JPH09128370A - シナリオ解析方式 - Google Patents

シナリオ解析方式

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JPH09128370A
JPH09128370A JP30496795A JP30496795A JPH09128370A JP H09128370 A JPH09128370 A JP H09128370A JP 30496795 A JP30496795 A JP 30496795A JP 30496795 A JP30496795 A JP 30496795A JP H09128370 A JPH09128370 A JP H09128370A
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Hiroaki Harada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のメディアデータが重複する不都合を解
析対象のシナリオ内から容易に見つけ出し、より信頼性
の高いシナリオを簡易に作成する。 【解決手段】 ペトリネット管理部は、メディアデータ
に対応するプレースを管理するプレース管理部101,
イベントに対応するトランジションを管理するトランジ
ション管理部102,およびプレースとトランジション
とを結ぶアークを管理するアーク管理部103を有し、
シナリオをペトリネットの形式で管理する。状態データ
生成部104は、ペトリネット管理部によって管理され
るシナリオのトークン状態の解析を行うことにより、各
メディアデータの提示態様を解析する。状態解析部10
7は、状態データ生成部104による解析結果に基づ
き、複数のメディアデータの重複が生じる状態を検出し
て、そのような重複を示す情報を出力部109を介して
提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画,音声,音
楽,テキスト,グラフィックス,静止画,アニメーショ
ン,およびメニューボタン(対話ボタン)等からなる複
数のメディアに関するデータを提示する場合の提示態様
(提示順序,提示タイミング,提示位置,提示サイズ,
および利用者の入力に対応する状態遷移等)を記述した
シナリオの解析および編集を行うシナリオ解析方式に関
する。なお、以下、複数のメディアに関するデータを含
む概念として「マルチメディアデータ」という用語を使
い、マルチメディアデータ中の個々のデータを示す概念
として「メディアデータ」という用語を用いる。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアデータを電子媒体
に記録し、コンピュータでこれらを統合的に編集し、こ
れらを提示することが可能になっている。
【0003】このようなマルチメディアデータの提示に
際しては、それぞれのメディアデータの提示順序,提示
タイミング,提示位置,提示サイズ,および利用者の入
力に対する状態遷移等を記述したシナリオが必要とな
る。
【0004】従来より、このようなシナリオに従ったマ
ルチメディアデータの提示を実現するために、シナリオ
に関する情報(例えば、ウィンドウの位置および大き
さ,ならびに提示開始時刻および提示終了時刻)を記述
する技術が開示されている(例えば、特願平1−176
675号公報(データ編集方法とその装置)参照)。
【0005】このようにシナリオに従った提示の実行を
行う場合に、複数の表示メディアデータ(動画,テキス
ト,およびグラフィックス等の表示に関するメディアデ
ータ)が画面上で重なって表示されるという不都合や、
複数の音メディアデータ(音声および音楽等の音に関す
るメディアデータ)が同時に再生されるという不都合が
生じる場合がある。
【0006】従来のシナリオを解析し編集する技術(本
発明のシナリオ解析方式に相当する技術)では、そのよ
うな不都合な状態を検出するため、またはそのような不
都合がシナリオに含まれていないことを確認するために
は、実際にシナリオに沿って全てのメディデータの提示
実行を行うしかなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシナリ
オ解析方式では、複数の表示メディアデータの重複表示
や複数の音メディアデータの同時再生という不都合な状
態がシナリオに含まれていないことを確認するために
は、実際にシナリオに沿って全てのメディアデータの提
示実行を行うしかないので、動画や音声等のような提示
に時間を要するメディアデータを含む場合に、内容の確
認のために多くの時間を必要とするという問題点があっ
た。
【0008】また、利用者の入力の態様やメディアデー
タの提示開始/終了等の条件によってマルチメディアデ
ータの提示の実行状態が変わる場合には、全ての実行状
態を網羅して上述の確認を実行することは難しく、シナ
リオにおける上述のような不都合を見逃すことも多い
(シナリオの信頼性が低くなる)という問題点があっ
た。
【0009】本発明の目的は、上述の点に鑑み、ペトリ
ネットの概念を利用してメディアデータが重複して提示
される状態(上述の不都合状態)を簡易に検出し、ユー
ザ(編集者等)にそのような状態の存在を効率よく提示
することができるシナリオ解析方式を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のシナリオ解析方
式は、マルチメディアデータの提示態様を記述したシナ
リオの解析および編集を行うシナリオ解析方式におい
て、シナリオをペトリネットの形式で管理し、メディア
データに対応するプレースを管理するプレース管理部,
イベントに対応するトランジションを管理するトランジ
ション管理部,およびプレースとトランジションとを結
