設けられた栓刃21との嵌合が不十分
な状態を示す図である。
【0073】図9に示すように、この火災感知器Eで
は、発光素子1の接点1a、1aと導電部材41の他端
41b、41bとが固定的に、且つ、電気的に接続され
ており、ベース部2側の栓刃21と、ヘッドボディ3側
に設けられた栓刃22とが、完全に、嵌合したときに、
回路基板5に設けられた発光素子1を動作させる電気回
路装置(図示せず)の接点61a、612aと、導電部
材41の一端41a、41aとの電気的結合がなされる
ように、ベース部2に、栓刃21と導電部材41とが、
ヘッドボディ3に、栓刃22と発光素子1を動作させる
電気回路装置(図示せず)の接点61a、61aとが、
各々、設けられている。
【0074】この火災感知器Eでは、火災や、火煙試験
や加熱試験などの動作試験の際に、火災感知器Eが発報
すると、まず、回路基板5の発光素子1を動作させる電
気回路装置(図示せず)が動作する。そして、発光素子
1を動作させる電気回路装置(図示せず)から発報され
た電気信号は、導電部材41の一端41a、41aから
導電部材41内に入り、導電部材41を通って、発光素
子1に伝わり、発光素子1を点灯させる。
【0075】この火災感知器Eでは、ヘッドボディ3と
して、一体成形品を用い、また、発光素子1を動作させ
る電気回路装置(図示せず)を、ヘッドボディ3の中央
に設けられた凹部3aと火災感知部4とにより形成され
る空間内に収容された回路基板5に取り付ける構成とし
たので、火災感知器Eの構造が簡単であるので、製造コ
ストを低く押さえることができる。
【0076】また、この火災感知器Eでは、回路基板5
に設けられた発光素子1を動作させる電気回路装置(図
示せず)から発報された電気信号は、導電部材41の一
端41aから導電部材41を通って、発光素子1に伝わ
り、発光素子1を点灯させるので、火災感知器Eが正常
に動作するか否かを確認するために、火災感知器Eにあ
ぶり試験器を設置しても、発光素子1が、あぶり試験器
10の筒体10aの外側に位置するため、試験者等は、
発光素子1が点灯するか否かを、あぶり試験器10を傾
けたりすることなく、容易に確認できるので、点検作業
が容易となるとともに、あぶり試験器10を傾けずに、
動作試験ができるので、動作試験の精度が高くなるとい
う効果がある。
【0077】また、図9に示したように、この火災感知
器Eでは、ヘッドボディ3がベース部2に完全に嵌合し
なければ、導電部材41の一端41aが、回路基板5に
設けられた発光素子1を動作させる電気回路装置(図示
せず)の接点42、42に、電気的に接続されないの
で、施工者等は、火災感知器Eを取り付けた後、動作試
験を行い、発光素子1が点灯しなければ、火災感知器E
が正常に動作しないものであるか、または、ベース部2
に対して、ヘッドボディ3が完全に嵌合していないか
を、容易に、知ることができる。
【0078】したがって、施工者等は、火災感知器Eを
取り付けた後、動作試験を行い、発光素子1が点灯しな
い場合には、まず、ベース部2に対して、ヘッドボディ
3が完全に嵌合しているかを点検し、ベース部2にヘッ
ドボディ3が完全に嵌合していることを確認し、もう一
度、動作試験を行い、それでも、火災感知器Eの発光素
子1が点灯しない場合には、火災感知器Eが故障してい
ると判断できる。
【0079】また、発光素子1と発光素子1を動作させ
る電気回路装置(図示せず)とを設けた回路基板(図1
4に示す回路基板110のような回路基板)を別体とし
て設ける必要がなく、且つ、回路基板5として大きな基
板を用いる必要がないので、電気回路装置が設けられた
回路基板5として小型のものを使用できるため、電気回
路装置が設けられた回路基板5の製造コストを低く押さ
えることができる。
【0080】更に、電気回路装置が設けられた回路基板
5は1個で済むので、火災感知器えの製造コストを低く
押さえることができる。 (発明の実施の形態6)図10、図11に示す確認灯付
き火災報知器Fは、以下の点を除けば、図8に示す火災
