JPH09128397A - 通訳機 - Google Patents

通訳機

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JPH09128397A
JPH09128397A JP7287181A JP28718195A JPH09128397A JP H09128397 A JPH09128397 A JP H09128397A JP 7287181 A JP7287181 A JP 7287181A JP 28718195 A JP28718195 A JP 28718195A JP H09128397 A JPH09128397 A JP H09128397A
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Application number
JP7287181A
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English (en)
Inventor
Koichi Takeuchi
浩一 竹内
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
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    • G06F40/42Data-driven translation
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    • GPHYSICS
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/20Natural language analysis
    • G06F40/279Recognition of textual entities
    • G06F40/289Phrasal analysis, e.g. finite state techniques or chunking
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/40Processing or translation of natural language
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最初のきっかけの要望を入力するだけでユー
ザニーズを推察して必要な会話文を表示する。 【解決手段】 タブレット1から、きっかけとなる要望
をメニュー選択するかあるいは「〜したい」の形式の要
望文で入力する。要望解析部6は、きっかけとなる要望
を解析して要望の場面が特定できなければ要望内容を絞
り込むための質問を提示し、場面が特定されると、要望
内容を更に絞り込むための質問を提示して、ユーザの要
望内容を特定する。最適会話選出部7は、ROM3の会
話文格納部4から、上記特定された要望内容を表現する
第2国の言語による会話文を選出して表示部9に表示さ
せる。こうして、きっかけとなる要望をメニュー選択す
るか又は要望文で直接入力するだけで、自動的にユーザ
の要望を推察して行き、目的とする会話文を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ユーザニーズを
推察して必要な会話文を選出して表示する通訳機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図9に示すようなフローチャート
に従って通訳の対象となる会話文に関するメニューを検
索する通訳機がある。以下、この通訳機におけるメニュ
ー検索処理動作について図9に従って説明する。
【0003】ステップS1で、話したい会話文があると
思われる場面を指定するキーが押圧される。ここで、上
記場面としては「出発」,「機内」,「空港到着」,「ホテル」,
「レストラン」,「タクシー」,「バス」,「鉄道」,「レンタカ
ー」,「船」,「観光/街中」,「ショッピング」,「娯楽」,「スポ
ーツ」,「電話」,「郵便/両替」,「病気」,「トラブル」,「基本会
話」等がある。ステップS2で、指定された場面に属する
詳細場面のメニューが表示画面に表示される。ここで、
上記場面「機内」に属する詳細場面としては、「搭乗」,「離
陸」,「機内サービス」,「トラブル」,「他の乗客との会話」,
「到着準備」等がある。
【0004】ステップS3で、表示されたメニューから
話したい会話文があると思われる詳細場面が選択され
る。ステップS4で、上記ステップS3において選択され
た詳細場面に属する例文のメニューが表示画面に表示さ
れる。ここで、上述の詳細場面「機内サービス」に属す
る例文のメニューとしては、「食事・飲み物」,「音楽」,「雑
誌・新聞」,「映画」,「免税品販売」,「情報収集」,「備品の借
用」,「使用方法を教わる/許可をもらう」,「その他」等があ
る。ステップS5で、表示された例文のメニューから話
したい会話文があると思われる例文が選択される。
【0005】ステップS6で、上記ステップS5において