ぶアークを管理するアーク管理部を有するペトリネット
管理部と、前記ペトリネット管理部によって管理される
シナリオのトークン状態の解析を行うことによって各メ
ディアデータの提示態様を解析する状態データ生成部
と、前記状態データ生成部による解析結果に基づいて、
複数のメディアデータの重複が生じる状態を検出して、
そのような重複を示す情報を出力部を介して提示する状
態解析部とを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0012】第1に、図11〜図22を参照して、本発
明のシナリオ解析方式を実施する上での基本的な考え方
について説明する。
【0013】本実施例のシナリオ解析方式では、シナリ
オは、ペトリネットと呼ばれる形式で記述される。ペト
リネットは、図11〜図15中のP1〜P5のように円
で表されている「プレース」と、T1〜T4のように線
分で表されている「トランジション」と、プレースとト
ランジションとを結ぶ矢線で表現される「アーク」とに
よって構成される。また、各プレースは、その内部状態
を表す「トークン」と呼ばれる記号を持つことができる
(図12〜図15において、トークンはプレース内の黒
丸で表されている)。
【0014】あるトランジションに対して1つ以上のプ
レースからアークが張られている場合に、それらのプレ
ースの全てにトークンが入ると、そのトランジションは
「発火可能」な状態となる。トランジションが発火する
と、そのトランジションに向かってアークが張られてい
る全てのプレースからトークンが取り除かれ、そのトラ
ンジションからアークが張られている全てのプレースに
トークンが与えられる。
【0015】図11のぺトリネットの例において、Tl
は最初に発火するトランジションであり、「入力トラン
ジション」と呼ばれる。この状態でT1が発火すると、
P1,P2,およびP3の3つのプレースにトークンが
与えられ、図12の状態になる。
【0016】この状態では、P1およびP2にトークン
が存在するため、T2は発火可能な状態であり、また、
P3にトークンが存在するためにT3も発火可能な状態
である。ここでT2が発火した場合には、P4にトーク
ンが与えられて図l3の状態になる。
【0017】このように、トランジションが発火を繰り
返した場合、このペトリネットは図11の「提示状態
0」から図15の「提示状態4」までの合計5つの状態
をとりうる。これらの各状態は、(Pl,P2,P3,
P4,P5,P6)の数列において、各プレース(P1
〜P6の各々)にトークンが存在する場合を1とし、存
在しない場合を0とした数列によって表される。例え
ば、図12の「提示状態1」は(1,1,1,0,0,
0)という数列で表される。このような各プレースのト
ークンの有無の状態を「トークン状態」と呼ぶことにす
る(各トークン状態は各提示状態に対応している)。
【0018】本発明のシナリオ解析方式において、シナ
リオと上述のペトリネットとの対応は、以下のおよび
に示すようになる。
【0019】 各プレースは各メディアデータに対応
している。あるプレース内にトークンがあるということ
は、そのプレースに対応するメディアデータが提示中で
あることを示している。
【0020】 各トランジションは、ユーザからの入
力,および動画や音声等の提示終了等のイベントを表し
ている。それらのイベントによってトークンがプレース
(プレースはメディアデータに対応している)の間を移
動し、メディアデータの提示または消去(提示終了)が
行われることによってシナリオによって表される提示状
態が進行する。
【0021】図16〜図20は、図11〜図15のトー
クン状態に対応する提示画面の例を示す図である。図1
7〜図20中のPl〜P6は、図11〜15中のPl〜
P6の各プレースに対応する各メディアデータを表す
(ここでは、これらのメディアデータは全て表示メディ
アデータであるものとする)。この例の場合には、図2
0において、P2に対応するメディアデータとP5およ
びP6に対応するメディアデータとが画面上で重なり合
う(重複する)という不都合が生じている。
【0022】本発明のシナリオ解析方式は、例えば、図
21のような形式で与えられたペトリネットシナリオ
(ペトリネット表現に適合するように作成されたシナリ
オ)について、到達可能な全てのトークン状態(マルチ
メディアデータの提示状態に対応するトークン状態)を
求め、複数のメディアデータに関する画面上での重なり
や音(音声や音楽)の同時再生等が行われた提示状態
(データ重複提示状態)に対応するトークン状態が検出
された場合に、その旨およびその提示状態を識別する情
報(提示画面やメディア名等)を編集者(ユーザ)に提
示する。
【0023】ここで、到達可能なトークン状態の全てを
求めるために、「スタック」という概念が用いられる。
スタックには、複数のトークン状態を登録して記憶させ
ることができる。また、そのようにして登録した順番と
逆の順番で、トークン状態を取り出すことができる。
【0024】図11〜図15に示すようなペトリネット
の場合には、全てのプレースにトークンが存在しないト
ークン状態0(提示状態0に対応するトークン状態):
(0,0,0,0,0,0)から開始して、以下の
(a)〜(k)に示す順序で、各トークン状態を求める
ことができる(図22参照)。
【0025】(a) 入力トランジションのT1を発火
させ、トークン状態(1,1,1,0,0,0)を得
る。これをトークン状態1(番号1のトークン状態。以
下、他のトークン状態についても同様)とする。
【0026】(b) トークン状態1をスタックに登録
し、T3を発火させ、トークン状態(0,0,1,1,
0,0)を得る。これをトークン状態2とする。
【0027】(c) トークン状態2をスタックに登録
し、T3を発火させ、ト−クン状態(0,0,0,1,