報知器Eと同様であるので、相当する部材については、
相当する参照符号を付して、その説明を省略する。
【0081】この火災感知器Fは、一端51a、51a
と他端51b、51bとを有する導電部材51がヘッド
ボディ部3側に設けられている点と、回路基板5に設け
られた発光素子1を動作させる電気回路装置(図示せ
ず)に、導電部材51の一端51a、51aが固定的
に、且つ、電気的に接続され、且つ、図11に示すよう
に、ベース部2側の栓刃21と、ヘッドボディ3側に設
けられた栓刃22とが、完全に、嵌合したときに、回路
基板5に設けられた発光素子1を動作させる電気回路装
置(図示せず)に接続された導電部材51の他端51
b、51bと、発光素子1の接点1a、1aとが、電気
的に接続されるようになっている点で、火災感知器Eと
異なっている。
【0082】尚、導電部材51は、例えば、図示するよ
うに、基板52にプリント配線を施して形成することが
できる。この火災感知器Fも、火災感知器Eと同様の効
果を奏する。
【0083】
【発明の効果】請求項1に記載の確認灯付き火災感知器
では、回路基板に設けられた発光素子から照射される光
を、光導通部材を使用して、ヘッドボディの外周側面の
近傍に設けられた孔部内に設けられた光導通部材の他端
まで導いて、光導通部材の他端を確認灯として用いてい
るので、あぶり試験器を用いて動作試験を行っても、あ
ぶり試験器の筒体の外側に、確認灯として用いる光導通
部材の他端が位置するので、試験者は、他端が点灯する
か否かを、あぶり試験器を傾けたりすることなく、容易
に確認できるので、点検作業が容易となるとともに、あ
ぶり試験器を傾けずに、動作試験ができるので、動作試
験の精度が高くなる。
【0084】また、発光素子は、ヘッドボディの凹部内
に収容可能な小型の回路基板上に設けられているので、
回路基板として大きな基板を用いる必要がないので、電
気回路装置が設けられた回路基板として小型のものを使
用できるため、電気回路装置が設けられた回路基板の製
造コストを低く押さえることができる。且つ、電気回路
装置が設けられた回路基板として小型のものを使用でき
るため、ヘッドボディとして、ツーピース構造のものを
使用する必用がなく、回路基板を収容する凹部を中央に
有する一体成形されたヘッドボディを用いることができ
るため、火災感知器の部品点数が少なくできるので、火
災感知器の製造コストを低く押さえることができる。
【0085】更に、電気回路装置が設けられた回路基板
は1枚で済むので、火災感知器の製造コストを低く押さ
えることができる。請求項2または3に記載の確認灯付
き火災感知器は、あぶり試験等の動作試験をする際に、
試験者等にとって、目視による確認灯の点灯の有無の確
認が容易な位置に、確認灯として用いる光導通部材の他
端を設けたので、試験者等は、容易に、光導通部材の他
端が点灯するか否かを確認することができる。
【0086】請求項4に記載の確認灯付き火災感知器で
は、一つの発光素子に対し、光導通部材の複数の光導通
部材脚部の他端を確認灯として用い、且つ、光導通部材
の複数の光導通部材脚部の他端をヘッドボディの外周側
面の近傍に設けられた複数の孔部の各々内に設けたの
で、確認灯として用いる光導通部材の複数の光導通部材
脚部の他端の各々が、あぶり試験器の筒体の外側に位置
し、且つ、確認灯として用いる光導通部材の光導通部材
脚部の他端が複数あるため、試験者等の目につき易いの
で、試験者等は、直接、目視により確認し易い。
【0087】更に、発光素子や、電気回路装置が設けら
れた回路基板は、各々、1個で済むので、火災感知器の
製造コストを低く押さえることができる。請求項5に記
載の確認灯付き火災感知器では、回路基板に設けられた
発光素子から照射される光を、光導通部材を使用して、
ベース部の外周側面に設けられた突設部の孔部内に設け
られた光導通部材の他端まで導いて、光導通部材の他端
を確認灯として用いているので、あぶり試験器を用いて
動作試験を行っても、あぶり試験器の筒体の外側に、確
認灯として用いる光導通部材の他端が位置するので、試