選択された例文に属する最初の会話文が表示画面に表示
される。ステップS7で、上記表示画面に表示された会
話文は目的とする会話文であるか否かが判別される。そ
の結果、目的とする会話文であればメニュー検索処理動
作を終了する。一方、目的とする会話文でなければステ
ップS8に進む。ステップS8で、上記ステップS5にお
いて選択された例文に属する次の会話文が表示された
後、上記ステップS7に戻って表示会話文が目的とする
会話文であるかが判別される。そして、上述したよう
に、目的とする会話文であればメニュー検索処理動作を
終了するのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通訳機においては、「場面」→「詳細場面」→「例
文」というように、ユーザの意志によって階層を段階的
に下げることによって徐々に範囲を絞って目的とする会
話文に到達するようにしている。したがって、目的とす
る会話文が、何れの場面における何れの詳細場面に属し
ているかが明確である場合には、ガイドブックや会話文
例集の本のようにページをめくる必要がなく、キーをタ
ッチするだけの簡単な操作で目的とする会話文を検索で
きるので有効であると言える。
【0007】ところが、海外旅行経験の浅いユーザにと
っては、マナーや習慣で戸惑うことが多く、何を言えば
いいのかさえ分からないことが往々にしてある。そのよ
うな場合には、従来の通訳機では必要な会話文を検索す
ることができない。また、例え検索できたとしても、そ
の会話文が妥当な会話文であるかが分からないという問
題がある。また、上記従来の通訳機においては、階層を
段階的に下げることによって徐々に範囲を絞って目的と
する会話文に到達する関係上、ある程度の検索性を維持
するためには自ずと登録できる会話文の数に限界がある
という問題もある。さらに、次に言いたいことがある場
合において、その会話文が先の会話文と関連がある場合
であっても、先の会話文と同じ検索操作を再度繰り返し
て次の会話文を検索しなければならず面倒であるという
問題もある。
【0008】そこで、この発明の目的は、最初のきっか
けの要望を入力するだけでユーザニーズを推察して必要
な会話文を表示できる通訳機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、ユーザによって入力された
第1国の言語による要望文を第2国の言語による会話文
に通訳して表示する通訳機であって、上記第1国の言語
による要望文を「〜したい」の形式で入力する入力部と、
上記第2国の言語による要望に関する会話文を格納する
会話文格納部と、上記入力部から入力された上記要望文
を解析して,上記要望文に関してユーザが潜在的に持っ
ている要望の内容を明らかにする要望解析部と、上記要
望解析部による解析結果を受けて,上記明らかにされた
要望の内容を表現する上記第2国の言語による会話文を
上記会話文格納部から選出して,表示部に表示させる最
適会話選出部を備えたことを特徴としている。
【0010】上記構成によれば、上記入力部から最初の
きっかけの要望を「〜したい」の形式の要望文で入力す
るだけで、要望解析部によって上記入力された要望文が
解析されて、上記要望文に関してユーザが潜在的に持っ
ている要望の内容が明らかにされる。したがって、上記
明らかにされた潜在的な要望の内容を表現する会話文
が、最適会話選出部によって、上記要望文に対応する最
適な会話文として選出されて表示される。
【0011】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明の通訳機において、上記要望解析部は、上記入
力された要望文に関して,会話の場面を特定でき,且つ,
特定された場面が予め登録されている場面であるか否か
を判定する場面判定手段と、上記特定された場面内にお
いて,上記要望文による要望の内容を特定できるか否か
を判定し,特定できた上記要望の内容を上記解析結果と
して出力する要望内容判定手段と、上記場面判定手段あ
るいは要望内容判定手段によって場面あるいは要望内容
を特定できないと判定された要望文に関して,上記場面
あるいは要望内容を特定するために必要な条件を問い合
わせる問い合わせ手段を有して、上記場面判定手段およ
び要望内容判定手段は、上記場面あるいは要望の内容を
特定できるか否かを判定する場合には、上記問い合わせ
手段による問い合わせに対するユーザの応答の内容を参
照して行うようになっていることを特徴としている。
【0012】上記構成によれば、上記場面判定手段ある
いは要望内容判定手段によって場面あるいは要望内容を
特定できないと判定された要望文に関して、問い合わせ
手段によって、上記場面あるいは要望内容を特定するた
めに必要な条件を問い合わせるので、上記問い合わせに
対するユーザの応答を参照することによって、上記場面
あるいは要望内容を絞ることができる。こうして、ユー
ザの意志によらずに、自動的に、上記場面あるいは要望
内容が特定されていく。
【0013】また、請求項3に係る発明は、請求項2に
係る発明の通訳機において、上記要望解析部は,上記問
い合わせ手段による問い合わせに対するユーザの応答内