1,1)を得る。これをトークン状態3とする。
【0028】(d) トークン状態3をスタックに登録
し、T4を発火させ、トークン状態(0,0,0,0,
0,0)を得る。これはトークン状態0と同じなので、
スタックからトークン状態を復帰させてトークン状態3
に戻る。
【0029】(e) トークン状態3で発火できるトラ
ンジションはもうないので、スタックからトークン状態
を復帰させてトークン状態2に戻る。
【0030】(f) トークン状態2で発火できるトラ
ンジションはもうないので、スタックからトークン状態
を復帰させてトークン状態lに戻る。
【0031】(g) トークン状態lをスタックに登録
し、T3を発火させ、トークン状態(1,1,0,0,
1,1)を得る。これをトークン状態4とする。
【0032】(h) トークン状態4をスタックに登録
し、T2を発火させ、トークン状態(0,0,0,1,
1,1)を得る。これはトークン状態3と同じなので、
スタックからトークン状態を復帰させてトークン状態4
に戻る。
【0033】(i) トークン状態4で発火できるトラ
ンジションはもうないので、スタックからトークン状態
を復帰させてトークン状態1に戻る。
【0034】(j) トークン状態1で発火できるトラ
ンジションはもうないので、スタックからトークン状態
を復帰させてトークン状態0に戻る。
【0035】(k) トークン状態0で発火できるトラ
ンジションはもうないので、処理を終了する。
【0036】第2に、本発明のシナリオ解析方式の第1
の実施例について説明する。
【0037】図1は、本発明のシナリオ解析方式の第1
の実施例の構成を示すブロック図である(後述するよう
に、図1は、第2の実施例〜第6の実施例の構成を示す
ブロック図でもある)。本実施例のシナリオ解析方式
は、プレース管理部101と、トランジション管理部1
02と、アーク管理部103と、状態データ生成部10
4と、スタック記憶部105と、状態データ管理部10
6と、状態解析部107と、入力管理部108と、出力
部109とを含んで構成されている。なお、プレース管
理部101,トランジション管理部102,およびアー
ク管理部103によって、ペトリネット管理部が実現さ
れる。また、本実施例における出力部109は、図4中
の「表示部」および「印刷部」のうちの「表示部」によ
って実現される。
【0038】各部の詳細は以下の1〜9に示す通りであ
る。
【0039】1.プレース管理部101 各プレースの識別名(プレース識別名)と、各プレース
に対応する各メディアデータのメディア種別,メディア
名(メディアデータの名称),位置,および大きさの情
報とを管理する。例えば、図11〜図15中の各プレー
スに関する情報は、図23のような形式で格納される。
【0040】2.トランジション管理部102 各トランジションの識別名(トランジション識別名)
と、各トランジションに対応する各イベントの情報とを
管理する。例えば、図11〜図15中の各トランジショ
ンに関する情報は、図24のような形式で格納される。
【0041】3.アーク管理部103 各アークの結合元識別名および結合先識別名の情報を管
理する。例えば、図11〜図15中の各アークに関する
情報は、図25のような形式で格納される。
【0042】4.状態データ生成部104 到達可能な全てのトークン状態を求めて状態データ管理
部106に記憶させ、状態解析部107を起動してそれ
らのトークン状態を解析させる。また、処理中のトーク
ン状態またはトランジションの番号を記憶するための
「カウンタ」と、処理中のトークン状態に対応する数列
の各要素(各プレース中のトークンの有無を示す1また
は0の値)を記憶するための「トークンレジスタ」と、
カウンタおよびトークンレジスタのデータをスタック記
憶部105に登録するための指標として使用される「ス
タックポインタ」とを持ち、それらを図26のような形
式で格納する。
【0043】5.スタック記憶部105 状態データ生成部104におけるトークンレジスタおよ
びカウンタの値を、複数のトークン状態について、図2
7のような形式で記憶する。
【0044】6.状態データ管理部106 各トークン状態における各プレース(P1〜P6の各
々)の値(トークンの有無を示す1または0の値)に関
する情報を管理する。例えば、図11〜図15に示され
る各提示状態に対応する各トークン状態は、図28のよ
うな形式で格納される。
【0045】7.状態解析部107 各トークン状態に対応するメディアデータの提示状態を
解析し、複数の表示メディアデータの画面上での重なり
(重複表示)や複数の音声メディアデータの同時再生等
の不都合が検出された場合にその不都合が生じたトーク
ン状態(提示状態)の識別情報を編集者(ユーザ)に提
示する。また、解析中のトークン状態の番号を記憶する
ための「カウンタ」と、解析中のトークン状態に対応す
る数列の各要素を記憶するための「トークンレジスタ」
とを持ち、それらを図29のような形式で格納する。
【0046】8.入力管理部108 マウス,タッチパネル,および/またはキーボード等を
備え、編集者(ユーザ)からの入力を受け付ける。
【0047】9.出力部109(ここでは、表示部) 各提示状態における画面レイアウト等を表示する。
【0048】図2,図3,および図4は、状態データ生
成部104の処理を示す流れ図である。この処理は、ト
ークンレジスタ初期化ステップ201と、入力トランジ
ション発火ステップ202と、スタックポインタ0設定
ステップ203と、カウンタ0設定ステップ204と、
カウンタ・全トークン状態数比較判定ステップ205
と、トークン状態[カウンタ]番判定ステップ206
と、カウンタ1加算ステップ207と、トークン状態
[カウンタ]番登録ステップ208と、カウンタ1設定
ステップ209と、カウンタ・全トランジション数比較