験者は、他端が点灯するか否かを、あぶり試験器を傾け
たりすることなく、容易に確認できるので、点検作業が
容易となるとともに、あぶり試験器を傾けずに、動作試
験ができるので、動作試験の精度が高くなる。
【0088】また、発光素子は、ヘッドボディの凹部内
に収容可能な小型の回路基板上に設けられているので、
回路基板として大きな基板を用いる必要がないので、電
気回路装置が設けられた回路基板として小型のものを使
用できるため、電気回路装置が設けられた回路基板の製
造コストを低く押さえることができる。且つ、電気回路
装置が設けられた回路基板として小型のものを使用でき
るため、ヘッドボディとして、ツーピース構造のものを
使用する必用がなく、回路基板を収容する凹部を中央に
有する一体成形されたヘッドボディを用いることができ
るため、火災感知器の部品点数が少なくできるので、火
災感知器の製造コストを低く押さえることができる。
【0089】更に、電気回路装置が設けられた回路基板
は1枚で済むので、火災感知器の製造コストを低く押さ
えることができる。請求項6に記載の確認灯付き火災感
知器では、ヘッドボディがベース部に完全に嵌合しなけ
れば、光導通部材の一端が発光素子に、光学的に接続さ
れないので、施工者等は、火災感知器を取り付けた後、
動作試験を行い、確認灯として用いる光導通部材の他端
が点灯しなければ、火災感知器が正常に動作しないもの
であるか、または、ベース部に対して、ヘッドボディが
完全に嵌合していないかを、容易に、知ることができ
る。
【0090】請求項7に記載の確認灯付き火災感知器で
は、光導通部材の他端を確認灯として用いているので、
他端から照射される光の向きは、他端の面に依存するた
め、発光素子を回路基板に対し、概ね垂直に取り付ける
必用がない。このため、発光素子を回路基板に対し、概
ね平行に寝かすように設けることができるので、火災感
知器の設計の自由度の制約がないので、例えば、発光素
子を回路基板に対し、概ね平行に寝かすように設けるこ
とにより、美観に優れる薄型の火災感知器等を製造でき
る。
【0091】請求項8に記載の確認灯付き火災感知器で
は、光導通部材の他端を確認灯として用いているので、
他端から照射される光の向きは、他端の面に依存するた
め、発光素子を回路基板の電気回路装置が設けられた表
面に設ける必用がなく、電気回路装置が設けられた表面
に対向する側の表面に設けてもよいので、火災感知器の
設計の自由度の制約がないので、火災感知器の製造コス
トを下げることができる。
【0092】請求項9に記載の確認灯付き火災感知器で
は、光導通部材の表面に、その一端から入光した光を光
導通部材の他端へ効率よく導くための光反射面を形成し
たので、光導通部材内で、発光素子から照射された光
が、光の散乱等により減衰されることなく、効率よく、
光導通部材の他端に導かれるので、発光素子の点灯時に
おける、確認灯として用いる光導通部材の他端の光源輝
度が高いので、試験者等が動作試験の際に、光導通部材
の他端が点灯したか否かを確認し易い。
【0093】請求項10に記載の確認灯付き火災感知器
では、発光素子と火災感知部との間に、発光素子から照
射される光が火災感知部に入光するのを防ぐための遮光
部材を設けたので、火災感知器を、例えば、煙感知器と
して用いた場合に、発光素子から照射される光が、セン
サに入光しないので、発光素子から照射される光をセン
サが、煙による光散乱と誤認することがないので、誤作
動を生じ難い。
【0094】請求項11に記載の確認灯付き火災感知器
では、ベース部の外周側面に設けられた突設部の孔部内
に発光素子を設け、回路基板に、発光素子およびセンサ
を動作させる電気回路装置を設け、その回路基板に設け
られた発光素子を動作させる電気回路装置と、ベース部
の外周側面に設けられた突設部の孔部内に設けられた発
光素子とを導電部材により、電気的に接続しているた
め、電気回路装置が設けられた回路基板を大型化するこ
となく、発光素子をベース部の外周側面に設けられた突