容から,上記場面や要望内容を特定するための条件を抽
出する条件抽出手段を有すると共に、上記抽出された条
件を格納する条件格納部を備えて、上記場面判定手段お
よび要望内容判定手段は、上記場面あるいは要望の内容
を特定できるか否かを判定する場合には、上記条件格納
部に格納された上記条件を参照して判定するようになっ
ていることを特徴としている。
【0014】上記構成によれば、ユーザによって一度指
定された上記場面や要望内容を特定するための条件は条
件格納部に登録されているので、上記表示部に表示され
た会話文に関連した要望文が入力された場合には、上記
条件格納部に格納された上記条件が参照されて、上記場
面や要望内容がある程度自動的に絞られる。こうして、
上記問い合わせ手段による上記問い合わせの回数を少な
くして、速やかに上記場面あるいは要望内容が特定され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。図1は本実施の形態の通訳機
におけるブロック図である。本実施の形態における通訳
機は、多くの会話文を登録してユーザニーズに対応する
ために、ユーザが入力した要望文を解析して要望に合致
した適切な場面を自動的に特定し、更にユーザとの対話
で要望に関する条件を取得してユーザの要望内容を特定
し、最適な会話文を選出して表示するものである。ま
た、取得した上記要望に関する条件をRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)に記憶することによって、前の会話文
と関連がある会話文を検索する場合にユーザに何度も同
じ質問することを避けることかでき、ユーザにインテリ
ジェンスのあるシステムの印象を与えるものである。
【0016】タブレット1は、タブレットドライバ2に
よって駆動されて第1国の言語による要望文等の文字入
力を行う。ROM(リード・オンリ・メモリ)3には、後に
詳述する通訳処理を実行するためのプログラムが格納さ
れている。さらに、会話文格納部4を有して、この会話
文格納部4に第2国の言語による会話文が格納されてい
る、RAM5には、上記通訳処理の際にユーザとの対話
等によって得られたユーザの要望に関する条件等の通訳
に関する情報を記憶しておく。要望解析部6は、上記タ
ブレット1から入力された第1国の言語による要望文や
タブレット1から指示されたユーザの要望を、RAM5
に記憶されている上記要望に関する条件を参照して解析
して、ユーザが潜在的に持っている要望の内容を把握す
る。最適会話文選出部7は、要望解析部6による解析結
果を受けて、ユーザの要望に即した第2国の言語による
会話文を会話文格納部4から選出する。表示用ドライバ
8は、最適会話文選出部7による制御の下に、液晶表示
装置等で構成される表示部9を駆動して、タブレット1
から入力された第1国の言語による要望文と同一内容の
第2国の言語による会話文を表示させる。尚、上記タブ
レット1と表示部9とは一体に形成されていてもよく、
RAM5は別の記憶媒体であっても差し支えない。
【0017】上記構成の通訳機は、要望解析部6および
最適会話文選出部7によって以下のようにして通訳処理
を実行する。図2および図3は、上記要望解析部6およ
び最適会話文選出部7によって実行される通訳処理動作
のフローチャートである。以下、図2および図3に従っ
て通訳処理動作について詳細に説明する。尚、上記フロ
ーチャートのうちステップS27は最適会話文選出部7に
よる処理であり、その他のステップは要望解析部6によ
る処理である。
【0018】ステップS11で、上記表示部9に要望文の
メニューが表示される。ステップS12で、上記メニュー
に従って、ユーザによって要望文が指定されたか否かが
判別される。その結果、指定されていればステップS13
に進み、指定されていなければ指定されるのを待つ。ス
テップS13で、上記指定はメニュー選択による指定であ
るか、直接「〜したい」の形式で記述された要望文によ
る指定であるかが判別される。その結果、文入力であれ
ばステップS14に進み、メニュー選択であればステップ
S19に進む。
【0019】ステップS14で、以前の通訳処理時に取得
された要望に関する条件がRAM5に格納されていれば
それを参照して、上記ステップS12において要望文によ
って指定された要望は、予め設定されている場面に関す
る要望であるか否かが判別される。その結果、予め設定
されている場面に関する要望であればステップS22に進
み、そうでなければステップS15に進む。ステップS15
で、上記指定された要望文の要望内容を絞り込むことが
可能であるか否かが判定される。その結果、絞り込むこ
とが可能であればステップS16に進み、これ以上絞り込
むことができなければステップS18に進む。ステップS
16で、上記指定された要望文の要望内容を特定するため
の質問のメニューが表示される。ステップS17で、上記
ステップS16において表示されたメニューに対するユー
ザによる応答があるか否かが判別される。その結果、応
答があればステップS14に戻って応答の内容の解析に進
み、応答がなければ上記ステップS16に戻って応答を待