判定ステップ210と、トランジション[カウンタ]番
発火可能判定ステップ211と、カウンタ1加算ステッ
プ212と、スタックポインタ1加算ステップ301
と、[スタックポインタ]番登録ステップ302と、ト
ランジション[カウンタ]番発火ステップ303と、ス
タックポインタ値判定ステップ401と、状態解析部起
動ステップ402と、トークンレジスタおよびカウンタ
復帰ステップ403と、スタックポインタ1減算ステッ
プ404とからなる。
【0049】図5は、本実施例における状態解析部10
7の処理を示す流れ図である。この処理は、カウンタ初
期化ステップ501と、カウンタ・全トークン状態数比
較判定ステップ502と、トークン状態[カウンタ]番
読込みステップ503と、表示メディアデータ重なり有
無判定ステップ504と、提示画面表示ステップ505
と、入力待ちステップ506と、カウンタ1加算ステッ
プ507とからなる。
【0050】次に、このように構成された本実施例のシ
ナリオ解析方式の動作について説明する。
【0051】状態データ生成部104は、図2,図3,
および図4に示すフローに従い、以下の1〜19に示す
ような動作を行う。
【0052】1.自己が保持するトークンレジスタ群を
全て0(非提示状態を示す情報)で初期化する(図2ス
テップ201)。
【0053】2.入力トランジションを発火させてトー
クンレジスタの内容を変更し、全トークン状態数に0を
設定する(ステップ202)。
【0054】3.自己が保持するスタックポインタに0
を設定する(ステップ203)。
【0055】4.自己が保持するカウンタに0を設定す
る(ステップ204)。
【0056】5.カウンタの値が全トークン状態数未満
であるか否かを判定する(ステップ205)。
【0057】6.ステップ205で「カウンタの値が全
トークン状態数未満である」と判定した場合には、状態
データ管理部106内のトークン状態[カウンタ]番
(トークン状態番号がカウンタの値である状態データ管
理部106内のエントリ中の各プレース識別名に対応す
る値)と各トークンレジスタの内容とが同じであるか否
かを判定する(ステップ206)。
【0058】7.ステップ206で「両者が同じでな
い」と判定した場合には、カウンタに1を加え(ステッ
プ207)、ステップ205の判定に戻る。
【0059】8.ステップ205で「カウンタの値が全
トークン状態数未満ではない」と判定した場合には、現
時点におけるトークンレジスタ群の内容を状態データ管
理部l06内のトークン状態[カウンタ]番に登録し、
全トークン状態数に1を加算する(ステップ208)。
【0060】9.カウンタに1を設定する(ステップ2
09)。
【0061】10.カウンタの値が全トランジション数
以下であるか否かを判定する(ステップ210)。
【0062】11.ステップ210で「カウンタの値が
全トランジション数以下である」と判定した場合には、
トランジション[カウンタ]番(トランジション番号が
カウンタの値であるトランジション)が発火可能である
か否かを判定する(ステップ211)。
【0063】12.ステップ211で「トランジション
[カウンタ]番が発火可能ではない」と判定した場合に
は、カウンタにlを加え(ステップ212)、ステップ
210の判定に戻る。
【0064】13.ステップ211で「トランジション
[カウンタ]番が発火可能である」と判定した場合に
は、スタックポインタにlを加える(図3ステップ30
1)。
【0065】14.トークンレジスタの内容とカウンタ
の値とを、スタック記憶部105内の[スタックポイン
タ]番(現時点の状態データ生成部104におけるスタ
ックポインタの番号をスタックポインタ情報に有するス
タック記憶部105内のエントリ)に登録する(ステッ
プ302)。
【0066】15.トランジション[カウンタ]番を発
火させてトークンレジスタの内容を変更し(ステップ3
03)、ステップ204(図2参照)の処理に戻る。
【0067】16.ステップ206で「両者が同じであ
る」と判定した場合には、スタックポインタの値が0よ
り大きいか否かを判定する(図4ステップ401)。
【0068】17.ステップ401で「スタックポイン
タの値が0より大きくはない」と判定した場合には、状
態解析部107を起動して各トークン状態を解析させ
(ステップ402)、その後に動作を終了する。
【0069】18.ステップ401で「スタックポイン
タの値が0より大きい」と判定した場合には、トークン
レジスタの内容とカウンタの値とをスタック記憶部10
5内の[スタックポインタ]番から復帰させる(ステッ
プ403)。
【0070】19.スタックポインタからlを減じ(ス
テップ404)、ステップ212(図2参照)の処理に
戻る。
【0071】状態解析部107は、上述のステップ40
2で状態データ生成部104によって起動されて、以下
の1〜7に示すような動作を行う(図5参照)。
【0072】1.自己が保持するカウンタに0を設定す
る(ステップ501)。
【0073】2.カウンタの値が全トークン状態数未満
であるか否かを判定する(ステップ502)。ステップ
502で「カウンタの値が全トークン状態数未満ではな
い」と判定した場合には、動作を終了する。
【0074】3.ステップ502で「カウンタの値が全
トークン状態数未満である」と判定した場合には、状態
データ管理部106内のトークン状態[カウンタ]番を
自己が保持する各トークンレジスタに読み込む(ステッ
プ503)。
【0075】4.プレース管理部101内の各プレース
に対応するメディアデータの位置および大きさを参照
し、表示メディアデータの画面上での重なりがあるか否
かを検出(判定)する(ステップ504)。
【0076】5.ステップ504で「表示メディアデー
タの画面上での重なりがある」と判定した場合には、現
時点でのトークンレジスタの内容に対応する提示画面