設部の孔部内に設けることができるので、あぶり試験器
を用いて動作試験を行っても、あぶり試験器の筒体の外
側に、発光素子が位置するので、試験者は、発光素子が
点灯するか否かを、あぶり試験器を傾けたりすることな
く、容易に確認できるので、点検作業が容易となるとと
もに、あぶり試験器を傾けずに、動作試験ができるの
で、動作試験の精度が高くなる。
【0095】また、発光素子と発光素子を動作させる電
気回路装置とを設けた回路基板を別体として設ける必要
がなく、且つ、回路基板として大きな基板を用いる必要
がないので、電気回路装置が設けられた回路基板として
小型のものを使用できるため、電気回路装置が設けられ
た回路基板の製造コストを低く押さえることができる。
【0096】更に、電気回路装置が設けられた回路基板
は1個で済むので、火災感知器の製造コストを低く押さ
えることができる。請求項12に記載の確認灯付き火災
感知器では、ヘッドボディがベース部に完全に嵌合しな
ければ、導電部材の一端が発光素子を動作させる電気回
路装置に電気的に接続さず、導電部材の他端が発光素子
の接点に、電気的に接続されないので、施工者等は、火
災感知器を取り付けた後、動作試験を行い、確認灯とし
て用いる発光素子が点灯しなければ、火災感知器が正常
に動作しないものであるか、または、ベース部に対し
て、ヘッドボディが完全に嵌合していないかを、容易
に、知ることができる。
【0097】請求項13に記載の確認灯付き火災感知器
では、ベース部の外周側面に設けられた突設部の孔部内
に発光素子を設け、ヘッドボディの凹部内に収容された
回路基板に、発光素子およびセンサを動作させる電気回
路装置を設け、その回路基板に設けられた発光素子を動
作させる電気回路装置と、ベース部の外周側面に設けら
れた突設部の孔部内に設けられた発光素子とを導電部材
により、電気的に接続しているため、電気回路装置が設
けられた回路基板を大型化することなく、発光素子をベ
ース部の外周側面に設けられた突設部の孔部内に設ける
ことができるので、あぶり試験器を用いて動作試験を行
っても、あぶり試験器の筒体の外側に、発光素子が位置
するので、試験者は、発光素子が点灯するか否かを、あ
ぶり試験器を傾けたりすることなく、容易に確認できる
ので、点検作業が容易となるとともに、あぶり試験器を
傾けずに、動作試験ができるので、動作試験の精度が高
くなる。
【0098】また、発光素子と発光素子を動作させる電
気回路装置とを設けた回路基板を別体として設ける必要
がなく、且つ、回路基板として大きな基板を用いる必要
がないので、電気回路装置が設けられた回路基板として
小型のものを使用できるため、電気回路装置が設けられ
た回路基板の製造コストを低く押さえることができる。
【0099】更に、電気回路装置が設けられた回路基板
は1個で済むので、火災感知器の製造コストを低く押さ
えることができる。請求項14に記載の確認灯付き火災
感知器では、ヘッドボディがベース部に完全に嵌合しな
ければ、導電部材の一端が発光素子を動作させる電気回
路装置に電気的に接続さず、導電部材の他端が発光素子
の接点に、電気的に接続されないので、施工者等は、火
災感知器を取り付けた後、動作試験を行い、確認灯とし
て用いる発光素子が点灯しなければ、火災感知器が正常
に動作しないものであるか、または、ベース部に対し
て、ヘッドボディが完全に嵌合していないかを、容易
に、知ることができる。
【0100】本発明に係る確認灯付き火災感知器は、構
造が簡単で、動作試験の際にも確認灯の点灯の有無が容
易に確認でき、しかも、安価に製造できるので、煙感知
器、熱感知器、火災感知器として、好適に用いることが
できる。また、電気回路装置が設けられた回路基板は、
1枚でよいので、電気回路装置等が実装された回路基板
を樹脂封止してユニット化することでき、電気回路装置
等が実装された回路基板を樹脂封止されたユニットとす
れば、更に、本発明に係る確認灯付き火災感知器の製造
コストを低く押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る確認灯付き火災感知器の一例を概