つ。そして、上記ステップS14において上記応答の内容
を加味して上記ステップS12において指定された要望文
の要望内容が予め設定されている場面に関する要望であ
ると判別されると、ステップS22に移行するのである。
ステップS18で、上記ステップS12において指定された
第1国の言語による要望文に対応する第2国の言語によ
る会話文は登録されていないことが表示部9に表示され
る。そうした後、通訳処理動作を終了する。
【0020】ステップS19で、上記ステップS12におい
て指定された要望(文)から要望に関する条件が抽出され
てRAM5に格納される。そして、RAM5に格納され
ている要望に関する条件が総て参照されて、当該要望
(文)から会話の場面が特定できるか否かが判別される。
その結果、特定できればステップS22に進み、特定でき
なければステップS20に進む。ステップS20で、上記場
面を特定するためのメニューが表示される。ステップS
21で、上記メニューにしたがって場面が特定されたか否
かが判別される。その結果、特定されていればステップ
S22に進み、特定されていなければステップS20に戻っ
て指定されるのを待つ。
【0021】ステップS22で、上記ステップS21におい
て指定された場面から要望に関する条件が抽出されてR
AM5に格納される。そして、RAM5に格納された要
望に関する条件が総て参照されて、当該要望文の要望内
容が特定できるか否かが判別される。その結果、特定で
きればステップS27に進み、特定できなければステップ
S23に進む。ステップS23で、上記要望文の要望内容を
絞り込むことが可能であるか判定される。その結果、絞
り込むことが可能であればステップS24に進み、これ以
上絞り込むことができなければステップS18に進む。ス
テップS24で、上記要望文の要望内容を特定するための
質問のメニューが表示される。ステップS25で、上記ス
テップS24において表示されたメニューに対するユーザ
による応答があるか否かが判別される。その結果、応答
があればステップS26に進み、応答がなければ上記ステ
ップS24に戻って応答を待つ。ステップS26で、上記応
答内容から要望に関する条件が抽出されてRAM5に格
納される。そして、上記RAM5に格納されている要望
に関する条件が総て参照されて、ユーザの要望内容が特
定できるか否かが判別される。その結果、特定できれば
ステップS27に進み、特定できなければステップS23に
戻って更なる要望内容の絞り込みに移行する。
【0022】ステップS27で、上記入力された要望文の
要望内容が特定されたので、この特定された要望内容に
即した第2国の言語による会話文がROM3の会話文格
納部4から読み出されて表示部9に表示される。ステッ
プS28で、上記ステップS27において表示部9に表示さ
れた会話文の内容に応じて、上記ステップS27において
表示された会話文に関するメッセージ、あるいは、上記
ステップS27において表示された会話文の要望内容に関
連した関連要望の有無の問い合わせ、あるいは、次の場
面への切り換えの問い合わせが表示される。ステップS
29で、上記ステップS28において表示された問い合わせ
に対するユーザによる応答があるか否かが判別される。
その結果、応答があればステップS31に進む。一方、所
定時間応答がなければステップS30に進む。ステップS
30で、例えば、上記タブレット1等から通訳処理動作の
終了が指示されているか否かが判別される。その結果、
終了が指示されていなければ上記ステップS28に戻って
ユーザからの応答を待つ。一方、終了が指示されていれ
ば通訳処理動作を終了する。
【0023】ステップS31で、上記ステップS29におけ
る応答は次の場面への切り換えを指示する応答であるか
否かが判別される。その結果、次の場面への切り換え応
答であれば、上記ステップS20に戻って次の場面に関す
る処理に移行する。一方、次の場面への切り換え応答で
なければステップS32に進む。ステップS32で、上記ス
テップS29における応答には関連要望があるか否かが判
別される。その結果、関連要望がなければ、上記ステッ
プS30に戻って通訳処理動作を終了するか否かの判定に
移行する。一方、関連要望があれば、ステップS26に戻
って関連要望の解析に移行する。そして、上記ステップ
S30において終了が指示されると通訳処理動作を終了す
るのである。
【0024】すなわち、上記ステップS14,S19で上記
場面判定手段を構成し、上記ステップS22,26で上記要
望内容判定手段を構成し、上記ステップS16,S20,S24
で上記問い合わせ手段を構成し、上記ステップS19,S2
2,S26で上記条件抽出手段を構成するのである。
【0025】次に、図4〜図8に従って、上記通訳処理
動作について、例を上げて更に具体的に説明する。図4
〜図8は、「飛行機に搭乗する場合の要望」に関して、
表示部9の表示内容と、タブレット1からの入力内容
と、要望解析部6による判別内容とを示す。図中、実線
による矩形は表示部9の表示内容を示し、破線による矩
形はタブレット1から入力された要望文の内容を示し、
二重線による矩形は要望解析部6によるRAM5の要望