(トークンレジスタ内の「1」の値を示すプレースに対
応するメディアデータ(表示メディアデータ)が提示さ
れた画面)を、出力部109(表示部)を介して表示す
る(ステップ505)。
【0077】6.ステップ505の表示に基づく入力管
理部108を介したユーザからの入力を待つ(ステップ
506)。
【0078】7.ステップ504で「表示メディアデー
タの画面上での重なりがない」と判定した場合またはス
テップ506の入力がなされた場合には、カウンタにl
を加え(ステップ507)、ステップ502の判定に戻
る。
【0079】このようにして、表示メディアデータの画
面上での重なりを、簡易にユーザに提示することが可能
になる(ユーザはそれに対して即時に対処できる)。
【0080】第3に、本発明のシナリオ解析方式の第2
の実施例について説明する。
【0081】図1は、本実施例のシナリオ解析方式の構
成を示すブロック図でもある。各部の詳細は、第1の実
施例と同様である。
【0082】図2〜図4は、本実施例における状態デー
タ生成部104の処理を示す流れ図でもある。
【0083】図6は、本実施例における状態解析部10
7の処理を示す流れ図である。この処理は、カウンタ初
期化ステップ601と、カウンタ・全トークン状態数比
較判定ステップ602と、トークン状態[カウンタ]番
読込みステップ603と、表示メディアデータ重なり有
無判定ステップ604と、メディア名表示ステップ60
5と、入力待ちステップ606と、カウンタ1加算ステ
ップ607とからなる。
【0084】次に、このように構成された本実施例のシ
ナリオ解析方式の動作について説明する。
【0085】状態データ生成部104は、第1の実施例
における動作と同様の動作を行う(図2〜図4参照)。
【0086】状態解析部107は、図4中のステップ4
02で状態データ生成部104によって起動されて、以
下の1〜7に示すような動作を行う(図6参照)。
【0087】1.自己が保持するカウンタに0を設定す
る(ステップ601)。
【0088】2.カウンタの値が全トークン状態数未満
であるか否かを判定する(ステップ602)。ステップ
602で「カウンタの値が全トークン状態数未満ではな
い」と判定した場合には、動作を終了する。
【0089】3.ステップ602で「カウンタの値が全
トークン状態数未満である」と判定した場合には、状態
データ管理部106内のトークン状態[カウンタ]番を
自己が保持する各トークンレジスタに読み込む(ステッ
プ603)。
【0090】4.プレース管理部101内の各プレース
に対応するメディアデータの位置および大きさを参照
し、表示メディアデータの画面上での重なりがあるか否
かを検出(判定)する(ステップ604)。
【0091】5.ステップ604で「表示メディアデー
タの画面上での重なりがある」と判定した場合には、現
時点でのトークンレジスタの内容に対応する提示の状態
(重なり状態)において提示されるメディアデータの名
称(メディア名)を、出力部109(表示部)を介して
表示する(ステップ605)。
【0092】6.ステップ605の表示に基づく入力管
理部108を介したユーザからの入力を待つ(ステップ
606)。
【0093】7.ステップ604で「表示メディアデー
タの画面上での重なりがない」と判定した場合またはス
テップ606の入力がなされた場合には、カウンタにl
を加え(ステップ607)、ステップ602の判定に戻
る。
【0094】第4に、本発明のシナリオ解析方式の第3
の実施例について説明する。
【0095】図1は、本実施例のシナリオ解析方式の構
成を示すブロック図でもある。
【0096】なお、出力部109は、ここでは、「表示
部」ではなく「印刷部」によって実現される。この出力
部109(印刷部)は、各提示状態における画面レイア
ウト等を印刷する。
【0097】図2〜図4は、本実施例における状態デー
タ生成部104の処理を示す流れ図でもある。
【0098】図7は、本実施例における状態解析部10
7の処理を示す流れ図である。この処理は、カウンタ初
期化ステップ701と、カウンタ・全トークン状態数比
較判定ステップ702と、トークン状態[カウンタ]番
読込みステップ703と、表示メディアデータ重なり有
無判定ステップ704と、提示画面印刷ステップ705
と、カウンタ1加算ステップ706とからなる。
【0099】次に、このように構成された本実施例のシ
ナリオ解析方式の動作について説明する。
【0100】状態データ生成部104は、第1の実施例
における動作と同様の動作を行う(図2〜図4参照)。
【0101】状態解析部107は、図4中のステップ4
02で状態データ生成部104によって起動されて、以
下の1〜6に示すような動作を行う(図7参照)。
【0102】1.自己が保持するカウンタに0を設定す
る(ステップ701)。
【0103】2.カウンタの値が全トークン状態数未満
であるか否かを判定する(ステップ702)。ステップ
702で「カウンタの値が全トークン状態数未満ではな
い」と判定した場合には、動作を終了する。
【0104】3.ステップ702で「カウンタの値が全
トークン状態数未満である」と判定した場合には、状態
データ管理部106内のトークン状態[カウンタ]番を
自己が保持する各トークンレジスタに読み込む(ステッ
プ703)。
【0105】4.プレース管理部101内の各プレース
に対応するメディアデータの位置および大きさを参照
し、表示メディアデータの画面上での重なりがあるか否
かを検出(判定)する(ステップ704)。
【0106】5.ステップ704で「表示メディアデー
タの画面上での重なりがある」と判定した場合には、現
時点でのトークンレジスタの内容に対応する提示画面
(トークンレジスタ内の「1」の値を示すプレースに対
応するメディアデータ(表示メディアデータ)が提示さ