略的に示す図であり、図1(a)は、外観を示す分解斜
視図であり、図1(b)は、断面図である。
【図2】本発明に係る確認灯付き火災感知器の他の一例
を概略的に示す図であり、図2(a)は、外観を示す分
解斜視図であり、図2(b)は、断面図である。
【図3】ヘッドボディとベース部の嵌合の状態を示す模
式図であり、、図3(a)は、ヘッドボディに設けられ
た栓刃とベース部に設けられた栓刃とが、完全に嵌合し
た状態を示しており、図3(b)は、ヘッドボディに設
けられた栓刃とベース部に設けられた栓刃との嵌合が不
十分な状態を示す図である。
【図4】本発明に係る確認灯付き火災感知器の他一例を
概略的に示す図であり、図4(a)は、外観を示す分解
斜視図であり、図4(b)は、断面図である。
【図5】光導通部材を中心に示す斜視図である。
【図6】本発明に係る確認灯付き火災感知器の他の一例
を概略的に示す、部分切欠き断面図である。
【図7】遮光部材及び光反射面を中心に示す断面図であ
り、図7(a)は、上方から下方へ、ヘッドボディを見
た状態を概略的に示す部分平面図であり、図7(b)
は、下方から上方へ、ヘッドボディを見た状態を概略的
に示す部分平面図であり、図7(c)は、図7(a)に
示すVII−VII線に従う概略的な断面図である。
【図8】本発明に係る確認灯付き火災感知器の他の一例
を概略的に示す図であり、図8(a)は、外観を示す分
解斜視図であり、図8(b)は、断面図である。
【図9】ヘッドボディとベース部の嵌合の状態を示す模
式図であり、、図9(a)は、ヘッドボディに設けられ
た栓刃とベース部に設けられた栓刃とが、完全に嵌合し
た状態を示しており、図9(b)は、ヘッドボディに設
けられた栓刃とベース部に設けられた栓刃との嵌合が不
十分な状態を示す図である。
【図10】本発明に係る確認灯付き火災感知器の他の一
例を概略的に示す図であり、図10(a)は、外観を示
す分解斜視図であり、図10(b)は、断面図である。
【図11】ヘッドボディとベース部の嵌合の状態を示す
模式図であり、、図11(a)は、ヘッドボディに設け
られた栓刃とベース部に設けられた栓刃とが、完全に嵌
合した状態を示しており、図11(b)は、ヘッドボデ
ィに設けられた栓刃とベース部に設けられた栓刃との嵌
合が不十分な状態を示す図である。
【図12】従来の確認灯付き火災感知器の一例を概略的
に示す図であり、図12(a)は、分解斜視図であり、
図12(b)は、断面図である。
【図13】従来の確認灯付き火災感知器の一例を概略的
に示す図であり、図13(a)は、分解斜視図であり、
図13(b)は、断面図である。
【図14】従来の確認灯付き火災感知器の一例を概略的
に示す図であり、図14(a)は、斜視図であり、図1
4(b)は、断面図である。
【符号の説明】
A、B、C、D、E、F 確認灯付き火災感知器 1 発光素子 2 ベース部 3 ヘッドボディ 3a 凹部 3c、13c 孔部 4 火災感知部 5 回路基板 6、16、26 光導通部材 6a、16a、26a 光導通部材の一端 6b、16b、26b 光導通部材の他端 6d 突出部 7 突設部 7c 孔部 21、22 栓刃 31 遮光部材 31a 遮光板 41、51 導電部材 41a、51a 導電部材の一端 41b、51b 導電部材の他端 61a、61a 接点
フロントページの続き (72)発明者 廉野 剛 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子と、 ベース部と、 前記ベース部に着脱可能に設けられ、中央に凹部を有
    し、外周側面の近傍に孔部を有する一体成形されたヘッ
    ドボディと、 前記ヘッドボディの中央部に設けられ、センサが収容さ
    れる火災感知部と、 前記ヘッドボディの凹部と前記火災感知部とにより形成
    される空間内に収容され、前記発光素子と、前記発光素
    子および前記センサを動作させる電気回路装置とが設け