に関する条件に基づく判別内容を示し、一点鎖線による
矩形は表示された会話文の内容を示す。尚、「」内の文
言は、メニュー表示の画面から選択されたメニューの内
容を示す。
【0026】先ず、電源がオンされると通訳処理動作が
スタートする。そして、表示例D1に示す如く、「何のア
シスタントを行うか」がメニュー表示される。そこで、
メニュー「飛行機内について」が選択されると、表示例
D2に示す如く、「機内でアシスタントできること」がメ
ニュー表示される。そして、メニュー「座席に関する要
望」が選択されると予め設定されている場面「席に着
く」の処理に入る。ここで、ユーザによって入力された
要望は「機内で席について聞く」であると特定されたの
で、会話文格納部4から、「機内で席について聞く」と
きの第2国の言語による会話文が選択されて表示され
る。…ステップS11〜ステップS13,ステップS19〜ス
テップS22,S27
【0027】一方、表示例D1に示す如く「何のアシス
タントを行うか」がメニュー表示された際に、メニュー
「入力して指示する」が選択された後に、要望文例B1
に示すように直接「席を探したい」や「席に着きたい」
や「席に座りたい」等の要望文が入力されると、予め設
定されている場面「席に着く」の処理に入る。ところ
が、要望文「席を探したい」,「席に着きたい」,「席に座り
たい」のみでは何の席がが不明であるために要望を特定
できない。そこで、要望を絞り込むために、表示例D3
に示す如く、「何の席であるが」がメニュー表示され
る。そして、メニュー「飛行機」が選択されると、ユー
ザの要望は「機内で席について聞く」であると特定し
て、会話文格納部4から、「機内で席について聞く」と
きの第2国の言語による会話文が選択されて表示され
る。…ステップS11〜ステップS14,ステップS22〜ス
テップS27
【0028】こうして、「機内で席について聞く」とき
の第2国の言語による会話文が表示されると、引き続い
て、表示例D4に示すように「席に関する他の要望」が
メニュー表示される。そして、メニュー「席を移る・替
る」が選択されると、ユーザの要望は「機内で席を移り
・替りたい」であると特定されて、「機内で席を移り・替
りたい」ときの会話文が選択されて表示される。また、
メニュー「席を倒す・立てる」が選択されると、ユーザ
の要望は「機内で席を倒したい・立てたい」であると特
定されて、「機内で席を倒したい・立てたい」ときの会
話文が表示される。また、メニュー「苦情を言う」が選
択されると、ユーザの要望は「機内で座席に関する苦情
を言いたい」であると特定されて「機内での座席に関す
る苦情」の会話文が表示される。…ステップS28,S29,
S31,S32,S26,S27
【0029】また、表示例D1に示す如く「何のアシス
タントを行うか」がメニュー表示された際に、メニュー
「入力して指示する」が選択された後に、要望文例B2
に示すように直接「席を倒したい」や「席を替りたい」
や「席を立てたい」や「席を移りたい」等の要望文が入
力されると、予め設定されている場面「席に着く」の処
理に入る。そして、要望「席を倒したい」,「席を替りた
い」,「席を立てたい」,「席を移りたい」を更に絞り込む
ために、表示例D3に示す如く「何の席であるか」がメニ
ュー表示される。そして、メニュー「飛行機」が選択さ
れると、上記直接要望文で入力された要望が「席を移り
たい」あるい「席を替りたい」であれば、ユーザの要望
は「機内で席を移り・替りたい」であると特定されて、
「機内で席を移り・替りたい」ときの会話文が表示され
る。また、直接要望文によって入力された要望が「席を
倒したい」あるいは「席を立てたい」であれば、ユーザ
の要望は「機内で席を倒したい・立てたい」であると特
定されて、「機内で席を倒したい・立てたい」ときの会
話文が表示される。…ステップS11〜ステップS14,ス
テップS22〜ステップS27
【0030】こうして、「機内における席に対する他の
要望」の第2国の言語による会話文が表示されると、引
き続いて、表示例D5に示すように、「席に関する要望は
もうないか」の問い合わせが表示される。そして、ユー
ザの応答が「席に関する要望がまだある」である場合に
は再度表示例D4が表示されて、席に関する他の要望処
理に移行する。…ステップS28,S29,S31,S32,S26,
S23,S24 一方、ユーザの応答が「席に関する要望はもう無い」で
ある場合には、上記予め設定されている場面「席に着
く」の処理を脱出して、表示例D6に示すようにメッセ
ージ「離陸までおくつろぎ下さい」が表示され、さらに
所定時間が経過すると表示メッセージが表示例D7に示
すように「離陸しましたか?」に切り替わる。ここで、
ユーザの応答が「まだ離陸しない」である場合には再度
表示例D6が表示され、更に所定時間が経過すると表示
例D7に切り替わる。こうして、表示例D7においてユー
ザから「離陸しました」が応答されるまで、表示例D6
と表示例D7とが交互に表示される。…ステップS28,S
29,S31,S32,S30,S28,S29,S30,S28
【0031】表示例D7「離陸しましたか?」が表示さ
れている際にユーザによって「離陸しました」が応答さ