れた画面)を、出力部109(印刷部)を介して印刷す
る(ステップ705)。
【0107】6.ステップ704で「表示メディアデー
タの画面上での重なりがない」と判定した場合またはス
テップ705の印刷が終了した場合には、カウンタにl
を加え(ステップ706)、ステップ702の判定に戻
る。
【0108】第5に、本発明のシナリオ解析方式の第4
の実施例について説明する。
【0109】図1は、本実施例のシナリオ解析方式の構
成を示すブロック図でもある。
【0110】なお、出力部109は、第3の実施例と同
様に、「印刷部」によって実現される。
【0111】図2〜図4は、本実施例における状態デー
タ生成部104の処理を示す流れ図でもある。
【0112】図8は、本実施例における状態解析部10
7の処理を示す流れ図である。この処理は、カウンタ初
期化ステップ801と、カウンタ・全トークン状態数比
較判定ステップ802と、トークン状態[カウンタ]番
読込みステップ803と、表示メディアデータ重なり有
無判定ステップ804と、メディア名印刷ステップ80
5と、カウンタ1加算ステップ806とからなる。
【0113】次に、このように構成された本実施例のシ
ナリオ解析方式の動作について説明する。
【0114】状態データ生成部104は、第1の実施例
における動作と同様の動作を行う(図2〜図4参照)。
【0115】状態解析部107は、図4中のステップ4
02で状態データ生成部104によって起動されて、以
下の1〜6に示すような動作を行う(図8参照)。
【0116】1.自己が保持するカウンタに0を設定す
る(ステップ801)。
【0117】2.カウンタの値が全トークン状態数未満
であるか否かを判定する(ステップ802)。ステップ
802で「カウンタの値が全トークン状態数未満ではな
い」と判定した場合には、動作を終了する。
【0118】3.ステップ802で「カウンタの値が全
トークン状態数未満である」と判定した場合には、状態
データ管理部106内のトークン状態[カウンタ]番を
自己が保持する各トークンレジスタに読み込む(ステッ
プ803)。
【0119】4.プレース管理部101内の各プレース
に対応するメディアデータの位置および大きさを参照
し、表示メディアデータの画面上での重なりがあるか否
かを検出(判定)する(ステップ804)。
【0120】5.ステップ804で「表示メディアデー
タの画面上での重なりがある」と判定した場合には、現
時点でのトークンレジスタの内容に対応する提示の状態
(重なり状態)において提示されるメディアデータの名
称(メディア名)を、出力部109(印刷部)を介して
印刷する(ステップ805)。
【0121】6.ステップ804で「表示メディアデー
タの画面上での重なりがない」と判定した場合またはス
テップ805の印刷が終了した場合には、カウンタにl
を加え(ステップ806)、ステップ802の判定に戻
る。
【0122】第6に、本発明のシナリオ解析方式の第5
の実施例について説明する。
【0123】図1は、本実施例のシナリオ解析方式の構
成を示すブロック図でもある。
【0124】なお、出力部109は、第1の実施例等と
同様に、「表示部」によって実現される。
【0125】図2〜図4は、本実施例における状態デー
タ生成部104の処理を示す流れ図でもある。
【0126】図9は、本実施例における状態解析部10
7の処理を示す流れ図である。この処理は、カウンタ初
期化ステップ901と、カウンタ・全トークン状態数比
較判定ステップ902と、トークン状態[カウンタ]番
読込みステップ903と、音メディアデータ同時再生有
無判定ステップ904と、提示画面/メディア名表示ス
テップ905と、入力待ちステップ906と、カウンタ
1加算ステップ907とからなる。
【0127】次に、このように構成された本実施例のシ
ナリオ解析方式の動作について説明する。
【0128】状態データ生成部104は、第1の実施例
における動作と同様の動作を行う(図2〜図4参照)。
【0129】状態解析部107は、図4中のステップ4
02で状態データ生成部104によって起動されて、以
下の1〜7に示すような動作を行う(図9参照)。
【0130】1.自己が保持するカウンタに0を設定す
る(ステップ901)。
【0131】2.カウンタの値が全トークン状態数未満
であるか否かを判定する(ステップ902)。ステップ
902で「カウンタの値が全トークン状態数未満ではな
い」と判定した場合には、動作を終了する。
【0132】3.ステップ902で「カウンタの値が全
トークン状態数未満である」と判定した場合には、状態
データ管理部106内のトークン状態[カウンタ]番を
自己が保持する各トークンレジスタに読み込む(ステッ
プ903)。
【0133】4.プレース管理部101内の各プレース
に対応するメディアデータのメディア種別を参照し、複
数の音メディアデータの同時再生が生じているか否かを
検出(判定)する(ステップ904)。
【0134】5.ステップ904で「複数の音メディア
データの同時再生が生じている」と判定した場合には、
現時点でのトークンレジスタの内容に対応する提示画面
と当該提示の状態(音同時再生状態)において提示され
るメディアデータの名称(メディア名)とを、出力部1
09(表示部)を介して表示する(ステップ905)。
【0135】6.ステップ905の表示に基づく入力管
理部108を介したユーザからの入力を待つ(ステップ
906)。
【0136】7.ステップ904で「複数の音メディア
データの同時再生が生じていない」と判定した場合また
はステップ906の入力がなされた場合には、カウンタ
にlを加え(ステップ907)、ステップ902の判定
に戻る。
【0137】第7に、本発明のシナリオ解析方式の第6
の実施例について説明する。
【0138】図1は、本実施例のシナリオ解析方式の構
成を示すブロック図でもある。