    られた回路基板と、 光導通部材とを備え、 前記光導通部材は、その一端が、前記発光素子に光学的
    に接続され、その他端が、前記ヘッドボディの外周側面
    の近傍に設けられた孔部内に設けられ、 前記光導通部材の他端を確認灯として用いる、確認灯付
    き火災感知器。
  2. 【請求項2】前記ヘッドボディは、前記火災感知部へつ
    ながる下方側天面を有し、 前記外周側面は、前記下方側天面の外周より上方向へ起
    立するように設けられており、 前記外周側面の近傍に設けられる孔部を、前記ヘッドボ
    ディの火災感知部へつながる下方側天面と前記下方側天
    面の外周より上方向へ起立する外周側面とのコーナ部に
    設けたことを特徴とする、請求項1に記載の確認灯付き
    火災感知器。
  3. 【請求項3】前記ヘッドボディは、前記火災感知部へつ
    ながる下方側天面を有し、 前記外周側面は、前記下方側天面の外周より上方向へ起
    立するように設けられており、 前記外周側面の近傍に設けられる孔部を、前記ヘッドボ
    ディの火災感知部へつながる下方側天面と下方側天面の
    外周より上方向へ起立する外周側面とのコーナ部より、
    やや内側の火災感知部よりの下方側天面に設けたことを
    特徴とする、請求項1に記載の確認灯付き火災感知器。
  4. 【請求項4】前記ヘッドボディの外周側面の近傍には、
    複数の孔部が設けられ、 前記光導通部材は、その中心部に一端を有し、前記一端
    から、外方へ放射状に形成され、前記ヘッドボディに設
    けられた孔部に対応する数の複数の光導通部材脚部を有
    しており、 前記光導通部材の一端は、前記発光素子に光学的に接続
    され、前記複数の光導通部材脚部の他端の各々が、前記
    ヘッドボディの外周側面の近傍に設けられた複数の孔部
    の各々内に設けられ、 前記光導通部材脚部の複数の光導通部の他端の各々を確
    認灯として用いる、請求項1〜3のいずれかに記載の確
    認灯付き火災感知器。
  5. 【請求項5】発光素子と、 ベース部と、 前記ベース部に着脱可能に設けられ、中央に凹部を有を
    有する一体成形されたヘッドボディと、 前記ヘッドボディの中央部に設けられ、センサが収容さ
    れる火災感知部と、 前記ヘッドボディの凹部と前記火災感知部とにより形成
    される空間内に収容され、前記発光素子と、前記発光素
    子および前記センサを動作させる電気回路装置とが設け
    られた回路基板と、 前記ベース部に外周側面に設けられ、孔部を有する突設
    部と、 前記ベース部に設けられ、一端と他端とを有する光導通
    部材とを備え、 前記発光素子は、前記ヘッドボディの凹部内に収容され
    た回路基板上に設けられており、 前記光導通部材は、その一端が、前記発光素子に光学的
    に接続され、その他端が、前記ベース部の外周側面に突
    設された突設部の孔部内に設けられ、 前記光導通部材の他端を確認灯として用いる、確認灯付
    き火災感知器。
  6. 【請求項6】前記ヘッドボディが前記ベース部に完全に
    嵌合したときに、前記光導通部材の一端が前記発光素子
    に、光学的に接続されるようにしたことを特徴とする、
    請求項5に記載の確認灯付き火災感知器。
  7. 【請求項7】前記発光素子が、前記発光素子および前記
    火災感知部を動作させる電気回路装置が設けられた回路
    基板に対し、概ね平行に寝かすように設けられている、
    請求項1〜6のいづれかに記載の確認灯付き火災感知
    器。
  8. 【請求項8】前記発光素子が、前記発光素子および前記
    火災感知部を動作させる電気回路装置が設けられた回路
    基板の前記発光素子および前記火災感知部を動作させる
    電気回路装置が設けられた表面に対向する側の表面に設
    けたことを特徴とする、請求項1〜7のいづれかに記載
    の確認灯付き火災感知器。
  9. 【請求項9】前記光導通部材の表面に、その一端から入