れると、再度表示例D2「機内でアシスタントできるこ
と」がメニュー表示される。そして、メニュー「飲み物
・食べ物の注文」が選択されると予め設定されている場
面「飲み物・食べ物の注文」の処理に入る。…ステップ
S28,S29,S31,S20,S21
【0032】上記表示部9に、表示例D8に示す如く、
「飲み物と食べ物の何れを注文するのか」がメニュー表
示される。そこで、上記メニュー「両方」が選択される
と、ユーザによって入力された要望は「飲み物と食べ物
の両方を注文したい」であると特定されて、先ず「飲み
物を頼む」ときの会話文が表示される。そうした後に所
定時間が経過すると、「食べ物を頼む」ときの会話文が
表示される。一方、上記メニュー「食べ物だけ」が選択
されると、ユーザによって入力された要望は「食べ物を
注文したい」であると特定されて、「食べ物を頼む」と
きの会話文だけが表示される。また、上記メニュー「飲
み物だけ」が選択されると、ユーザによって入力された
要望は「飲み物を注文したい」であると特定されて、
「飲み物を頼む」ときの会話文だけが表示される。そう
した後、上記場面「飲み物・食べ物の注文」に関して、
表示例D9に示す如く、「次に何をするか」がメニュー表
示される。…ステップS22〜ステップS27
【0033】以下、同様にして、表示例D9「次に何を
するか」が表示されている際に、ユーザによって「注文
の督促」が応答されると、注文を督促する会話文が表示
される。また、「注文の確認」が応答されると注文を確
認する会話文が表示される。また、「注文の変更」が応
答されると。注文を変更する会話文が表示される。ま
た、「料理の苦情」が応答されると料理に対する苦情の
会話文が表示される。…ステップS29,S31,S32,S26,
S27 また、「次の場面」が応答されると、場面「飲み物・食べ
物の注文」の処理から脱出して表示例D2「機内でアシ
スタントできること」がメニュー表示される。そして、
次の場面が指示されると、指定された「尋ねる」や「他
のサービスを頼む」等の場面の処理に移行するのであ
る。…ステップS29,S31,S20,S21
【0034】ここで、図4及び図5において、表示例D
1に示す如く「何のアシスタントを行うか」がメニュー
表示された際に、メニュー「入力して指示する」が選択
された後に、要望文例B3に示すように要望文「苦情を
言いたい」が直接入力されるた場合には、何の苦情か分
からないので予め設定されている場面の処理に入ること
ができない。そこで、次のように、ユーザに問い合わせ
を行って要望を特定して行くのである。すなわち、当該
要望文「苦情を言いたい」が入力されるた場所が不明で
ある場合には、表示例D10に示すように「今何処にいる
か」がメニュー表示される。そして、「飛行機内」が選
択され、離陸していることが確認されると、表示例D11
に示すように「何に対する苦情であるか」の問い合わせ
がメニュー表示される。そして、「座席に関すること」
が選択されると場面が特定されて、場面「席に着く」の
処理に入ることになる。また、「飲み物・食べ物に関する
こと」が選択されると、場面「飲み物・食べ物の注文」
の処理に入る。また、「その他のサービスに関するこ
と」が選択されると、場面「他のサービスを頼む」の処
理に入るのである。…ステップS11〜ステップS17,ス
テップS14〜ステップS17,S14
【0035】尚、上述のように、既に場面「席に着く」
等の処理が行われている場合には、RAM5には要望に
関する条件「飛行機内」が記憶されているので、表示例
D10「今何処にいるか」は表示されずに、表示例D11
「何に対する苦情であるか」が表示されることになる。
…ステップS11〜ステップS17,S14
【0036】また、上述の例では、表示例D1「何のア
シスタントを行うか」が表示されている際に、「席」に
関する要望文が入力されて、場面「席に着く」が特定さ
れる場合について説明している。しかしながら、「席」
以外に関する要望文が入力された場合には、当然なが
ら、要望文の内容に応じた場面の処理に移行することに
なる。例えば、要望文例B4に示すように要望文「喉が
渇いた」、または、要望文例B5に示すように要望文
「おかわりしたい」が入力された場合には、場面が「飲
み物・食べ物の注文」と特定されて場面「飲み物・食べ物
の注文」の処理に入る。また、要望文例B6に示すよう
に要望文「荷物を上げたい」が入力された場合には、場
面が「他のサービスを頼む」と特定されて場面「他のサ
ービスを頼む」の処理に入る。また、要望文例B7に示
すように、要望文「到着時刻を知りたい」が入力された
場合には、場面が「尋ねる」と特定されて場面「尋ね
る」の処理に入るのである。
【0037】その際に、上述した各要望文は、電源がオ
ンされて通訳処理動作がスタートした直後に入力された
場合であっても、電源オフ以前に、表示例D1「何のア
シスタントを行うか」において「飛行機内について」が
選択され、表示例D2「機内でアシスタントできるこ
と」において「座席に関する要望」が選択されて、場面
「席に着く」の処理が行われていたとすると、上記RA
M5には要望に関する条件「飛行機内」や「席は決まっ