【0139】なお、出力部109は、第3の実施例等と
同様に、「印刷部」によって実現される。
【0140】図2〜図4は、本実施例における状態デー
タ生成部104の処理を示す流れ図でもある。
【0141】図10は、本実施例における状態解析部1
07の処理を示す流れ図である。この処理は、カウンタ
初期化ステップ1001と、カウンタ・全トークン状態
数比較判定ステップ1002と、トークン状態[カウン
タ]番読込みステップ1003と、音メディアデータ同
時再生有無判定ステップ1004と、提示画面/メディ
ア名印刷ステップ1005と、カウンタ1加算ステップ
1006とからなる。
【0142】次に、このように構成された本実施例のシ
ナリオ解析方式の動作について説明する。
【0143】状態データ生成部104は、第1の実施例
における動作と同様の動作を行う(図2〜図4参照)。
【0144】状態解析部107は、図4中のステップ4
02で状態データ生成部104によって起動されて、以
下の1〜6に示すような動作を行う(図10参照)。
【0145】1.自己が保持するカウンタに0を設定す
る(ステップ1001)。
【0146】2.カウンタの値が全トークン状態数未満
であるか否かを判定する(ステップ1002)。ステッ
プ1002で「カウンタの値が全トークン状態数未満で
はない」と判定した場合には、動作を終了する。
【0147】3.ステップ1002で「カウンタの値が
全トークン状態数未満である」と判定した場合には、状
態データ管理部106内のトークン状態[カウンタ]番
を自己が保持する各トークンレジスタに読み込む(ステ
ップ1003)。
【0148】4.プレース管理部101内の各プレース
に対応するメディアデータのメディア種別を参照し、複
数の音メディアデータの同時再生が生じているか否かを
検出(判定)する(ステップ1004)。
【0149】5.ステップ1004で「複数の音メディ
アデータの同時再生が生じている」と判定した場合に
は、現時点でのトークンレジスタの内容に対応する提示
画面と当該提示の状態(音同時再生状態)において提示
されるメディアデータの名称(メディア名)とを、出力
部109(印刷部)を介して印刷する(ステップ100
5)。
【0150】6.ステップ1004で「複数の音メディ
アデータの同時再生が生じていない」と判定した場合ま
たはステップ1005の印刷が終了した場合には、カウ
ンタにlを加え(ステップ1006)、ステップ100
2の判定に戻る。
【0151】なお、複数の表示メディアデータの画面上
での重なりと複数の音メディアデータの同時再生とが重
複して生じる場合もある。そのような場合にも対処でき
るように、第1〜第4の実施例における複数の表示メデ
ィアデータの重なりの提示と、第5または第6の実施例
における複数の音メディアデータの同時再生の提示とを
同時に行うようにすることも可能である。
【0152】ちなみに、音メディアデータの同時再生の
提示に関しては、提示画面とメディア名とを共に表示ま
たは印刷するのは、提示画面のみではどのような音メデ
ィアデータが同時に再生されているかを認識できないか
らである。
【0153】さらに、本発明のシナリオ解析方式では、
図1中の出力部109を表示部と印刷部との両方で実現
し、提示画面やメディア名の表示と印刷とを同時に行う
ようにすることも可能である。
【0154】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシナリオ
解析方式によると、ペトリネットの考え方をシナリオの
解析に導入し、状態データ生成部および状態解析部を設
けること等により、複数の表示メディアデータが画面上
で重なって表示される不都合や複数の音メディアデータ
が同時に再生される不都合等を解析対象のシナリオ内か
ら容易に見つけ出すことができ、より信頼性の高いシナ
リオを簡易に作成することが可能になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシナリオ解析方式の実施例(第1の実
施例〜第6の実施例)の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の状態データ生成部の処理を示す流れ図
である。
【図3】図1中の状態データ生成部の処理を示す流れ図
である。
【図4】図1中の状態データ生成部の処理を示す流れ図
である。
【図5】第1の実施例における図1中の状態解析部の処
理を示す流れ図である。
【図6】第2の実施例における図1中の状態解析部の処
理を示す流れ図である。
【図7】第3の実施例における図1中の状態解析部の処
理を示す流れ図である。
【図8】第4の実施例における図1中の状態解析部の処
理を示す流れ図である。
【図9】第5の実施例における図1中の状態解析部の処
理を示す流れ図である。
【図10】第6の実施例における図1中の状態解析部の
処理を示す流れ図である。
【図11】本発明のシナリオ解析方式の実施の形態を説
明するためにぺトリネットの例の提示状態0を示す図で
ある。
【図12】本発明のシナリオ解析方式の実施の形態を説
明するためにぺトリネットの例の提示状態1を示す図で
ある。
【図13】本発明のシナリオ解析方式の実施の形態を説
明するためにぺトリネットの例の提示状態2を示す図で
ある。
【図14】本発明のシナリオ解析方式の実施の形態を説
明するためにぺトリネットの例の提示状態3を示す図で
ある。
【図15】本発明のシナリオ解析方式の実施の形態を説
明するためにぺトリネットの例の提示状態4を示す図で
ある。
【図16】図11に示す提示状態0に対応する提示画面
を示す図である。
【図17】図12に示す提示状態1に対応する提示画面
を示す図である。
【図18】図13に示す提示状態2に対応する提示画面
を示す図である。
【図19】図14に示す提示状態3に対応する提示画面