    光した光を光導通部材の他端へ効率よく導くための光反
    射面が形成されていることを特徴とする、請求項1〜8
    に記載の確認灯付き火災感知器。
  10. 【請求項10】前記発光素子と前記火災感知部との間
    に、前記発光素子から照射される光が前記火災感知部に
    入光するのを防ぐための遮光部材を設けたことを特徴と
    する、請求項1〜9のいづれかに記載の確認灯付き火災
    感知器。
  11. 【請求項11】確認灯として用いる発光素子と、 ベース部と、 前記ベース部に着脱可能に設けられ、中央に凹部を有す
    る一体成形されたヘッドボディと、 前記ヘッドボディの中央部に設けられ、センサが収容さ
    れる火災感知部と、 前記ヘッドボディの凹部と前記火災感知部とにより形成
    される空間内に収容され、前記発光素子および前記セン
    サを動作させる電気回路装置が設けられた回路基板と、 前記ベース部に外周側面に設けられ、孔部を有する突設
    部と、 前記ベース部に設けられ、一端と他端とを有する導電部
    材とを備え、 前記発光素子は、前記ベース部の外周側面に設けられた
    突設部の孔部内に設けられており、 前記導電部材は、その一端が、前記回路基板に設けられ
    た前記発光素子を動作させる電気回路装置に電気的に接
    続され、その他端が、前記ヘッドボディの外周側面の近
    傍に設けられた孔部内に設けられた発光素子に電気的に
    接続されている、確認灯付き火災感知器。
  12. 【請求項12】前記導電部材の他端は、前記発光素子
    に、電気的に接続されており、 前記ヘッドボディが前記ベース部に完全に嵌合したとき
    に、前記導電部材の一端が前記発光素子を動作させる電
    気回路装置に電気的に接続されるようにしたことを特徴
    とする、請求項11に記載の確認灯付き火災感知器。
  13. 【請求項13】確認灯として用いる発光素子と、 ベース部と、 前記ベース部に着脱可能に設けられ、中央に凹部を有す
    る一体成形されたヘッドボディと、 前記ヘッドボディの中央部に設けられ、センサが収容さ
    れる火災感知部と、 前記ヘッドボディの凹部と前記火災感知部とにより形成
    される空間内に収容され、前記発光素子および前記セン
    サを動作させる電気回路装置が設けられた回路基板と、 前記ベース部に外周側面に設けられ、孔部を有する突設
    部と、 前記ヘッドボディ部に設けられ、一端と他端とを有する
    導電部材とを備え、 前記発光素子は、前記ベース部の外周側面に設けられた
    突設部の孔部内に設けられており、 前記導電部材は、その一端が、前記回路基板に設けられ
    た前記発光素子を動作させる電気回路装置に電気的に接
    続され、その他端が、前記ヘッドボディの外周側面の近
    傍に設けられた孔部内に設けられた発光素子に電気的に
    接続されている、確認灯付き火災感知器。
  14. 【請求項14】前記導電部材の一端は、回路基板に設け
    られた前記発光素子を動作させる電気回路装置に、電気
    的に接続されており、 前記ヘッドボディが前記ベース部に完全に嵌合したとき
    に、前記導電部材の他端が前記発光素子に電気的に接続
    されるようにしたことを特徴とする、請求項12に記載
    の確認灯付き火災感知器。
  15. 【請求項15】前記センサが、煙センサであることを特
    徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載の確認灯付
    き火災感知器。
  16. 【請求項16】前記センサが、熱センサであることを特
    徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載の確認灯付
    き火災感知器。
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