ている」や「離陸している」等が既に格納されている。
したがって、要望解析部6は、RAM5に格納されてい
る要望に関する条件に基づいてユーザの手を煩わせるこ
となく場所や状況を判定して、ある程度場面や要望が絞
り込まれた段階に速やかに到達できるのである。こうし
て、前の会話文と関連がある会話文を検索する場合にユ
ーザに何度も同じ質問することを避けることによって、
ユーザにインテリジェンスがあると印象づけるシステム
を実現するのである。
【0038】上述のように、本実施の形態によれば、ユ
ーザは、要望解析部6の制御の下に表示部9に表示され
た要望文のメニューから相手に伝えたいことの場面に該
当するメニューを選択するか、あるいは、「〜したい」
の形式の要望文を直接タブレット1から入力して、ユー
ザが潜在的に持っている要望を特定するためのきっかけ
となる要望を提示する。そうすると、上記要望解析部6
は、ユーザによって提示されたきっかけとなる要望を解
析して、要望の場面が特定できなければ要望内容を絞り
込むための質問を提示する。この動作を要望の場面が特
定できるまで繰り返す。そして、特定された場面内にお
いて、要望内容が特定できなければ要望内容を更に絞り
込むための質問を提示する。この動作を要望内容が特定
できるまで繰り返し、要望内容が特定されると、その特
定された要望内容を最適会話選出部7に送出する。そう
すると、最適会話選出部7は、ROM3の会話文格納部
4から上記特定された要望内容を表現する第2国の言語
による会話文を選出して、表示部9に表示する。
【0039】したがって、本実施の形態によれば、ユー
ザは、最初に、きっかけとなる要望をメニュー選択する
かあるいは「〜したい」の形式の要望文を直接入力し、
要望解析部6の制御の下に時折表示部9に表示される問
い合わせに応答するだけの簡単な操作で、入力された要
望文に関してユーザーが潜在的に持っている要望内容を
明確にして目的とする会話文を得ることができる。つま
り、ユーザは目的とする会話文が予め設定されている場
面や詳細場面の何れに該当するかを覚えておく必要はな
いのである。
【0040】さらに、上述のようにユーザの要望内容が
特定されて会話文が表示されると、要望解析部6は、上
記特定された要望内容に関連する関連要望の有無をユー
ザに問い合わせ、関連要望がある場合には上述の如き要
望内容の特定処理のみを実行して関連要望の特定を行
う。したがって、最初の会話文に関連した場面の会話文
を所望の場合には、場面の特定処理を省略でき、ユーザ
に同じ場面を特定するための操作を繰り返させることが
ない。
【0041】さらに、上記要望解析部6は、最初にユー
ザから指定されたきっかけとなる要望や要望内容を絞り
込むために行った質問に対するユーザの応答から、場面
や要望内容を特定するための条件(要望に関する条件)を
抽出してRAM5に格納しておく。そして、上記場面を
特定する際や要望内容を特定する際に、RAM5に格納
されている上記要望に関する条件を参照して行う。した
がって、上記要望解析部6は、場面の特定や要望内容の
特定に際してRAM5に格納されていない、あるいは、
タブレット1から指定されていない、不明な要望に関す
る条件のみをユーザに問い合わせればよく、インテリジ
ェンスのある通訳機を提供できる。
【0042】尚、この発明における上記通訳処理動作の
アルゴリズムは、図2および図3に示すようなフローチ
ャートに限定されるものではない。
【0043】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に係
る発明の通訳機は、入力部から入力された第1国の言語
による要望文を要望解析部によって解析し、この解析結
果に基づいて、最適会話選出部によって、上記入力部か
ら入力された上記要望文に即した第2国の言語による会
話文を会話文格納部から選出して表示部に表示させるの
で、最初のきっかけの要望を「〜したい」の形式の要望
文で上記入力部から入力するだけで、要望解析部による
解析によってユーザが潜在的に持っている要望内容が明
らかにされて自動的に最適な会話文が表示される。した
がって、この発明によれば、ユーザは、自らの意志によ
って、「場面」→「詳細場面」→「例文」の如く階層を
段階的に下げるて徐々に範囲を絞る必要がなく、目的と
する会話文が何れの場面における何れの詳細場面に属し
ているかを知っている必要がない。すなわち、海外旅行
の経験の浅いユーザであっても自由に使いこなすことが
できるのである。
【0044】さらに、上述のごとく、「〜したい」の形
式で入力された要望文を要望解析部で解析し、この解析
結果に基づいて、ユーザの意志によらずに目的とする会
話文を得るので、検索性に優れ、登録できる会話文の数
が限定されることはない。
【0045】また、請求項2に係る発明の通訳機におけ
る上記要望解析部は、場面判定手段によって上記入力さ
れた要望文に基づいて会話の場面を特定できるか否かを
判定し、要望内容判定手段によって上記要望文による要
望の内容を特定できるか否かを判定し、上記場面あるい
は要望内容を特定できないと判定された要望文に関して