を示す図である。
【図20】図15に示す提示状態4に対応する提示画面
を示す図である。
【図21】本発明のシナリオ解析方式における解析対象
のシナリオの表記の例を示す図である。
【図22】図11〜15に示す提示状態0〜4に対応す
る「到達可能なトークン状態」を求める方法を説明する
ための図である。
【図23】図1中のプレース管理部に格納される各プレ
ースの格納形式の例を示す図である。
【図24】図1中のトランジション管理部に格納される
各トランジションの格納形式の例を示す図である。
【図25】図1中のアーク管理部に格納される各アーク
の格納形式の例を示す図である。
【図26】図1中の状態データ生成部に格納されるカウ
ンタ,スタックポインタ,およびトークンレジスタの格
納形式の例を示す図である。
【図27】図1中のスタック記憶部に格納されるトーク
ン状態の格納形式の例を示す図である。
【図28】図1中の状態データ管理部に格納される各ト
ークン状態の格納形式の例を示す図である。
【図29】図1中の状態解析部に格納されるカウンタお
よびトークンレジスタの格納形式の例を示す図である。
【符号の説明】
101 プレース管理部 102 トランジション管理部 103 アーク管理部 104 状態データ生成部 105 スタック記憶部 106 状態データ管理部 107 状態解析部 108 入力管理部 109 出力部(表示部/印刷部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチメディアデータの提示態様を記述
    したシナリオの解析および編集を行うシナリオ解析方式
    において、 シナリオをペトリネットの形式で管理し、メディアデー
    タに対応するプレースを管理するプレース管理部,イベ
    ントに対応するトランジションを管理するトランジショ
    ン管理部,およびプレースとトランジションとを結ぶア
    ークを管理するアーク管理部を有するペトリネット管理
    部と、 前記ペトリネット管理部によって管理されるシナリオの
    トークン状態の解析を行うことによって各メディアデー
    タの提示態様を解析する状態データ生成部と、 前記状態データ生成部による解析結果に基づいて、複数
    のメディアデータの重複が生じる状態を検出して、その
    ような重複を示す情報を出力部を介して提示する状態解
    析部とを有することを特徴とするシナリオ解析方式。
  2. 【請求項2】 複数の表示メディアデータに関する提示
    態様を記述したシナリオに含まれる提示画面の状態を順
    番に解析する状態データ生成部と、 前記状態データ生成部による解析結果に基づいて複数の
    表示メディアデータの画面上での重なりが生じる状態を
    検出し、その重なりが生じている提示画面を表示部であ
    る出力部を介して表示する状態解析部とを有することを
    特徴とする請求項1記載のシナリオ解析方式。
  3. 【請求項3】 複数の表示メディアデータに関する提示
    態様を記述したシナリオに含まれる提示画面の状態を順
    番に解析する状態データ生成部と、 前記状態データ生成部による解析結果に基づいて複数の
    表示メディアデータの画面上での重なりが生じる状態を
    検出し、その重なり状態において提示されているメディ
    アデータの名称を表示部である出力部を介して表示する
    状態解析部とを有することを特徴とする請求項1記載の
    シナリオ解析方式。
  4. 【請求項4】 複数の表示メディアデータに関する提示
    態様を記述したシナリオに含まれる提示画面の状態を順
    番に解析する状態データ生成部と、 前記状態データ生成部による解析結果に基づいて複数の
    表示メディアデータの重なりが生じる状態を検出し、そ
    の重なり状態が生じている提示画面を印刷部である出力
    部を介して印刷する状態解析部とを有することを特徴と
    する請求項1記載のシナリオ解析方式。
  5. 【請求項5】 複数の表示メディアデータに関する提示
    態様を記述したシナリオに含まれる提示画面の状態を順
    番に解析する状態データ生成部と、 前記状態データ生成部による解析結果に基づいて複数の
    表示メディアデータの画面上での重なりが生じる状態を
    検出し、その重なり状態において提示されているメディ
    アデータの名称を印刷部である出力部を介して印刷する
    状態解析部とを有することを特徴とする請求項1記載の
    シナリオ解析方式。
  6. 【請求項6】 複数の音メディアデータに関する提示態
    様を記述したシナリオに含まれる音声や音楽の提示の状
    態を順番に解析する状態データ生成部と、 前記状態データ生成部による解析結果に基づいて複数の
    音メディアデータの同時再生が生じている状態を検出
    し、その同時再生状態における提示画面および提示され
    ているメディアデータの名称を表示部である出力部を介
    して表示する状態解析部とを有することを特徴とする請
    求項1記載のシナリオ解析方式。
  7. 【請求項7】 複数の音メディアデータに関する提示態
    様を記述したシナリオに含まれる音声や音楽の提示の状
    態を順番に解析する状態データ生成部と、 前記状態データ生成部による解析結果に基づいて複数の
    音メディアデータの同時再生が生じている状態を検出
    し、その同時再生状態における提示画面および提示され
    ているメディアデータの名称を印刷部である出力部を介
    して印刷する状態解析部とを有することを特徴とする請
    求項1記載のシナリオ解析方式。
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