問い合わせ手段によって上記場面あるいは要望内容を特
定するために必要な条件を問い合わせるので、上記問い
合わせに対するユーザの応答を参照することによって、
上記場面あるいは要望内容を絞ることができる。したが
って、この発明によれば、上記要望文に関して、ユーザ
の意志によらずに、自動的に、上記場面あるいは要望内
容が特定される。換言すれば、ユーザに負担を掛けるこ
となく、ユーザが潜在的に持っている要望内容を明らか
にすることができるのである。
【0046】また、請求項3に係る発明の通訳機は、上
記要望解析部の条件抽出手段によって上記問い合わせに
対するユーザの応答内容から上記条件を抽出し、この抽
出された条件を条件格納部に格納し、上記場面判定手段
および要望内容判定手段は、上記条件格納部に格納され
た上記条件を参照して、上記会話の場面あるいは上記要
望文による要望内容を特定できるか否かを判定するの
で、上記表示部に表示された会話文に関連した要望文が
入力された場合には、上記条件格納部に格納された上記
条件を参照して、上記関連した要望文に関する上記場面
や要望内容を予め自動的に絞ることができる。したがっ
て、この発明によれば、上記問い合わせ手段による上記
問い合わせの回数を少なくして、速やかに上記場面ある
いは要望内容を特定できる。即ち、この発明によれば、
ユーザに対してインテリジェンスのある通訳機を提供で
きるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の通訳機におけるブロック図である。
【図2】図1における要望解析部および最適会話選出部
によって実行される通訳処理動作のフローチャートであ
る。
【図3】図2に続く通訳処理動作のフローチャートであ
る。
【図4】図2および図3による通訳処理動作時における
表示部の表示内容とタブレットからの要望文の内容と要
望解析部による判別内容と得られた会話文の内容の変遷
の具体例を示す図である。
【図5】図4に続く具体例を示す図である。
【図6】図5に続く具体例を示す図である。
【図7】図6に続く具体例を示す図である。
【図8】図7に続く具体例を示す図である。
【図9】従来の通訳機におけるメニュー検索処理動作の
フローチャートである。
【符号の説明】
1…タブレット、 3…ROM、4…
会話文格納部、 5…RAM、6…要望
解析部、 7…最適会話選出部、9…
表示部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザによって入力された第1国の言語
    による要望文を第2国の言語による会話文に通訳して表
    示する通訳機であって、 上記第1国の言語による要望文を「〜したい」の形式で
    入力する入力部と、 上記第2国の言語による要望に関する会話文を格納する
    会話文格納部と、 上記入力部から入力された上記要望文を解析して、上記
    要望文に関してユーザが潜在的に持っている要望の内容
    を明らかにする要望解析部と、 上記要望解析部による解析結果を受けて、上記明らかに
    された要望の内容を表現する上記第2国の言語による会
    話文を上記会話文格納部から選出して、表示部に表示さ
    せる最適会話選出部を備えたことを特徴とする通訳機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通訳機において、 上記要望解析部は、 上記入力された要望文に関して、会話の場面を特定で
    き、且つ、特定された場面が予め登録されている場面で
    あるか否かを判定する場面判定手段と、 上記特定された場面内において、上記要望文による要望
    の内容を特定できるか否かを判定し、特定できた上記要
    望の内容を上記解析結果として出力する要望内容判定手
    段と、 上記場面判定手段あるいは要望内容判定手段によって場
    面あるいは要望内容を特定できないと判定された要望文
    に関して、上記場面あるいは要望内容を特定するために
    必要な条件を問い合わせる問い合わせ手段を有して、 上記場面判定手段および要望内容判定手段は、上記場面
    あるいは要望の内容を特定できるか否かを判定する場合
    には、上記問い合わせ手段による問い合わせに対するユ
    ーザの応答の内容を参照して行うようになっていること
    を特徴とする通訳機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の通訳機において、 上記要望解析部は、上記問い合わせ手段による問い合わ
    せに対するユーザの応答内容から、上記場面や要望内容
    を特定するための条件を抽出する条件抽出手段を有する
    と共に、 上記抽出された条件を格納する条件格納部を備えて、 上記場面判定手段および要望内容判定手段は、上記場面
    あるいは要望の内容を特定できるか否かを判定する場合
    には、上記条件格納部に格納された上記条件を参照して
    判定するようになっていることを特徴とする通訳機。
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